JPS6059892A - 多重信号伝送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多重信号伝送方法に係り、２つの異なる映像信
号（特に色差信号）を順次信号として送出し、これを高
品質な再生画像が得られるように受信する多重信号伝送
方法に関する。

従来技術 第１図は従来の多重信号伝送方法の一例のブロック系統
図を示す。同図中、赤色差信＠　（Ｒ−Ｙ）源１より取
り出された色差信号（Ｒ−Ｙ）と、青色差信号（Ｂ−Ｙ
）源２より取り出された色差信号（Ｂ−Ｙ）とは夫々ス
イッチ回路３に夫々供給され、ここでスイッチングパル
ス発生回路４よりの、例えば２水平走査期間（２日）周
期の対称方形波により１１−１毎に交互に切換出力され
る。従って、赤色差信号（Ｒ−Ｙ）源１よりの１Ｈ毎の
色差信号情報を第２図（Ａ）に■、■、■、・・・で模
式的に示し、青色差信号（Ｂ−Ｙ）源２よりの１Ｈ毎の
色差信号情報を同図（Ｂ）に■、■、◎。

・・・で模式的に示すものとすると、スイッチ回路３の
出力信号は同図（Ｃ）に■、■、■、■、・・・で示す
如く、１１」毎に色差信号（Ｒ−Ｙ）と（Ｂ−Ｙ）とが
夫々交互に時系列的に合成された線順次色差信号となる
。この線順次色差信号は映像増幅器５を通して周波数変
調回路（ＦＭ変調回路）６に供給され、ここで周波数変
調されて被周波数変調線順次色差信号（ＦＭ線順次色差
信号）に変換される。

このＦＭ線順次色差信号は、電波、光、磁気等によって
記録媒体その伯の伝送路を伝送されて受信され、周波数
復調回路（ＦＭ復調回路）７に供給され、ここでＦＭ復
調されて第２図（Ｄ）に承り如く、同ＩＮＩ（Ｃ）に示
した送信時ど同一の配列の線順次色差信号どなる。この
線順次色差信号は映像増幅器８を通して１ト１遅延回路
９に供給される一方、スイッチ回路１０の端子１０ａと
スイッチ回路１１の端子１１ｂとに夫々供給される。１
ト１遅延回路９は入力線順次色差信号を１Ｈ遅延して第
２図（Ｅ）に模式的に示す如き配列順序の遅延線順次色
差信号を出力し、これをスイッチ回路１０．１１の端子
１０ｂ、１１ａに夫々供給する。

スイッチ回路１０及び１１は夫々スイッチングパルス発
生器１２よりのスイッチングパルスにより成る１１−１
期間は端子１０ａ、１１ａ側に接続され、次の１１−１
期間は端子１０ｂ、１１ｂ側に接続され、更に次の１ト
１期間は端子１０ａ、１１ａ側に接続されるというよう
に、１ト１毎に交互に端子１０ａ。

１１ａと１０ｂ、１１ｂに接続される。これにより、ス
イッチ回路１０の出力信号は第２図（Ｆ）に模式的に示
す如く、色差信号（Ｒ−Ｙ）のみとなり、出力端子１３
へ出力される。一方、スイッチ回路１１の出力信号は第
２図（Ｇ）に模式的に示づ如く、色差信＠　（Ｂ−Ｙ）
のみとなり、出力端子１４へ出力される。

なお、スイッチ回路１０及び１１の切換タイミングは送
信側の信号中に含めた情報（例えば２１−１周期のバー
ストフラグパルスなど）によれば可能であり、そのタイ
ミングパルス（スイッチングパルス）はスイッチングパ
ルス発生回路１２により発生される。

このにうな線順次色差信月の伝送は、ＳＥＣ八〜へ方式
テレビジ三１ン信号の色信号伝送等において周知であり
、画像が垂直方向に強い相関を持っていることを前提と
している。

発明が解決しようとする問題点 ここで出力端子１３．１４に出力される復号された色差
信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−Ｙ）は、第２図（Ｆ）、（Ｇ）
に模式的に示したように、色差信号（Ｒ−Ｙ）について
は、■、■、■、■、・・・というように、１１」おぎ
毎の色情報のみが再生され、■、■、・・・等の１１−
１おき毎の色情報は再生されることはなく、同様に色差
信号（Ｂ−Ｙ）については■、◎、■、・・・というよ
うに１（」おき毎の色情報のみが再生され、■、■、■
、・・・という１Ｈおぎ毎の色情報は再生されない。す
なわち、出力色差信号（Ｒ−Ｙ）及び（Ｂ−Ｙ）は連続
する２日は同一の色情報が繰り返されることになる。

