JPS61184090A - スピ−カ密閉箱 - Google Patents

スピ−カ密閉箱

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JPS61184090A
JPS61184090A JP2016685A JP2016685A JPS61184090A JP S61184090 A JPS61184090 A JP S61184090A JP 2016685 A JP2016685 A JP 2016685A JP 2016685 A JP2016685 A JP 2016685A JP S61184090 A JPS61184090 A JP S61184090A
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support hole
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JP2016685A
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ジヨン オー、ルビイ、ジユニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスピーカ密閉箱に関する。より具体的には、通
常の可聴範囲の大きな範囲に亘って共鳴が解消されたス
ピーカ密閉箱に関する。本発明の一実施例は、スピーカ
の振動から密閉箱の壁部に伝達される物理的な動き若し
くは振動を抑制したスピーカ密閉箱に関する。
[発明の背景] スピーカは可聴範囲の全波長に回る音を正確に再生する
ように意図されている。音楽の音の全波長は、可聴波長
の低音部分にある2O−30H2から波長の最高音部に
ある約14,000−20,0OOHz程度の範囲でカ
バーされる。この範囲では、多くの楽器はそれ等に顕著
な音を与える基本的な音及び上音の結合音を再生する。
音の再生についてのスピーカの正確さの尺度は、電気的
な入力信号をこれ等の信号に正確に対応する音に変換す
る能力である。スご一カは意図された音を変えたり色付
けすべきではなく、然しこれが現在のスピーカに共通す
る問題となっている。例えば、異なるスピーカが全可聴
周波数範囲に亘ってレスポスの同様な正確さを有するこ
とが出来るが、これ等辺互いに全く異なる音を発生する
ことが出来る。このことは、音の再生が異なるスピーカ
の設計により色付けされていることを示している。現在
の録音工業においては、レコード盤若しくはテープへ録
音される音に対して、周波数、音溝等を出来るだけ正確
に、録音の際再生される演奏の音に対応するように充分
な配慮がなされている。同様に現在の電子音響装置(ア
ンプ等)はその使用範囲に亘って非常にリニアーであり
、これ等は録音の音に正確に対応する出力信号を正確に
増幅及び作成する。音響アンプの電気出力を可聴信号に
変換するスピーカシステムは音に色付けすべきではなく
、なぜなら、これが元の録音及び再生増幅に際してとら
れた配慮を無駄にしてしまうからである。
スピーカシステムの共鳴及び振動が意図された音を色付
けしてしまう。出願人は、スピーカ密閉箱の構造自体が
スピーカシステムの共鳴及び振動の主な原因であること
を発見した。音の色付けは、使用周波数範囲内の1つ若
しくはそれ以上の周波数に対するスピーカ密閉箱の好ま
しくない共鳴により引起こされる。スピーカの共鳴はス
ピーカの唸りを生じさせ、意図された音の正確な再生が
できなくなる。音の色付けはまた、使用中にスピーカ中
で増大する振動からスピーカ密閉箱の壁部に伝達される
物理的な動き若しくは振動によって引起こされる。
従ってスピーカ密閉箱に必要な改良は、スピーカと共に
使用した際、意図された周波数範囲に亘って、好ましく
ない共鳴及びスピーカの振動からスピーカ密閉箱の壁部
に伝達される重大な物理的な動き若しくは振動がないよ
うに音を再生することである。
本件出願人に係る米国特許第4,139,076号及び
同特許を考慮して発行された米国再発行特許第Re、3
1.483号は、これ等の要求に有益に接近したスピー
カ密閉箱を開示している。これ等の米国特許に開示の発
明に従い構成されたスピーカ密閉箱に関連して本発明に
より提供される改良の実施は本件出願人が優先する。こ
