JPS61142607A - バスケ−ブル及びその製造方法 - Google Patents

バスケ−ブル及びその製造方法

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JPS61142607A
JPS61142607A JP26489584A JP26489584A JPS61142607A JP S61142607 A JPS61142607 A JP S61142607A JP 26489584 A JP26489584 A JP 26489584A JP 26489584 A JP26489584 A JP 26489584A JP S61142607 A JPS61142607 A JP S61142607A
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lead wires
lead wire
bus cable
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lead
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熊坂 康
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Dainichi Nippon Cables Ltd
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Dainichi Nippon Cables Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バスケーブル及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のバスケーブルとその製造方法は、第22図〜第3
2図に順次示す。つまり、第22図に示すようにバスケ
ーブル本体1の切断端面2から所定長さAの位置でシー
ス3のみを切断して、シールド編組4を第23図のよう
に露出する。次に、第24図のようにシールド編組4を
シース3側に折返すと、テープ5が露れる。そこでテー
プ5を仮想線B −Bの位置で切断してその先端側を除
去すれば、第25図のように複数本のリード線6・・・
が露出する。
また第25図のようにシールド編組49折返部をすング
7にてかしめて固定し、余分な部位を除去する。
次に、第26図に示す如く、小径の短円筒状であって絶
縁兼ターミナル保護用のシュリンクチューブ8・・・を
各リード線6・・・に通す。同図で注目すべきは、リー
ド線6の最先端部は拡げれば円弧C−=2点鎖線で示し
た−を描く点で、後述の問題点を生ずることとなる。
その後、第27図のように、各リード線6・・・の最先
端部の皮むき加工を行なう。即ち、絶縁層9を微小長さ
だけ除去し導体としての芯線11を露出するのである0
次に、第28図のように予備ハンダ10を、リード線6
のこの芯線11に付着する。そして、第29図に示すよ
うに、コネクタ12のターミナル13・・・にリード線
6の芯線11をハンダにて接続(結線)する。各々のリ
ード線6・・・は予め定まったターミナル13・・・に
結線せねばならないから、作業者が手作業で注意深く行
なう、しかし、手作業であると共に細かいターミナル1
3と芯線11とのハンダ作業であるから、第30図に示
すように、ハンダ盛り14・・・が大きくなったり、偏
ったりしがちである。
次に、シュリンクチューブ8をスライドさせて、ターミ
ナル13のハンダ盛り14に被覆させる。
その後、第32図に示すように、ポリエチレン又はポリ
塩化ビニル等の合成樹脂でリード線6からコネクタ12
のターミナル13の端部までを被覆する一次モールドを
行なうために、金型15内に、設置せねばならない。と
ころが、第26図で述べた如く、リード線6・・・を扇
形に拡げるとその先端は円弧Cを描くため、第29図の
ように、リード結線を行ってゆけば、左右端側のリード
線6・・・は比較的直線 状であるのに対して、中央側
のリード線6・・・は余長が咄て、くねくねと弯曲する
。このような状態では、リング7からコネクタ12のフ
ランジ16までの寸法Eが定まらない。そこでこの寸法
Eをセントするために、第31図に示す如く、バスケー
ブル本体1とコネクタ12とを相互にねじりFを与える
必要がある。
このねじりFを与えたときに、左右側のリード線6・・
・には相張外力が作用して、ターミナル13とのハンダ
部分に余分な力が作用する。ヒートセットしてねじると
、リード線6・・・の絶縁層が破れ、混線する虞れがあ
り、かつ、余分な長さをねじって調整するから、リード
線6・・・全体の外形寸法(容積)が増大する。
