JPS61153187A - 洗浄方法 - Google Patents

洗浄方法

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JPS61153187A
JPS61153187A JP27940384A JP27940384A JPS61153187A JP S61153187 A JPS61153187 A JP S61153187A JP 27940384 A JP27940384 A JP 27940384A JP 27940384 A JP27940384 A JP 27940384A JP S61153187 A JPS61153187 A JP S61153187A
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JP
Japan
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holes
cleaning
cleaning liquid
workpiece
compressed gas
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Pending
Application number
JP27940384A
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English (en)
Inventor
隆夫 依田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗浄方法に関し、一層詳細にはワーク内に噴射
する洗浄液の流れ方向を順次変化させると共にワーク内
に所定の個所から圧縮流体を噴射することにより、ワー
ク内に残存する鋳物砂やワークに切削加工を施す場合に
生ずる切削屑等を効果的に外部へ除去するための洗浄方
法に関する。
エンジン部を構成するシリンダへ・ノド等のような鋳造
成形品には鋳抜き穴、または、切削加工によりその内部
とシリンダプロ・ツクを連通ずる孔が設けられる。従っ
て、前記シリンダへ・ノドの内部には鋳物砂や切削屑が
残る場合があり、これを効果的に除去することが望まし
い。このため、一般的に自動車産業において、シリンダ
ブロック、シリンダヘッドのように比較的大きなワーク
に対して自動的に鋳物砂や切削屑を除去する目的で洗浄
装置が採用されている。
この種の洗浄装置は液体洗浄装置とエアブロ−装置とか
ら構成される。すなわち、上流側の切削加工装置から下
流側にラインを延在させ、このラインに沿ってトンネル
機構を配置すると共にこのトンネル機構の内部に前記液
体洗浄装置とエアブロ−装置とを所定間隔離間して交互
に配設している。
そこで、鋳物砂や切削加工による切削屑の付着したワー
クはトンネル内に導入され、先ず、液体洗浄装置が付勢
される。この結果、前記鋳物砂や切削屑が洗い落とされ
、次いで、エアブロ−装置の直前に至ったワークに対し
ては前記エアブロ−装置によって所定圧力のエアが噴出
し、洗浄液と共にさらに付着している鋳物砂や切削屑を
噴き落とすことになる。
従って、この場合、液体洗浄装置並びにエアブロ−装置
には、夫々、流体空気をワークに対して噴出する複数個
のノズルを配設するよう構成している。
ところで、前記のような従来装置において、シリンダヘ
ッド、シリンダブロックのようにその内部に空孔を有す
るワークの洗浄は前記ノズルからワークに向けて所定圧
の洗浄液を噴射する、所謂、圧液によって生ずる衝撃を
介して行っているのが一般的である。
然しなから、この洗浄方法によると、ワークの外面側の
加工孔並びに加工面は洗浄効果が極めて優れ、従って、
切削屑等も略完全に除去することが出来るが、前記圧液
は空孔の内部までは到達しきれない。従って、この空孔
の内部に付着した切削屑等には圧液による衝撃が加わら
ず、単に圧液が自然流として流下する際に空孔から除去
されるに過ぎない。従って、空孔の内部に切削屑等が残
ってしまう虞れがあり、結局、鋳物砂や切削屑が完全に
除去出来ないという不都合が指摘されてきた。
そこで、本発明者は鋭意考究並びに工夫を重ねた結果、
ワークに形成された複数個の孔部に着目し、前記ワーク
の孔部を介してその内部に洗浄用の圧液と空気等の圧縮
気体を同時に供給して、ワーク内部に液体と気体との乱
流を生起させれば、ワーク内部に供給される洗浄用流体
はその流れ方向を順次変化させるため、孔部の内部に残
存する鋳物砂および切削屑は前記洗浄用圧液の不規則な
流れと圧縮気体の流れにより、内部から離間して洗浄用
圧液と共に外部へ導出され、従って、鋳物砂および切削
屑等のないワークが得られ、前記の不都合が一掃される
ことが判った。