れ等の特許によれば、低音反射型のスピーカ密閉箱は共
鳴作用が解消されでおり、ここでは密閉筒内の内容量は
比較釣人容量の主室と比較的小容量の副室とから提供さ
れる。
密閉箱の構造は音響的に単純な開孔により限定され、こ
れは密閉箱内で主及び副空間の好ましい連ま 繋を提供する。副室から密閉箱の外風に向けてスピーカ
支持孔が設けられ、この中に完全なスピーカシステムを
形成するように適当なスピーカが支持される。副室は構
造的に主室の前壁と関連する。
上記密閉箱は出願人が本発明を実施しようとする対象で
あるが、上述の出願人の特許の内容では採用されていな
い密閉箱においても本発明の具体化が可能であることは
、下記の詳細な記述から理解されよう。
[発明の要約] 本発明は改良されたスピーカ密閉箱を提供し、該密閉箱
は、スピーカ自身から密閉箱の壁部に伝達される振動に
より可聴周波数の範囲内で生ずる振動及び共鳴に起因す
る色付けが抑制された音を再生する点で特に有用である
。成る実施例では、改良されたスピーカ密閉箱が、低音
即ち低周波数範囲の音の再生に特に有用である。本発明
の他の実施例では可聴周波数の所謂中央範囲の改良され
た再生に有用である。
うスピーカ支持孔とからなるスピーカ密閉箱を提供する
。スピーカ支持孔を限定する密閉箱の構造、及びその孔
に隣接する密閉箱の構造は、種類及び質の両面において
、スピーカの使用時に孔内に支持されたスピーカから生
ずる振動が密閉箱構造の残部に伝達されるのを防止する
ように作用する材料により形成される。
密閉箱の成る実施例では低音範囲の音の再生に特に有用
である。この実施例は、密閉箱の壁部を振動させるスご
一力の振動を防止する材料から作られた第2室筐体を含
む。
密閉箱は主に使用される全可聴周波数範囲に亘って共鳴
から解放され、通常、これは密閉箱若しくはその内部に
支持されるスピーカの質若しくはコストとは無関係であ
る。従って本スピーカ密閉箱は、現在使用可能な高価な
スピーカで得られる音よりも、実際に近い即ち良い音を
、比較的安価なスピーカで得ることが出来る。本スピー
カ密閉箱は構造的が単純で、従って手ごろなコストで製
造することが出来る。出願人が確信する限り、本密閉箱
は厳格な幾何的関係によらず、出願人が発見した成る幾
何的関係が重要なだけである。本スピーカ密閉箱は広範
囲のスピーカの大きさに使用可能であり、出願人が発見
したより重要な関係は、本密閉箱は特別なスピーカの大
きさに対応させて大きさを調整することが出来、この際
、密閉箱の大きさに厳格な変更は不要である。本スピー
カ密閉箱はまた、必要とあれば、スピーカにより作られ
る音を変更する為、種々の材料を用いることが出来る。
以上の及び本発明のその他の特徴は、本発明の望ましい
実施例に沿う以下の詳細な説明により明らかとなるが、
この詳細な説明は添付の図面を引用して行なわれる。
「実施例の説明] 第1図乃至第5図は、特に低音応答の優れたスピーカ密
閉箱140を示す。スピーカ密閉箱は比較的低い可聴周
波数、即ち、約1008Z以下の範囲を再生する為に設
計されており、その使用周波数範囲において望ましくな
い共鳴が問題となっていた。本発明の目的の為、低音即
ち低周波数のスピーカ若しくはスピーカ密閉箱は、約2
50HZから人間の可聴範囲の下限迄、即ち、それは各
個人によって異なるが、15乃至25Hz付近迄の音を
再生するようになっている。典型的な低音スピーカ及び
その密閉箱が遭遇する問題は、使用される周波数範囲に
おいて、その結合体が一つ若しくはそれ以上の周波数に
対して共鳴する傾向があるということである。これ等の
共鳴はスピーカの唸りを引起こし、それは時として望ま
しいが、決して正確な音の再生を構成しない。共鳴は特
に再生された音を色付けする点で望ましくなく、なぜな
ら低周波数の音は、録音により意図されたこれ等の周波
数の音の相対的な音量に比べ、成る周波数で強勢されて
しまうからである。典型的な低音スピーカ及びその密閉
箱が遭遇する別の問題は、使用中のスピーカからの振動
がスピーカ密閉箱の壁部に伝達され、密閉箱の壁部の物
理的な動き若しくは振動を引起こすことである。このよ
うな振動は、低音範囲における成る周波数での共鳴と共
にスピーカの音に完全に色付けしてしまう。
スピーカ密閉箱140は、低音周波数範囲において密閉
箱内で共鳴がないこと、及びスピーカの使用時に密閉箱