その後、第32図のように、スプルー17及びランナ1
8とゲート19を介して、例えば温度約180℃、圧力
的300kg/−にて合成樹脂を射出成形する。
このとき、矢印のようにゲート19から高圧・高速で金
型内部へ溶融樹脂が流れ込み、特にゲート19近傍では
リード結線用ハンダ部が柔らかくなり、接着力が弱まる
と共に、リード線6・・・が射出フローの圧力を受ける
ため、ハンダ部が離脱する確率が高い。かつ、リード線
6・・・相互間には、ねじりによる応力が作用している
ため、これに射出フローの高圧と高温が作用して、絶縁
層9が破れ、芯線11・・・が相互に接触する虞れがあ
る。
次に、この−次モールドの上に、ガラステープと電磁シ
ールドを巻いた後、二次モールドを行ない最終製品とす
る。この時、再度の加熱圧縮を受け、−次モールドの際
に極限に達しているリード線6・・・、ハンダ部、ター
ミナル13が外力で切断する虞れがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の従来のバスケーブルとその製造方法によ
る次のような問題点を解決するものである。
(イ)第31図に示すねじりFに伴って、リード線6に
余分な応力が作用して、射出成形時の高温・高速の射出
フローで、ハンダ部が離脱し、断線したり、さらに、リ
ード線6の絶縁層9が軟化して破れて、接触して混線す
るという問題点。
(ロ)二次モールド時に、−次モールドにて極限に達し
ている内部応力等に、さらに加熱圧縮を受けて、リード
線訃・・、ハンダ部、ターミナル13・・・が切損し、
断線、混線、半断線(外力により断線したり導通したり
する状態)を生ずるという問題点。
(ハ)各々のリード線6・・・は予め定まったターミナ
ル13・・・に結線せねばならないが、手作業で極めて
面倒な作業であり、第29図のように各リード線6・・
・が乱雑に大乱れた状態で、ハンダ付けの自動化が困難
であるという問題点。
及びハンダ盛りが均一に美しく出来ないという問題点。
(ニ)リード線6・・・の先端の皮むきが極めて困難な
作業となっていたという問題点。
(ホ)リード線6・・・を第31図と第32図のように
ねじって金型15内に入れるために、■リード線6・・
・の容積が増大し、−次モールドの外形も大きくせねば
ならず、モールドカバーが大型化するという問題点、■
溶融樹脂の流れに対して大きな障害となり、−次モール
ド時、樹脂をリード線間まで、充分に充填しにくいとい
う問題点。
〔問題を解決するための手段〕
この発明に係るバスケーブルは、複数本のリード線の端
部をコネクタのターミナルに接続して、その接続部位を
合成樹脂にて被覆してなるモールドカバーを備えたバス
ケーブルに於て、円筒状シース内の複数本の上記リード
線を複数群に分離すると共に、各リード線群を扇形に拡
大して先端部が同一面内にて相互に所定間隔となるよう
に保持しつつ該リード線を橋絡する細長状の橋絡保持体
を、上記モールドカバー内に埋設してなる。
また、この発明に係るバスケーブルの製造方法は、円筒
状シースの端部から複数本のリード線を所定長さに露出
させ、該リード線を複数群に分離すると共に、各リード
線群を扇形に拡大しリード線の先端部を細長状の橋絡保
持体により所定順序にかつ所定間隔となるように橋絡保
持し、その後、リー下線の最先端部の皮むき加工を行っ
て、コネクタのターミナルに該最先端部を接続し、金型
内に上記複数群に分離状のリード線部を含めた接続部を
設置して、合成樹脂により、該接続部被覆するモールド
カバーを形成する。
〔作 用〕
(イ)複数リード線群に整然と分離状とされ、かつ複数
本のリード線が整然と略直線状に配列され、コネクタの
ターミナルに結線される。
(ロ)リード線にねじりを与えないために、モールドカ
バーの厚み寸法が薄くなり、モールドカバーが小型化可
能となり、溶融樹脂の流れも良くなる。
(ハ)橋絡保持体によって所定の順序でかつ所定間隔に
予め保持されるため、確実に結線することができ、自動
化も容易となる。
(ニ)リード線をねじらないために、−次モールド及び
二次モールド時に、余分な応力がリード線に作用せず、
断線や混線の虞れが少なくなる。
(ホ)リード線が所定間隔に固定されるから、リード線
の先端の皮むきが容易となる。
〔実 施 例〕
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。
第1図及び第21図I、■に於て、バスケーブル本体1
は、複数本のリード線6・・・を横断面丸形に集合して
、その上からテープ5を巻設し、さらにシールド編組4
でもって被覆すると共に最外層としてシース3をもって
被覆して構成されている。
そして、リード線6・・・の端部はコネクタ12のター
