JPS61181813A - アクリル系重合体の製法 - Google Patents

アクリル系重合体の製法

Info

Publication number
JPS61181813A
JPS61181813A JP61018273A JP1827386A JPS61181813A JP S61181813 A JPS61181813 A JP S61181813A JP 61018273 A JP61018273 A JP 61018273A JP 1827386 A JP1827386 A JP 1827386A JP S61181813 A JPS61181813 A JP S61181813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
initiator
peroxide
sheet
syrup
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61018273A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0482004B2 (ja
Inventor
バリー・ジヨーダン・ハイトナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS61181813A publication Critical patent/JPS61181813A/ja
Publication of JPH0482004B2 publication Critical patent/JPH0482004B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F265/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00
    • C08F265/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
    • C08F265/06Polymerisation of acrylate or methacrylate esters on to polymers thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アクリル系重合体の製造に関する。
更に詳細には、本発明は、2元過酸化物開始剤系の使用
に関し、それによって高い熱安定性を有し、気泡を含ま
ず、かつ未反応の単量体のナナイアクリル系シートを高
い生産速度でつくることができる。
需要の増大により、キヤスチングによるポリ(メタクリ
ル酸メチル)のようなアクリル系重合体の製造が増加し
ている。アクリル系重合体の使用の増大と共に、生産速
度を改善する一層早い重合系を見出すため多くの努力が
なされている。重合時間を短縮する方式として注目され
る成功例もめるが、−男児成品の質を劣化させている。
若干の重合体を含有するメタクリル酸メチル単量体(普
通プレポリマー又はブレポリシロップといわれる)のキ
ヤスチングは、多年プレートガラス、可撓性ガスケット
及びスチールクリップからつくられるセル中で実施され
た。この型の方法は遅く、16〜170時間を要する。
米国特許第3,872,197号及び同第4,046,
850号に記載されているような連続法の開発とともに
重合時間が短縮された。これらの特許中記載されている
連続キヤステングユニット中の滞留時間は、セルキャス
チング操作におけるよりはるかに短かいが、−万これら
ユニットはきわめて高価であり、できるだけ生産速度を
増大させることが望ましくなっている。
キヤスチングボリ(メタクリル酸メチル)シートの生産
速度を増大させるために種々の開始剤及び開始剤系が示
唆され、又使用されている。
多くのものは、種々の過酸化物及びアゾ開始剤の組み合
せである。即ち、異なった過酸化物/過酸化物、過酸化
物/アゾ及びアゾ/アゾ開始剤の2元開始剤系が試みら
れている。これらの先行技術の開始剤系のよい例の記載
は米国特許第4,528.329号(1982年5月4
日発行)に見出される・該特許は残留単量体の少ない早
い重合を行う開始剤の組み合せの発見に関するものであ
る。それによると活性過酸化物及び比較的活性の小さい
アゾよりなる2元開始剤系が選択されている。活性過酸
化物(パーオキシネオドカン酸t−ブチル又はt−にメ
チル)は早い重合を確実にした。比較的活性の小さいア
ゾ(2,2’−アゾビス(インブチロニトリル))ハく
使用可能な水準まで残留単量体を減少させた。同時に、
これらの開始剤は良好に作用するように思われる組み合
せを提供している。
この特許における他の先行技術の開始剤系としては、D
、W、フッド、r Plastics Enginee
ringJ(1975年5月)、第51〜56頁の論文
中記載されている2元過酸化物を開示している。この論
文はパーオキシネオデカン酸t−ブチル及び過酸化デカ
ノイルの組み合せ使用をすすめている。しかし、この論
文は最後の節で、「得られた硬化注型物は硬く且つガラ
ス様であ夛、材料の重合の間の収縮の原因となる若干の
空洞を示した。」と記載している。空洞を含むアクリル
系シートは使用不能である。前記特許において前記ウッ
ドの実験がくり返され、シートに空隙が生じることが確
關されている。又、実施された2つの実験において未変
換単量体が8.9及び11.4%であることが見出され
ている。良質のアクリル系シートは2.5チ未満の残留
単量体を有し、空隙又は空洞を有すべきでないので、該
特許は使用されている過酸化物/アゾ開始剤系が前記論
文に示唆されている2元過酸化物よシすぐれていると結
論している。
次に、前記特許に従って得られたアクリル系シートは、
加熱した時気泡を生じやすいことが見出された。ガスの
溶解度は温度の上昇に従って減少するので、この問題は
アクリル系シートが約200Cまたはそれ以上で熱成形
された時特に大きかった。気泡の生成はアゾ開始剤が重
