JPS61180028A - 流体圧力式摩擦クラッチ - Google Patents
流体圧力式摩擦クラッチInfo
- Publication number
- JPS61180028A JPS61180028A JP59205237A JP20523784A JPS61180028A JP S61180028 A JPS61180028 A JP S61180028A JP 59205237 A JP59205237 A JP 59205237A JP 20523784 A JP20523784 A JP 20523784A JP S61180028 A JPS61180028 A JP S61180028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flywheel
- clutch
- pressure plate
- facing
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/08—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
- F16D25/082—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) ゛
本考案は車両等に適用できるfI!擦クチクラッチする
。
。
(従来の技術)
一般に車両用摩擦クラッチにおいては、スプリングの弾
力を利用してプレッシャプレートによりクラッチディス
クのフェーシングをフライホイールに押付けるようにし
た構造が広く採用されている。ところがこの構造では、
フェーシングがある程度摩耗すると、スプリングからプ
レッシャプレートに充分な力を与えることができないの
で、クラッチの耐久性が低いという問題がある。
力を利用してプレッシャプレートによりクラッチディス
クのフェーシングをフライホイールに押付けるようにし
た構造が広く採用されている。ところがこの構造では、
フェーシングがある程度摩耗すると、スプリングからプ
レッシャプレートに充分な力を与えることができないの
で、クラッチの耐久性が低いという問題がある。
この対策として、空気圧シリンダによりプレッシャプレ
ートを付勢するようにしたエアークラッチが既に提案さ
れている。この構造ではフェーシングが摩耗しても常に
一定の力でフェーシングをフライホイールに押付けるこ
とができる。ところがエアークラッチでは空気圧シリン
ダがクラッチカバーと共に回転するように構成されてい
るので、クラッチ外部の空気圧通路(静止通路)と内部
の通路(回転通路)との間に構造の複雑な回転継手を設
ける必要がある。
ートを付勢するようにしたエアークラッチが既に提案さ
れている。この構造ではフェーシングが摩耗しても常に
一定の力でフェーシングをフライホイールに押付けるこ
とができる。ところがエアークラッチでは空気圧シリン
ダがクラッチカバーと共に回転するように構成されてい
るので、クラッチ外部の空気圧通路(静止通路)と内部
の通路(回転通路)との間に構造の複雑な回転継手を設
ける必要がある。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記問題点を解決しようとするもので、具体的
にはフェーシングの摩耗に基因する耐久性の低下、なら
びに継手構造の複雑化を防止しようとするものである。
にはフェーシングの摩耗に基因する耐久性の低下、なら
びに継手構造の複雑化を防止しようとするものである。
更に本発明は、次の点をも解決しようとするものである
。
。
すなわち上記スプリング式及び空気圧式のいずれのクラ
ッチにおいても、フライホイールやプレッシャプレート
と共に回転する大形のクラッチカバーを設け、該カバー
によりスプリングや空気圧シリンダを支える必要がある
ので、構造の大形化が避けられない。
ッチにおいても、フライホイールやプレッシャプレート
と共に回転する大形のクラッチカバーを設け、該カバー
によりスプリングや空気圧シリンダを支える必要がある
ので、構造の大形化が避けられない。
又フライホイールはエンジンの出力軸の端部に設けであ
るが、そのような構造において、プレッシャプレートに
よりフェーシングをフライホイールに押付けた場合、押
付力がフライホイールから出力軸に加わり、その結果、
出力軸の軸受部のサイドメタルが摩耗しやすいという問
題もある。
るが、そのような構造において、プレッシャプレートに
