JPS6115117A

JPS6115117A - Ｔｖ内視鏡

Info

Publication number: JPS6115117A
Application number: JP59136889A
Authority: JP
Inventors: Choei Takahashi; 高橋　長栄; Junji Usami; 宇佐美　準二
Original assignee: Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 1984-07-02
Filing date: 1984-07-02
Publication date: 1986-01-23
Also published as: JPH0513284B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「技術分野」本発明は、内視鏡に関し、特に観察像のＴＶ撮影を軽量
小形の装置で行なうことができるようにしたＴＶ内視鏡
に関する。

［従来技術およびその問題点Ｊ従来内視鏡の観察像のＴＶ撮影は、接眼装置に、ＴＶカ
メラを取り付けて行なっている。しかし丁Ｖカメラは、
重く、大型であるため、ＴＶ撮影時の操作性が非常に悪
い、また接眼装置のＴＶ右カメラ続部は、ＴＶカメラの
重量に耐える強度的に十分なものとする必要があり、さ
らに内視鏡操作部の強度もＴＶカメラの接続を前提とし
て設計しなければならない。このためＴＶカメラを接続
しない場合には、操作部および接眼装置全体が、過剰強
度となり、大きさ、重量の両面において、不利であった
。

他方、ＴＶ撮影の光学系を見ると、接眼装置にＴＶカメ
ラを接続する従来装置は、接眼装置によって結像されて
いる体腔内の観察像を、再びＴＶカメラの撮影レンズで
撮影しているわけで、光学的にこのような複数のレンズ
系を経てＴＶ撮影しなければならない理由はない。

「発明の目的」本発明は、このような従来装置の問題点を解決し、軽量
小形の装置でＴＶ撮影ができる内視鏡を得ることを目的
とする。

「発明の概要」本発明は、内視鏡のＴＶ撮影の際、従来のように接眼装
置で結像される像を再びＴＶカメラの撮影レンズで撮影
することは光学的に無駄であり、この無駄が結局ＴＶ撮
影時の操作性の悪さ、内視鏡操作部や接眼装置の大型化
の原因であるという認識に基づいてなされたもので、内
視鏡の操作部に、接眼ユニットと、ＴＶ撮影ユニットと
を択一して着脱する着脱部を設け、接眼ユニットには、
操作部側の結像レンズ系によって結像された像を観察す
る接眼レンズ系を支持し、ＴＶ撮影ユニットには、結像
レンズ系で結像された像を電気信号に変換する固体撮像
装置を設けた点を要旨とするものである。

「発明の実施例」以下図示実施例について本発明を説明する。第１図は本
発明の概念図である。内視鏡の体内挿入部１１内には、
光学１８８束からなるイメージガイド１２とライトガイ
ド１３が挿入されており、ライトガイド１３は、体内挿
入部１１からライトガイドケーブル１５内に延長されて
いる。ライトガイドケーブル１５先端のコネクタ１６は
、図示しない光源装置に接続される。

イメージカイト１２の先端入射面は、体内挿入部１１先
端の対物レンズ１７に臨み、後端射出面は、操作部１４
内に設けた結像レンズ系１８に臨んでいる。１９は、イ
メージガイド１２の後端射出面と結像レンズ系１８の間
に配設したモアレ防止フィルタである。

本発明は、この結像レンズ系１８によって結像されるイ
メージガイド１２の後端射出面の像の、接眼ユニッ）２
０による観察と、ＴＶ撮影ユニッ）３０による撮影の両
者を可能としたもので、操作部１４には、接眼ユニット
２０およびＴＶ撮影ユニット３０の着脱マウント２１が
形成されており、他方、接眼ユニット２０およびＴＶ撮
影ユニッ）３０には、それぞれこの着脱マウン）２１に
着脱される着脱マウント？？および３１が設けられてい
る。

結像レンズ系１８の焦点面をＦとすると、接眼ユニ、、
、　）　２０に支持した接眼レンズ系２３は、この焦点
面Ｆに結像されたイメージガイド１２の後端射出面の像
を観察するものである。これに対しＴＶ撮影ユニット３
０には、その着脱マウント３１を操作部１４の着脱マウ
ント２１に接続したとき、この焦点面Ｆに撮像面が一致
するようにした固体撮像素子３２を有する固体撮像装！
１３３が設けられている。固体撮像装置３３で得られる
画像信号は、リード線３４、着脱マウント３１と着脱マ
ウン）２１にそれぞれ設けた電気接点３５と２４、リー
ト線２５、このリード線２５を通したテレビケーブル可
撓管２６、およびこのテレビケーブル可撓管２６先端に
設けたコネクタ２７を介してカメラコントロールユニッ
ト２８に入力される。カメラコントロールユニット２８
に入力された画像信号は、適当な信号処理を施されて、
モニタテレビ２９に写し出される。電気接点３５と２４
は、着脱マウント３１と２１の接続時に電気的に接続さ
れるものである。また図では一本で代表させているが、
リード線３４、電気接点３５、電気接点２４．リー１゛
′線２５は、画像信号を送るに必要な複数本が設けられ
ている。

