JPS61140515A - シヤンプ−組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定な／４−ル光沢を有するシャンプー組成物
に関する。

的で種々のノや一ル化剤を配合することによシ／タール
光沢を付与したシャンプー組成物が市販されてｈる。こ
の場合、／４−ル化剤を配合し九シャンプー組成物が所
期の美しいノール光沢を有するためには、これらの／譬
−ル化剤がシャンプー液中に均一く安定して分散してい
ることが必要であシ、パール化剤が凝集したり、沈降し
たり又は浮遊したルすると、パール光沢は消滅してしま
う。

そこで、シャンプー組成物のノ臂−ル光沢を長期間安定
に維持するために、従来よりノ苧−ル化剤の凝集、沈降
及び浮遊などを防止する工夫が種々提案されている。

例えば、ノ母−ル化剤の凝集を防止する目的では、保護
コロイド効果を有する４リアクリル酸、アクリル酸−メ
タクリル酸共重合体、両性化合物−メタクリル酸アル中
ルエステル共重合体等のポリマ−物質が使用され、また
・々−ル化剤の沈降や浮遊を防止する目的では、水溶性
の無機塩や有機塩を添加し、／臂−ル化剤の比重とシヤ
ンプー液の比重とを近づけてパール化剤の沈降や浮遊を
防止する工夫がなされている。ｔた、増粘剤、ゼリー化
剤等を加えてシャンプー液の粘度を上げ九シ、シャンプ
ー液をゼリー状にするなどしてノヤール化剤の沈降や浮
遊を防止する試みもなされている。

しかしながら、これらの方法では常温或いは低温でツク
ール化剤を含有するシャンプー組成物を保存する場合に
は、ノ譬−ル化剤は比較的安定に分散し、ノ譬−ル光沢
は良好に維持されるが、高温で長期間保存する場合には
、パール化剤が凝集、沈降或いは浮遊などしてシャンプ
ーのパール光沢が消滅してしまう傾向が生じる。このた
め、高温で長期間保存しても、ノ譬−ル光沢が消滅せず
、安定性の良好なノ４−ル化剤含有シャンプー組成物が
強く要望されている。

発明の概要 本発明者等は高温で長期間保存してもシャンシー組成物
中に配合されているノーール化剤が凝集したシ、沈降し
たシ、浮遊したシせず、安定に均一に分散し、長期間鮮
明なパール光沢を維持することができ・るパール光沢安
定性に優れたシャンシー組成物を得ることを目的として
鋭意研究を進めた結果、 （ａ）　　ノヤール化剤０．１〜１０重量％と、（ｂ）
　　水溶性塩と、 （ｃ）　　平均分子量が２００〜８０００になるように
天然蛋白質を加水分解して得られ九ペプチド、この−ｅ
７”チドを炭素数６〜２４のアシル化剤でアシル化して
得られたアシル化ペプチド並びにこのアシル化（デチド
のアルカリ金属塩及びヒドロキシアルキル置換アンモニ
ウム塩から選ばれる１種又は２種以上のペプチド類０．
０５〜１０重量％とをそれぞれ含有するシヤンプー組成
物が上記目的を効果的に達成することを知見し、本発明
をなすに至ったものである。

本発明のシャンプー組成物によれば、高温で長期間保存
してもシャンプー組成物中に配合したパール化剤が凝集
した夛、沈降、浮遊したシせず、安定に均一に分散し、
長期間に亘シ鮮明なＩ−ル光沢を維持するものである。

以下、更に詳しく本発明を説明する。

発明の構成 本発明に用いられる第１の必須成分は）４−ル化剤であ
る。パール化剤としては、脂肪酸の炭素数が１４〜２４
であるエチレングリコール脂肪酸エステルが好適に使用
され、具体的にはエチレングリコールモノステアレート
、エチレングリコールジステアレート、エチレングリコ
ールモノノールミテート、エチレングリコールジパルミ
テート、エチレングリコール牛脂脂肪酸ジエステル、エ
チレンクリコール牛脂脂肪酸モノエステル、エチレング
リコールベヘニン酸モノエステル、エチレングリコール
ベヘニン酸ジエステル等が挙げられ、これらの１種又は
２種以上を組み合せて用いることができる。これらのパ
ール化剤のうちでは、エチレングリコールジステアレー
ト、エチレングリコールジパルミテート及びこれらの混
合物が特に好適に用いられる。

