JPS6115929A - 製鋼ダスト,スラッジの培焼法 - Google Patents
製鋼ダスト,スラッジの培焼法Info
- Publication number
- JPS6115929A JPS6115929A JP59136364A JP13636484A JPS6115929A JP S6115929 A JPS6115929 A JP S6115929A JP 59136364 A JP59136364 A JP 59136364A JP 13636484 A JP13636484 A JP 13636484A JP S6115929 A JPS6115929 A JP S6115929A
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- JP
- Japan
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- dust
- roasting
- heavy metals
- sludge
- briquette
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- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
一般に製鋼工場より発生するダスト、スラッジ類(以下
ダストと言う)は、酸化亜鉛、酸化鉛、酸化カドミュー
ム等の有害重金属を含み、しかも産業廃棄物の廃棄基準
を大幅に越えるために、このまま廃棄することは公害上
問題であって、その処理に困難性を有し、その処分に多
額の費用を要している。 ′ 一方製鋼工場から多量に発生するスラグは、高温の溶滓
として排出され多大の熱エネルギーを有しながら未利用
のまま無駄に放冷されている。
ダストと言う)は、酸化亜鉛、酸化鉛、酸化カドミュー
ム等の有害重金属を含み、しかも産業廃棄物の廃棄基準
を大幅に越えるために、このまま廃棄することは公害上
問題であって、その処理に困難性を有し、その処分に多
額の費用を要している。 ′ 一方製鋼工場から多量に発生するスラグは、高温の溶滓
として排出され多大の熱エネルギーを有しながら未利用
のまま無駄に放冷されている。
本発明者等は、これらに注目して、溶滓の顕熱を利用し
てダストを溶滓中に溶融滓化すると共に有害重金属を除
去回収する処理法を発明して特願昭50−53680、
特願昭50−69268等既にとして出願し、更にその
改良法としてダストを溶滓中に滓化せしめるに先立って
、予備焙焼を行い高温状態のダストで溶滓中に反応せし
める方法を、特許5g−,236755として出願して
いる。
てダストを溶滓中に溶融滓化すると共に有害重金属を除
去回収する処理法を発明して特願昭50−53680、
特願昭50−69268等既にとして出願し、更にその
改良法としてダストを溶滓中に滓化せしめるに先立って
、予備焙焼を行い高温状態のダストで溶滓中に反応せし
める方法を、特許5g−,236755として出願して
いる。
トの焙焼法をより簡単な設備で効率良〈実施出来る様に
したものであって、その要旨とするところは、ダストに
少量のコークス粉を混合してブリケット又はペレット等
に塊成化した後に、底面に通気孔を有するパレット状の
焙焼ボックスに約200mm〜600IIII11の層
厚となる様に充填して、焙焼ボックスのまま製鋼炉から
排出された高温スラグの上に乗せて、底部のダストに着
火せしめ、着火後は焙焼による発煙を回収集塵し得る場
所に放置して自然通気による焙焼を行うところにある。
したものであって、その要旨とするところは、ダストに
少量のコークス粉を混合してブリケット又はペレット等
に塊成化した後に、底面に通気孔を有するパレット状の
焙焼ボックスに約200mm〜600IIII11の層
厚となる様に充填して、焙焼ボックスのまま製鋼炉から
排出された高温スラグの上に乗せて、底部のダストに着
火せしめ、着火後は焙焼による発煙を回収集塵し得る場
所に放置して自然通気による焙焼を行うところにある。
以下説明図にもとづいて本願方法を詳述する。
第1図はダストの焙焼ボックスの構造を示し たもので
、(1)は焙焼ボックス本体、(2)は格子状の通気孔
を有する底面部、(3)は約500 rnrn間隔で垂
直方向に挿入され脱着可能な仕切板を示し、ダストにコ
ークス粉等を混合して作っtこ魂成化物(4)を約20
0mm 〜600mmの層厚になる様に充填して、下方
からの熱源よって底部の魂成化物に着火せしめ、自然通
風で焙焼するものであるが、充填層厚を薄くすると着火
後のダスト焙焼温度が不充分となり、充填層厚が厚過ぎ
ると焙焼時間が大幅に遅延すると同時にダスト焙焼温度
が高温となし過ぎて焼結現象を起こして好ましくない。
、(1)は焙焼ボックス本体、(2)は格子状の通気孔
を有する底面部、(3)は約500 rnrn間隔で垂
直方向に挿入され脱着可能な仕切板を示し、ダストにコ
ークス粉等を混合して作っtこ魂成化物(4)を約20
0mm 〜600mmの層厚になる様に充填して、下方
からの熱源よって底部の魂成化物に着火せしめ、自然通
風で焙焼するものであるが、充填層厚を薄くすると着火
後のダスト焙焼温度が不充分となり、充填層厚が厚過ぎ
ると焙焼時間が大幅に遅延すると同時にダスト焙焼温度
が高温となし過ぎて焼結現象を起こして好ましくない。
ダストの焙焼温度は有害重金属を還元揮化せしめて、し
かもしく、自然通風による焙焼では充填層厚を約200
