JPS6118456A - 静電分離装置 - Google Patents

静電分離装置

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JPS6118456A
JPS6118456A JP13800384A JP13800384A JPS6118456A JP S6118456 A JPS6118456 A JP S6118456A JP 13800384 A JP13800384 A JP 13800384A JP 13800384 A JP13800384 A JP 13800384A JP S6118456 A JPS6118456 A JP S6118456A
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JP
Japan
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belt
raw material
discharge
conveyor
power receiving
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JP13800384A
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JPH0122021B2 (ja
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Kazuhiko Akutagawa
芥川 和彦
Satoru Kataoka
片岡 悟
Nobuo Hosoya
伸夫 細谷
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Japan Tobacco and Salt Public Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は希望材料を希望しない材料から静電気を利用し
て分離する静電分離装置に係り、例えばたばこ原料処理
によってたばこ葉からはく離した葉内部(以下ラミナと
記す)をラミナをはく離した残りの葉脈部(以下中骨と
記す)から静電方式で分離する静電分離装置に関するも
のである。
一般に、たばこ製造工程において、原料葉たばこは、ま
ず一枚づつ解きほぐされ、次いで調湿機で水及び蒸気に
よって柔軟性が付与された後、除骨機でラミナと中骨に
はく離され、分離機でラミナと中骨に分別される。
従来のこの種の分離機は、主として空気流による空気流
方式を用いていたが、この方式では、ランニングコスト
が高い他、空気抵抗係数及び面積型の差を利用して分離
を行っているため、これらの特性値に差の少ないもの、
例えばラミナが完全にはく離されておらず部分的にラミ
ナが残っている中骨とラミナの分離を行うことが困難で
あるという問題・点があった。
そこでランニングコスト面で有利であり、かつ比誘電率
の差を利用する静電気を用いた分離方式が着目されてい
る。第1図は従来公知の静電分離機の一例を示す。図に
おいて、金属製プーリl。
2を上下位置に設け、これに絶縁被覆3で覆われた導電
性エンドレスベルト4を掛は渡して金属性プーリ1を矢
印M方向に駆動し、同ベルトを移行させている。分離す
べき材料はコンベア5により゛供給され、コロナ放電極
6によるコロナ電界中で帯電される。
以上により、プーリ1表面上でコロナ放電極により帯電
された材料は、プーリ1との間で静電気力の作用を受け
てブーI71への吸着力が働くが、この吸着力は帯電の
大きさによって差が生じ、ベルト4上から放出される材
料の放出軌跡が材料によって異なることを利用して材料
の分離を行っている。
しかし、上述した従来の装置では、材料の帯電がその放
出の直前のプーリ部分で行われているため、プーリ部分
に至る以前に材料がベルト4上ではねていると、材料の
なかにはベルト4上で十分安定した状態になっていない
ままで放出されるものもでてくる。このため、均一な力
で放出されなくなり、たとえ帯電の差があっても安定し
た材料の分離が行われなくなる。特に、ベルトを高速度
で移動するものにおいては、上述の問題が顕著になる。
本発明は上述した従来のものの問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは安定した分離
を高速で行えるようにした静電分離装置を提供すること
にある。
該目的を達成するためになされた本発明による装置は、
分離すべき原料を幅方向及び進行方向に展開する展開手
段と、該展開手段によって展開された原料を受け取り移
送するベルトコンベアと、該コンベアによって移送され
ている原料を帯電し、コンベアから放出される帯電され
た原料に電界を作用させる放電界発生手段とを具備し、
前記ベルトコンベアはそのコンベアベルトが絶縁材料か
ら、原料放出端のヘントローラが金属からそれぞれなり
、前記放電界発生手段は前記コンベアベルトの平面部背
