JPS61141200A - 発熱部品の取付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パワートランジスタ等の発熱部品を放熱ケー
スに取付る方法の改良に関する。

電子機器の構成に広く使用されるプリント板に、例えば
パワートランジスタ等の発熱部品を直接搭載すると、プ
リント板に搭載された他の部品の性能を劣化させるばか
りでなく、発熱部品に大形の冷却手段が必要のため、プ
リント板の実装密度が　゛減少し、プリント板が大形と
なるという問題点がある。

これらの問題点を除去するため、第４図の放熱ケースの
背面斜視図に示すように、プリント板を収容する放熱ケ
ースに、発熱部品をプリント板とは別個に装着して、発
熱部品のリードをプリント板に接続するようにしている
機器が多い。

第４図において、１は金属板よりなる浅い箱形の放熱ケ
ースであって、底面が開口している。放熱ケースｌの開
放面側には、放熱ケース１より長さの短い角形のプリン
ト板５が周縁がケース側板ＩＡとは絶縁され、且つ二上
板を形成するケース平面板２とは所望の間隔を保持して
平行に装着されている。

ケース平面板２のプリント板５が覆っていない部分には
、例えばパワートランジスタである発熱部品６を装着可
能に空間部が構成されている。

ケース平面板２の内側面に、放熱片８が密着して固着さ
れた発熱部品６は、リード７がプリント板５側に延伸し
て、その端部がプリント板５の所望のパターンに半田付
けされ接続されている゛。

放熱ケース１に取付けられた発熱部品６の発生する熱は
、放熱片８を介してケース平面板２に伝導され、放熱面
積の大きい放熱ケース１より外部に放熱するようになっ
ている。

また、放熱ケース１に伝導した発熱部品６の熱が、プリ
ント板５に対応するケース平面板２部分に伝導され、プ
リント板５の放熱の冷却の障害とならないように、ケー
ス側板の所望の個所にスリット３を設けである。

なお、このようにプリント板５と発熱部品６とを収容し
た放熱ケース１は、開口側の側縁の所望の個所に突出し
た取付脚４を設け、図示してない装置の取付板部材、例
えば大形の他のプリント板の孔にこの取付脚４を挿着し
て、ケース平面板２が上方になって装着されるよう構成
しである。

このような発熱部品の取付けにあたり、発熱部品と放熱
ケースとの絶縁が確実で、且つ発熱部品の装着が容易の
ことが要望されている。

〔従来の技術〕

第５図は従来の発熱部品の取付手段を分離した形で示す
斜視図、第６図は側断面図であって、本体の底面に放熱
片８が装着された発熱部品６は、放熱片８とケース平面
板２の間に、絶縁シート９（例えば熱伝導率の大きいシ
リコンゴム板等で、厚さが０．１　ｔｍ前後）が挿入さ
れて絶縁され、ケー　　・ス平面板２の内側面に密着載
置されている。　詳述ｒると、ケース平面板２の装着部
には取付ねじ１０の首部が貫通する孔を設け、また、放
熱片８にも、取付ねじ１０の直径よりも十分に大きくて
、絶縁ブツシュ１１の円筒部を挿入可能な固着孔８Ａを
設けである。

そして、ケース平面板２の外側より取付ねじ１０を挿入
し、ナツト１４を取付ねじ１０の先端に螺着して、絶縁
ブツシュ１１．平座金１２．ばね座金１３を介　　　）
。

して放熱片８を締付けて、発熱部品６をケース平面板２
に固着している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上記従来の発熱部品の取付構造には、ナツ
トを強く締めつけることにより、取付ねじが貫通する絶
縁シートの孔がずれて、放熱片とケース平面板との所望
の空隙が保持出来なくなり絶縁耐力が低下するという問
題点がある。

また放熱片に固着孔を設け、且つ絶縁ブツシュ。

平座金、ばね座金等を装着してナツトを螺着する等、発
熱部品の装着作業が煩雑であるという問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記従来の問題点は、ケース側板の内側に所望の係合間
隙を有して、ケース平面板に平行に設けられた係合板と
、該係合間隙に挿入されて係着する短冊形の固着板部、
及び該固着板部の上部が延伸してほぼ直角に屈曲して形
成されてなる押圧台“片部を有する押え°板ばねとを備
え、発熱部品の放熱片を絶縁シートを介して該ケース平
面板に密接する如くに載置した状態で一１該押え板ばね
を該係合間隙に挿入係着し、該押圧舌片部の弾力により
該発熱部品の上部を押圧して、該発熱部品を放熱ケース
に固着するという、本発明の発熱部品の取付方法により
解決される。

〔作用〕

上記本発明の手段によれば、絶縁シートには孔等がない
ので、放熱片とケース平面板との絶縁は保証される。ま
た、押え板ばねの固着板部を係合間隙に押入すると、固
着板部がケース側板に係着し、押圧舌片部が発熱部品の
樹脂パンケージの上部に圧着する。したがって、発熱部
品の固着作業が極めて簡単である。