よりフェーシングをフライホイールに押付けた場合、押
付力がフライホイールから出力軸に加わり、その結果、
出力軸の軸受部のサイドメタルが摩耗しやすいという問
題もある。
本発明はこれらの問題をも解決しようとするものである
。
。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するために、本発明は、軸方向移動不能
に支持される入力軸と、入力軸に固定されるフライホイ
ールと、フライホイールの摩擦面に対向するクラッチデ
ィスクと、クラッチディスクのフェーシングをフライホ
イールに押付けるためのプレッシャプレートと、ベアリ
ングを介してプレッシャプレートを付勢してフライホイ
ール側に移動させるための流体圧力式付勢機構と、ベア
リングを介してフライホイールをクラッチディスク側に
付勢する流体圧力式付勢機構と、上記再付勢機構が取付
けられる静止部材と、再付勢機構の圧力を互いに対応さ
せて変化させる圧力調整機構とを備えたことを特徴とし
ている。
に支持される入力軸と、入力軸に固定されるフライホイ
ールと、フライホイールの摩擦面に対向するクラッチデ
ィスクと、クラッチディスクのフェーシングをフライホ
イールに押付けるためのプレッシャプレートと、ベアリ
ングを介してプレッシャプレートを付勢してフライホイ
ール側に移動させるための流体圧力式付勢機構と、ベア
リングを介してフライホイールをクラッチディスク側に
付勢する流体圧力式付勢機構と、上記再付勢機構が取付
けられる静止部材と、再付勢機構の圧力を互いに対応さ
せて変化させる圧力調整機構とを備えたことを特徴とし
ている。
(作用)
上記構成によると、フェーシングが摩耗した場合でも、
流体圧力式付勢機構からプレッシャープレートに加わる
力は一定であり、プレッシャプレートはフェーシングを
所定の力でフライホイールに押付ける。
流体圧力式付勢機構からプレッシャープレートに加わる
力は一定であり、プレッシャプレートはフェーシングを
所定の力でフライホイールに押付ける。
又付勢機構は静止部材に取付けであるので、付勢機構用
の圧力通路は回転する部分を備えておらず、従って圧力
通路の途中に回転継手を設ける必要はない。
の圧力通路は回転する部分を備えておらず、従って圧力
通路の途中に回転継手を設ける必要はない。
更に付勢機構を静止部材に設けたことにより、従来のク
ラッチカバーは不要となり、従って構造を小形化できる
。換言すれば、付勢機構にベアリングを併設したことに
より、付勢機構を静止部材に取付け、従来の大形のクラ
ッチカバーを廃止できる。
ラッチカバーは不要となり、従って構造を小形化できる
。換言すれば、付勢機構にベアリングを併設したことに
より、付勢機構を静止部材に取付け、従来の大形のクラ
ッチカバーを廃止できる。
しかも一方の付勢機構によりプレッシャプレートをフラ
イホイール側に押すのと同時に、他方の付勢機構により
フライホイールをクラッチディスク側に押すので、再付
勢機構からの押付力は相殺される。従ってフライホイー
ルから入力軸(エンジンの出力軸)にスラストが加わる
ことはなく、入力軸用の軸受機構(例えばサイドメタル
)の摩耗は防止される。
イホイール側に押すのと同時に、他方の付勢機構により
フライホイールをクラッチディスク側に押すので、再付
勢機構からの押付力は相殺される。従ってフライホイー
ルから入力軸(エンジンの出力軸)にスラストが加わる
ことはなく、入力軸用の軸受機構(例えばサイドメタル
)の摩耗は防止される。
(実施例)
断面略図である図面において、クラッチの入力軸1は図
示されていないエンジンの出力軸で構成され、その端部
にフライホイール2が設けである。
示されていないエンジンの出力軸で構成され、その端部
にフライホイール2が設けである。
フライホイール2の環状摩擦面にはクラッチディスク3
の環状フェーシング4が対向している。クラッチディス
ク3は中心部のハブ5がクラッチ出力軸6の端部にスプ
ラインを介して摺動自在に連結している。出力軸6は図
示されていないトランスミッションの入力軸を構成して
おり、入力軸1と同君に設けである。クラッチディスク
3を挟んでフライホイール2と反対の側にはプレッシャ
プレート7が設けである。
の環状フェーシング4が対向している。クラッチディス
ク3は中心部のハブ5がクラッチ出力軸6の端部にスプ
ラインを介して摺動自在に連結している。出力軸6は図
示されていないトランスミッションの入力軸を構成して