このため、例えば第２図（Ａ）の上部に７１口。

ハ、・・・で示す各１目明間のうち、期間イ２口、ハで
は垂直相関が強い第１の色情報であり、期間二からホ、
へ、１−２・・・ど第２の色情報へ急激に変化するよう
な画像の場合は、明間二で伝送される色差信号（Ｒ−Ｙ
）の１ト１の情報■は第２図（Ｆ）に示で出力色差信号
（Ｒ−Ｙ）中には存在せず、１１−１の情報■が再生さ
れる。一方、色差信号（Ｂ−Ｙ）は明間二の１Ｈの情報
◎は伝送されるから、出力色差信号中には第２図（Ｇ）
に示す如く期間二で１１−１の情報◎が存在でる。ここ
で、カラーテレビジョン信号の色再生は、出力端子１３
．１４へ出力される色差信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−Ｙ）の
ベクルト和で表わされることを考えると、上記の場合、
色差信号（Ｂ−Ｙ）については正しい色差信号情報◎が
再生されたどしても、他方の色差信号（Ｒ−Ｙ）につい
ては誤った色差信号情報■が再生されるから、誤った色
再生どなる（これを凝似信号再生と呼ぶ）という問題点
があった。

てこで、本発明は第１及び第２の順次信号のうら、第２
の順次信号を帯域制限した後変調等して得た信号を第１
の順次信号に多重して伝送し、受信側にＪ５いては、こ
の多重信号から得た上記第１の順次信号と、上記帯域制
限された第２の順次信号とに１１４ついて第１．第２の
画像信号の各復号信号を生成出ノＪすることにより、上
記の問題点を解決した多重信号伝送方法を提供すること
を目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、第１及び第２の画像信号が一定周期１７７に
交ηに時系列的に合成されており、これらの画像信号の
配列順序が互いに異ならしめられた第１及び第２の順次
信号を生成し、上記第２の順次信号を帯域制限した後帯
域の変換又は時間軸変換をして得た信号を第１の順次信
号に多重して伝送し、受信側においては上記の多重信号
から得た上記第１の順次信号を上記一定周期に笠しい時
間収延する第１の遅延回路に供給すると共に、上記の多
重信号を復調して得た帯域制限された該第２の順次信号
を上記一定周期に等しい時間遅延する第２の遅延回路に
供給し、該第１の遅延回路の入力偕ちと出力信号とが夫
々供給される第１．第２のスイッチ手段によりこれらの
２信号を上記一定周ｌｌＩ］毎に交ｎに切換出力して上
記第１．第２の画像信号を選択出力し、かつ、該第２の
遅延回路の入力信号と出力信号とが夫々供給される第３
．第４のスイッチ手段によりこれらの２信号を上記一定
周期毎に交扁に切換出力して上記第１．第２の画像信号
を選択出力し、該第１及び第３のスイッチ手段よりの該
第１の画像信号を夫々第１の加算回路により加算して該
第１の画像信号の復号信号を出力覆°ると共に、該第２
及び第４のスイッチ手段よりの該第２の画像信号を夫々
第２の加算回路にＪ：り加算して該第２の画像信号の復
号信号を出力するよう描成したものである。また本発明
は、上記の第１の遅延回路の出力信号を第１のスイッチ
回路手段と前記第２の順次信号と同じ帯域制限を行なう
フィルタ回路に夫々供給すると共に、前記した多重信号
を復調して得た帯域制限された該第２の順次信号を該第
１のスイッチ回路手段と振幅比較手段に夫々供給し、該
フィルタ回路の出力帯域制限信号と該帯域制限された該
第２の順次信号との振幅を夫々該振幅比較手段により比
較して得た信号を該第１のスイッチ回路手段のスイッチ
ング信号として印加し、振幅比較の結果、一定値以上の
差のあるときにのみ該第１のスイッチ回路手段より常時
出力されている上記の第１の荏延回路の出力信号の代り
に該帯域制限された第２の順次信号を選択出力さＶ、該
第１のスイッチ回路手段の出力信号と該第１の遅延回路
の入力信号とが夫々供給される第２．第３のスイッチ回
路手段によりこれらの２信号を夫々前記一定周期毎に交
互に切換出力して前記第１．第２の画像信号の復号信号
を選択出力するよう構成したものであり、以下第３図乃
至第６図と共にその各実施例について説明する。

