JPS61139903A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPS61139903A JPS61139903A JP59262111A JP26211184A JPS61139903A JP S61139903 A JPS61139903 A JP S61139903A JP 59262111 A JP59262111 A JP 59262111A JP 26211184 A JP26211184 A JP 26211184A JP S61139903 A JPS61139903 A JP S61139903A
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- Japan
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- recorded
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分鵞
本発明は回転ヘッド式ビデオテープレコーダ（以下ＶＴ
Ｒと称す）における音声信号の品質を向上させることが
できるよう構成した磁気記録再生装置に関するものであ
る。
Ｒと称す）における音声信号の品質を向上させることが
できるよう構成した磁気記録再生装置に関するものであ
る。
従来の技術
従来のＶＴＲにおいては映像信号は回転ヘッドにより、
音声信号は固定ヘッドによりそれぞれ磁気テープ上の専
用トラックに記録されていた。ところがＶＴＲの長時間
化にともないテープ走行速度が遅くなってきており、そ
の場合、音声信号の同波数特性やＳ／Ｎが劣化すること
になり、良質な再生音が得られないという問題があった
。低テープ速度においても良質な再生音を得るため知、
ＶＴＲのビデオトラックに音声信号を変調して記録し７
ようとする方法（例えば、電子退会磁気記録研究会資料
ＭＲ８３−１９，９〜１４ページ）が実用化されてきて
いる。
音声信号は固定ヘッドによりそれぞれ磁気テープ上の専
用トラックに記録されていた。ところがＶＴＲの長時間
化にともないテープ走行速度が遅くなってきており、そ
の場合、音声信号の同波数特性やＳ／Ｎが劣化すること
になり、良質な再生音が得られないという問題があった
。低テープ速度においても良質な再生音を得るため知、
ＶＴＲのビデオトラックに音声信号を変調して記録し７
ようとする方法（例えば、電子退会磁気記録研究会資料
ＭＲ８３−１９，９〜１４ページ）が実用化されてきて
いる。
その記録方式における周波数アロケーシゴンを第６図に
、そして磁気テープの深さ方向への記録状態図を第７図
に示す。
、そして磁気テープの深さ方向への記録状態図を第７図
に示す。
第６図において、１は周波数変調された同期信号を含む
輝度信号、２は低域又換された搬送色信号である。３は
音声信号を周波数変調（ＦＭ）した信号であり、低域変
換搬送色信号２とＦＭ輝度信号１との間の帯域に音声専
用ヘッドによって映像信号用−＼ノドとは異なるアジマ
ス角で記録される。
輝度信号、２は低域又換された搬送色信号である。３は
音声信号を周波数変調（ＦＭ）した信号であり、低域変
換搬送色信号２とＦＭ輝度信号１との間の帯域に音声専
用ヘッドによって映像信号用−＼ノドとは異なるアジマ
ス角で記録される。
第７図から明らかなように、同波数変調された音声信号
は映像信号よりも先に大きな記録電流でもって磁性層４
の深層４ａに記録され、映像信号はそのあとから磁性層
４の表層４ｂに記録されることになる。なお、５はベー
スフィルムラ示す。
は映像信号よりも先に大きな記録電流でもって磁性層４
の深層４ａに記録され、映像信号はそのあとから磁性層
４の表層４ｂに記録されることになる。なお、５はベー
スフィルムラ示す。
このような従来例の場合、音声信号はＦＭ記録されるた
めＳ／Ｎが大きくとれ、品質がよい上に、テープ走行速
度を遅くしても音質が劣化しない特長があるため、長時
間ＶＴＲの記録方式として一つの有力な手段であると言
える。しかも従来使用していなかった磁気テープ磁性層
