JP3680604B2 - シールド電線 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に使用されるシールド電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に使用される電線(CAV−US)のうち、デジタル信号を伝送する回路、誤動作によって大きな危険にさらされるような回路(例えば、エンジン制御回路)、あるいはスピーカー回路(ノイズで聞き苦しい)などには、外部からのノイズを防ぐ目的でシールド線が使用されることが多く、さらにシールド線を接続するコネクタ部分からのノイズの侵入を防ぐために、その接続部分を金属で覆ったシールドコネクタも使用されている。
【0003】
図4に示すように、上記のシールド線は、導体41に絶縁体42を被覆してコア40を形成し、このコア40、40同士を対よりし、その外周にシールド43を横巻きし、そのシールド43の外周にシース44を被覆して構成されている。
【0004】
このシールド線をシールドコネクタに接続する際には、図5に示すように、先ず上述した回路側に接続されて金属ケース10に挿入すべく、シールド線の導体41、41をコネクタ9に接続し、シース44を皮剥ぎしてシールド43を露出したのち、そのコネクタ9を金属ケース10に挿入し、これに金属ケース10に形成された金属バレル11をかしめてシールド線のシールド43を金属ケース10に接続するようにしている。
【0005】
現在使用されているシールド線としては、編組シールド、横巻きシールド、或いは金属箔ラミネートテープシールド(金属箔シールド)が一般的であるが、図5で説明したシールドコネクタには、編組シールド、横巻きシールドが用いられており、金属箔シールドは用いられていない。これは、上述したように金属ケース10にコネクタ9を接続したのち、シールド部分を金属バレル11で圧接して接続すると、金属箔シールド線では、箔が破れる恐れがあるためである。
【0006】
この編組シールド、横巻きシールドについては、端末加工時の加工容易性を確保するため、繊維介在を用いない仕様となっており、シース44は皮剥ぎ性を考慮して、チューブタイプとなっている。
【0007】
この電線のシールド部分の処理は、人手で加工されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
現在、効率的な生産を行なうため、シールド電線の加工を一部自動化や全自動化することが検討されており、電気接続は圧接型の端子やコネクタの採用が検討されている。これらのコネクタは、シールドコネクタが多い。
【0009】
しかし、シールド電線は、前述したように繊維介在を用いていないため、楕円形となってしまい、シールド部分の加工が自動化できない。シールド部分の自動化加工をする目的で繊維介在を用いると今度は繊維部分の除去が自動化できないという問題がある。最近では、端末加工性に優れている金属箔シールドが多く使用されているが、上述したように箔が破れる問題がある。
【0010】
従って、上記の問題を解決するため、充実介在タイプのシールド電線が考案されているが、CAV−USをコア40に用いた場合、充実押出しをする際の熱と圧力によりコア40の絶縁体42がつぶれてしまい、絶縁体42の最小厚さを満足できないという問題が発生した。
【0011】
そこで、本発明の目的は、CAV−USで良好にコアを形成して優れた端末加工性を実現したシールド電線を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、対よりピッチを規定値とするコアの外周を被覆するシースの上にシールドを横巻きして形成するシールド電線において、コアの対より時に、前記規定値よりも対よりピッチを大きくしてコアを対よりした状態で前記シースを被覆し、前記シールドをコアの対より方向に横巻きしてコアの対よりピッチを前記規定値としたものである。
【0013】
上記コアは導体に約0.2mm厚の絶縁体を被覆して形成することが好ましい。
【0014】
上記シースは二層構造の内部シースであり、爾後、上記シールドを横巻きすることが好ましい。
【0015】
上記二層構造の内部シースの内層部を、発泡させて形成することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0017】