実施例 第３図は本発明方法の第１実施例のブロック系統図を示
す。同図中、赤色差信号（Ｒ−Ｙ）源１５Ｊ：り取り出
された色差信号（Ｒ−Ｙ）はスイッチ回路１７．１８の
各端子１７ａ、１８ｂに夫々供給される。一方、青色差
信号（Ｂ−Ｙ）源１６より取り出された色差信号（Ｂ−
Ｙ）はスイッチ回路１７，１８の各端子１７ｂ、１８ａ
に夫々供給される。スイッチ回路１７及び１８は夫々ス
イッチングパルス発生回路１つにより発生された、例え
ば２日周期の対称方形波によりスイッチング制御され、
１１−１期間毎に端子１７ａ、１８ａと端子１７１）、
１８ｂとに交互に切換接続される。

ここで、スイッチ回路１７が端子１７ａ（１７ｂ）に接
続されている１Ｈ１期間は、スイッチ回路１８は端子１
８ａ（１８ｂ）に接続されている。これにより、赤色差
信号源１５より第４図（Δ）に模式的にａで示ず如く、
１Ｈ期間イ９口、ハ・・・毎に■、■、■、・・・で示
す如ぎ色情報配列の色差信号（Ｒ−Ｙ）が取り出され、
かつ、青色差信号源１６より第４図（Ｂ）に模式的にｂ
で示す如く、１１−１期間毎に＠、■、◎、・・・で示
す如き色情報配列の色差信号（Ｂ　’−Ｙ　）が取り出
されたものとすると、スイッチ回路１７からは第４図（
Ｃ）に模式的に示す如く、色差信号（Ｒ−Ｙ）と（Ｂ−
Ｙ）とが夫々１Ｈ毎に交互に時系列的に合成されてなる
第１の線順次色差信号Ｃが取り出され、他方、スイッチ
回路１８からは第４図（Ｄ）に模式的に示す如き色情報
配列の第２の線順次色差信号ｄが取り出される。

第４図（Ｃ）及び（Ｄ）を夫々比較すると明らかなよう
に、線順次色差信号Ｃ及びｄは、互いに色差信号（Ｒ−
Ｙ）と（Ｂ−Ｙ）の１Ｈ期間の伝送順序が異ならしめら
れており、例えば同じ１１」伝送期間イにおいては、線
順次色差信号Ｃは色差信号（Ｒ−Ｙ）の１１−１の色情
報■が伝送されるのに対し、線順次色差信号ｄは色差信
号（Ｂ−Ｙ）の１Ｈの色情報■が伝送される。線順次色
差信号ｄは低域フィルタ２２に供給され、ここで高周波
数成分が除去されて第４図（Ｅ）に模式的に示す如き線
順次色差信号ｅとされる。第４図（Ｄ）と（Ｅ）と夫々
比較すると明らかなように、帯域制限された線順次色差
信号ｅはその各ＩＨ毎の色情報が線順次色差信号ｄと同
様であるが、ダッシュが付されている点が異なる。すな
わち、ダッシュは帯域制限された線順次色差信号の色情
報であることを示す。

ここで、低域フィルタ２２を設けたのは次の理由にＪ：
る。２つの線順次色差信号Ｃ及びｄを１つの伝送路を使
って送る方が簡単であるから、後述する如く第２の線順
次色差信号ｄを周波数変調して得たＦＭ信号を第１の線
順次色差信号Ｃに多重し、しかる後にその多重信号全体
を周波数変調してから伝送することが考えられるが、そ
の場合、線順次色差信号ｄの帯域が広いと、そのＦＭ信
号の下側波帯が多重の際に線順次色差信号Ｃの帯域内に
混入してしまう。一方、線順次色差信号Ｃの帯域内に混
入しないように、線順次色差信号ｄで周波数変調する搬
送波周波数を高くすると、多重信号の帯域が伝送路で伝
送し得る帯域よりも広くなってしまう。そこで、比較的
狭い帯域の伝送路でも帯域制限されることなく伝送でき
、しかも上記の線順次色差信号Ｃの帯域内の混入を防止
するためには、線順次色差信号ｄの帯域を制限すること
が望ましい。

