JPS6117396B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117396B2 JPS6117396B2 JP53005055A JP505578A JPS6117396B2 JP S6117396 B2 JPS6117396 B2 JP S6117396B2 JP 53005055 A JP53005055 A JP 53005055A JP 505578 A JP505578 A JP 505578A JP S6117396 B2 JPS6117396 B2 JP S6117396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- information
- color burst
- burst
- burst signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
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Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テレビジヨン信号における付加情報
の伝送方式に係り、従来のテレビジヨン受像機に
の何等の影響を与えることなく、しかも簡単な回
路構成で付加情報信号を送受信できるようにする
ことを目的とするものである。 テレビジヨン信号に他の付加情報を重畳する手
段として従来主に水平、垂直の帰線期間を利用
し、ここに情報を挿入する方法がとられている。
しかしこの方法では、情報抽出のために複雑な回
路を必要とし、又テレビの画像情報に悪影響を与
えずに十分なデータを送ることが困難である、な
どの問題点が指摘されている。一方カラーバース
ト信号によつて付加情報を伝送しようとする試み
もあり、第１図に示すようにカラーバースト信号
を振幅変調することによつて音声のPCM信号を
伝送する方法が提案されている。 （E.ADLER et.al.；Integratoion of Sound
Signals into the Video Signal for TV
Transmission，Electrical Communication，
Vol.49，No.３，1974） しかしこのようなカラーバースト信号の振幅変
調による方法では、一般の受像機で正しくカラー
画像を再生することが不可能であり、全く互換性
がない。又、第２図ａに示すような振幅変調され
たカラーバースト信号をリミツタ回路を通して得
られる同図ｂに示すカラーバースト信号では、重
畳された信号の振幅によつて抜き出された信号の
パルス幅が変化するためそのままでは基準副搬送
との位相検波ができないという問題があつて、カ
ラーバーストのような微秒な位相情報を必要とす
る信号に対しては振幅変調のような方法は不適当
である。 本発明は、これら従来の付加情報伝送方式の問
題点を考慮の上考えられたもので、一般の受像機
に何等の影響を与えず、しかも容易に付加情報の
送信、受信ができる方式を提供するものである。
以下実施例に基づき詳細に説明する。 第３図は本発明により付加情報を重畳させたテ
レビジヨン信号の送信信号波形の構成例を示す。
同図においてａは送信側で発生される映像信号、
ｂは映像信号ａの水平同期信号に同期した第１の
ゲート信号G1、ｃはゲート信号G1の立下りに一
致して立上る第２のゲート信号G2で、本発明で
は、ゲート信号２を８サイクル分のカラーバース
ト信号を完全にカバーするような幅とし、この信
号G2の位置を水平同期信号と同期したゲート信
号１の時間幅Tdによつて変調し、ゲート信号G2
によつて同図ｄに示す基準バースト信号のうちの
８サイクル分を抜き出し、これをカラーバースト
として映像信号ａに重畳し、合成映像信号ｅを得
る。このときゲート信号G1の時間幅Tdを付加伝
送情報の内容に応じてカラーバースト信号の１周
期Ｔ（約0.28μＳ）の整数倍ずつ増減し、合成映
像信号ｅの中のカラーバースト信号の水平同期信
号に対する位置を付加伝送情報に応じてデイジタ
ル的に変調するものである。ゲート信号G1は単
安定マルチバイブレータによつて作ることができ
るが、時間幅をデイジタル的に変化させるために
は、基準バースト信号をクロツク入力としてカウ
ンタ或はシフトレジスタのプリセツト入力に付加
伝送情報に対応する２値信号を加えることによつ
て容易に作り出すことができる。ゲート信号G2
についても同様である。 次に受信側における付加情報検出回路の一実施
例を第４図ａにブロツク図で示す。受像機の帯域
増幅器の出力からバースト分離増幅器１によつて
バースト信号を抜き出き、これを位相検波回路２
の入力に加え、その出力をフイルタ３を経て電圧