ミナル13・・・に接続され、その接続部位をモールド
カバー20にて被覆してなる。しかも図例では、モール
ドカバー20は、内モールド部21と外モールド部22
とを備え、合成樹脂の二重モールド構造となっている。
かつガラステープ等からなる熱と電気の絶縁層と、その
外側の銅のエキスバンドメタル製電磁シールド層からな
る中間Fi23が、第1図のように、内モールド層21
と外モールド層22との間に介装されている。
しかして、このモールドカバー20の内部を示す第21
図で明らかな如く、シース3から露出している複数本の
リード線6・・・は、上下二段の2個のリード線群G、
Gに分離されている。しかも、合成樹脂にて成形された
モールドカバー20の内には、各群Gのリード線6・・
・を図のような特有の形状に保持するための橋絡保持体
24が埋設されている。
即ち、各リード線群Gは、扇形に先端が拡大するような
形状を保ち、かつ、その最先端部が同一面内にて相互に
均等間隔を保つように、リード線6・・・の先端端部に
おいて直交する方向に、細長状奇形の橋絡保持体24が
埋設されている。
勿論、コネクタ12の種類によって、コネクタ端子25
・・・の段数が3段以上の場合もあるから、その場合に
は、複数本のリード線6・・・はそれに対応して3段以
上に分離状とされる(図示省略)。その群Gの数がいず
れの場合にも、各リード線群Gは、いわば“熊手”のよ
うな形状として、モールドカバー20内に埋設されてい
ることとなる。このように、均等間隔に整然と並んでい
る。
次に、このような構造及び形状のバスケーブルの製造方
法を、第2図〜第21図に於て、順次詳述する。
まず、第2図と第3図に示すように、バスケーブル本体
1の切断端面2から所定長さAでシース3のみを切断し
て皮むきし、シールド編組4を露出する。次に第4図の
ようにシールド編組4を折返し、テープ5を露出させる
と共に、そのテープ5を仮想線(B−B)の位置で切断
して、その先端側を除去すれば、第5図のように複数本
のリード線6・・・が露われる。そしてシールド編組4
の折返部をリング7にてかしめて固定し、余分な部位を
除去する。(以上の方法は従来の第22図〜第25図と
同様である。) しかして、その後、第6図と第7図に示すように、円筒
状シース3の端部から所定長さだけ露出状となった複数
本のリード線6・・・を、コネクタ端子25・・・(第
1図参照)の段数に対応する複数群G・・・に、分離す
る。かつ、このコネクタ端子25・・・の夫々には予め
どのリード線6・・・を接続結線すべきか、定まってい
るから、それに従って、各群G・・・に4すると共に各
群G・・・内の各リード線6・・・を順序通り配列せね
ばならない。26はそのための分離配列用治具である。
この治具26は、シース3の端部の外周に圧着状に取付
けられる半円形凹溝27を有する一対の取付部28.2
8と、一対の該取付部28、28を揺動自在に枢結する
軸29と、一対の該取付部28.28を相互に拡開させ
るためのつまみ部30゜30と、該つまみ部30.30
の間に介装された鉄形バネ31と、上記取付部28から
バスケーブル本体1の軸心に沿って先端方向へ延伸状の
腕部32と、一対の該腕部32.32の先端側に相互に
V形をなすように固着された一対の橋片33.33とか
ら、構成される。
橋片33は、コネクタ12のターミナル13の本数と間
隔(第14図参照)に対応して、スリット34・・・の
個数と間隔が予め設定されている。このスリット34・
・・内に、各リード線6・・・のポジションを判断して
差込めば、第6図に示すように、2群G、 Gに分離さ
れる。このように、リード線6・・・を所定順序にかつ
均等間隔となるように、しかも第7図のように扇形に拡
大状として、保持した状態で、その後、第8図のように
、ホントメルト接着剤射出器35にて、溶融状のEVA
やポリアミド系のホットメルト接着剤36を付着して、
隣合うリード線6・・・を直接に順次橋絡してゆく。
短い秒時間で、このホットメルト接着剤は固化する。そ
こで、分離配列用治具26を取外し、かつ橋片33のス
リット34・・・からリード線6・・・を抜出せば、第
9図のように、各群G・・・のリード線6・・・の最先
端部が同一面内にて相互に均等間隔P・・・となるよう
に、固化したホットメルト接着剤からなる細長帯状の橋
絡保持体24が、形成される。
この固化したホットメルト接着剤のみからなる橋絡保持
体24は、細長帯状以外に細長棒状とするも自由であり
、また、第10図■に示すようにリード線6・・・が完
全にホットメルト接着剤内に入込んだ状態としても、あ
るいは同図■のようにリード線6・・・の片面側のみに
付着するようにしても、自由である。他方、第10図■
