JPS6114015Y2 - - Google Patents

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JPS6114015Y2
JPS6114015Y2 JP7532778U JP7532778U JPS6114015Y2 JP S6114015 Y2 JPS6114015 Y2 JP S6114015Y2 JP 7532778 U JP7532778 U JP 7532778U JP 7532778 U JP7532778 U JP 7532778U JP S6114015 Y2 JPS6114015 Y2 JP S6114015Y2
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JP
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cylindrical lens
lens
light beam
cross
focal length
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JP7532778U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レーザビームのような光ビームを情
報の表示または記録に使用する場合の、光ビーム
の断面の形状を任意に設定するための装置に関す
るものである。
レーザビームを使つた表示装置や録装置は輝度
にかかわりなくビームを細くすることができるた
め非常に高解度像が得られるが、解度像を上げる
ため細いビームで走査すると水平解度像は上るが
走査線数が限定された場合垂直解度像はその走査
線数で決まり、画面サイズとの関連で走査線間に
すき間があき“すだれ状”の画像となつてしま
う。これをさけるためには、走査ビームの水平方
向のサイズはそのままにし、垂直方向のサイズだ
けを走査線のすき間がちようど埋る程度に太くす
ればよい。すなわち、走査スポツトの断面の形状
をたて長のだ円にすればよい。
まずはじめにレーザビームを使用したテレビ画
像記録装置につき構成の一例を第1図に示し、以
下動作の概様をのべる。第1図において、レーザ
発振器1のレーザビーム9は、光変調器2(たと
えば超音波光変調器)で、テレビカメラからの入
力信号8に応じて強度変調され、第1光偏向器入
射ビーム10となる。次に、強度変調されたレー
ザビーム10は、第1光偏向器3(たとえば回転
多面鏡)で左右方向に偏向され、ビーム11とな
り、リレーレンズ系4を経たビーム12は、第2
光偏向器5(たとえばガルバノメーター)におい
て上下方向に偏向され、その結果左右および上下
の2次元に偏向されたビーム13となる。このビ
ーム13は、結像光学系6を通り結像ビーム14
となり記録媒体7(たとえば16ミリカラーフイル
ム)の上にラスタを形成する。
つぎに、前記レーザビームを使用したテレビ画
像記録装置に使われる光学系の構成の一例を第2
図に示しその機能を詳細に説明する。第2図aお
よびbは、それぞれ、第1光偏向器(第1図の
3)の偏向方向とレンズの光軸を含む面に垂直な
方向および水平な方向から見た図である。入射光
ビーム23は、単色でも赤、緑、青等複数のビー
ムが重なつたものでもよいが、平行光線として取
扱う。入射光ビーム23は、第1シリンドリカル
レンズ15を通り、集束ビーム10となり第1シ
リンドリカルレンズ15の焦点距離C1に相当す
る位置に集束する。この場合15がシリンドリカ
ルレンズなのでビームの垂直方向のみ集束する。
ビームの集束点は第1光偏向器の偏向面16とな
つていて、ここで左右方向に偏向されたビーム1
1となり、第1リレーレンズ17に入る。第1リ
レーレンズ17の位置は第1光偏向器偏向面16
から第1リレーレンズ17の焦点距離だけ離
れた所に置かれる。このビームは次に第2シリン
ドリカルレンズ18を通り、第1集束面19に集
束する。第1集束面19の位置は第1リレーレン
ズ17から第1リレーレンズ17の焦点距離
だけ離れた所にあり、また、第2シリンドリカル
レンズ18から第2シリンドリカルレンズ18の
焦点距離C2だけ離れた所にある。第1リレーレ
ンズ17と第2シリンドリカルレンズ18との関
係は、光ビームの垂直方向および水平方向の集束
点が一致するように配置されている。第1集束面
19を通過した光ビームは、第2リレーレンズ2
0を通り、第2光偏向器(第2図には第2光偏向
器の偏向面21のみ示す)に入る。第2リレーレ
ンズ20の位置は、第1集束面19から第2リレ
ーレンズ20の焦点距離だけ離れていて、第
2光偏向器偏向面21は第2リレーレンズ20か
らさらにだけ離れた位置にある。第2光偏向
器偏向面21において光ビームは垂直方向に偏向
され、2次元偏向されたビーム13となる。最後
に2次元偏向されたビーム13は、結像レンズ2
2を通り結像ビーム14となり、記録媒体7上に
ラスタを形成する。結像レンズ22の位置は、第
2光偏向器偏向面21から結像レンズ22の焦点
距離だけ離れていて、記録媒体7は結像レン
ズ22から結像レンズ22の焦点距離だけ離
れている。
以上前記レーザビームを使用したテレビ画像記
録装置の光学系の構成およびその機能につき説明
してきたが、ここで集束されるビームスポツトの
断面形状について考えてみる。
第2図において、第1集束面19と記録媒体7
は球面レンズだけで結ばれているので、垂直およ