の壁部に伝達される物理的な動き若しくは振動が、仮令
大きな振動がスピーカで増大する比較的高音量において
も、ないことを特徴とト する。スピーカ密閉箱は、基本的に、主内容 を有する
第1室筐体142と、該室筐体の前壁146に付設され
た第2室筐体144とからなる。第2室筐体は副内容量
147を有し、これは上記第1室筐体の主内容量に比べ
実質的に小ざい。第1室は直線で囲まれた即ち方形の形
状をなし、望ましくは硬質の、例えばパーティクルボー
ドのような高密度の材料から形成される。パーティクル
ボードは勿論おが屑、木片等を硬質樹脂で繋ぎ硬めた材
料からなるもので、この材料は、自然の木に比ぺな硬く
高密度であっても、木工工具により加工することが出来
る。第1室筐体の中空内部空間は、ファイバーグラスの
ような音響上の充填材148で満たすことが望ましい。
第2室筐体144は、大きい壁厚を備え且つ小さな内部
空間150を備える長手方向筐体からなる。第2室筐体
は、第1室の前壁の口部152に隣接して支持される。
故に第2室の内部空間は直接第1室の内部空間に開口す
る。
図示の実施例において、第2室筐体144の壁部は、パ
ーティクルボードのような硬質、高密度の材料からなる
複数の重合せ即ち隣接パネル154により限定される。
図示の実施例において、第2室筐体は8個の重合せパネ
ルからなるが、この数は変更可能である。重合せ形にパ
ネルが配列され、合理的で大きな突出弁部を有する多数
のパネルが、それ等の大きな面が互いに接触して1つの
ユニットとして形成されるように対面状に置かれること
により、合理的な大きな質量の組合せ筐体が形成される
。これ等の重合せパネルは夫々対応の中央孔155を有
し、これ等の孔は、第1図及び第2図図示の如くパネル
の各側部が組合せられた時、第2室の副内容最141を
形成する。第2室のパネル154は、第1苗の前壁に種
々の手段により固設すること出来る。図示の実施例にお
いては、多数の通しボルト 156が重合せパネル及び
第1室筐体の前壁を通して第2室筐体の全長に亘って延
びている。協働する締結部材(図示せず)が通しボルト
上に締められ、重合せパネルが第1筐体の前壁に確実に
固定される。
第3図乃至第5図は、夫々第2室筐体144の第1、第
2及び第3パネル154a、 154b及び154Cの
形状を示す。これ等の図は、通しボルト156を受容す
るように互いに整列するドリル孔158a、 158b
及び158Cを示す。スピーカ 160は、第1パネル
154aの内側面に気密状態に、而もパネル154aに
限定され且つこれを通るスピーカ支持孔159と同軸状
に装着される。スピーカは周縁支持7ランジ162を含
み、該フランジが、円周状に離間された複数の捩子16
4により第1パネルの内側面に固定される。
中央孔155aの周囲に離間して複数の孔163が設け
られ、これ等はパネルにスピーカの支持7ランジを固定
する為の捩子164を受容する。スピーカ 160のコ
ーンは第2室筐体の内部空間150内に空出するが、も
し望むならば、スピーカの構成部分が孔159内に位置
するように、スピーカをパネル154aの外側面に支持
させることも出来る。望ましい実施例において、第2室
筐体の内部の長さは、スピーカのコーン及びその操作機
構の長さよりも大きく、スピーカが完全に第2室筐体内
にあるようにする。各パネルの孔は望ましくは種々の径
であるのがよく、第2室筐体の内部空間は、スピーカ支
持孔近傍の大径側から、主内容量143の口部152近
傍の小径側に向かって漸進的にテーパしているのがよい
。これにより、スピーカから第1室筺体に向かって第2
室筐体の壁厚が漸進的に大きくなる。図示の実施例にお
いて、第1パネルの中央孔155aの径は略スピーカの
コーンの径と同じである。第2パネル154bの中央孔
155bは、スピーカの支持フランジに適合するように
、僅かに大きい。
第3パネル154Cの中央孔155Cは略第1パネルの
中央孔と略同じ径をなす。幾つかのパネルを通る第4の
中央孔は第3パネルの孔の径より小さく、従ってここで
は壁厚が大きくなっている。第8即ち内側パネルは、第
1室筒体の口部152に隣接する小孔155′となる、
より小さい内径を有する。小径の孔155′は、共鳴ダ
ンパーとして作用し且つ本システムの周波数の共鳴の減
少を助ける円周フランジ157を提供する。
