JPS61152668A - 新抗生物質YS−02931K−β物質およびその製造法 - Google Patents
新抗生物質YS−02931K−β物質およびその製造法Info
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- JPS61152668A JPS61152668A JP59278633A JP27863384A JPS61152668A JP S61152668 A JPS61152668 A JP S61152668A JP 59278633 A JP59278633 A JP 59278633A JP 27863384 A JP27863384 A JP 27863384A JP S61152668 A JPS61152668 A JP S61152668A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/78—Ring systems having three or more relevant rings
- C07D311/92—Naphthopyrans; Hydrogenated naphthopyrans
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
- C12N1/205—Bacterial isolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P17/00—Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
- C12P17/02—Oxygen as only ring hetero atoms
- C12P17/06—Oxygen as only ring hetero atoms containing a six-membered hetero ring, e.g. fluorescein
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/01—Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
- C12R2001/365—Nocardia
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、抗生物質YS−02931に一β物質および
発酵法によるこの物質の製造法に関する。
発酵法によるこの物質の製造法に関する。
YS−02931に一β物質は、皮膚糸状菌およびグラ
ム陽性細菌にすぐれた抗菌活性を有する化合物である。
ム陽性細菌にすぐれた抗菌活性を有する化合物である。
(発明の解決手段)
本発明に係るYS−02931に一β物質は、つぎの化
学構造式並びに理化学的性状によって特定される新規化
合物である。
学構造式並びに理化学的性状によって特定される新規化
合物である。
化学構造式:
%式%:
(1)紫外線吸収スペクトル:メタノール中での紫外線
吸収スペクトルを第1図に示す。
吸収スペクトルを第1図に示す。
(2)赤外線吸収スペクトル:臭化カリウム錠剤法によ
る赤外線吸収スペクトルを第2図に示す。
る赤外線吸収スペクトルを第2図に示す。
(3)核磁気共鳴スペクトル二重クロロホルム中での1
00MHzの核磁気共鳴スペクトルを第3図に示す。
00MHzの核磁気共鳴スペクトルを第3図に示す。
(4)分子量および分子式: 302. Cl6H14
0゜(5)外観:黄色粉末 (6)塩基性、中性、酸性の区別:酸性物質(7)比旋
光度=[α]¥E+26°〜27°(C=1. Me
OH)(8) 溶解性:メタノール、エタノール、ア
セトン、酢酸エチルおよびクロロ ホルムに可溶 (9)呈色反応:塩化第二鉄 陽性ニンヒドリン
陰性 ドラーゲンドルフ 陰性 αω 薄層クロマトグラフィーのRf値ニジリカゲル6
0F□4(メルク社製ンを使用 検出:UV254nm (従来の技術) YS−02931に一β物質に関連する化合物としては
、つぎの平面構造式で現わされるO8−3966−Aが
知られている(特公昭51−24595号公報)。
0゜(5)外観:黄色粉末 (6)塩基性、中性、酸性の区別:酸性物質(7)比旋
光度=[α]¥E+26°〜27°(C=1. Me
OH)(8) 溶解性:メタノール、エタノール、ア
セトン、酢酸エチルおよびクロロ ホルムに可溶 (9)呈色反応:塩化第二鉄 陽性ニンヒドリン
陰性 ドラーゲンドルフ 陰性 αω 薄層クロマトグラフィーのRf値ニジリカゲル6
0F□4(メルク社製ンを使用 検出:UV254nm (従来の技術) YS−02931に一β物質に関連する化合物としては
、つぎの平面構造式で現わされるO8−3966−Aが
知られている(特公昭51−24595号公報)。
O8−3966−A
同公報によれば、 O8−3966−Aは、ストレプ
トミセス属に属する微生物を好気的に培養した培地から
採取され、比旋光度[α堵−27.5°(C=1.0.
メタノール)を示す物質である。その後。
トミセス属に属する微生物を好気的に培養した培地から
採取され、比旋光度[α堵−27.5°(C=1.0.
メタノール)を示す物質である。その後。
上記公報の発明者等は、同一の平面構造式と比−14,
(1976)) す Nandomycin−A 従って2本発明の化合物は、 O8−3966−A及
びNanaomycin−Aとは、立体構造を異にする
新規化合物である。
(1976)) す Nandomycin−A 従って2本発明の化合物は、 O8−3966−A及
びNanaomycin−Aとは、立体構造を異にする
新規化合物である。
(化合物の作用及び効果)
YS−02931に一β物質は、ダラム陽性菌、酵母お
よび真菌に対し強い抗菌活性を示す。以下に、主な微生
物に対する抗菌活性を示す。
よび真菌に対し強い抗菌活性を示す。以下に、主な微生
物に対する抗菌活性を示す。
抗菌活性の測定法:
YS−02931に一β物質にメタノールを加え250
r /mlの溶液を作る。8mm径の抗菌活性測定用
の薄手のペーパーディスク(東洋製作新製)にこの液を
しみ込せ、余分な液を除いたのち。
r /mlの溶液を作る。8mm径の抗菌活性測定用
の薄手のペーパーディスク(東洋製作新製)にこの液を
しみ込せ、余分な液を除いたのち。
乾燥し各種検定菌にてペーパーディスク・アッセイを行
なった。細菌は37℃で16時間経過後また真菌は27
℃で48時間経過後の阻止円径(ITIrn )を測定
した。
なった。細菌は37℃で16時間経過後また真菌は27
℃で48時間経過後の阻止円径(ITIrn )を測定
した。
A:ミューラー・ヒントン寒天培地(栄研製)Bニハー
ド・インフユジ、ン寒天培地(栄研H)C:サブロー寒
天培地(栄研製) D:ポテト・デキストロース寒天培地(栄研製)本発明
によれば、YS−02931K−β物質は。
ド・インフユジ、ン寒天培地(栄研H)C:サブロー寒
天培地(栄研製) D:ポテト・デキストロース寒天培地(栄研製)本発明
によれば、YS−02931K−β物質は。
YS−02931に一β物質生産能を有するノカルディ
ア(Nocardia )属に属すを微生物を培養し、
培養液よp YS−02931K−β物質を採取するこ
とにより製造される。
ア(Nocardia )属に属すを微生物を培養し、
培養液よp YS−02931K−β物質を採取するこ
とにより製造される。
本発明の製造法で使用されるノカルディア属に属する微
生物、殊に後記実施例で使用されるノカルディア エス
ピーYS−02931に株(微工研菌寄第7962号)
は1本発明者等によって土壌より分離された新しい微生
物である。
生物、殊に後記実施例で使用されるノカルディア エス
ピーYS−02931に株(微工研菌寄第7962号)
は1本発明者等によって土壌より分離された新しい微生
物である。
以下にノカルディア エスピーYS−02931に株の
菌学的性質を示す。
菌学的性質を示す。
(I)形態
本菌は、各種有機及び無機寒天培地上で、真性気菌糸を
形成しない。生育の良好な培地において、基生菌糸は、
比較的長く、真直ぐに伸長し不規則に分枝するが時にジ
グザグな形状を示す場合がある。
形成しない。生育の良好な培地において、基生菌糸は、
比較的長く、真直ぐに伸長し不規則に分枝するが時にジ
グザグな形状を示す場合がある。
基生菌糸の先端には、しばしばこぶ状のふくらみが観察
されacropetal buddingによる菌糸の
伸長が見られる。胞子は、長だ円を呈し、0.8〜1.
2 X 2.0〜3.5 mmの大きさで2表面はほぼ
平滑であり、培養後期に、菌糸の一部が断裂し、桿菌状
を呈す。輪生糸や、菌核様構造、胞子のう。
されacropetal buddingによる菌糸の
伸長が見られる。胞子は、長だ円を呈し、0.8〜1.
2 X 2.0〜3.5 mmの大きさで2表面はほぼ
平滑であり、培養後期に、菌糸の一部が断裂し、桿菌状
を呈す。輪生糸や、菌核様構造、胞子のう。
および遊走性の胞子の存在は、確認されない。
又抗酸性染色は陰性である。
2、各種寒天培地上の性状
各種寒天培地上の性状は以下に示すとうりである。
特に記載しない限り、28℃で21日間培養し。
常法に従って観察したものである。色調の記載について
は1色の標漁(日本色彩研究所)によった。
は1色の標漁(日本色彩研究所)によった。
(2)G:生育及び集落表面の菌叢色 A−気菌糸の着
生及びその色相 R;裏面の色相 S;可溶性色素3、
生理的性質 (2)生育温度は各温度(5,10,15,20,25
,28,30,33,37,40,45゜50℃)で7
〜21日までの観察結果、ミルクに対する作用は37℃
で3〜21日までの観察結果、それ以外は特に指摘のな
い限り28℃で2週間後の観察結果を示す。
生及びその色相 R;裏面の色相 S;可溶性色素3、
生理的性質 (2)生育温度は各温度(5,10,15,20,25
,28,30,33,37,40,45゜50℃)で7
〜21日までの観察結果、ミルクに対する作用は37℃
で3〜21日までの観察結果、それ以外は特に指摘のな
い限り28℃で2週間後の観察結果を示す。
46 炭素源の資化性
(プリドハム・ゴドリープ寒天培地、28℃培養)5、
細胞壁組成の分析 LECHEVALLIERらの方法(LECHEVAL
IER,MP、 @tal :PP227−238 i
n DIETZ、 A et al ed、、 Aet
inomycete Taxonomy。
細胞壁組成の分析 LECHEVALLIERらの方法(LECHEVAL
IER,MP、 @tal :PP227−238 i
n DIETZ、 A et al ed、、 Aet
inomycete Taxonomy。
SIM 5pecial publication N
o、6.1980年)に従い1本菌株の細胞壁成分及び
、全菌体の酸加水分解物の分析を行った所、メンジアミ
ノピメリン酸およびガラクトースが検出された。しかし
■型の細胞壁タイプに特徴的なアラビノースはわずかに
検出されたのみであった。
o、6.1980年)に従い1本菌株の細胞壁成分及び
、全菌体の酸加水分解物の分析を行った所、メンジアミ
ノピメリン酸およびガラクトースが検出された。しかし
■型の細胞壁タイプに特徴的なアラビノースはわずかに
検出されたのみであった。
以上のことをまとめると、 YS−02931に株は
。
。
各種培地上で全く気菌糸を形成せず、基土菌糸は、はぼ
真直ぐであるが2時にジグザクな形状を呈し、その先端
は、こぶ状に膨れacropetalbuddingに
より伸長する像が認められる。胞子は長いだ円形を呈し
、菌糸先端部からやや離れた位置にbasipetal
に形成される。又培養後期に菌糸の断裂がみられるが顕
著ではない。細胞壁及び糖の分析から2本菌は細胞壁タ
イプ■に属する(アラビノースは少量しか検出されない
。)胞子のうや運動性のある胞子などは認められな〜ゝ
O 形態的性質及び細胞壁タイプなどから、既知菌種を検索
するとYS−02931に株に近縁な属としてノカルデ
ィア(Nocardia ) およびプソイドノカル
ディア(Pseudonocardia)属があげられ
る0YS−02931に株は、菌糸がAcropeta
l buddingにより伸長し、胞子は長だ円形であ
り、又時に基土菌糸がジグザグな形状を呈するなど、プ
ソイドノカルディアとの共通点がみられるが、プソイド
ノカルディア属の菌は1通常日色の気菌糸を粉状又は厚
く基生菌糸上に着生するのに対し、 ys−02931
K株では気菌糸の着生がみられない。
真直ぐであるが2時にジグザクな形状を呈し、その先端
は、こぶ状に膨れacropetalbuddingに
より伸長する像が認められる。胞子は長いだ円形を呈し
、菌糸先端部からやや離れた位置にbasipetal
に形成される。又培養後期に菌糸の断裂がみられるが顕
著ではない。細胞壁及び糖の分析から2本菌は細胞壁タ
イプ■に属する(アラビノースは少量しか検出されない
。)胞子のうや運動性のある胞子などは認められな〜ゝ
O 形態的性質及び細胞壁タイプなどから、既知菌種を検索
するとYS−02931に株に近縁な属としてノカルデ
ィア(Nocardia ) およびプソイドノカル
ディア(Pseudonocardia)属があげられ
る0YS−02931に株は、菌糸がAcropeta
l buddingにより伸長し、胞子は長だ円形であ
り、又時に基土菌糸がジグザグな形状を呈するなど、プ
ソイドノカルディアとの共通点がみられるが、プソイド
ノカルディア属の菌は1通常日色の気菌糸を粉状又は厚
く基生菌糸上に着生するのに対し、 ys−02931
K株では気菌糸の着生がみられない。
又プソイドノカルディア属の菌はデンプン分解能は陰性
、脱脂牛乳のペプトン化及び凝固作用も陰性であり、
YS−02931に株の性質と異なる。
、脱脂牛乳のペプトン化及び凝固作用も陰性であり、
YS−02931に株の性質と異なる。
これらのことを考慮すると、 YS−02931に株は
Bergey’s Manual of Determ
inative Bacteriology第8版(1
974)ノカルディアの形態的グループ■に属するよう
である。しかしこの菌はこの種のいかなる範喝にも、直
ちに入れることはできないのでノカルディア属の未同定
の種と考え、ノカルディアエスピ−YS−02931に
株と命名した。
Bergey’s Manual of Determ
inative Bacteriology第8版(1
974)ノカルディアの形態的グループ■に属するよう
である。しかしこの菌はこの種のいかなる範喝にも、直
ちに入れることはできないのでノカルディア属の未同定
の種と考え、ノカルディアエスピ−YS−02931に
株と命名した。
本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所に受託番号
微工研菌寄第7962号として寄託されている。
微工研菌寄第7962号として寄託されている。
なお、微生物は人工的に、また自然に変異を起しやすい
が9本発明のノカルディア エスピーYS−02931
K株は天然から分離された放線菌のほかにこれを紫外線
、X線、化学薬剤などで人工的に変異させたもの及びそ
れらの自然変異株についても、包含されるものである。
が9本発明のノカルディア エスピーYS−02931
K株は天然から分離された放線菌のほかにこれを紫外線
、X線、化学薬剤などで人工的に変異させたもの及びそ
れらの自然変異株についても、包含されるものである。
YS−02931K−β物質の生産はノカルディアエス
ピー YS−02931に株を培地に培養し。
ピー YS−02931に株を培地に培養し。
培養物より採取することにより行なわれる。培養方法は
一般微生物の培養方法に準じて行なわれるが1通常は液
体培地による深部培−養法が有利である。培養に用いら
れる培地としては、ノカルディア エスピー YS−0
2931に株が利用する栄養源を含有する培地であれば
よい。
一般微生物の培養方法に準じて行なわれるが1通常は液
体培地による深部培−養法が有利である。培養に用いら
れる培地としては、ノカルディア エスピー YS−0
2931に株が利用する栄養源を含有する培地であれば
よい。
すなわち2合成培地、半合成培地あるいは天然培地が用
いられ、培地の組成は例えば炭素源としてはグルコース
、アラビノース、7ラクトース、デンプン、植物油等が
、窒素源としては肉エキス、ペプトン、グルテンミール
、綿実粕。
いられ、培地の組成は例えば炭素源としてはグルコース
、アラビノース、7ラクトース、デンプン、植物油等が
、窒素源としては肉エキス、ペプトン、グルテンミール
、綿実粕。
大豆粉、落花生粉、魚粉、コーンスチープリカ−1乾燥
酵母、酵母エキス、硫酸アンモニウム。
酵母、酵母エキス、硫酸アンモニウム。
硝酸アンモニウム、尿素その他の有機、無機の窒素源が
用いられる。また、金属塩としてNa。
用いられる。また、金属塩としてNa。
K、 Mg、 Ca、 Zn、 Feなどの硫酸塩、硝
酸塩、塩化物、炭酸塩、燐酸塩などが必要に応じて添加
される。
酸塩、塩化物、炭酸塩、燐酸塩などが必要に応じて添加
される。
また、必要に応じてメチオニン、システィン。
シスチン、チオ硫酸塩、オレイン酸メチル、ラード油、
シリコン油、界面活性剤などの抗生物質生成促進物質又
は消泡剤を添加することもできる。
シリコン油、界面活性剤などの抗生物質生成促進物質又
は消泡剤を添加することもできる。
培養条件としては好気的条件下に培養するのが一般的に
有利で、培養温度は約18〜35℃の範囲が望ましく、
好ましく約30°C附近で行なわれる。培地のpHは約
5〜10.好ましくは約5〜7の範囲に保存すると好結
果が得られる。
有利で、培養温度は約18〜35℃の範囲が望ましく、
好ましく約30°C附近で行なわれる。培地のpHは約
5〜10.好ましくは約5〜7の範囲に保存すると好結
果が得られる。
培養期間は培地の組成、温度条件に応じて適宜設定され
る。
る。
培養物より目的とするYS−02931K−β物質を単
離採取するには通常の微生物の培養物より抗生物質を単
離する方法が適用される。目的物は主に培養液中に含有
されるので、遠心分離又は濾過により菌体を除去した後
、濾過液から有効物質の抽出を行なう。すなわち、適当
な溶剤に対する溶解性及び溶解度の差、溶液からの析出
性及び析出速度の差2種々の吸着剤に対する吸着親和性
の差、2種の液相間における分配の差などを利用する一
般の抗生物質の製造に用いられる手段によって9分離、
採取、精製される。
離採取するには通常の微生物の培養物より抗生物質を単
離する方法が適用される。目的物は主に培養液中に含有
されるので、遠心分離又は濾過により菌体を除去した後
、濾過液から有効物質の抽出を行なう。すなわち、適当
な溶剤に対する溶解性及び溶解度の差、溶液からの析出
性及び析出速度の差2種々の吸着剤に対する吸着親和性
の差、2種の液相間における分配の差などを利用する一
般の抗生物質の製造に用いられる手段によって9分離、
採取、精製される。
これらの方法は必要に応じて単独に用いられ。
あるいは任意の順序に組合せ、また反覆し適用できる。
以上2本発明の詳細な説明したが、以下に実施例により
さらに説明する。
さらに説明する。
(実施例)
ポテト・スターチ3.0%、大豆粉1.5%、コーン・
ステイープ・リカー0.5%、酵母エキス0.2%、硫
酸マグネシウム・7水塩0.05%、塩化ナトリウム0
.3%、塩化コバルト・6水塩0.002%を含む培地
(pH7,1)を作製し、これを50 Ornt三角フ
ラスコに各60mtずつ分注し、120℃で20分間滅
菌したものにベネノト寒天培地上に生育させたノカルデ
ィアエスピーYS−02931K株の菌糸をかき取って
接種し、27℃で72時間振盪培養を行ない種培養液と
する。つぎに上記の培地にアデカノール(旭電化製)0
.03%を加えた培地25tを含む30を容のステンレ
ス製醗酵槽2基に種培養液を3.0%の割合で植菌した
。
ステイープ・リカー0.5%、酵母エキス0.2%、硫
酸マグネシウム・7水塩0.05%、塩化ナトリウム0
.3%、塩化コバルト・6水塩0.002%を含む培地
(pH7,1)を作製し、これを50 Ornt三角フ
ラスコに各60mtずつ分注し、120℃で20分間滅
菌したものにベネノト寒天培地上に生育させたノカルデ
ィアエスピーYS−02931K株の菌糸をかき取って
接種し、27℃で72時間振盪培養を行ない種培養液と
する。つぎに上記の培地にアデカノール(旭電化製)0
.03%を加えた培地25tを含む30を容のステンレ
ス製醗酵槽2基に種培養液を3.0%の割合で植菌した
。
通気量20t/分、攪拌95〜150回転/分、温度2
8.O〜28.5℃で72時間培養を続けるとバチルス
・サブチリスATCC6633株に対する抗菌活性は最
大となる。このようにして得られた培養液にラジオライ
) $600 (昭和化学工業製)を加えて攪拌の後、
濾過するとF液201が得られる。
8.O〜28.5℃で72時間培養を続けるとバチルス
・サブチリスATCC6633株に対する抗菌活性は最
大となる。このようにして得られた培養液にラジオライ
) $600 (昭和化学工業製)を加えて攪拌の後、
濾過するとF液201が得られる。
このP液に0.1規定の塩酸を加えてpH3に調整した
後、 20Lの酢酸エチルを加えてよく攪拌する。酢酸
エチル層を分離した後、これに1%重曹水を36加えよ
(攪拌する。1%重曹水層を分離した後、これに0.1
規定の塩酸を加えpH3に調整した後、3を酢酸エチル
を加えよく攪拌する。酢酸エチル層を分離して、これに
無水硫酸す) IJウムを加えて脱水する。つぎに無水
硫酸ナトリウムをr別して酢酸エチル層を減圧濃縮する
と橙色オイル状物質が約1g得られる。
後、 20Lの酢酸エチルを加えてよく攪拌する。酢酸
エチル層を分離した後、これに1%重曹水を36加えよ
(攪拌する。1%重曹水層を分離した後、これに0.1
規定の塩酸を加えpH3に調整した後、3を酢酸エチル
を加えよく攪拌する。酢酸エチル層を分離して、これに
無水硫酸す) IJウムを加えて脱水する。つぎに無水
硫酸ナトリウムをr別して酢酸エチル層を減圧濃縮する
と橙色オイル状物質が約1g得られる。
これヲ少量のクロロホルムに溶解し、ワコー・ゲルC−
200(和光紬薬製)50gをクロロホルムにて充てん
したカラムに乗せ、クロロホルム:メツノール(100
:1)を展開溶剤とするカラム・クロマトグラフィーを
行ないバチルス・サブチルスATCC6633株に抗菌
活性を示す画分な集めて減圧濃縮すると黄色オイル状物
が70■得られる。これに少量のメタノールを加え溶解
させた後、メルク社製シリカゲル60F254薄層プレ
ートに帯状に塗布して、クロロホルム:メタノール(7
:1)を展開溶剤とする薄層クロマトグラフィーを行な
いRf値0.34を示し、バチルス・サブチリスATC
C6633株に抗菌活性を示す部分をかき取り、かき取
ったシリカゲル粉末をカラムにつめ、クロロホルム:メ
タノール(7:1)で抗菌物質を溶離させた後、減圧濃
縮すると黄色粉末として純粋な新抗生物質ys −02
931K−β物質が4(Qg得られた。
200(和光紬薬製)50gをクロロホルムにて充てん
したカラムに乗せ、クロロホルム:メツノール(100
:1)を展開溶剤とするカラム・クロマトグラフィーを
行ないバチルス・サブチルスATCC6633株に抗菌
活性を示す画分な集めて減圧濃縮すると黄色オイル状物
が70■得られる。これに少量のメタノールを加え溶解
させた後、メルク社製シリカゲル60F254薄層プレ
ートに帯状に塗布して、クロロホルム:メタノール(7
:1)を展開溶剤とする薄層クロマトグラフィーを行な
いRf値0.34を示し、バチルス・サブチリスATC
C6633株に抗菌活性を示す部分をかき取り、かき取
ったシリカゲル粉末をカラムにつめ、クロロホルム:メ
タノール(7:1)で抗菌物質を溶離させた後、減圧濃
縮すると黄色粉末として純粋な新抗生物質ys −02
931K−β物質が4(Qg得られた。
第1図は、 YS−02931K−β物質の紫外線吸収
スペクトルを示す。 第2図は、 赤外線吸収スペク
トル 〃第3図は、 核磁気共
鳴スペクトル 〃長井省:
スペクトルを示す。 第2図は、 赤外線吸収スペク
トル 〃第3図は、 核磁気共
鳴スペクトル 〃長井省:
Claims (2)
- (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるYS−02931K−β物質
- (2)YS−02931K−β物質生産能を有するノカ
ルジア属に属する菌株を培養し、培養液より YS−02931K−β物質を株取することを特徴とす
るYS−02931K−β物質の製造法(3)ノカルデ
ィア属に属する菌株がノカルディアエスピーYS−02
931K株(微工研菌寄第7962号)である特許請求
の範囲第2項記載の製造法
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59278633A JPS61152668A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 新抗生物質YS−02931K−β物質およびその製造法 |
EP85309514A EP0186520A3 (en) | 1984-12-27 | 1985-12-24 | Nocardia microorganisms and antibiotic product thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59278633A JPS61152668A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 新抗生物質YS−02931K−β物質およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152668A true JPS61152668A (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=17599990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59278633A Pending JPS61152668A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 新抗生物質YS−02931K−β物質およびその製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0186520A3 (ja) |
JP (1) | JPS61152668A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2510868C3 (de) * | 1975-03-13 | 1980-02-14 | The Kitasato Institute, Tokio | Nanaomycin A und Verfahren zur Herstellung der Antibiorica Nanaomycin A und Nanaomycin B |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP59278633A patent/JPS61152668A/ja active Pending
-
1985
- 1985-12-24 EP EP85309514A patent/EP0186520A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0186520A2 (en) | 1986-07-02 |
EP0186520A3 (en) | 1988-06-01 |
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