おり、入力軸1と同君に設けである。クラッチディスク
3を挟んでフライホイール2と反対の側にはプレッシャ
プレート7が設けである。
フライホイール2の外周部にはプレッシャプレート7の
半径方向外側まで突出した筒状部2aが設けである。プ
レッシャプレート7の外周には半径方向外方へ突出した
突起7aが円周方向に間隔を隔てて複数個設けである。
半径方向外側まで突出した筒状部2aが設けである。プ
レッシャプレート7の外周には半径方向外方へ突出した
突起7aが円周方向に間隔を隔てて複数個設けである。
突起7aは筒状部2aに設けた軸方向の溝に摺動自在に
嵌合しており、この嵌合連結構造によりプレッシャプレ
ート7は常にフライホイール2と共に回転するようにな
っている。又この嵌合連結部分にはスプリング等からな
る押戻し機構8が設けである。押戻し機構8はプレッシ
ャプレート7をフェーシング4から離す方向に付勢して
いる。
嵌合しており、この嵌合連結構造によりプレッシャプレ
ート7は常にフライホイール2と共に回転するようにな
っている。又この嵌合連結部分にはスプリング等からな
る押戻し機構8が設けである。押戻し機構8はプレッシ
ャプレート7をフェーシング4から離す方向に付勢して
いる。
プレッシャプレート7は付勢機構10によりクラッチデ
ィスク3側へ付勢されるようになっており、又フライホ
イール2は付勢機構11によりクラッチディスク3側へ
付勢されるようになっている。付勢機構10はプレッシ
ャプレート7に対してクラッチディスク3と反対の側に
位置し、付勢機構11はフライホイール2に対してクラ
ッチディスク3と反対の側に位置している。これらの付
勢機構10,11はそれぞれシリンダ12.13とピス
トン14.15とベアリング16.17とを備えており
、具体的には次のように構成されている。
ィスク3側へ付勢されるようになっており、又フライホ
イール2は付勢機構11によりクラッチディスク3側へ
付勢されるようになっている。付勢機構10はプレッシ
ャプレート7に対してクラッチディスク3と反対の側に
位置し、付勢機構11はフライホイール2に対してクラ
ッチディスク3と反対の側に位置している。これらの付
勢機構10,11はそれぞれシリンダ12.13とピス
トン14.15とベアリング16.17とを備えており
、具体的には次のように構成されている。
シリンダ12.13は入力軸1や出力軸6の周囲を環状
に延びている。又シリンダ12.13をそれぞれ複数(
例えば3個又は4個)の小形シリンダで構成し、それら
を入力軸1や出力軸6の周囲に間隔を隔てて配置しても
よい。いずれの場合でも、シリンダ12.13は静止部
材18.19に固定されて静止している。静止部材18
は例えばトランスミッションハウジングやクラッチハウ
ジングで構成されている。静止部材19は例えばエンジ
ンの外壁やクラッチハウジングで構成されている。
に延びている。又シリンダ12.13をそれぞれ複数(
例えば3個又は4個)の小形シリンダで構成し、それら
を入力軸1や出力軸6の周囲に間隔を隔てて配置しても
よい。いずれの場合でも、シリンダ12.13は静止部
材18.19に固定されて静止している。静止部材18
は例えばトランスミッションハウジングやクラッチハウ
ジングで構成されている。静止部材19は例えばエンジ
ンの外壁やクラッチハウジングで構成されている。
ピストン14はシリンダ12に嵌合しており、そのピス
トンロッド20はシリンダ12からプレッシャプレート
7側へ突出している。ピストン1゛5はシリンダ13に
嵌合しており、そのピストンロッド21はシリンダ13
からフライホイール2側へ突出している。
トンロッド20はシリンダ12からプレッシャプレート
7側へ突出している。ピストン1゛5はシリンダ13に
嵌合しており、そのピストンロッド21はシリンダ13
からフライホイール2側へ突出している。
ベアリング16はピストンロッド20の先端とプレッシ
ャプレート7の内周部の間に環状に設けてあり、ピスト
ンロッド20に当接するレース22と、プレッシャプレ
ート7に当接するレース23と、両レース22.23の
間に設けられるボール24(又はローラ等)により構成
されている。
ャプレート7の内周部の間に環状に設けてあり、ピスト
ンロッド20に当接するレース22と、プレッシャプレ
ート7に当接するレース23と、両レース22.23の
間に設けられるボール24(又はローラ等)により構成
されている。
