JPS6115401Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115401Y2 JPS6115401Y2 JP1978138517U JP13851778U JPS6115401Y2 JP S6115401 Y2 JPS6115401 Y2 JP S6115401Y2 JP 1978138517 U JP1978138517 U JP 1978138517U JP 13851778 U JP13851778 U JP 13851778U JP S6115401 Y2 JPS6115401 Y2 JP S6115401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- combustion
- flame
- burner
- auxiliary flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 26
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 17
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 17
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 239000013067 intermediate product Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は固体電解質材料をセンサとして用いた
燃焼器の安全装置に関し、特に種類の異なる燃料
ガスに対してバーナ本体を兼用せしめる事を目的
とするものである。
燃焼器の安全装置に関し、特に種類の異なる燃料
ガスに対してバーナ本体を兼用せしめる事を目的
とするものである。
この種燃焼器の安全装置は、安定化ジルコニア
等の固体電解質材料を板状に成形してセンサーを
構成し、このセンサーの一面種火バーナの正常燃
焼時における未燃焼ガス及び中間生成物を含む燃
焼炎（外炎の内部）を接触させて加熱すると共
に、センサの両面間に酸素分圧差を生じさせて起
電力を発生させ、この起電力を電磁弁に供給して
電磁弁にてガス通路を開状態に保持させる。そし
て、雰囲気中の酸素濃度の低下による燃焼炎のリ
フト現象を利用し、このリフト燃焼時にはセンサ
両面間の酸素分圧差を低下させて電磁弁を閉成さ
せている。
等の固体電解質材料を板状に成形してセンサーを
構成し、このセンサーの一面種火バーナの正常燃
焼時における未燃焼ガス及び中間生成物を含む燃
焼炎（外炎の内部）を接触させて加熱すると共
に、センサの両面間に酸素分圧差を生じさせて起
電力を発生させ、この起電力を電磁弁に供給して
電磁弁にてガス通路を開状態に保持させる。そし
て、雰囲気中の酸素濃度の低下による燃焼炎のリ
フト現象を利用し、このリフト燃焼時にはセンサ
両面間の酸素分圧差を低下させて電磁弁を閉成さ
せている。
従つてバーナへ供給する燃料ガスの種類を変更
する場合には、前記バーナがリフト燃焼を開始す
る雰囲気中の酸素濃度並びにリフト量が変化する
為、一定の酸素濃度で電磁弁を閉成させる時に実
用上バーナの炎孔形状の変更等が必要となりコス
ト高となる問題がある。
する場合には、前記バーナがリフト燃焼を開始す
る雰囲気中の酸素濃度並びにリフト量が変化する
為、一定の酸素濃度で電磁弁を閉成させる時に実
用上バーナの炎孔形状の変更等が必要となりコス
ト高となる問題がある。
本考案は上述の点に鑑み考案したもので、以下
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
１は主バーナで、上面に主炎部２を、又一側面
に補助炎部３を形成している。４は前記主バナー
１の補助炎部３に対向して立設された管状の検知
バーナで、補助炎部３に対向して周壁に複数の炎
孔５，５，５を並設している。
に補助炎部３を形成している。４は前記主バナー
１の補助炎部３に対向して立設された管状の検知
バーナで、補助炎部３に対向して周壁に複数の炎
孔５，５，５を並設している。
６は安定化ジルコニア等の固体電解質材料を板
状に成形してなるセンサーで、補助炎部３と検知
バーナ４間に位置して垂直方向に立設され、一面
７が検知バーナ４の正常燃焼時における中間生成
物を含む外炎部分と接触し、又他面８が同じく主
バーナ１の正常燃焼時における補助炎部３の完全
燃焼後の空気を混入した熱気流と接触する様に配
設されている。
状に成形してなるセンサーで、補助炎部３と検知
バーナ４間に位置して垂直方向に立設され、一面
７が検知バーナ４の正常燃焼時における中間生成
物を含む外炎部分と接触し、又他面８が同じく主
バーナ１の正常燃焼時における補助炎部３の完全
燃焼後の空気を混入した熱気流と接触する様に配
設されている。
９は前記主バナー１の主炎部２近傍に設けられ
た点火バーナで、図示しない点火装置を具備して
おり主バーナ１の点火を行なうものである。
た点火バーナで、図示しない点火装置を具備して
おり主バーナ１の点火を行なうものである。
１０は前記主バーナ１及び検知バーナ４等へ燃
料を供給する為の燃料流路で、センサー６と電気
的に接続された電磁弁１１の下流にガスコツク１
２を設け、かつこのガスコツクより点火バーナ９
へ分岐していると共にガスコツク１２の下流にガ
スガバナ１３を設け、又このガスガバナの下流よ
