JPS61168177A - 磁気ヘツド位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、フレキシブルな両面磁気ディスクの記録再生
に使用する磁気ヘッド位置決め装置に関するものである
。

〔発明の背景〕

従来この雅の装置は、たとえば、特開昭５５−７７０２
８号公報に記載のように、案内軸上を摺動する合成樹脂
製の担体自体に一方の磁気ヘッドを固定するとともに、
他方の磁気ヘッドを前記担体に取り付けた合成樹脂製の
アームに固定する構成になっている。この構成であると
、合成樹脂部分の温湿度変化や経時変化によって、磁気
ヘッド位置決め精度の低下が生じ、特に両面磁気ディス
クを間にして、対峙する２個磁気ヘッドの位置ずれが生
じやすい欠点を有している。さらに、薄い金属製のジン
バルを用いて、磁気ヘッドを、担体及びアームに取り付
けるには、担体及びアームが合成樹脂製であるために、
ジンバルと担体及びアームとを接着剤により固足するこ
とになる。接着剤による固定では、接着剤の温湿度変化
や経時変位などによって、担体及びアームとジンバルと
の固定が不安定で、高精度の位置決めが困難である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記の問題点にかんがみ、温湿度変化
や経時変化がきわめて少なく、磁気ヘッドの高精度位置
決めを可能ならしめる磁気ヘッド位置決め装置を提供す
るにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、シャーシと、このシャーシに設けた駆
動装置と、前記シャーシに設けた案内部材と、この案内
部材上に移動可能に設けた担体と、この担体に取り付け
られ、かつ第１磁気ヘッドを支持する金属製の第１ヘッ
ド支持体と、前記担体に取υ付けらｎｌかつ前記第１磁
気ヘッドに対峙して配置される第２磁気ヘッドを支持す
る金属製の第２ヘッド支持体とを具備し、前記第１ヘッ
ド支持体に形成され、かつ前記駆動装置に直接結合した
連結体を、前記駆動装置により移動させることにより、
前記第１ヘッド支持体を介して前記担体を前記案内部材
に沿って移動させる構成にした点にある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

図面において、磁気記録再生装置のシャーシ１に、鋼板
製である。磁気記録再生装置を、パーソナルコンピュー
タなどの相手機器へ取り付けるための支持板２は、シャ
ーシ１にねじなどによって固定さ扛ている。前面パネル
３は、シャーシ１の前面にねじなどによって固定されて
いる。前面パネル３には、フレキシブルな両面磁気ディ
スク４のカートリッジ５を出し入詐する開口３ａが設け
られている。

鋼板製のホルダー６は、シャーシ１の端部にアウトサー
トされた４個の合成樹脂製の支持部材７に上下動自在に
支承さｎている。支持部材７には、案内溝７ａが形成さ
れている。ホルダー６の側端には、案内溝７ａに係合す
るローラ８が設けら扛ている。

鋼板製のイジェクトレバー９に、シャーシ１上を移動可
能に設置しである。コイルはね１０は、一端をシャーシ
にアウトサートされた取付片１ａに固定し、かつ他端を
イジェクトレバー９に形成した取付片９ａに固定しであ
る。

弾性保持体１１は、Ｌ字状のレバー１１ａと、コイルは
ねｌｌｂと、このコイルばねｌｌｂ及びレバー１１８を
シャーシ１に取り付ける取付ピン１１Ｃとを備えている
。イジェクトレバー９を後方に移動させて、イジェクト
レバー９に設けた係止口９ｂにレバー１１８に形成した
係止曲げ部ｌｉｄが係合させたときには、その保合状態
をコイルはねｌｌｂの弾性力によって保持されるように
構成さｎている。コイルはねｌｌｂの弾性力に逆らう方
向にレバー１１ａを回動させると、上記係合状態が解除
され、コイルはね１０によってイジェクトレバー９は前
方に移動し、元の状態となる。

カートリッジ５を、開口３ａからホルダー６内に挿入さ
せると、ホルダー６に回動自在に支承されているレバー
１２に設けた係止ピン１３が、引きばね１４の弾性力に
抗して平面運動し、カートリッジ５のシャーシ（図示せ
ず）を開くようになっている。さらに、カートリッジ５
をホルダー６（ａｌ 内に押し進めると、カートリッジ５がレバー１１ａと当
接し、係止ピン１３を支点として回動し、イジェクトレ
バー９とレバー１１ａとの係合が解除され、かつコイル
はね１０によりイジエクトレノく−９が前方に移動させ
られる。

