JPS61161208A - 皮膚用または頭髪用化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

＋ａ＋産業上の利用分野 本発明は、肌にうるおいを与え、また頭髪をしっとりさ
せる効果に優れた皮膚用または頭髪用化粧料に係る。 ｆｂｌ従来の技術 クロし・うは、すでに２０年以上の間、健康食品として
広く人々に知られ、食されて来た。クロレラの生理効果
の研究も数多くなされ、単に栄養価の高い食品と云うの
みならず、動物や人間の成長促進作用、血圧低下作用、
抗ガン作用を示すことなどが知られるようになった。ま
た、クロレラは食品として摂取するばかりでなく、その
熱水抽出物を皮膚用および頭髪用化粧料に使用する方法
がいくつか提案されている（例：特開昭５５−６２００
５、特開昭５２−３８３５　、特開昭５４−７６８３４
）。これらの化粧料は［肌荒れの解消−１、「肌がしっ
とりする」、１頭髪に・つやとしっとりさが出て来る」
などの効果を意図したものであるが、本発明者らの追試
の結果では、多少の効果は□あるものの、必らずしも十
分満足すべきものではなかった。 ところで上記の特許に使用されているクロレラは、単に
「クロレラ」と記載されているのみであるが、これらの
出願当時、当業者間に流ｉｍシていた「クロレラ」はす
べて淡水産であった。 （Ｃ）発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、従来の淡水産クロレラを用いたものに
比べ、皮膚や頭髪に対する効果が一段と優れた化粧料を
提供することにある。 ｆｄ１問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究の結果、海産クロレラを使用する
ことによって」二記の目的が達成されることを見い出し
た。 本発明はかかる知見に基づいて完成されたちので、海産
り一コレラの熱水抽出物を配合し７てなる皮膚用または
頭髪用化粧料である。 海産り

【コレラとは天然又は人工海水中でのｔｉ）η−
育する単細胞藻類で、特に株の種類が限定されるもので
るコないが、−ｉにクロレラ・ミニュティソマ（Ｃｈｌ
ｏｒｅｌｌａ　ｍｉｎｕｔｉｓｓｉｍａ　）およびり「
ルう４Ｊ７カＬ２フイラ（Ｃｌ＋］ｏｒｅｌｌａ　５ａ
ｃｃｈａｒｏｐｌ＋１ｌａ）などと呼ばれるものである
。一般の淡水産クロレラは培地中のＮａＣ１濃度が０％
から３％くらいまで高まるほど生育が非常に遅くなるが
海産クロレラは逆にＮａＣ］濃度が０％では、はとんど
生育しないことから両者は容易にＶ別できる。 海産り［ルラ　（以下ＭＣという）と淡水産り１コレラ
（以下ＦＷＣという）とは、多くの点で非常に異なるも
のであり、それを示せば下記の通りである。 ■培養条件の違い ＦＷＣは通常の水道水や地下水（淡水）にチノ素源とし
て硫安や尿素を、そして炭素源とし７て酢酸を添加して
培養されている。これに対し、ＭＣは天然又番Ｊ人玉海
水に１敗量の千ノ素７ＩＪｉｉ（硫安や尿素など）を添
加して培養する。炭素源としては酢酸も使用できるがＭ
　ＣＬＪＦＷ　Ｃとは異なりＮａ１ｌＣ０３（重炭酸ソ
ーダ）を資化できるので、これを用いることか望ましい
。培養／晶度ば、ＦＷＣは３０〜３５℃、ＭＣは２０〜
２５℃が適温である。 ０分類及び形態十の違い Ｆ”ＷＣ，、ＭＣともにクロレラ属に属すると九えられ
るが、大きさ＆；ｌ：　Ｆ”　Ｗ　Ｃが通常５μ（直径
）以１−であるのに勾し、ＭＣは２７ノ程度と小さく、
顕微鏡的にも差が認められる。 ■成分Ｎ：ｌｌ成の違い たん白質はＭＣは、約４０％、ＦＷＣは６０〜７０％で
あり、脂質含量はＭＣは約３０〜４０％、ｒｒ　ｗ　ｃ
は５〜７％である。また、この脂質中に含まれる脂肪酸
が、Ｆ　Ｗ　Ｃではオレイン酸、リノール酸、リルン酸
か中心であるのに対し、Ｍ　Ｃｉ；ｔ、ＥＰＡ（エイコ
リーペンクエン酸）が約４０％で、他の大部分はパルミ
チン酸とパルミｌ−オレイン酸である。 ＭＣの培養および熱水抽出物（以下ＣＧ　Ｆという）の
調製は、例えば次のようにして実施するがこれに限定さ
れるものではない。 天然海水１１−ンに、硫安０．５　ｋｇ、尿素０．３　
