JPS61145733A

JPS61145733A - デイスク再生装置のサ−ボ回路

Info

Publication number: JPS61145733A
Application number: JP26881184A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Ito; 武伊藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-12-20
Filing date: 1984-12-20
Publication date: 1986-07-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野１この発明は、例えば光学式コンパクトディスクプレーヤ
等のディスク再生装置に係り、特にそのピックアップ素
子のサーボループゲインを切換えるサーボ回路の改良に
関する。

［発明の技術的背景］周知のように、音響機器や画像機器等の分野では、可及
的に高密度かつ高忠実度記録再生化を図るために、アナ
ログ情報信号をデジタル化データに変換してディスクに
記録し、このディスクから光学的にデジタル化データを
読み取って元のアナログ情報信号を得るようにした光学
式ディスク再生装置が普及してきている。

ここで、上記のような光学式ディスク再生装置にあって
は、ディスクからデジタル化データを読み取るためのピ
ックアップ素子としての対物レンズに対し、該対物レン
ズがデジタル化データのビット列からずれたり、合焦点
位置からずれたりしないように、トラッキングサーボや
フォーカスサーボ等を施す必要がある。

第３図は、従来のトラッキングサーボ手段及びフォーカ
スサーボ手段を示すものである。すなわち、図中１１は
、３ビ一ム方式ピックアップの主ビームが受光される４
分割式の主受光部である。この主受光部１１の近傍には
、副ビームが受光される一対の副受光部１２．１３がそ
れぞれ配設されている。

ここで、これら主受光部１１及び副受光部１２．１３は
、例えばフォトダイオード等で構成されるものである。

そして、まず上記主受光部１１の各受光領域からの出力
信号Ａ乃至りのうち、信号ＡとＣ及び信号ＢとＤとがそ
れぞれ電流加算され、電流電圧変換回路１４．１５でそ
れぞれ電圧信号に変換される。この電流電圧変換回路１
４．１５からの出力電圧は、減算回路１６によって減算
され、ここに対物レンズ（図示せず）の合焦点位置から
のずれに対応したフォーカスエラー信号ＦＥが生成され
るものである。

また、上記副受光部１２．１３からの出力信号Ｅ。

Ｆは、電流電圧変換回路１７．１８によって、それぞれ
電圧信号に変換される。この電流電圧変換回路１７、１
８からの出力電圧は、減算回路１９によって減算され、
ここに上記対物レンズのビット列からのずれに対応した
トラッキングエラー信号ＴＥが生成されるものである。

そして、上記フォーカスエラー信号及びトラッキングエ
ラー信号は、それぞれサーボループゲイン制御回路２０
．２１を介した後、図示しない位相補償回路及び駆動増
幅回路等を介して、上記対物レンズをフォーカス方向及
びトラッキング方向に駆動させるためのフォーカスアク
チュエータコイル及びトランキングアクチ８ユニータコ
イルに供給され、ここにフォーカスサーボループ及びト
ラッキングサーボループが構成されるものである。

ここで、上記トラッキングサーボループ中に設けられる
サーボループゲイン制御回路２１は、抵抗Ｒ１、Ｒ２及
びスイッチ回路２２よりなるサーボループゲイン低下回
路２３と、演算増幅器２４．抵抗Ｒ３〜Ｒ５及びスイッ
チ回路２５よりなるサーボループゲイン増加回路２６と
、抵抗Ｒ６及びスイッチ回路２７よりなるサーボ停止回
路２８とより構成されている。

このうち、サーボループゲイン制御回路２３は、制御端
子２９に外部からゲインダウン信号Ｑ　ｄｏｗｎが供給
されるとスイッチ回路２２がオン状態となり、上記トラ
ッキングエラー信号の一部が接地端に側路されて、サー
ボループゲインが低下されるようになるものである。ま
た、上記サーボループゲイン増加回路２６は、制御端子
３０に外部からゲインアップ信号Ｇｕｐが供給されると
スイッチ回路２５がオン状態となり、演算増幅器２４の
負帰還量が変えられることにより、トラッキングエラー
信号が増幅されてサーボループゲインが増加されるよう
になるものである。さらに、上記サーボ停止回路２８は
、制御端子３１に外部からサーボオフ信号Ｇｏｆが供給
されるとスイッチ回路２１がオン状態となり、上記トラ
ッキングエラー信号が接地端に側路されて、トラッキン
グサーボが停止されるようになるものである。なお、サ
ーボ停止回路２８の抵抗Ｒ６は、スイッチ回路２７がオ
ンした場合に、演算増幅器２４の出力電流を保護する作
用を行なうものである。

