JPS61153132A - 尿素の造粒方法 - Google Patents
尿素の造粒方法Info
- Publication number
- JPS61153132A JPS61153132A JP27274584A JP27274584A JPS61153132A JP S61153132 A JPS61153132 A JP S61153132A JP 27274584 A JP27274584 A JP 27274584A JP 27274584 A JP27274584 A JP 27274584A JP S61153132 A JPS61153132 A JP S61153132A
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- JP
- Japan
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- grains
- recycled
- amt
- classifier
- fertilizer
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- Granted
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- Glanulating (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、粒状肥料の造粒方法に関する。更に詳しく
は、粒表面にコーテイング材を施し易い真球状の粒状肥
料を造粒する方法に関するものである。
は、粒表面にコーテイング材を施し易い真球状の粒状肥
料を造粒する方法に関するものである。
(従来の技術)
気流中において熔融した尿素等の一料物質を浮遊凝固せ
しめて粒状肥料を製造する方法は、種々提案され実施さ
れてきた。化学肥料を粒状にして用いることはその施肥
を容易に効率よく行なうに極めて都合が良く、最近にお
いては更に大粒の造粒を行い、施肥の効率化と共に肥料
の土中への溶出速度を適度に制御して遅くする様、粒状
肥料の外側を耐水コーティングし施肥の回数を減少させ
るようにしたものが製造されるようになってきた。
しめて粒状肥料を製造する方法は、種々提案され実施さ
れてきた。化学肥料を粒状にして用いることはその施肥
を容易に効率よく行なうに極めて都合が良く、最近にお
いては更に大粒の造粒を行い、施肥の効率化と共に肥料
の土中への溶出速度を適度に制御して遅くする様、粒状
肥料の外側を耐水コーティングし施肥の回数を減少させ
るようにしたものが製造されるようになってきた。
この大粒造粒方法は、噴気流中に核となる小粒の種品と
熔融せる肥料物質を供給して噴流層中和おいて造粒する
方法が一般的に良く知られていて実施され、比較的粒度
の揃った良好な造粒が行われている。
熔融せる肥料物質を供給して噴流層中和おいて造粒する
方法が一般的に良く知られていて実施され、比較的粒度
の揃った良好な造粒が行われている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来、これらの造粒方法においては粒子
の硬度や粒度に重点がおかれ、粒子の形状にはさほど注
意が払われておらず、これに各種の耐水性物質等をコー
ティングして肥料成分の土中への溶出速度を制御してい
たが、粒子がかならずしも滑らかな真球状でなく、いび
つな形状や、表面が荒く、凹凸があり、特に鋭角状の突
起等が発生している場合はコーティング層の厚みが不均
一となり、又、ピンホールや破穴が生じたりして、肥料
物質の溶出速度の制御は良好に行われなくなる。したが
って、この様な場合コーテイング物質”−を成る程度多
めに使用する等の対策がとられていたが、造粒において
表面が滑らかな真球状のコーティングし易い粒子を得る
方法が要望されていた。
の硬度や粒度に重点がおかれ、粒子の形状にはさほど注
意が払われておらず、これに各種の耐水性物質等をコー
ティングして肥料成分の土中への溶出速度を制御してい
たが、粒子がかならずしも滑らかな真球状でなく、いび
つな形状や、表面が荒く、凹凸があり、特に鋭角状の突
起等が発生している場合はコーティング層の厚みが不均
一となり、又、ピンホールや破穴が生じたりして、肥料
物質の溶出速度の制御は良好に行われなくなる。したが
って、この様な場合コーテイング物質”−を成る程度多
めに使用する等の対策がとられていたが、造粒において
表面が滑らかな真球状のコーティングし易い粒子を得る
方法が要望されていた。
C問題点を解決するための手段)
本発明者は前記問題点を解決するため鋭意研究を行い本
発明を完成するに至ったものである。
発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明の肥料物質の造粒方法は、肥料物質の
細粒を造粒後の分級機よりリサイクルし、種品として上
昇噴気流中に浮遊流動せしめた噴流層に該肥料物質の熔
融液を供給して気流中で冷却、造粒する噴流層造粒方法
において、種品としてのリサイクル量の調節と共に供給
