JPS61140722A - ガスタ−ビン燃焼装置 - Google Patents
ガスタ−ビン燃焼装置Info
- Publication number
- JPS61140722A JPS61140722A JP26170284A JP26170284A JPS61140722A JP S61140722 A JPS61140722 A JP S61140722A JP 26170284 A JP26170284 A JP 26170284A JP 26170284 A JP26170284 A JP 26170284A JP S61140722 A JPS61140722 A JP S61140722A
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- JP
- Japan
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- combustion
- fuel
- air
- main
- pilot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/28—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
- F23R3/34—Feeding into different combustion zones
- F23R3/346—Feeding into different combustion zones for staged combustion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
- F23R3/04—Air inlet arrangements
- F23R3/06—Arrangement of apertures along the flame tube
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、一つの燃焼室にパイロット燃焼領域とメイン
燃焼領域とに分区されたそのメイン燃焼領域に希薄燃料
としての混合気を混入し、窒素酸化物(以下NOxと記
す)の生成を抑制するガスタービン燃焼装置の改良に関
する。
燃焼領域とに分区されたそのメイン燃焼領域に希薄燃料
としての混合気を混入し、窒素酸化物(以下NOxと記
す)の生成を抑制するガスタービン燃焼装置の改良に関
する。
近時、ガスタービン設備は、大気汚染防止の見地から、
低NOxの開発がなされており、その一つとして燃焼ガ
スに希薄燃料(混合気)を混入し、局所的に高温領域を
取除く手法が講じられている。
低NOxの開発がなされており、その一つとして燃焼ガ
スに希薄燃料(混合気)を混入し、局所的に高温領域を
取除く手法が講じられている。
ところが、この手法は定格運転時において、かなりの成
果をおさめているものの、一度、ガスタービン設備が部
分負荷に入ると、混合気の燃料濃度が可燃限界以下にな
り、十分な燃焼がしなくなるおそれがある。
果をおさめているものの、一度、ガスタービン設備が部
分負荷に入ると、混合気の燃料濃度が可燃限界以下にな
り、十分な燃焼がしなくなるおそれがある。
かかる欠点を解消する一手段として、一つの燃焼器に二
つの燃料供給系統を設け、一系統はメイン燃焼領域を作
り出すために使用され、残の系統はパイロット燃焼領域
を作り出すために使用されるものがある。
つの燃料供給系統を設け、一系統はメイン燃焼領域を作
り出すために使用され、残の系統はパイロット燃焼領域
を作り出すために使用されるものがある。
ここに、第4図は上記従来のガスタービン燃焼装置の概
略構成を示し、燃焼器(1)にはパイロット燃焼室(2
)とメイン燃焼室(3)とが一つの容器内に区分されて
いる。パイロット燃焼室(2)の先端は、第1の燃料供
給系fc(4)から送られてくる燃料を噴霧・噴口する
燃料噴射装置(5)が設けである。この燃料噴射装置(
5)の周囲は、燃料に旋回流を与えて好適に燃焼せしめ
るスワラ−(6)が環状列に周設されている。一方、メ
イン燃焼室(3)Kは、その側壁に予混合室(7)が連
設されており、この予混合室(7)は第2の燃料供給系