イジェクトレバー９の両端の折シ曲げ部には、案内溝９
Ｃが形成さｎている。この案内溝９Ｃは、イジェクトレ
バー９が前方に移動したときにホルダー６に設けたロー
ラ８が案内溝７ａに沿って下降するのを可能ならしめる
ものである。ローラ８が案内溝７ａに沿って下降するこ
とにより、ホルダー６が下降し、磁気ディスク４の）・
ブ４ａ゛１がシャーシ１に固定したり、Ｄ、Ｍからなる
磁気ディスク駆動装置１５の７・ブ受け１６へ挿着され
る。

磁気ディスク４への記録再生を行う、第１磁気ヘッド１
７は、０．３〜０．５　ｗｍの金属製、たとえばステン
レス製の鋼板よシなる第１ヘッド支持体１８に、０．０
５〜０．０８ｆｆＩＩＩの金属製、たとえばステンレス
製の鋼板からなるジンバル１９を介して取υ付けらｎる
。第１磁気ヘッド１７が記録再生を行う面とは反対側の
磁気ディスク４の面の、記録再生を行う第２磁気ヘッド
２０は、０．３〜０．５簡の金属製、たとえばステンレ
ス製の鋼板よシなる第２ヘッド支持体２１に、０．０５
〜０．０８　ｍの金属製、たとえばステンレス製の鋼板
からなるジンバル２２を介して取り付けられる。ジンバ
ル１９．２２は、そｎぞれ、第１ヘッド支持体１８、第
２ヘッド支持体２１へ溶接接合さｎている。

第１ヘッド支持体１８には、側方に大きく突出された連
結体２３が一体的に形成されている。本実施例では、第
１ヘッド支持体１８と連結体２３を、一枚のステンレス
製鋼板を打ち抜くことによって形成しているが、これに
限定されるものではない。第１ヘッド支持体１８と連結
体２３を別個に形成し、その後その両、者を溶接接合し
てもよい。

シャーシ１には、アウトサートされた取付片１ｂと板ば
ね材からなる取付金具２４と取付ねじ２５を用いて、金
属棒からなる案内部材２６が２本並列に取り付けられる
。

案内部材２６には、合成樹脂製の担体２７を移動可能に
取υ付ける。担体２７には、この担体２７を挾持するよ
うに、第１ヘッド支持体１８と第２ヘッド支持体２１が
取り付けらｎる。第１磁気へラド１７と第２磁気ヘッド
２０が対峙するように、両ヘッド支持体１８．２１への
取付位置が設定さｎている。

第２ヘッド支持体２１は、第２磁気ヘッド２０を支持す
る部材２１ａと、この部材２１ａよシもさらに薄い金属
体からなる担体装着部材２１ｂとからなっており、部材
２１ａが上方にスウィング可能に保持される。部材２１
ａと部材２１ｂｌｄ、かしめ嵌合によって一体化される
。

第２ヘッド支持体２１０両端部には、折曲片２１Ｃが形
成されている。折曲片２１Ｇは、第２磁気ヘッド２０の
取付面とはノ反対側の面２１ｄの外方で、かつ第２ヘッ
ド支持体２１の長手方向に延びている。

シャーシ１には、第１磁気ヘッド１７及び第２磁気ヘッ
ド２０の位置決めを行う駆動装置２８を設けらｎる。駆
動装置２８は、ステッピングモーりなどからなるモータ
２８ａと、このモータ２８ａによって正逆回転するスク
リュー２８ｂと、モータ２８ａをシャーシ１にねじ止め
るための取付板２８Ｃを有している。

スクリュー２８ｂの回転時、スクリュー２８ｂ上を連結
体２３が移動するように、スクリュー２８ｂと連結体２
３かスクリューナツト２８ｄによって直接結合されてい
る。

第１ヘッド支持体１８の両端部には、折曲片１８ａか形
成されている。折曲片１８ａｆｌ、第２磁気へラド１７
の取付面１８ｂとは反対側の面の外方で、かつ第１ヘッ
ド支持体１８の長手方向に延びている。

