JPS61193584A - Fm復調器の入力回路 - Google Patents

Fm復調器の入力回路

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JPS61193584A
JPS61193584A JP60031488A JP3148885A JPS61193584A JP S61193584 A JPS61193584 A JP S61193584A JP 60031488 A JP60031488 A JP 60031488A JP 3148885 A JP3148885 A JP 3148885A JP S61193584 A JPS61193584 A JP S61193584A
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JP60031488A
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Shigeru Tomita
茂 富田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はFM復調器の入力回路に関し、例えば磁気記録
再生装置における再生FM映像信号の上側波帯と下側波
帯とのアンバランスによる復調出力への影響を軽減する
ようにしたものである。
[発明の技術的背景] 従来、磁気記録再生装置(以下VTRという)において
、映像信号はビデオヘッドの各種損失を許容できる周波
数範囲のFM信号に変換されて記 録される。その結果
、再生FM信号は、ヘッドの記録波長による制約(例え
ば、テープの自己減磁損失、厚み損失、記録減磁損失及
びヘッドのギャップ損失等)により、下側波帯に対して
上側波帯が減衰されるという特性を持つ。したがって、
これをそのまま復調すると、そのAM成分による歪が混
入するため、振幅制限器を利用して上側波を復元した上
で復調している。しかし、このように再生系での振幅制
限だけでは、上側波を含む信号と含まない信号とで再生
レベルの差を6J8以下にはできないので、再生周波数
特性上高域の減衰を生じる。そこで、この高域劣化を、
信号対雑音比の劣化を誘発することなく補正するため、
記録系では、映像信号のプレエンファシス量を増加させ
たり、変調後の信号の下側波レベルを搬送波レベルに対
して増加させたりしている。
ところが、テープ−ヘッド系の電磁変換特性の劣化、又
は、ヘッドへのスプリアス雑音の混入若しくは映像信号
に黒から白への急激な変化があったりすると、下側波レ
ベルより搬送波レベルが低下し、平均搬送波周波数が本
来の位置から、下側波がねへ移動してしまうことがある
。そして、このような再生FM信号を復調すると、FM
復調器は下側波を搬送波とみなして、再生映像信号が白
から黒へ転じてしまうという所謂反転現象を惹起する。
第4図は上記反転現象の防止を図った従来の復調入力段
の構成を示す回路ブロック図である。
この図において、符号21は再生FM信号が供給される
入力端子、22は高域(通過)フィルタ、24は低域(
通過)フィルタであり、これらは通常の微分回路、積分
回路程度の比較的傾斜の緩やかな減衰特性を有している
。そして、高域フィルタ22は主として搬送波成分を取
り出し、低域フィルタ23は下側波成分を取り出してい
る。高域フィルタ22を経た信号は、第1振幅制限器2
4に導入されて平均搬送波周波数の変動による搬送波成
分のレベル変動をなくすように補正され、更に、高調波
除去回路25を介して、増幅器26を経た低域フィルタ
23からの下側波成分と混合される。この混合は混合器
27にて行なわれ、その出力は次段の第2振幅制限器2
8を介してFM復調器29に導入され、反転現象が除去
された復調出力が得られる。つまり、この方式は、上側
波補正用の第2振幅制限器28以外に、搬送波専用のレ
ベル変動補正手段としての第1撮幅制限鼎24を特別に
設けたもので、DL−FM(ダブルリミッタFM)方式
と称されている。
[背景技術の問題点] ところで、上記のように再生FM信号を高域フィルタ2
2側と低域フィルタ23側に分岐し、再び混合するよう
な回路では、両経路からの信号同志の位相がずれていな
いことが要求される。しかしながら、従来回路における
高域フィルタ22及び低域フィルタ24は、それぞれ伝
送特性が及び (at 、blは正の係数、ωH1ωしはしゃ断角周波
数) で表わされるフィルタを使用しているため、各フィルタ
22.23の出力位相がずれ、これによる位相変調歪に
より、FM復調後の波形のエツジ部にオーバーシュート
やスミャを生じる(正弦波の場合には波形歪)という問
題があった。
すなわち、第5図及び第6図は上記(1)。
(2)式で表わせる高域通過フィルタ及び低域通過フィ
ルタの位相特性及び振幅特性を示し、各図の横軸は周波
数[MHz ]軸で共通であり、第5図の縦軸は位相台
[deo ]軸、第6図の縦軸は規格値化した振幅軸、
符号30は高域フィルタの位相特性カーブ、31は低域
フィルタの位相特性カーブ、32は高域フィルタの振幅
特性カーブ、33は低域通過フィルタの振幅特性カーブ
である。
これらの図から明らかなように、特性30と31を比べ
ると、周波数に対する位相角の変化率が異っていること
が判る。このため、従来回路によれば、加算器27に入
力する2つのFM信号の位相を相補的に補正する回路が
必要である。また、ωCは搬送波周波数を示すが、この
ωCより下側の周波数(下側波帯)は、高域フィルタ2