統(8)に結ばれていて、送られてくる燃料に過分の空
気を加えて混合気(9)を作り出している。したがって
、パイロット燃焼室(2)のガス温度が高くとも、予混
合室(力からの混合気(9)によって適度に温度が下げ
られ、これによってNOxの生成を極力抑えている。な
お、符号0〔はパイロット燃焼室(2)の空気孔であり
、また符号(11)もメイン燃焼室(3)の空気孔であ
る。
略構成を示し、燃焼器(1)にはパイロット燃焼室(2
)とメイン燃焼室(3)とが一つの容器内に区分されて
いる。パイロット燃焼室(2)の先端は、第1の燃料供
給系fc(4)から送られてくる燃料を噴霧・噴口する
燃料噴射装置(5)が設けである。この燃料噴射装置(
5)の周囲は、燃料に旋回流を与えて好適に燃焼せしめ
るスワラ−(6)が環状列に周設されている。一方、メ
イン燃焼室(3)Kは、その側壁に予混合室(7)が連
設されており、この予混合室(7)は第2の燃料供給系
統(8)に結ばれていて、送られてくる燃料に過分の空
気を加えて混合気(9)を作り出している。したがって
、パイロット燃焼室(2)のガス温度が高くとも、予混
合室(力からの混合気(9)によって適度に温度が下げ
られ、これによってNOxの生成を極力抑えている。な
お、符号0〔はパイロット燃焼室(2)の空気孔であり
、また符号(11)もメイン燃焼室(3)の空気孔であ
る。
ところで、上記二系統の燃料供給ラインを有していても
、ガスタービン設備の負荷変動は滋しく、その運転が部
分負荷領域に入ると、たちまちメイン燃焼室(3)の燃
料が可燃限界以下に落ち入ることがある。このため、燃
料の可燃限界以下になると、例えば第5図乃至第6図に
示されるように、第2の燃料供給系統(8)が用いられ
、燃料の不足分をバックアップしている。すなわち、第
5図は負荷変化に対するメイン燃焼室(3)に送給され
る燃料量およびパイロット燃焼室(2)に送給される燃
料量のそれぞれの分担分を図式化したものであって、こ
の場合、燃焼不良があると、メイン燃焼室(2)K送給
される第2の燃料供給系統(8)からの燃料が増分され
、部分負荷時の出力低下を補っている(第6図参照)。
、ガスタービン設備の負荷変動は滋しく、その運転が部
分負荷領域に入ると、たちまちメイン燃焼室(3)の燃
料が可燃限界以下に落ち入ることがある。このため、燃
料の可燃限界以下になると、例えば第5図乃至第6図に
示されるように、第2の燃料供給系統(8)が用いられ
、燃料の不足分をバックアップしている。すなわち、第
5図は負荷変化に対するメイン燃焼室(3)に送給され
る燃料量およびパイロット燃焼室(2)に送給される燃
料量のそれぞれの分担分を図式化したものであって、こ
の場合、燃焼不良があると、メイン燃焼室(2)K送給
される第2の燃料供給系統(8)からの燃料が増分され
、部分負荷時の出力低下を補っている(第6図参照)。
しかしながら、この方法でも中間負荷時に混合気が希薄
になり、パイロット燃焼室(2)からの燃焼ガスに混入
しても十分燃焼しきれず、燃焼効率が悪くなっている。
になり、パイロット燃焼室(2)からの燃焼ガスに混入
しても十分燃焼しきれず、燃焼効率が悪くなっている。
この欠点を補うため、第7図に示す手法もある。第7図
も負荷変化に対するメイン燃焼室(3)に送給される燃
料量およびパイロット燃焼室(2)に送給される燃料量
のそれぞれの分担分を図式化したものである。この方法
では、第8図に示されるように、燃焼効率の悪い中間負
荷時、パイロット燃料だけで負荷に対応し、ある段階を
越えたらパイロット燃料をステップ状に減らしてその分
メイン燃料を注入する。するとメイン部分の当量比が燃
焼に充分な程度高くなり高い燃焼効率を保つことができ
る。しかしこの方法では中間負荷の大部分が通常の一段
燃焼器と同じことになり、パイロット部での局所当量比
が1前後になって燃焼ガスが高温化し、NOxが多量発
生してしまう。
も負荷変化に対するメイン燃焼室(3)に送給される燃
料量およびパイロット燃焼室(2)に送給される燃料量
のそれぞれの分担分を図式化したものである。この方法
では、第8図に示されるように、燃焼効率の悪い中間負
荷時、パイロット燃料だけで負荷に対応し、ある段階を