線順次色差信号ｄの帯域を制限するには、低域フィルタ
、帯域フィルタ、高域フィルタ等の各種のフィルタ回路
のいずれかを使用することが考えられる。しかして、前
記した擬似信号再生であることが目に感じとれるような
画像は比較的低周波数の長い線であり、高周波数の短い
線に対しては補正しなくとも目立たない性質がある。そ
こで、本発明は上記の点に着目して低域フィルタ２２を
設りることにより、線順次色差信号ｄの高周波数成分を
連断することによって、その伝送帯域を例えば２００〜
３０Ｑｋ）−１ｚ程度に帯域制限する。

低域フィルタ２２より取り出された線順次色差信号Ｃは
映像増幅器２３を通してＦＭ変調回路２４に供給され、
ここで比較的低い周波数〈例えば２．３ＭＨｚ程度）の
搬送波を周波数変調してＦＭ線順次色差信号とされた後
、加算回路２１に供給される。加算回路２１はスイッチ
回路１７より取り出され映像増幅器２０を通して入来し
た、第５図に１で示す如きＯ〜１．５ｔｖｌＨｚ程度の
帯域を占有づる線順次色差信号Ｃど、ＦＭ変調回路２４
より入来した第５図にＩＩで示す如き帯域を占有するＦ
Ｍ線順次色差信号とを夫々周波数分割多ルし、この周波
数分割多重信号をＦＭ変調回路２５へ出力する。ＦＭ変
調回路２５は上記の周波数分割多重信号で所定の搬送波
を周波数変調してＦＭ周波数分割多重信号を生成し、こ
の信号を伝送路へ送出する。この伝送路としては、一般
のＶＴＲの記録再生系などが考えられる。

次に受信側の動作について説明する。上記のＦＭ周波数
分割多重信号はＦＭ復調回路２６に供給され、ここでＦ
Ｍ復調されて第５図に示す如き周波数スペクトルの周波
数分割多重信号に変換された後、フィルタ回路２７に供
給され、ここで第５゛図の帯域Ｉ、Ｈの各信号が夫々周
波数選択される。

フィルタ回路２７より取り出された線順次色差信号Ｃは
映像増幅器２８を通して１１−（遅延回路２つに供給さ
れる一方、スイッチ回路３０の端子３０ｂ！及び３０ａ
２に夫々供給される。１１−１遅延回路２つの出力信号
はスイッチ回路３０の端子３０ａ１及び３０ｂ２に夫々
供給される。

一方、フィルタ回路２７より取り出されたＦＭ線順次色
差信号は、ＦＭ復調回路３１に供給され、ここでＦＭ復
調されて帯域制限された線順次色差（８号０に変換され
た後、映像増幅器３２を通して１ｌ−Ｉｆｆ延回路３３
及びスイッチ回路３４の端子３４ａ　、　、　３／Ｉｌ
ｌ　２に夫々供給される。また１１」遅延回路３３の出
力信号はスイッチ回路３４の端子３４ｈ１及び３４ａ２
に夫々供給される。

スイッチ回路３０及び３４は実質的には各々２つずつの
スイッチからなり、スイッチングパルス発生回路３５よ
りのスイッチングパルスによりスイツヂング制御される
構成とされてｄ′３つ、スイッチ回路３０は端子３０ａ
１　と３０ｂ１に入来した２人力化号を１トロロに交互
に選択出力するど共に、端子３０ａ２と３０１１２に入
来した２人力化号を１Ｆｍに交互に選択出力する。また
スイッチ回路３４は端子３４ａ１　と３４ｂ＋に入来し
た２人力化号を１Ｈ１υに交りに３Ｂ　ＪＲ出力すると
共に、端子３４８２と３４１〕２に入来した２人力化号
を１日毎に交互に選択出力する。ここで、スイッチ回路
３０及び３４は、端子３０ａ　＋　、　３０ａ　２　、
　３４ａ＋　、　３４ａ２の入力信号を夫々同時に１Ｆ
１期間選択出力している第１の接続状態と、端子３０ｂ
　＋　、　３０ｂ　２　、３４＋’）　＋　。