第２図ないし第５図は、本発明をより具体的にした実施
例を示す、操作部１４後端には、結像レンズ系１８の支
持プレート４０が固定され、この支持プレー）４０の外
側にさらに、マウント環４１が固定されている。マウン
ト環４１は、その内周フランジ面４２に、第４図に示す
ような複数の切欠４３を形成している。支持プレー）４
０には、その中央部に結像レンズ系１８を支持したレン
ズ筒４４が固定されており、またその周面には、固定ね
じ４５によって絶縁材料からなる環状端子板４６が固定
されている。環状端子板４６には、同一円周上に複数の
雌端子からなる電気接点２４が設けられている。レンズ
筒４４には、半径方向の位置決めビン４７が螺合固定さ
れている。

これに対しマウント環４１に着脱される接眼ユニッ）２
０とＴＶ撮影ユニット３０のうち、まず接眼ユニッ）２
０は、その筒状のケーシング５０の前端に、上記マウン
ト環４１と対応するマウント部５１が設けられている。

このマウント部５１は、第５図に示すように、マウント
環４１の切欠４３に対応する径方向の凸部５２と、内周
フランジ面４２に対応する溝５３とを有しており、その
凸部５２をマウント環４１の切欠４３に挿入した後、マ
ウント部５１、つまり接眼ユニット２０全体をマウント
環４１に対して相対回動させると、溝５３に内周フラン
ジ面４２が嵌まり、接眼ユニット２０が操作部１４に固
定される。そして接眼ユニット２０に支持されている接
眼レンズ系２３は、結像レンズ系１８によって焦点面Ｆ
に結像されるイメージガイ１１２％端射出面の像を明瞭
に観察できるようにその位置が定められている。

またこの接眼レンズ系２３は、図示を省略した視度調整
機構によって、光軸方向に移動調節可能である。

接眼ユニット２０は、以上のように操作部１４に対して
相対回動させることで着脱されるが、ＴＶ撮影ユニット
３０は全体を相対回動させることなく、操作部１４に着
脱される。ＴＶ撮影ユニット３０の有底筒状のケーシン
グ５５には、その前部に回動マウント５６が回動可能に
支持されている。５７はこの回動マウント５６の回動操
作ノブである。この回動マウント５６には、接眼ユニッ
ト２０のケーシング５０の前端部と同様の凸部５８と溝
５９が形成されており、この凸部５８をマウント環４１
の切欠４３に合わせて挿入し、その後回動マウント５６
を回動させると、溝５９内に内周フランジ面４２が嵌ま
って、ＴＶ撮影ユニッ）３０が操作部１４に固定される
。

ケーシング５５内には、これをマウント環４１に固定し
たとき、」二記焦点面Ｆに撮像面を一致させるＬ記固体
撮像素子３２と、この固体撮像素子３２からの画像信号
を増幅する増幅器６０を有する固体撮像装置３３が固定
され、この固体撮像装；δ３３の前端部には、保護フィ
ルタ６１と、遮光筒６２とが設けられている。この遮光
筒６２は、レンズ筒４４の位置決めビン４７に嵌まる光
軸方向の位置決め溝６３を有している。またケーシング
５５の前端部には、絶縁材料からなる環状端子板６５が
固定ねじ６４によって固定されており、この環状端子板
６５に操作部１４側の電気接点２４と対応する、雄端子
からなる電気接点３５が固定されている。そしてこの電
気接点３５と、固体撮像装置３３の増幅器６０の間が、
リート線３４によって接続されている。

したがって上記構成のＴＶ撮影ユニクト３０は、電気接
点２４と３５の位置、および遮光筒６２の位置決め溝６
５とレンズ筒４４の位置決めビン４７の位置を合致させ
た状態で、回動マウント５６の凸部５８をマウント環４
１の切欠４３に合わせて挿入し、その後回動マウント５
６を回動させると、溝５９内に内周フランジ面４２が嵌
まって、ＴＶ撮影ユニー２ト３０が操作部１４に固定さ
れ、かつ電気接点２４と３５が電気的に接続される。こ
の状態で、固体撮像素子３２を駆動すると、結像レンズ
系１８によって焦点面Ｆ、つまり固体撮像素子の撮像面
に結像されるイメージガイド１２の後端射出面の像が、
固体撮像素ｆ−３２によって画像信号に変えられ、これ
が増幅器６０で増幅された後、前述の電気経路でテレビ
コントロールユニット２８に入り、モニタテレビ２９で
ＴＶ両画像して観察される。

