JPS61198401A - 録音内容に応じた複数の外部出力軸を有する簡易音響再生機 - Google Patents

録音内容に応じた複数の外部出力軸を有する簡易音響再生機

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JPS61198401A
JPS61198401A JP60037890A JP3789085A JPS61198401A JP S61198401 A JPS61198401 A JP S61198401A JP 60037890 A JP60037890 A JP 60037890A JP 3789085 A JP3789085 A JP 3789085A JP S61198401 A JPS61198401 A JP S61198401A
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    • G11B3/001Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor with vibrating mechanical coupling means between pick-up element and sound producing element
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    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、録音内容に応じた複数の出力軸を有する簡
易音響再生機に関し、特に、複数の録音溝を有するレコ
ード盤の特定の録音溝の録音内容を再生した後に、その
簡易音響再生機を組み込んだ装置にその再生した録音内
容に応じた動作をさせるための外部出力軸を選択して作
動できるようにした。
〔従来の技術〕
この発明に関連し、また近位した構成の一部を有する音
響再生機は、例えば英国特許第123865号明細書に
開示されている。これは、レコード盤を駆動するための
動力源であるモータが、センターピンを介してレコード
盤以外の作動部分を駆動できるように、センターピンに
ギア装置を連絡し、これによって、レコード盤以外の作
動部分が駆動されるというものである。
また、特開昭60−7601号公報には、録音内容の再
生が終了した後に、ピックアップが針落部に落ちてレコ
ード盤が前進してこのレコード盤、  に固定されたセ
ンターピンも前進し、このセンターピンに固定された歯
車が外部出力軸の歯車と噛合したり解離したりするよう
にした外部出力軸を有する簡易音響再生機が開示されて
いる。もっとも、これは、この出願の発明者と同一の発
明者になるものであり、この発明者はこの発明に最も近
偵した先行技術であると認識している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来技術においては、あくまでも一本の外部
出力軸しか有しておらず、複数の録音溝の夫々の録音内
容によって意味付けられた動作を、特定の録音溝の録音
内容を再生した後に、その簡易音響再生機が組み込まれ
た装置に行わせるように外部出力軸の一つを選択して作
動させることはできない。
しかしながら、昨今においては、例えば、ロボット玩具
のようなものに、複数の内容の発声をさせてその発声に
対応する動作をさせるようにした玩具が望まれるように
なってきた。
従来技術では、このような要望を満足することができな
い問題点があった。
而して、こめ発明の目的は、簡易音響再生機を組み込ん
だ装置に、その簡易音響再生機の動力によって、複数の
再生内容の夫々に対応する動作をさせることができる、
複数の外部出力軸を有する簡易音響再生機を提供するこ
とにある。
また、この発明の目的は、発声と動作とをシーケンシャ
ルに行わせることができる、複数の外部出力軸を有する
簡易音響再生機を提供するにある。
更にこの発明の目的は、モータに対して、音響の再生と
外部装置の動作の負荷を同時にかけないようにした、複
数の外部出力軸を有する簡易音響再生機を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、かかる問題を解決して前記諸口的を達成す