３４ｂ２の入力信号を夫々同時に１Ｈ期間選択出力して
いる第２の接続状態とがある。

これにより、例えば第４図（Ａ＞の上部に示す１Ｆ−１
期間口においては、スイッチ回路３０及び３４は上記第
１の接続状態となり、１１」遅延回路２９Ｊ：りの色情
報■と、映像増幅器２８の出力線順次色差信号Ｃ中の■
の次の１Ｆ（期間の色情報■とがスイッチ回路３０より
選択出力されて、色情報■は加算回路３６に供給され、
色情報■は加算回路３７に供給される。またこれど同時
に、１Ｆ１シ延回路３３よりの色情報　■と、映像増幅
器３２の出力線順次色差信号ｅ中の　のの次の１Ｆ１期
間の色情報　のとがスイッチ回路３４より選択出力され
て、色情報　０は加算回路３６に供給され、色情報　■
は加算回路３７に供給される。

次の１１１明間八においてはスイッチ回路３０及び３４
は上記第２の接続状態となり、端子３０ｂ　＋に入来し
た線順次色差信号Ｃ中のハの期間の色情報■が加算回路
３６へ出力され、端子３０ｂ　２に入来した１１」遅延
回路２９Ｊ：りの色情報■が加算回路３７へ出力され、
端子３４ｂ２に入来した線順次色差信号ｅ中のへの期間
の色情報　■が加算回路３７へ出力され、更に端子３４
ｂ１に入来した１１−１遅延回路３３よりの色情報■が
加算回路３６へ出力される。

以下、上記と同様にしてスイッチ回路３０及び３４が上
記の第１．第２の接続状態を１１１毎に交７７にとるこ
とによって、スイッチ回路３ｏより加算回路３６には第
４図（Ｆ）に模式的に示す如く、線順次色差信号Ｃ中の
色差信号（Ｒ−Ｙ’）の各１１」の色情報信号ｆが供給
され、スイッチ回路３゜にり加算回路３７には同図（Ｇ
）に模式的に示寸如く、線順次色差信号Ｃ中の色差信号
（’　Ｂ　−Ｙ　）の各１）−１の色情報信号９が供給
される。他方、スイッチ回路３４より加算回路３６には
第４図〈１」）に模式的に示ザ如く、線順次色差信号ｅ
中の色差信号（Ｒ−Ｙ）の各１Ｈの色情報信号りが供給
され、スイッチ回路３７Ｉより加算回路３７には同図（
Ｔ）に模式的に示す如く、線順次色差信号ｅ中の色差信
号（１３−Ｙ）の各１ト１の色情報信号ｉが供給される
。

従って、加算回路３６は信号ｆとｈとを夫々加算して得
た信号を色差信号（Ｒ−Ｙ）の復号信号として出力端子
３８へ出力する。また、これと同時に加算回路３７は信
号ｑとｉとを夫々加算して得た信号を色差信号（１３−
Ｙ）の復号信号として出力端子３つへ出力する。この出
力端子３８゜３９の各出力復号信号は、低周波数成分（
低域フィルタ２２の出力信号成分）が加算にＪ：り大ど
なるので、後段の減衰回路によりその振幅が減衰せしめ
られる。

ここで、期間イ１口、ハでは垂直相関が強い第１の色情
報であり、期間二で第２の色情報に急激に変化し、それ
以降の期間ホ、へ、ト、・・・では第２の色情報と垂直
相関が強い場合は、前記した従来方法では期間二で誤っ
た色が発生する。これに対して、本実施例によれば、第
４図ＣＦ）−（１）よりわかるように、期間二では色差
信号（Ｒ−Ｙ）の復号信号として■＋　○２色差信号（
Ｂ−Ｙ）の復円信号として　■＋◎が夫々出力される。

このことは、色情報が変化覆る期間二とその前の期間ハ
との色情報の和がとられることを意味する。

−４３１，７わら、カラープレビジョン信号の色再生は
色差信号（Ｒ−Ｙ）と（Ｂ−Ｙ）のベクトル和で表わさ
れるから、上記の期間二では本来■十◎で示すベタ１〜
ル和の色再生が行なわれるべきであるが、本実施例によ
れば色情報の変化の前後の期間の平均値による色再生が
行なわれることになり、従来方法に比べて不自然な色の
変化を大幅に低減することができる。