び水平方向とも共役面になつている。したがつて
記録媒体7上の点を考えるには、第1集束面19
上の点を考えれば充分である。
第2図において、入射光ビーム23が単一横モ
ードのレーザ光のように、その断面形状がガウス
の強度分布を持つとすれば、第1集束面19上の
スポツト断面の形状が円形になる条件は、 1 2C1C2 である。もし、スポツトの断面形状をたて長また
は横長のだ円ビームをつくる必要がある場合に
は、1 2C1C2または1 2C1C2とす
ればよい。すなわちだ円ビームを得るためには集
束面におけるスポツト断面が円形になる条件から
ずらせばよい。ところがC2の関係は、第
1光偏向器3のたおれによつて発生するピツチむ
らを補正するように決める必要がある。
すなわち、第1光偏向器3として回転多面鏡を
使用した場合、回転鏡にたおれがあると、本来の
偏向方向に対し垂直な偏向成分が発生し、これが
走査線のピツチむらの原因となり、これを防ぐに
は第1光偏向器3の偏向点16と第1集束面19
が物点と像点の関係になるように、C2
関係を決める必要があり、C2は通常固定
と考えられる。したがつて、スポツトの断面形状
を変える場合には、通常C1を変える方法をと
る。しかし、この方法でスポツトの断面形状を変
えるには、シリンドリカルレンズの焦点距離を変
える必要があり、連続的に任意の断面形状を得る
にはシリンドリカルなズームレンズを使用する必
要があり、このようなレンズは組みたてがきわめ
て困難でありかつ高価なものになるという欠点が
あつた。したがつて本考案はかかる欠点を取りの
ぞくとともに、連続的に任意の断面形状のスポツ
トを得るための従来とは異なる装置を提供しよう
とするものである。
第3図は、本考案の原理的説明および一実施例
を示す図である。第3図aおよびbは第2図のa
およびbに対応し、それぞれ、第1光偏向器の偏
向方向とレンズの光軸を含む面に垂直な方向およ
び水平な方向から見た図であり、説明を簡単にす
るため記録媒体と共役な面である第1集束面19
以前だけを示してある。第3図cは前述の第3図
a,bの数字で示した各部に対応したビームの断
面形状の一例を1 2C1C2の場合について
示したもので実線点線はシリンドリカルレンズを
15,15′の位置にそれぞれ挿入した場合に対
応している。
第3図の光学系の素子の配置および機能は、第
2図に示したものと殆んど同じで、入射ビーム2
3は第1シリンドリカルレンズ15を通り、一方
向に集束するビーム10となり、第1光偏向器で
左右方向に偏向され、第1リレーレンズ17およ
び第2シリンドリカルレンズ18を通つて第1集
束面19に達する。第1シリンドリカルレンズ1
5の位置を第3図の点線で示すように15′の所
まで移動させた場合、各光学素子を通る光ビーム
は10′、11′(同図中点線で示す)のようにな
り、b図からわかるように、一方向だけに集束す
る新しい集束面24および25が生ずる。すなわ
ち、光ビームの垂直方向および水平方向の集束点
が一致しないことになる。したがつて、たとえば
記録媒体面と共役な点である第1集束面で考える
と水平方向にピントを合せると垂直方向はピンボ
ケになる。このピンボケの量がビームの広がりに
なり、この結果だ円の断面を持つ光ビームを形成
することができる。
すなわち本考案は、第1シリンドリカルレンズ
を光軸方向に動かした場合、水平もしくは垂直の
いずれか一方の集束面のみが光軸方向に移動しの
こりの集束面は移動しないという点(一方向のみ
ボケる)に着目してなされたものであり、かかる
場合、移動させるレンズは第1シリンドリカルレ
ンズだけであり、第1光偏向器以後の素子の配置
は固定してあるので、それらの機能たとえば第1
光偏向器で発生するピツチむらを補正するための
第1リレーレンズ17および第2シリンドリカル
レンズ18の機能には全く影響しない。
以上のことから、第1シリンドリカルレンズ1
5の位置を光軸方向に連続的に動かすことによ
り、光ビームの第一光偏向器の走査方向のビーム
形状は変えずに、それと直角な方向のビーム形状
を任意の大きさに連続的に設定できることがわか
る。
第3図では、第1シリンドリカルレンズ15を
一方向にのみ動かしてあるが、光ビーム断面の強
度分布の形が、第1シリンドリカルレンズ15の
集束点16の前後で対称になつていることを考慮
すれば、第1シリンドリカルレンズ15は第3図
のΔZと反対方向に動かしても全く同じ効果を得
ることができる。
本考案を使つて記録媒体面上での光ビームスポ
ツトの断面形状を、円形→たて長に変えるために
は、第1シリンドリカルレンズ15、第1リレー
レンズ17および第2シリンドリカルレンズ18
の各焦点距離C1C2の関係を 1 2C1C2 のように決めておけばよい。またこの場合、フ
イルム記録装置などにおいてこの光学系の後に挿
入される垂直偏向器の偏向角が十分大きければ、
走査線間隔が十分広く走査線が分解可能である
が、偏向角が小さい場合は走査線が分解されずラ
スターの記録状態のチエツクや記録時に支障を来
たすことがある。
これを解決するためには、光ビームのたて方向
の断面形状が円形よりさらに小さく、すなわち横
長のだ円形がつくられるようにすれば良い。すな
わち 1 2C1×C2 のような条件で光学系を設計すれば、光ビームの
断面形状を横長だ円形→円形→たて長だ円形のよ
うに広い範囲にわたつて変えることができる。こ
のようにすることにより、記録ラスターが均一に
書かれているか否かのチエツクのときは、横長だ
円形の十分細い走査線を記録して観測し確認の