越えたらパイロット燃料をステップ状に減らしてその分
メイン燃料を注入する。するとメイン部分の当量比が燃
焼に充分な程度高くなり高い燃焼効率を保つことができ
る。しかしこの方法では中間負荷の大部分が通常の一段
燃焼器と同じことになり、パイロット部での局所当量比
が1前後になって燃焼ガスが高温化し、NOxが多量発
生してしまう。
本発明は、上記の事情に照してなされたものであって、
全負荷領域においてNOxの生成が抑制され、またNO
x生成の抑制に基づく出力低下のないようにするガスタ
ービン燃焼装置を提供するものである。
全負荷領域においてNOxの生成が抑制され、またNO
x生成の抑制に基づく出力低下のないようにするガスタ
ービン燃焼装置を提供するものである。
上記目的達成のため、本発明はガスタービン燃焼装置の
側壁に混合気を犬、中、小に分区してパイロット燃焼領
域またはメイン燃焼領域に送給できるよう透口を穿設し
たものであって、これら透口にはそれぞれ通路口が連設
されることを特徴とし、これら通路口を通じて各燃・焼
領域に混合気を送給するものである。
側壁に混合気を犬、中、小に分区してパイロット燃焼領
域またはメイン燃焼領域に送給できるよう透口を穿設し
たものであって、これら透口にはそれぞれ通路口が連設
されることを特徴とし、これら通路口を通じて各燃・焼
領域に混合気を送給するものである。
以下添付図を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図において、符号(1)は燃焼器を示し、との燃焼
器(1)の先端は、燃料噴射装置(5)を有している。
器(1)の先端は、燃料噴射装置(5)を有している。
燃料噴射装置(5)は制御弁(8a)を経て第1の燃料
供給系統(8)に結ばれており、この第1の燃料供給系
統(8)からの燃料をスワラ−(6)Kよって噴霧・旋
回せしめている。また、燃焼器(1)の側壁には、ヘッ
ダ翰が設けてあり、このヘッダ(2■は第2の燃料供給
系統(4)を経て制御弁(4a) K結ばれている。
供給系統(8)に結ばれており、この第1の燃料供給系
統(8)からの燃料をスワラ−(6)Kよって噴霧・旋
回せしめている。また、燃焼器(1)の側壁には、ヘッ
ダ翰が設けてあり、このヘッダ(2■は第2の燃料供給
系統(4)を経て制御弁(4a) K結ばれている。
上記ヘッダ(イ)は、燃焼器(1)の側壁に環状的に配
設されており、その−側は透口(21a)、(21b)
、(21c)を有している。これら透口のうち、第1の
透口(21a)は側壁の横断軸に対し、傾め前方に開設
され、第2の透口(21b)は側壁の横断軸と平行に開
設され、まだ第3の透口(21C)は側壁の横断軸に対
し、傾め後方に開設されている。第1の透口(21a)
は第1の通路口(22a)に、第2の透口(21b)は
第2の通路口(22b)に、第3の透口(21c)は第
3の通路口(22c )にそれぞれ連通せしめられてお
り、これらの通路口(22a) 、 (22b) 、
(22G)はパイロット燃焼室(2)、メイン燃焼室(
3)に通じている。なお、符号Eは図示しない圧縮機か
ら送られてくる高圧空気を示し、この高圧空気によって
燃焼器(1)の側壁(特に内筒の側壁)を冷している。
設されており、その−側は透口(21a)、(21b)
、(21c)を有している。これら透口のうち、第1の
透口(21a)は側壁の横断軸に対し、傾め前方に開設
され、第2の透口(21b)は側壁の横断軸と平行に開
設され、まだ第3の透口(21C)は側壁の横断軸に対
し、傾め後方に開設されている。第1の透口(21a)
は第1の通路口(22a)に、第2の透口(21b)は
第2の通路口(22b)に、第3の透口(21c)は第
3の通路口(22c )にそれぞれ連通せしめられてお
り、これらの通路口(22a) 、 (22b) 、
(22G)はパイロット燃焼室(2)、メイン燃焼室(
3)に通じている。なお、符号Eは図示しない圧縮機か
ら送られてくる高圧空気を示し、この高圧空気によって
燃焼器(1)の側壁(特に内筒の側壁)を冷している。
次に作用を説明する。図示しない圧縮機から吐出した圧
縮空気(2)はアニユラ−空気流路(25)と通路口(
