JPS6114790Y2 - - Google Patents

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JPS6114790Y2
JPS6114790Y2 JP5370081U JP5370081U JPS6114790Y2 JP S6114790 Y2 JPS6114790 Y2 JP S6114790Y2 JP 5370081 U JP5370081 U JP 5370081U JP 5370081 U JP5370081 U JP 5370081U JP S6114790 Y2 JPS6114790 Y2 JP S6114790Y2
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JP
Japan
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socket
bolt
ring
receptacle
locking ring
Prior art date
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JP5370081U
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JPS57165883U (ja
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  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可撓離脱防止管継手に関し、特に所定
以上の曲げ力が加わつたときに大きな屈曲を許す
様にした離脱防止管継手に関する。
一般に離脱防止管継手は、受口・挿口間のわず
かな屈曲は許す様になつていても、、大きな屈曲
は許す様になつていない。しかし、不同沈下し易
い地盤に配管する場合などにおいては、大きな屈
曲を許容できないと管体に過大な力が加わつて管
体が変形したり管継手部が破損したりする惧れが
ある。そこで、この様な場所には球状リングを備
えた大屈曲形の管継手が適宜配置されるが、高価
であるため多く採用することは困難であり、少な
いと中間の配管路で同様の問題が生じるという問
題があつた。
本考案は過大な曲げ力が加わつたときに大きな
屈曲を許ししかも一定以上の曲げ力が加わるまで
は大きな屈曲を許さず配管路を保持できる離脱防
止管継手の提供を目的とし、受口内面と挿口外面
との間にシール材を介装し、挿口外面の受口端よ
り管軸方向外側位置に突起を設け、該突起に受口
とは反対側から係合する係止リングを挿口に外装
し、一端が受口に係合し他端が前記係止リングを
貫通して延びるボルトを設け、該ボルト他端に螺
合したナツトと前記係止リングの間に、その内径
が前記ボルトの外径よりも相当大きく設定されて
該ボルトに外嵌される管状に形成され、かつその
圧縮耐力が前記ボルトの引張強度に比べて相当小
さく設定されて、受口挿口間に過大な曲げ応力が
加わつたときに前記ナツトと係止リングとにより
圧縮変形ないし破損される可縮部材を介装したも
のであつて、以下にその一実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図において、1は受口、2は該受口1内に
挿入された挿口であり、受口1開口端の内周に突
設されたシール材抜け出し防止用内フランジ3に
接当して受口1内面と挿口2外面との間に環状の
ゴム製シール材4が介装されている。受口1の内
面には、挿口2を挿入する際シール材4が受口奥
側にひきづられるのを防止するため、シール材4
外周の環状溝6に嵌入係合する環状突部5が設け
られている。7は受口1の開口端部外周に突設さ
れた突部であつて、該突部7に受口開口端とは反
対側から係合する受口リング8が、該受口1を一
端に有する管体の挿口から挿入されてこの受口1
に外嵌されている。この受口リング8のかわりに
受口1外周にフランジを突設しても良い。受口リ
ング8には、周方向複数個所にボルト穴9が穿設
されている。挿口2外面には、受口端より管軸方
向外側位置に肉盛溶接から成る環状の突起10が
形成されている。この突起10はリングを溶接し
て形成することもできる。11は該突起10に受
口1とは反対側から係合する様に挿口2に外嵌さ
れた縮径付勢力を有する周方向1個所割りのロツ
クリングであり、その外周には受口1から遠去か
るに従つて小径となるテーパ係合面12が形成さ
れている。このロツクリング11は周方向に2分
割のものでも良い。13は前記受口リング8と管
軸方向に対向させて挿口2に外嵌された係止リン
グであり、内周部に前記1つ割ロツクリング11
のテーパ係合面12に受口1とは反対側から係合
する係合部15が形成され、外周部には前記受口
リング8のボルト穴9と対応位置してボルト穴1
4が穿設されている。前記係合部15の内周に
は、前記テーパ係合面12と同じ傾斜を有しかつ
1つ割ロツクリング11がほゞその全巾にわたつ
て巾方向に余裕をもつて係合できる巾を有するテ
ーパ係合面16を有している。なお、係止リング
13を周方向に2分割可能に構成すれば、ロツク
リング11を省略することもできる。17は前記
ボルト穴9及び14に挿通され、頭部が受口リン
グ8に係合された丁型のボルトで、係止リング1
3からさらに受口1とは反対側に長く延び、その
先端にナツト18及びロツクナツト19が螺合し
ている。前記係止リング13とナツト18との間
には間隔があいており、この間にポリ塩化ビニー
ル製のパイプ等の管状の可縮部材20が前記ボル
ト17に外嵌して配置されている。この管状の可
縮部材20の内径は、ボルト17の外径よりも相
当大きく設定されており、可縮部材20の圧縮変
形を容易に許す様に構成されている。また、この
可縮部材20はその圧縮耐力がボルト17の引張
強度に比べて相当小さいものであれば良く、材質
形状は任意に選定し得る。
接合に際しては、受口1内面にシール材4を装
着すると共に、受口1外周に受口リング8を外嵌
し、また該受口1に挿入すべき挿口2には突起1
0を越えさせて係止リング13と1つ割ロツクリ
ング11を外嵌する。次にこの状態の受口1に挿
