JPS61153017A - 軸と回転体の締結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｈ０利用分野 本発明は、回転体を軸に固定する締結袋Ｓ＋、特に、駆
動軸の回転力を回転体に伝達するための固定装置であっ
て、軸と回転体との間に、これらと同心となりしかも、
相手方とテーパ嵌合するように配設したｌ又は複数のリ
ングを具備させたものであり、このリングを軸線方向に
締付けるとテーパ嵌合部の作用によりこの締付力か半径
方向の圧接力に変換され、結果的に回転体と軸とか前記
圧接力に対応する筆擦力でトルク伝達状態に固定される
締結装置に胸するものである。

従って、この締結装置は、歯車、グーリー等の回転体を
軸に固定する場合、あるいは、軸継手の両端の原！ＩＪ
（ＩＩあるｈは従ｆ１１１剣を伝動すべき児幼軸あるい
は従＃ｈ側に連結する場合等に利用できる。

口、従来技術及びその問題点 上記した形式の締結装置は、基本的には１回転体側に内
嵌されるリングと軸側に外嵌するリングとの組み合せか
らなり、この組み合せ方には次のクイズがある。

［１］、軸（１）に外嵌する内輪ａωとこの内輪に外嵌
し回転体（２）のボスに内嵌される外輪■とからなり、
内輪・外輪相互が相互にテーパ嵌合するもの、例えば、
実開昭５７−１６９８０８号（第６図参照）、及び、実
開昭５４−１４０１７３８公報に開示のもの等である。

■、外輪■と内輪αωとの間に一対の中間リング０１）
、■を介在させるとともにこれら中間リングＯＤ、■を
＠記内輪又は外輪の両方又は一方にテーパ置台させたも
の。

例えば、特開昭５０−２６９４６号：特公昭５２−１４
３８９号公報（第７図参照）に開示のもの等である。

ところが、これら従来のものでは、締付装置に加えられ
る軸線方向の締付力に対する許容伝達トルクの割合があ
まり大きくならない、言い換えれば、所望の伝達トルク
を得る場合、大きな締付力か必要となる。

これは、軸と締結装置との接触面、締結装置内のテーバ
較合面９回転伴と締結装置との接触面を介して軸の回転
力が回転体に伝達される構成と々ることから、前２締結
装置内のスベリかそのままトルク伝達におけるロスの一
つとなるからである。

特に、Ｒの傾後は前記■のタイプのものに於いて著しい
。締結装置内にスベリの生じる可能性かある嵌合部分か
のにくらべて多いからである。

（ト）、技術的課ト 本発明け、上記した■のタイプの締結装置において、ト
ルク伝達効果を同上させる之め、経結装置内にスベリが
生じないようにすることをその課題とする。

四、技術的手段 上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、外輪
■と内輪（ＩＧの中央部を一体的に結合させたことであ
る。

（５）０作用 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。

中間リング（至）、■を軸線方向に締付けると、これら
中間リング（１１１、■と内輪及び外輪とのチー、？嵌
合作用により内輪ａαには縮少方向の力が外輪■には拡
大方向の力が作用することとなり、内軸Ｑ（１は軸（１
）に、外輪のは回転体（２）側にそれぞれ圧接され、前
記二つの圧接部が摩擦力によってトルり伝達状態となる
。

外輪■と内輪０１とは相互に中央部で一体的に結合され
ているから５両者間にはスベリがなく内輪ｔｌｏ）に加
わる回転力がそのままロスなく外輪■の回転力となる。

内、効果 本発明は、上記構成であるから１次の特有の効果を有す
る。

内輪（１（ｌと外輪■との間にスベリが生じないからト
ルク伝達効果が向上する。従って、一定の伝達トルクを
得る場合に中間リングを締付ける力が少さくなり、小さ
な締付力で大きな伝達トルクが得られることとなる。

（ト）、実施態様 次に実施廊様について説明すると、第１番目の実施態様
は、外輪■をそのまま回転体としたことであり、この場
合には外輪と回転体が別体となっている場合のこれら両
者間のスベリが生じないこととなり、一層トルク伝達効
果が向上する。

次に、第２番目の実施態様は、外輪■と内輪の結合部を
相互に円周方向にスベリの生じない圧入部としたことで
あり、この実施態様によれば。

内輪・外輪を別僧に加工できるから、加工が容易である
。

次に、第３番目の実施態様は、テーパ嵌合部に潤滑又は
減摩剤を介在させたことである。

この実施態様によれば、テーバ嵌合部のスベリ抵抗が少
なくなるから、中間リングの締付力が軽減できる。

ｆす、実施例 第１図に示す実施例のものけ、外輪■と内輪［＋［１を
一つの材料から加工製作するようにして一体化させたも
ので、中間リング０３１１　、■は共に内周・外周の両
面をテーパ面ω、（至）とし、他方、外輪の内周面を前
記一方のテーパ面１３３）と一致するテーパ面２＋１と
し、内輪ａＯ１の外周面を前記他方のテーパ面（財）と
一致するテーパ面ａＤとしたものである。