変更例としては、重合せパネルは粘着力により互いに接
着させることが出来、通しボルト等なしで第1室筐体の
前面に接着していくことが出来る。
第2室の壁部は、種類及び量的に比較的質量の大きい材
料で限定され、スピーカ 162の使用時に与えられる
振動を減衰及び吸収するように機能する。第2苗の質量
は、スピーカの使用時に発生す鴬 る物理的な動き、振動から、第1気筐体の構造が切離さ
れるようになっている。換言すると、充分大きな質量の
第2室筐体は、スピーカの使用時に振動が発生した時に
、該全筐体を動かそうとする力に抵抗する。この抵抗は
、スピーカから第1室の壁部に動き或いは振動が伝達さ
れるのを防止し、その結果、スピーカ密閉箱により誤っ
た作用が増幅されず、スピーカにより純粋な音が作られ
る。
上記第2室筐体の振動隔離機能は、多くの構成から得る
ことが出来る。図示の実施例では、第2掌筐体の平均壁
厚が実質的に第1室筐体の平均壁厚よりも大きく、第2
室筐体の材料は高密度である。第2室筐体はまた、第1
室筐体前壁の平均壁厚よりも実質的に長い。
本発明を具体化する上で更に説明を加えると、密閉箱1
40はまた、本件出願人に係る米国特許第4.139,
076号及び第Re、31,483号に開示された実1
M態様であり、ここでは、密閉箱の共鳴の減少は、密閉
箱の全容量を、主室と該主室よりも実質的に容量の小さ
い副室とに分散させることにより達成される。上記の他
の発明によれば、第1室構造は、密閉箱140の口部1
52のような第1単一孔を限定する前壁を有する。前壁
は所定の長さ及び幅を有する主室の前部境界を形成し、
副室を限定する構造は基本的に上記第1孔に関連して主
室の前壁に常設的に支持され、望ましくは実質的に上記
第1孔と同軸状の第2単一孔を限定する。主内量から最
外方に位置する第1及び第2孔の内のいずれかはスピー
カ支持孔であり、これは基本的に密閉箱の内部から外部
に向けて直接開口している。主及び副室は副室の後部境
界にある第1及び第2孔の内の他方のみを介して互いに
直接且つ単純に繋がるように関連し、ここで副室は対応
する主室の値よりも小さな高さ及び幅を有する。このよ
うな密閉箱では、副室を形成する構造は、密閉箱140
のように主室の前壁の外面に接続することが出来るか、
或いは、第7図図示の密閉箱115のように前壁の内面
に接続することが出来るか、或いは、第8図図示の密閉
箱191のように、一部が前壁の外面に、一部が前壁の
内面にというように分散して支持させることが出来る。
更に、上記引用の米国特許で容量を分散させる発明を具
体化した密閉箱においては、確実な他の特徴が現われる
ことが望ましい。それ等は次の事項を含み、即ち、主及
び副室間の開孔の平均値が、スピーカ支持孔の平均値の
少なくとも約0.7倍であること、raJ!の長さがス
ピーカ支持孔の平均値よりも大きいこと、副室が主室の
他の部分よりも頂部及び底部のいずれかに近く配置され
ること、主室の容量に対する副室の容量の比率が0.1
20乃至0.250の範囲にあり、望ましくは0.20
未満であることである。
第6図乃至第8図は本発明の変更実施例を示し、これ等
はまた本件出願人に係る米国特許第4,139.076
号及び第Re、31,483号に開示の発明の実施例で
もある。第6図は第1室筐体142と類似の第1室筐体
166を有するスピーカ密閉箱165を示す。
第2室筐体168は複数の重合せパネル170から構成
され、パネルはパーティクルボードのような硬質で高密
度の材料からなる。パネル170は実質的に第1室と同
じ高さであり、第2室の副内容樋172を包囲する非常
に硬質で、高密度で振動を隔離する密閉箱を提供する。
スピーカ 174は第2室筐体の前部に密閉状態で装着
され、第2室の内部空間は直接第1室の内部空間に開口
する。
第7図は、大きな第1室筐体176と、該第1室の内部
空間内に支持された小さな第2室筐体178とからなる
密閉箱175を示す。この密閉箱では、第2室は、第2
室内に内部空間182を提供する中央孔を有する一連の
重合せパネル180により構成される。この内部空間は
第1v前壁186の開孔184と同軸状に関連する。第
2室筐体の開孔188は、第2室の内部空間と第1空の
内部空間との間の、直接且つ単純な音響上の連繋を提供
する。スピーカ 190は第2室筐体の内部に支持され