2のしゃ断時性が良好ではないため漏洩して低域フィル
タからの下側波帯に混合される。したがって、低域フィ
ルタからの下側波位相に対し高域フィルタからの下側波
位相がずれると、FM復調出力の出力振幅の低下となっ
て現われ、低域フィルタ側からの下側波を混合して高域
を劣化させないという目的を十分に達成出来ないことに
なる。
[発明の目的] 本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、LD−F
M方式を採用した復ill器において、高域フィルタ側
と低域フィルタ側との位相ずれによる復調出力の歪み、
SN比の劣化、或いは再生周波数特性の劣化を起こすこ
となく反転現象を防止する手段を提供することを目的と
する。
[発明の概要] 上記目的を達成するため本発明は、高域フィルタ及び低
域フィルタを複数の異る極を持つ高次のフィルタ構成と
し、且つ、互いの各極周波数をそれぞれ一致させるよう
に設定して、高域フィルタ側の信号と低域フィルタ側の
信号とで位相ずれを生じないようにしたものである。
[発明の実施例] 以下、本発明を図示の実施例について詳述する。
第1図は本発明に係る入力回路の一実施例を示す回路ブ
ロック図であり、第2図及び第3図は本発明で使用した
高域フィルタ及び低域フィルタの振幅特性及び位相特性
を示す特性図である。
第1図において、1はビデオヘッド(不図示)からの再
生FM信号が供給される入力端子であり、この端子は、
例えば2次のフィルタ構成を有する高域フィルタ2及び
低域フィルタ3にそれぞれその再生FM信号を導入して
いる。これら高域及び低域フィルタ2,3は、例えばそ
れぞれCRを要素とする微分及び集積回路の縦続接続を
用い、それぞれ2つの極を持つように設定され、且つ本
実施例ではその合計4つの極周波数が一致するようにし
である。
高域フィルタ2の出力の主成分は搬送波周波数であり、
第1振幅制限器4でそのレベル変動が補正される。この
振幅制限器4は反転出力型に構成され、その出力を次段
の高調波除去回路5を介して混合器6に導入している。
一方、低域フィルタ3は下側波成分を取り出して増幅器
7に導入し、増幅器7で増幅された信号は混合器6に供
給されている。この増幅器7は、低域フィルタ3の導出
する信号成分のうち搬送波レベルを高調波除去回路5の
出力(第1振幅制限器4の基本波レベル)に合わせるよ
うにするもので、必ずしも必要としない。尚、高調波除
去回路5は、第1振幅制限器4で発生する奇数次高調波
を減衰させて低域フィルタ3側からの下側波との混合効
果を得るもので、基本波の位相特性に大きく影響しなけ
れば簡単な低域通過フィルタでもよい。
次に、混合器6は、第1振幅制限器4が位相反転型とさ
れることで、その機能としては減算器としての役割を果
し、出力を第2振幅制限器8に導入する。この第2振幅
制限器8の出力はFM復調器9に導入されて復調される
ようになっている。
上記構成によれば、4つの極を一致させた高域フィルタ
2及び低域フィルタ3は、第2図に示すような振幅特性
10及び11を持ち、第4図の特性32.33よりそれ
ぞれ急峻となっている。尚、ωCは搬送波周波数を示し
、WCはその平均周波数帯域を示す。又、WLは下側波
帯域を示している。第3図は位相特性を示し、12は高
域フィルタ2.13は低域フィルタ13のものである。
この位相特性12.13を比較すると、周波数の変移に
対する位相角の変化率が大略一致していることが判る。
即ち、実施例の場合2次の高域フィルタ2はO−■のω
変化に対して180°からO。
に位相角が変化し、低域フィルタ3は同ωの変化に対し
てOoから180°に位相角が変化するが、各高域及び
低域フィルタ2,3の持つ複素平面上の対応する各々2
つの極(ω1=ω2.ω2−ω牛を意味する)の周波数
が合わせられていることで、低域フィルタ3に対し高域
フィルタ2の出力位相は全周波数帯域で常に180°ず
らすことができる。したがって、各々のフィルタ2.3
から取出される信号を引き算、即ち、逆位相で加算する
ことにより、混合位相を同相にすることができるわけで
ある。一般に、各フィルタ2.3を(4n−2)次で構
成した場合は混合を減算にすればよく、4n次で構成し
た場合は、加算型にすればよい。それによって、混合位
相を同相にすることができるものである。尚、nは正の
整数である。
ここで、ω1.ω2及びω3.ω牛を高域及び低域フィ
ルタ2.3の各2つの極周波数とすれば、高域フィルタ
2及び低域フィルタ3の伝送特性は次式にて表わされる
・・・(4) ここに、a2.b2及びωj 、 ttr2 、 ω3
 、 ω牛は正の定数である。又、位相角は次式で表わ
される。
ω arQGH=π−(Tan−1(−嗣)+Tan−1(
))・・・ (5) aro  GL  = −(Tan  −1(?  )
+Tan  −1(七 ))・・・ (6) ココテ、Tan−1は、tan −iの上値である。
本実施例では、(3)、(4)式において、ω1−ω2
=ω3=ω牛と設定しているので、それぞれの位相特性
はπ即ち、18o°のずれを除いて一致したものとなる
。ただし、上記実施例において、ω1−ω3及びω2=
ω牛としても良い。
尚、4つの極を全て一致させた場合の各フィルタ2,3
の利得IGH1,IGL lはで表わされ、第1振幅制
限器4の基本波のレベルに対し増幅器7の出力端での低
域フィルタ3がらの搬送波レベルを適当に調整すること
によって(例えば、増幅器7の利得を調整すればよい)
