JPS61171728A - 新規臭素含有エポキシ樹脂およびその製法 - Google Patents

新規臭素含有エポキシ樹脂およびその製法

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JPS61171728A
JPS61171728A JP1161485A JP1161485A JPS61171728A JP S61171728 A JPS61171728 A JP S61171728A JP 1161485 A JP1161485 A JP 1161485A JP 1161485 A JP1161485 A JP 1161485A JP S61171728 A JPS61171728 A JP S61171728A
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JP
Japan
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epoxy resin
formula
resin
epichlorohydrin
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP1161485A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Nanba
宏彰 難波
Kazukuni Shiraishi
白石 和訓
Minoru Hishinuma
稔 菱沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Publication date
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(I) (I) 〔式中x、yは夫々 1〜3の整数、nは0〜15の整
数、Rは水素又はアルキル基を示し式中のn+2個のR
は夫々同一でも異ってもよい。〕 で表わされる新規臭素含有エポキシ樹脂及びその製法に
関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)エポ
キシ樹脂は機械的特性、電気的特性、熱的特性、耐薬品
性、接着性等の諸特性に優れているため、電気及び電子
分野において、幅広く使用されている。最近電子部品の
集積度の増大に伴い部品の薄層化、小型化などが盛んに
行われている。特に樹脂封止用電子部品では樹脂の硬化
後における残留応力や耐熱性の問題、プリント配線、基
板用樹脂では耐熱性、可撓性などの改良が要求されてい
る。また両分野では難燃化の要求も大きく、種々の手段
で難燃化対策を行っているのが現状である。
そこで本発明者らは耐熱性の向上、残留応力の低下、可
撓性の向上などを目的として、鋭意検討の結果、本発明
の新規臭素含有エポキシ樹脂及びその製法を見出した。
〔式中x、yは夫々1〜3の整数、nはO〜15の整数、Rは水素又はアルキル基を示し、式中のn+2個のRは夫々同一でも異ってもよい。〕
で表わされる新規具・素含有エポキシ樹脂および臭素化
フェノール類とジシクロペンタジェンの重合で得られた
樹脂にエピクロルヒドリンをつigttaユ8□5、工
。−1,工、   (〔式中x、■は夫々 1〜3の整
数、nは0〜15の整数、Rは水素又はアルキル基を示
し、式中のn+2個のRは夫々同一でも異ってもよい。
〕 で表わされる新規臭素含有エポキシ樹脂の製法を提供す
ることにある。
以下本発明を詳述する。
本発明の製法には次の2つの工程が含まれる。
第1の工程は臭素含有フェノール類とジシクロペンタジ
ェンを触媒を用いて重合した樹脂を製造する工程であり
、第2の工程は重合物の持つフェノール性水酸基をエピ
クロルヒドリンによりグリシジル化する工程である。
第1工程において使用される臭素化フェノール類はバラ
ブOムフェノール、2,4−ジブロモフェノール、2.
6−ジブロモフェノール、4−ブロモ−2−メチルフェ
ノール、2−ブロモ−4−メチルフェノールなどを挙げ
ることができる。第1工程で用い−る触媒としてはルイ
ス(Lewis)酸であれば良く、AJICJ!3.B
Fg 、Zn CJ!z 。
Hz So令、T+ C1+ 、H3PO4、パラトル
エンスルホン酸などを挙げることができる。
一種あるいは二種以上混合して使用することも出来る。
このフェノール類を加熱溶融させ、そこへ触媒を添加し
、均一に溶解した後、50〜180℃好ましくは80〜
150℃でジシクロペンタジェンを滴下する。それぞれ
の添加量はジシクロペンタジェン1モルに対し、触媒0
.001〜0.1モル好ましくはo、oos〜0.05
モルと臭素含有フェノール類0.1〜10.0モル好ま
しくは0.3〜4モルである。
この工程においてはジシクロペンタジェンと触媒に対し
、臭素含有フェノール類を添加しても良いしまたシンク
ロペンタジェンと臭素含有フェノール類の混合物に触媒
を徐々に添加しても良い。臭素含有フェノール類の種類
及び配合によって異なるが添加時間は1〜10時間その
後1〜8時間反応させる。
次に未反応モノマーを減圧蒸留1分別沈澱法又はそれら
を組み合わせることにより除去し、一般式で(II)で
示される樹脂を得る。
(If) 〔式中Rは水素又はアルキル基、x、yは1〜3の整数
、nは0〜15の整数〕 重合反応に用いる溶媒として、反応に不活性なニトロベ
ンゼン、四塩化炭素、二硫化炭素等を添加することも出
来る。
第2工程は、第1工程によって得た樹脂CIt)をその
フェノール性水酸基当量の1〜30倍モル好ましくは2
〜10倍モルのエピクロルヒドリンに溶解する。この反
応液を10〜120℃好ましくは50〜100℃に保つ
、第4級アンモニウム塩等の触媒の存在下で付加反応さ
せ、フェノール性水酸基にエピクロルヒドリンが付加し
たアルファークロルヒドリン体を生成させる。触媒とし
では臭化テトラメチルアンモニウム、臭化ベンジルトリ
エチルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム等
の4級アンモニウム塩、トリメチルアミンなどの三級ア
ミン類、ハロゲン化ホスホニウム塩、臭化カリウム等の
ハロゲン化アルカリ金属類などを挙げることができる。
またそれらを単一に用いるだけでなく、混合しても用い
ることができる。用いる触媒は樹脂(II)100重量