合の間に分解する時発生する窒素ガスによって増大した
。窒素は炭酸ガスのようなガスよりアクリル系シートに
可溶性でなく、比較的低い濃度において気泡を生成させ
る。この問題は分解する時炭酸ガスを出す過酸化物の場
合にはおこりにくい。炭酸ガスは窒素より可溶性であり
、重合の間又は次のアクリル系シートの熱形成の間に気
泡を生成しにくい。しかし、炭酸ガスが多すぎると気泡
生成を生じ、熱安定性に悪影響を及ぼすことがあり得る
ので、過酸化物の分解性は注意して選択する必要がある
。早い生産速度を与え、空洞その他の欠陥がなく、比較
的残留単量体を含まず、且つ気泡の生成がなく200℃
又はそれ以上の温度で引き続き熱形成することができる
ような高い熱安定性を有する開始剤系を調製することが
望ましい。前記特許の過酸化物/アゾ開始剤は早い生産
速度及び低い残留単量体を達成したが、高い熱安定性を
有するシートを生成しなかった。前記特許および論文に
共に注記されているように、ウッドの論文に開示されて
いる2元過酸化物系は空洞をもつシートを生成した。
本発明はメタクリレートシロップの重合の際、シロップ
の重合の間の温度条件に注意深く調和した半減期及び分
解の性質をもつ2つの型の過酸化物開始剤の混合物を用
いることによって、前述した目標のすべてを達成する。
本発明によれば、単量体メタクリル酸メチル中10〜4
0重量%のメタクリル酸メチル単独重合体又はメタクリ
ル酸メチルとα、β−エチレン系不飽和化合物との共重
合体を含有すするシロツプを重合させることよりなる、
該メタクリル酸メチル単独重合体及び共重合体よりなる
群から選択されるアクリル系重合体の製法が提供され、
その製法において、シロップ1ミリオングラム −あた
り約0.3〜16モルの、約75℃〜100℃の温度に
おいて5分の半減期を有し、且つ遊離基2モルろたシ最
大1モルの炭酸ガスを発生する第1の過酸化物開始剤、
並びにシロップ1ミリオングラムあたり約0.1〜6モ
ルの、約105℃〜125℃の温度において1分の半減
期を有し、且つ遊離基1モルあたり最大1モルの炭酸ガ
スを発生するta2の過酸化物開始剤の濃度を得るよう
に該シロップを開始剤溶液と混合し、最初該シロップ及
び該開始剤溶液の混合物を約45℃〜90℃の温度に約
10〜100分間加熱しくこの場合約80〜909bの
重合がおこる)、次に該混合物を約110℃〜140℃
の温度に加熱する(この場合少なくとも97.5%の重
合がおこる)ことを特徴とする。
本発明は良好な熱安定性を有し、気泡のなべ且つ比較的
残留単量体及び空洞ような欠陥のないアクリル系シート
を高い生産速度で得るために2つの過酸化物開始剤を用
いる。使用される開始剤及び濃度を除いて、メタクリル
酸メチル(MMA )シロップの重合は前記特許(明細
書中参考文献として組み入れられる)中間水されている
ものと概して同じである。
単量体中重合体溶液(例えば)のプレポリマーすなわち
ブレポリシロップの製造は周知であり、任意の周知の方
法によっても製造することができる。例えば、このシロ
ップはメタクリル酸エステル中の溶液中少量の重合開始
剤を、場合により連鎖移動剤の存在下に、適当な圧力及
び温度において加熱することによって製造することがで
きる。溶液が予め定められた粘度に達するまで加熱を継
続する。その後、熱溶液を冷却する。更に特定すれば、
ジャケットケトル中本量体メタクリル酸メチルを還流条
件下50°〜150℃の温度で加熱することによって、
メタクリル酸メチルから25Cにおいて0.5〜100
ポアズの粘度を有すするシロツプを得ることができる。
通常、大気圧が使用され、還流する材料を攪拌する。加
熱はされめて少量の開始剤の存在下に実施される。所望
の粘度に達すると、任意の適当な方法で混合物を冷却す
ることによって重合を停止させる。冷却は任意の常法に
よることができる。1つの方法は、メタクリル酸メチル
が更に重合するのを阻止するのに充分なヒドロキノンま
たはその他の重合阻止剤を含有する、1〜10重量%の
冷メタクリル酸メチルの添加を含む。
プレポリシロップ溶液は通常メタクリル酸メチル単量体
に溶解した、10〜40重量%のメタクリル酸メチル重
合体を含有する。この重合体は普通塩化メチレンioa
m、b+り重合体0.50グラムの溶液を使用し、20
Cにおいて測定して、0.35〜1.0の固有粘度を有
する。前に挙げたように、この重合体は又酢酸ビニル、
スチレン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸ブチル(BA ) 、アクリル酸シクロヘキシル
、アクリル酸2−エテルヘキシル、アクリロニトリル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸シクロヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、
メタシクロニトリル等のような単量体と共にメタクリル
酸メチル単量体の主要部分を含む共重合体であることも
できる。
ブレポリシロップはセルか又は連続法により、シートの
ようなキヤステンダメタクリル酸メチル物品を製造する
ために使用される。キャスチングのためには、45℃〜
90Cの温度が通常用いられ、後硬化のためには、11
00〜140℃の温度が使用される。キヤステングの間
用いられる圧力は通常自発圧である。
シロップを重合させるために使用される過酸化物開始剤
は、それらの半減期及び分解の性質を基にして注意深く
選択される。開始剤混合物は450〜90Cにおける第
1の加熱の間にシロップを約20%の変換から約80〜
90%の変換まで重合させる第1の開始剤(明細書申開
始剤Aと称する)を含有する。この混合物の第2の開始
剤(明細書申開始剤Bと称する)は最終硬化の間の約1
10℃〜140℃の第2の加熱中に、変換を少なくとも
97.5 %の重合まで増大させる。
アクリル系シートを迅速に得るために、第1の開始剤は
キャスチングシートの厚さによって、10〜100分間