、側波帯の伝送特性を平坦にすることができる。
尚、そのときの位相角は、 aro  GH−7C−2tan −1(1)11.(
9)ωC arQ GL =yc−2tan −1(土)、(1G
)ωC となる。ここでω0は平均搬送波角周波数ωC程度に設
定するとよい。
また、本発明では、低域フィルタ3側からの下側波の混
合レベルを、高域フィルタ2側からの下側波レベルに対
して増減することができるので、再生周波数特性を伸ば
すことができる。
以上のように本発明は、高域側及び低域側のそれぞれに
位相補正用の調整素子を設けることなく、各フィルタ2
.3からの信号を同相で混合することができる。
尚、第1振幅制限器4を反転出力型で構成しない場合に
は、混合器6を加算型とすることもてきるが、減算型と
する別の手法として、増幅器7を反転出力型とするよう
にしても良い。
また、本発明によるフィルタを通過させることによる群
遅延時間に関して、FM伝送系での平坦性と、色信号と
の遅延量が問題となるが、これらは、それぞれFM伝送
系での総合位相補償及び復調後のY−C時間差補正回路
で調整すれば良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、高域及び低域フィ
ルタを2次の構成とし、その8極を一致させることによ
って、高域側及び低域側を伝送する信号の位相を入力位
相にそれぞれ合わせることができるという効果がある。
このため、従来のように高域側と低域側のそれぞれに位
相補正回路を設ける必要がなくなると共に、高域側から
の下側波を十分に減衰できるので、反転現象防止効果が
従来に比し高くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る入力回路の一実施例を示す回路の
ブロック図、第2図は本発明による高域及び低域フィル
タの振幅特性の一例を示す特性図、第3図は同上フィル
タの位相特性の一例を示す特性図、第4図は従来の入力
段の構成の一例を示すブロック図、第5図は従来の位相
特性を示す特性図、第6図は従来の振幅特性を示す特性
図である。 2・・・高域フィルタ、3・・・低域フィルタ、4・・
・第1振幅制限器、5・・・高調波除去回路、6・・・
混合器、7・・・増幅器、8・・・第2振幅制限器、9
・・−FM復調器、ωC・・・搬送波角周波数。 代理人  弁理士  則 近 憲 佑(ほか1名)第3
図 第4図 第5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周波数変調された映像信号がそれぞれ供給される
    2系統のフィルタ回路であって、その複素平面上での極
    をそれぞれ複数持ち、且つ、少なくとも互いに対応する
    極の周波数が概ね等しく設定される高域通過フィルタ及
    び低域通過フィルタと、前記高域通過フィルタを経た信
    号中のレベル変動を補正する第1の振幅制限器と、 この振幅制限器の出力と前記低域通過フィルタの出力と
    を混合する混合手段と、 この手段からの信号のレベル変動を補正する第2の振幅
    制限器とを具備し、前記高域および低域通過フィルタか
    ら出力される信号の位相を所定の位相関係に合わせるよ
    うにしてFM復調器に供給するようにしたことを特徴と
    するFM復調器の入力回路。
  2. (2)前記各フィルタの次数を(4n−2)次(nは正
    の整数)で構成した場合には、前記混合手段は、入力さ
    れる信号同志の位相を互いに逆位相とする減算型に構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のFM復調器の入力回路。
  3. (3)前記第1の振幅制限器は、その出力を入力に対し
    て位相反転したものを混合手段の一方の入力とするよう
    に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載のFM復調器の入力回路。
  4. (4)前記混合手段への一方の入力を位相反転する手段
    は、低域通過フィルタの出力を位相反転して増幅する増
    幅器であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載のFM復調器の入力回路。
  5. (5)前記各フィルタの次数を4n次で構成した場合に
    は、前記混合手段は、入力される信号同志の位相を互い
    に同相とする加算型に構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のFM復調器の入力回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5067026A (en) * 1988-05-06 1991-11-19 Sony Corporation Apparatus for recording and reproducing a video signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5067026A (en) * 1988-05-06 1991-11-19 Sony Corporation Apparatus for recording and reproducing a video signal

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