に示すように、薄い帯体であって所定間隔P・・・にて
嵌込小溝を形成してなる補助片38と、上述のホットメ
ルト接着剤又は他の接着剤とを、併用しても良い。
しかも、第10図■に示した補助片38が剛性の大きい
寸法・形状のものにした場合には、第6図〜第8図で説
明した治具26を省略可能となる。
又、板状体の間にリード線6・・・を挟持するようにし
ても良いが図示省略した。
第9図のように扇形に各群G・・・のリード線6・・・
を保持した後、次に第11図のように、橋絡保持体24
から先端側に微小寸法Hの位置で、直線状にリード線6
・・・を切断して、揃える。そして、第12図に示すよ
うに、微小寸法にだけ、リード線6の絶縁層9の皮むき
を行って導体としての芯線11を露出させる。
橋絡保持体24によって、各リード線6・・・は保持さ
れているから、矢印り方向へづれることがなく、そのた
め、上記切断及び皮むきの作業は、自動的に一度に行な
うことが可能となる。
なお、第12図の皮むきを先に行ってから、第11図の
切断を行なうことも自由である。そして、いずれの場合
にも、第10図に示すように橋絡保持体24は帯状や棒
状で細長く容積が小さいから、皮むき・切断の作業時の
邪魔とならず好都合である。
次に、第13図に示すように、ハンダゴテにより1本づ
つ、あるいは、ディッピングにより一度に、リード線6
・・・の露出状芯線11・・・に、予備ハンダ10・・
・を付着する。
その後、第14図と第15図と第16図に示すように、
ブロック状のセパレータ39を用いてコネクタ12のタ
ーミナル13にリード線6・・・の最先端部をハンダ付
けする。このセパレータ39を具体的に説明すると、細
長状直方体形でその上下面には所定均等間隔の凹溝40
・・・が形成され、この間隔は、コネクタ12のターミ
ナル13・・・間隔pt、従って前述のリード線6・・
・の間隔Pに等しく設定されている。かつ第14図の矢
印M方向にセパレータ39を押込めば、第15図と第1
6図のように、ターミナル13・・・が夫々の凹溝40
・・・の奥側に挿入されるように、形状が設定されてい
る。
まず、このセパレータ39を矢印M方向からコネクタ1
2に嵌込み、次に予備ハンダ10・・・の済んだリード
線6・・・を第15図と第16図中の矢印Nのようにこ
れも予備ハンダの済んだ各凹溝40・・・に嵌込み、ハ
ンダゴテ41を用いて、コネクタ12・・・にハンダ付
けする。第6図の時点で既に各リード線6・・・の位置
決めが行われ、かつ橋絡保持体24によってその後の工
程でその位置決めが変化することがないから、そのまま
各群Gのリード線6・・・を間違いなく所定のターミナ
ル13・・・と結線できる。
第17図はハンダ付け42を完了した状態を示す。
そして第18図に拡大断面図として示す如く、絶縁材か
らなるセパレータ39によって、従来は作業時取扱の面
倒であったシュリンクチューブ8 (第26図・第29
図・第31図参照)が、全く省略できる利点がある。し
かも第18図で明らかなように、凹溝40の深さ寸法Q
を、ターミナル13の高さ寸法Rよりも大きく設定して
、セパレータ39の山部43がターミナル13・・・の
相互間を隔離して、リード線芯線11・・・がハンダ付
け42によって連続状となるのを確実に防止している。
勿論、これにより、ハンダ付は作業も著しく容易となる
。(このセパレータ39は最終製品のモールドカバー2
0の内部に埋設状にそのまま残す。) その後、第19図と第20図に示すように、−次モール
ド用金型44内に、第17図の状態−即ちセパレータ3
9及び橋絡保持体24もそのままの取付状態−にて、設
置し、合成樹脂で成形する。図例では、上方開口状とさ
れた金型44を使用し、上方から溶融樹脂−例えば前述
のホントメルト接着剤−を注入する無加圧モールドの場
合を示す。このようにすれば−次モールドが著しく容易
となり、かつ金型44も簡素であるから多数個の金型4
4・・・を並べて一度に多数個を成形することも出来る
利点がある。かつ従来の第32図で述べた問題点を悉く
解決する。しかも、第19図と第20図のように、金型
44内に整然と2群G、Gに分離状としてリード線6・
・・を設置するために、第21図に示すように、−次モ
ールドによって成形される内モールド部21は、厚さが
著しく薄く出来ると共に、体積も減少出来る。かつ内モ
ールド部21の表面21aにリード線6・・・の一部が
露出することがなく、内部に確実に埋込まれる。さらに
、溶融樹脂の流れに対する障害が少なくなりリード線の
間まで熔融樹脂を充分に充填できる。
その後、ガラステープと電磁シールド等の中間層23を
巻いた内モールド部21を、別の二次モールド金型内に
設置して、第21図の仮想線のように、外モールド部2