るために、例えば図示する実施例のように、録音内容に
応じた複数の外部出力軸1,2゜3を有する簡易音響再
生機において、前記外部出力軸1,2.3は、録音溝1
a、2b、3cの各再生終点に対応してレコード盤4の
回転平面に沿って配置されており、レコード盤4を支え
るためにレコード盤4の中心に固定したセンターピン5
と前記外部出力軸1,2.3の夫々とを連絡する伝動機
構6は、前記センターピン5に固定した駆動車6aと、
前記レコード盤4及び前記センターピン5を押杆7で前
記レコード盤に針圧を与えている針圧ばね8に抗して後
退させたとき、係合手段9の係合によって前記センター
ピン5と共に回転するように軸支した公転軸受枠体6b
と、この公転軸受枠体6bに担持された遊星軸6Cと、
この遊星軸6Cによって軸方向に移動でき回転もできる
ように支持されて前記駆動車6aに常時伝動連絡してい
る遊星車6dと、前記遊星車6dを常時前記駆動車6a
に伝動連絡させ、且つその駆動車6aと共に軸方向に移
動させるために前記駆動車6aの軸方向前後に前記セン
ターピン5に固定され前記遊星車6dを挟むように配置
されている案内部材6f、6g点、前記駆動車6aと遊
星車6dとが前進した位置にあるときに前記遊星車6d
が伝動連絡でき、前記駆動車6a及び遊星車6dが後退
した位置にあるときはその遊星車6dが軸方向に離れた
位置にあるように、前記各外部出力軸1,2.3に固定
されている被動車6h、6i、63とでなり、前記係合
手段9は、前記センターピン5の前進位置においては公
転軸受枠体6bが該センターピン5の回転にかかわらず
停止できるように構成してあり、更に、前記各外部出力
軸1,2.3は前記録音溝1a、2b、3cの録音内容
に応じた作動をさせるために用途が定められていて、前
記録音溝1a、2b、3cの録音内容の再生が終了して
ピックアップ10がレコード盤4の再生終点の側に設け
た針落部1)に落ちることによってセンターピン5と共
に駆動車6a。
遊星車6dが前進方向に移動する回転位相における位置
が、前記再生した録音溝1a、  2b、3cの録音内
容に対応する用途の外部出力軸1.2゜3の被動車6h
、6i、6jの一つに前記遊星車6dが係合できる位置
となるように設定した。
〔作用〕
再生終点の側にある針落部に、録音溝を走査してきて録
音の再生を終了したピックアップが落ち込み、針圧ばね
の力によってレコード盤がセンターピンと共に前進する
と、センターピンに固定された駆動車と案内部材とが前
進する。公転軸受枠体に担持された遊星軸によって軸方
向に移動でき且つ回転可能に軸支された遊星車は、前記
案内部材に案内され、駆動車に伝動連絡したまま軸方向
に前進して、外部出力軸に固定された被動車の軸方向位
置に配置される。そこで、遊星車が慣性又はセンターピ
ンとの摩擦等によって更に公転族、回すれば、遊星車は
、その公転旋回の方向にある第1番目の被動車に当接係
合する。これによって、その被動車の外部出力軸が駆動
される。このときには、係合手段は、公転軸受枠体がセ
ンターピンの回転に拘わらず停止できるようになってい
る。
これは、係合手段が摩擦式のものであっては、その摩擦
を越えた力でセンターピンが回ることによって、また、
掛止式のものにあっては、例えば案内部材に設けた突起
が公転軸受枠体の孔から脱出した状態となるようにして
公転軸受枠体とセンターピンとの回転方向の一体化を解
除するようにすることもできる。而して、ピックアップ
が、録音の再生中にあってレコード盤とセンターピンと
が後退した位置にある間は、係合手段によって、公転軸
受枠体はセンターピンと回転方向に実質的に一体化する
。そして、前記遊星車が被動車に伝動連絡できる位置に
移動する回転位相における位置は、レコード盤の録音溝
の再生終点の針落部回転位相における位置によって決定
されており、また、外部出力軸の夫々が、その再生終点
より公転軸受枠体の回転方向に対応した位相位置に配置
しであるから、公転軸受枠体が、慣性或いは摩擦によっ
て更に回転すれば、この公転軸受枠体に担持された前記
遊星車は、再生した録音内容の録音溝の再生終点位置に
対応する外部出力軸の被動車に伝動連絡し、その外部出
力軸が駆動される。
〔実施例〕
第1図は、この発明の実施例の簡易音響再生機の分解斜