の深層を利用している点も注目に値する。
めＳ／Ｎが大きくとれ、品質がよい上に、テープ走行速
度を遅くしても音質が劣化しない特長があるため、長時
間ＶＴＲの記録方式として一つの有力な手段であると言
える。しかも従来使用していなかった磁気テープ磁性層
の深層を利用している点も注目に値する。
しかしながら最近は、コンパクトディスクや放送衛星に
よる音声ＰＣＭ放送など高品質な音声ソースに接する機
会が多く、上述したＶＴＲの音声記録方式では十分満足
できないという声が強くなってきている。その主たる点
はヘッド切換ノイズの発生、ひずみ率が高い、アフタレ
コーディングが不可能などの点である。
よる音声ＰＣＭ放送など高品質な音声ソースに接する機
会が多く、上述したＶＴＲの音声記録方式では十分満足
できないという声が強くなってきている。その主たる点
はヘッド切換ノイズの発生、ひずみ率が高い、アフタレ
コーディングが不可能などの点である。
これらの問題点を一掃するには音声のＰＣＭ記録がよい
わけであるが、現在の民生用ＶＴＲではＰＣＭ化した広
帯域の音声信号を映像信号に付加して記録するだけの記
録密度がないと言える。
わけであるが、現在の民生用ＶＴＲではＰＣＭ化した広
帯域の音声信号を映像信号に付加して記録するだけの記
録密度がないと言える。
発明が解決しようとする問題点
以上のようにＶＴＲの高音質化を計るためには音声のＰ
ＣＭ記録が最も優れているが従来の民生用ＶＴＲでは映
像信号とともに音声ＰＣＭ信号を記録することは記録帯
域の点で不可能であるため音声のＦＭ記録が採用されて
いるのが実情で必ずしも満足のいく音声品質が得られて
いないという問題点があった。
ＣＭ記録が最も優れているが従来の民生用ＶＴＲでは映
像信号とともに音声ＰＣＭ信号を記録することは記録帯
域の点で不可能であるため音声のＦＭ記録が採用されて
いるのが実情で必ずしも満足のいく音声品質が得られて
いないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、映像信号が記録されている
映像トラック上の浅層部に音声信号をＰＣＭｊ、だ広帯
域なデジタル信号を記録してＶＴＲの高音質化を実現す
るとともに従来のＦＭ記録方式との互換性がとれるよう
配慮されたもので、ＦＭ音声記録とＰＣＭ音声記録の両
立が可能な磁気記録再生装置を提供するものである。
映像トラック上の浅層部に音声信号をＰＣＭｊ、だ広帯
域なデジタル信号を記録してＶＴＲの高音質化を実現す
るとともに従来のＦＭ記録方式との互換性がとれるよう
配慮されたもので、ＦＭ音声記録とＰＣＭ音声記録の両
立が可能な磁気記録再生装置を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するだめに本発明の磁気記録再生装置
は映像信号記録再生する第１の回転ヘッドとアジマス角
が異なる第２の回転ヘッドを有し、映像信号を記録した
トランク上に音声信号を重ね記録し、互いにアジマス角
が異なるヘッドにより映像信号および音声信号を再生す
る手段を具備し、前記音声信号の記録は周波数変調記録
と符号変調記録のいずれかを選択できるよう構成したも
のである。
は映像信号記録再生する第１の回転ヘッドとアジマス角
が異なる第２の回転ヘッドを有し、映像信号を記録した
トランク上に音声信号を重ね記録し、互いにアジマス角
が異なるヘッドにより映像信号および音声信号を再生す
る手段を具備し、前記音声信号の記録は周波数変調記録
と符号変調記録のいずれかを選択できるよう構成したも
のである。
作 用
本発明は上記した構成によって、極めて良質な音声の記
録・再生を希望する時には、第１の回転ヘッドにより映
像信号を記録し、そのあとからアジマス角の異なる第２
の回転ヘッドによりＰＣＭ音声信号を低レベルで記録す
る。再生は各々のヘッドで行なえばアジマス角が異なる
ため映像信号とＰＣＭ音声信号は分離再生されることに
なり映像信号と同時に極めて音質の優れた再生音を得る
ことができる。また、ＦＭ音声記録機能を有していてＰ
ＣＭ音声記録機能をもだない従来のＶＴＲで再生するこ
とを前提とする時には、第１の回転へノドで映像信号を