制御発振器（V.C.O）４に加えて3.58MHzの副搬
送波出力を得、これを移相器５を通して復調器用
基準副搬送波として各色復調回路に供給すること
は従来のカラー受像機と同様である。一方バース
ト分離増幅器１から得らる同図ｂに示すようなバ
ースト信号をレベル変換器６を通してTTLレベ
ルとし、これをシフトレジスタ９の直列入力信号
とする。シフトレジスタ９のクロツク入力端子に
は移相器５からの基準副搬送波をレベル変換器７
によつてTTLレベルとしたものをアンドゲート
１０によつてバーストゲートパルスに対応する期
間だけ抜き出し、これをクロツクとして加えてい
る。このとき受信側のバーストゲートパルスとし
ては、カラーバーストの位置が変化してもよいよ
うに水平同期信号のバツクポーチにのせられるバ
ースト信号の最大サイクル数（即ち12サイクル）
を完全にカバーできるような広さのものを用意す
る。シフトレジスタ９の並列出力には前記バース
トゲートパルスが終つてから次の水平走査期間の
バーストゲートパルスが来るまでの期間（約60μ
Ｓ）水平同期信号に対するカラーバースト信号の
位置が第４図ｂに示すように各クロツク位相にお
けるバースト信号の有無としてデイジタル的に保
持され、これによつて送られた付加伝送情報を得
ることができる。水平同期信号のバツクポーチに
は最大12サイクルまでのカラーバースト信号をの
せることができるので、そのうちの連続した８サ
イクルを選んで送るのである。この選び方には５
通りのものが考えられる。従つて各水平走査期間
ごとに５レベルのデイジタル情報を伝送すること
が可能である。仮に各水平走査期間に２ビツトず
つの情報を送るとしても１秒間当り約30Kビツト
相当の情報を送ることが可能である。 又本発明によるカラーバースト信号の位置変調
の方式に同時に付加伝送情報によるカラーバース
ト信号のサイクル数変調の方式を併用することも
可能である。即ち、第３図ｂに示すゲート信号
G1によつてバースト信号の位置を変調すると同
時に、同図ｃのゲート信号G2の幅を付加伝送情
報に応じて８〜12サイクル相当の時間幅の間でデ
イジタル的に変化させれば、第４図ａのシフトレ
ジスタ９の並列出力のパターンとしてより複雑な
ものを得ることができ、それによつて更に多くの
情報の伝送が可能になる。今送信可能な12サイク
ルのカラーバースト信号のうち８サイクル分を本
発明による位置変調をして送つたときのシフトレ
ジスタの並列出力パターンを第１表ａに示す。同
表において「Ｈ」と「Ｌ」はそれぞれ対応するク
ロツク位相におけるカラーバースト信号の
「有」、「無」に相当する。本発明による情報伝送
方式では同表のａに示す５通りの並列出力パター
ンを得ることができる。同表のｂ，ｃ，ｄ，ｅは
前記カラーバースト信号のサイクル数変調を併用
した場合のシフトレジスタ９の並列出力パターン
を示すものであり、サイクル数変調を併用するこ
とによつて更に10通りの並列出力パターンが可能
になり、合計15通り（４ビツト相当）の情報を各
水平走査期間に伝送することができる。 以上述べたように本発明による付加情報伝送方
式によれば、簡単な回路を追加するだけでテレビ
ジヨン受像機で画像、音声以外の情報を得ること
ができ、又従来の受像機に対して悪影響を与える
こともない。 【表】
の伝送方式に係り、従来のテレビジヨン受像機に
の何等の影響を与えることなく、しかも簡単な回
路構成で付加情報信号を送受信できるようにする
ことを目的とするものである。 テレビジヨン信号に他の付加情報を重畳する手
段として従来主に水平、垂直の帰線期間を利用
し、ここに情報を挿入する方法がとられている。
しかしこの方法では、情報抽出のために複雑な回
路を必要とし、又テレビの画像情報に悪影響を与
えずに十分なデータを送ることが困難である、な
どの問題点が指摘されている。一方カラーバース
ト信号によつて付加情報を伝送しようとする試み
もあり、第１図に示すようにカラーバースト信号
を振幅変調することによつて音声のPCM信号を
伝送する方法が提案されている。 （E.ADLER et.al.；Integratoion of Sound
Signals into the Video Signal for TV
Transmission，Electrical Communication，
Vol.49，No.３，1974） しかしこのようなカラーバースト信号の振幅変
調による方法では、一般の受像機で正しくカラー
画像を再生することが不可能であり、全く互換性
がない。又、第２図ａに示すような振幅変調され
たカラーバースト信号をリミツタ回路を通して得
られる同図ｂに示すカラーバースト信号では、重
畳された信号の振幅によつて抜き出された信号の
パルス幅が変化するためそのままでは基準副搬送
との位相検波ができないという問題があつて、カ