22a)、(22b)、(22C)にはいり、アニユラ
−空気流路(25)にはいっだ空気は内筒壁面冷却空気
のとスワラ−(6)を通過した旋回空気+261になる
。この旋回空気CI!61 e用いて燃料噴射装置(5
)から噴射される燃料(27)がパイロット燃焼室(2
)で燃焼する。混合気を作るだめの空気は通路口(22
a)、(22b)、(22c)に流入する前に透口(2
1a) 、(21b) 、(21c)からの燃料と混合
し、通路口(22a)、(22b)、(22c)を経て
パイロット燃焼室(2)、メイン燃焼室(3)に入る。
縮空気(2)はアニユラ−空気流路(25)と通路口(
22a)、(22b)、(22C)にはいり、アニユラ
−空気流路(25)にはいっだ空気は内筒壁面冷却空気
のとスワラ−(6)を通過した旋回空気+261になる
。この旋回空気CI!61 e用いて燃料噴射装置(5
)から噴射される燃料(27)がパイロット燃焼室(2
)で燃焼する。混合気を作るだめの空気は通路口(22
a)、(22b)、(22c)に流入する前に透口(2
1a) 、(21b) 、(21c)からの燃料と混合
し、通路口(22a)、(22b)、(22c)を経て
パイロット燃焼室(2)、メイン燃焼室(3)に入る。
この実施例は、メイン燃料が定格流量のときの図であり
。
。
このうち透口(21a)から噴出する燃料は貫通距離が
大きく、最も内側の通路口(22a)−jで達し、ここ
で混合気になる。角度と径の違う透口(21b)。
大きく、最も内側の通路口(22a)−jで達し、ここ
で混合気になる。角度と径の違う透口(21b)。
(21C)から噴出する燃料は、それぞれの貫通距離の
違いにより、2つの通路口(22b)、、 (22c)
に達するようになっている。このようなしくみでそれぞ
れの通路口(22a)、(22b)、(22c)で適度
な燃料濃度の予混合気になるようになっている。メイン
燃料が定格より小さいときの燃料ジェットのようすを示
したのが第2図である、燃料流量が少量のときはどのジ
ェットにも貫通力が足りなく、最も外側の通路口(22
a)に全部の燃料が流入する。燃料流量が中間量のとき
は貫通距離の大きいジェットが中間の通路口(22b)
まで達してここで予混合気を形成し、貫通距離の小さい
ジェットは外側の通路口(22a)で予混合気を形成す
る。定格流量時は前述したとおりである。
違いにより、2つの通路口(22b)、、 (22c)
に達するようになっている。このようなしくみでそれぞ
れの通路口(22a)、(22b)、(22c)で適度
な燃料濃度の予混合気になるようになっている。メイン
燃料が定格より小さいときの燃料ジェットのようすを示
したのが第2図である、燃料流量が少量のときはどのジ
ェットにも貫通力が足りなく、最も外側の通路口(22
a)に全部の燃料が流入する。燃料流量が中間量のとき
は貫通距離の大きいジェットが中間の通路口(22b)
まで達してここで予混合気を形成し、貫通距離の小さい
ジェットは外側の通路口(22a)で予混合気を形成す
る。定格流量時は前述したとおりである。
以上のように動作する本実施例がもたらす効果を説明す
る。このような構造で動作させると無負荷状態に近いと
きはパイロット燃料のみを供給し、高燃焼効率で拡散燃
焼をする。負荷が小さいときはすべてのメイン燃料が外
側の通路口(22a)にだけ供給され、他の通路口(2
2b) 、(22c)からは空気だけが噴出する。この
ため全体の予混合気用空気に混合すれば希薄すぎて着火
しないようなメイン燃料流量でも適度の濃度になり、着
火し、希薄予混合燃焼するので高燃焼効率の低NOx燃
焼をする。
る。このような構造で動作させると無負荷状態に近いと
きはパイロット燃料のみを供給し、高燃焼効率で拡散燃
焼をする。負荷が小さいときはすべてのメイン燃料が外
側の通路口(22a)にだけ供給され、他の通路口(2
2b) 、(22c)からは空気だけが噴出する。この
ため全体の予混合気用空気に混合すれば希薄すぎて着火
しないようなメイン燃料流量でも適度の濃度になり、着
火し、希薄予混合燃焼するので高燃焼効率の低NOx燃
焼をする。
負荷が中間量の場合は尾部側の透口(21c)だけ燃料
が供給されず空気だけが噴出し、他の透口(21a)。