また、上記フォーカスサーボループ中に設けられるサー
ボループゲイン制御回路２０も、略同様な構成となされ
ており、サーボループゲインの低下。

増加及びサーボ停止が行なわれるようになされているも
のである。

［背景技術の問題点］しかしながら、上記のような従来のサーボループゲイン
制御手段は、ディスクリートで構成する場合には特に問
題はないが、集積回路化する場合に次のような問題が生
じる。まず、上記スイッチ回路２２．２５．２７は、通
常スイッチングトランジスタや電界効果形トランジスタ
等で構成されるが、これらトランジスタは飽和状態で使
用されるため、サチュレーションに対する対策を施さな
ければならないものである。また、上記スイッチ回路２
２゜２５．２７を構成するトランジスタは、オン時の抵
抗を低くするため形状（面積）をかなり大きくする必要
が生じる。ざらに、これらのトランジスタには、順方向
だけでなく逆方向にも信号電流が流れるため、逆方向に
対する電流増幅率βも十分に大きくしなければならない
ものである。

［発明の目的］この発明は上記事情を考慮してなされたもので、飽和状
態となるようなスイッチング用のトランジスタ等を使用
することなく、簡易な構成でサーボループゲインの制御
を行なうことができ、集積回路化に好適し得る極めて良
好なディスク再生装置のサーボ回路を提供することを目
的とする。

［発明の概要コすなわち、この発明に係るディスク再生装置のサーボ回
路は、情報信号の記録されたディスクからピックアップ
素子を介して前記情報信号を読み取るようにしてなるデ
ィスク再生装置において、前記情報信号を最良に読み取
れる状態からの前記ピックアップ素子の位置ずれに対応
したエラー信号を生成するエラー信号生成手段と、第１
の電流供給回路及び該第１の電流供給回路からの出力電
流を充放電して鋸歯状波信号を生成する充放電回路及び
該充放電回路の出力信号と前記エラー信号生成手段から
出力されるエラー信号とをレベル比較して該エラー信号
をパルス幅変調する比較回路よりなるパルス幅変調手段
と、このパルス幅変調手段の出力に基づいて前記ピック
アップ素子の位１を制御する駆動手段と、第２の電流供
給回路及び該第２の電流供給回路をその出力電流が前記
パルス幅変調手段の第１の電流供給回路からの出力電流
に対して加算または減算される状態となるように接続す
るスイッチ回路よりなるサーボゲイン制御手段とを具備
することにより、飽和状態となるようなスイッチング用
のトランジスタ等を使用することなく、簡易な構成でサ
ーボループゲインの制御を行なうことができ、集積回路
化に好適し得るようにしたものである。

［発明の実施例１以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、フォーカスエラー信号Ｆ
Ｔ及びトラッキングエラー信号ＴＥを生成するまでの回
路は、第３図に示したものと同様であるので、同一部分
には同一符号を符して説明する。すなわち、前記減算回
路１６．１９から出力されるフォーカスエラー信号及び
トラッキングエラー信号は、それぞれサーボループゲイ
ン制御回路３２．３３を介した後、図示しない駆動増幅
回路等を介して、前記対物レンズをフォーカス方向及び
トラッキング方向に駆動させるための図示しないフォー
カスアクチュエータコイル及びトラッキングアクチュエ
ータコイルに供給され、フォーカスサーボループ及びト
ラッキングサーボループが構成されるようになされてい
る。

ここで、まず上記トラッキングサーボループ中に設けら
れるサーボループゲイン制御回路３３について説明する
。すなわち、前記減算回路１９から出力されたトラッキ
ングエラー信号は、位相補償回路３４を介して全波整流
回路３５に供給される。この全波整流回路３５は、位相
補償回路３４から出力されたトラッキングエラー信号（
正及び負の極性を含んでいる）を全波整流して、その電
源端子３６に印加された基準電圧ｙ　ｒｅｒよりも高い
レベルの電圧信号に変換するものである。