部に対して0.05〜5.0重量部である。
次に反応系にアルカリを連添しつつ・反応系を    
 11゜40〜300mHOの減圧下に保持し、水をエ
ピクロルヒドリンと共沸させることにより留去する。
ここではアルカリの添加速度と蒸留条件を調整すること
により反応系内の水含有率を0.1〜5、O1i量%と
する反応系内から水を除去せずに実施することも可能で
あるが反応系中の水によってエピクロルヒドリンが分解
するため、副生物が多く好ましくない。アルカリ使用層
としては樹脂(It)のフェノール性水酸基当量に対し
て0.85〜1.00当量であるアルカリとしては水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、炭酸
ナトリウム等が挙げられるが、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムが好ましい。
反応温度は30〜120℃好ましくは50〜90℃であ
る。反応時間は実質的には閉環反応(脱ハロゲン化水素
)が完結するまでであり、通常0.5〜10時間好まし
くは2〜8時間である。
次いで過剰のエピクロルヒドリンを減圧蒸留によって留
去した後、メチルイソブチルケトン。
メチルエチルケトン、トルエン等の有機溶剤に反応物を
溶解し、副生じた食塩を濾過あるいは水洗浄によって除
去する。更に有機溶媒層を数回純水により洗浄し、その
後有機層を減圧濃縮することにより本発明の新規エポキ
シ化合物を得る。
〔実施例−〕
以下に実施例を挙げて、さらに具体的に説明するが、こ
れらの実施例によって制限されるものではない。なお以
下に部とあるのは何れも重量部を示す。
実施例1 パラブロムフェノール346部を温度計、冷却器、撹拌
装置9滴下管を付した反応器内に仕込み、80±5℃に
保ちながら41%BFg ・エーテルコンプレックス5
.9部を添加した後、ジシクロペンタジェン132部を
2時間かけて滴下した。
滴下後2時間さらに80±5℃に保持した後150’0
4MH!Jで未反応バラブロムフェノールを留去した。
重合物300部を得た。
次に得られた重合物100部、テトラメチルアンモニウ
ムブロマイド1部をエピクロルヒドリン700部に溶解
し、80±5℃で8時間反応させた。付加反応終了後、
水分離器を取り付け50重量%の水酸化ナトリウム水溶
液26゜3部を滴下、滴下中に反応系中の水分が0.1
〜2.0重量%の範囲に入るように遂時反応液から水を
分離した。
全量滴下後6時間反応させ、その後エピクロルヒドリン
を40aaHQで減圧蒸留した。残った反応物をクロロ
ホルムに溶解後、反応系内に析出した塩化ナトリウムを
濾別し、濾液をさらに純水で洗浄した後、有機層から有
機溶媒を留去して、目的の新規臭素化エポキシ樹脂10
9部を得た。表−1にその物性を示した。
実施例2 2−ブロモ−4−メチルフェノール190部を温度計、
冷」器、撹拌装置9滴下管を付した反応器内に仕込み、
100±5℃に保ちながら47%BF3エーテルコンプ
レックス3.2部を添加した後、ジシクロペンタジェン
45部を2時間かけて滴下した。滴下後4時間さらに反
応させ、160℃4tm HQで未反応物を留去した。
ざらに反応液をテトラヒドロフランに溶解後、水・メタ
ノール混合溶媒中に注入し、沈澱物を濾別した。これに
より重合物95部を得た。
次に重合物90部、テトラメチルアンモニウムブロマイ
ド1部をエピクロルヒドリン500部に溶解し、80部
5℃で6時間反応させた後、水難器を取り付け50重量
%の水酸化ナトリウム水溶液19.2部を2時間かけて
滴下した。滴下中に反応系中の水分が0.1〜2.0重
量%の範囲に入るように遂時反応系から水を分離した。
全量滴下後6時間反応させ、その後エピクロルヒドリン
を40#IIIHIJで減圧留去し、残った反応物をク
ロロホルムに溶解後、反応系内の塩化ナトリウムを濾別
し、濾液をさらに純水で洗浄した後、有機層から溶媒を
減圧留去し目的のエポキシ樹脂103部を得た。表−1
にその物性を示した。
!パ
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は夫々本発明の実施例1および実施
例2で得られた化合物のゲルパーミェーションクロマト
グラフを示す図表であり、第3図は同上の実施例1の化
合物のIRスペクトルを示す図表である。 第1図 1’?’1 20.0           30.0      
     40.0(TIME) 手続ネm正書(自発) 昭和60年6月26日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中x、yは夫々1〜3の整数、nは0〜15の整数
    、Rは水素又はアルキル基を示し、式中のn+2個のR
    は夫々同一でも異って もよい。〕 で表わされる新規臭素含有エポキシ樹脂。 2)臭素化フェノール類とジシクロペンタジエンの重合
    で得られた樹脂にエピクロルヒドリンを反応させること
    を特徴とする下記一般式〔 I 〕▲数式、化学式、表等
    があります▼〔 I 〕 〔式中x、yは夫々1〜3の整数、nは0〜15の整数
    、Rは水素又はアルキル基を示し、式中のn+2個のR
    は夫々同一でも異って もよい。〕 で表わされる新規臭素含有エポキシ樹脂の製法。
JP1161485A 1985-01-24 1985-01-24 新規臭素含有エポキシ樹脂およびその製法 Pending JPS61171728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280425A (ja) * 1988-09-19 1990-03-20 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd 耐熱性かつ難燃性のエポキシ樹脂組成物
JPH02312141A (ja) * 1989-05-25 1990-12-27 Tokyo Electron Ltd イオン源
JPH0617449B2 (ja) * 1986-09-15 1994-03-09 ザ ダウ ケミカル カンパニー ハロゲン含有エポキシ樹脂組成物

Cited By (3)

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