が供給されず空気だけが噴出し、他の透口(21a)。
(21b)からは適度の燃料濃度の予混合気が噴出し、
希薄予混合燃焼して高燃焼効率の低NOx燃焼をする。
希薄予混合燃焼して高燃焼効率の低NOx燃焼をする。
定格負荷の時は全部の透口(21a)、(21b)、(
21c)から予混合気が噴出して同様に高燃焼効率の低
NOx燃焼を行なう。以上のように本発明の予混合ダク
トを用いると全負荷範囲に渡って高燃焼効率の低NOx
燃焼を達成することのできる燃焼器を提供することがで
きる。
21c)から予混合気が噴出して同様に高燃焼効率の低
NOx燃焼を行なう。以上のように本発明の予混合ダク
トを用いると全負荷範囲に渡って高燃焼効率の低NOx
燃焼を達成することのできる燃焼器を提供することがで
きる。
本発明は前述し−だ実施例に限定されることなく、趣旨
を変更しない範囲で種々変形して実施することができる
。その例として第3図に示すように通路口(イ)を多重
アニユラ−にせず、一つのアニユラ−にすることも考え
られる。混合の不均一を利用して予混合気の濃度に差を
つけるものである。メイン燃料が少量のときは燃料ジェ
ットの貫通距離が小さく、全体に混合しない。そのため
、尾部側の予混合気噴出孔(14C)には燃料が達せず
、前述した多重アニユラ−の方法と同じ効果がある。多
重アニユラ一方式より濃度に差をつける効果は小さいが
通常の予混合方式よりはるかに中間負荷時の燃焼効率は
改善される。また、多重アニユラ一方式より構造が更に
シンプルになる利点がある。
を変更しない範囲で種々変形して実施することができる
。その例として第3図に示すように通路口(イ)を多重
アニユラ−にせず、一つのアニユラ−にすることも考え
られる。混合の不均一を利用して予混合気の濃度に差を
つけるものである。メイン燃料が少量のときは燃料ジェ
ットの貫通距離が小さく、全体に混合しない。そのため
、尾部側の予混合気噴出孔(14C)には燃料が達せず
、前述した多重アニユラ−の方法と同じ効果がある。多
重アニユラ一方式より濃度に差をつける効果は小さいが
通常の予混合方式よりはるかに中間負荷時の燃焼効率は
改善される。また、多重アニユラ一方式より構造が更に
シンプルになる利点がある。
以上説明したように、本発明によれば、燃焼器の側壁に
、混合気を犬、中、小に区分してパイロット燃焼領域ま
たはメイン燃焼領域に供給できるよう透口を穿設し、こ
の透口は通路口を経て上記パイロット燃焼領域、メイン
燃焼領域に連通ずるようにしたから、負荷が変化しても
、NOxの生成は抑制され、またその変化時における出
力低下も防止することが期待できる。
、混合気を犬、中、小に区分してパイロット燃焼領域ま
たはメイン燃焼領域に供給できるよう透口を穿設し、こ
の透口は通路口を経て上記パイロット燃焼領域、メイン
燃焼領域に連通ずるようにしたから、負荷が変化しても
、NOxの生成は抑制され、またその変化時における出
力低下も防止することが期待できる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図は第1
図の部分拡大図、第3図は本発明の他の実施例を示す図
、第4図は従来の実施例を示す概略図、第5図はパイロ
ット燃焼室、メイン燃焼室に供給される燃料量割合を示
す模式図、第6図は第5図の燃料量割合によって燃焼不
良を示す模式図、第7図もパイロット燃焼室、メイン燃
焼室に供給される燃料量割合を示す模式図、第8図は第
7図の燃料量割合によってNOxの発生量を示す模式図
である。 1・・・燃焼器 2・・パイロット燃焼室3
・・メイン燃焼室 20・・・ヘッダ21a、21
b、21C透口 22a 、22b 、 220
通路口代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ばか1名)
第5図 負 荷 (Z) 第6図 H−一勺T、゛r尭不良−−− 第7図 第8図 −NQ発←
図の部分拡大図、第3図は本発明の他の実施例を示す図
、第4図は従来の実施例を示す概略図、第5図はパイロ
ット燃焼室、メイン燃焼室に供給される燃料量割合を示
す模式図、第6図は第5図の燃料量割合によって燃焼不
良を示す模式図、第7図もパイロット燃焼室、メイン燃