で約80〜90%の変換までこの重合体を重合させるよ
うに選択されるべきである。
一般に、遊離基2モルあたり最大1モルの炭酸−ガスを
発生する、75c〜100℃において5分の半減期を有
する開始剤が好適である。前記の特性を有し、且つ必要
な重合速度を達成する開始剤はパーオキシネオデカン酸
α−クミル、パーオキシネオデカン酸t−アミル、パー
オキシビハIJン酸t−ブチル、並びにパーオキシネオ
デカン酸t−ブチルのようないくつかのノぞ−オキシエ
ステル類である。重合は約45℃〜95℃の範囲の温度
において実施することができるが、一方重合速度を最大
にするために約55℃〜90℃において実施するのが好
適でおる。これは水浴中桁なってよい。厚いシートは重
合の間に気泡を一層生成しやすいので、最適の重合温度
及び開始剤濃度はシートの厚さによってきまる。アクリ
ル系重合体の低い熱伝導度のためにシートから水浴への
反応熱の熱転移が不良であるので、このことがおこる。
従って厚いシート中気泡の生成を最小にするために、重
合体の温度は、水浴中にある間1050を超えるべきで
ない。
この混合物の第2の開始剤は変換が5〜60分間に少な
くとも97.5%まで増大するように、硬化の間重合速
度を最大にするように選択される。
シートが55℃〜90℃の水浴から取出されて後、例え
ば、グリコール浴又は赤外オーブン中、約110℃〜1
40℃に加熱される。次にシートを約90℃に冷却する
。このシートは約5〜60分間は110℃より高い。こ
の時間もまたシートの厚さによる。第2の開始剤はシー
トが90[に冷却される時までに消費されるように選択
される。
一般に、約105℃〜125℃の温度において1分の半
減期を有し、且つ遊離基1モルあたり最大1モルの炭酸
ガスを発生する開始剤は、少なくとも97.5 %の重
合体変換を有するシートを生成することができる。前記
の特性を有する開始剤は、過酸化ジイソノナノイル、ジ
ラウロイル、並びにジデカノイルのようないくつかのジ
アシル過酸化物である。又)署−オキシピバリン酸t−
ブチル及び2.5−ジメチル−2,5−ビス(2−エテ
ルへキンイルノミ−オキシ)ヘキサンのようなパーオキ
シエステル過酸化物もこれらの特性を有する。過酸化シ
トデカノイル及び2.5−ジメチル−2,5−ビス(2
−エチルへキソイルパーオキシ)ヘキサンは、広い範囲
の操作条件にわたって最高の変換を生じるので好適でる
る。
開始剤濃度は好適にはシロップ1ミリオングラムあたり
約0.3〜16モルの第1の過酸化物開始剤及びシロッ
プ1ミリオングラムあたり約0.1〜6モルの第2の過
酸化物開始剤である。使用される各開始剤の正確な濃度
はシートの厚さ、連鎖移動剤、交さ結合剤、色素及び共
単量体の濃度のような多くの因子によってきまる。例え
ば、比較的厚いシートは上記の範囲の下端に近い濃度を
使用し、一方比較的薄いシートはこの範囲の中間及び上
端に近い濃度を使用する。
熱形成性シートの場合には、連鎖移動剤及び交さ結合剤
が用いられる。連鎖移動剤はメルカプタン、例えば20
までの炭素原子のアルキルメルカプタン類、特に約4〜
20の炭素原子のn−アルキルメルカプタン類、或いは
アリール基がフェニル又はナフチルであり、且つアルキ
ル(1〜12の炭素原子を有する)又はハロケ゛ン(C
l5Br、 I )置換外を有することができるアリー
ルメルカプタン類纂ポリハロアルカン類(好適には1〜
5の炭素原子を有する) ; R2PH又はRPJ(、
(ただしRは6〜1oの炭素原子のアリール1或いは1
〜10の炭素原子のアルキルである)のようなホスフィ
ン類であることができる。
交さ結合剤はメタクリル酸メチル単量体と共重合可能で
あり、かつ少なくとも2つのエチレン系不飽和2型結合
を有する任意の有機化合物、例えば、ジアクリル酸又は
ジメタクリル酸アルキレン又ハヒドロキシ置換アルキレ
ンのようなジアクリレート又はジメタクリレート、例え
ば、ジメタクリル酸1.2−エチレン又はジメタクリル
酸1,6−ヘキサンジオールであることができる。
その外、UV安定剤、熱安定剤、重合阻止剤、染料及び
色素を添加してよい。
本発明の方法に従って2元過酸化物を用いて得られるア
クリル系シートは、過酸化物/アゾ又は2元アゾ開始剤
を使用する先行技術の方法を用いて得られるシートより
高い熱安定性を有し、気泡の生成が少ない。これは選択
される開始剤の分解特性にLるものである。過酸化物が
重合の間に分解する時、それらは炭酸ガスを出す。アゾ
解始剤は窒素を出す。窒素はアクリル系シートに炭酸ガ
スより可溶性でなく、炭酸ガスよシ低い濃度において気
泡を生成させる。気泡の生成を最小にし、熱安定性を改
善し、且つ高い生産速度を保つために、ある種の半減期
及び分解の性質をもつ過酸化物開始剤が選択される。普
通知られているように、アクリル系重合体は水に対して
親和性を有している。水は周囲の空気からシート中に吸
着され、2チの濃度に達する。アクリル系重合体が水を
吸着するか、キヤステングシロップに水が添加されると
、アクリル系シートの熱安定性は急激に低下する。
オーブン中などで重合体を乾燥する場合には、熱安定性
はその原安定度まで逆増大する。
熱安定性は3つの異なった方法によって測定することが
できる。第1のものでは、空気循環オーブンにシートを
30分間180cに置く。第2のものでは、シートを同
じ型のオーブン中90分間193cに置く。シートがオ
ーブンから取り出された後気泡を含んでいなければ、そ
れはこれらの試験の合格とする。
第3の試験は赤外(IR)気泡試験と称され、この場合
には、サーモラベル(その熱不安定温度まで加熱される
特色を変える温度感受性テープ)を付けたシートの小片
を赤外オーブン(窓を有する)中に入れる。シートが加
熱される時それを観察しながら気泡が生成しはじめる時
シートを取シ出す。気泡が生成する温度はIR気泡温度
と称される。
本発明は次の実施例によって更に理解することができる
例  1 225gのブレポリシロップ(::19%の重合体、1
000cp)、12.51.9の開始剤溶液及び12.