り主バーナ１と検知バーナ４に分岐し、更に前記
ガスガバナ１３と主バーナ１間に熱量切換バルブ
１４を挿入して成る。
料を供給する為の燃料流路で、センサー６と電気
的に接続された電磁弁１１の下流にガスコツク１
２を設け、かつこのガスコツクより点火バーナ９
へ分岐していると共にガスコツク１２の下流にガ
スガバナ１３を設け、又このガスガバナの下流よ
り主バーナ１と検知バーナ４に分岐し、更に前記
ガスガバナ１３と主バーナ１間に熱量切換バルブ
１４を挿入して成る。
又、第２図乃至第４図は主バーナ１の補助炎部
３の実施例を示すもので、第２図は数個の補助炎
孔１５，１５，１５を穿設した断面略凸状の炎孔
トツプ１６を補助炎部３の壁１７に穿設した挿入
孔１８に着脱可能にて挿着したものである。
３の実施例を示すもので、第２図は数個の補助炎
孔１５，１５，１５を穿設した断面略凸状の炎孔
トツプ１６を補助炎部３の壁１７に穿設した挿入
孔１８に着脱可能にて挿着したものである。
一方、第３図は前記第２図における炎孔トツプ
１６のつば部１９と壁１７間にスペーサ２０を介
挿して、センサ６と炎孔トツプ１６間の距離を調
節するものである。
１６のつば部１９と壁１７間にスペーサ２０を介
挿して、センサ６と炎孔トツプ１６間の距離を調
節するものである。
更に、第４図は補助炎部３の壁１７に数個の補
助炎孔１５，１５，１５直接穿設し、使用するガ
ス種に合わせて設定した炎孔ブツシユ２１を前記
補助炎孔１５，１５，１５に着脱可能に挿着した
ものである。
助炎孔１５，１５，１５直接穿設し、使用するガ
ス種に合わせて設定した炎孔ブツシユ２１を前記
補助炎孔１５，１５，１５に着脱可能に挿着した
ものである。
而してガスコツク１２を操作しこの操作と連動
して電磁弁１１を開成し、主バーナ１、検知バー
ナ４、点火バーナ９へ燃料を供給すると共に点火
手段（図示せず）にて点火バーナ９に点火し、こ
の点火バーナにて主バーナ１並びに検知バーナ４
に点火せしめる。すると、センサー６は検知バー
ナ４及び主バーナ１の補助炎部３にて加熱されて
内部抵抗を低下すると共に、一面７に検知バーナ
の中間生成物を含む燃焼炎が接触し、又他面８に
補助炎部３にて発生した比較的酸素濃度の高い熱
気流が接触することによつて、センサー６は両面
間に酸素分圧差を生じて起電力を発生し、この起
電力を電磁弁に供給せしめる。よつて電磁弁１１
はガスコツク１２と連動した開成操作を解かれて
も、内装した弁体（図示せず）を開状態に保持す
ることができる。
して電磁弁１１を開成し、主バーナ１、検知バー
ナ４、点火バーナ９へ燃料を供給すると共に点火
手段（図示せず）にて点火バーナ９に点火し、こ
の点火バーナにて主バーナ１並びに検知バーナ４
に点火せしめる。すると、センサー６は検知バー
ナ４及び主バーナ１の補助炎部３にて加熱されて
内部抵抗を低下すると共に、一面７に検知バーナ
の中間生成物を含む燃焼炎が接触し、又他面８に
補助炎部３にて発生した比較的酸素濃度の高い熱
気流が接触することによつて、センサー６は両面
間に酸素分圧差を生じて起電力を発生し、この起
電力を電磁弁に供給せしめる。よつて電磁弁１１
はガスコツク１２と連動した開成操作を解かれて
も、内装した弁体（図示せず）を開状態に保持す
ることができる。
一方、雰囲気中の酸素濃度が低下した場合には
検知バーナ４並びに主バーナ１共リフト燃焼ぎみ
となり、各々の燃焼炎がセンサー６に接触又は近
接するので、センサー６の両面間における酸素分
圧差が減少し、よつてセンサー６は起電力を低下
し電磁弁１１が遮断する。
検知バーナ４並びに主バーナ１共リフト燃焼ぎみ
となり、各々の燃焼炎がセンサー６に接触又は近
接するので、センサー６の両面間における酸素分
圧差が減少し、よつてセンサー６は起電力を低下
し電磁弁１１が遮断する。
従つて、前記雰囲気中の酸素濃度と燃焼炎のリ
フト量とは相関し、又リフト量とセンサー６の起
電力との関係はセンサー６と燃焼炎との位置関係
によつても決められるので、ガス種の変更時には
第２図及至第４図に示す構造にて補助炎部３をそ
れに合わせて変更すれば所定の酸素濃度時に電磁
弁１１を閉成することができる。
フト量とは相関し、又リフト量とセンサー６の起
電力との関係はセンサー６と燃焼炎との位置関係
によつても決められるので、ガス種の変更時には
第２図及至第４図に示す構造にて補助炎部３をそ
れに合わせて変更すれば所定の酸素濃度時に電磁
弁１１を閉成することができる。
又、主バーナ１の混合管等に埃等が詰まり不完
全燃焼を生じた場合には、雰囲気が正常な酸素濃
度であつても補助炎部３の燃焼炎が長く延びて形
成され上述の如く電磁弁１１を閉成する。
全燃焼を生じた場合には、雰囲気が正常な酸素濃
度であつても補助炎部３の燃焼炎が長く延びて形
成され上述の如く電磁弁１１を閉成する。
更に、器具の指定する燃料のガス種と供給され
るガスの種類が異なる場合で、指定する種類より
も高熱量時には主バナーの燃焼が一次空気の不足
炎となり、よつてセンサー６の他面８の酸素分圧
が低下して電磁弁１１を閉成し、反対に低熱量の
ガスの場合には検知バーナ４の燃焼炎が短かくな
つてセンサー６より遠ざかるので、センサー６の
一面７の酸素分圧が上昇して両面間の分圧差が低
下すると共に、センサー６の温度が低下して内部
低抗が増加し電磁弁１１を閉成する。
るガスの種類が異なる場合で、指定する種類より
も高熱量時には主バナーの燃焼が一次空気の不足
炎となり、よつてセンサー６の他面８の酸素分圧