図1に示すように、コア12は、0.26〜0.45mmの軟銅素線を7〜16本撚った断面積0.3〜1.25mm2 の撚線からなる導体1に、0.2mm厚のビニルからなる絶縁体2を被覆して形成される。このコア12は自動車用低圧電線(CAV−US)である。このコア12、12同士を、よりピッチを大きくして対よりし、その後、対よりしたコア12、12の外周に内部シース13を充実押出で被覆する。この内部シース13は、二層(二層構造)で形成され、内側の切れやすい材料(内部シース内層6)と外側の反発弾性の強い材料(内部シース外層5)とで形成される。特に、内部シース内層6は外径2.5〜3.5mmの発泡ビニルであり、他方、内部シース外層5は0.2mm厚のビニルである。また、この内部シース13は、その内部シース13を被覆したのちの対よりコア12、12の横断面が外径約3〜4mmの円形となるようにして充実押出される。
【0018】
この内部シース13の外周に、0.12mmのスズメッキ軟銅線を80〜100本並べた状態で、コア12、12の対より方向と同方向で、50〜90mmのピッチで巻いて横巻シールド3を形成する。この横巻きピッチは横巻き下径の20倍程度である。横巻シールド3の外周に、0.5mm厚のビニルからなる外部シース7が施される。
【0019】
本発明においては、コア12、12の対より時に、よりピッチを大きくし、横巻シールド3をコア12、12の対より方向と同方向に横巻きすることで、コア12、12のよりピッチを規定値の層心径の30〜40倍にすることができ、これにより、より合わせたのちのコア12、12のつぶれを防止できる。
【0020】
上記コア12、12の対より時に、よりピッチを大きくして対よりし、横巻シールド3をコアの対より方向に横巻きしてコア12、12のピッチを規定値とする根拠を説明する。
【0021】
コア12をCAV−USで構成し、最初からピッチを規定値(層心径の30〜40倍程度)で対よりし、内部シース13を充実押出で被覆すると、コア12、12の絶縁体2がつぶれてしまい、コア12、12の最小厚さを満足できない。これは、次のことが原因と考えられる。
【0022】
▲1▼被覆時の内部シース13からの熱
▲2▼対よりコア12、12に張力がかかり、コア12、12同士が押しつけ合う
▲3▼内部シース13の被覆時のコア12、12外側からの圧力
▲1▼については不可避である。▲3▼については、上記の内部シース内層6を発泡させることにより、圧力を軽減できる。▲2▼については、対よりピッチを大きくすることで軽減できる。(例えば2つのコア12、12を平行に並べれば、張力がかかっても、互いに押しつけ合うことはない。)
しかし、対よりピッチが大きすぎるとノイズのキャンセル効果や電線の可とう性や屈曲性に大きな影響があるため、層心径の30倍程度のピッチが望ましい。
【0023】
そこで、本発明では、ピッチを、層心径の80〜100倍で対よりする。この状態のまま、上述した二重構造で且つ内層6を発泡させた内部シース13を被覆する。横巻シールド3をコア12、12のより方向と同方向に横巻きしてコア12、12のよりピッチを規定値の層心径の30〜40倍にする。横巻きのピッチは、50〜90mmが適正範囲である。
【0024】
次に、この50〜90mmの横巻きのピッチの根拠について説明する。
【0025】
先ず、横巻きのピッチは90mmより大きすぎると横巻きが乱れてしまい、素線の間に隙間ができてしまい、適正なシールド効果が得られない。
【0026】
逆に、横巻きのピッチを50mmより小さくすると、内部シース13に加わっている捻りの力で、内部シース13がうねってしまい、ケーブルとして製品に仕上げることができなくなってしまう。
【0027】
従って、横巻きのピッチは50〜90mmが好ましい。
【0028】
上記シールド3は、図5に示したシールドの接続部分と同様に、シールドコネクタの金属バレル11で外側から圧接されて、金属ケース10に接続されるが、この接続性能を維持するためには、図1に示すように、内部シース13には反発弾性の強いものが望まれる。
【0029】
一方、内部シース13は、端末加工する場合に十分に切り込みが入らなくても除去できるように、張力に対して簡単に切れるものが適している。
【0030】
そのため本発明では、上述したように、内部シース13として、内側に切れやすい材料(内部シース内層6)を被覆し、外側に反発弾性の強い材料(内部シース外層5)を被覆する。
【0031】
次に本発明の作用を述べる。
【0032】
コア12、12の対より時に、よりピッチを大きくして対よりし、発泡ビニルの内層6とビニルの外層5との二重構造の内部シース13を被覆し、横巻シールド3をコア12、12の対より方向に横巻きしてコア12、12のピッチを規定値とすることで、内部シース13被膜時にコア12の絶縁体2のつぶれを防止することができ、且つ、ノイズのキャンセル効果や電線の可とう性や屈曲性を維持することができる。