50F ノEDMA/LM溶液を使用してキャスチング
シロップを調製した。開始剤溶液は4.57519のパ
ーオキシネオデカン酸t−ブチル(75%の純度)、0
.2120Pのチヌビ”fB’ (Tinuvin )
 P 。
0.8209gのドパノール(Topanol )■A
  (MMA中10チ純度)、0.142.5gのエア
ロゾール(Aerosol )”OT St 7806
1の過酸化ジデカノイル及び? 2.55461iのM
MAを含有していた。
EDMA/LM溶液は7011のジメタクリル酸エチレ
7 り9 :f −ル(EDMA )、4.011のラ
ウリルメルカプタン、並びに89. OIIのMMAを
含有していた。
磁気攪拌機を使用してこのキャスチングシロップを30
分間混合した。次に、混合しながら40tmHg絶対圧
において15分間脱ガスした。次にア/l/−/ンガス
を用いて真空を解除した。このキヤステングシロップを
3〜125ミルのキャスチフグセル中に注いだ。セルは
シロップがセルから出ないように縁の周囲にPvCガス
ケットを有していた。セルをクランプでつなぎ合わせた
1つのセルの中央にサーモカップルを入れてシート/シ
ロップの温度を測定した。サーモカップルはガスケット
の小片によってシートの中央に正しく保ち、サーモカッ
プルがスチール板の温度の代りにシロップの温度を読む
ことを確保した。3個のキヤスチングセルを830の水
浴に置いた。浴中21分後トロムスドルフビークがおこ
った。22分後注型物を浴から敗り出し、134℃のエ
チレングリコール浴に3分間入れた。
次に注型物をグリコール浴から取り出し、室の空気にさ
らすことによって放冷した。シートが90℃まで冷却さ
れると、冷水(15〜25℃)中急冷した。次にシート
をキヤスチングセルから取シ出した。
このシートは1.99%の残留単量体水準を有していた
。それは、193t?ニ一90分安定性試験に合格(気
泡の生成なし)し、210℃のIR気泡温度を有してい
た。開始剤Aの濃度は7.0X10  モダシートIで
あり、開始剤Bの濃度は2.59X10−6モル/シー
トルであった。シートの状態は気泡がなかった。
例  2 258.03Nのプレポリ、15.0(lの開始剤溶液
、15.03I!のEDMA/LM溶液、並びに12.
02,9のアクリル酸n−ブチル(BA)を使用してキ
ヤステングシロップを調製した。溶液類は例1と同じ組
成を有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−76℃ ピーク時間−31分 7(S’Cの浴中の時間−32分 開始剤Aの濃度ニア、00X10−6モル/シートl開
始剤Bの濃度:2.59X10  モル/シート9残′
f1il駆−0,78チ 残留BA −0,09チ 195℃−90分安定性試験−合格 IR気泡温度−218℃ シート状態−気泡を含まず 例  3 258.11gのプレポリ、15.05gの開始剤溶液
、15.06FのEDMA/LM溶液及び12.02N
のアクリル酸n−ブチルを使用してキャスチングシロッ
プを調製した。開始剤溶液は1.3678#のパーオキ
シネオデカン酸t−ブチル(75%純度)、0.062
9.Fのテヌビン[F]P、0.239!M’のドパノ
ール■A(10%純度)、0.04349のエアロゾー
ル■OT、0.9507.9の過酸化ジラウロイル、並
びに27.3565 FのMhaを含有していた。
例1と同じ操作に従った。
浴温−76℃ ピーク時間−29分 76℃の浴中時間−31分 開始剤Aの濃度ニア、0OX10  モル/シートl開
始剤Bの濃度:3.90X10  モル/シートy残留
MMA −1,54チ 残留BA−決定せず 193℃−90分安定性試験−合格 IR気泡温度−210℃ シート状態−気泡を含まず 例  4 連続キャスチング法(プラント規格)においてキャスチ
/グシロップを調製し、この場合すべての成分を1つの
タンクに添加した。成分は299753 yのBL62
23色素、3015gのラウリルメルカプタン、527
1のジメタアクリル酸エチレングリコール、54381
/のパーオキシネオデカン酸t−ブチル(5%の純度)
、1342yの過酸化ジデカノイル、1511Jのチヌ
ビン■P1106gのエアロゾール”OT、601のド
パノール■(10%の純度)、60518gのアクリル
酸n−ブチル、1313リツトルのプレポリ(1450
Cp)、並びに95.4 !JットルのMMAを含んで
いた。
キヤステングシロップの程度は630cpでめった。タ
ンクの中味を45分間混合し、次にポンプで脱気様に送
り、そこでシロップを50〜65tmHg絶対圧の範囲
の真空にさらした。次にシロップをポンプでベルト上に
送った。ベルトの裏側の水噴霧は82Cにおいてであっ
た。
シートは水ゾーンに約27分間とどまり、次に赤外熱に
よって約125Cに加熱された。次にシートを約90℃
に冷却し、ベルトから外した。
開始剤Aの濃度ニア、00X10  モル/シート1残
留剤Bの濃度: 2.59X10−’モル/シートノ残
留MMA −〇、 80チ 残留BA −0,12% 1930−90分安定性−合格 204℃−90分安定性試験−合格 IR気泡温度−260℃ シート状態−気泡を含まず 例  5 190.02Fのプレポリ、並びに10.0119の開
始剤溶液を使用してキャスチングシロップを調製した。
開始剤溶液は0.40 gのドパノール■A(10%純
度)、0.01’のエアロゾール[F]○T、0.20
.9のチヌビン[F]P、2.10.9のパーオキシネ
オデカン酸t−ブチル(75%純度)、0.50.1’
)過酸化ジデカノイル及び96.1iのMMAを含有し
ていた。例1と同じ操作に従った。
浴温−76℃ ピーク時間−25分 76℃の浴中の時間−26分 開始剤Aの濃度:3.22X10  モル/シート1残
留剤Bの濃度:0.73X10  モル/シート1残留
MMA −1,38% 固有粘度=1.69 180℃−30分安定性試験−失格 シート状態−気泡を含まず 例  6 172.03Fのプレポリ(2000c p−、夕22
チの重合体)、1(]、01gの開始剤溶液、10.0
2FのEDMA/LA溶液及び8.01Fのアクリル酸
n−ブチルを使用してバッチキャスチングシロップを調
製した。開始剤溶液は1.791の過酸化ジデカノイル
、0.20gのチヌビシ■P、0.81Fのトノぐノー
ル■A(1ocs純度)、0.11’のエアロゾール[
F]oT、8.00Fのパーオキシネオデカン酸t−ブ
チル(75%純度)、並びに89.08 Fの■θ、を
含有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−90℃ ピーク時間−13分 水浴中時間−14分 開始剤Aの濃度: 12.3X10−’モル/シートy
開始剤Bの濃度: 2.59X10−6エ、、/、/−
トy残留MMA −0,79% 残留BA −0,10チ 193℃−90分安定性試験−失格 IR気泡温度−204℃ シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  7 258.3gのプレポリ、15.0519の開始剤溶液
、15.0.9のEDMA/LA溶液及び12.03J
Fのアクリル酸n−7’チルを使用してキヤステングシ
四ツブを調製した。開始剤溶液は2.73;M、9のパ
ーオキシネオデカン酸t−ブチルC75%純度)、0.