以上の実施例では、テレビケーブル可撓管２６を操作部
１４偏に設けており、このためライトガイドケーブル１
５とともに、内視鏡から延長される可撓体を操作部１４
に纏めることができるという利点がある。しかしＴＶ撮
影ユニット３０偏にテレビケーブル可撓管２６を設けて
もＴＶ撮影ユニットを小形化できるという利点は失われ
ない。

また以上の実施例では、電気接点２４と３５を結像レン
ズ系１８の光軸を中心とする環状に配設したが、実施例
のように、ＴＶ撮影ユニット３０を操作部１４に対して
相対回動させることなく接続するタイプとすれば、これ
らは結像レンズ系１８の周囲に任意の配列形態で配置す
ることができる９例えば桝目状に配置してもよい。

「発明の効果」以上のように本発明は、内視鏡操作部に接眼ユニットと
ＴＶ撮影ユニットを択一して装着できるようにし、操作
部側には、イメージガイドの後端射出面の像を結像させ
る結像レンズ系を設け、接眼ユニットには接眼レンズ系
を、ＴＶ撮影ユニットには結像レンズ系の像を電気信号
に変換する固体撮像装置を設けだから、接眼装置にＴＶ
カメラを接続してＴＶ撮影を行なっていた従来装置に比
して、遥かに軽量小形のＴＶ撮影内視鏡が得られる。し
たがって操作性を向上させることができ、また内視鏡の
操作部および接眼装置に必要な強度を、ＴＶカメラの接
続を考慮せずに設定することができるので、内視鏡自体
の軽量小形化も図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＴＶ内視鏡の実施例を丞す概念的接続
図、第２図は本発明のＴＶ内視鏡の操作部に接眼ユニッ
トを接続した状態を示す断面図、第３図は同ＴＶ撮影ユ
ニー、トを接続した状態の断面図、第４図はマウント環
の正面図、第５図は第４図のマウント環に着脱されるマ
ウント部の正面図である。１１・・・体内挿入部、１２・・・イメージガイド、１
４・・・操作部、１８・・・結像レンズ系、２０・・・
接眼ユニット、２１・・・着脱マウント、２３・・・接
眼レンズ系、２４．３５・・・電気接点、２５．３４・
・・リード線、２６・・・テレピケ−・プル可撓管、２
８・・・カメラコントロールユニット、２９・・・モニ
タテレビ、３０・・・ＴＶ撮影ユニット、３１・・・着
脱マウント、３２・・・固体撮像素子、３３・・・固体
撮像装置、４０・・・支持プレート、４１・・・マウン
ト環、４２・・・内周フランジ面、４３・・・切欠、４
６．６５・・・環状端子板、５１．５８・・・凸部、５
２．５９・・・溝。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内視鏡の操作部に、接眼ユニットと、ＴＶ撮影ユ
ニットとを択一して着脱する着脱部を設け、この着脱部
内に、体内挿入部先端の対物レンズに先端入射端面を臨
ませたイメージガイドの後端射出面と、この後端射出面
の像を結像させる結像レンズ系とを設け、上記接眼ユニ
ットには、この結像レンズ系によって結像された像を観
察する接眼レンズ系を設け、上記ＴＶ撮影ユニットには
、上記結像レンズ系によって結像された像を電気信号に
変える固体撮像装置を設けたことを特徴とするＴＶ内視
鏡。
（２）特許請求の範囲第１項において、操作部の着脱部
と、この着脱部に着脱されるＴＶ撮影ユニットの接続部
とには、両者の接続時に互いに接続状態とされる、上記
固体撮像装置からのＴＶ画像信号を操作部側に伝達する
電気接点がそれぞれ設けられ、操作部には、これらの電
気接点に導通するリード線を内蔵したテレビケーブル可
撓管が設けられているＴＶ内視鏡。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項において、Ｔ
Ｖ撮影ユニットの固体撮像装置は、結像レンズ系の焦点
面にその撮像面を位置させた固体撮像素子と、この固体
撮像素子からの画像信号を増幅する増幅器からなり、こ
の増幅器で増幅された画像信号が、上記電気接点および
テレビケーブル可撓管内のリード線を介してカメラコン
トロールユニットに接続されるＴＶ内視鏡。