JPS61184366A

JPS61184366A - ヒ−トポンプ式給湯装置

Info

Publication number: JPS61184366A
Application number: JP60021684A
Authority: JP
Inventors: 久平石羽根; 弘安田; 和孝末藤
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-02-08
Filing date: 1985-02-08
Publication date: 1986-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、貯湯槽を備えた空気熱源ヒートポンプ式給湯
機に係り、特に、除箱運転時の貯湯槽内給湯水の高温部
と低温部の混合全防止するのに好適なヒートポンプ給湯
機に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は、特開昭５８−１２４１３２号に記載のよ
うに、給湯水は給湯熱交換器と貯湯槽の間を一方向のみ
に循環できるようになっていた。

空気熱源ヒートポンプ給湯機では給湯運転時ＹＣ熱源用
熱交換器に看箱したｈ’にとシ除くために除箱運転（逆
サイクル運転）を行うが、この場合、給湯熱交換器は蒸
発器となシ給湯水は冷やされる。

このため、貯湯権門上部にある高温の給湯水の温度は、
冷やされた給湯水が高温部へ流入してくるために低下す
る。等の問題点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、貯湯水の温度全効率よく上昇させるこ
とができるヒートポンプ給ｌｈ機全提供することにある
。

〔発明のｇ要〕

空気熱源ヒートポンプ給湯機では、冬期など空気温度が
低くなった場合には、熱源用熱交換器に霜が漸くかこの
熱源用熱交換器への漸嶺童が多くなってくると給湯能力
の低下が著しくなる。このためある間隔で除霜する必要
がめるが、除霜は逆サイクル連転により行われるため、
この場合、給Ｉｉ＃運転時には加熱器として使用されて
いた給湯熱交換器は冷却器となる。本発明の装置は、除
霜運転時には給湯水の流れ方向を１Ｍ湯運転時と逆にし
てやることにより、貯陽禍内上部にある高温の給湯水の
Ｉａｉ夏低下を防止できるようにしたことを特徴とする
。即ち、除霜運転時には、貯湯槽上部の高温水ｆ：給湯
熱交換器へ流入さぞ、ここで冷やされた水は貯湯僧門下
部の低温水部へ戻されるため、貯湯僧門では上部の高温
水と下部の低温水が分離され、これらが混合することは
ない。したがって、効率工〈給湯水の温度を上昇できる
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図に示した本発明の空気熱源ヒートポンプ式給
湯機は、圧縮機１、給湯熱交換器２、熱源用熱交換器３
、膨張装置１ｌｔ４、四方弁５、送風装置１６などから
成る冷凍サイクルと、貯湯槽７、ポンプ８、水バルブ９
．１０，１１，１２゜１３などの水系統から構成されて
いる。

給湯運転モードでは、水バルブ９，１０が開状態、水バ
ルブ１１．１２．１３が閉状態になる。

この運転モードでは圧縮機１によシ高温高圧にされた冷
媒蒸気は、四方弁５を通り給湯熱交換器２に入シ、ここ
で、貯湯槽７の下部からポンプ８により開状態の水バル
ブ９全通して送られてくる低温の給湯水によシ冷却され
て凝縮液化する。給湯水は昇温されて開状態の水バルブ
１０を通り、貯湯槽７の上部へ流入する。給湯熱交換器
２で凝縮液化した液冷媒は、膨張装置４で減圧されて熱
源用熱交換器３に入ｐ１ここで送風装［６によシ送られ
てくる空気から熱を奪い蒸発する。蒸発した冷媒は四方
弁５を通った後、圧＃機ＩＫ吸入される。貯湯槽７内の
給湯水は、上部が高温で下部が低温となる。最終的には
貯＃槽内給湯水は所定の目標温度まで昇温される。次に
除霜運転モードにつ９て説明する。

給湯運転時、冬季に外気温度が低くなると、熱源用熱交
換器１０着箱する場合がある。着霜ｔは時間の経過に伴
って、しだいに多くなり能力が低下してくる。したがっ
て、給湯運転途中に除霜する必要がある。除霜運転モー
ドでは、四方弁５は圧ａ機１吐出側と熱源用熱５！換器
３、圧縮機１の吸入側と給湯用熱交換器２が通じるよう
に切換えられる。また、水バルブ１１．１２が開状態、
水バルブ９．１０．１３が閉状態になる。圧６機１によ
り高温高圧にされた冷媒蒸気は、四方弁５全通っ次後熱
源用熱交換器３に入り、ここで熱源用熱交換器３に付着
して―る霜を融かすことにより凝縮液化する。液化した
冷媒は膨張装ｆＩＬ４で減圧されて給湯熱交換器２に入
る。ここで、貯湯４！Ｉ７の上部からポンプ８によυ開
状態の水バルブ１１を通シ迭られてくる給湯水から吸熱
し冷媒は蒸発する。給湯水は冷却される。