面に設けた受板と前記ヘントローラとを受電極とし、こ
れらとの間に高電圧が印加される放電極を備えることを
特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例である、除骨されたたばこ葉
肉(以下ラミナと記す)と葉脈(以下中骨と記し、これ
にはラミナの付着した中骨を含む)の混合原料をそれぞ
れに分離するラミナ・中骨分Wi機を示す。図において
、10は振動コンベアからなる原料展開装置であり、原
料を幅方向及び進行方向に薄く展開してベルトコンベア
12のコンベアベルト12a上に供給する。コンベアベ
ルト12は一対の金属製ローラ14,16に掛は渡され
、ローラ16に連結された電動機18により矢印方向に
移動され、その材質は原則として絶縁材料で作られれば
よいが、好ましくはポリエステル、ナイロン系が良い。
コンベアベルト12の速度は100〜300m/分の高
速であり、このため原料はコンベアベルト12上で更に
進行方向に薄く引き伸ばされる。
20a、20b、20cは線電極或は針電極でよいコロ
ナ放電極であり、放電極20aはコンベア12の放出端
寄りのコンベアベルl−128の平面部の背面側に配置
した平板状の受電極22との間に加えられる高電圧によ
りコロナ放電を行ってコンベアベル)12aの平面部上
で原料を帯電する。放電極20bはコンベア12の放出
端直前まで延びている上記平板状の受電極22と受電極
として働く金属製ブーIJ14との間に加えられる高電
圧によりコロナ放電を行って原料をその放出直前で更に
帯電する。また、放電極20cはコンベアのヘッドロー
ラ14に対し放出方向に約45゜傾けられて対向され、
放出直後の原料に電界を作用させている。
以上により、コンベアベルト12a上の原料は、放電極
20a〜20Cと受電極22,14とで構成される電極
間を通過する際帯電される。この帯電状態はコンベアベ
ルト12aが絶縁材料であるため保持される。上記平板
状の受電極22はコンベアベルト12aの受板を兼ねて
いるが、コロナ放電が行われない部分の受板26と共に
アースされている。
なお゛、30は放電WA20a 〜20cに放電電圧を
供給する高電圧源、32はベルト12aに付着している
原料をかき落すブラッシローラ、34はヘルl−12a
を除電する除電ブラ・ノシ、36aはラミナ収容箱、3
6bはラミナ・中骨混合物収容箱、36cは中骨収容箱
、38は収容箱36a〜36c間に設けた調整自在の仕
切壁である。
以上により、帯電したラミナと中骨はコンベアベル)1
2aに吸着された状態で放出端まで運ばれ、放出端でコ
ンベアベル)12aの進行方向にほぼ同じように放出さ
れる。放出されたラミナと中骨は、放電極20cとコン
ベアヘントローラ14との間に形成される電界内でクー
ロン力を受け、単位面積重当りの電荷量の大きいラミナ
はヘントローラ14側に引き寄せられてヘントローラ1
4の近くに落下するか若しくはコンベアベルト12aに
付着し、付着したラミナはブラッシローラ32でかき落
されてラミナ収容箱36aに集められる。
一方、単位面積重当りの電荷量の小さい中骨は、電界に
よる力よりも放出力の方が大きいため、コンベア12か
ら進行方向の遠くに落下して中骨収容箱36cに集めら
れる。大部分のラミナと中骨は上述のようにして分離さ
れるが、両者の中間に落下するラミナと中骨が存在し、
これらはラミナ・中骨収容箱36bに集められる。そし
て、同様の分離機によって再分離が行われ、分離された
ラミナと中骨は収容箱36a、36Cの中味と合流され
る。
なお、上述の実施例では、コンベア12は水平であるが
、θ〜30°の範囲で傾斜をもたせてもよい。この場合
、コンベアベルI−12a上に原料滑りを防止するため
に高さ5fi以下、好ましくは2〜3鶴以下の横桟を設
けるとよい。
また、放電極20a〜20cの極性は■、eどちらでも
よいが、放電電流を大きくする都合上○にする方が好ま
しい。
ところで、コンベアベルト12aの速度は、原料が放出
されたときに受ける空気抵抗の大きさに影響を与え、ベ
ルト速度が速い程大きな空気抵抗を受ける。一方、ベル
ト速度が速い程分離電界内を通過する時間が短かくなり
、電界から受ける力積は小さくなる。従って、電圧を一
定にしたとき分離効率が最大となるベルト速度が存在す
ることになる。ただし、これば原料の種類によって異な
り、中骨とラミナの分離では、200m/分のとき最適
となる。
放電極20a〜20Cに印加する電圧は高い程、帯電量
、分離電界強度が大きくなり、大きな力が原料に作用す
る。ベルト速度が200m/分のときの電圧と分離効率
の関係は、電圧が高い程分離効率が高くなる伸開にある
が、その最適値は原料により異なり、中骨とラミナの分
離では8QKV程度である。
原料流量と分離効率の関係は、流量の少ない程、すなわ
ちベルト上の単位面積当りの原料量が少ない程、分離効
率は高くなるが、ベルト速度が速いため処理量としては
1200kg/分以上となり従来のものに比べて格段に
大きくなる。