する熔融肥料物質に適量の水分を調節して添加すること
を特徴とするものである。
細粒を造粒後の分級機よりリサイクルし、種品として上
昇噴気流中に浮遊流動せしめた噴流層に該肥料物質の熔
融液を供給して気流中で冷却、造粒する噴流層造粒方法
において、種品としてのリサイクル量の調節と共に供給
する熔融肥料物質に適量の水分を調節して添加すること
を特徴とするものである。
本発明の方法において、種品のリサイクル量は供給熔融
液に対して重量比で1〜6倍が適当であり、特に3〜4
倍が好適である。又、水分の添加量においては造粒品の
水分として0.1〜(1,5mo1%程度となる様添加
量を調整するのが好ましく、例えば、大粒尿素の造粒に
おいては供給熔融尿素に対して1.0〜2.5 mo1
%程度の水を添加すれば好適である。
液に対して重量比で1〜6倍が適当であり、特に3〜4
倍が好適である。又、水分の添加量においては造粒品の
水分として0.1〜(1,5mo1%程度となる様添加
量を調整するのが好ましく、例えば、大粒尿素の造粒に
おいては供給熔融尿素に対して1.0〜2.5 mo1
%程度の水を添加すれば好適である。
以上は一段造粒における条件であるが、多段造粒におい
ても各段単位について一段造粒と同様に摘要できる。
ても各段単位について一段造粒と同様に摘要できる。
本発明を図面により説明する。
第1図は本発明の肥料物質の造粒方法について、実施の
態様の一例をフロー図により示すものである。
態様の一例をフロー図により示すものである。
図において、噴流造粒器(1)は底部より冷却流動用空
気(7)が送入され、内部に上昇噴気流が生じせしめら
れている。種品となるリサイクル粒(14)はホッパー
(4)において供給量を適度に調節がフィードされ種品
を核に造粒される。造粒された粒子は造粒器出口(9)
より連続的に取出され分級機(2)において適量が製品
(lO)として得られる。
気(7)が送入され、内部に上昇噴気流が生じせしめら
れている。種品となるリサイクル粒(14)はホッパー
(4)において供給量を適度に調節がフィードされ種品
を核に造粒される。造粒された粒子は造粒器出口(9)
より連続的に取出され分級機(2)において適量が製品
(lO)として得られる。
分級機(2)において分級された過大粒は粉砕機(3)
により細粒に粉砕され、分級機(2)よりの細粒ど一諸
に種品としてリサイクルするこの造粒フローにおいてリ
サイクル量の調節と共に熔融原料(5)の供給ラインに
水(6)を適量、調節して注入することにより表面忙凹
凸の少い真球状の造粒製品(10)を効率良く得ること
が出来る。
により細粒に粉砕され、分級機(2)よりの細粒ど一諸
に種品としてリサイクルするこの造粒フローにおいてリ
サイクル量の調節と共に熔融原料(5)の供給ラインに
水(6)を適量、調節して注入することにより表面忙凹
凸の少い真球状の造粒製品(10)を効率良く得ること
が出来る。
(作用)
噴流層造粒方法において造粒器に供給する熔融造粒原料
中の水分が増加すると出来る粒子の硬度は低下する。一
方、噴流層においては生成した粒子が相互に衝突し、又
、造粒器壁にも衝突して粒子は摩滅し長時間の滞留にお
いては真球に近い形状となる傾向にある。この場合、粒
子硬度を適度に低下させることにより短時間の滞留時間
で粒子表面の突起部分が摩滅し滑らかな表面の真球状の
粒子を得ることが可能となる。従って、造粒製品として
必要な粒子硬度の限度内において造粒に適当な硬度を維
持する様、供給熔融造粒原料中の水分を調節することに
より、真球状のコーティングし易い良好な粒子を得るこ
とが可能となる。この場合造粒善後の分級機よりリサイ
クル量る細粒の竜も供給熔融原料の水分と関連して調整
することにより最適の造粒を行うことが出来る。
中の水分が増加すると出来る粒子の硬度は低下する。一
方、噴流層においては生成した粒子が相互に衝突し、又
、造粒器壁にも衝突して粒子は摩滅し長時間の滞留にお
いては真球に近い形状となる傾向にある。この場合、粒
子硬度を適度に低下させることにより短時間の滞留時間
で粒子表面の突起部分が摩滅し滑らかな表面の真球状の
粒子を得ることが可能となる。従って、造粒製品として
必要な粒子硬度の限度内において造粒に適当な硬度を維
持する様、供給熔融造粒原料中の水分を調節することに
より、真球状のコーティングし易い良好な粒子を得るこ
とが可能となる。この場合造粒善後の分級機よりリサイ
クル量る細粒の竜も供給熔融原料の水分と関連して調整
することにより最適の造粒を行うことが出来る。
(実施例)
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
第1図に示す噴流層造粒装置だより尿素を造粒、熔融原
料(5)として水(6)を送入調整し造粒を行った結果
を表1に示す。造粒品水分の増加に従って粒子硬度は低
下するが、真球状の良好な製品(以下、良品と称する)
の収率は水分が眠05%に到る迄増加′シ、水分0.0
5%において83%でコンスタントとなる。実用粒子硬
度は1 kg/era以上と考えられるので水分は0.