従って、第２図の如きリング状部材（５）の両＃＃に前
記テーパ面の、α１１を有するテーパ穴０［１を形成す
れは、この実施例の内輪ａｉ１．外Ｍ■が形成され且テ
ーパ穴■、廁を区画する区画壁（４）で両者が一体的に
中央部で結合されたものとなる。

尚、一方の中間リングＣ１ｌ＋と他方の中間リング■と
け多数（少なくとも数個）の締付ポル）　＋５１　、　
＋５１により軸線方向に締付けられるもので、一方の中
間リングＣ１１ｌには前記ボルトの数に一致する挿通孔
缶２缶が、外輪■と内輪朋とを一体的に結合する区画壁
（４１には同数の透孔＋４ｎ　、　Ｉｌｌが、他方の締
付リングωには同数のネジ孔Ｇ６１．Ｃ１［９が形成さ
れ、各締付ボルトは一方の挿通孔（至）から透孔１４１
１１に介して他方のネジ孔（支）に螺合される。

また、この実施例では、テーパ面（２）、（至）の間及
びテーパ面συ、（至）の間に二硫化モリブデン等の減
翫剤を塗布するとともに、外輪（５））及び内輪（１０
）の区画壁（４）より外側の範囲に軸線方向のスリッ）
　＋１２　。

■を設けてあり、締付ボ希日５１　、　＋５１の締付力
を軽減できるようにしである。このスリットはそれぞれ
に複数個設けてもよい。

次に、第３図に示す第２実施例のものは、外輪をそのま
ま回転体とし、且、軸継手の一種であるチェーンカフブ
リングの原！ｌ１ｌｌｆＩクスグＯケット（２ａ）又は
従＃側スグロクット（２ｂ）としたもので、これらスズ
ロケット相互を二重チェーン（６）で連結されたもので
ある。このものでは％原動軸（１ａ）及び従動輪（ｌｂ
）に既述した作用で各スゲロケットが固定され１両軸が
伝動状患に連結される。

以上において、内１！ｌＧ［Ｉ及び外輪■のスリットは
必らずしも必要ではなく、大きな固定力（伝動トルク）
が要求されないものでは、スリットなしのものが採用で
きる。

また、中間リング（至）、■の内・外周面のいずれか一
方のみがテーパ面となっていてもよく、このテーパ面か
対接する内輪の外周面又は外輪の内周面か同じテーパ面
となっていれば、既述したと同様に作用する。

次に、以上いずれの実施例も、テーパ穴■を加工するこ
とにより内輪・外輪を形成する形式であるが第４図のよ
うに、予め別体に構成した内輪αｌと外輪■とを圧入に
よってかみ合い状態に結合することも可能であり、この
場合にも内・外輪にすべりか生じない。要求される固定
力では、この圧入部にすべりが生じない程度の圧入度合
の場合には必らずしも両者をかみ合い状態とする必要が
ない。ただ、第５図の如く、圧入により外輪■の中央部
にふくらみが生じることがあるから、この部分に浅い凹
溝を周設するとよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の断面図、第２ン１はテー
パ穴を形成する場合の説明図、第３図は第２実施例の断
面図、第４図は内輪αＧと外輪□□□金別体に製作した
場合の結合部の断面図、第５図はその変形例の説明図、
第６図、第７図は従来例の説明図であり１図中 （１）・・・・・・軸　　　　［１１・・・・・・内輪
ａＤ・・・・・・テーパ面　（２）・・・・・・回転体
（２ａ）・・・・・・原動側スズロケット（２ｂ）・・
・・・・従鈎側スゲロケット圓・・・・・・テーパ面　
Ｃ１ｌ＋・・・・・・中間リング■・・・・・・締付リ
ング（至）・・・・・・テーパ面（至）・・・・・・テ
ーパ面 代理人　弁理士　　坂　上　好　博 第２図 １０・内輪 ７１　・　　子−ノく°曲 ０゛＼−〜」 第４図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］、外輪（２０）と内輪（１０）との間に一対の中
   間リング（３１）、（３２）を介在させるとともにこれ
   ら中間リング（３１）、（３２）を前記内輪又は外輪の
   両方又は一方にテーパ嵌合させたものおいて、外輪（２
   ０）と内輪（１０）の中央部を一体的に結合させた軸と
   回転体の締結装置。 ［２］、外輪（２０）をそのまま回転体とした特許請求
   の範囲第１項記載の軸と回転体の締結装置。 ［３］、外輪（２０）と内輪の結合部を相互に円周方向
   にスベリの生じない圧入部とした特許請求の範囲第１項
   又は第２項記載の軸と回転体の締結装置。 ［４］、テーパ嵌合部に潤滑又は減摩剤を介在させた特
   許請求の範囲第１項から第３項までに記載の軸と回転体
   の締結装置。