ベアリング17はピストン0ツド21の先端とフライホ
イール2の内周部の間に環状に設けてあり、ピストンロ
ッド21に当接するレース25と、プレッシャプレート
7に当接するレース26と、両レース25.26の間に
設けられるボール27(又はローラ等)により構成され
ている。
イール2の内周部の間に環状に設けてあり、ピストンロ
ッド21に当接するレース25と、プレッシャプレート
7に当接するレース26と、両レース25.26の間に
設けられるボール27(又はローラ等)により構成され
ている。
前記シリンダ12.13の内部にはそれぞれ油路30.
31が接続している。油路30.31は共通の油路32
から分岐している。油路32は切替バルブ33(圧力調
整機構)を介して油圧ポンプ等の油圧源34に接続して
い−る。切替バルブ33は操作レバー35を備えており
、操作レバー35を操作することにより油路32に対す
る油圧の導入及び解放を行えるようになっている。又切
替バルブ33と油圧源34の間において油路にはレギュ
レータバルブ36が接続している。なお図示されていな
いが、油路32には油圧制御装置が設けてあり、切替バ
ルブ33を切替えた場合に油圧を適当な変化特性に従っ
て変化させ、ショック等を発生させることなくクラッチ
を最適の状態で接続し又遮断できるようになっている。
31が接続している。油路30.31は共通の油路32
から分岐している。油路32は切替バルブ33(圧力調
整機構)を介して油圧ポンプ等の油圧源34に接続して
い−る。切替バルブ33は操作レバー35を備えており
、操作レバー35を操作することにより油路32に対す
る油圧の導入及び解放を行えるようになっている。又切
替バルブ33と油圧源34の間において油路にはレギュ
レータバルブ36が接続している。なお図示されていな
いが、油路32には油圧制御装置が設けてあり、切替バ
ルブ33を切替えた場合に油圧を適当な変化特性に従っ
て変化させ、ショック等を発生させることなくクラッチ
を最適の状態で接続し又遮断できるようになっている。
又前述の如く、シリンダ12.13は静止部材18.1
9に取付けてあり、油路30.31.32全体は静止し
ているので、それらの途中には回転継手は設けられてい
ない。
9に取付けてあり、油路30.31.32全体は静止し
ているので、それらの途中には回転継手は設けられてい
ない。
′前記ピストン14.15の受圧面の面積は屑じである
。又上述の如く油路30.31は共通の油路32から分
岐しており、シリンダ12.13には常に同じ大きさの
油圧が導入される。従って後述する如く付勢機構10か
らプレッシャプレート7等を経てフライホイール2に加
わる力は、付勢機構11からフライホイール2に加わる
力と相殺される。
。又上述の如く油路30.31は共通の油路32から分
岐しており、シリンダ12.13には常に同じ大きさの
油圧が導入される。従って後述する如く付勢機構10か
らプレッシャプレート7等を経てフライホイール2に加
わる力は、付勢機構11からフライホイール2に加わる
力と相殺される。
なおピストン14とピストン15の受圧面の面積に多少
差を付けることもでき、又シリンダ12とシリンダ13
に加わる油圧に多少差をつけることもできる。又油圧に
代えて、シリンダ12.13に空気圧を適当な空気圧供
給IIJI11手段により導入するように構成すること
もできる。
差を付けることもでき、又シリンダ12とシリンダ13
に加わる油圧に多少差をつけることもできる。又油圧に
代えて、シリンダ12.13に空気圧を適当な空気圧供
給IIJI11手段により導入するように構成すること
もできる。
(作用)
エンジン運転状態では入力軸1及びフライホイール2と
共にプレッシャプレート7も常に回転している。この状
態で操作レバー35を図示の位置に操作して切替バルブ
33を接続状態に切替えると、油圧源34から油路32
及び油路30.31を経てシリンダ12.13へ油圧が
供給される。
共にプレッシャプレート7も常に回転している。この状
態で操作レバー35を図示の位置に操作して切替バルブ
33を接続状態に切替えると、油圧源34から油路32
及び油路30.31を経てシリンダ12.13へ油圧が
供給される。
そうすると、シリンダ12内の油圧を受けてピストン1
4がベアリング16を介してプレッシャプレート7を押
し、プレッシャプレート7はフェーシング4をフライホ
イール2に押付ける。これによりクラッチが接続され、