従って、本発明の目的は極めて簡単な工程で効果的にワ
ークに付着する余剰な物質を除去することが可能な洗浄
方法を提供するにある。
前記の目的を達成するために、本発明は複数個の孔部を
互いに連通ずる室を画成したワークに対し、いずれか1
つの孔部を選択して洗浄液導出口を臨ませ、一方、他の
孔部を選択して圧縮気体導出口を臨ませ、前記洗浄液導
出口と圧縮気体導出口から夫々洗浄液と圧縮気体とを前
記室内に供給してワークに付着する不要物を残余の孔部
から外部へ導出することを特徴とする。
次に、本発明に係る洗浄方法について、これを適用する
一実施例としてシリンダヘッドを選択し、添付の図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
第1図および第2図において、参照符号10はシリンダ
ヘッドを示し、シリンダヘッド10内には室、すなわち
、ウォータージャケット2が画成される。前記ウォータ
ージャケラ目2は、一方において、前記シリンダヘッド
10の長手方向一端部に形成された孔14と連通し、他
方において、前記シリンダヘッド10の他端部に画成さ
れ且つ図示しないウォーターポンプに通じる孔16に連
通している。前記シリンダヘッド10の上面部tOaに
は孔18aおよび18bが設けられ、これらの孔18a
、18bは、夫々、前記ウォータージャケット12に連
通ずる。一方、前記シリンダヘッド10の下面部10b
には図示しないシリンダブロックへ通ずる孔20a乃至
20nが鋳造形成され、さらにシリンダブロックに連通
ずる孔22a乃至22【が切削加工により穿設される。
前記孔20a乃至2Onおよび孔22a乃至22fは夫
々前記ウォータージャケット12と連通状態にある。な
お、前記孔22a乃至22fとウォータージャケット1
2とが連通ずる部分には夫々凹部24a乃至24fが形
成される。
次に、以上のように構成されるシリンダヘッド10を本
発明方法によって洗浄する場合のその洗浄工程を以下に
説明する。
先ず、前記シリンダヘッド10の下面部10bに図示し
ない圧縮空気供給機構を装着して孔20a乃至20nお
よび孔22a乃至22fからウォータージャケラ目2内
に圧縮空気を供給するよう配置する。一方、孔14には
洗浄液噴射用のノズル26を矢印A、B方向に変位可能
に配置し、孔18aおよび18bには同様にして洗浄液
噴射用のノズル28a、2日すを矢印C,D方向に変位
可能に配設する。
そこで、以上のような準備段階を経て、第3図aに示す
ように、前記ノズル26を矢印B方向に変位させてその
先端部を孔14に係着させ、一方、前記ノズル28aお
よび28bを孔18a、18bから離間させる。ここで
、前記ノズル26から洗浄用圧液をウォータージャケッ
ト12内に噴射すると共に孔20a乃至20nおよび孔
22a乃至22fを介して図示しない空気供給機構より
圧縮空気をウォータージャケット12内に供給する。こ
の結果、第3図aに示すように、前記ウォータージャケ
ット12内には流体による乱流が生ずる。
すなわち、前記ノズル26から噴射される洗浄液は矢印
に示すように流れ、その一部を孔18aおよび18bか
ら外部に導出し、残余の流体を最終的に孔16から外部
へ導出する。従って、ウォータージャケット12内の鋳
物砂や切削屑等は洗浄液と共に外部に除去される。さら
にまた、孔20a乃至20nからは圧縮空気が供給され
るため、前記孔20a乃至20n内および夫々の近傍に
残存する鋳物砂等は洗浄液中に浮遊して前記洗浄液と共
に外部に導出される。
ところで、前記凹部24a乃至24fには孔22a乃至
22fを穿設した際の切削屑が残存する場合が多く、さ
らに夫々の凹部24a乃至24fは形状が複雑なため、
前記洗浄液の流れでは切削屑の除去は難しい。そこで、
本実施例では孔22a乃至22fから破線の矢印で示す
ように圧縮空気が供給されるため、夫々の凹部24a乃
至24fに残存する切削屑は前記圧縮空気の噴射力によ
り洗浄液中に浮遊して外部に導出される。
然しなから、この場合、前記洗浄液は矢印に示される方
向にのみ移動するため、夫々の凹部24a乃至24fに
残存する全ての切削屑を除去することは困難である。そ
こで、このようにしてノズル26から所定時間洗浄液を
ウォータージャケット12内に噴射した後、第2の工程
が行われる。
先ず、前記ノズル26からの洗浄液の噴射を停止して、
これを矢印A方向に変位させることによりノズル26を
孔14から離間させ、一方、ノズル28a、28bを夫
々矢印C方向に変位させ、孔18aおよび18bに係着
する。このような準備段階を経て、前記ノズル28aお
よび28bから洗浄液を噴射すると共に前記孔20a乃
至20nおよび孔22a乃至22fから圧縮空気をウォ
ータージャケット12内に供給する。この結果、第3図