視図であり、第2図は、第1図の簡易音響再生機を組立
た状態で長手方向に縦断した断面ずであるが、これらの
図から明らかなように、ケーシング30は、シャシ3Q
aとハウジング30bの部分とギヤボックス30dとか
らなる。
ハウジング30bには、ダイヤフラムボックス33が形
成されており、この中にスピーカダイヤフラム32が固
定されている。このスピーカダイヤフラム32の底部に
は、水平に音伝部材34が展開固設しである。そして、
シャシ30aの上部には、中板30cを展開設置してあ
り、この上にピックアップIOがその後端で枢着されて
いる。
そして、そのピックアップ10の先端には、再生計10
aが下方に向かって突設してあり、この先端の部分が中
板30cの面に沿って旋回でき且つその中板30cの面
と交差する方向にも揺動できるようになっている。
シャシ30aの内部には、センタービン5を中心部に固
定したレコード盤4が、水平方向に回転できるように、
しかも軸方向に移動できるように支持されている。また
、第2図において8は針圧ばねであるが、これによって
、レコード盤4は、常時音伝部材34の方に弾力的に付
勢される。
このレコード盤4は、その録音部4aとターンテーブル
4bとからなり、録音部4aの上には、第7図に示すよ
うに3本の録音溝1a、lb、ICが渦巻き状に刻設さ
れている。この場合、レコード盤40周縁部側に再生始
点を設けてあり、再生終点はレコード盤4の中心部側に
設けた。そして、そのレコード盤4の中心部には、針落
部1)として、平面環状に凹陥した部分を設けである。
而して、録音溝1a、Ib、lcの各再生終点部分は、
前記針落部1)に案内されている。
また、レコード盤4のターンテーブル4bの回転外周面
は、プーリとして構成されており、そのための溝が形成
されている。
前記中板30cの前記音伝部材34が展開する部位には
、長日35が開設されていて、前記ピックアップlOの
先端に突設した再生針10aが、前記レコード盤4の録
音部4a上の録音面に臨んで、前記録音溝1a、lb、
Icに吻合できるようになっている。而して、ピンクア
ップ1oの先端は、音伝部材35とレコード盤4との間
に常時配置されている。
前記ピックアップ10の後端の枢着部には、復帰ばね3
6が取付けられており、これによって、ピックアップ1
0の先端は、常時レコード盤4の再生始点の方向とその
録音面から離れる方向とに弾力的に付勢される。
モータMは、中板30cの上に固定され、その出力軸3
7は、シャシ30aの中でセンタービン5と平行に、し
かもターンテーブル4bの回転外周面に側周面を対面さ
せて臨んでいる。第2図において38はベルトであり、
前記出力軸37とターンテーブル4bとを連絡している
第1図、第2図において、39はバッテリーボックス、
40はその中に収納されたバッテリーである。このバッ
テリー40によって、モータMは電源を供給される。そ
して、図中7は押杆であって、これは常時ケーシング3
0の外の方向にコイルばね41によって弾力的に付勢さ
れており、その先端は、レコード盤4の録音面に対面し
いる。
而して、この押杆7を前記コイルばね41の付勢に抗し
て押し込むと、レコード盤4は、センタ−ピン5を伴っ
て、針圧ばね8の付勢に抗して後退する。
また、第1図、第2図において、42は抵抗器で構成し
たスピードコントローラである。
特に第1図において43で示すのは、ピックアップ10
のストッパポストであり、これによってピックアップ1
0は、レコード盤4の再生始点より外側に脱出しないよ
うに規制される。
第2図、第3図、第4図のように、ギヤボックス30d
は、シャシ30aの下に突設しである。
この中に、シャシ30aに軸支したセンターピン5が延
出軸支されている。
このセンターピン5を囲むように、レコード盤4の回転
面に沿って3本の外部出力軸1. 2. 3が回転自在
に軸支されており、各先端部は、ギヤボックス30dの
底板から外部に突出している。
これらの外部出力軸1.2.3は、レコード盤4の録音
溝1a、lb、lcの録音内容に対応するように意味付
けられている。
そして、このギヤボックス30d内には、伝動機構6が
構成されている。この伝動機構6は、センターピン5に
固設した駆動車6aである駆動歯車と、この駆動車6a
の進退方向両側においてやはりセンターピン5に固設配
置された案内部材6「、6gと、このセンターピン5に
対しては回転方向及び軸方向に自由な状態に支持された
公転軸受枠体6bと、この公転軸受枠体6bによって前
記センターピン5と平行に支持された遊星軸6cと、こ
の遊星軸6Cによって軸方向に移動でき回転もできるよ
うに支持され、しかも前記案内部材6f、6gによって
規制されて常時駆動車6aと伝動連絡していながら軸方
向にも案内されている遊星車6dである中間歯車と、前
記駆動車6aと遊星、車6dとが前進した位置にあると
きに前記遊星車6dが伝動連絡でき、前記駆動車6aと
遊星車6bとが後退した位置にあるときにはその遊星車
6bが離れて伝動連絡していない状態にある軸方向位置
で、前記各外部出力軸1,2.3に固定されている被動
車6h、6i、6jである被動歯車とで構成されている
前記駆動車6aと遊星車6dとが前進した位置に移動す
るのは、特定の録音溝1,2.3の再生が終了してピン
クアップ10がレコード盤4の針落部1)に落ち、レコ
ード盤4が針圧ばね8の弾力によりセンターピン5を伴
って前進したときであり、また、前記駆動車6aと遊星
車6dとが後退した位置に移動するのは、押杆7を押し
てレコード盤4を針圧ばね8の弾力に抗してセンターピ
ン5と共に後退させたときであり、その後に押杆7の押
圧を解除すると、ピックアップ10がレコード盤4と音
伝部材34との間に挟まれてレコード盤4を後退した位
置に支えながら針圧を受けている状態にあり、これによ
って、前記駆動車6aと遊星車6dとは、その後退した
位置に保持される。
第2図、第3図、第4図において、43は緩衝ばねであ
る。
駆動車6aの軸方向後退側にある案内部材6gには、突
起9aがセンターピン5と平行に突出しており、また、
公転軸受枠体6bの前記案内部材6gに対面する部分は
、第6図のように円板状に形成されていて、前記突起9
aの先端に対面する部分に、1個の孔9bが穿設しであ
る。これらの突起9aと孔9bとで係合手段9を構成し
ている。
この係合手段9の突起9aは、第3図のように、特定の
録音溝1.2.3の何れかの再生を終了してピックアッ
プ10がレコード盤4の針落部1)に落ち、レコード盤
4が針圧ばね8の弾力によりセンターピン5を伴って前
進した位置にあるときは、係合手段9の孔9bから抜け
た位置にあり、また、第4図、第2図のように、押杆7
を押してレコード盤4を針圧ばね8の弾力に抗してセン
ターピン5と共に後退させ、ピックアップ10がレコー
ド盤4と音伝部材34との間に挟まれてレコード盤4を
後退した位置に支えながら針圧を受けてい状態にあると
きであるときは、突起9aは孔9bに入り込んでいる。
係合手段9が、第3図のように解離した状態にあるとき
は、公転軸受枠体6bはセンターピン5によって駆動さ
れないが、係合手段9が第2図。
第3図のように係合した状態にあるときは、公転軸受枠
体6bはセンターピン5と共に回転する。
このように、係合手段6bが係合状態になるには、前述
のように押杆7によってレコード盤4がセンターピン5
と共に後退したときであるが、このとき、先ず、係合手
段9の突起9aが公転軸受枠体6bの内側面に摺接し、
公転軸受枠体6bは、前記緩衝ばね43によって支えら
れながら後退し、押杆7の過度の押圧を緩衝する。而し
て、公転軸受枠体6bは、突起9aとの摩擦によって回
転するが、緩衝ばね43の強さを適当な程度に設定して
おけば、回転位相がずれて突起9aは孔9bのところに
至りそこに嵌り込む。
なお、係合手段9は、このような突起と孔との組合せで
なくともよく、実質的にセンターピンと公転軸受枠体と
が摩擦によって回転でき、遊星車が被動車に突き当った
って公転を止められたときにはセンターピンだけが回転
するようになっていてもよい。
次に、この実施例の動作を説明する。
すなわち、第2図のように、ピックアップ10に針圧が
かかった状態にあるとき、図示しない電源のスイッチを
ONにすると、モータMが始動してベルト38を介して
レコード盤4を回転する。
ピンクアップ10は、3本あるうちの例えば録音1)a
(第7図参照)を走査して再生終点に至ったとする。そ
こまでは、レコード盤4もセンターピン5も、スピーカ
ダイヤフラム32.音伝部材34.ピンクアップ4に支