mm〜600Iamとすることが適当である。仕切板(
3)は焙焼ボックス(1)の−辺が約50011II1
1以下の小型の場合には必要としないが、大型の場合に
は充填された魂成化物(4)を均一に焙焼する働きをす
るもので、充填層の通気抵抗を適当に調節する効果を有
し、幅広い充填層に対して約50011Im間隔で垂直
に入れる必要がある。しかし仕切板の間隔は充填層厚と
の相関があり、充填層厚を大きくするほど仕切板間隔を
狭くする必要があって、これらの調節によって焙焼時間
と焙焼温度を制御する所に本願方法の特徴がある。
かもしく、自然通風による焙焼では充填層厚を約200
mm〜600Iamとすることが適当である。仕切板(
3)は焙焼ボックス(1)の−辺が約50011II1
1以下の小型の場合には必要としないが、大型の場合に
は充填された魂成化物(4)を均一に焙焼する働きをす
るもので、充填層の通気抵抗を適当に調節する効果を有
し、幅広い充填層に対して約50011Im間隔で垂直
に入れる必要がある。しかし仕切板の間隔は充填層厚と
の相関があり、充填層厚を大きくするほど仕切板間隔を
狭くする必要があって、これらの調節によって焙焼時間
と焙焼温度を制御する所に本願方法の特徴がある。
なお焙焼ボックス、仕切板の材質は鉄製で充分であるが
、耐火物の内張又はカロライズ処理等をほどこすことを
妨げるものではない。
、耐火物の内張又はカロライズ処理等をほどこすことを
妨げるものではない。
第2図は本願方法を予備焙焼工程に利用した場合のダス
ト処理工程を示したもので、ダスト魂成化物(4)を充
填した焙焼ボックス(1)を、ダスト投入処理の完了し
たスラグ(14)上に乗せて、約30分間放置し焙焼ボ
ックス底部のダスト魂成化物にスラグ顕熱によって着火
せしめ、着火した焙焼ボックス(5)は集塵機に連通結
せしめる。底部に着火されたダスト魂成化物(4)は自
然通風よって上部へ燃焼層(8)を移動しながら全体が
赤熱高温に焙焼されるが、その際充填層(7)内は高温
になると共にコークス粉による還元雰囲気となり、有害
重金属であるZn5PbXCd等の酸化物は還元揮化さ
れ白煙となって集塵装置に回収される。斯くして焙焼が
完結するまで放置するに際し、焙焼ボックスを多数積み
重ねる場合も生じるが、この場合に下方向からの通気を
阻害しないような考慮が必要である。
ト処理工程を示したもので、ダスト魂成化物(4)を充
填した焙焼ボックス(1)を、ダスト投入処理の完了し
たスラグ(14)上に乗せて、約30分間放置し焙焼ボ
ックス底部のダスト魂成化物にスラグ顕熱によって着火
せしめ、着火した焙焼ボックス(5)は集塵機に連通結
せしめる。底部に着火されたダスト魂成化物(4)は自
然通風よって上部へ燃焼層(8)を移動しながら全体が
赤熱高温に焙焼されるが、その際充填層(7)内は高温
になると共にコークス粉による還元雰囲気となり、有害
重金属であるZn5PbXCd等の酸化物は還元揮化さ
れ白煙となって集塵装置に回収される。斯くして焙焼が
完結するまで放置するに際し、焙焼ボックスを多数積み
重ねる場合も生じるが、この場合に下方向からの通気を
阻害しないような考慮が必要である。
次に以上の焙焼によって有害重金属の一部が除去され、
全体が高温となったダスト魂成化物は、溶滓投入用のホ
ッパー(8)に移され、製鋼炉(10)より排出され集
塵用フード(11)内に移動された溶滓(12)中へ、
高温のまま投入されて、高圧気体を使用したバブリング
(13)による攪拌と共に完全に溶滓中へ滓化される。
全体が高温となったダスト魂成化物は、溶滓投入用のホ
ッパー(8)に移され、製鋼炉(10)より排出され集
塵用フード(11)内に移動された溶滓(12)中へ、
高温のまま投入されて、高圧気体を使用したバブリング
(13)による攪拌と共に完全に溶滓中へ滓化される。
この処理反応によって焙焼後も残留している若干の有害
重金属は、完全に揮化されてs!1回収され、ダストの
無公害化処理が完成するものである。
重金属は、完全に揮化されてs!1回収され、ダストの
無公害化処理が完成するものである。
以下実施例を述べる。
〈実施例〉
普通鋼電気炉ダス) 100重量部に対して、コークス
粉15重量部と、ベントナイト5重量部とを混練して豆
炭状のブリケットを作9、縦1000rn横1000、
、m深さ700mrnの鉄製焙焼ボックスに、充填層厚
が5oornrnとなる様に装入して、約3 の電気炉
スラグ(表面温度600℃)上に乗せて放置し焙焼した
結果を、垂直方向に十字状の仕切板(本体と仕切板との
間隔が5001ntnとなる)を入れて場合と、仕切板
無しの場合とを比較して示すと、次の様であった。
粉15重量部と、ベントナイト5重量部とを混練して豆
炭状のブリケットを作9、縦1000rn横1000、
、m深さ700mrnの鉄製焙焼ボックスに、充填層厚
が5oornrnとなる様に装入して、約3 の電気炉
スラグ(表面温度600℃)上に乗せて放置し焙焼した
結果を、垂直方向に十字状の仕切板(本体と仕切板との
間隔が5001ntnとなる)を入れて場合と、仕切板
無しの場合とを比較して示すと、次の様であった。
仕切板を使用した場合が、焙焼時間が短くて、しかも均
一焙焼の出来ることを示している。
一焙焼の出来ることを示している。
、 また焙焼によるダスト中の重金属成分量変化を分析
により比較した結果は下表のごとくであって、重金属成
分除去率においても、仕切板を使用した場合が高く、良
結果を示している。
により比較した結果は下表のごとくであって、重金属成