これらの１４−ル化剤の配合量は組成物全体の０．１〜
１０％（重量チ、以下同じ）、好ましくは０、１〜５％
である。配合量が０．１％よシ少ないとシャンプー組成
物の７９−ル光沢が十分でなく、また１０％を超えると
パール化剤の分散密度が高くなシ、ノ苛−ル光沢が不鮮
明になる。

本発明に用いられる第２の必須成分は水溶性塩である。

この水溶性塩としては水溶性であればいかなるものも使
用することができるが、具体的には硫酸、炭酸１重炭酸
、塩酸、ホウ酸、リン酸。

ピクリン酸、ヘキサメタリン酸、硝酸等の無機酸、クエ
ン酸、リンが酸、酒石酸、コハク酸、グルコン酸、ａｍ
、マレイン酸、フマール酸、フタル酸。

エチレンジアミン四酢酸、安息香酸、ベンゼンスルホン
酸、ニトリロトリ酢酸、ギシレンスルホン酸、ｌ−ヒド
ロキシエタン−１，１−ジホスホン酸。

プロピオン酸等の有機酸のアルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩、アンモニウム塩、ヒドロキシアルキル置換ア
ンモニウム塩等が挙げられ、これらの１種又は２種以上
を混合して使用することができる。なお、これらの水溶
性無機塩のうちでは塩化ナトリウム、塩化マグネシウム
、塩化カリウム。

トリエタノールアミン塩酸塩、硫酸ナトリウム。

硫酸マグネシウム、硫酸カリウム、トリエタノールアミ
ン硫酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、ト
リエタノールアミンクエン酸塩などが好適（用いられる
。

この場合、これら水溶性塩の配合量は特に限定されるも
のではなく、使用するパール化剤の比重、シャンプー液
の目的とする粘度等の種々の物性に合せて適宜決めるこ
とができるが、好ましくは組成物全体の０．１〜ｌＯ％
である。

本発明に用いられる第３の必須成分はペプチド。

アシル化ペプチド及びアシル化ペプチド塩から選ばれる
（プチド類である。ここで、ペプチドとしては天然に得
られる蛋白質を平均分子量が２００〜８０００になるよ
うに加水分解して得られたものを使用するものであル、
またアシル化ペプチドとしては前記のペプチドを炭票数
６〜２４のアシル化剤でアシル化して得られたものを使
用するものであり、更にアシル化ペプチド塩としてはア
ルカリ金属塩、ヒドロ中ジアルキル置換アンモニウム塩
を使用するものであル、これらのペプチド類はその１種
を単独で使用しても２種以上を組合せて使用しても差支
えない。なお、これらの成分の具体的な例としては、Ｎ
−ココイルペプチド、Ｎ−ミリスチルペプチド、Ｎ−オ
レイルペグチド、Ｎ−ウンデシリル−ｅｆチド、及びこ
れらのアルカリ金属塩、ヒドロキシアルキル置換アンモ
ニウム塩等が挙げられる。これらのうちでは、特にＮ−
ココイルペプチド、Ｎ−ココイルアルカリ金属塩。

Ｎ−ココイルヒドロ中シアルΦル置換アンモニウム、Ｎ
−オレイルペグチド、Ｎ−オレイルアルカリ金属塩及び
Ｎ−オレイルヒドロ中ジアルキル置換アンモニウムが好
適に用いられる。

上記ペプチド類の配合量は組成物全体の０．０５〜１０
チ、好ましくは０．１〜５饅である・配合量が０．０５
％よル少ないと高温でのシヤンプー組成物中の・母−ル
化剤の均一分散が十分でなく、１０チを超えると洗髪、
乾燥後のべたつきが生じ、好ましくなｉ。

本発明のシャンプー組成物には、上述した成分の他に１
下記の任意成分が本発明の効果に影響を与えない範囲で
配合され得る。

即ち、任意成分としては、通常シャンプーに使用される
アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界
面活性剤１両性界面活性剤：メチルセルａ−ス、ヒドロ
キシエチルセルロース。

ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化セルロース、
ポリエチレングリコール、／リエチレングリコールの脂
肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド等の増
粘剤；エチレングリコール。

プロピレングリコール、１．３−７”チレングリコール
、グリセリン、ソルビトール等の保湿剤；ビタミンＥ、
ビタミンＣ，ビタミンＥ酢酸エステル等のビタミン類；
ペパーミント、トウガラシチンキ等の冷感剤或いは熱感
剤；殺菌剤、可溶化剤、軟化剤、紫外線吸収剤、キレー
ト化剤、粘度調整剤。

着色剤、香料等を挙げることができ、これらの任意成分
はその必要に応じ１種又は２種以上が配合される。

発明の効果 本発明のシヤンプー組成物は、上述した水溶性塩とペプ
チド類とを併用し、これらを〕や−ル化剤と組合せたこ
とくより、高温で長期間保存してもパール化剤が凝集し
たり、沈降、浮遊したシすることがなく、均一に安定分
散しているもので、高温におけるｔ！−ル光沢安定性釦
優れ、長期に亘シ鮮明なパール光沢を維持するものであ
る。

以下、実施例と比較例とを示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものでは
ない、なお、各側の説明に先立ち、各側において採用し
た評価方法を説明する。

の容器に充填し、４５℃で３０日間靜装保存する。

保存前と保存後の・母−ル光沢を比較し、その変化の度
合を肉眼で判定した。

なお、評価は下記の基準による５段階評価によ夛行った
。

評価基準 ◎：保存前と比較して変化がほとんど認められない・○
：保存前と比較して変化がわずかに認められる・Δ：保
存前と比較して変化が認められる・×：保存前と比較し
て変化がかなシ認められる。

××：　／ＪＦ−ル光沢がはとんど認められない。

〔毛髪のべたつきのなさ〕

女性１０名、男性１０名のノ譬ネラーによシ各側のシャ
ンプー組成物を使用して洗髪し、乾燥した後、毛髪のべ
たつきのなさを官能評価した。

なお、評価は下記の基準による３段階評価によ〕行りた
。

評価基準 Ｑ：毛髪がべたつかない Δ：毛髪がややべたつく ×：毛髪がべたつく 〔実施例１〜８．比較例１〜１０〕 第１表に示す組成のシヤンプー組成物を調製し、４５℃
で３０日間靜装保存した後、そのノ４−ル光沢安定性及
び洗髪、乾燥後の毛髪のべたつきのなさを評価した・評
価結果を第１表に併記する。

なお、表中の配合量は重量％を示す。

第１表の結果から明らか表ように、ノタール化剤と水溶
性塩とアシル化−′ｅｆチド塩とをそれぞれ所定量含有
するシャンシー組成物（実施例１〜８）は／４−ル光沢
安定性及びべたつきのなさ共にいずれも優れている。こ
れに対して、水溶性塩及びアシル化ペプチド塩の両方を
欠くシャンプー組成物（比較例１．２）はＡＩ−ル光沢
安定性が著しく悪い。