えられて後退した位置にあり、当然に伝動機構6の駆動
車6a、案内部材6f、6g、遊星車6dも、後退した
位置にある。而して、遊星車6dは、遊星軸6cに沿っ
て被動車6h、6i、6jより後退方向に離隔しており
、また、係合手段9が係合状態にあって、公転軸受枠体
6bはセンターピンとともに回転しており、従って、遊
星車6dも、被動車6h、6i、6jの何れとも伝動連
絡しない位置で公転している。
そこで、ピックアップ10がレコード盤4の中心部にあ
る針落部1)に落ち込むと、遊星車6dは、案内部材6
gに押されて被動車6h、6i。
6jがある平面まで前進する。
この場合、遊星車6dが前進する位置は、第7図におい
て録音溝1aの再生終点が針落部1)にかかっている位
置P1であるから、第5図、第6図において出力軸1と
3の間となる。この位相の範囲で遊星車6dが被動車6
h、6i、6jがある平面に移動すると、特に第5図に
矢印で示す方向に遊星車6dが公転旋回しているので、
遊星車6dは、外部出力軸1の被動車6hにのみに当た
って伝動連絡できる。
この外部出力軸1は、録音溝1aの録音内容に対応する
意味の動作をするための駆動軸となっているので、この
簡易音響再生機を組み込んだ装置に、録音溝1の録音内
容を再生してからそれに対応する意味の動作をさせるこ
とができる。
他の録音溝2,3の再生においても、夫々の再生終点が
P2.P3の位置で針落部1)にかがっているので、夫
々外部出力軸1b、lcに至ることができるような位置
で、遊星車6dは前進移動する。
そして、その特定の動作を終了した後に、第3図のよう
に押杆7をおしてレコード盤4とセンターピン5とを後
退させると、遊星車6dは、再び被動車6h、  6t
、sjがある平面から後退してこれらとは関係なく公転
することになる。このとき、ビックアンプ10は、復帰
ばね36 (第1図参照)によって再生始点に復帰し、
押杆7を離さない限りピックアップ10には針圧はかが
らない。
押杆7の押圧を解除してはじめて僅かにレコード盤4が
前進してピックアップ10に針圧ががかる。この針圧を
かけるタイミングによって、ピンクアップ10がどの録
音溝に吻合するか決定されるのであって、装置内部を見
ることができない操作者は知ることはできない。
〔効果〕
この発明によれば、この簡易音響再生機を組み込んだ装
置に、その簡易音響再生機の動力によって、複数の再生
内容の夫々に対応する動作をさせるという興趣に富んだ
装置とすることができる。
また、この発明によれば、発声と動作とをシーケンシャ
ルに行わせることができる装置を提供することもできる
のみならず、この発明は、モータに対して、音響の再生
と外部装置の動作の負荷を同時にかけないようにして、
小型のモータしか用いることができない装置にも適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例の簡易音響再生機の分解斜
視図、第2図は、第1図で2−2の線で示すようにこの
発明の実施例の簡易音響再生機を切断した断面図、第3
図は、第2図と同方向に切断してピックアップが針落部
に落ち込んだ状態を示す部分断面図、第4図は、押杆を
押し込んだときの内部状態を示す断面図、第5図は、第
2図5−5線に沿って切断した断面図、第6図は、第2
′図の6−6線に沿って切断した断面図、第7図は、レ
コード盤の平面図である。 図中1.2.3は外部出力軸、4はレコード盤、5はセ
ンターピン、6は伝動機構、6aは駆動車、6bは公転
軸受枠体、6Cは遊星軸、6dは遊星車、6f、6gは
案内部材、6h、6i、6jは被動車、7は押杆、8は
針圧ばね、9は係合手段、10はピックアップ、1)は
針落部、30はケーシング、32はスピーカダイヤフラ
ム、34は音伝部材、Mはモータである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングと、複数の録音溝及びその録音溝の再
    生終点かそれを通り越した部分に針落部を有するレコー
    ド盤と、このレコード盤を駆動するモータと、前記レコ
    ード盤の録音面より上方に固定架設されたスピーカダイ
    ヤフラムと、そのスピーカダイヤフラムの底部に前記レ
    コード盤の録音面に平行な方向に延設固定した音伝部材