記録したあと上記第２の回転ヘッドによりＦＭ音声信号
を低レベルで記録することによりＦＭ音声記録をも実現
することができる。しだがって音声信号のＦＭ記録方式
をもつＶＴＲに本発明により記録したテープをかけて映
像信号とハイファイ音声信号（ＦＭ記録による）を再生
できるという互換性をもたせることができる。
録・再生を希望する時には、第１の回転ヘッドにより映
像信号を記録し、そのあとからアジマス角の異なる第２
の回転ヘッドによりＰＣＭ音声信号を低レベルで記録す
る。再生は各々のヘッドで行なえばアジマス角が異なる
ため映像信号とＰＣＭ音声信号は分離再生されることに
なり映像信号と同時に極めて音質の優れた再生音を得る
ことができる。また、ＦＭ音声記録機能を有していてＰ
ＣＭ音声記録機能をもだない従来のＶＴＲで再生するこ
とを前提とする時には、第１の回転へノドで映像信号を
記録したあと上記第２の回転ヘッドによりＦＭ音声信号
を低レベルで記録することによりＦＭ音声記録をも実現
することができる。しだがって音声信号のＦＭ記録方式
をもつＶＴＲに本発明により記録したテープをかけて映
像信号とハイファイ音声信号（ＦＭ記録による）を再生
できるという互換性をもたせることができる。
実施例
以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第２図は本発明の詳細な説明するための磁性層深さ方向
の記録状態図である。
の記録状態図である。
映像信号の記録を従来通り回転ヘッドにより磁気テープ
に記録すると、その記録層の深さは記録波長の０．２５
〜０．３倍であり、現在の民生用ＶＴＲでは０．３〜０
．８μｍの深さにまで記録されていることになり、一般
の磁気テープの磁性層６の厚さが２〜４μｍであること
からすると、第２図に示すように無記録層６Ｃが存在す
る。第６図および第７図で説明した従来例は、この無記
録層を利用するものであるが、木質的に長波長（低周波
帯域）の信号しか記録できなかった。広帯域の信号を記
録するにはテープ磁性層の浅層部が適しており、事実、
映像信号の記録はごく表面部にのみ行なわれている。
に記録すると、その記録層の深さは記録波長の０．２５
〜０．３倍であり、現在の民生用ＶＴＲでは０．３〜０
．８μｍの深さにまで記録されていることになり、一般
の磁気テープの磁性層６の厚さが２〜４μｍであること
からすると、第２図に示すように無記録層６Ｃが存在す
る。第６図および第７図で説明した従来例は、この無記
録層を利用するものであるが、木質的に長波長（低周波
帯域）の信号しか記録できなかった。広帯域の信号を記
録するにはテープ磁性層の浅層部が適しており、事実、
映像信号の記録はごく表面部にのみ行なわれている。
本発明はデジタル信号の記録再生およびＦＭ音声記録に
は映像信号の記録再生はどＳ／Ｎを必要としないことに
着目し、映像信号が記録された記録層６ｂのさらに浅層
部に広帯域のデジタル信号まだはＦＭ音声信号を記録し
、音声信号記録層伽とする。なお、第２図中の７はベー
スフィルムを示す。以下、まずＰＣＭ音声記録について
説明する。デジタル信号の再生には、Ｓ／Ｎが１ｓ ｄ
Ｂあれば１０ 程度の符号誤り率となり実用的な値に近
づく。余裕をもって２０〜３０ｄＢのＳ／Ｎが確保でき
れば十分である。したがって浅層に記録するデジタル信
号はＳ／Ｎが上記値を満足する程度の深さに記録すれば
よい。記録層の深さの制御はたとえば記録電流で行なう
ことができ、映像信号を最適記、流（再生出力力１１よ
、記、１電流値）で記録するとすれば、デジタル信号の
記録電流はその％〜％でよい。当然ながら記録した映像
信号のあとからデジタル信号を浅層記録するわけである
から映像信号の再生出力が低下するが、その程度はデジ
タル信号の記録層が極めて薄いため小さく、上記記録電
流値を例にとると３〜ｅｄＢにおさまる。しかもテープ
の表面性による雑音が浅層に記録されたデジタル信号の
ため映像信号の再生に直接関与しにくくなり変調性雑音
が軽減されるため実質的な映像信号のＳ／Ｎ低下は２〜
３ｄＢ程度にとどまる。このように先に記録した映像信
