JPS61200691A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波加熱装置のドアーの電波漏洩防止構造に
関するものである。

従来の技術 従来この種の高周波加熱装置のドアにおいては、第６図
及び第７図に示すように加熱室２の前面開口部周囲壁面
６と接触するドアーフレーム外周壁６ａに形成されたキ
ャビティ１３内にスリット板７のドアフレーム６にスポ
ットする端辺７ｄがドアフレーム外周壁５ａ側に向き、
かつ、ドアー４本体に垂直になるようにスリット板７を
設け、第１キヤビテイ１３ａと第２キヤピテイ１３ｂと
に分割し、加熱室２側の第１キヤビテイ１３ａにおいて
スリット板７の遊端部７ａとドアフレーム５の加熱室２
側のキャビテイ壁面６ｂとでスリットチョークシールを
形成し電波漏洩防止ヶ行なう構造となっている。（実験
値ではｂ１＝約７〜８ｍｍ・ｂ２＝１４〜１６ｗｎ） また、ドアフレーム６の加熱室２の開口部分にはパンチ
ングが施こされており、加熱室２が透視でき、パンチン
グ部にはゴミ、食品カスが付着しないよう又掃除しやす
いようにポリエステルフィルム８が貼付られている。９
はドアー４本体の外観部を構成するドアー外体でドアー
外体９の引掛爪部９ａを、ドアースクリーン６の開口部
５Ｃに通しスリット板７の角孔部７ｂに引掛けることに
よってドアフレーム５に固定されている。また、キャビ
ティカバー（誘電体）１ｏは、キャビティカバー１ｏの
引掛爪部１０ａを利用してスリット板７の角孔部７Ｃに
引掛は固定されている。ドアースクリーン１２は、ドア
外体９にドアースクリーン１２の両端だけを埋め込み固
定されている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、前記構成ではスリット板７のドアフレーム６
にスポットされる端辺７ｄがドアフレーム外周壁面側５
ａに向いている為、第２キヤビテイ１３ｂが大きくなり
、その容積分だけドアの外形が大きくなったシ加熱室２
の透視部が小さくなるなどの欠点があった。そこで第８
図に示すドアーにおいてはドアフレーム５にスポットさ
れるスリット板７の端辺７ｄがキャビテイ壁面側５ｂに
向くようにスリット板７をドアフレーム５にスポットし
たものである。

スリット板７とドアフレーム６のスポットについては第
９図に示すように、各導線幅ａの間にスポットの治具が
挿入され導線幅ａの範囲外でスポットされている。

ところが、上記構成では導線幅ａの範囲外でスポットし
ているため、部品・作業のバラツキ等によりスリット板
７の導線幅ａの下面におけるスリット板７とドアフレー
ム５の間にスキマが発生する為、電波漏洩防止が充分に
出来ない問題があった０ 本発明はこのような従来の問題点を解消するもので、ド
アの小型化及び透視部面積の拡大をはかυながら、電波
漏洩防止性能の向上を図ったドアーを提供することを目
的としたものである。

問題点を解決するための手段 本発明の高周波加熱装置は、ドアフレームにスポットす
るスリット板の端辺の方向をドアフレームの加熱室側の
キャビテイ壁面側に向くようにするとともに、スリット
板の上面に角孔部を設け、導線幅の範囲内でドアーフレ
ームとスリット板をスポットするものである。

作用 本発明の高周波加熱装置は、スリット板の形状を変える
ことにより小型のドアが出来、またスリット板の上面に
角孔部を設けて、スポットの治具がスリット板の導線幅
内に挿入できるようにし、導線幅の範囲内でドアーフレ
ームとスリット板をスポットすることによシ、作業およ
び部品のバラツキや、外部からの衝撃等により、スリッ
ト板の導線幅の部分とドアフレームとの間に隙間が発生
することはなくなる。

実施例 以下、本発明の一実施例の高周波加熱装置を図面を参照
して説明する。

第１図〜第５図において、高周波加熱装置の本体１の内
部には一面が開口になった加熱室２が位置し、前記加熱
室２の開口部にはノ・ンドル３の操作によって開閉自在
にあるドアー４本体が取り付けられている。加熱室２に
は被加熱物が置かれマグネトロン（図示せず）から照射
された高周波によって誘電加熱される構成になっている
。

次に本構成の要部であるドアー４本体について説明する
。金属体から成シ中央部に被加熱物透視用のパンチング
を有し、ドアー４本体の骨格を形成しているドアフレー
ム６のキャビティ１３の内部には、垂直壁及び上面にそ
れぞれに角孔部を設けた金属製のスリット板７がスポッ
トされておシ、キャビティ１３内をスリット板７で第１
キヤビテイ１３ａと第２キヤビテイ１３ｂとに分割し、
加熱室２側の第１キヤビテイ１３ａにおいてスリット板
７の遊端部７ａとドアフレーム５の加熱室２側のキャビ
ティ壁面６ｂとでスリットチョークシールを形成し電波
漏洩防止を行なう。実験値ではｂ＝６〜７ｆＩｒ！ｎ、
ｂ２＝１４〜１６ｆｒｒＩｎ）スリット板７とドアーフ
レーム６のスポットについては第４図に示すように、ス
リット板７の上面の角孔部７ｅにスポット治具１４を挿
入し、導線幅ａの範囲内でスポットする。なお、その他
のドアー４の構成は従来例と同様である。

発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置は、ドア−の構成
において、スリット板のドアフレームにスポットされる
端辺がドアフレームの加熱室側キャビティ壁面側に向く
構成とし、スリット板の端辺がドアフレームの外周壁側
に向く構成としたものに比べて余分なキャビティ空間が
減少でき、ドアの小型化及びドアの透視部面積の拡大が
図れると共に前記スリット板の上面に角孔部を設ける構
成にすることにより、前記スリットパン上面の角孔部を
利用してスポット用治具が挿入でき、スリット板とドア
フレームをスリット板の導線市内でスポットすることが
可能となり、第１０図に示すようにドアーｑ電波漏れ開
口特性が導線中外でスポットしたものに比べて向上し、
電波漏洩防止性能の向上が図れるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるドアーの要部斜視図
、第２図は高周波加熱装置の斜視図、第３図は本発明の
一実施例におけるドアーの一部切欠斜視図、第４図は本
発明の一実施例におけるドアーのスポット部斜視図、第
６図は本発明の一実施例におけるドアー〇側面断面図、
第６図は従来例のドアーの側面断面図、第７図は従来例
のドア視図、第１０図は本発明および従来の電波漏れ開
口特性の特性図である。 ４・・・・・・ドアー、５・・・・・・ドアーフレーム
、７・・・・・・スリット板、７ｄ・・・・・・スリッ
ト板端辺、７ｅ・・・・・・スリット板上面角孔部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ！ 第３図 第　４　因 Ｊ、５図 第７図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室の開口部に開
   閉自在に装着されたドアーを備え、前記ドアーには前記
   加熱室の開口部周囲壁面と接触するドアフレームを備え
   、また前記ドアフレームの外周壁に形成された溝状のキ
   ャビティ内には、前記ドアフレームにスポットされる端
   辺と、その端辺の上方に位置するとともに孔部を形成し
   た上面を有するスリット板が設けてあり、前記スリット
   板と前記ドアフレームは、前記スリット板の導線幅の範
   囲内でスポットする構成とした高周波加熱装置。