    と、前記レコード盤を前記音伝部材の方に向かって付勢
    する針圧ばねと、前記ケーシングの外から押して前記針
    圧ばねの付勢に抗して前記レコード盤を後退させる押杆
    と、前記音伝部材と前記レコード盤との間に配置されて
    常時前記録音溝の再生始点の方及び前記音伝部材の方に
    付勢されていて前記レコード盤が前記押杆によって前記
    針圧ばねに抗して押されて後退させられたときに前記再
    生始点に復帰するピックアップと、前記レコード盤の回
    転中心に固定されて回転及び軸方向への進退ができるよ
    うに前記ケーシングに支持されたセンターピンと、前記
    センターピンに伝動機構で連絡して回転されるようにな
    っている外部出力軸とを有する簡易音響再生機において
    、 前記外部出力軸は、前記録音溝の前記各再生終点に対応
    して前記レコード盤の回転平面に沿って配置されており
    、前記伝動機構は、前記センターピンに固定した駆動車
    と、前記レコード盤及び前記センターピンを前記押杆で
    前記針圧ばねに抗して後退させたとき、係合手段の係合
    によって前記センターピンと共に回転するように該セン
    ターピンに軸支した公転軸受枠体と、この公転軸受枠体
    に担持された遊星軸と、この遊星軸によって軸方向に移
    動でき回転もできるように支持されて前記駆動車に常時
    伝動連絡している遊星車と、前記遊星車を、常時前記駆
    動車に伝動連絡させ、且つその駆動車と共に軸方向に移
    動させるために、前記駆動車の軸方向前後に前記センタ
    ーピンに固定されて前記遊星車を挟むように配置されて
    いる案内部材と、前記駆動車及び遊星車とが前進した位
    置にあるときに前記遊星車が伝動連絡でき、前記駆動車
    及び遊星車が後退した位置にあるときはその遊星車が軸
    方向に離れた位置にあるように、前記各外部出力軸に固
    定されている被動車とでなり、前記係合手段は、前記セ
    ンターピンの前進位置においては公転軸受枠体が該セン
    ターピンの回転にかかわらず停止できるように構成して
    あり、更に、前記外部各出力軸は前記録音溝の録音内容
    に応じた作動をさせるために用途が定められていて、前
    記録音溝の録音内容の再生を終了してピックアップが針
    落部に落ちることによってセンターピンと共に駆動車、
    遊星車が前進方向に移動する回転位相における位置が、
    前記再生した録音溝の録音内容に対応する用途の出力軸
    の被動車に前記遊星車が係合できる位置となるように設
    定したことを特徴とする、録音内容に応じた複数の外部
    出力軸を有する簡易音響再生機。
  2. (2)センターピンと公転軸受枠体とは、ある程度の摩
    擦によって共に回転できるようにしてある、特許請求の
    範囲第1項記載の録音内容に応じた複数の外部出力軸を
    有する簡易音響再生機。
  3. (3)係合手段は案内部材の一つと公転軸受枠体とに設
    けた突起と孔であり、前記公転軸受枠体は、常時前進方
    向に弾力的に付勢されている、特許請求の範囲第1項記
    載の録音内容に応じた複数の外部出力軸を有する簡易音
    響再生機。
  4. (4)伝動機構の駆動車、遊星車、被動車は、歯車であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の録音内容に応じた複数
    の外部出力軸を有する簡易音響再生機。
  5. (5)モータとレコード盤とは、ベルトで連絡されてい
    る、特許請求の範囲第1項記載の録音内容に応じた複数
    の外部出力軸を有する簡易音響再生機。
  6. (6)モータは電動機である、特許請求の範囲第1項記
    載の録音内容に応じた複数の外部出力軸を有する簡易音
    響再生機。
JP60037890A 1985-02-27 1985-02-27 録音内容に応じた複数の外部出力軸を有する簡易音響再生機 Granted JPS61198401A (ja)

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