ラーバーストのような微秒な位相情報を必要とす
る信号に対しては振幅変調のような方法は不適当
である。 本発明は、これら従来の付加情報伝送方式の問
題点を考慮の上考えられたもので、一般の受像機
に何等の影響を与えず、しかも容易に付加情報の
送信、受信ができる方式を提供するものである。
以下実施例に基づき詳細に説明する。 第３図は本発明により付加情報を重畳させたテ
レビジヨン信号の送信信号波形の構成例を示す。
同図においてａは送信側で発生される映像信号、
ｂは映像信号ａの水平同期信号に同期した第１の
ゲート信号G1、ｃはゲート信号G1の立下りに一
致して立上る第２のゲート信号G2で、本発明で
は、ゲート信号２を８サイクル分のカラーバース
ト信号を完全にカバーするような幅とし、この信
号G2の位置を水平同期信号と同期したゲート信
号１の時間幅Tdによつて変調し、ゲート信号G2
によつて同図ｄに示す基準バースト信号のうちの
８サイクル分を抜き出し、これをカラーバースト
として映像信号ａに重畳し、合成映像信号ｅを得
る。このときゲート信号G1の時間幅Tdを付加伝
送情報の内容に応じてカラーバースト信号の１周
期Ｔ（約0.28μＳ）の整数倍ずつ増減し、合成映
像信号ｅの中のカラーバースト信号の水平同期信
号に対する位置を付加伝送情報に応じてデイジタ
ル的に変調するものである。ゲート信号G1は単
安定マルチバイブレータによつて作ることができ
るが、時間幅をデイジタル的に変化させるために
は、基準バースト信号をクロツク入力としてカウ
ンタ或はシフトレジスタのプリセツト入力に付加
伝送情報に対応する２値信号を加えることによつ
て容易に作り出すことができる。ゲート信号G2
についても同様である。 次に受信側における付加情報検出回路の一実施
例を第４図ａにブロツク図で示す。受像機の帯域
増幅器の出力からバースト分離増幅器１によつて
バースト信号を抜き出き、これを位相検波回路２
の入力に加え、その出力をフイルタ３を経て電圧
制御発振器（V.C.O）４に加えて3.58MHzの副搬
送波出力を得、これを移相器５を通して復調器用
基準副搬送波として各色復調回路に供給すること
は従来のカラー受像機と同様である。一方バース
ト分離増幅器１から得らる同図ｂに示すようなバ
ースト信号をレベル変換器６を通してTTLレベ
ルとし、これをシフトレジスタ９の直列入力信号
とする。シフトレジスタ９のクロツク入力端子に
は移相器５からの基準副搬送波をレベル変換器７
によつてTTLレベルとしたものをアンドゲート
１０によつてバーストゲートパルスに対応する期
間だけ抜き出し、これをクロツクとして加えてい
る。このとき受信側のバーストゲートパルスとし
ては、カラーバーストの位置が変化してもよいよ
うに水平同期信号のバツクポーチにのせられるバ
ースト信号の最大サイクル数（即ち12サイクル）
を完全にカバーできるような広さのものを用意す
る。シフトレジスタ９の並列出力には前記バース
トゲートパルスが終つてから次の水平走査期間の
バーストゲートパルスが来るまでの期間（約60μ
Ｓ）水平同期信号に対するカラーバースト信号の
位置が第４図ｂに示すように各クロツク位相にお
けるバースト信号の有無としてデイジタル的に保
持され、これによつて送られた付加伝送情報を得
ることができる。水平同期信号のバツクポーチに
は最大12サイクルまでのカラーバースト信号をの
せることができるので、そのうちの連続した８サ
イクルを選んで送るのである。この選び方には５
通りのものが考えられる。従つて各水平走査期間
ごとに５レベルのデイジタル情報を伝送すること
が可能である。仮に各水平走査期間に２ビツトず
つの情報を送るとしても１秒間当り約30Kビツト
相当の情報を送ることが可能である。 又本発明によるカラーバースト信号の位置変調
の方式に同時に付加伝送情報によるカラーバース
ト信号のサイクル数変調の方式を併用することも
可能である。即ち、第３図ｂに示すゲート信号
G1によつてバースト信号の位置を変調すると同
時に、同図ｃのゲート信号G2の幅を付加伝送情
報に応じて８〜12サイクル相当の時間幅の間でデ
イジタル的に変化させれば、第４図ａのシフトレ
ジスタ９の並列出力のパターンとしてより複雑な
ものを得ることができ、それによつて更に多くの
情報の伝送が可能になる。今送信可能な12サイク
ルのカラーバースト信号のうち８サイクル分を本
発明による位置変調をして送つたときのシフトレ
ジスタの並列出力パターンを第１表ａに示す。同
表において「Ｈ」と「Ｌ」はそれぞれ対応するク
ロツク位相におけるカラーバースト信号の
「有」、「無」に相当する。本発明による情報伝送
方式では同表のａに示す５通りの並列出力パター
ンを得ることができる。同表のｂ，ｃ，ｄ，ｅは
前記カラーバースト信号のサイクル数変調を併用