トルクはフライホイール2からクラッチディスク3を介
して出力軸6に伝わる。この付勢機構10からプレッシ
ャプレート7に加わる押付力はフェーシング4が摩耗し
た場合でも一定であるので、フェーシング4が充分に摩
耗するまで常に安定したクラッチ接続特性を得ることが
でき、クラッチを長期間にわたって問題なく使用するこ
とができる。
4がベアリング16を介してプレッシャプレート7を押
し、プレッシャプレート7はフェーシング4をフライホ
イール2に押付ける。これによりクラッチが接続され、
トルクはフライホイール2からクラッチディスク3を介
して出力軸6に伝わる。この付勢機構10からプレッシ
ャプレート7に加わる押付力はフェーシング4が摩耗し
た場合でも一定であるので、フェーシング4が充分に摩
耗するまで常に安定したクラッチ接続特性を得ることが
でき、クラッチを長期間にわたって問題なく使用するこ
とができる。
一方、付勢機構11においてはシリンダ13内の油圧を
受けてピストン15がベアリング17を介してフライホ
イール2をクラッチディスク3側へ押す。この付勢機構
11からフライホイール2に加わる力は、前述の如く、
付勢機構10からプレッシャプレート7を経てフライホ
イール2に加わる力と同じであり、再付勢機構10.1
1からの押付は力は相殺されるので、フライホイール2
には軸方向の力は加わらない。従って入力軸1の軸受部
のサイドプレート等にフライホイール2から軸方向の力
が加わることはなく、サイドプレート等の摩耗は防止さ
れる。
受けてピストン15がベアリング17を介してフライホ
イール2をクラッチディスク3側へ押す。この付勢機構
11からフライホイール2に加わる力は、前述の如く、
付勢機構10からプレッシャプレート7を経てフライホ
イール2に加わる力と同じであり、再付勢機構10.1
1からの押付は力は相殺されるので、フライホイール2
には軸方向の力は加わらない。従って入力軸1の軸受部
のサイドプレート等にフライホイール2から軸方向の力
が加わることはなく、サイドプレート等の摩耗は防止さ
れる。
切替バルブ33を遮断状態に切替えてシリンダ12.1
3内の油圧を解放すると、付勢機構10からプレッシャ
プレート7に加わっていた力が解放され、フェーシング
4に対するプレッシャプレート7の押付力も解放される
。そうすると押戻し機構8がプレッシャプレート7を押
戻し、プレッシャプレート7がフェーシング4から離れ
るとともに、フェーシング4がフライホイール2から離
れてクラッチが遮断される。
3内の油圧を解放すると、付勢機構10からプレッシャ
プレート7に加わっていた力が解放され、フェーシング
4に対するプレッシャプレート7の押付力も解放される
。そうすると押戻し機構8がプレッシャプレート7を押
戻し、プレッシャプレート7がフェーシング4から離れ
るとともに、フェーシング4がフライホイール2から離
れてクラッチが遮断される。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によると、流体圧力を利用し
てフェーシング4を押すようにしたので、クラッチの接
続特性が7エーシング4の摩耗量に左右されず、従って
クラッチの耐久性を高めることができる。
てフェーシング4を押すようにしたので、クラッチの接
続特性が7エーシング4の摩耗量に左右されず、従って
クラッチの耐久性を高めることができる。
又付勢機構10.11を静止部材18.19に取付けた
ことにより、流体通路用の回転継手を廃止し、構造を簡
単化できる。
ことにより、流体通路用の回転継手を廃止し、構造を簡
単化できる。
更にクラッチカバーが不要になるので、構造の小形化を
図ることができる。
図ることができる。
しかもクラッチ接続時に付勢機構11によりフライホイ
ール2を押戻すので、フライホイール2から入力軸1に
軸方向の力が加わることを防止し、入力軸1の軸受部の
サイドプレート等の摩耗を防止することができる。
ール2を押戻すので、フライホイール2から入力軸1に
軸方向の力が加わることを防止し、入力軸1の軸受部の
サイドプレート等の摩耗を防止することができる。
図面は本発明実施例の断面略図である。1・・・入力軸
、2・・・フライホイール、3・・・クラッチディスク
、4・・・フェーシング、7・・・プレッシャプレート
、10111・・・流体圧力式付勢機構、16.17・
・・ベアリング、18.19・・・静止部材、33・・
・切替バルブ(圧力調I!機構) 手続補正書(自発) 昭和60年11月1日