且つ密閉箱の外部に向かって面する。この構成では、ス
ピーカ支持孔は第1室の外部に配置されているとみなさ
れる。
第8図は、第1室筐体192と、該第1室の前壁196
の両側に組込まれた合成第2室筐体194とからなる密
閉箱191を示す。第2vは、第1室の前壁に固定され
た、パーティクルボード製の複数の重合せパネル198
からなる外側部分を有する。これ等のパネルは、第1空
前壁の口部200と同軸状の内部空間を形成する孔を有
する。第2室はまた、前壁196の内面に固定されたパ
ーティクルボード製の複数の重合せパネル202からな
る内側部分を有する。これ等の内側パネルは、やはり第
1室前壁の口部200と同軸状の内部空間を有する。合
成第2苗はスピーカ204が密閉状態で装着される外部
開孔と、第1室と連繋する内部開孔206とを有する。
変更例では、必要とあれば内側室は重合せパネルよりも
硬質管から作ることも出来る。
第1図乃至第8図図示の各実施例では、スピーカ支持孔
は、密閉箱の外部から第1及び第2室へ向かう孔に過ぎ
ず、そのスピーカ支持孔は基本的に第2室の内部からス
ピーカ密閉箱の外部へ直接開口する。
第1図乃至第5図図示のスピーカの成る実施例では、1
0in低音スピーカ即ちウーファ−は、約高さ35.5
cmx幅35.5cmX奥行15.2cmの副室筐体の
前壁に支持されていた。第1室筐体は約高さ61cmx
幅40.fi(illlX奥行40.6cmの大きさを
有する。第2室筐体のパネルは約19+++n+の厚さ
のパーティクルボードであった。第1室も同様のパーテ
ィクルボードからなる。このスピーカは、低音範囲即ち
約100H7未満で使用される時、密閉箱の壁部で増大
する振動のない驚くほど清んだ音を作り、それはスピー
カがより大きい音量で使用された場合も同様であった。
第2室筐体を限定するのに用いられるパネルは、特別な
音即ち低音応答を提供するように選択された音響上の特
性を有する材料から構成することができる。例えば、パ
ネルをなす材料は望ましい低音応答を作る上で互いに相
違する。例えば、第6図図示のスピーカが例であり、1
つ若しくはそれ以上のパネル170−がポリウレタンフ
ォームのような可撓性即ち弾性材料から作られ、他のパ
ネル170”はパーティクルボードのような硬質材料か
ら作られる。この密閉箱は第2室筐体が全て同じ材料の
パネルからなるものに比べて、異なる可能な好ましい低
音応答を作ることが出来る。
成る実施例では、第2室筐体の全壁構造は図示のような
重合せ式ではなく、単一の連続的な材料から作ることが
出来る。然し、第2室筐体の重合せ外壁が最もよい結果
をもたらすと信じられ、なぜなら、パネル間の界面が第
2室の壁部で増大する振動を減衰途絶させる傾向がある
からである。
また、パーティクルボード中の樹脂片が、スピーカから
の振動に応じて第2室の壁部が振動若しくは物理的な動
きを基本的に起こさないようにする断音材効果を生み出
すことも信じられる。
以上の記載は、出願人が現在望ましいと考える密閉箱の
構成に従う典型的な密閉箱構造を引用して述べられた。
然し本発明の技術分野における当業者であれば、他の異
なる構成の密閉箱に加えるべき出願人の応用技術は容易
に理解し得るであろう。従って以上の記載は主な例示で
あり、本発明の範囲はここに記載の特別な密閉箱のみに
限定して判断されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は低音範囲の音を再生するのに特に使用されるス
ピーカ密閉箱を示す斜視図であり、このスピーカ密閉箱
は複数の重合せ壁パネルから形成される第2即ち副室を
含む。 第2図は第1図の2−2線に沿う断面図。 第3図は第1図の3−3線に沿う第2室パネルの正面図
。 第4図は第1図の4−4線に沿う第2室パネルの正面図
。 第5図は第1図の5−5線に沿う第2室パネルの正面図
。 第6図は第1図と類似のスピーカ密閉箱の第2実施例を
示す断面図。 第7図は第1図と類似のスピーカ密閉箱の第3実施例を
示す断面図。 第8図は第1図と類似のスピーカ密閉箱の第4実施例を
示す断面図。 140、 165. 175. 191・・・スピーカ
密閉箱142、 166、 176、 192・・・第
1室筐体144. 168. 178. 494・・・
第2室筐体154、 170. 180. 198. 
