JPS61175037A - セラミツクス複合樹脂成型体 - Google Patents

セラミツクス複合樹脂成型体

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JPS61175037A
JPS61175037A JP1791585A JP1791585A JPS61175037A JP S61175037 A JPS61175037 A JP S61175037A JP 1791585 A JP1791585 A JP 1791585A JP 1791585 A JP1791585 A JP 1791585A JP S61175037 A JPS61175037 A JP S61175037A
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JP
Japan
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ceramic
resin
resin molded
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porous body
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JP1791585A
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中川 義弘
隆 橋本
片山 博彰
長 森川
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミックスが複合化されたエンジニアリング
樹脂成型体に関する。
(従来の技術と問題点) 一般にエンジニアリング樹脂と呼ばれるフェノール樹脂
、硬質塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、シ
リコン樹脂等は、軽量性、コスト性、成型性、耐食性等
が優れていることから、従来の金属材料に代って、電気
機器、自動車部品、光学機器、情報機器等に単体として
多く用いられている。
しかし、耐摩耗性の点で金属材料に劣るためこの種の性
能が要求される分野に対し適用に限界がある。一方、金
属材料に対して強度が劣るため、炭素繊維と複合化した
もの(FRP)もあるが、斯かる手段は強度向上に寄与
しても、耐摩耗性の向上には効果が少ない。
本発明は、斯かる問題点に鑑みなされたものであって、
エンジニアリング樹脂の有する軽量性、耐食性、成型性
等を維持しつつ、耐摩耗性をも兼備した樹脂成型体を提
供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 鉄工の目的を達成するために、本発明に係る樹脂成型体
は次の構造とした。すなわち、エンジニアリング樹脂成
型体の全部又は一部を、内部に連通ずる空隙を有しかつ
セラミックス部分が三次元網状骨格とされたセラミック
ス多孔体の前記空隙に前記成型用樹脂が含浸されてなる
セラミ1.クス複合層とした。
(実施例) 第1図は、本発明の第1実施例の円筒状セラミックス複
合樹脂成型体1であり、第2図に示した如く円筒状のセ
ラミックス多孔体2°の空隙にエンジニアリング樹脂が
含浸されたセラミックス複合層2と、該複合層2の内面
に前記含浸された樹脂と同材質の樹脂で一体的に形成さ
れた内層3とで構成されている。
前記セラミックス多孔体2゛は、内部に連通ずる空隙を
有しかつセラミックス部分が三次元骨格とされている。
斯かるセラミックス多孔体は、発泡ポリウレタンとセラ
ミックスのスラリーとを用いて製作される。すなわち、
発泡ポリウレタンで網目状骨格のいわゆるポリウレタン
フォームを形成し、これにセラミックスのスラリーを含
浸させて、余分のスラリーを除去し、骨格にセラミック
スを均一に堆積させたものを得る。次いで乾燥後、焼成
すると空隙が完全に外部と連通したセラミックス多孔体
が得られる。このようにして得られた多孔体は、独立し
た空隙がなく、従って、多孔体のすべての空隙に他の物
質を含浸させるのに好都合である。
また、斯かる手段によれば、空隙率が70〜90%の高
空隙率を有する多孔体が得られる。
使用するセラミックスは、使用用途に要求される特性に
より、ALCh、5in2等の酸化物、窒化物、ホウ化
物等から適宜選択して用いる。
尚、セラミックス多孔体を得る手段としては、セラミッ
クス粒子に結合剤を混ぜて、所望の形に成形した後、セ
ラミックス粒子を焼結すると共に前記結合剤を消失せし
める手段があるが、高空隙率の多孔体を得がたく、また
多孔体中に独立空隙が存し、本発明には通用し難い。
前記セラミックス多孔体2”の空隙率は70〜90%と
するのがよい。樹脂を多孔体の空隙に含浸させる場合、
樹脂は粘性が大きいので、70%未満では含浸が不十分
となる可能性があり、また70%未満では独立空孔が生
じ易くなるからである。一方、90%を越えると、含浸
前のセラミックス多孔体の強度が不足し、取り扱いが極
めて困難となる。
セラミックス多孔体2”の空隙にエポキシ樹脂等の用途
に応じたエンジニアリング樹脂を含浸させるには、高圧
射出成型法等の樹脂成型分野で通常用いられる手段によ
ればよい。
ここで、セラミックス多孔体2゛に樹脂を含浸させたセ
ラミックス複合1ii2の拡大模式図を第3図に示す。
セラミックス部分2aは樹脂母材2b中に均一に分散さ
れた状態となっており、しかも樹脂厚f2bはセラミッ
クス複合層2中で連続した状態であり、三次元網状骨格
のセラミックス部分2aを樹脂母材3bが強固に保持し
た状態となっており、樹脂の強度もあまり低下しない。
従って、セラミックス複合層2は両者の特性を保持し、
樹脂の特性にセラミックスによる耐摩耗性が効果的に付
与されるでいる。
第4図は、本発明の第2実施例であり、セラミックス複
合層2が円筒状のセラミックス複合樹脂成型体1゛の内
層として形成されたものであり、外層4は樹脂で形成さ
れている。而して、該セラミックス複合樹脂成型体1゛
は、内層に耐摩耗性があり、外層は樹脂の特性をもった
複合パイプとして機能する。
第5図は、本発明の第3実施例であり、ブロック伏のセ
ラミックス複合樹脂成型体11を示す。該セラミックス
複合樹脂成型体11の下面に板状のセラミックス多孔体
に樹脂が含浸されたセラミックス複合層12が配されて
おり、該複合層12の上部13は樹脂層となっている。
前記複合Jii12は本図では下面に配されているが、
これに限らず耐摩耗性が要求される部分に任意に形成す
ればよい。
次に具体的実施例について説明する。
(1)第2図の如き外径7011、内径5011、長さ
20011の円筒形の^ム0!からなる三次元網状骨格
からなるセラミックス多孔体(空隙率87%)を準備し
た。
(2)第6図の如く、内径10(hnの有底円筒金型2
1の内底面にφ48m1の芯金型22が立設された樹脂
成型用金型20を用いて前記芯金型22に、前記セラミ
ックス多孔体2゛を外嵌セットし、樹脂成型用金型20
にフェノール樹脂を加圧注入した。
(3)  その結果、第4図の如き外層がフェノール樹
脂で内層がへρ、0!セラミックス多孔体の空隙に樹脂
が含浸された円筒状のセラミックス複合樹脂成型体が得
られた。該複合樹脂成型体は、軽量でかつ内面が耐摩耗
性に優れている。
(発明の効果) 以上説明した通り、本発明のセラミックス複合樹脂成型
体は、エンジニアリング樹脂成型体の全部又は一部を、
内部に連通ずる空隙を有しかつセラミックス部分が三次
元網状骨格とされたセラミックス多孔体の前記空隙に前
記成型用樹脂が含浸されてなるセラミックス複合層とし
た構造としたから、エンジニアリング樹脂中にセラミッ
クスが均一かつ強固に分散したセラミックス複合層を容
易に形成することができ、しかも、セラミックス多孔体
中に独立空隙部分がないので、適当な空隙率を選ぶこと
により、セラミックス複合層中に樹脂の含浸のない部分
が生じるのを可及的に防止することができる。このよう
に、本発明のセラミックス複合樹脂成型体は、必要な部
分にエンジニアリング樹脂とセラミックスの両特性を良
好に兼備したものであって、しかも内部に欠陥のない品
質優秀なものが容易に得られる。また耐摩耗性の必要な
部分のみ、例えばパイプの内面又は外面、部品の一部分
にセラミックス多孔体を配するだけで本発明のセラミッ
クス複合樹脂成型体を容易に形成できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図は本発明に係
るセラミックス多孔体の断面図、第3図はセラミックス
多孔体に樹脂が含浸された状態を示す模式図、第4図は
本発明の他の実施例を示す断面図、第5図は他の実施例
を示す斜視図、第6図はセラミックス複合樹脂成型体の
製造例を示す概略断面図である。 1.1’、11・・・セラミックス複合樹脂成型体、2
.12・・・セラミックス複合層、2“・・・セラミッ
クス多孔体。 鳴3 □□□