次に本発明方法の第２実施例につき説明するに、第６図
は本発明方法の第２実施例の要部の１０ツク系統図を示
す。本実施例は送信側については第１実施例と同一であ
り、第６図には受信側のみ図示しである。第６図中、第
３図と同一構成部分には同一符号をイ」シ、その説明を
省略する。第６図において、映像増幅器２８より取り出
された第４図（Ｊ）に模式的に示す如き線順次色差信号
ｊ（η〔１配信号Ｃと同一）は、１１」遅延回路２９に
供給される一方、スイッチ回路４４．４！５の端子４４
ｂ、４．５８に夫々供給される。１Ｈ遅延回路２９によ
り１１−１遅延されて取り出された第４図（Ｋ）に模式
的に示す如き線順次色差信号１（はスイッチ回路／′１
１の端子４１　ａに供給される一方、前記低域フィルタ
２２と同一特性の低域フィルタ４２に供給され、ここで
高周波数成分が除去された後、誤差検出回路４３に供給
される。

誤差検出回路／′Ｉ３は映像増幅器３２にりの第４図（
Ｌ）に模式的に示す線順次色差信号２−（前記信）ｇ　
ｅと同一）ど、低域フィルタ４２よりの信号（ｋの低周
波数成分）との振幅比較を行ない、振幅比較の結果両信
号の振幅差が例えば３０％程度以内であるとぎは振幅差
がない（誤差がない）ものどじてスイッチ回路４１を端
子４１ａに接続させ、上記振幅差が３０％程度以上ある
ときは振幅差がある（誤差がある）ものとしてスイッチ
回路４１を端子４１ｂに切換接続させる。スイッチ回路
４１が端子、１１ｂに接続されている期間は、上記の振
幅差がある期間であり、通常は喘子４１ａに接続されて
いる。

スイッチ回路４１より取り出された線順次色差信号１（
又は℃はスイッチ回路４４．／１．５の端子／１４ａ、
４５ｂに夫々供給される。スイッチ回路７′１４及び／
１５５は、スイッチングパルス発生回路４Ｇよりのスイ
ッチングパルスによりスイッチング制御され、端子４　
／１．ａ　、　４４．ｂに入来する２人力信号を１１−
１０に交互に選択出力すると共に、端子４．５ａ　、　
４５ｂに入来する２人力信号を１１−１毎に交互に選択
出力する。ここで、スイッチ回路４／４がＱ１７．ｉ子
４４ａ　（４４ｂ　）　ノ入り偶ＮヲＪ択出力する１１
−１期間は、スイッチ回路４５が端子４５ａ（４５ｂ）
の入力信号を選択出力するようスイッチング制御される
。

これにより、誤差検出回路４３にＪ：り検出される振幅
差が実質的にない通常の場合（垂直相関が強い場合）【
ｊ１スイッチ回路／′Ｉ４，４５が端子４４２＋、４５
ａに接続されＴ　イル１　ｌ−１期間口、二。

へ、・・・は、出力端子４７に信号り中の色差信号（Ｒ
−Ｙ）の１１−１の色情報信号が出力され、出力端子４
８に信号ｊ中の色差信号（Ｂ−Ｙ）の１１」の色情報信
号が出力される。またスイッチ回路４４．４５が端子４
１）、４５ｂに接続されている１１−１期間イ、ハ、小
、ト、・・・では、出力端子４７に信号ｊ中の色差信＠
　（Ｒ−Ｙ）の１１−１の色情報信号が出力され、出力
（、ｉｊ子４８に信号に中の色差信号（Ｂ−Ｙ）の１Ｈ
の色情報信号が出力される。従って、出力端子４７には
色差信号（Ｒ−Ｙ）の復号信号が取り出され、出力端子
／１８には色差信号（Ｂ−Ｙ）の復号信号が取り出され
ることになる。