第１ヘッド支持体１８と担体２７と第２ヘッド支持体２
１は、ねじ２９からなる締結具によって一体化さｆる。

担体２７には、ねじ２９が嵌合する貫通穴２７ａを設け
、この貫通穴２７ａに金属製のデイスタントピース３０
をインサート成形若しくは圧入により設ける。

弾機３ｘ＋Ｉｒｉ、第１磁気ヘッド１７に、第２磁気ヘ
ッド２０を押し付ける方向に、第２ヘッド支持体を押し
付ける機能を有するものである。弾機３１は、少なくと
も、コイルはね３１ａと、このコイルばね３１ａを取り
付ける鋼板製の取付部材３１ｂが必要である。取付部材
３１ｂｆｌ、ねじ２９を利用して、第２ヘッド支持体２
１の担体装着部材２１ｂ上に固定される。取付部材３１
ｂには、位置センサー３２用のインターロック調節部材
３２ａを取書付ける部材３１ｃを一体に形成しである。

位置センサー３２は、担体２７の初期位置を規定し、か
つ検知するものである。

第２ヘッド支持体２１には、この第２ヘッド支−持体２
１を上方にスウィングさせるのに用いる腕体３３と、第
２磁気ヘッド２０に接続されたフレキシブルコード３４
の電気的接続を行う端子台３５が設けられる。腕体３３
と端子台３５とは、電気絶縁性のすぐれた合成樹脂によ
って一体成形される。

腕体３３の取付位置と、弾機３１のコイルばね３１ａの
取付位置は、第２ヘッド支持体２１の長子方向とは垂直
方向に対してほぼ一直線上に配置されている。

第１磁気ヘッド１７に接続されたフレキシブルコード３
６には・曳へラドコード３７が、第２磁気ヘッド２０に
接続されたフレキ／プルコード３４にはへラドコード３
８がそれぞれ電気的に接続されている。

引きはね３９は、一端を連結体２３の切欠き部２３ａに
取り付け、かつ他端をシャーシ１にアウトサートされた
取付片ＩＣに取り付けら扛る。連結体２３及び第１ヘッ
ド支持体１８は、常時所定の方向に、引きはね３９によ
って引つ張ら扛ている。

前面パネル３には、イジェクトレバー９を操作する合成
樹脂製のつまみ４０が出入する出入口３ｂが設けられて
いる。つまみ４０は、イジェクトレバー９の前端にねじ
などで固定されている。

位置センサー３２は、ねじ４１によってシャーシ１に固
定さｎている。駆動装置２８の取付板２８Ｃは、ねじ４
２とねじ穴４２ａによってシャ−シ１に固定されている
。

第１ヘッド支持体１８は、担体２７に対して回動するこ
とがないように、担体２７の前端部に設けた取付穴２７
ｂを用いて、ねじ４３により、担体２７に締結さｎてい
る。担体２７には、案内部材２６が嵌合する貫通穴２７
Ｃが設けらｎている。

第１ヘッド支持体１８には、ジンバル１７の中央部分に
当接するピボッ）１８Ｃが一体に形成されている。第２
ヘッド支持体２１には、ジンバル２２の中央部分に当接
するピボッ）２１ｅが一体に形成されている。第２ヘッ
ド支持体２１には、弾機３１のコイルばね３１ａの下端
を取り付けるための円筒部２１ｆと、端子台３５が嵌合
する開口２１ｇが形成さｔ−でいる。弾機３１の取付部
材３１ｂには、弾機３１のコイルばね３１ａの上端を取
り付けるための円筒部３１ｄが形成さ汎ている。

シャーシ１には、担体２７の下端部分が嵌まる凹部１ｄ
が設けられている。四部１ｄの大きさは、担体２７が案
内部材２６上を移動しても、凹部１ｄの縁部に担体２７
が衝突することがないように設定しである。

シャーシ１の裏面には、プリント基板（図示せず）が配
設されている。このプリント基板に実装された電気部品
との接続を行う穴１ｅ、１ｆが、シャーシ１に設けら扛
ている。穴１ｅｈ、ヘッドコード３７．３８用のコネク
ターが嵌合するのに用いられる。穴１ｆｌｄ、位置セン
サー３２の端子ビン３２ａを電気部品に接続するのに用
いら扛る。