すに示すような洗浄液および圧縮空気の流れが生ずる。
すなわち、前記ノズル28aおよび28bから噴射され
た洗浄液は孔14または孔16から外部に導出される。
ここで、前記凹部24a乃至24fには、矢印で示すよ
うな洗浄液の流れと共に夫々の孔22a乃至22fから
の破線矢印で示す圧縮空気の供給が行われる。
この場合、前記凹部24a乃至24f近傍における洗浄
液の流れは前述した第1工程とその流れ方向を異にする
ため、夫々の凹部24a乃至24fに残存する切削屑等
はさらに洗浄液中に浮遊して外部に除去される。このよ
うにして前記ノズル28aおよび28bから所定時間洗
浄液をウォータージャケット12内に供給した後、第3
の工程を行う。
すなわち、前記ノズル26を再び矢印B方向に変位させ
て前記孔14に係着させ、さらに、ノズル23a、28
bを夫々孔18a、18bに係着させた状態でノズル2
8a、28bおよび26から同時に洗浄液をウォーター
ジャケット12内に噴射する。
しかも、同時に孔20a乃至20nおよび孔22a乃至
22fから圧縮空気を供給する。この場合、前記ウォー
タージャケット12内には第3図Cに示すような洗浄液
の流れが生じ、凹部24a乃至24f近傍には前述した
第1工程および第2工程とは異なる洗浄液の流れが生じ
、従って、夫々の凹部24a乃至24fに残存する切削
屑等は略完全に除去されて外部に導出される。
なお、前記第3図a乃至第3図Cに示した洗浄液の流れ
は概略的なものであり、実際には極めて複雑な圧縮流体
と圧縮気体との乱流となることは容易に諒解されよう。
以上のように、本発明によればワークを洗浄する際に、
洗浄液の流れ方向を順次変更することにより多数の複雑
な孔部を有するワークに対しても極めて簡単に且つ効果
的に前記孔部に付着した微細な切削屑まで除去すること
が出来、特にシリンダヘッドの如く精密度の要求される
ワークの洗浄に好適に対応することが可能となる。なお
、孔20a乃至20nおよび孔22a乃至22fから圧
縮空気を供給する代わりに、圧液、例えば、孔14.1
8aおよび18bから供給した洗浄液を使用することも
可能である。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る洗浄方法を施す実施例としてのシ
リンダヘッドの断面図、第2図は第1図に示したシリン
ダヘッドの下面図、第3図a乃至第3図Cはその内部に
おいて、洗浄液の流れ方向を示したシリンダヘッドの断
面図である。 10・・シリンダヘッド 12・・ウォータージャケット 14.16.18a 、 18b ・・孔20a 〜2
0n 、 22a 〜22 f −孔24a 〜24 
f −・凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の孔部を互いに連通する室を画成したワー
    クに対し、いずれか1つの孔部を選択して洗浄液導出口
    を臨ませ、一方、他の孔部を選択して圧縮気体導出口を
    臨ませ、前記洗浄液導出口と圧縮気体導出口から夫々洗
    浄液と圧縮気体とを前記室内に供給してワークに付着す
    る不要物を残余の孔部から外部へ導出することを特徴と
    する洗浄方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、洗浄
    液導出口と圧縮気体導出口とは所定時間経過後に新たな
    孔部に移送され、これらの孔部を介して室内に洗浄液と
    圧縮気体とを供給することからなる洗浄方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法に
    おいて、圧縮気体は空気を用いてなる洗浄方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113018A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Shibuya Machinery Co Ltd 洗浄システム
WO2009075254A1 (ja) 2007-12-13 2009-06-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha シリンダヘッド洗浄方法及びシリンダヘッド洗浄装置
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CN112222071A (zh) * 2020-10-30 2021-01-15 广西玉柴机器股份有限公司 一种有效提升气缸盖清洁度的方法及装置

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