JPS61145752A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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Publication number
JPS61145752A
JPS61145752A JP26880784A JP26880784A JPS61145752A JP S61145752 A JPS61145752 A JP S61145752A JP 26880784 A JP26880784 A JP 26880784A JP 26880784 A JP26880784 A JP 26880784A JP S61145752 A JPS61145752 A JP S61145752A
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JP
Japan
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head
pilot signal
signal
heads
frequency
Prior art date
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Application number
JP26880784A
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English (en)
Inventor
Shoji Nemoto
根本 章二
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転ヘッドを用いたVTRやオーディオテー
プレコーダ等の記録再生装置の再生時における回転ヘッ
ドのトラッキング制御装置に関する。
〔従来の技術〕
普及型家庭用VTRにおいては再生時回転ヘッドが記録
トラック上を正しく走査するトラッキング制御を行う場
合、従来は固定の磁気ヘッドを用いてテープの長手方向
に形成されたコントロール信号用トラックからの再生コ
ントロール信号を用いて行っている。しかし、このよう
な固定の磁気ヘッドを用いる方法はテープの幅が広くな
ると共に記録再生装置を小型化したい場合にその固定ヘ
ッドの取り付は場所等の関係で不利であった。
そこでこのような固定ヘッドを用いずにトラッキング制
御する方法が提案された。この方法は、例えば特開昭5
3−116120号公報、特開昭59−65962号公
報に記載されているように、映像信号を記録するトラッ
クに、これと重畳して回転ヘッドによって低周波のトラ
ッキング用のパイロット信号を記録し、再生時、隣接ト
ランクからのこのパイロット信号のクロストーク量を検
出してトラッキングサーボを行うものである。このため
、パイロット信号は、周波数スペクトラムで見て映像信
号の記録信号が存在しない低域側の信号として、再生時
その分離が容易にできるように周波数多重記録さいせす
ると共に、アジマスロスの効果は殆んど無視できるよう
な低い周波数に選定される。
このトラッキング制御方式の概要について先ず説明する
この例は4つの異なる周波数のパイロ・ノド信号を循還
的に斜めトラックに順次周波数多重記録するものである
。第6図に示すようにいわゆるアジマス角が異なる2個
の回転ヘッドHA、HBが180°角間隔離れて配置さ
れている回転ヘッド装置によって記録再生をなす場合、
第7図に示すようにいわゆる重ね書きの状態で記録トラ
ックを順次形成してゆくときこれら2個の回転ヘッドH
A。
HBによって映像信号の記録と共に4つの異なる周波数
f1.f2.f3.f4の4つのバイロフト信号が第7
図に示すように順次各1本づつのトランク毎に変えられ
て循還的に記録されるものである。
すなわち、一方の回転ヘッドHAによって第7図に示す
ように1本おきのトラックT1.73が形成されてFM
変調された映像信号が記録されるとともに、トラックT
tには周波数f1のパイロット信号が、トラックT3に
は周波数f3のパイロット信号が、それぞれ重畳されて
記録される。
また他方の回転ヘッドHBによって1本おきのトラック
T2.T4が順次形成されてFM変調された映像信号が
記録されるとともにトラックT2には周波数f2のパイ
ロット信号が、トランクT4には周波数f4のパイロッ
ト信号が、それぞれ重畳されて記録されるものである。
そしてこのトラックT1〜T4が繰り返し記録されるこ
とによって、4種の周波数f1〜f4のパイロット信号
も順次これらのトラックT1〜T4に対して循還的に記
録されるものである。
再生時のトラッキング制御は次のようにしてなされる。
この場合、ヘッドHAはトラックT1及びT3を正しく
走査するときがジャストトラッキングの状態であり、ヘ
ッドHBはトラックT2及びT4を正しく走査するとき