イジェクトレバー９の後端には、自動イジェクト機構４
４が設けら詐ている。ホルダー６には、カートリッジ５
の案内用板はね４５，４５８及びホルダー６内にセット
さ扛たカートリッジ５に当接してカートリッジ５を所定
方向に押し付ける板ばね４６，４６ａか設けら扛ている
。

ホルダー、６の上方には、鋼板製のカバー４７が設けら
扛る。カバー４７の位置決め突出体１ｇは、シャーシ１
にアウトサートされている。カバー４７の中央部には、
ねじなどからなる変形防止ビン４８が設けら扛ている。

変形防止ビン４８は、カバー４７に強′い力が加えられ
、カバー４７が少しわん曲したときに、ホルダー６に当
接して、カバー４７の永久変形を防止するものである。

ホルダー６には、第２ヘッド支持体２１部分が嵌合する
開口６ａと、磁気ディスク４の温度上昇を防止する逃げ
穴６ｂと、腕体３３を操作する操作体６Ｃが設けられて
いる。開口６ａの縁には、・折シ曲げリプ６ｄが形成さ
ｎる。折シ曲げリプ６ｄは、ホルダー６の強度を向上さ
せるとともに、第２磁気ヘッド２０に対する電気的及び
磁気的なシールド効果を奏している。

前面パネル３の開口３ａＫは、シャッター４９　。

を設ける。カートリッジ５をホルダー６に装着しないと
きは、シャッター４９が閉じて、開口３ａからホルダー
６内などに塵埃が侵入するのを防止する。

第２ヘッド支持体２１には、腕体３３の位置決め用の切
欠２１１１が設けられている。シャーシ１のモータ２８
ａの取り付は部分には、逃げ凹部１ｈ及びは逃げ穴１１
が形成されている。腕体３３には、ピン３３ａが一体に
形成さ扛ている。

ビン３３ａと腕体３３を利用してヘッドコード３８のコ
ード止めが形成される。

以上の構成において、通常は、ホルダー６の操作体６Ｃ
によって腕体３３が持ち上げられて、第２ヘッド支持体
２１が上方にスウィングしてお択第１磁気ヘッド１７と
第２磁気ヘッド２０が衝突するのを防止している。

前面パネル３の開口３ａからホルダー６内に、カートリ
ッジ５を挿入させて、カートリッジ５の後端部をレバー
１１Ｈに衝突させると、レノ（−１１８とイジェクトレ
バー９との係止が解除され、コイルはねＩＯＫよってイ
ジェクトレバー９が前方に移動させられるために、案内
溝９Ｃとローラ８の働きによりホルダ−６全体が下降さ
せらｎる。

ホルダー６か下降すると、磁気ディスク４の７・ブ４ａ
がハブ受け１６に装置さｆるとともに、磁気ディスク４
に第１磁気デイ、スフ１７と第２磁気デイスク２０とが
当接する状態となる。この状態で、モータ２８ａを駆動
させて、リードスクリュ一２８ｂを回動させると、連結
体２３に保持されたスクリューナツト２８ｄがリードス
クリュー２８ｂ上を移動するので、連結体２３、第１ヘ
ッド支持体１８、担体２７及び第２ヘッド支持体２１が
、案内部材２６に沿って移動する。

本実施例において、第１ヘッド支持体１８及び連結体２
３は、金属製であって、かつ連結体２３がリードスクリ
ュー２８ｂに直接結合しであるために、温湿度変化によ
る伸縮や経時的変形がほとんどないので、製作後の環境
変化に対する変位がきわめて少なく、初期性能を持続で
きる。

案内部材２６が嵌合する貫通穴２７Ｃを形成する担体２
７は、合成樹脂製の成形品とすることにより、大量生産
が可能にできる。

第２ヘッド支持体２１も金属製としであるため、第２ヘ
ッド支持体２１の温湿度変化による伸縮や経時的変形が
ほとんどないので、第１ヘッド支持体１８と同様に、第
２ヘッド支持体２１の、製作後の環境変化に対する変位
かきわめて少なく、初期性能を持続できる。

さらに、第１ヘッド支持体１８及び第２ヘッド支持体２
１け、いずｎも金属製であるので、第１磁気ヘッド１７
及び第２磁気ヘッド２０の電気的及び磁気的なシールド
効果がある。第１磁気ヘッド１７及び第２磁気ヘッド２
０の遮蔽体を、第１ヘッド支持体１８若しくは第２ヘッ
ド支持体２１と一体的に設けることが可能であシ、別体
の遮蔽体を設ける必要がないので、設計自由度がきわめ
て大きくなる。