口2を挿入し、受口リング8及び係止リング13
のボルト穴9,14にボルト17を挿通し、その
先端から可縮部材20を套嵌した後ナツト18及
びロツクナツト19を螺合して受口リング8と係
止リング13とを締結する。かくして接合は完了
する。この接合状態において、受口1と挿口2間
は、受口1内面と挿口2外面との間で圧縮された
シール材4にて確実にシールされる。そして、管
内圧によるシール材4の抜け出しは内フランジ3
によつて阻止され、かつ管内圧に応じてシール材
4がさらに圧縮されるので管内圧に対応したシー
ル面圧が常に得られる。また、受口1と挿口2間
に離脱力が作用した場合、受口1は受口リング8
に、挿口2は突起10、1つ割ロツクリング11
にそれぞれ係合しており、これら受口リング8と
係止リング13とが可縮部材20を介してボルト
17とナツト18にて連結されているので、この
ボルト17の張力と可縮部材20の圧縮力に支持
され、離脱が確実に阻止される。受口1と挿口2
間に、可縮部材20の耐力よりも大きな離脱力が
作用した場合、可縮部材20が変形若しくは破損
し、挿口2が受口1からさらに抜け出すことによ
り過大荷重が逃がされ、かつ係止リング13とナ
ツト18との係合により離脱は阻止される。ま
た、受口1と挿口2間に曲げ力が作用した場合
も、所定以下の曲げ力が作用している間は可縮部
材20は変形せず曲がりの範囲は限定されてい
る。しかし、一定以上の曲げ力が作用すると、第
2図の如く引張側に位置するボルト17に外嵌し
た可縮部材20に大きな圧縮力が作用してこれが
圧縮変形ないし破損し、その分受口リング8と係
止リング13が互いに大きく傾斜して受口1と挿
口2間で大きく屈曲することになる。勿論ナツト
18と係止リング13が係合すればそれ以上の曲
りや離脱は阻止される。なお、挿口2と係止リン
グ13との係合において、実施例の如く1つ割ロ
ツクリング11を介装すると、係止リング13を
一体物とすることができて、現場での接合作業が
容易でしかも大きな離脱力に耐える強度が得ら
れ、また係止リング13と1つ割ロツクリング1
1がテーパ係合面12,16を介して係合する様
にすれば離脱力が作用したときに1つ割ロツクリ
ング11に縮圧力が作用し、突起10の突出高さ
が低くても1つ割ロツクリング11との係合が確
保されると共に、挿口2外径や係止リング13内
径等に多少の寸法誤差があつた場合でも係止リン
グ13の位置が変化するだけで確実な係合が確保
される。
本考案の可撓離脱防止管継手によれば、以上の
説明から明らかな様に、受口側に一端が係合する
ボルトの他端を挿口に係合する係止リングを貫通
させて延出し、その他端に螺合したナツトと係止
リングとの間に可縮部材を介装しているので、過
大な曲げ力が加わつたときに引張側に位置する可
縮部材が圧縮変形ないし破損し、その結果受口・
挿口間で大きく屈曲し、そのため管体や管継手に
過大な力が加わるのを回避でき、しかも所定以下
の曲げ力が作用しても不用意に大きく曲がること
はなく配管路を正規に保持でき、勿論、過大な離
脱力が作用した場合も同様に可縮部材の変形もし
くは破損によつて管体や管継手を保護でき、又完
全な離脱は係止リングとナツトの係合により確実
に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は管継手が大きく曲がつた状態の正面図であ
る。 1……受口、2……挿口、4……シール材、8
……受口リング、9,14……ボルト穴、10…
…突起、11……ロツクリング、12,16……
テーパ係合面、13……係止リング、17……ボ
ルト、18……ナツト、19……ロツクナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受口内面と挿口外面との間にシール材を介装
    し、挿口外面の受口端より管軸方向外側位置に突
    起を設け、該突起に受口とは反対側から係合する
    係止リングを挿口に外装し、一端が受口に係合し
    他端が前記係止リングを貫通して延びるボルトを
    設け、該ボルト他端に螺合したナツトと前記係止
    リングの間に、その内径が前記ボルトの外径より
    も相当大きく設定されて該ボルトに外嵌される管
    状に形成され、かつその圧縮耐力が前記ボルトの
    引張強度に比べて相当小さく設定されて、受口挿
    口間に過大な曲げ応力が加わつたときに前記ナツ
    トと係止リングとにより圧縮変形ないし破損され
    る可縮部材を介装したことを特徴とする可撓離脱
    防止管継手。
JP5370081U 1981-04-13 1981-04-13 Expired JPS6114790Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5370081U JPS6114790Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JP5370081U JPS6114790Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165883U JPS57165883U (ja) 1982-10-19
JPS6114790Y2 true JPS6114790Y2 (ja) 1986-05-08

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ID=29850326

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JP5370081U Expired JPS6114790Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JPH0960773A (ja) * 1995-08-21 1997-03-04 Cosmo Koki Co Ltd 耐震用管継手
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JPS57165883U (ja) 1982-10-19

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