JPS6117610A - 表示線用発光ブロツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的及び背景） 本発明は、道路の表示線に適した表示線用発光ブロック
に関する。

従来、道路の停止線、横断歩道帯、中央分離帯は線など
を描くことによって表示されていたが、この表示は夜間
など見え難いことなどもあって、発光装置を利用して表
示したりすることが多くなった。

これまでに発光装置を用いるものとしては横断　′歩道
の両側縁又は必要な一片側に多数の点滅灯を埋設したも
の（実開昭４９−７４１９２）、発光源と標識とを光伝
送媒体で結合したもの（実開昭５５−８１１１０）、ブ
ロックに形成した発光装置を埋設するもの（実開昭４８
−５４４２２．５Ｏ−４３５３０）などが多数提案され
ている。

しかしながら、単に電球等を利用した発光装置は、その
光源を保護するため上方または周囲などを剛なもので保
護してあり、通路表示装置として用いる場合にも道路舗
装表面に突出して設置しなければならず、自動車等車輛
の走行の妨げになったり、騒音発生の一つを作つなりし
ていた。また、ブロック化したものを埋設しても道路舗
装表面の摩耗にブロック化した発光装置が追随できない
ため段差が生じやはり同様の欠点のあることを否定でき
なかった。

しかるとき、摩耗可能な複合材からなるブロックに、摩
耗可能な透光性材料に光源を一体化した発光体を発光面
が表面に表われるようにして埋設した発光ブロックによ
る表示線（特開昭５９−７６３’０４　）が提案された
。この発光ブロックによる表示線は従来の欠点を除去す
るのにきわめて有効である。

しかしながら、いずれの場合も発光手段を備えるため配
線工事のわずられしさを有している。

（発明の構成） ・　本発明は、その構成要件を太陽電池及び光源を複合
材からなるブロックの表面側に配し、その上、　に透光
性のある保護層を設けるとともに昼光により太陽電池か
らバッテリーに充電をし、一定の明るさ以下になったと
きにバッテリーを電源として光源を発光させる回路を複
合材からなるブロックの任意の個所に配置した表示線用
発光ブロックとし、上記欠点を除去した表示線を提供す
ることに寄与しようとするものである。

特に、本発明においては、発光ブロックが自ら蓄電、発
光を行えるため表示線として用いたとき、表示線の視認
を確実なものとすることができることはもちろん従来の
発光を利用した表示線のように配線工事を必要とするこ
とはなく、またブロックであるため路面と同一レベルで
の設置を可能としている。

（実施例） つぎに、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図は発光ブロックの一例を示す斜視図、第２図は回
路機構を示す図式的断面図、第３図は回路説明図である
。

発光ブロック１は、車輌等の走行により摩耗可能な複合
材またとえば樹脂モルタルなどで形成され、複合材表面
側に太陽電池３、光源４、たとえば面発光ダイオードが
表面を解放されて埋設され、その上′面に太陽電池３、
光源４を保護する保護層５たとえば透光性のあるプラス
チック、強化ガラスが覆設され、複合材２の任意の個所
には区劃室６が設けられ、光源５を作動させるコントロ
ーラ７、バッテリー８などが納められてなっている。

回路としての一例は太陽電池３は逆流防止用ダイオード
９を経由して接続され、コントローラ７はバッテリー８
を電源として太陽電池３の出力電圧により明暗を判別し
てリレーＲを制御して光源４を点滅゛させるようにしで
ある。なお、光源は一定の明るさ以下のときは常に点灯
するようにしておいてもよいこともらろんである。

かくして全体として表示線用発光ブロックが形成される このようにしてなる発光ブロックは第４図から第７図に
示すように発光表示線を構成する。

第４図は道路舗装面１０に道路の幅員方向に一定の間隔
１をおいて並列に発光ブロック１を道路舗装面１０と発
光ブロック１の表面がぽぼ面一になるように埋設した例
を示し、具体的には停止線Ａを構成する。第５図は横断
歩道Ｂに発光ブロック１を用いたもので、第４図及び第
５図とも全体として発光表示線を構成する。ちなみに設
置方法を例示すれば舗装面の、停止線や横断歩道帯の表
示線にカッターを入れて切り欠ぎ、発光ブロック１をあ
る間隔をもって設置し、空間を着色された樹脂モルタル
１１で充填して固定する。

さらに、本発明に係る発光ブロックは種々の利用方法が
あり、たとえば第６図及び第７図に示すように中央分離
帯Ｃや道路の曲り角等の側壁りに視線誘導用として用い
たり、車庫及び駐車場の出入口に設置し、車の出入に自
動的に点滅させて歩行者に注意を促すのに用いられる。

なお発光ブロックを用いる場所により発光ブロックを突
出して設置してかまわない場合もあることは当然である
。

このよ）にして設置された発光ブロックは、昼間はその
明りにより太陽電池からバッテリーに充電し、夜間など
一定の明るさ以下になったとき、バッテリーを電源とし
て光源の点灯、または点滅を行う。

（発明の効果） 本発明は上述のようにしてなるので、およそつきの利点
を有する。

■ブロック内に昼光により太陽電池からバッテリーに充
電をし、一定の明るさになったとき、バッテリーを電源
として光源を発光させる回路を内包させたので、このブ
ロックを利用した表示線は夜間などに光源を発光する。

したがって、運転者等をして表示線の視認を確実なもの
とする。

■ブロックが太陽電池と光源を内包し、自ら蓄電、発光
を行なうことができるので配線工事を必要としない。

■道路等での配線工事を必要としないので舗装やりかえ
工事のときの再使用を可能とする。

■ブロックとして形成されているので路面等に而−に埋
設されて停止線、横断歩道、中央分離線、視線誘導線等
の表示線として利用できる。路面にブロックを而−に施
設することにより走行車輛の妨げとならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は表示線用ブロックの斜視図、第２図は回路を説
明する図式的断面図、第３図は回路説明図、第４図は道
路の停止線に発光ブロックを用いた説明図、第５図は道
路の横断歩道に発光ブロックを用いた説明図、第６図は
道路の中央分離線に発光ブロックを用いた説明図、第７
図は道路の曲り角の側壁に視線誘導用として用いた説明
図である。 図面において、１は発光ブロック、２は複合材、３は太
陽電池、４は発光体、５は保護層、７はコントローラ、
８はバッテリーであ、る。 特許出願人　ショーボンド建設株式会社代理人弁理士　
　宇　野　晴　海 第　１２図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 太陽電池及び光源を複合材からなるブロックの表面側に
   配し、その上に透光性のある保護層を設けるとともに昼
   光により太陽電池からバッテリーに充電をし、一定の明
   るさ以下になったときにバッテリーを電源として光源を
   発光させる回路を複合材からなるブロックの任意の個所
   に配置したことを特徴とする表示線用発光ブロック。