そして、上記全波整流回路３５の出力信号は、レベル比
較回路３１の非反転入力端子に供給される。

このレベル比較回路３７の反転入力端一は、電流供給回
路３８に接続されるとともに、コンデンサＣ及びスイッ
チ回路３９を並列に介して、上記基準電圧ｖｒｅｆが印
加された電源端子４０．４１に接続されている。また、
上記レベル比較回路３７０反転入力喘−は、スイッチ回
路４２を介して電流供給回路４３に接続されるとともに
、スイッチ回路４４を介して電流供給回路４５に接続さ
れている。

そして、上記スイッチ回路４２は、前記ゲインダウン信
号（３ｔｉｏｗｎが供給されるとオン状態となり、スイ
ッチ回路４４は、前記ゲインアップ信号Ｇｕｐが供給さ
れるとオン状態となるものである。また、上記スイッチ
回路３９は、後述するキャリア信号が供給されることに
より、所定周期でオン、オフ状態を繰り返すようになる
ものである。

上記のような構成において、以下第２図に示すタイミン
グ図を参照して、その動作を説明する。

まず、スイッチ回路４２．４４が共にオフ状態であると
すると、電流供給回路３８の出力電流１１によってコン
デンサＣが充電される。ここで、スイッチ回路３９に対
し、第２図（ａ）に示すような所定周期でわずかな期間
Ｈレベルとなるキャリア信号を供給すると、このキャリ
ア信号のＨレベル期間だけスイッチ回路３９がオン状態
と、なされ、コンデンサＣが放電されるようになる。こ
のため、上記レベル比較回路３１の反転入力端一には、
第２図（ｂ）に点線で示すような一定の傾斜を有する鋸
歯状波信号が供給されることになる。

このような状態で、上記全波整流回路３５の出力電圧レ
ベル■が、第２図（ｂ）に示すように変化したとすると
、上記レベル比較回路３７からは、第２図（Ｃ）に点線
で示すような上記出力電圧レベルＶに対応した幅を有す
るパルス幅変調信号が出力されるようになる。すなわち
、レベル比較回路３７の出力は、前記トラッキングエラ
ー信号を、電流供給回路３８の出力電流■１で規定され
る鋸歯状波信号に基づいて、パルス幅変調したものとな
っている。そして、このパルス幅変調信号が前記駆動増
幅回路を介して前記トラッキングアクチュエータコイル
に供給されることにより、トラッキングサーボが行なわ
れるものである。

ここで、上記ゲインダウン信号Ｑ　ｄｏｗｎによって、
スイッチ回路４２がオン状態になされたとする。すると
、電流供給回路４３の出力電流Ｉ２が電流供給回路３８
の出力電流１１に加算されて、コンデンサＣに供給され
るようになる。すなわち、コンデンサ゛Ｃは、電１（１
１＋Ｉ２）によって充電されることになり、上記レベル
比較回路３１の反転入力端一に印加される鋸歯状波信号
の傾斜は、第２図（ｂ）に実線で示すように、急峻にな
る。このため、全波整流回路３５の出力電圧レベルＶの
同じ変化に対して、パルス幅変調信号のパルス幅が、第
２図（Ｃ）に実線で示すように狭くなり、トラッキング
サーボループゲインが低下されるものである。

また、上記ゲインアップ信号Ｇｕｐによって、スイッチ
回路４４がオン状態になされたとする。すると、電流供
給回路３８の出力電流１１から電流供給回路４５の出力
電流Ｉ３が減算されて、コンデンサＣに供給されるよう
になる。すなわち、コンデンサＣは、電流（１１−１３
）によって充電されることになり、上記レベル比較回路
３７の反転入力端一に印加される鋸歯状波信号の傾斜は
、第２図（ｄ）に実線で示すように、ゆるやかになる。

このため、全波整流回路３５の出力電圧レベルＶの同じ
変化に対して、パルス幅変調信号のパルス幅が、第２図
（ｅ）に実線で示すように広くなり、トラッキングサー
ボループゲインが増加されるものである。