がジャストトラッキングの状態である。したがっ′ζ、
ヘッドHA及びHBのギャップ幅がトラック幅と一致し
ていると仮定した場合、ヘッドHA、HBがトラックT
1〜T4を順次走査するとき、これに同期して基準のパ
イロット信号として周波数f1〜f4の信号P1〜P4
を掛算回路に供給して、再生パイロット信号との周波数
差を検出すると、ジャストトラッキングの状態では周波
数差が得られない。
一方、トラッキング位置が第7図においてへ・ノド位置
(これはヘッドHAの場合)(1)及び(2)にボすよ
うにずれていれば、隣りのトラックからの基準のパイロ
ット信号とは異なる周波数のパイロット信号がクロスト
ークとして得られるのでそのクロストークの信号との間
に周波数差が生じ、しかもそのレベルはずれた量に比例
する。
そこで、トラックT1とT3及びT2とT4とでずれの
方向に対して上記周波数差が同一となるように周波数f
1〜f4を選定することによりトラッキングサーボが容
易にできるようになる。すなわち、 ΔfA=l fi   f2 l=l f3  f4 
lΔfB=lf2   f31=1f4  fl lと
なるようにする。このようにすれば、周波数差ΔfAの
存在はヘッドHAに対しては右−ずれ、ヘッドHBに対
しては左ずれを意味し、周波数差Δf、の存在はヘッド
HAに対しては左ずれ、ヘッドHBに対しは右ずれを意
味し、それぞれ、その差ΔfA及びΔfBのレベルがず
れ量に比例するものとなる。
よって、原理的にはこれら周波数差Δf A +ΔfB
がトラッキングエラー量を示し、これが零になるように
制御すればジャストトラッキングとすることができる。
しかし、図の例は重ね書きの場合であるので第7図で実
線(3)で示すように、本来の走査すべきトラックの両
隣りのトラックに若干同じ量だけまたがって走査する状
態がジャストトラッキングの状態である。すなわち、周
波数差Δf^とΔfBのレベルが等しいときジャストト
ラッキングとなるもので、差Δf^とΔf、のレベル差
が零になるように制御してトラッキング制御を行うもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述の4種類のパイロット信号の各々の周波
数はアジマスロスが殆んど無視できるような低い周波数
とされるだけでなく、モニター受像機のフライバックパ
ルスによる妨害の影響を軽減するため、水平同期周波数
rHに対しインターリーブするように選定されている。
すなわち、例えば8ミリビデオの規格ではNTSC方式
にあってはf 1 = (378f H15B)±10
0Hz!=f6.5f Hf 2 = (378f 1
4150)± 100Hz #7.5f Hf 3 =
 (378f H/36)± 100Hz ’= 10
.5f Hf 4 = (378f H/ 40)±1
00Hz #9.5 f Hに選定されている。
しかしながら、第7図のような重ね書きの状態ではなく
、隣接記録トラック間にガートバンドがあるときには隣
接トラックから再生されるパイロット信号のレベルが低
くなり、フライバックパルスのA調波成分のパイロット
信号周波数に近いものが無視できなくなる。特に、モニ
ター受像機のドに再生装置を置いた場合にはそのフライ
バックパルスの高調波成分が再生信号に比較的高レベル
で飛び込む。すると、トラッキングサーボが乱されたり
、はずれたりする問題があった。
ごの問題を解決するためにはパイロット信号周波数がf
Hにインターリーブしており、フライバックパルスの乱
調波の周波数はnfH(nは整数)であることを利用し
て、再生パイロット信号を1水平周期の遅延回路を用い
たくし形フィルタを通すことによりそのnfHのフライ
バックパルスの高調波成分の影響を軽減することが考え
られるが、そのようにすると、トラッキング制御回路の
構成が複雑かつ高価になる欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は回転ヘッドによって斜めのトラックとして情
報信号が記録されるとともに、この情報信号とは周波数
分離できる状態で回転ヘッドによって周波数の異なる複
数のパイロット信号が上記トラックに1トラック当たり
1つの周波数のパイロット信号が割り当てられて循還的
に記録された記録媒体の再生時のトラッキング制御装置
であって、互いに180°の均量隔隔てて配された第1
及び第2の回転ヘッドHA、HBの他に、第1の回転ヘ
ッドHAに対しく180“+1水平周期分の角間隔)あ
るいは(180°−1水平周期分の角間隔)だけずれた
位置に第3の回転ヘッドHA’が設けられるとともに第
2の回転へラドHBに対しく180”+1水平周期分の
角間隔)あるいは(180°−1水平周期分の角間隔)
だけずれた位置に第4の回転ヘッドHB’が設けられ、
第1の回転へラドHAと第4の回転ヘッドHB’の出力