1224gのチヌビン■P、0.5075gのドパノー
 ル’B’A 、(10To純ii” )、0.082
4Ilのエフ1:Iゾールoo’r、0.769011
のバゾ(Vazo )”64、並びに55.8142N
の肋を含有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−90℃ ピーク時間−18分 水浴中時間−19分 開始剤Aの濃度ニア、00X10  モル/シート1開
始剤Bの濃度=3.90×10 モル/シートi残留M
MA −0,84% 残留BA−決定せず 193℃−90分安定性試験−失格 IR気泡温度−196℃ シート状態−1つの気泡 例  8 190.02.!i’のプレポリ、並びに10.02g
の開始剤溶液を使用してキャスチングシロップヲ調製し
た。開始剤溶液は2.1チのパーオキシネオデカン酸t
−ブチル(75チ純度)、0.24%の2【2′−アゾ
ビスインブチロニトリル、400ppmのトノ(ノール
oA 、  2000 ppmのチヌビン[F]P及ヒ
97.42%のメタクリル酸メチルを含有していた。例
1と同じ操作に従った。
浴温−820 ピーク時間−20分 浴中時間−21分 開始剤Aの濃度:3.22X10  モル/シート1開
始剤Bの濃度:0.73X10  モル/シートy残留
MMA −1,29ts 固有粘度−1,57 180℃−30分安定性試験−失格 シート状態−ガスケットの縁に沿って12個の気泡を除
いて気泡を含まない 例  9 過酸化ジデカノイルの代υに2.2′−7ゾビスイソブ
チロニトリルを使用してシートをつくった。例4に記載
のものと同様の操作(連続キヤスチング)に従った。
水温−80℃ 水浴ゾーン中時間−〜25分 開始剤Aの濃度ニア、0X10−’モル/シート1開始
剤Bの濃度: 2.55x10  モル/シートg残i
d MMA −0,55% 残留BA −0,05% 195℃−90分安定性試験−合格 IR気泡温度−249C シート状態−気泡を含まない 例  10 258.01gのプレポリ、15.01gの開始剤溶液
、15.O,lのEDMA/LM溶液、並びに12.0
2Fのアクリル酸n−ブチルを使用してキヤスチングシ
ロップを調製した。開始剤溶液は4.56691のパー
オキシネオデカン酸t−ブチル(75チ純度)、2.1
895gの過酸化ジイソノナノイル(75チ純度)、0
.1434Fのエアロゾール[F]0’l’、 Q、8
010 、F (7) )パンールoAll液(10%
純度)、0.2135!fのチヌビン[F]P及び92
.12gのMMAを含有していた。例1と同じ操作に従
った。
浴温−76℃ ピーク時間−31分 水浴中時間−32分 開始剤Aの濃度ニア、0OX10−6モル/シート1開
始剤Bの濃度:2.59X10’−6モル/シートy残
留MMA−1,75% 残留BA −0,28% 193t?ニ一90分安定性試験−合格IR気泡温度−
200℃ シート状態−気泡を含まない 例  11 172.02#のプレポリ、10.01Fの開始剤溶液
、10.011!のEDMA/LM溶液及び8.001
1のアクリル酸n−ブチルを使用してキヤスチングシロ
ップを調製した。開始剤溶液は4.56gのパーオキシ
ネオデカン酸t−ブチル(75%純度)、1、231/
の2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルへキソ
イルパーオキシ)ヘキサy、0.22gノfヌヒ/@P
、 0.8011 (D トハ/−に■A(10チ溶液
)、o、1sgのzアoシー、、00T及び93.08
gのMMAを含有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−76℃ ピーク時間−28分 水浴中時間−29分 開始剤Aの濃度ニア、00X10−’モル/シートy開
始剤Bの濃度: 1.2910−6モル/シートg残留
MMA −0,89チ 残留BA−<0.10% 193℃−90分安定性−合格 IR気泡温度−210℃ シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  12 172.05gのプレポリ、10.01gの開始剤溶液
、10.02IIのEDMA/LM溶液、並びに8.0
1gのアクリル酸n−ブチルを使用してキヤステングシ
ロップを調製した。開始剤溶液は4.569のパーオキ
シネオデカン酸t−ブチル(75%純釦、1.19Nの
パーオキシピパリン酸t−ブチル(75チ純度)、0.
20!(Dfヌビン■p、 0.819 ノドパノール
[F]A(10%溶液)、0.15.@のエアロゾール
[F]○T1並びに93.12#の肋を含有していた。
例1と同じ操作に従った。
浴温−76℃ ピーク時間−27分 水浴中時間−28分 開始剤A 17)濃f : 7.0Ox10−6モル/
シー) g開始剤B(7)!1度: 2.56xjO−
6v−ル/シー)y残留MMA −1,36% 残留BA −0,23% 193℃−90分安定性−合格 IR気泡温度−218℃ シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  13 172.1(7)プレポリ、10.011)開始剤溶液
、jo、01NのEDMA/LM溶液、並びに8.OO
9のアクリル酸n−ブチルを使用してキャスチングシロ
ップを調製した。開始剤は4.5611のパーオキシネ
オデカン酸t−ブチル(75%純度)、t27Iの過酸
化ジベンゾイル、0.811Iのドパノール[F]A(
10%111m)、0.15IIの!71:Iゾールo
oT10.2[+のチヌビン[F]P及び94.01の
込仏を含有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−90℃ ピーク時間−22分 水浴中時間−23分 開始剤Aの濃度ニア0X10  モル/シートI開始剤
Bの濃度=2.60×10 モル/シートi残留MMA
−2,961゜ 残留BA−0,30% 193C−90分安定性−合格 IR気泡温度−2160 シート状態−ガスケット縁を除いて気泡を含まない 例  14 172.0gのプレポリ、io、olyの開始剤溶液、
10.0:l’のgDMA/LM溶液及び8.02gの
アクリル酸n−ブチルを使用してキャスチングシロップ
を調製した。開始剤溶液は4.82#の、6−オキシネ
オデカン酸t−アミル(75%純度)、1.789の過
酸化ジデカノイル、D、81.9のドパノール[F]A
(10%純度)、0.21Nのチヌビン[F]P、0.