号のＳ／Ｎ劣化を小さく押え、実用的な符号誤シ率をも
つデジタル信号を、その上に記録することが可能である
。
は映像信号の記録再生はどＳ／Ｎを必要としないことに
着目し、映像信号が記録された記録層６ｂのさらに浅層
部に広帯域のデジタル信号まだはＦＭ音声信号を記録し
、音声信号記録層伽とする。なお、第２図中の７はベー
スフィルムを示す。以下、まずＰＣＭ音声記録について
説明する。デジタル信号の再生には、Ｓ／Ｎが１ｓ ｄ
Ｂあれば１０ 程度の符号誤り率となり実用的な値に近
づく。余裕をもって２０〜３０ｄＢのＳ／Ｎが確保でき
れば十分である。したがって浅層に記録するデジタル信
号はＳ／Ｎが上記値を満足する程度の深さに記録すれば
よい。記録層の深さの制御はたとえば記録電流で行なう
ことができ、映像信号を最適記、流（再生出力力１１よ
、記、１電流値）で記録するとすれば、デジタル信号の
記録電流はその％〜％でよい。当然ながら記録した映像
信号のあとからデジタル信号を浅層記録するわけである
から映像信号の再生出力が低下するが、その程度はデジ
タル信号の記録層が極めて薄いため小さく、上記記録電
流値を例にとると３〜ｅｄＢにおさまる。しかもテープ
の表面性による雑音が浅層に記録されたデジタル信号の
ため映像信号の再生に直接関与しにくくなり変調性雑音
が軽減されるため実質的な映像信号のＳ／Ｎ低下は２〜
３ｄＢ程度にとどまる。このように先に記録した映像信
号のＳ／Ｎ劣化を小さく押え、実用的な符号誤シ率をも
つデジタル信号を、その上に記録することが可能である
。
ところで映像信号とデジタル信号の占有帯域が離れてい
る場合には再生信号からフィルタにより所望の信号を得
ることが可能であるが、両信号が近接している場合や重
なっている場合を考１すれば映像信号を記録再生する回
転ヘッドのアジマス角とデジタル信号を記録再生する回
転ヘッドのアジマス角とを異ならせる必要がある。一般
に記録ヘッドのギャップ方向に対して再生ヘッドのギャ
ップ方向がθだけ傾いていると、次のような損失りが生
じることが知られている。
る場合には再生信号からフィルタにより所望の信号を得
ることが可能であるが、両信号が近接している場合や重
なっている場合を考１すれば映像信号を記録再生する回
転ヘッドのアジマス角とデジタル信号を記録再生する回
転ヘッドのアジマス角とを異ならせる必要がある。一般
に記録ヘッドのギャップ方向に対して再生ヘッドのギャ
ップ方向がθだけ傾いていると、次のような損失りが生
じることが知られている。
ただし、Ｗニドラブ２幅
λ：記録波長
しだがって映像信号用回転ヘッドの再生出力は、デジタ
ル信号記録層６ａに記録されている信号を拾わず映像信
号のみを再生し、デジタル信号用回転ヘッドの再生出力
は映像信号記録層６ｂの信号を拾わずデジタル信号のみ
を再生するようアジマス角を設定することができる。た
とえば映像用およびデジタル用ヘッドのアジマス角を３
０’異ならせることにより実用的なトラック幅で１．５
〜２％ｔｋ以上の全帯域にわたって両信号の帯域を共有
させることが可能である。その結果、第３図に示すよう
に周波数変調した輝度信号１と低域変換した搬 ′退
色信号２を周波数多重して映像信号記録層６ｂに記録し
、それらの信号と同帯域内にあって広帯域なデジタル信
号１６をデジタル信号記録層６ａに記録することができ
る。第３図に示しだ周波数アロケージ１ンの場合、映像
信号のＳ／Ｎ劣化は２〜３ｄＢにとどまり、約４１Ｉｋ
のデジタル信号が記録可能なわけであり、これは、たと
えば音声信号をＰＣＪ、てデジタル記録できることを意
味しており、第６図、第７図の従来例で説明した音声Ｆ
Ｍ記録に比較し、はるかに優れた音声信号の記録再生が
可能となることを示している。もちろんデジタル信号は
ＰＣＭ音声信号以外にも利用することができる。
ル信号記録層６ａに記録されている信号を拾わず映像信
号のみを再生し、デジタル信号用回転ヘッドの再生出力
は映像信号記録層６ｂの信号を拾わずデジタル信号のみ
を再生するようアジマス角を設定することができる。た
とえば映像用およびデジタル用ヘッドのアジマス角を３
０’異ならせることにより実用的なトラック幅で１．５