〔実施例〕

以下図示実施例により、本発明の要旨を具体的に説明す
る。なお、企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の１実施例で分離した形で示す斜視図、
第２図は係合間隙部の斜視図、第３図は要所断面図であ
る。

第１図及び第２図において、発熱部品６を搭載する近傍
のケース側板ＩＡの内側面には、ケース平面板２に平行
して係合板１６か打出し加工されて、設けられている。

ケース平面板２に垂直の通し礼状に形成された係合板１
Ｇとケース側板ＩＡの内側面とのなす係合間隙１７は、
長さが、後述する押え板ばね２０の固着板部２１の幅よ
りも大きく、幅が、固着板部２１の板厚よりもわずかに
大きく加工されている。

また、係合板Ｉ６を打出し加工したことにより、ケース
側板ＩＡには角孔１５が設けられている。

弾性ある金属板（例えば燐青銅板）よりなる押え板ばね
２０は、係合間隙１７に挿入可能の短冊形の固着板部２
１と、固着板部２１の上部が延伸して、はぼ直角に屈曲
して形成されてなる押圧舌片部２３とを備えている。

固着板部２１の平面板部に、は、固着板部２１を係合間
隙１７に挿入した状態で、角孔１５の北側縁に係止可能
な、下部が固着板部２１に連結し上部が外側に開いた爪
２２を突出して設けである。

このような押え板ばね２０を使用して、発熱部品６をケ
ース平面板２の内側面の所望の位置に固着するには、第
３図に示すようにする。

ケース平面板２の内側面に、絶縁シート９を敷き、その
上に放熱片８が密着するように、発熱部品６を載せる。

次に、押圧舌片部２３が発餅？部品６の合成樹脂よりな
るパッケージの上方に位置するようにして、固着板部２
１を係合間隙１７に押入する。

このことにより、押圧舌片部２３が発熱部品６の上面に
圧着する。また、押圧舌片部２３の反撥力により、固着
板部２１はケース側板ＩＡの内側面に圧接されて係着す
る。

なお、この状態で爪２２が角孔１５の上側縁に係止する
ので、振動等により押え板ばね２０が上方に飛び出る恐
れがない。

このように、発熱部品６を放熱ケース１に固着した後に
、リード７をプリント板５の所望のパターンに半田付け
して接続する。

上述の手段で放熱ケース１に固着された発熱部品６は、
絶縁シート９に孔等がないので、放熱片８と放熱ケース
１との絶縁が保証される。

また、押え板ばね２０を係合間隙Ｉ７に挿入するだけで
発熱部品６を固着することができ、発熱部品６の固着作
業が極めて簡単である。

なお、図示例は押え板ばね２０に爪２２を設け、ケース
側板ＩＡに角孔１５を設けて、押え板ばね２０の飛び出
しを防止してんるが、爪２２、及び角孔１５がなくても
、押え板ばね２０は係合間隙１７に係着するものである
。

なおまた、係合間隙１７を設けるのに、ケース側板ＩＡ
を打ち出し加工せず、別の金属板よりなる係合板を溶接
等して固着しても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、発熱部品と放熱ケースと
の絶縁が確実で、且つ発熱部品の固着が簡単である等、
実用上で優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例で分離した形で示す斜視図、 第２図は係合間隙部の斜視図、 第３図は要所断面図、 第４図は放熱ケースの背面斜視図、 第５図は従来の発熱部品の取付手段を分離した形で示す
斜視図、 第６図は側断面図である。 図において、 １は放熱ケース１、　　　ＩＡはケース側板、２はケー
ス平面板、　　　　５はプリント板、６は発熱部品、　
　　　　　７はリード、８は放熱片、　　　　　　　９
は絶縁シート、１５は角孔、　　　　　　　１６は係合
板、１７は係合間隙、　　　　　２０は押え板ばね、２
１は固着板部、　　　　　２２は爪、２３は押圧舌片部
をそれぞれ示す。 碧ｌｌ２ｒ 卒 拳３阻 事４ζ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケース側板の内側に所望の係合間隙を有して、ケース平
   面板に平行に設けられた係合板と、該係合間隙に挿入さ
   れて係着する短冊形の固着板部、及び該固着板部の上部
   が延伸してほぼ直角に屈曲して形成されてなる押圧舌片
   部を有する押え板ばねとを備え、発熱部品の放熱片を絶
   縁シートを介して該ケース平面板に密接する如くに載置
   した状態で、該押え板ばねを該係合間隙に挿入係着し、
   該押圧舌片部の弾力により該発熱部品の上部を押圧して
   、該発熱部品を放熱ケースに固着することを特徴とする
   発熱部品の取付方法。