以上説明したように本発明は、原料に印荷された電荷量
に比例して電界内で受ける静電力と、コンベアベルトか
ら空中に放出されることにより原料が受ける空気抵抗と
を利用して原料を分離しようとするものであるが、本発
明では特に、コンベアベルトの受板を受電極としてベル
トの平面部で放電を行い原料を帯電しているため、原料
はコンベアベルトの放出端まで安定した状態で移送され
、原料の放出方向にバラツキを生じることがなく、分離
性能の格段の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静電分離機の一例を示す簡略図、及び第
2図は本発明の一実施例を示す側面図である。 IO・・・・・・原料展開装置、12・・・・・・ベル
トコンベア、12a・・・・・・コンベアベルト、14
・・・・・・ヘントローラ、20a〜20C・・・・・
・放電極、22・・・・・・受板。  ・ 特許出願人   日 本 専 売 公 社日本専売公社
研究開発部長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分離すべき原料を幅方向及び進行方向に展開する展開手
    段と、該展開手段によって展開された原料を受け取り移
    送するベルトコンベアと、該コンベアによって移送され
    ている原料を帯電し、コンベアから放出される帯電され
    た原料に電界を作用させる放電界発生手段とを具備し、
    前記ベルトコンベアはそのコンベアベルトが絶縁材料か
    ら、原料放出端のヘッドローラが金属からそれぞれなり
    、前記放電界発生手段は前記コンベアベルトの平面部背
    面に設けた受板と前記ヘッドローラとを受電極とし、こ
    れらとの間に高電圧が印加される放電極を備えることを
    特徴とする静電分離機。
JP13800384A 1984-07-05 1984-07-05 静電分離装置 Granted JPS6118456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13800384A JPS6118456A (ja) 1984-07-05 1984-07-05 静電分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13800384A JPS6118456A (ja) 1984-07-05 1984-07-05 静電分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6118456A true JPS6118456A (ja) 1986-01-27
JPH0122021B2 JPH0122021B2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=15211785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13800384A Granted JPS6118456A (ja) 1984-07-05 1984-07-05 静電分離装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6118456A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0813569A1 (en) * 1995-03-03 1997-12-29 Separation Technologies Inc. Separation system belt construction
KR100708452B1 (ko) 2006-07-26 2007-04-18 신화환경개발 주식회사 정전기를 이용한 건축폐기물처리장치용 이물질 분리장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0813569A1 (en) * 1995-03-03 1997-12-29 Separation Technologies Inc. Separation system belt construction
EP0813569A4 (en) * 1995-03-03 1998-04-15 Separation Technologies Inc BELT CONFIGURATION FOR SEPARATION SYSTEM
KR100708452B1 (ko) 2006-07-26 2007-04-18 신화환경개발 주식회사 정전기를 이용한 건축폐기물처리장치용 이물질 분리장치

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Publication number Publication date
JPH0122021B2 (ja) 1989-04-25

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