のバイロフト信号再生出力の差を得るとともに第2の回
転へラドHBと第3の回転へラドHA’ の出力のパイ
ロット信号再生出力の差を得、これら差のパイロット信
号再生出力と基準パイロット信号との差の周波数成分を
得、この差の周波数成分よりテープ移送に対し進みある
いは遅れの方向の成分を取り出し、これに基いて再生用
回転ヘッドの記録トラックに対する走査位置の制御を行
なうようにしたものである。
〔作用〕
第1のヘッドHAの出力と第4のヘッドHB’の出力と
は1水平周期の時間差がある。また第2のへラドHBの
出力と第3のヘッドHA’の出力との関係も同様である
。したがって、第1のへ、7ドHAよりの再生パイロッ
ト信号出力と第4のヘッドHB’よりの再生パイロット
信号出力との差をとるということ、また第2のヘッドH
Bよりの再生パイロット信号出力と第3のヘッドHA’
よりの再生パイロット信号出力との差をとるということ
は、再生パイロット信号をくし形フィルタを通すことに
なる。パイロット信号周波数は前述したように水平同期
周波数fHにインターリーブしており、フライバックパ
ルスの高調波はnfH(nは整数)であってパイロット
信号周波数と1/2fH異なるため、くし形フィルタを
通った再生パイロット信号はフライバックパルスの高調
波成分が除去されたものとなる。
〔実施例〕
第1図はこの発明装置の一例を有する再生装置の回転ヘ
ッド装置の一例で、180°角間隔隔てて配され、アジ
マス角の異なる2(111!の回転ヘッドHA及びHB
の他に、ヘッドHAと同じアジマスの補助ヘッドHA’
 と、ヘッドHBと同じアジマスの補助ヘッドHB’ 
とが設けられる。そして、ヘッドの回転方向を図中矢印
の方向としたとき、この回転方向を正にとって、ヘッド
HA’ はへラドI(Aに対しく180°+1水平周期
分の角間隔)隔てた位置に配され、またヘッドHB’は
ヘッドHBに対しく180°+1水平周期分の角間隔)
隔てて配される。
実際的には、1水平周期分の角間隔というのは極く小さ
いから、いわゆるダブルギャップのヘッド装置が2個設
けられて4ヘツド構成とするようにしている。
第2図はこの回転ヘッド装置を用いたトラッキング制御
装置の一例のブロック図である。
第2図において、ヘッド)IA及びHBの再生出力はそ
れぞれロータリートランス(IIA )及び(11B)
、ヘッドアンプ(12A)及び(12B)を夫々介して
スイッチ回路(13)に供給され、端子(19)を通じ
たヘッド切り換え出力RFSW (第4図Aによってこ
のスイッチ回路(13)がヘッドHA。
HBの回転に同期して、それぞれへラドHA又はHBが
テープ上を走査する180°角間隔分の機関づつ一方及
び他方の端子に交互に切り換えられる。
したがって、スイッチ回路(13)の出力としてはヘッ
ドHA及びHBの再生出力が連続的につながった状態の
信号が得られ、これが減算回路(14)に供給される。
同様にヘッドHA′及びHB’ の再生出力がそれぞれ
ロータリートランス(15^)及び(15B)、ヘッド
アンプ(16A)及び(16B)を夫々介してスイッチ
回路(17)に供給され、このスイッチ回路(17)が
スイッチ回路(13)と同期して信号RFS−によって
一方及び他方の端子に交互に切り換えられ、このスイッ
チ回路(17)の出力が減算回路(14)に供給される
。この場合、スイッチ回路(13)よりヘッドHAの出
力が得られるときはスイッチ回路(17)からはヘッド
HB’の出力が得られ、スイッチ回路(13)よりヘッ
ドHBの出力が得られるときはスイッチ回路(17)か
らはへラドHA’ の出力が得られるように切り換えら
れる。
ヘッドHAとヘッドHB’ とは僅かしか離れていない
から、肉ヘッドはテープ上のほぼ同じ走査位置を走査す
る。このとき、ヘッドHB’ はアジマスが異なるトラ
ックを走査することになるため、ビデオ信号はアジマス
ロスにより大きく減衰されてしまうが、パイロット信号
は殆んど減衰せずに内容的にはへラドHAの出力中の再
生パイロット信号と同じである。しかし、位置が1水平
周期異なるため、減算回路(14)で再再生出力が減算
されるということは、第5図に示すように、遅延回路(
41)で1水平周期遅延された信号が減算回路(42)
で現信号から減算されるものに等しい。すなわち、くし
形フィルタを構成することになる。
ヘッドHBとヘッドHA’ との関係も同様である。
そして、このくし形フィルタは第3図に示ずようにn/
2fHにピークを、nfHにディップ(nは整数)をも
った特性となる。
したがって、減算回路(14)の出力信号中の再生パイ
ロット信号についてみると、フライバックパルスの高調
波成分nfHは除去されたものとなる。
なお、くし形フィルタの特性を調整するため、スイッチ
回路(17)と減算回路(14)との間に可変抵抗器(
18)が設けられている。
減算回路(14)の出力はローパスフィルタ(21)に