、2・・・フライホイール、3・・・クラッチディスク
、4・・・フェーシング、7・・・プレッシャプレート
、10111・・・流体圧力式付勢機構、16.17・
・・ベアリング、18.19・・・静止部材、33・・
・切替バルブ(圧力調I!機構) 手続補正書(自発) 昭和60年11月1日
Claims (1)
- 軸方向移動不能に支持される入力軸と、入力軸に固定さ
れるフライホイールと、フライホイールの摩擦面に対向
するクラッチディスクと、クラッチディスクのフェーシ
ングをフライホイールに押付けるためのプレッシャプレ
ートと、ベアリングを介してプレッシャプレートを付勢
してフライホイール側に移動させるための流体圧力式付
勢機構と、ベアリングを介してフライホイールをクラッ
チディスク側に付勢する流体圧力式付勢機構と、上記両
付勢機構が取付けられる静止部材と、両付勢機構の圧力
を互いに対応させて変化させる圧力調整機構とを備えた
ことを特徴とする流体圧力式摩擦クラッチ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59205237A JPS61180028A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 流体圧力式摩擦クラッチ |
US06/779,011 US4664240A (en) | 1984-09-28 | 1985-09-23 | Friction clutch operated by a fluid pressure |
FR858514257A FR2571106B1 (fr) | 1984-09-28 | 1985-09-26 | Embrayage a friction commande par pression de fluide |
DE19853534567 DE3534567A1 (de) | 1984-09-28 | 1985-09-27 | Durch fluiddruck betaetigte reibkupplung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59205237A JPS61180028A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 流体圧力式摩擦クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61180028A true JPS61180028A (ja) | 1986-08-12 |
Family
ID=16503672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59205237A Pending JPS61180028A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 流体圧力式摩擦クラッチ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4664240A (ja) |
JP (1) | JPS61180028A (ja) |
DE (1) | DE3534567A1 (ja) |
FR (1) | FR2571106B1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434219A (ja) * | 1990-05-30 | 1992-02-05 | Daikin Mfg Co Ltd | クラッチ装置 |
JP2010031984A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用駆動装置 |
EP2876324A3 (de) * | 2013-11-22 | 2016-04-20 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Ausrückvorrichtung |
EP3061985A1 (en) * | 2015-02-27 | 2016-08-31 | AVL Powertrain Engineering, Inc. | Clutch with opposite load application |
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