2を成形して、第1図に示したようなバスケーブルを製
造するものである。
なお、バスケーブルの構成は上記実施例に限定される異
なる種々のものを採用し得る。
例えば、ケーブルは複数のシールド層を有するもの、或
いは、シールド層がないものでも良い。
また、二次モールドをなくし、半割のケースで覆う形と
したり該ケースを金属製として電磁シールド層を省略す
るようにしても良い。
〔発明の効果〕
第1の発明によれば、次のような効果がある。
CI)リード線が整然と配列されているのでモールドカ
バー内のリード線には不要な応力が作用せず、断線や半
断線が発生する確率が著しく低減して、品質が安定する
(II)モールドカバー内のリード線が整然と埋設され
、リード線相互の接触による混線事故が防止出来る。
(III)モールドカバーの体積が減少し、特に厚さ寸
法が減少出来る。
(rV)溶融樹脂の流れに対する障害が少なくなるため
一部モールドが、常圧下あるいは低圧でも、成形可能と
なり、金型の簡素化を図り得ると共に、著しく製造が容
易となる。
第2の発明によれば、次のような効果がある。
(I)製造工程の早い時点でリード線を所定順序にかつ
所定間隔に整然と固定して後、後工程を行ってゆくため
、(イ)リード線の一括切断が容易に行え、(ロ)リー
ド線の絶縁層の皮むきも自動化にて一度に行なうことも
容易となり、(ハ)コネクタターミナルとの結線ハンダ
作業も誤りなく容易かつ迅速に行い得ると共に自動化も
可能になる。
(n)製造途中においてリード線に不要に大きな外力や
高温が作用することがなくなり、断線、半断線の事故が
有効に防止出来る。
(II[)リード線が常に整然と並んだ状態でモールド
されるために、リード線の絶縁層が破れて接触する混線
事故の発生が、有効に防止出来る。
(IV)溶融樹脂の流れに対する障害が少なくなるため
常圧下あるいは低圧での合成樹脂成形が可能となる。こ
れに伴って、高温高圧の噴出フローによる悪影響を全く
受けず、製品の品質は著しく向上する。かつ成形用金型
も簡素化出来る。
(V)第31図に示したように従来ではリード線をねじ
っていたが、そのような面倒な寸法セットの必要が全く
なくなる。・かつ得られるモールドカバーは薄形でかつ
コンパクト化出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部破断の斜視図、第
2図乃至第21図は本発明に係る製造方法を工程に従っ
て順次示した説明図であって、第2 ′図と第3図と第
4図と第5図は要部正面図、第6図は一部断面正面図、
第7図は一部破断省略の平面図、第8図は一部断面正面
図、第9図は斜視図、第10図は要部横断面図、第11
図と第12図と第13図と第14図は要部正面図、第1
5図は一部断面側面図、第16図は要部拡大断面図、第
17図は一部断面側面図、第18図は要部拡大断面図、
第19図は一部断面平面図、第20図は一部断面正面図
、第21図は一部モールド後の内部構造説明及び最終製
品の説明のための図であって、同図(I)は一部破断乎
面図、同図(If)は断面正面図である。 第22図乃至第32図は従来の製造方法を工程順に従っ
て順次示す説明用正面図である。 3・・・シース、6・・・リード線、12・・・コネク
タ、13・・・ターミナル、20・・・モールドカバー
、24・・・橋絡保持体、G・・・群、P・・・所定間
隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数本のリード線の端部をコネクタのターミナルに
    接続して、その接続部位を合成樹脂にて被覆してなるモ
    ールドカバーを備えたバスケーブルに於て、 円筒状シース内の複数本の上記リード線を複数群に分離
    すると共に、各リード線群を扇形に拡大して先端部が同
    一面内にて相互に所定間隔となるように保持しつつ該リ
    ード線を橋絡する細長状の橋絡保持体を、上記モールド
    カバー内に埋設してなるバスケーブル。 2、円筒状シースの端部から複数本のリード線を所定長
    さに露出させ、該リード線を複数群に分離すると共に各
    リード線群を扇形に拡大しリード線の先端部を細長状の
    橋絡保持体により所定順序にかつ所定間隔となるように
    橋絡保持し、その後、リード線の最先端部の皮むき加工
    を行って、コネクタのターミナルに該最先端部を接続し
    、金型内に上記複数群に分離状のリード線部を含めた接
    続部を設置して、合成樹脂により、該接続部を被覆する
    モールドカバーを形成することを特徴とするバスケーブ
    ルの製造方法。
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