供給されて再生信号中からパイロット信号が抽出される
。このローパスフィルタ(21)よりの再生パイロット
信号は掛算回路(22)に供給される。
一方、パイロット信号発生回路(23)が設けられ、こ
れよりは周波数fz、f2.f3.f+の基準のパイロ
ット信号が得られ、これらがスイッチ回路(24)に供
給される。このスイッチ回路(24)にはスイッチ制御
回路(20)からのセレクト信号SL1及びSL2が供
給され、これらセレクト信号SL1.SL2によって4
種の周波数のパイロット信号のうちの1つがこのスイッ
チ回路(24)から選択的に取り出される。スイッチ制
御回路(20)には端子(14)からのヘッド切り換え
信号RFSWが供給されて、この信号RFS−の立ち上
がり及び立ち下がり時点でセレクト信号SLz及びSL
2変化し、スイッチ回路(24)より得る基準パイロッ
ト信号が変更されるようにされる。例えばヘッドHAが
トランクT1を走査する 180°の期間にはこのスイ
ッチ制御回路(24)からは基準のパイロット信号とし
て周波数f1の信号が、ヘッドHBがトラックT2を走
査する180°の期間では周波数f2の信号が・・・・
というように4つの周波数の信号が順次切り換えられて
得られるようになっている(第4図B)。
このスイッチ回路(24)からの基準のパイロット信号
は掛算回路(22)に供給される。したがって、この掛
算回路(22)からは基準のバイロフト信号と再生パイ
ロット信号の差の周波数Δf^及びΔfBの信号が得ら
れ、これらはそれぞれバンドパスフィルタ(25)及び
(26)によって取り出され、それぞれ検波回路(27
)及び(28)で検波されて直流レベルの、出力SA及
びSBとされる。
ここで、バンドパスフィルタ(25)及び(26)のゲ
インは互いに等しくなるようにされているものである。
検波回路(27)及び(28)の検出出力SA及びSB
は、それぞれ周波数差Δf^及びΔr8の成分の量、す
なわち再生パイロット信号中のクロストークとして含ま
れるパイロット信号の大きさに比例したレベルとなり、
右及び左の隣接トラックのトラッキング量に相当する。
これら検波出力SA及びSBは減算回路(29)に供給
されて、両者の減算出力SDがこれより得られる。この
減算出力SDは左右どちら側により多くずれているかを
示す信号であるが、前述もしたように、周波数差Δf^
とΔfBとは、ヘッドHAの走査時とヘッドHBの走査
時とは、ずれの方向が逆になっている。
そこで減算回路(29)の出力SDきはそのままスイッ
チ回路(30)の一方の入力端に供給されると共に極性
反転回路(31)を介して極性反転去れてスイッチ回路
(30)の他方の端子に供給される。
そして、このスイッチ回路(30)がヘッド切り換え信
号RFSWによってヘッドHAの走査時とヘッドHBの
走査時とで交互に切り換えられることによって、アンプ
(32)からは、ずれの方向に応じたトラッキングエラ
ー電圧SEが得られる。したがって、これをキャプスタ
ンモータに供給すれば、トラッキング制御がかかるもの
である。
例えば、ヘッドHAが第7図の位置(2)で示すように
右方向にずれた状態で走査為る状態のときは、ローパス
フィルタ(21)からの再生パイロット信号は第4図C
に示すように第3図で右隣りのトラックのパイロット信
号をも含むものとなる。すると、掛算回路(22)から
は第4図りに示すようにへ7 FHA及びHBについて
右ずれを示す周波数差ΔfAとΔfBとがそれぞれの走
査期間毎に交互に得られる。よって、検波回路(27)
の出力SAは第4図Eのようになり、検波回路(28)
の出力SBは同図Fのようになり、減算出力SDは ゛
同図Gのようになる。そして、トラッキングエラー信号
SEは同図Hに示すように右ずれのエラーを示す状態と
なる。
なお、第2図の場合はスイッチ回路(24)からのパイ
ロット信号の順位を周波数f 1− f 2− f 3
→f4→f1→・・・と循環的に変えるよう−にしたた
め、インバータ(31)及びスイッチ回路(30)を設
けたが、ヘッドのずれの方向と差の出力SDの゛極性を
考慮してパイロット信号の順位を、f1→r4→f3→
f2→f1→というように、f4とf2の周波数の基準
パイロット信号を入れ換えるようにすればバンドパスフ
ィルタ(25)から得られる差の周波数成分Δf^は常
に右ずれ(進み方向)を示すものとなり、バンドパスフ
ィルタ(26)から得られた差の周波数成分ΔfBは常
に左ずれ(遅れ方向)を示すものとなるので、インバー
タ(31)及びスイッチ回路(30)は設ける必要がな
い(前記特開昭59−65962号参照)。
なお、補助ヘッドは上記のようにくし形フィルタを構成
するためにのみ用いられるのではない。
例えばスローモーション再生やスチル再生のような特殊
再生の場合にはこの補助ヘッドを用いてノイズの少ない