【0033】
さらに上記のように、内部シース13を、内側の切れやすい材料(内層)6と外側の反発弾性の強い材料(外層)5との二重構造で形成することで、シールド3の接続性能を維持し、且つ、十分に切り込みが入らなくてもシース13を除去することができる。
【0034】
CAV−USをコア12とし、内部シース13の横断面が外径約3〜4mmの円形となるようにして充実押出するため、シース或いはシールド加工などの端末加工を自動化することができる。
【0035】
次に他の実施の形態を説明する。
【0036】
図2に示すように、層心径の80〜100倍のよりピッチで対よりしたコア12、12の外周に図1と同様の二層構造の内部シース13をチューブ方式で被覆し、その後、その外周に図2の形態と同じように撚返を取らない機械で、対よりピッチを規定値とするように横巻シールド3を施し、さらに、その外周に外部シース7を被覆する。
【0037】
この内部シース13をチューブ方式で被覆することにより、コア12の絶縁体2のつぶれを回避することができる。
【0038】
従って、この形態では、CAV−USで良好にコア12を形成することができる。
【0039】
さらに他の形態を説明する。
【0040】
図3に示すように、上記のコア12を樹脂ひも介在9と共に層心径の80〜100倍のよりピッチでより合わせ、この外周に二重構造の内部シース13を充実押出で被覆し、その外周に図1の形態と同様に対よりピッチを規定値とするように横巻シールド3を施し、さらにその外周に外部シース7を被覆する。
【0041】
これにより、図2に示した形態と同様、コア12のつぶれは回避できる。
【0042】
さらに、この形態では、コア12、12を樹脂ひも介在9と共により合わせるため、横巻シールド3の内側を丸くして形成することができる。
【0043】
従って、この形態においても、CAV−USで良好にコア12を形成することができ、且つ、シース或いはシールド加工などの端末加工を自動化することができるので、優れた端末加工性を実現することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上要するに、本発明によれば、コアの対より時に、より合わせたのちよりもよりピッチを大きくして対よりし、発泡ビニルの内層とビニルの外層との二重構造の内部シースを被覆し、横巻シールドをコアの対より方向に横巻きしてコアのピッチを規定値とすることで、内部シース被膜時にコアの絶縁体のつぶれを防止することができ、且つ、ノイズのキャンセル効果や電線の可とう性や屈曲性を維持することができる。
【0045】
さらに上記のように、内部シースを、内側の切れやすい材料(内層)と外側の反発弾性の強い材料(外層)との二重構造で形成することで、シールドの接続性能を維持し、且つ、十分に切り込みが入らなくてもシースを除去することができる。
【0046】
CAV−USをコアとし、内部シースの横断面が外径約3〜4mmの円形となるようにして充実押出するため、シース或いはシールド加工などの端末加工を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の断面概略図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を説明する断面概略図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態を説明する断面概略図である。
【図4】従来のシールド電線を説明する概略図である。
【図5】シールドコネクタを説明する概略図である。
【符号の説明】
1 導体
2 絶縁体
3 横巻シールド
5 内部シース外層
6 内部シース内層
7 外部シース
12 コア
13 内部シース
Claims (4)
- 対よりピッチを規定値とするコアの外周を被覆するシースの上にシールドを横巻きして形成するシールド電線において、コアの対より時に、前記規定値よりも対よりピッチを大きくしてコアを対よりした状態で前記シースを被覆し、前記シールドをコアの対より方向に横巻きしてコアの対よりピッチを前記規定値としたことを特徴とするシールド電線。
- 上記コアは導体に約0.2mm厚の絶縁体を被覆して形成される請求項1に記載のシールド電線。
- 上記シースは二層構造の内部シースであり、爾後、上記シールドを横巻きした請求項1又は2に記載のシールド電線。
- 上記二層構造の内部シースの内層部を、発泡させて形成した請求項3に記載のシールド電線。
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