1:IMのエアロゾール[F]OT及び92.27gの
肋を含有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−80℃ ピーク時間−25分 水浴中時間−26分 開始剤Aの濃度ニア、010−6モル/シートg開始剤
Bの濃度: 2.6ox1o−’モル/シートy残留肋
−0.77% 残留BA −0,11% 19IC−90分安定性−失格 IR気泡温度−204℃ シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  15 170.02gのプレポリ、10.0Ojilの開始剤
溶液、io、oiyのEDMA/LM溶液、s、oog
のアクリル酸n−ブチルを使用してキヤステングシロッ
プを調製した。開始剤溶液は10.02gのパーオキシ
ネオデカン酸α−クミル(75%純度)、t79Ji’
の過酸化ジデカノイル、0.81Fのドパノール[F]
A(10%溶液)、0.14gのエアロゾール[F]O
T、0.20Fのテヌビン■P1並びに87.09 F
のMMAを含有していた。例1と同じ操作に従った。
浴温−75℃ ピーク時間−21分 水浴中時間−22分 開始剤Aの濃度ニア、0X10  モル/シート9残留
剤Bの濃度:2.5910  モル/シート9残留MM
A−0,94チ 残留BA −0,1g1% 1930−90分安定性−失格 IR気泡温度−21[]c シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  16 180.01Nのプレポリ、10.02#の開始剤溶液
、並びに10.01#のEDMA/LM溶液を使用して
キヤステングシロップを調製した。開始剤溶液は10.
21’のパーオキシネオデカン酸t−ブチル(75チ純
度)、1.78gの過酸化ジデカノイル、0.80gの
ドパノールoA(10チ溶液)、0.14y ノx 7
 oシーh@oT、 0.21 g ノチy<ビ、[F
]2並びに86.661のMMAを含有していた。例1
と同じ操作に従った。
浴温−75℃ ピーク時間−15分 水浴中時間−16分 開始剤Aの濃度:16.0X10  モル/シート9残
留剤Bの濃度: 2.59X10−6モル/シート9残
留MMA −1,13% 143℃−90分安定性−失格 IR気泡温度−210C シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  17 180.02gのプレポリ、10.01gの開始剤溶液
、並びに10.01FのEDMA/LM溶液を使用して
キヤステングシロップを調製した。開始剤溶液は4.5
7gのパーオキシネオデカン酸t−ブチル(75チ純度
)、4.11の過酸化ジデヵノイル、0.81gのドパ
ノール[F](10%溶液)、0.1!Mのエアロゾー
ル[F]○T、0.21のチヌビン■P1並びに90.
18FのMMAを含有していた。例1と同じ操作に従っ
た。
浴温−800 ピーク時間−20分 水浴中時間−21分 開始剤Aの濃度ニア、0X10  モル/シート9開始
剤Bの濃度:S、0X10−6モル/シートy残留MM
A −1,39チ 193℃−90分安定性−合格 IR気泡温度−210℃ シート状態−ガスケットの縁を除いて気泡を含まない 例  18 57Q、02gのプL/ポリ及び30.DO,9の開始
剤溶液を使用してキヤステングシロップを調製した。開
始剤溶液は0.20#のパーオキシネオデカン酸t−ブ
チル(75%純度)、o、 o s yの過酸化ジデカ
ノイル、0.40 、Pのドパノール[F]A (10
チ溶液)、0.011のエアロゾール[F]0TS0.
21#のチヌビン[F]P1並びに99.08#のMM
Aを含有していた。例1と同じ操作に従うことによって
500ミルのシートをつくった。
浴温−70℃。
ピーク時間−81分 水浴中時間−91分 開始剤Aの濃度ニア、0OX10−’モル/シート9開
始剤Bの濃度:0.10x10−’モ、z/シートg残
留MMA−2,20チ 193℃−90分安定性−合格 シー)状態−ガスケットの2端が合している空隙ヲ除い
て気泡を含まない 例  19 475.02#のブレポリ及び25.01Fの開始剤溶
液を使用してキャスチングシロップを調製した。開始剤
溶液は956Iのパーオキシネオデカン酸t−ブチル(
75チ純度)、1.79 #の過酸化ジデカノイル、[
]、81t1のドパノール@A(10チ溶液)、0.1
5gのエアロゾール[F]OT、o、2oyのチヌビン
oP、並びに92.53NのMMAを含有していた。例
1と同じ操作に従うことによって500ミルのシートを
つくった。
浴温−45℃ ピーク時間−82分 水浴中時間−94分 開始剤Aの濃度: 7.00x10  モル/シート9
開始剤Bの濃度:2.59X10  モル/シートy残
留MMA −1,16% 193℃−90分安定性−失格 シート状態−ガスケットの2端が合する空隙を除いて気
泡を含まない 130℃グリコール浴中時間−10分 次の表は前記の実施例の結果を要約して熱安定性に対す
る異なった開始剤の結果を例示する◎開始剤に対するコ
ードは表に従う。
コード 開始剤 DDC過酸化ジデカノイル DLP  過酸化ジラウロイル DIN  過酸化ジインノナノイル BP   過酸化ジベンゾイル BPPバーオキシピバリンat−ブチルDBDH2,5
−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルへキソイル)ヘ
キサン AIBN  2,2’−アゾビスイソブチロニトリルB
PND  A−オキシネオデカン酸t−ブチルCPND
  ノで一オキシネオデカン酸α−クミルAPNDバー
オキシネオデカン酸t−アミル表1中対照例7を例2.