以上のように給湯水は、＃湯違転時には貯湯槽７の下部
から流出し給湯熱交換缶２を通った後、貯湯１１１７の
上部に戻シ、除霜運転時には貯湯槽７の上部から流出し
、給湯熱交換器２會通った後、貯湯槽７の下ｓＶｃ戻る
。したがって、本実施例によれば、ＩＩ＆湯運転で得ら
れた貯湯槽７の上部の高温水は、除霜運転した場合ＶＣ
冷却される給湯水と貯湯槽７の上部で混合されることが
ないために、常に高温水は上部にあり、安定して快適温
度の給湯水が得られる。

次に第２図に示した実施例について説明する。

本装置の構成は第１図のものとほぼ同じであるため、そ
の構成、動作の説明は省略する。第１図に示したものと
異なる点は、給湯運転時と除頼運暫時とで貯湯槽の給湯
水流出口と流入口を変えるために、直列接続したポンプ
８と水バルブ９及びポンブ１４と水バルブ１５を並列に
接続したことである。即ち、給湯運転時には、ポンプ８
がＯＮ状態、水バルブ９，１０が開状態、ポンプ１４が
ＯＦＦ状態、水バルブ１５が閉状態になり、除霜運転時
には、ポンプ１４がＯＮ状態、水バルブ１０．１５が開
状態、ホンプ８がＯＦ’Ｆ’状態、水バルブ９が閉状態
になる。したがって、給湯運転モードでげ、給湯水は貯
湯槽７の下部から流出し給湯熱交換器２を通った後、貯
湯７の上部に戻る。除頼運転モードでげ貯湯槽７の上部
から流出し、給湯熱交換器２１ｒ、通った後、貯湯槽７
の下部に戻る。この場合も第１図に示した場合と同様に
、給湯運転で得られた貯湯槽７の上部の為温水は、除霜
連転した場合に冷却される給湯水と貯湯槽７の上部で混
合されることがない。

なお、本発明の給湯装置では、給湯運転時と除霜運転時
とで貯湯槽７からの給湯水流出口と流入口を変えるため
の手段は、別の方法をとってもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれは、除籟運転時、低
温水混入による貯湯槽内の上部の尚温水の温度低下を防
止できるため、効率よく給湯運転が行える。また、貯湯
僧門上部は高温状態が保たれるため、常に快適な温度の
給湯水が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の構成図、第２図σ他の冥
施例の構成図である。１・・・圧縮機　　２・・・給湯熱交換器　　３・・・
熱源用熱交換器　　４・・・膨張装置　　５・・・四方
弁６・・・送風装置　　７・・・貯湯槽　　８・・・ポ
ンプ１９・・・水バルブｌ　　　１０・・・水バルブ２
　　１１・・・水バルブ３　　１２・・・水バルブ４　
　１３・・・水バルブ５　１４・・・ポンプ２　１５・
・・水バルブ６１６・・・蛇口。

Claims

【特許請求の範囲】１、圧縮機、給湯熱交換器、熱源用熱交換器、膨張装置
、四方弁、貯湯槽、ポンプ、水バルブ等から構成される
給湯装置において、貯湯槽下部と給湯熱交換器の一端を
水バルブ及びポンプを直列に介し接続し、貯湯槽上部と
給湯熱交換器のもう一方の一端を水バルブを介し接続し
、さらに、貯湯槽下部と水バルブの間の配管途中及び、
この水バルブの間の配管途中及び、この水バルブとポン
プの配管途中から分岐配管を設け、これらの分岐配管途
中にそれぞれ水バルブを介し、この分岐管をそれぞれ貯
湯槽上部と給湯熱交換器の一端を水バルブを介し接続し
た配管の水バルブの両端側に接続したことを特徴とする
給湯装置。２、特許請求の範囲第１項記載の給湯装置において、貯
湯槽下部と給湯熱交換器の一端を水バルブ及びポンプを
直列に介在して接続し、この水バルブ及びポンプに並列
に、ポンプ及び水バルブを直列に介在した管路を設け、
貯湯槽上部と給湯熱交換器を水バルブを介し接続したこ
とを特徴とする給湯装置。