分除去率においても、仕切板を使用した場合が高く、良
結果を示している。
以上説明しtコ如く、本発明方法は製鋼ダスト、スラッ
ジ類を無公害化処理するtコめに簡単な焙焼ボックスを
準備するだけで実施し得るものであって安価に無公害化
処理を行う方法として、小規模工場での適用も可能であ
り、産業上の意義は大きいという効果がある。
ジ類を無公害化処理するtコめに簡単な焙焼ボックスを
準備するだけで実施し得るものであって安価に無公害化
処理を行う方法として、小規模工場での適用も可能であ
り、産業上の意義は大きいという効果がある。
第1図は本願発明で使用する焙焼ボックスの説明図、第
2図は本願発明方法の工程を示す概要親図である。
2図は本願発明方法の工程を示す概要親図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、製鋼操業に伴って発生した有害重金属等を含むダス
ト、スラッジ類に、コークス粉等の炭材燃料単味または
液体燃料を加えた混合燃料を混練して、ブリケット、ペ
レット等に魂成化後、底部に通気孔を有する焙焼ボック
ス内に、約200mm〜600mmの層厚となるように
充填して、下方からの熱源によりダスト、スラッジ類に
着火せしめた後に、焙焼ボックスを集塵機に連通したフ
ード内に放置して、自然通風で焙焼して含有重金属を還
元揮化せしめることを特徴とするダスト、スラッジ類の
焙焼法。 2、焙焼ボックス内に仕切板を垂直方向に入れてダスト
、スラッジ類の魂成化物を焙焼することを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載のダスト、スラッジ類の焙焼
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59136364A JPS6115929A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 製鋼ダスト,スラッジの培焼法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59136364A JPS6115929A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 製鋼ダスト,スラッジの培焼法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115929A true JPS6115929A (ja) | 1986-01-24 |
JPH0249376B2 JPH0249376B2 (ja) | 1990-10-30 |
Family
ID=15173439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59136364A Granted JPS6115929A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 製鋼ダスト,スラッジの培焼法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115929A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623573B2 (en) | 1999-09-29 | 2003-09-23 | Nkk Corporation | Steel sheet and method for manufacturing the same |
US6652670B2 (en) | 1999-09-29 | 2003-11-25 | Tadashi Inoue | Steel sheet and method for manufacturing the same |
US6663725B2 (en) | 1999-09-16 | 2003-12-16 | Nkk Corporation | High strength steel sheet and method for manufacturing the same |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP59136364A patent/JPS6115929A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6663725B2 (en) | 1999-09-16 | 2003-12-16 | Nkk Corporation | High strength steel sheet and method for manufacturing the same |
US6623573B2 (en) | 1999-09-29 | 2003-09-23 | Nkk Corporation | Steel sheet and method for manufacturing the same |
US6652670B2 (en) | 1999-09-29 | 2003-11-25 | Tadashi Inoue | Steel sheet and method for manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249376B2 (ja) | 1990-10-30 |
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