09%迄許容され、粒子の形状と硬度が満足出来る。
料(5)として水(6)を送入調整し造粒を行った結果
を表1に示す。造粒品水分の増加に従って粒子硬度は低
下するが、真球状の良好な製品(以下、良品と称する)
の収率は水分が眠05%に到る迄増加′シ、水分0.0
5%において83%でコンスタントとなる。実用粒子硬
度は1 kg/era以上と考えられるので水分は0.
09%迄許容され、粒子の形状と硬度が満足出来る。
実施例2
実施例1において粒子硬度を1.15±(1,1kg/
C7Jとなる様水分を調整しなから細粒のリサイクル(
14)の量と尿素の造粒熔融原料(5)の量の比(以下
、リサイクル比と称す)を変化させて造粒した結果を表
2に示+。
C7Jとなる様水分を調整しなから細粒のリサイクル(
14)の量と尿素の造粒熔融原料(5)の量の比(以下
、リサイクル比と称す)を変化させて造粒した結果を表
2に示+。
(発明の効果)
本発明の方法により凹凸の少い滑らかな真球状の粒状肥
料を造粒することが可能であり、粒子をコ−f イング
オるに際して最少のコーテイング材量で粒子面に欠陥の
少い均一な被膜を容易に形成することが出来、肥料の施
肥における溶出速度を安定化させ、施肥効率を更に向上
させることが出来る。
料を造粒することが可能であり、粒子をコ−f イング
オるに際して最少のコーテイング材量で粒子面に欠陥の
少い均一な被膜を容易に形成することが出来、肥料の施
肥における溶出速度を安定化させ、施肥効率を更に向上
させることが出来る。
第1図は、本発明の肥料物質の造粒方法実施の態様の一
例をフロー図で示すものである。 図中、符号はそれぞれつぎの通りである。
例をフロー図で示すものである。 図中、符号はそれぞれつぎの通りである。
Claims (1)
- 1)肥料物質の細粒を造粒後の分級器よりリサイクルし
種品として上昇噴気流中に浮遊流動せしめた噴流層に、
該肥料物質の熔融液を供給して気流中で冷却造粒する、
噴流層造粒方法において、種品としてのリサイクル量の
調節と共に供給する熔融肥料物質に適量の水分を調節し
て添加することを特徴とする肥料物質の造粒方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27274584A JPS61153132A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 尿素の造粒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27274584A JPS61153132A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 尿素の造粒方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61153132A true JPS61153132A (ja) | 1986-07-11 |
JPH0472796B2 JPH0472796B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=17518170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27274584A Granted JPS61153132A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 尿素の造粒方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61153132A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003059501A1 (fr) * | 2001-12-28 | 2003-07-24 | Kaisei Kogyo Co., Ltd. | Appareil et procede de granulation d'hydrates mixtes de chlorure de calcium et de chlorure de sodium et granules de ces hydrates mixtes |
JP2019527741A (ja) * | 2016-06-20 | 2019-10-03 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 粉末及び顆粒、並びにその粉末及び顆粒を製造する方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5392715A (en) * | 1977-01-27 | 1978-08-15 | Tsukishima Kikai Co | Method of granulating urea and apraratus therefor |
JPS54117768A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-12 | Ube Industries | Granulating method and device for urea on flowing layer |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27274584A patent/JPS61153132A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5392715A (en) * | 1977-01-27 | 1978-08-15 | Tsukishima Kikai Co | Method of granulating urea and apraratus therefor |
JPS54117768A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-12 | Ube Industries | Granulating method and device for urea on flowing layer |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003059501A1 (fr) * | 2001-12-28 | 2003-07-24 | Kaisei Kogyo Co., Ltd. | Appareil et procede de granulation d'hydrates mixtes de chlorure de calcium et de chlorure de sodium et granules de ces hydrates mixtes |
JP2019527741A (ja) * | 2016-06-20 | 2019-10-03 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 粉末及び顆粒、並びにその粉末及び顆粒を製造する方法 |
US11028350B2 (en) | 2016-06-20 | 2021-06-08 | Basf Se | Powders and granules and process for making such powders and granules |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0472796B2 (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |