JPS6115228Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115228Y2 JPS6115228Y2 JP9164280U JP9164280U JPS6115228Y2 JP S6115228 Y2 JPS6115228 Y2 JP S6115228Y2 JP 9164280 U JP9164280 U JP 9164280U JP 9164280 U JP9164280 U JP 9164280U JP S6115228 Y2 JPS6115228 Y2 JP S6115228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- vehicle
- valve
- back pressure
- exhaust brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は排気ブレーキ装置の改良に関する。
従来の車両に装着される排気ブレーキ装置は排
気路の途中に排気絞り弁を設け、その排気絞り弁
を閉じて制動を行わせるようになつているが、こ
のような排気絞り弁では、機関回転数が高い場合
に作用させると、背圧が異常上昇し、排気弁がお
どり、バルブ系の破損をひき起すおそれがあるた
め、弁体に排気ガス逃し孔を設けるのが一般的で
あつた。
気路の途中に排気絞り弁を設け、その排気絞り弁
を閉じて制動を行わせるようになつているが、こ
のような排気絞り弁では、機関回転数が高い場合
に作用させると、背圧が異常上昇し、排気弁がお
どり、バルブ系の破損をひき起すおそれがあるた
め、弁体に排気ガス逃し孔を設けるのが一般的で
あつた。
しかしながら、これでは、低速時には背圧が十
分に高まらず、そのため必要なブレーキ力が得ら
れないという不具合があつた。
分に高まらず、そのため必要なブレーキ力が得ら
れないという不具合があつた。
また、従来の排気ブレーキ装置では車両の積載
状況、車速、機関の回転数、路面状況等が考慮さ
れていなかつたので、車両の各運行状況下におい
て適正なブレーキ力が得られなかつた。
状況、車速、機関の回転数、路面状況等が考慮さ
れていなかつたので、車両の各運行状況下におい
て適正なブレーキ力が得られなかつた。
なお、実開昭55−60430号公報には排気通路の
開閉弁をバイパスするバイパス路に所定背圧で開
弁する背圧調整弁を設けた車両用排気ブレーキが
記載されているが、背圧調整弁のバネ荷重を車両
の各運行状況下において適正なブレーキ力を得る
ように調整させる手段を備えていないので、上記
のような欠点を有している。
開閉弁をバイパスするバイパス路に所定背圧で開
弁する背圧調整弁を設けた車両用排気ブレーキが
記載されているが、背圧調整弁のバネ荷重を車両
の各運行状況下において適正なブレーキ力を得る
ように調整させる手段を備えていないので、上記
のような欠点を有している。
更に、実開昭55−73535号公報にはエンジンの
回転速度に応じて排気ブレーキの排圧を制御させ
る排気ブレーキ装置が記載されているが、機関回
転速度以外の諸因子をも検出し、それらの状況に
応じてリニアに前記排圧を制御することがないの
で、より適正なブレーキ力が得られないという欠
点があつた。
回転速度に応じて排気ブレーキの排圧を制御させ
る排気ブレーキ装置が記載されているが、機関回
転速度以外の諸因子をも検出し、それらの状況に
応じてリニアに前記排圧を制御することがないの
で、より適正なブレーキ力が得られないという欠
点があつた。
本考案は上述のような従来装置の不具合や欠点
を解決するために案出したもので、車両の積載状
況、車速、機関回転数、路面状況等の諸因子を検
出し、その状況に応じて前記排気ブレーキ装置よ
る背圧をリニアに制御せしめ、車両の各運行状況
下において適正なブレーキ力を得ることのできる
理想的な排気ブレーキ装置を提供せんとするもの
であり、その要旨は排気閉じ弁のバイパス路中に
作動ピストンの摺動によりバネ荷重が調整される
背圧調整弁を設け、前記作動ピストンをコントロ
ーラの出力に応じて摺動せしめるアクチユエータ
とカムを設けてなる排気ブレーキ装置にある。以
下、その１実施例を図について説明する。
を解決するために案出したもので、車両の積載状
況、車速、機関回転数、路面状況等の諸因子を検
出し、その状況に応じて前記排気ブレーキ装置よ
る背圧をリニアに制御せしめ、車両の各運行状況
下において適正なブレーキ力を得ることのできる
理想的な排気ブレーキ装置を提供せんとするもの
であり、その要旨は排気閉じ弁のバイパス路中に
作動ピストンの摺動によりバネ荷重が調整される
背圧調整弁を設け、前記作動ピストンをコントロ
ーラの出力に応じて摺動せしめるアクチユエータ
とカムを設けてなる排気ブレーキ装置にある。以
下、その１実施例を図について説明する。
１は機関の排気マニホールド２に接続された排
気管で、その途中に排気閉じ弁３が軸３１をもつ
て開閉自在に設けられている。
気管で、その途中に排気閉じ弁３が軸３１をもつ
て開閉自在に設けられている。
４は閉じ弁３を開閉するアクチユエータで、排
気ブレーキスイツチ５の閉じた時に通電する排気
ブレーキ回路６に接続されている。
気ブレーキスイツチ５の閉じた時に通電する排気
ブレーキ回路６に接続されている。
ここで、７は電源、８はアクセルペダルの踏込
時のみ開くアクセルスイツチ、９はクラツチペダ
ルの踏込時のみ開くクラツチスイツチである。１
０は排気閉じ弁３の前後を連結するバイパス路
で、その途中に背圧調整弁１１が設けられてい
る。
時のみ開くアクセルスイツチ、９はクラツチペダ
ルの踏込時のみ開くクラツチスイツチである。１
０は排気閉じ弁３の前後を連結するバイパス路
で、その途中に背圧調整弁１１が設けられてい
る。
背圧調整弁１１はその本体１２内において排気
管１の背圧発生部１ａに向けて形成された弁座１
３上に弁体１４をバネ１５により付勢して着座す
るように成つている。
管１の背圧発生部１ａに向けて形成された弁座１
３上に弁体１４をバネ１５により付勢して着座す
るように成つている。
上記バネ１５は弁体１４と本体１２内に摺動自
在に設けられた作動ピストン１６との間に介在さ
れていて、作動ピストン１６の移動量に応じてそ
のバネ荷重（セツトフオース）が調整されるよう
に成つている。
在に設けられた作動ピストン１６との間に介在さ
れていて、作動ピストン１６の移動量に応じてそ
のバネ荷重（セツトフオース）が調整されるよう
に成つている。
作動ピストン１６の後端は本体１２より外方に
突出して作動端子１６ａを形成している。なお、
１７は本体１２の上面のカバーで、作動端子１６
ａのストツパーとしての機能をもつている。
突出して作動端子１６ａを形成している。なお、
１７は本体１２の上面のカバーで、作動端子１６
ａのストツパーとしての機能をもつている。
一方、２０は車両の積載状況Ｌ、車速Ｓ、機関
回転数Ｒ及び路面状況Ｆ等の諸因子を電気信号と
して導入するコントローラで、演算部２１及び駆
動部２２等から構成されていてこのコントローラ
の出力によつてアクチユエータ３０が作動するよ
うになつている。
回転数Ｒ及び路面状況Ｆ等の諸因子を電気信号と
して導入するコントローラで、演算部２１及び駆
動部２２等から構成されていてこのコントローラ
の出力によつてアクチユエータ３０が作動するよ
うになつている。
アクチユエータ３０の作動ロツド３１の先端に
はレバー３２の一端が取付けられていて、そのレ
バー３２の他端はカム３３の取付軸３４に固着さ
れている。
はレバー３２の一端が取付けられていて、そのレ
バー３２の他端はカム３３の取付軸３４に固着さ
れている。
上述のような構成を有する排気ブレーキ装置を
装着した車両において、その排気ブレーキスイツ
チ５を閉じれば、電源７よりの電流がコントロー
ラ２０に流れる。コントローラ２０ではその時の
車両の積載状況Ｌ、車速Ｓ、機関回転数Ｒ及び路
面状況Ｆ等の諸因子が予め電気信号として与えら
れているので、それらの状況に応じて駆動部２２
の出力が制御されてアクチユエータ３０に送られ
る。
装着した車両において、その排気ブレーキスイツ
チ５を閉じれば、電源７よりの電流がコントロー
ラ２０に流れる。コントローラ２０ではその時の
車両の積載状況Ｌ、車速Ｓ、機関回転数Ｒ及び路
面状況Ｆ等の諸因子が予め電気信号として与えら
れているので、それらの状況に応じて駆動部２２
の出力が制御されてアクチユエータ３０に送られ
る。
従つて、アクチユエータ３０はコントローラ２
０よりの出力に応じて作動して作動ロツド３１、
レバー３２を介してカム３３を図で反時計方向に
回動させる。カム３３の回動に応じて調整弁１１
の作動ピストン１６が下方へ押圧され、バネ１５
のバネ荷重（セツトフオース）が調整され、それ
によつて弁体１４の開弁圧が規定値にセツトされ
る。
０よりの出力に応じて作動して作動ロツド３１、
レバー３２を介してカム３３を図で反時計方向に
回動させる。カム３３の回動に応じて調整弁１１
の作動ピストン１６が下方へ押圧され、バネ１５
のバネ荷重（セツトフオース）が調整され、それ
によつて弁体１４の開弁圧が規定値にセツトされ
る。
よつて、排気管１内には車両の各運行状況に応
じて適正な背圧が得られるものである。
じて適正な背圧が得られるものである。
以上のように、本考案による排気ブレーキ装置
は排気閉じ弁のバイパス路中に作動ピストンの摺
動によりバネ荷重が調整される背圧調整弁を設
け、前記作動ピストンをコントローラの出力に応
じて摺動せしめるアクチユエータとカムを設けて
なるので、車両の積載状況、車速、機関回転数、
路面状況等の諸因子を検出して、それらの状況に
応じて排気管内の発生背圧をリニアに制御し得る
から、車両の各運行状況下において適正なブレー
キ力を得ることができる。
は排気閉じ弁のバイパス路中に作動ピストンの摺
動によりバネ荷重が調整される背圧調整弁を設
け、前記作動ピストンをコントローラの出力に応
じて摺動せしめるアクチユエータとカムを設けて
なるので、車両の積載状況、車速、機関回転数、
路面状況等の諸因子を検出して、それらの状況に
応じて排気管内の発生背圧をリニアに制御し得る
から、車両の各運行状況下において適正なブレー
キ力を得ることができる。
従つて、機関回転数が高い状況において、排気
ブレーキを作動させても、背圧の異常上昇やそれ
に伴う排気弁のおどり、バルブ系の破損等を防止
でき、信頼性、耐久性のある排気ブレーキ装置を
提供できる効果がある。
ブレーキを作動させても、背圧の異常上昇やそれ
に伴う排気弁のおどり、バルブ系の破損等を防止
でき、信頼性、耐久性のある排気ブレーキ装置を
提供できる効果がある。
なお、上記本考案の実施例では背圧制御用諸因
子として車両の積載状況、車速、機関回転数、路
面状況等を検出するように構成したが、必ずしも
これらの因子に限定されるものではなく、必要に
応じてブレーキ負荷等の他の因子を付加すること
ができるものである。
子として車両の積載状況、車速、機関回転数、路
面状況等を検出するように構成したが、必ずしも
これらの因子に限定されるものではなく、必要に
応じてブレーキ負荷等の他の因子を付加すること
ができるものである。
図は本考案の１実施例を示す一部断面構成図で
ある。 １：排気管、３：排気閉じ弁、５：排気ブレー
キスイツチ、１０：バイパス路、１１：背圧調整
弁、１５：バネ、１６：作動ピストン、２０：コ
ントローラ、３０：アクチユエータ、３２：レバ
ー、３３：カム。
ある。 １：排気管、３：排気閉じ弁、５：排気ブレー
キスイツチ、１０：バイパス路、１１：背圧調整
弁、１５：バネ、１６：作動ピストン、２０：コ
ントローラ、３０：アクチユエータ、３２：レバ
ー、３３：カム。
Claims (1)
- 排気閉じ弁のバイパス路中に作動ピストンの摺
動によりバネ荷重が調整される背圧調整弁を設
け、前記作動ピストンをコントローラの出力に応
じて摺動せしめるアクチユエータとカムを設けて
なる排気ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9164280U JPS6115228Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9164280U JPS6115228Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5715936U JPS5715936U (ja) | 1982-01-27 |
| JPS6115228Y2 true JPS6115228Y2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=29453614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9164280U Expired JPS6115228Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115228Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61162691A (ja) * | 1984-12-31 | 1986-07-23 | 立山アルミニウム工業株式会社 | 複合窓サツシ |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP9164280U patent/JPS6115228Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5715936U (ja) | 1982-01-27 |
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