3.10.11、並びに12と比較すると、2元過酸化
物開始剤系を使用することによfi IR気泡温度試験
によって測定されているとおり、一層高い熱安定性を有
するシートになることが示される。これらの結果は連続
キヤスチングの場合に再び示され、この場合2元過酸化
物系を用いてつくられたシート(例4)は、過酸化物/
アゾ開始剤系を用いてつくられたもの(対照例9)よシ
高い熱安定度を有していた。
過酸化ジベンゾイルを含有する2元過酸化物開始剤系を
用いてつくられたシート(例13)は残留単量体が多く
使用不能であると考えられた。過酸化ジベンゾイルは約
1280の1分半減期温度を有し、それは第2の過酸化
物開始剤について好適である125Cの上限よシ上であ
る。
開始剤の量の増加又は温度の上昇によシ、過酸化物/ア
ゾ開始剤系は例6(表3)及び対照例7(表1)の比較
によって示されるように、2元過酸化物系よシ重合の間
気泡を生成しやすい。ガスケットの縁に沿って生成する
気泡は両開始剤系(2元過酸化物及び過酸化物/アゾ)
の場合生じ、ガスケット中PvC可塑剤のアクリル系重
合体への拡散によって生じ、且つガスケットを棄てる時
普通切除されるストリップ中にあるので、割シ引かれて
いる。
表2はパーオキシネオデカン酸α−クミル、パーオキシ
ネオデカン酸t−アミル及びパーオキシオオデカン酸t
−ブチルを使用して、高い生産速度において良好な熱安
定性を有するシートを得ることができることを示す。
表3はこの2元過酸化物系を使用して種々の厚さのシー
トを得ることができることを示す。
きわめて少量の第2の開始剤が普通線状シート中におい
て使用されるので、この2元過酸化物系の利点は線状シ
ートにおいて交さ結合型シートにおける程大きくない。
表3に見られるように、厚いシートは薄いシートよシ少
量の開始剤を必要とし、重合の間の気泡の生成を避ける
ために比較的低温において重合される。ガスケットの2
端が合される500ミルのシート中生成する空隙は実験
室の6“×6〃注型物中過酸化物/アゾ並びに2元過酸
化物系において見られるが、それは連続キヤスチング法
においては問題ではない。大型商業サイズの注歴物にお
いてもこれが問題になるとは予期されない。空隙は良好
なシールを得るためのガスケットの非柔軟性によって生
じると考えられる。この2元過酸化物系を使用して若干
の厚い空隙のないシートを6# X 6N注型物を用い
てつくられ、シートを得ている。
特許出願人  イー・アイ・デュポン・ド・ネモアース
・アンド・コンパニー 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)単量体メタクリル酸メチル中10〜40重量%のメ
    タクリル酸メチル単独重合体又はメタクリル酸メチルと
    α,β−エチレン系不飽和化合物との共重合体、を含有
    するシロツプを重合させることよりなる該メタクリル酸
    メチル単独重合体及び共重合体よりなる群から選択され
    るアクリル系重合体の製法であつて、 シロツプ1ミリオングラムあたり約0.3〜16モルの
    、約75℃〜100℃の温度において5分の半減期を有
    し、かつ遊離基2モルあたり最大1モルの炭酸ガスを出
    す第1の過酸化物開始剤、並びにシロツプ1ミリオング
    ラムあたり約0.1〜6モルの、約105℃〜120℃
    の温度において1分の半減期を有し、且つ遊離基1モル
    あたり最大1モルの炭酸ガスを出す第2の過酸化物開始
    剤の濃度を得るように該シロツプを開始剤溶液と混合し
    、最初該シロツプ及び該開始剤溶液の混合物を約45℃
    〜90℃の温度に約10〜100分間加熱し(この場合
    約80〜90%の重合がおこる)、次に該混合物を約1
    20℃〜140℃の温度に加熱する(この場合少なくと
    も97.5%の重合がおこる)ことを特徴とする前記方
    法。 2)第1の過酸化物開始剤がパーオキシネオデカン酸α
    −クミル、パーオキシネオデカン酸t−アミル、パーオ
    キシピバリン酸t−ブチル、並びにパーオキシネオデカ
    ン酸t−ブチルよりなる群から選択される特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3)第2の過酸化物開始剤が過酸化ジイソナノイル、過
    酸化ジラウロイル、過酸化ジデカノイル及び2,5−ジ
    メチル−2,5−ビス(2−エチルヘキソイルパーオキ
    シ)ヘキサン、並びにパーオキシピバリン酸t−ブチル
    よりなる群から選択される特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 4)第2の過酸化物開始剤が過酸化ジデカノイルである
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 5)第2の過酸化物開始剤が2,5−ジメチル−2,5
    −ビス(2−エチルヘキソイルパーオキシ)ヘキサンで
    ある特許請求の範囲第3項記載の方法。
JP61018273A 1985-02-01 1986-01-31 アクリル系重合体の製法 Granted JPS61181813A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US697402 1985-02-01
US06/697,402 US4588798A (en) 1985-02-01 1985-02-01 Process for preparing acrylic polymer sheets using a dual peroxide initiator system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61181813A true JPS61181813A (ja) 1986-08-14
JPH0482004B2 JPH0482004B2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=24801002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61018273A Granted JPS61181813A (ja) 1985-02-01 1986-01-31 アクリル系重合体の製法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4588798A (ja)
EP (1) EP0189930A3 (ja)
JP (1) JPS61181813A (ja)
CA (1) CA1246794A (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5250596A (en) * 1989-07-27 1993-10-05 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US5272230A (en) * 1989-07-27 1993-12-21 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US5023313A (en) * 1989-07-27 1991-06-11 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US5134210A (en) * 1989-07-27 1992-07-28 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US5252644A (en) * 1989-07-27 1993-10-12 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US5045613A (en) * 1989-07-27 1991-09-03 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US4945122A (en) * 1989-07-27 1990-07-31 Edwards Bill R Acrylic resin composition
US5073587A (en) * 1990-01-16 1991-12-17 Edwards Bill R Polymeric composition and method of producing same
JP2567726B2 (ja) * 1990-09-04 1996-12-25 三菱レイヨン株式会社 メタクリル樹脂板の製造方法
US5344902A (en) * 1991-06-18 1994-09-06 Occidental Research Corporation Polymerization with initiator and quaternary ammonium salt
US5243003A (en) * 1992-06-25 1993-09-07 Edwards Bill R Acrylic/carbonate resin compositions
US5902473A (en) * 1997-06-30 1999-05-11 Basf Corporation Cathodic electrodeposition coating with carbamate-functional crosslinking agents