〜２％ｔｋ以上の全帯域にわたって両信号の帯域を共有
させることが可能である。その結果、第３図に示すよう
に周波数変調した輝度信号１と低域変換した搬 ′退
色信号２を周波数多重して映像信号記録層６ｂに記録し
、それらの信号と同帯域内にあって広帯域なデジタル信
号１６をデジタル信号記録層６ａに記録することができ
る。第３図に示しだ周波数アロケージ１ンの場合、映像
信号のＳ／Ｎ劣化は２〜３ｄＢにとどまり、約４１Ｉｋ
のデジタル信号が記録可能なわけであり、これは、たと
えば音声信号をＰＣＪ、てデジタル記録できることを意
味しており、第６図、第７図の従来例で説明した音声Ｆ
Ｍ記録に比較し、はるかに優れた音声信号の記録再生が
可能となることを示している。もちろんデジタル信号は
ＰＣＭ音声信号以外にも利用することができる。
第４図は本発明の磁気記録再生方法を実現するための回
転ヘッド群の構成例を示す図である。磁気テープ１ｏが
矢印方向ＡＫ走行し、回転シリンダ１６が矢印Ｂ方向に
３０１で回転する、いわゆる回転２へｙドヘリカル式Ｖ
ＴＲである。この場合、映像信号へノド１３は音声信号
へノド１１より先にテープに対接し、映像信号ヘッド１
４は音声信号ヘッド１２より先にテープに対接する。そ
して、たとえば映像信号ヘッド１３および１４のアジマ
ス角は±６°に設定しておき、音声ヘッド１１および１
２のアジマス角は±３０’とする。この構成により、磁
気テープ上のトラックには先に映像信号が記録され、そ
のちと浅層部に別アジマスヘッドにより音声信号が記録
される。各ヘッドの記録電流は、映像信号ヘッド１３，
１４は最適記録電流に設定し、音声信号ヘッドには上記
最適電流の数分の１を供給し、音声信号は浅層部分にの
み記録されるように設定する。
転ヘッド群の構成例を示す図である。磁気テープ１ｏが
矢印方向ＡＫ走行し、回転シリンダ１６が矢印Ｂ方向に
３０１で回転する、いわゆる回転２へｙドヘリカル式Ｖ
ＴＲである。この場合、映像信号へノド１３は音声信号
へノド１１より先にテープに対接し、映像信号ヘッド１
４は音声信号ヘッド１２より先にテープに対接する。そ
して、たとえば映像信号ヘッド１３および１４のアジマ
ス角は±６°に設定しておき、音声ヘッド１１および１
２のアジマス角は±３０’とする。この構成により、磁
気テープ上のトラックには先に映像信号が記録され、そ
のちと浅層部に別アジマスヘッドにより音声信号が記録
される。各ヘッドの記録電流は、映像信号ヘッド１３，
１４は最適記録電流に設定し、音声信号ヘッドには上記
最適電流の数分の１を供給し、音声信号は浅層部分にの
み記録されるように設定する。
次にＦＭ音声記録について説明する。
すでに第６図および第７図の従来例で説明したように、
音声ＦＭ記録は磁性層の深層部にＦＭ音声信号が記録さ
れている。これを再生するには映像信号記録層が一種の
スペースとして作用し、実際にヘッドで拾われる信号は
１ｓ ｄＢ程度減衰するためＣ／Ｎは３０〜３５ ｄＢ
程度である。したがってＦＭ音声記録の場合も映像信号
並のＳ／Ｎは必要とせず、テープ浅層部に低記録レベル
にて記録することが可能である。第５図に浅層記録再生
特性を表わすスペクトル図を示す。（ａ）は４Ｖｈ単一
周波を記録した場合であって（ｂｌはそのあとから２．
５１ｈを低レベルで記録したときの特性であり、これら
より４−のＣ／Ｎ劣化が僅少であるにもかかわｌ−＋ｆ
ｒｌｌＣ２，ｓｉｈ信ｅをａ／Ｎ−：３ｓｄＢ ８度で
得られることを示している。しだがってＦＭ音声信号を
映像信号トラック上に記録することも可能であると言え
る。その場合、従来のＦＭ音声記録方式と互換性を保つ
ためには、第２の回転ヘッドのアジマス角はほぼ同じに
設定しておくこと、周波数アロケージクンを第６図に示
した従来例と同じに設定しておくことおよび回転ヘッド
の走査軌跡（テープ上でのトラック）をほぼ合わせてお
くことが必要である。
音声ＦＭ記録は磁性層の深層部にＦＭ音声信号が記録さ
れている。これを再生するには映像信号記録層が一種の
スペースとして作用し、実際にヘッドで拾われる信号は
１ｓ ｄＢ程度減衰するためＣ／Ｎは３０〜３５ ｄＢ