した場合のシフトレジスタ９の並列出力パターン
を示すものであり、サイクル数変調を併用するこ
とによつて更に10通りの並列出力パターンが可能
になり、合計15通り（４ビツト相当）の情報を各
水平走査期間に伝送することができる。 以上述べたように本発明による付加情報伝送方
式によれば、簡単な回路を追加するだけでテレビ
ジヨン受像機で画像、音声以外の情報を得ること
ができ、又従来の受像機に対して悪影響を与える
こともない。 【表】
第１図はカラーバースト信号を振幅変調したと
きのテレビジヨン信号の一部を示す図、第２図は
第１図の振幅変調されたカラーバースト信号及び
同信号をリミツタ回路を通して抜き出したバース
ト信号の一部拡大図、第３図は本発明による被変
調カラーバースト信号の構成を説明する波形図、
第４図は本発明による付加伝送情報を検出する回
路の一実施例を示すブロツク図である。 １……バースト分離増幅回路、２……位相検波
器、４……V.C.O、５……移相器、６，７，８…
…レベル変換器、９……シフトレジスタ。
きのテレビジヨン信号の一部を示す図、第２図は
第１図の振幅変調されたカラーバースト信号及び
同信号をリミツタ回路を通して抜き出したバース
ト信号の一部拡大図、第３図は本発明による被変
調カラーバースト信号の構成を説明する波形図、
第４図は本発明による付加伝送情報を検出する回
路の一実施例を示すブロツク図である。 １……バースト分離増幅回路、２……位相検波
器、４……V.C.O、５……移相器、６，７，８…
…レベル変換器、９……シフトレジスタ。
Claims (1)
- １ テレビジヨン信号中のカラーバースト信号の
水平同期信号に対する位置を変調することによつ
てテレビジヨン信号中に他の情報を加えて送信す
ることを特徴とするテレビジヨン信号による情報
伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP505578A JPS5498112A (en) | 1978-01-19 | 1978-01-19 | Transmission system of information dependent upon television signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP505578A JPS5498112A (en) | 1978-01-19 | 1978-01-19 | Transmission system of information dependent upon television signal |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5498112A JPS5498112A (en) | 1979-08-02 |
| JPS6117396B2 true JPS6117396B2 (ja) | 1986-05-07 |
Family
ID=11600704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP505578A Granted JPS5498112A (en) | 1978-01-19 | 1978-01-19 | Transmission system of information dependent upon television signal |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5498112A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5208659A (en) * | 1986-06-03 | 1993-05-04 | Scientific Atlanta, Inc. | Method and apparatus for independently transmitting and recapturing clock recovery burst and DC restoration signals in a MAC system |
| JPH04227388A (ja) * | 1990-03-22 | 1992-08-17 | Rca Thomson Licensing Corp | データ伝送装置及びその方法 |
-
1978
- 1978-01-19 JP JP505578A patent/JPS5498112A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5498112A (en) | 1979-08-02 |
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