ここで、前記した如く、期間イ１ロ、へまで同一の色情
報信号が期間二において変化し、それ１ズ降の期間ホ、
へ、１〜．・・・で同一の信号であるものとすると、期
間二にお（づる信号ＩＸ中の１言号■の低周波数成分　
０ど信号２中の信号　■とは振幅が大ぎく異なるから、
スイッチ回路／１１は端子４７ｂ側に接続される。この
結果、期間二においては線順次色差信号之中の１１−１
の色情報　○がスイッチ回路４１及び４４を夫々通して
出力端子４７へ出力され、一方、線順次色２？信号、ｉ
中の１１１の色情報◎がスイッチ回路４５を通して出力
端子４８へ出力される。従って、期間二にお（プる擬似
信号再生を防止づることができる。このようにして、出
力端子４７には第４図（Ｍ）に模式的に示す如き色順序
配列の復号信号ｍが取り出され、出力端子４８には第４
図（Ｎ）に模式的に示す如ぎ色順序配列の復号信号ｎが
取り出される。

応用例 なａ３、本発明は上記の各実施例に限定されるものでは
なく、信号の変化は１１」期間にりも短い期間でも全く
同様に擬似信号再生を防止づ−ることがて゛き、また線
順次ではなく、フィールド順次又は点順次などで−ら同
様に本発明を適用することができる。また、ＦＭ変調回
路２４の代りに振幅変調回路その他の変調回路、あるい
は周波数変換回路を用いて第１の線順次色差信号Ｃの帯
域よりも高い帯域へ変換し、その信号を第１の線順次色
差信号Ｃに周波数分割多重してもよい。更には、周波数
分割多重に限らず時分割多重でもにい。この場合は一例
どじで、伝送すべき２つの順次信号のうち、一方の帯域
制限した順次信号の時間軸を公知の手段により圧縮して
側方の順次信号の水平帰線消去期間内に時分割多重して
伝送し、受信側に、１５いて（Ｊ水平帰線消去期間内に
時分割多重されている上記一方の順次信号を抽出した後
、公知の手段ににり時間軸伸長してもどの時間軸に戻す
。なお、帯域制限された一方の順次信号は、周波数分割
多重のために帯域を変調や周波数変換等の手段によって
変換されるか、又は上記の如く時分割１多市のために時
間軸圧縮されて送出されるが、受信側においてもどの帯
域に戻したり、時間軸をもとに戻すことを総称して本明
細書では復調というものとづる。

また、本発明において伝送する順次信号を構成する２つ
の信号は、実施例では色差信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｒ−Ｙ）
とじて説明したが、これに限られるものではなく、■ｒ
４度信号の高周波数成分と残りの低周波数成分、又は■
１つの色差信号と輝度信号などでもｊ；り、要は通常の
場合、一定周期毎の情報に近似性（相関）がある画像信
号一般に適用することかできるものである。

