JPS6115678Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6115678Y2 JPS6115678Y2 JP15220879U JP15220879U JPS6115678Y2 JP S6115678 Y2 JPS6115678 Y2 JP S6115678Y2 JP 15220879 U JP15220879 U JP 15220879U JP 15220879 U JP15220879 U JP 15220879U JP S6115678 Y2 JPS6115678 Y2 JP S6115678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- diaphragm
- piezoelectric vibrator
- piezoelectric
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧電振動子を用いた圧電形スピーカに
係り、特に圧電振動子と振動板とを連結する連結
棒に改良を加えて分割共振の発生などを阻止し、
安定した特性のものを得ようとするものである。
係り、特に圧電振動子と振動板とを連結する連結
棒に改良を加えて分割共振の発生などを阻止し、
安定した特性のものを得ようとするものである。
従来の圧電形スピーカとしては第１図に示すよ
うに皿状のフレーム１の内部にリング状の突条２
を設け、この突条２に一部を保持させた圧電振動
子３の上面中央に連結棒４を結合し、この連結棒
４の上端に周縁部をフレーム１の周縁部に保持さ
せた振動板５の中央を結合して構成されていた。
うに皿状のフレーム１の内部にリング状の突条２
を設け、この突条２に一部を保持させた圧電振動
子３の上面中央に連結棒４を結合し、この連結棒
４の上端に周縁部をフレーム１の周縁部に保持さ
せた振動板５の中央を結合して構成されていた。
この構成では、圧電振動子３で発生した振動は
連結棒４を介して振動板５に伝達されるが、振動
板５において、その振動の伝達される部分は連結
棒４の結合された中央部だけとなり、中央部近く
に分割共振が発生しやすく、音圧周波数特性とし
てピークやデイツプの多い不安定なものとなつて
いた。
連結棒４を介して振動板５に伝達されるが、振動
板５において、その振動の伝達される部分は連結
棒４の結合された中央部だけとなり、中央部近く
に分割共振が発生しやすく、音圧周波数特性とし
てピークやデイツプの多い不安定なものとなつて
いた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するも
のである。
のである。
以下、本考案の実施例を図面第２図、第３図に
より説明する。
より説明する。
まず、第２図に示す実施例について説明すると
６は合成樹脂などによつて皿状に形成されたフレ
ームで、このフレーム６の内部には突条７が設け
られ、この突条７には圧電振動子８が取付けられ
ている。この圧電振動子８の突条７への結合部は
図示するように圧電振動子８の周縁部であつても
よく、円板状の圧電振動子の場合には振動の節線
に相当する部分であつてもよい。
６は合成樹脂などによつて皿状に形成されたフレ
ームで、このフレーム６の内部には突条７が設け
られ、この突条７には圧電振動子８が取付けられ
ている。この圧電振動子８の突条７への結合部は
図示するように圧電振動子８の周縁部であつても
よく、円板状の圧電振動子の場合には振動の節線
に相当する部分であつてもよい。
この圧電振動子８の中央上面には連結棒９が結
合され、この連結棒９の上端の結合部１０には周
縁部をフレーム６に固着したドーム状の振動板１
１が結合されている。
合され、この連結棒９の上端の結合部１０には周
縁部をフレーム６に固着したドーム状の振動板１
１が結合されている。
上記連結棒９の結合部１０は振動板１１の下面
形状に合致するようにドーム状に形成され、その
結合部１０の面積に連結棒９の断面積より大きく
振動板１１の面積の半分以下の範囲になるように
設定されている。
形状に合致するようにドーム状に形成され、その
結合部１０の面積に連結棒９の断面積より大きく
振動板１１の面積の半分以下の範囲になるように
設定されている。
なお、第３図に示す実施例は断面Ｍ字状の振動
板１２を用いており、連結棒９の結合部１０は断
面Ｖ字状に形成されている。
板１２を用いており、連結棒９の結合部１０は断
面Ｖ字状に形成されている。
このように連結棒９の振動板１１との結合部１
０として連結棒９の断面積より十分に大きく、振
動板１１の面積の半分以下の面積をもつたものと
しているため、圧電振動子８で発生した振動は連
結棒９を通り結合部１０によつて振動板１１に伝
達されるため、中高域において分割共振の発生し
やすい中央部分が結合部で補強されて分割共振の
発生が阻止でき、振動の伝達も振動板１１の広い
範囲にわたつて行なわれるため、安定したものと
なり、音圧周波数特性においてもピークやデイツ
プの発生もなく、きわめて安定した平坦なものと
することができる。
０として連結棒９の断面積より十分に大きく、振
動板１１の面積の半分以下の面積をもつたものと
しているため、圧電振動子８で発生した振動は連
結棒９を通り結合部１０によつて振動板１１に伝
達されるため、中高域において分割共振の発生し
やすい中央部分が結合部で補強されて分割共振の
発生が阻止でき、振動の伝達も振動板１１の広い
範囲にわたつて行なわれるため、安定したものと
なり、音圧周波数特性においてもピークやデイツ
プの発生もなく、きわめて安定した平坦なものと
することができる。
以上のように本考案の圧電形スピーカは構成さ
れるため分割共振の発生もなく特性の安定化が計
れ、組立ても容易になるなどの利点をもち、実用
的価値の大なるものである。
れるため分割共振の発生もなく特性の安定化が計
れ、組立ても容易になるなどの利点をもち、実用
的価値の大なるものである。
第１図は従来の圧電形スピーカの断面図、第２
図、第３図は本考案の圧電形スピーカの実施例を
示す断面図である。 ６……フレーム、７……突条、８……圧電振動
子、９……連結棒、１０……結合部、１１，１２
……振動板。
図、第３図は本考案の圧電形スピーカの実施例を
示す断面図である。 ６……フレーム、７……突条、８……圧電振動
子、９……連結棒、１０……結合部、１１，１２
……振動板。
Claims (1)
- フレーム内に配置した圧電振動子に連結棒を介
して振動板を結合してなる圧電形スピーカにおい
て、上記連結棒の振動板との結合側に連結棒の断
面より大きく、振動板面積の半分以下の面積をも
ち、かつ振動板の中央部分の形状に合致した形状
の結合部を設けてなる圧電形スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15220879U JPS6115678Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15220879U JPS6115678Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5668397U JPS5668397U (ja) | 1981-06-06 |
| JPS6115678Y2 true JPS6115678Y2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=29383121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15220879U Expired JPS6115678Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115678Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58125498U (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-26 | 三洋電機株式会社 | 圧電型スピ−カ |
| JPS5946092U (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-27 | オンキヨー株式会社 | スピ−カ− |
| JPS5946091U (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-27 | オンキヨー株式会社 | スピ−カ− |
| JPS5967099U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | オンキヨー株式会社 | スピ−カ− |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP15220879U patent/JPS6115678Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5668397U (ja) | 1981-06-06 |
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