202・・・パネル159・・・スピーカ支持孔 160、 174. 190. 204・・・スピ一カ
手 続 補 正 2(方式・自発) 昭和60年3月15日 特許庁長官  志 賀   学  殿 1、事件の表示  昭和60年特許願第20166号2
、発明の名称  スピーカ密閉箱 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 アメリカ合衆国、  91501  カリフォル
ニア州、バーバンク、アルタ パセオ 1240氏名 
ジョン オー、ルビイ、ジュニア4代理人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉箱の主内容量を限定する筐体と、密閉箱の内
    部から外部に向かうスピーカ支持孔と、からなるスピー
    カ密閉箱であつて、上記スピーカ支持孔を限定し且つこ
    れに隣接する密閉箱の構造が、種類及び量において、上
    記孔に支持可能なスピーカの使用によつて該スピーカ中
    に発生する振動が密閉箱構造の残部に伝達されるのを防
    止するように作用する材料により形成されることを特徴
    とするスピーカ密閉箱。
  2. (2)主内容量を有する第1室筐体と、上記主内容量よ
    りも実質的に小さい副内容量を有する第2室筐体と、か
    らなるスピーカ密閉箱であつて、上記第1室は前壁を有
    し、上記第2室は上記第1室に密閉状態で装着された長
    手方向筐体からなり、上記第2室筐体は上記第1室の外
    部にスピーカ支持孔を有すると共に、第2室の内部から
    第2室の内部に直接開口する内部開孔を有し、上記第2
    室はスピーカ支持孔を限定する外壁を有すると共に、該
    スピーカ支持孔に支持されたスピーカ中で増大する振動
    の伝達を防止するように第1室筐体の壁部に関連して形
    成且つ配置され、上記スピーカ支持孔は基本的に第2室
    の内部から密閉箱の外部に向かって直接開口することを
    特徴とするスピーカ密閉箱。
  3. (3)前記第2室筐体により占有される容量が前記副内
    容量よりも大きい特許請求の範囲第(2)項に記載のス
    ピーカ密閉箱。
  4. (4)前記第2室筐体が第1室を限定する構造よりも大
    きい壁厚を有する特許請求の範囲第(2)項に記載のス
    ピーカ密閉箱。
  5. (5)前記第2室筐体が第1室を限定する構造よりも大
    きい質量を有する特許請求の範囲第(2)項に記載のス
    ピーカ密閉箱。
  6. (6)前記第2室筐体が第1室前壁の平均壁厚よりも実
    質的に大きな長さを有する特許請求の範囲第(2)項に
    記載のスピーカ密閉箱。
  7. (7)前記第2室筐体が、副内容量を形成する孔を内部
    に有する複数の重合せパネルから形成される特許請求の
    範囲第(2)項に記載のスピーカ密閉箱。
JP2016685A 1985-02-06 1985-02-06 スピ−カ密閉箱 Pending JPS61184090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06351087A (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 Tsutomu Miyazaki パイルドブックス タイプ スピーカーキャビネット
WO2006104101A1 (ja) * 2005-03-29 2006-10-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. スピーカシステムおよび表示装置

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JPH06351087A (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 Tsutomu Miyazaki パイルドブックス タイプ スピーカーキャビネット
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