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジニアリング樹脂成型体の全部又は一部を、内
    部に連通する空隙を有しかつセラミックス部分が三次元
    網状骨格とされたセラミックス多孔体の前記空隙に前記
    成型用樹脂が含浸されてなるセラミックス複合層とした
    ことを特徴とするセラミックス複合樹脂成型体。 2、セラミックス多孔体の空隙率が70〜90%である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセラミッ
    クス複合樹脂成型体。
JP1791585A 1985-01-31 1985-01-31 セラミツクス複合樹脂成型体 Granted JPS61175037A (ja)

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JP1791585A JPS61175037A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 セラミツクス複合樹脂成型体

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JP1791585A JPS61175037A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 セラミツクス複合樹脂成型体

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JPS61175037A true JPS61175037A (ja) 1986-08-06
JPH0261904B2 JPH0261904B2 (ja) 1990-12-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63134580A (ja) * 1986-11-26 1988-06-07 株式会社ナべヤ 流体透過性プラスチツク製品及びその製造法
JPS63199920A (ja) * 1987-02-14 1988-08-18 Nabeya:Kk 静圧気体軸受

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6016882A (ja) * 1983-07-01 1985-01-28 株式会社イナックス 強化プレ−ト
JPS61132575A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 イビデン株式会社 炭化ケイ素質複合体

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JPS63199920A (ja) * 1987-02-14 1988-08-18 Nabeya:Kk 静圧気体軸受

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JPH0261904B2 (ja) 1990-12-21

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