ここで、上記キャリア信号の発生を停止させれば、コン
デンサＣは充電されつづけるため、パルス幅変調信号が
発生されなくなり、トラッキングサーボを停止させるこ
とができるようになるものである。

また、上記フォーカスサーボループ中に設けられるサー
ボループゲインＩＩＪ御回路３２も、略同様な構成とな
されており、サーボループゲインの低下。

したがって、上記実施例のような構成によれば、パルス
幅変調のための鋸歯状波信号の傾斜を決定する電流を切
換えてサーボループゲインを制御するようにしたので、
従来のようにアナログ信号用のスイッチングトランジス
タを使用する必要がないとともに、各スイッチ回路３９
．４２．４４及び電流供給回路３８．４３．４５は、比
較的簡単な回路で構成する〜ことができるため、集積回
路化に好適するものである。また、キャリア信号の発生
を停止させるだけで容易にサーボを停止させることがで
きるので、サーボ停止のための専用回路やサーボ停止信
号Ｇｏｆ等が不要となり、なお一層の構成の簡易化に寄
与し得るものである。

さらに、フォーカスサーボとトラッキングサーボとで、
鋸歯状波信号を共通に使用するようにすれば、両サーボ
ループゲインを同時に切換えることができ、例えばサー
チ終了後の対物レンズの収束時等に有効となるものであ
る。

また、上記実施例は光学式ディスク再生装置について説
明したが、この発明は例えば静電容量方式のディスク再
生装置等にも広く適用し得るものであることは言うまで
もないことである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果コしたがって、以上詳述したようにこの発明によれば、飽
和状態となるようなスイッチング用のトランジスタ等を
使用することなく、簡易な構成でサーボループゲインの
制御を行なうことができ、集積回路化に好適し得る極め
て良好なディスク再生装置のサーボ回路を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るディスク再生装置のサーボ回路
の一実施例を示すブロック回路構成図、第２図は同実施
例の動作を説明するためのタイミング図、第３図は従来
のサーボ手段を示すブロック回路構成図である。１１・・・主受光部、１２．１３・・・副受光部、１４
．１５・・・電流電圧変換回路、１６・・・減算回路、
１７．１８・・・電流電圧変換回路、１９・・・減算回
路、２０．２１・・・サーボループゲイン制御回路、２
２・・・スイッチ回路、２３・・・サーボループゲイン
制御回路、２４・・・演算増幅器、２５・・・スイッチ
回路、２６・・・サーボループゲイン増加回路、２７・
・・スイッチ回路、２８・・・サーボ停止回路、２９〜
３１・・・制御端子、３２．３３・・・サーボループゲ
イン制御回路、３４・・・位相補償回路、３５・・・全
波整流回路、３６・・・電源端子、３７・・・レベル比
較回路、３８・・・電流供給回路、３９・・・スイッチ
回路、４０．４１・・・電源端子、４２・・・スイッチ
回路、４３五電流供給回路、４４・・・スイッチ回路、
４５・・・電流供給回路。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図（ｅ）　ＪＬｌ、じＬＥＬ第３図

Claims

【特許請求の範囲】

情報信号の記録されたディスクからピックアップ素子を
介して前記情報信号を読み取るようにしてなるディスク
再生装置において、前記情報信号を最良に読み取れる状
態からの前記ピックアップ素子の位置ずれに対応したエ
ラー信号を生成するエラー信号生成手段と、第１の電流
供給回路及び該第１の電流供給回路からの出力電流を充
放電して鋸歯状波信号を生成する充放電回路及び該充放
電回路の出力信号と前記エラー信号生成手段から出力さ
れるエラー信号とをレベル比較して該エラー信号をパル
ス幅変調する比較回路よりなるパルス幅変調手段と、こ
のパルス幅変調手段の出力に基づいて前記ピックアップ
素子の位置を制御する駆動手段と、第２の電流供給回路
及び該第２の電流供給回路をその出力電流が前記パルス
幅変調手段の第１の電流供給回路からの出力電流に対し
て加算または減算される状態となるように接続するスイ
ッチ回路よりなるサーボゲイン制御手段とを具備してな
ることを特徴とするディスク再生装置のサーボ回路。