EP1201686B1 (en) * 2000-10-23 2006-07-19 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Methyl methacrylate syrup and production thereof
FR2879207B1 (fr) * 2004-12-10 2007-07-06 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de fabrication de billes ou de ballons en mousse polymere
US7939953B2 (en) * 2008-04-16 2011-05-10 Schlumberger Technology Corporation Micro scale fischer-tropsch and oxygenate synthesis process startup unit
JP6508028B2 (ja) 2015-12-14 2019-05-08 浜名湖電装株式会社 燃料蒸発ガスパージシステム
FR3060577B1 (fr) * 2016-12-21 2020-11-06 Arkema France Composition liquide comprenant deux initiateurs, son procede de polymerisation, utilisation et materiau ou composition obtenu apres polymerisation de la composition
FR3082845B1 (fr) 2018-06-21 2021-01-15 Arkema France Composition liquide comprenant trois initiateurs, son procede de polymerisation, son utilisation et materiau obtenu apres polymerisation de la composition
CN110615864B (zh) * 2019-10-10 2021-05-14 万华化学集团股份有限公司 一种甲基丙烯酸甲酯聚合物及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937837A (ja) * 1972-08-11 1974-04-08
JPS56145907A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd Production of methacrylic resin having excellent heat distorsion resistance

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL260655A (ja) * 1960-02-01
GB1243197A (en) * 1968-01-18 1971-08-18 British Petroleum Co Polymerisation process
GB1252153A (ja) * 1968-04-30 1971-11-03
US3763128A (en) * 1970-04-08 1973-10-02 Argus Chem Novel co initiator systems
JPS5639770B2 (ja) * 1974-12-13 1981-09-16
US4197215A (en) * 1975-09-22 1980-04-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Composition for polymerizing and curing methyl methacrylate monomer-polymer syrups in the presence of metal salts of hemi-peresters of maleic acid
JPS5922725B2 (ja) * 1976-02-06 1984-05-29 住友化学工業株式会社 シラツプの製造方法
JPS6045209B2 (ja) * 1976-07-20 1985-10-08 住友化学工業株式会社 連続重合方法
US4125695A (en) * 1977-01-06 1978-11-14 Pennwalt Corporation Polymerization process with reduced cycle time employing polyfunctional free radical initiators
US4183991A (en) * 1977-05-02 1980-01-15 Rohm And Haas Company Process for preparing highly filled acrylic articles
US4152506A (en) * 1978-04-26 1979-05-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Preparation of thermoformable methyl methacrylate sheets
US4328329A (en) * 1980-12-11 1982-05-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for polymerizing methyl methacrylate syrup using a dual initiator system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937837A (ja) * 1972-08-11 1974-04-08
JPS56145907A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd Production of methacrylic resin having excellent heat distorsion resistance

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0482004B2 (ja) 1992-12-25
US4588798A (en) 1986-05-13
CA1246794A (en) 1988-12-13
EP0189930A3 (en) 1988-12-07
EP0189930A2 (en) 1986-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61181813A (ja) アクリル系重合体の製法
JP5032498B2 (ja) ビニルモノマーのフリーラジカル重合方法
JP2004506757A (ja) ハイソリッドアクリル、スチレンおよびldpe型樹脂の製造法におけるトリオキセパンの使用
WO2007040182A1 (ja) 非晶性熱可塑性樹脂、及び、押し出しフィルム又はシート
GB2089354A (en) Polymerization of methyl methacrylate
JP2567726B2 (ja) メタクリル樹脂板の製造方法
EP0206289B1 (en) Preparation of acrylic polymers using a ternary peroxide initiator system
TW200406459A (en) Methacrylic resin molded article, production method of the same, and resin composition providing the same
JPH1045850A (ja) 熱可塑性樹脂の製造方法
JP3965964B2 (ja) 樹脂用接着剤および樹脂積層体
JP3859996B2 (ja) メタクリル樹脂板の製造方法
JP4691986B2 (ja) 樹脂接着体の製造方法
JP3460307B2 (ja) サニタリー用メタクリル樹脂板の製造方法
JPS61151212A (ja) メタクリル系共重合体の製造法
KR100826821B1 (ko) 열중합에 의한 잔사 개시제를 함유하지 않는예비중합체로부터의 무색 투명하거나 불투명한 착색된플렉시글라스r 블럭의 제조방법
JP7139670B2 (ja) メタクリル系樹脂組成物及びその製造方法
JPH01245004A (ja) 重合性組成物およびその成形品
JPS5953282B2 (ja) メチルメタクリレ−ト単量体含有シロップの重合および硬化のための改良方法
JPS5884807A (ja) メタクリル樹脂成形品の製造方法
JPS5938259B2 (ja) 難熱変色性アクリルニトリル重合体または共重合体の製造法
JP2000212292A (ja) アクリル系樹脂成形体の製造方法
JP2006182849A (ja) 樹脂接着体の製造方法
JPS60226511A (ja) メタクリル樹脂シ−トモ−ルデイングマテリアルの製造方法
JPH05132525A (ja) アクリル系樹脂成形材料の製造方法
JP2003252909A (ja) 鋳型重合用原料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term