さらに、第１ヘッド支持体１８とジンバル１９及び第２
ヘッド支持体２１とジンバル２２は、溶接接合であるた
めに、接合後における使用環境（温度を５°〜４５°と
し、湿度を３０％〜８０チとした環境）では、環境変化
に対する変位が少なく、初期性能を持続できる。

本実施例では、第１ヘッド支持体１８と、合成樹脂製の
担体２７と第２ヘッド支持体２１とをねじ２９で締結し
た際に、担体′２７が圧縮変形して＼ねじ２９の締結力
かゆるむことにより、第１磁気ヘッド１７と第２磁気ヘ
ッド２０の相互位置ずれを防止するために、担体２７の
貫通穴２７ａに金属製のデイスタントピース３０をイン
サート成形若しくは圧入により設けている。し７ＩＣが
って、担体２７が合成樹脂製であっても、第１磁気ヘッ
ド１７と第２磁気ヘッド２０との、高精度の位置合せが
可能である。

本実施例では、第１ヘッド支持体１８及び第２ヘッド支
持体２１は、薄い鋼板を打ち抜いて形成されているが、
折曲片１８ａ、２１Ｃをそれぞれ設けているために、第
１ヘッド支持体１８及び第２ヘッド支持体２１は十分な
剛性を有しており、通常の使用状態ではわん曲すること
がない。しかも折曲片１８ａ、２１Ｃは、第１磁気ヘッ
ド１７の取付面あるいは第２磁気ヘッド２０の取付面と
に反対側の面側に折シ曲けられているので、第１ヘッド
支持体１−８と第２ヘッド支持体２１との間の間隙を小
、さく設定することができ、装置全体の厚さを小さくす
ることを可能ならしめる。

さらに、本実施例では、腕体３の取付位置と弾機３１の
コイルばね３１ａの押付位置とを、第２ヘッド支持体２
１の長手方向と直角方向に沿ってほぼ一直線上に配置し
であるので、第２ヘッド支持体２１が上方にスウィング
した際に、第２ヘッド支持体２１がわん曲して永久変形
することがないため、第１磁気ヘッド１７と第２磁気ヘ
ッド２０との位置ずれを防止することができる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、シャーシと、このシャ
ーシに設けた駆動装置と、前記シャーシに設けた案内部
材と、この案内部材上に移動可能に設けた担体と、この
担体に取り付けられ、かつ第１磁気ヘッドを支持する金
属製の第１ヘッド支持体と、前記担体に取り付けられ、
かつ前記第１磁気ヘッドに対峙して配置さ扛る第２磁気
ヘッドを支持する金属製の第２ヘッド支持体とを具備し
、前記第１ヘッド支持体に形成され、かつ前記駆動装置
に直接結合した連結体を、前記駆動装置により移動させ
ることにより、前記第１ヘッド支持体を介して前記担体
を前記案内部材に沿って移動させるνりにしたので、耐
環境性にすぐれ、磁気へラドの高精度位置決めを行うこ
とのできる磁気ヘッド位置決め装置かえられる。