また、水溶性塩及びアシル化ペプチド塩のいずれかを欠
くシャンプー組成物（比較例３〜６）はノ臂−ル光沢安
定性が悪い。更に、・臂−ル化剤の配合量が０．１％未
満であるシャンプー組成物（比較例７）及び配合量が１
０％を超えるシャンプー組成物（比較例９）はいずれも
パール光沢性が悪く、アシル化ペプチド塩の配合量がＯ
，ＯＳ＊未満であるシャンプー組成物（比較例１０）及
び配合量が１０％を超えるシャンプー組成物（比較例８
）はいずれも毛髪にべたつきが生じ、従ってノ４−ル化
剤、水溶性塩、アシル化ペプチド塩の３者を所定の配合
量範囲で併用した場合に初めて本発明の目的が達成され
ることが知見された・ 〔実施例９〕 エチレングリコールジステアレート　　　　　２無水硫
酸ナトリウム　　　　　　　　２Ｎ−ココイルベゾチド
ナトリウム（分子ｔ６５０）　　　　　１ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミド　　　　　４紫外線吸収剤　　　　
　　　　　　　０．１香料　　　　　　　０．５ 色素　　　　　　　０．００１ 〔実施例１０〕 （炭素数　１４〜１８） カチオン化セルロース　　　　　　　　　　　１エチレ
ングリコールジステアレート２ 塩化ナトリウム　　　　　　　　　　２Ｎ−オレイルペ
プチドｔトリウム（分子Ｊｉ７３０）　　　　　２ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド　　　　５チ紫外線吸収剤
　　　　　　　　　　　０．１エタノール　　　　　　
　　　　　　２香料　　　　　　　０．５ 色　　素　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　０．００１精製水　　　　　　　　　　　　　残 １００％ 〔実施例１１〕 ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン硫酸マグネ
シウム　　　　　　　　　２Ｎ−ココイルペプチドトリ
エタノールアミン　　　　２ヤシ油Ｗ酸ジエタノールア
ミド　　　　　　　５エチレングリコールジノ母ルミテ
ート　　　　　　　　２紫外線吸収剤　　　　　　　　
　　　０．１香料　　　　　　　０．５ 色　　素　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
０．００１精製氷　　　　　　　　　　　残 １００％ 実施例９〜１１のシャンプー組成物はいずれも優れた性
能を有し、・臂−ル光沢は４５℃で３０日間の保存前後
でほとんど変化がなく、また洗髪、乾燥後において毛髪
にべたつきは生じなかりた。

〔実施例１２〕 ４リオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム　１５％（
エチレンオキシド付加モル数平均３モル）エチレングリ
コールジステアレート１ 無水硫酸ナトリウム　　　　　　　１．５ホリエチレン
グリコールジステアレート０．５（平均分子量９０００
） Ｎ−ココイルペゾチドナトリウム　　　　　　　　２ヤ
シ油脂肪酸ジエタノールアミド　　　　　　　４紫外線
吸収剤　　　　　　　　　　０．１香料　　　　　　０
．５ 色　　素　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０
．００１精製水　　　　　　　　　　　　残 １００　％ 〔実施例１３〕 ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム　１０％（
エチレンオキシド付加上ル数平均３モル）ラウリル硫酸
ナトリウム　　　　　　５エチレングリコールジステア
レート１ 無水硫酸ナトリウム　　　　　　　　１．５クエン酸・
１水塩　　　　　　　　０，５Ｎ−ココイルペプチドナ
トリウム　　　　　　　　２紫外線吸収剤　　　　　　
　　　０．１香料　　　　　　０．５ 色　　素　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．
００１１００％ 〔実施例１４〕 アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム　　１０チエ
チレングリコールジステアレート２ ラウリルジメチルアミンオキシド　　　　　　　　５エ
チルアルコール　　　　　　　　３ 無水硫酸ナトリウム　　　　　　　２ クエン酸・１水塩　　　　　　　　０．５Ｎ−ココイル
ペプチドナトリウム　　　　　　　　２ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド　　　　　　４紫外線吸収剤　　　　
　　　　　　０．１香料　　　　　　０．５ 色　　素　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０
．００１１００％ 実施例１２〜１４の組成物もパール光沢、毛髪のべたつ
きの点で良好な性能を有していた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（ａ）パール化剤０．１〜１０重量％と、（ｂ）水
   溶性塩と、 （ｃ）平均分子量が２００〜８０００になるように天然
   蛋白質を加水分解して得られたペプチド、このペプチド
   を炭素数６〜２４のアシル化剤でアシル化して得られた
   アシル化ペプチド並びにこのアシル化ペプチドのアルカ
   リ金属塩及びヒドロキシアルキル置換アンモニウム塩か
   ら選ばれる１種又は２種以上のペプチド類０．０５〜１
   ０重量％とをそれぞれ含有することを特徴とするシヤン
   プー組成物。 ２、パール化剤が脂肪酸の炭素数が１４〜２４のエチレ
   ングリコール脂肪酸エステルである特許請求の範囲第１
   項記載のシヤンプー組成物。