ｋｇ、Ｎａ１ｌＣ０３３ｋｇ、　ＫｌｌｚＰ０４１００
ｇを添加した培地を用い、ＭＣを気温（１５〜２５’Ｃ
）で１０日間、開放攪拌方式で培養し、遠心分離で菌体
を集め、凍結乾燥すると、約１　ｋｇの乾燥ＭＣ粉末を
得る。このものに水５〜ｌＯ１を加え、６０〜１００℃
で１５分〜１時間、加熱抽出を行う。藻体を除去した抽
出液を減圧濃縮し、固型分濃度が約５％のＣＧＦ溶液を
得る。 化粧料ノ＼のＣＧＦの添加量については特に規定するも
のではないが化粧料に対し、５％濃度ＣＧＦ溶液を０．
５〜１０％添加することが望ましい。 なおｃ　ｃ　Ｆ　溶液は水溶性であるため各種化粧料に
使用する際には水相に添加する。 ５一 実施例】 表−１エモリエントクリ−Ｊ、の配合表単位二重量％（
以下同様） ＊　ＦＷＣ−ＣＧＦ＝ＦＷＣからのＣＧＦ　、　ＭＣ−
ＣＧＦ＝ＭＣからのＣＧＦ　（以下同様）。 ＡおよびＢを各々７０°Ｃに加熱し、ＡをＢに添加して
かきまぜ、ホモミキサーで均一に乳化を行い、酸化防止
剤、防腐剤、香料を添加しながら、６一 ３０　’（ｌまで冷却する。上記１〜３の比較使用試験
結果を表−２に示す。 表−２比較試験結果１ ＊被検者（女子２０名）に１力月間の使用テストを行い
、１０点満点の得点をつＬＪた。」二表の数値口、２０
名の平均点。 実施例２ 常温でかきまぜながらエタノールに香料を加え、順次油
溶性の各成分を加え溶解する。水相には、ニトレート 相に、水相を、かくはんしながら加え、均一にした後、
濾過する。本島を、５０名（男女各２５名）を用い実Ｍ
Ｍ例１と同様の評価法で使用テストした結果を表−４に
示す。 ＊数値は５０名の平均点。 実施例３ 表−５　ヘアーリンスの配合表 ＡおよびＢを７０〜８０°Ｃに加熱し、Ｂをかきまぜな
がらＡを加え、３０°Ｃまで冷却することにより、ヘア
ーリンスを調製した。本島を５０名（男女各２５名）を
用い、実施例Ｉと同様の評価法で使用テス１へを行い、
表−６の結果を得た。 ＊数値は５０名の平均点。 ｔｅ１発明の効果 ■エモリエン１〜クリーム、乳液など ＦＷＣ−ＣＧＦの添加によっても肌のしっとりさが増ず
などの効果がある程度は認められるが、同一添加量での
比較において、ＭＣ　−　ＣＧＦの方が明確に肌の水分
を保つ保湿機能を高め、従って肌がしっとりつややかと
なりシワやシミが出来にくくなる。このような効果は、
ＭＣ　−　ＣＧＦ中のオリゴペプチ１゛、核酸系物質、
多ＩＪ＃類などの複合的な作用と考えられるが、特にＭ
Ｏ・ＣＧＦＴ：は他の海産藻類由来の商分子多糖類（寒
天、カラギーリ′ンなど）のような高吸水性物質が含ま
れるために、このような効果が出たのではないかと推定
される。 ■養毛剤、ヘアリキッド、ヘアトニックなどＭＣ−ＣＧ
ＦはＩ＝”　Ｗ　Ｃ・ＣＧＦに比べ頭皮表面の保湿効果
が高く、乾きがなくなることに。１、す、抜は毛やフケ
が少なくなる効果に優れている。 ■シャンプー、−・アーリンスなど ｌｔ／ｌ　Ｃ−ＣＧ　Ｆの方が髪の保湿性を高め、し、
っとりさ−Ｕる効果が大きい。 特許出願人　　日清製油株式会社 手続補正書（自発） 昭和７０年２月／１１」 １、　事件の表示 昭和６０年特許願第１９８７号 ２、　発明の名称 皮膚用または頭髪用化粧料 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 郵便番号　　２２１ 住　　所　　神奈川県横浜市神奈用区千若町１−３名　
　称　　Ｉ」清製油株式会社　研究所電　　　話　　　
０４５　　（４６１）　　０１８］４　補正の月数 明細書の発明の詳細な説明の欄　。 ５６　　補正の内容 （１）明細書第６頁表−１中、配合Ｎ［１１の積製氷の
量が）　６４　、ＯＪとあるをｒ７４．ＯＪと訂正する
。 （２）同第８頁表−３中、配合Ｎｏ、　４の積製氷の量
が「２１．０」とあるをＩ　２６　、ＯＪと訂正する。 （３）同第９貞表−５中、配合１１ｋ１７の積製氷の量
が「９５．３」とあるをｒ９６．３Ｊと訂正する。 ＝２−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 海産クロレラの熱水抽出物を配合してなる皮膚用または
   頭髪用化粧料。