焼室に供給される燃料量割合を示す模式図、第8図は第
7図の燃料量割合によってNOxの発生量を示す模式図
である。 1・・・燃焼器 2・・パイロット燃焼室3
・・メイン燃焼室 20・・・ヘッダ21a、21
b、21C透口 22a 、22b 、 220
通路口代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ばか1名)
第5図 負 荷 (Z) 第6図 H−一勺T、゛r尭不良−−− 第7図 第8図 −NQ発←
Claims (2)
- (1)燃焼器の先端に燃料噴射装置を設けてパイロット
燃焼領域を作り、また燃焼器の側壁に希薄燃料混合気が
通過する側路を設けてメイン燃焼領域を作り、前記燃料
噴射装置からの燃焼ガスによつてもたらされるメイン燃
焼領域に、前記混合気を混合せしめるガスタービン燃焼
装置において、前記側壁には混合気を大、中、小に分区
して前記パイロット燃焼領域またはメイン燃焼領域に送
給できるよう透口を穿設するとともに、前記透口にそれ
ぞれ通路口が連設されることを特徴とするガスタービン
燃焼装置。 - (2)透口は、混合気が少ないとき、側壁の横断軸に対
して傾め前方に開設し、混合気が中程度のとき、側壁の
横断軸に平行に、また混合気が多いとき、側壁の横断軸
に対して傾め後方にそれぞれ開設することを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のガスタービン燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26170284A JPS61140722A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ガスタ−ビン燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26170284A JPS61140722A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ガスタ−ビン燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140722A true JPS61140722A (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=17365522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26170284A Pending JPS61140722A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ガスタ−ビン燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3008391A4 (en) * | 2013-06-11 | 2016-07-06 | United Technologies Corp | AXIS SHELTER COMBUSTION CHAMBER FOR A GAS TURBINE ENGINE |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26170284A patent/JPS61140722A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3008391A4 (en) * | 2013-06-11 | 2016-07-06 | United Technologies Corp | AXIS SHELTER COMBUSTION CHAMBER FOR A GAS TURBINE ENGINE |
US11143407B2 (en) | 2013-06-11 | 2021-10-12 | Raytheon Technologies Corporation | Combustor with axial staging for a gas turbine engine |
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