【図面の簡単な説明】

図面に本発明の一実施例を示し、第１図は要部組立状態
を示す斜視図、第２図は磁気ディスク挿着前の要部断面
図、第３図は磁気ディスク挿着状態の要部断面図、第４
図は要部組立状態を示す平面図、第５図は要部組立状態
を示す側面図、第６図は分解斜視図である。 １・・・シャーシ、１７・・・第１磁気ヘッド、１８・
・・第１ヘッド支持体、２０・・・第２磁気ヘッド、２
１・・・第２ヘッド支持体、２３・・・連結体、２６・
・・案内部材、２７・・・担体、３１・・・駆動装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シャーシと、このシャーシに設けた駆動装置と、前
   記シャーシに設けた案内部材と、この案内部材上に移動
   可能に設けた担体と、この担体に取り付けられ、かつ第
   １磁気ヘッドを支持する金属製の第１ヘッド支持体と、
   前記担体に取り付けられ、かつ前記第１磁気ヘッドに対
   峙して配置される第２磁気ヘッドを支持する金属製の第
   ２ヘッド支持体とを具備し、前記第１ヘッド支持体に形
   成され、かつ前記駆動装置に直接結合した連結体を、前
   記駆動装置によつて移動させることにより、前記第１ヘ
   ッド支持体を介して前記担体を前記案内部材に沿つて移
   動させる構成にしたことを特徴とする磁気ヘッド位置決
   め装置。 ２、前記シャーシを、鋼板製としたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド位置決め装置。 ３、前記第１ヘッド支持体と前記連結体を、鋼板により
   一体成形したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の磁気ヘッド位置決め装置。 ４、前記第２ヘッド支持体を鋼板により成形したことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド位置
   決め装置。 ５、前記第１ヘッド支持体に薄い金属製のジンバルを溶
   接接合し、このジンバルに前記第１磁気ヘッドを取り付
   けることを特徴とする特許請求の範囲第１項若しくは第
   ３項記載の磁気ヘッド位置決め装置。 ６、前記第２ヘッド支持体に薄い金属製のジンバルを溶
   接接合し、このジンバルに前記第２磁気ヘッドを取り付
   けることを特徴とする特許請求の範囲第１項若しくは第
   ４項記録の磁気ヘッド位置決め装置。 ７、前記駆動装置は、少なくともモータと、このモータ
   によつて回転するリードスクリューとからなることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド位置決
   め装置。 ８、前記リードスクューの回転時、前記リードスクリュ
   ー上を前記連結体が移動するように、前記リードスクリ
   ューと前記連結体を結合したことを特徴とする磁気ヘッ
   ド位置決め装置。 ９、前記第１ヘッド支持体の端部に、前記第１磁気ヘッ
   ドの取付面とは反対側の面の外方に延びる折曲片を形成
   したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気
   ヘッド位置決め装置。 １０、前記第２ヘッド支持体の端部に、前記第２磁気ヘ
   ッドの取付面とは反対側の面の外方に延びる折曲片を形
   成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項若しくは
   第９項記載の磁気ヘッド位置決め装置。 １１、前記第１ヘッド支持体と前記担体と前記第２ヘッ
   ド支持体とを、ねじ等の締結具によつて一体化すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド位
   置決め装置。 １２、前記担体を合成樹脂製としたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項若しくは第１１項記載の磁気ヘッド
   位置決め装置。 １３、前記担体に、前記締結具が嵌合する貫通穴を設け
   、この貫通穴に金属製のデイスタントピースをインサー
   ト成形若しくは圧入により設けたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１１項若しくは第１２項記載の磁気ヘッド
   位置決め装置。 １４、前記第２ヘッド支持体は、少なくとも前記第２磁
   気ヘッドを支持する部材と、この部材よりもさらに薄い
   金属体からなる担体装着部材とからなり、前記第２磁気
   ヘッドを支持する部材が上方にスウィング可能に保持さ
   れる構成にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の磁気ヘッド位置決め装置。 １５、前記第１磁気ヘッドに前記第２磁気ヘッドを押し
   付ける方向に、前記第２ヘッド支持体を押し付ける弾機
   を、前記第２ヘッド支持体に設けたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項若しくは第１４項記載の磁気ヘッド
   位置決め装置。 １６、前記弾機は、少なくともコイルばねとこのコイル
   ばねを取り付ける取付部材とからなることを特徴とする
   特許請求の範囲第１５項記載の磁気ヘッド位置決め装置
   。 １７、前記第２ヘッド支持体は、この第２ヘッド支持体
   を上方にスウィングさせるのに用いる腕体を具備するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１５項記載の磁気ヘッ
   ド位置決め装置。 １８、前記第２ヘッド支持体は、前記第２磁気ヘッドに
   接続されたフレキシブルコードの電気的接続を行う端子
   台を具備することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の磁気ヘッド位置決め装置。 １９、前記端子台に第２ヘッド支持体を上方にスウィン
   グさせるのに用いる腕体を一体に形成したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１８項記載の磁気ヘッド位置決め
   装置。 ２０、前記弾機のコイルばねの押付位置と前記腕体の取
   付位置が、第２ヘッド支持体の長手方向とは直角の方向
   にほぼ一直線に位置することを特徴とする第１７項記載
   の磁気ヘッド位置決め装置。