JPS61203516A - 電気開閉機構 - Google Patents
電気開閉機構Info
- Publication number
- JPS61203516A JPS61203516A JP4292685A JP4292685A JPS61203516A JP S61203516 A JPS61203516 A JP S61203516A JP 4292685 A JP4292685 A JP 4292685A JP 4292685 A JP4292685 A JP 4292685A JP S61203516 A JPS61203516 A JP S61203516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- closing
- opening
- contacts
- switching mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Relay Circuits (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、リレー、電磁開閉器、ブレーカー等に用いる
電気開閉機構に関する。
電気開閉機構に関する。
(従来技術とその問題点)
従来、リレー、電磁開閉器、ブレーカ−等に用いる電気
開閉機構の接点は、投入時と開離時とも同一の接点であ
る。例えば第4図に示す如(プランジャー型のノーマル
オープン2点切り電磁開閉器に於ける接点Lr、Ltは
いずれも投入用接点と解離用接点を兼用している。この
為、接点L1、L2の接点材としてAg−Cd0等の耐
溶着性の高い接点材料を用いても、開離時に発生するア
ーク放電により開閉回数が進むと、接点表面にAgリッ
チ等のAg−Cd0とは別の接点材が形成されることが
余儀なくされた。しかも、この接点表面上に形成される
物質は接触抵抗を高く不安定にさせて消耗を促進させ及
び溶着事故を発生させる原因となり、電気開閉機構のト
ラブルを引き起す一因となっていた。
開閉機構の接点は、投入時と開離時とも同一の接点であ
る。例えば第4図に示す如(プランジャー型のノーマル
オープン2点切り電磁開閉器に於ける接点Lr、Ltは
いずれも投入用接点と解離用接点を兼用している。この
為、接点L1、L2の接点材としてAg−Cd0等の耐
溶着性の高い接点材料を用いても、開離時に発生するア
ーク放電により開閉回数が進むと、接点表面にAgリッ
チ等のAg−Cd0とは別の接点材が形成されることが
余儀なくされた。しかも、この接点表面上に形成される
物質は接触抵抗を高く不安定にさせて消耗を促進させ及
び溶着事故を発生させる原因となり、電気開閉機構のト
ラブルを引き起す一因となっていた。
(発明の目的)
本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり、
投入時と開離時の接点を別個にして、夫々の接点に所要
の接点材を用いることにより、耐溶着性、接触抵抗の安
定性、耐消耗性の向上を図ることができるようにした電
気開閉機構を提供することを目的とするものである。
投入時と開離時の接点を別個にして、夫々の接点に所要
の接点材を用いることにより、耐溶着性、接触抵抗の安
定性、耐消耗性の向上を図ることができるようにした電
気開閉機構を提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明の電気−閉機構は、投入用接点と開離用接点とを
有し、投入用接点を閉じたとき回路に電気が流れ、解離
用接点が開いたとき回路に電気が流れなくなるようにな
されたものである。
有し、投入用接点を閉じたとき回路に電気が流れ、解離
用接点が開いたとき回路に電気が流れなくなるようにな
されたものである。
このように本発明の電気開閉機構は、投入用接点と開離
用接点とを個別に有するので、投入用接点にAg−Cd
O5Ag−3nOz 、Ag −W、Ag−C等の耐溶
着性の高い接点材を用い、開離用接点にAg−CdOl
Ag−3nO□、Ag。
用接点とを個別に有するので、投入用接点にAg−Cd
O5Ag−3nOz 、Ag −W、Ag−C等の耐溶
着性の高い接点材を用い、開離用接点にAg−CdOl
Ag−3nO□、Ag。
Ag−Ni、Ag−Cu等の耐消耗性の高い接点材を用
いることにより、耐溶着性、接触抵抗の安定性、耐消耗
性の向上を一層図ることができるものである。
いることにより、耐溶着性、接触抵抗の安定性、耐消耗
性の向上を一層図ることができるものである。
(実施例)
本発明の電気開閉機構の実施例1.2と従来例について
説明する。
説明する。
実施例1
第1図に示す回路のノーマルオープン2点切り電磁開閉
器に於ける接点M+ 、Mlの内、一方の接点M+を開
離用接点とし、他方の接点M2を投入用接点とし、投入
用接点M2は開離用接点M。
器に於ける接点M+ 、Mlの内、一方の接点M+を開
離用接点とし、他方の接点M2を投入用接点とし、投入
用接点M2は開離用接点M。
に対して第2図のタイミングチャートに見られるように
時間的な遅れtdを持たせである。従って、投入時には
開離用接点M1が先に閉じ、td後投入用接点M2が閉
じ、開離時には開離用接点M。
時間的な遅れtdを持たせである。従って、投入時には