後、円形→たて長だ円形の方向に光ビーム断面形
状を調整し、所望の光ビーム断面形状にセツトす
ることができる。この方法では、偏向器の偏向角
が小さくても走査線の分解能を確保できるので、
応用範囲がきわめて広くなる。
なお、第3図の説明では省略したが、入射光ビ
ーム23は、単色光以外の、赤、緑、青等の光ビ
ームが合成されたものでよい。また、23は平行
光以外の集束ビームまたは発散ビームであつても
支障はない。
また、第4図に示すように第1シリンドリカル
レンズを入射ビームのスポツトサイズを決める光
ビームスポツトサイズ変換系(同図中26,27
で構成)の中に組入れた場合は、スポツトサイズ
変換用レンズ26および27を固定しておいて、
第1シリンドリカルレンズ15を軸方向に動かす
ことにより第3図に示した系と全く同等の効果を
得ることができる。さらに、第4図における第1
シリンドリカルレンズ15の機能を分散させて、
スポツトサイズ変換用レンズである球面レンズ2
7の前後に各1個のシリンドリカルレンズ15,
15″をそれぞれ配置し、どちらか一方のシリン
ドリカルレンズを可動にするか、シリンドリカル
レンズをスポツトサイズ変換用レンズである球面
レンズ26の直前または直後に配置しても、全く
同様の効果を得ることができる。
以上説明したようにこの考案を実施することに
より、レーザビームのような光ビームの断面の形
状を、任意のだ円率を持つように連続的に可変す
ることができ、かつ垂直方向のスポツトサイズ
を、水平方向のスポツトサイズとは独立に制御す
ることができる。
また走査線数がかぎられている場合、たとえば
光ビームを使つたテレビ画像の表示装置や記録装
置において解度像をあげるため細いビームをもち
いても本考案を実施することにより垂直方向にと
なりあつた走査線相互間に生じるすきまを容易に
うめることができるので自然な画像表示や記録を
することが可能となる。さらに、ビームスポツト
を連続的に変えることができる点を利用すれば、
テレビジヨン方式が異なり走査線数が変わつた場
合においても各方式に最適のビームスポツトを容
易に得られる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、レーザビームを使用したテレビ画像
記録装置の構成例を示す図、第2図a,bはレー
ザビームを使用したテレビ画像記録装置に使われ
る光学系の構成例を示す図、第3図a,bは本考
案の原理的説明、および一実施例を示す光学系の
構成図、第3図cは第2図a,bの各部に対応し
たビームの断面形状の一例を示す図、第4図a,
bは本考案の他の実施例を示す光学系の構成図で
ある。 1……レーザ発振器、2……光変調器、3……
第1光偏向器、4……リレーレンズ系、5……第
2光偏向器、6……結像光学系、7……記録媒体
(第2集束面)、8……入力信号、9……レーザビ
ーム、10,10′……第1光偏向器入射ビー
ム、11,11′12……1次元偏向されたビー
ム、13……2次元偏向されたビーム、14……
結像ビーム、15,15′,15″……第1シリン
ドリカルレンズ、16……第1光偏向器の偏向
面、17……第1リレーレンズ、18……第2シ
リンドリカルレンズ、19……第1集束面、20
……リレーレンズ、21……第2光偏向器の偏向
面、22……結像レンズ、23……入射光ビー
ム、24……第3集束面、25……第4集束面、
26,27……スポツトサイズ変換用レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光ビームの偏向を利用して情報を表示または記
    録するにあたり、焦点距離f1のリレーレンズ係球
    面レンズをはさむ第1,第2の領域にそれぞれ焦
    点距離fC1、焦点距離fC2の第1,第2のシリン
    ドリカルレンズ係を配してなるビーム成形用光学
    係において、前記焦点距離f1、fC1およびfC2
    相互の間にf 〉fC1×fC2なる関係を有し、前
    記球面レンズと前記第2シリンドリカルレンズ系
    との走査線と直交する方向の結像関係を固定した
    まま前記第1シリンドリカルレンズ系のシリンド
    リカルレンズを光軸方向において調整し、記録媒
    体面上での光ビームの断面形状を横長だ円形から
    円形、たて長だ円形に変化し得るようにしたこと
    を特徴とする光ビームの成形装置。
JP7532778U 1978-06-01 1978-06-01 Expired JPS6114015Y2 (ja)

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JP7532778U JPS6114015Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01

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JP7532778U JPS6114015Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01

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JPS54176343U JPS54176343U (ja) 1979-12-13
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