効果 一１１述の如く、本発明によれば、第１及び第２の順次
信号のうち、第２の順次信号を帯域制限した後帯域の変
換又は時間軸変換をして得た信号を第１の順次信号に多
重して伝送し、受信側においては第１及び第２の順次信
号を夫々遅延回路とスイッチ回路とを用いて画順次信号
を構成している２つの画像信号を分離抽出し、第１の順
次信号中の第１の画像信号と第２の順次信号中の第２の
画像信号とを加算して第１の画像信号の復゛号信号を得
ると共に、第１の順次信号中の第２の画像信号と第２の
順次信号中の第２の画像信号とを加算して第２の画像信
号の復号信号を得るようにしたので、上記第１．第２の
画像信号の一定周期毎の情報の近似性（相関）が崩れた
とぎに生ずる擬似信号再生は、相関が崩れた前後の画像
の平均値で表わすことにより大幅に低減することができ
、よって上記第１．第２の画像信号が色差信号の場合は
不自然な色の変化を防止することができ、また受信側に
おいて第１．第２の順次信号の振幅に夫々一定値以上の
差があるときにのみ遅延回路より取り出されている第１
の順次信号に代えて第２の順次信号をスイッチ回路手段
に供給し、スイッチ回路手段により上記の信号と遅延さ
れていない第１の順次信号とを一定周期毎に切換出力す
るようにしたので、相関が崩れたときには第２の順次信
号中の第１又は第２の画像信号を復号信号どして出力す
ることができ、これにより忠実に上記相関の崩れた画像
情報を伝送することができる等の特長を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方法の一例を示づ゛ブロック系統図、第２
図（Ａ）〜（Ｇ）は夫々第１図図示ブロック系統の各部
の信号情報内容を模式的に示ザ図、第３図は本発明方法
の第１実施例を示すブロック系統図、第４図（Ａ）〜（
Ｎ）は夫々第３図、第６図のブロック系統中の各部の信
号の情報内容を模式的に示す図、第５図は第３図図示ブ
ロック系統により送信される多重信号の周波数スペクト
ルの一実施例を示ず図、第６図は本発明方法の第２実施
例の受信側を示すブロック系統図である。 １．１５・・・赤色差信号源、２．１６・・・青色差信
号源、３，１０．’１１．．１７．１８．４１．４４゜
４５・・・スイッチ回路、６．２４．２５・・・周波数
変調回路（ＦＭ変調回路）、７．２６．３１・・・周波
数復調回路（ＦＭ復調回路）、９，２９．３３・・・１
１−１遅延回路、２１．３６．３７・・・加算回路、２
２．４２・・・低域フィルタ、３０．３４・・・スイッ
チ回路、３８．４７・・・赤色差信号の復号信号出力端
子、３９．４８・・・青色差信号−の復号信号出力端子
、４３・・・誤差検出回路。 第３図 第５図 →同夜数（ＭＨｚ） −一シ獲〜腎ｊ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　第１及び第２の画像信号が一定周期毎に交互に
   時系列的に合成されており、該第１及び第２の画像信号
   の配列順序が互いに箕ならしめられた第１及び第２の順
   次信号を生成し、該第２の順次信号を帯域制限した後帯
   域の変換又は時間軸変換をして得た信号を該第１の順次
   信号に多重して伝送し、受信側においては該多重信号か
   ら得た該第１の順次信号を−Ｆ記一定周期に等しい時間
   遅延する第１の遅延回路に供給するとＪ（に、該多重信
   号を復調して得た帯域制限された該第２の順次信号を上
   記一定周期に等しい時間遅延する第２の遅延回路に供給
   し、該第１の遅延回路の入力信号ど出）〕信号とが夫々
   供給される第１．第２のスイッチ手段によりこれらの２
   信号を上記一定周期毎に交互に切換出力して上記第１．
   第２の画像信号を選択出力し、かつ、該第２の遅延回路
   の入力信号と出力信号とが夫々供給される第３．第４の
   スイッチ手段によりこれらの２信号を上記一定周期毎に
   交互に切換出力して上記第１．第２の画像信号を選択出
   力し、該第１及び第３のスイッチ手段よりの該第１の画
   像信号を夫々第１の加算回路により加算して該第１の画
   像信号の復号信号を出力すると共に、該第２及び第４の
   スイッチ手段よりの該第２の画像信号を夫々第２の加算
   回路により加算して該第２の画像信号の復号信号を出ノ
   ｊするよう構成したことを特徴とする多重信号伝送方法
   。
2. （２）　第１及び第２の画像信号が一定周期毎に交互に
   時系列的に合成されており、該第１及び第２の画像信号
   の配列順序が互いに異ならしめられた第１及び第２の順
   次信号を生成し、該第２の順次信号を帯域制限した後帯
   域の変換又は時間軸変換をして得た信号を該第１の順次
   信号に多重して伝送し、受信側においては該多重信号か
   ら得た該第１の順次信号を上記一定周期に等しい時間匠
   延づる遅延回路を通して第１のスイッチ回路手段と前記
   第２の順次信号と同じ帯域制限を行なうフィルタ回路に
   夫々供給すると共に、該多重信号を復調して得た帯域制
   限された該第２の順次信号を該第１のスイッチ回路手段
   と振幅比較手段に夫々供給し、該フィルタ回路の出力帯
   域制限信号と該帯域制限された該第２の順次信号との振
   幅を夫々該振幅比較手段により比較して得た信号を該第
   １のスイッチ回路手段のスイッチング信号として印加し
   、振幅比較の結果、一定値以上の差のあるときにのみ該
   第１の゛スイッチ回路手段より常時出力されている該遅
   延回路の出力信号の代りに該帯域制限された第２の順次
   信号を選択出力させ、該第１のスイッチ回路手段の出力
   信号と該遅延回路の入力信号とが夫々供給される第２．
   第３のスイッチ回路手段によりこれらの２信号を夫々前
   記一定周期毎に交互に切換出力して上記第１．第２の画
   像信号の復号信号を選択出力するよう構成したことを特
   徴とする多重信号伝送方法。