再生画像を得ることができる。すなわち、例えばスチル
再生のときは同じトラックを常に走査し、ヘッドHAと
HBの一方のヘッドはアジマスの異なったトラックを走
査することになり、良好な画像は得られないが、例えば
ヘッドHAとこれと同じアジマスのヘッドHA’を用い
れば良好なスチル画が得られることになる。この特殊再
生の場合のトラッキングは従来と同様に各ヘッドHA、
HA’の出力を信号RFSWで切り換えてローパスフィ
ルタ(21)に供給して行うようにすればよい。
〔発明の効果〕
以上のようにして、この発明によれば、2111mの主
ヘッドの他に2個の補助ヘッドを設け、これら主ヘッド
と補助ヘッドの位置関係を(180°±1水平周期分)
の角間隔隔てた位置とすることにより、遅延線を使用せ
ずにパイロット信号用くし形フィルタを構成してフライ
バックパルスの高調波による妨害を除去することができ
る。
そして、これら2個の補助ヘッドはこのくし形フィルタ
構成用としてだけでなく、特殊再生をノイズレスで行う
場合に用いることができるので、総じて安価にしてパイ
ロット信号のS/Nを向上させ、安定なトラッキング制
御をなすことができる。
図面のf!?I串な説明 第1図はこの発明に用いる回転ヘッド装置の一例を示す
図、第2図はこの発明装置の一実施例めブロック図、第
3図はこの発明装置の要部の特性を示す図、第4図は第
2図例の説明のための図、第5図はこの発明の要部の等
価回路図、第6図及び第7図はこの発明が適用されるト
ラッキング制御方式を説明するための図である。
HA及びHBは第1及び第2の回転ヘッド、。
HA’及びHB’ は第3及び第4の回転ヘッド、(1
4)は減算回路、(21)は再生パイロット信号を抽出
するローパスフィルタ、(22)は基準のパイロット信
号との差をとる掛算回路である。
友7f 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転ヘッドによって斜めのトラックとして情報信号が記
    録されるとともに、上記情報信号とは周波数分離できる
    状態で上記回転ヘッドによって周波数の異なる複数のパ
    イロット信号が上記トラックに1トラック当たり1つの
    周波数のパイロット信号が割り当てられて循還的に記録
    された記録媒体の再生時のトラッキング制御装置であっ
    て、互いに180°の角間隔隔てて配された上記第1及
    び第2の回転ヘッドの他に、上記第1の回転ヘッドに対
    し(180°+1水平周期分の角間隔)あるいは(18
    0°−1水平周期分の角間隔)だけずれた位置に第3の
    回転ヘッドが設けられるとともに上記第2の回転ヘッド
    に対し(180°+1水平周期分の角間隔)あるいは(
    180°−1水平周期分の角間隔)だけずれた位置に第
    4の回転ヘッドが設けられ、上記第1の回転ヘッドと上
    記第4の回転ヘッドの出力のパイロット信号再生出力の
    差を得るとともに上記第2の回転ヘッドと上記第3の回
    転ヘッドの出力のパイロット信号再生出力の差を得、こ
    れら差のパイロット信号再生出力と基準パイロット信号
    との差の周波数成分を得、この差の周波数成分よりテー
    プ移送に対し進みあるいは遅れの方向の成分を取り出し
    、これに基いて再生用回転ヘッドの記録トラックに対す
    る走査位置の制御を行うようにしたトラッキング制御装
    置。
JP26880784A 1984-12-20 1984-12-20 トラツキング制御装置 Pending JPS61145752A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0472375A2 (en) * 1990-08-18 1992-02-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Data conversion method, pilot signal formation method using the same and rotary magnetic head device using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0472375A2 (en) * 1990-08-18 1992-02-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Data conversion method, pilot signal formation method using the same and rotary magnetic head device using the same

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