開離用接点M1が先に閉じ、td後投入用接点M2が閉
じ、開離時には開離用接点M。
が先に開かれ、td後投入用接点M2が開かれる。
尚、第1図の回路中のAは電源、Bは負荷である。
実施例2
この実施例は、前記実施例の開離用接点M、投入用接点
M2が回路中で直列に配されていたものを、第3図の回
路に示されるように並列に配したもので、投入時には投
入用接点M2が先に閉じ、td後開離用接点M、が閉じ
、開離時には投入用接点M2が先に開かれ、td後開離
用接点M、が開かれる。尚第3図の回路中のAは負荷で
ある。
M2が回路中で直列に配されていたものを、第3図の回
路に示されるように並列に配したもので、投入時には投
入用接点M2が先に閉じ、td後開離用接点M、が閉じ
、開離時には投入用接点M2が先に開かれ、td後開離
用接点M、が開かれる。尚第3図の回路中のAは負荷で
ある。
然して第1図に示す実施例1の電気開閉機構の開離用接
点M、の接点材にAgを用い、投入用接点M2の接点材
にAg−Cd0を用い、投入用接点M2の開離用接点M
、に対する時間的な遅れtdを0.1 s e cとし
、一方第4図に示す従来例の電気開閉機構の接点L+
、Lxの接点材にAg−Cd0を用いて下記の試験条件
で耐溶着試験を行った処、下記の表−1に示すような結
果を得た。
点M、の接点材にAgを用い、投入用接点M2の接点材
にAg−Cd0を用い、投入用接点M2の開離用接点M
、に対する時間的な遅れtdを0.1 s e cとし
、一方第4図に示す従来例の電気開閉機構の接点L+
、Lxの接点材にAg−Cd0を用いて下記の試験条件
で耐溶着試験を行った処、下記の表−1に示すような結
果を得た。
試 験 条 件
電 圧:AC200v
電 流:突入電流75A(0,1秒)定常15A(1
秒) 開閉頻度:20回/分 力 率:0.5 接触力 : 100g 開離力 :200g 表−1 次に第3図に示す実施例2の電気開閉機構の開離用接点
M、の接点材にAg−Cを用い、投入用接点M2の接点
材にAgを用い、投入用接点M2の開離用接点M、に対
する時間的な遅れtdを0.1secとし、一方第4図
に示す従来例の電気開閉機構の接点Lt、Lxの接点材
にAg−Cを用いて前記と同様の回路条件で耐消耗試験
を行った処、下記の表−2に示すような結果を得た。
秒) 開閉頻度:20回/分 力 率:0.5 接触力 : 100g 開離力 :200g 表−1 次に第3図に示す実施例2の電気開閉機構の開離用接点
M、の接点材にAg−Cを用い、投入用接点M2の接点
材にAgを用い、投入用接点M2の開離用接点M、に対
する時間的な遅れtdを0.1secとし、一方第4図
に示す従来例の電気開閉機構の接点Lt、Lxの接点材
にAg−Cを用いて前記と同様の回路条件で耐消耗試験
を行った処、下記の表−2に示すような結果を得た。
前記表−1及び表−2で明らかなように実施例1及び実
施例2の電気開閉機構は、従来例の電気開閉機構に比べ
溶着発生迄の開閉回数が著しく多く、また接点消耗量が
極めて少ないことが判る。
施例2の電気開閉機構は、従来例の電気開閉機構に比べ
溶着発生迄の開閉回数が著しく多く、また接点消耗量が
極めて少ないことが判る。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明の電気開閉機構は、投入時と開
離時の接点を別個に設け、投入接点を閉じたとき回路に
電気が流れ、開離用接点が開いたとき回路の電気が断た
れるようになされているので、夫々の接点に所要の性質
の接点材を用いることにより5、接点表面の異質の接点
材が形成されることがないので、接触抵抗を低く安定さ
せることができ、またアーク消耗量を大幅に減少して耐
消耗性を向上でき、さらに溶着発生迄の開閉回数を大幅
に増大して耐溶着性を向上できる等の優れた効果がある
。
離時の接点を別個に設け、投入接点を閉じたとき回路に
電気が流れ、開離用接点が開いたとき回路の電気が断た
れるようになされているので、夫々の接点に所要の性質
の接点材を用いることにより5、接点表面の異質の接点
材が形成されることがないので、接触抵抗を低く安定さ
せることができ、またアーク消耗量を大幅に減少して耐
消耗性を向上でき、さらに溶着発生迄の開閉回数を大幅
に増大して耐溶着性を向上できる等の優れた効果がある
。
第1図は本発明の電気開閉機構の一例を示す回路図、第
2図は本発明の電気開閉機構における投入用接点と開離
用接点のタイミングチャート図、第3図は本発明の電気
開閉機構の他の例を示す回路図、第4図は従来の電気開
閉機構を示す回路図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第1図 第2図 第4図
2図は本発明の電気開閉機構における投入用接点と開離
用接点のタイミングチャート図、第3図は本発明の電気
開閉機構の他の例を示す回路図、第4図は従来の電気開
閉機構を示す回路図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第1図 第2図 第4図
Claims (1)
- 投入用接点と開離用接点とを有し、投入用接点を閉じた
とき回路に電気が流れ、解離用接点が開いたとき回路に