が低下して電磁弁１１を閉成し、反対に低熱量の
ガスの場合には検知バーナ４の燃焼炎が短かくな
つてセンサー６より遠ざかるので、センサー６の
一面７の酸素分圧が上昇して両面間の分圧差が低
下すると共に、センサー６の温度が低下して内部
低抗が増加し電磁弁１１を閉成する。
上述の如く本考案による燃焼器の安全装置は、
固体電解質材料を板状に成形してセンサーを構成
し、このセンサーの一面に検知バーナの正常燃焼
時に於ける中間生成物を含む燃焼炎が接触し、か
つ他面に主バーナの側面に設けた補助炎部の正常
燃焼時に発生する燃焼炎近傍の排ガスが接触する
如く配設し、更に前記センサーより設定以上の起
電力の供給を受けて前記各バーナへの燃料供給路
を開成保持する電磁弁を設け、前記補助炎部の形
状を変更可能に構成し、前記センサーの起電力を
燃料の種類並びに酸素濃度の設定量に適合せしめ
るもので、ガスの種類に応じて主バナーの補助炎
部の形状を変更可能に構成したことによつて主バ
ーナ等を種類の異なるガスにも兼用することがで
きると共に、電磁弁を閉成させる酸素濃度の設定
値を簡単に調節することができる。
固体電解質材料を板状に成形してセンサーを構成
し、このセンサーの一面に検知バーナの正常燃焼
時に於ける中間生成物を含む燃焼炎が接触し、か
つ他面に主バーナの側面に設けた補助炎部の正常
燃焼時に発生する燃焼炎近傍の排ガスが接触する
如く配設し、更に前記センサーより設定以上の起
電力の供給を受けて前記各バーナへの燃料供給路
を開成保持する電磁弁を設け、前記補助炎部の形
状を変更可能に構成し、前記センサーの起電力を
燃料の種類並びに酸素濃度の設定量に適合せしめ
るもので、ガスの種類に応じて主バナーの補助炎
部の形状を変更可能に構成したことによつて主バ
ーナ等を種類の異なるガスにも兼用することがで
きると共に、電磁弁を閉成させる酸素濃度の設定
値を簡単に調節することができる。
第１図は本考案による燃焼器の安全装置を示す
説明図、第２図乃至第４図は同じく要部の実施例
を示す断面図である。 １……主バナー、３……補助炎部、４……検知
バーナ、６……センサー、７……一面、８……他
面、１１……電磁弁。
説明図、第２図乃至第４図は同じく要部の実施例
を示す断面図である。 １……主バナー、３……補助炎部、４……検知
バーナ、６……センサー、７……一面、８……他
面、１１……電磁弁。
Claims (1)
- 固体電解質材料を板状に形成してセンサーを構
成し、このセンサーの一面に検知バーナの正常燃
焼時における中間生成物を含む燃焼炎が接触し、
又他面に主バナーの側面に設けた補助炎部の正常
燃焼時に発生する燃焼炎近傍の排ガスが接触する
様に配設すると共に、前記センサーより設定以上
の起電力の供給を受けて前記各バナーへの燃料供
給路を開成保持する電磁弁を設け、かつ上記補助
炎部を着脱可能にして補助炎部の形状を変更可能
に構成し、前記センサーの起電力を燃料の種類並
びに酸素濃度の設定量に適合せしめる事を特徴と
する燃焼器の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978138517U JPS6115401Y2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978138517U JPS6115401Y2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5554758U JPS5554758U (ja) | 1980-04-14 |
| JPS6115401Y2 true JPS6115401Y2 (ja) | 1986-05-13 |
Family
ID=29111768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978138517U Expired JPS6115401Y2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115401Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134137A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Safety device for combustion |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57291Y2 (ja) * | 1976-06-01 | 1982-01-05 | ||
| JPS54135748U (ja) * | 1978-03-14 | 1979-09-20 |
-
1978
- 1978-10-04 JP JP1978138517U patent/JPS6115401Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134137A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Safety device for combustion |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5554758U (ja) | 1980-04-14 |
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