電気が流れなくなるようになされた電気開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292685A JPS61203516A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 電気開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292685A JPS61203516A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 電気開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61203516A true JPS61203516A (ja) | 1986-09-09 |
Family
ID=12649622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292685A Pending JPS61203516A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 電気開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61203516A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5510684A (en) * | 1992-04-28 | 1996-04-23 | Asmo Co., Ltd. | Drive control circuit for motor |
US7170462B2 (en) | 2002-09-11 | 2007-01-30 | Citizen Watch Co., Ltd. | Antenna structure and radio controlled timepiece |
US7813712B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-10-12 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Electronic device having metal outer case and antenna therein |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5261765A (en) * | 1975-11-18 | 1977-05-21 | Tokyo Shibaura Electric Co | Breaker with throwing resistor |
JPS5512618A (en) * | 1978-07-12 | 1980-01-29 | Tokyo Shibaura Electric Co | Vacuum switch |
JPS5834523A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-01 | 株式会社東芝 | しや断器 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP4292685A patent/JPS61203516A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5261765A (en) * | 1975-11-18 | 1977-05-21 | Tokyo Shibaura Electric Co | Breaker with throwing resistor |
JPS5512618A (en) * | 1978-07-12 | 1980-01-29 | Tokyo Shibaura Electric Co | Vacuum switch |
JPS5834523A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-01 | 株式会社東芝 | しや断器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5510684A (en) * | 1992-04-28 | 1996-04-23 | Asmo Co., Ltd. | Drive control circuit for motor |
US7170462B2 (en) | 2002-09-11 | 2007-01-30 | Citizen Watch Co., Ltd. | Antenna structure and radio controlled timepiece |
US7813712B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-10-12 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Electronic device having metal outer case and antenna therein |
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