程度である。したがってＦＭ音声記録の場合も映像信号
並のＳ／Ｎは必要とせず、テープ浅層部に低記録レベル
にて記録することが可能である。第５図に浅層記録再生
特性を表わすスペクトル図を示す。（ａ）は４Ｖｈ単一
周波を記録した場合であって（ｂｌはそのあとから２．
５１ｈを低レベルで記録したときの特性であり、これら
より４−のＣ／Ｎ劣化が僅少であるにもかかわｌ−＋ｆ
ｒｌｌＣ２，ｓｉｈ信ｅをａ／Ｎ−：３ｓｄＢ ８度で
得られることを示している。しだがってＦＭ音声信号を
映像信号トラック上に記録することも可能であると言え
る。その場合、従来のＦＭ音声記録方式と互換性を保つ
ためには、第２の回転ヘッドのアジマス角はほぼ同じに
設定しておくこと、周波数アロケージクンを第６図に示
した従来例と同じに設定しておくことおよび回転ヘッド
の走査軌跡（テープ上でのトラック）をほぼ合わせてお
くことが必要である。
第１図は本発明の一実施例の要部ブロック構成図である
。本実施例は、映像信号の記録・再生と同時に音声のＰ
ＣＭ記録・再生が可能であるとともに音声信号が映像信
号の深層部にＦＭ記録されているいわゆるハイファイＶ
ＴＲとも互換性をもたせた構成を示している。同図にお
いて、端子１７には映像信号が与えられ、記録側映像信
号処理回路１８を経て記録増幅器１９で増幅され、回転
ヘッド１３．１４を通して磁気テープに記録される。記
録側映像処理回路１８は輝度信号を周波数変調し、搬送
色信号を低域変換し、第３図に示す輝度信号１および搬
送色信号２の周波数帯域に変換する。次に端子２ｏに与
えられた音声信号は記録側音声信号処理回路２１を経て
ＰＣＭ符号変調器３３またはＦＭ変調器３４のいずれか
をスイッチ３２で選択し、記録増幅器２２で増幅され、
回転へ、ド１１．１２を通して磁気テープに記録される
。
。本実施例は、映像信号の記録・再生と同時に音声のＰ
ＣＭ記録・再生が可能であるとともに音声信号が映像信
号の深層部にＦＭ記録されているいわゆるハイファイＶ
ＴＲとも互換性をもたせた構成を示している。同図にお
いて、端子１７には映像信号が与えられ、記録側映像信
号処理回路１８を経て記録増幅器１９で増幅され、回転
ヘッド１３．１４を通して磁気テープに記録される。記
録側映像処理回路１８は輝度信号を周波数変調し、搬送
色信号を低域変換し、第３図に示す輝度信号１および搬
送色信号２の周波数帯域に変換する。次に端子２ｏに与
えられた音声信号は記録側音声信号処理回路２１を経て
ＰＣＭ符号変調器３３またはＦＭ変調器３４のいずれか
をスイッチ３２で選択し、記録増幅器２２で増幅され、
回転へ、ド１１．１２を通して磁気テープに記録される
。
次に再生時について説明する。磁気テープに記録された
映像信号と音声信号をアジマス角を変えた、それぞれの
専用ヘッドで再生する。映像信号は回転ヘッド１３およ
び１４で再生され、増幅器２３で増幅したあと、再生側
映像信号処理回路謳に入力され、元の映像信号に復調し
、端子２６に出力する。音声信号は回転ヘッド１１およ
び１２で再生され、増幅器２６で増幅したあと切換スイ
ッチ２９を経てＰＣＭ復号器３０で音声信号に復号され
音声処理回路２７を介して端子２８に出力される。この
再生音声信号はＰＣＭＬでデジタルで磁気テープに記録
・再生したものでありテープの特性に左右されない良質
な再生音が得られるのは言うまでもない。
映像信号と音声信号をアジマス角を変えた、それぞれの
専用ヘッドで再生する。映像信号は回転ヘッド１３およ
び１４で再生され、増幅器２３で増幅したあと、再生側
映像信号処理回路謳に入力され、元の映像信号に復調し
、端子２６に出力する。音声信号は回転ヘッド１１およ
び１２で再生され、増幅器２６で増幅したあと切換スイ
ッチ２９を経てＰＣＭ復号器３０で音声信号に復号され
音声処理回路２７を介して端子２８に出力される。この
再生音声信号はＰＣＭＬでデジタルで磁気テープに記録
・再生したものでありテープの特性に左右されない良質
な再生音が得られるのは言うまでもない。
なお必要に応じてＦＭ復調器３１を設け、ＦＭ音声記録
テープの再生を実現することも容易である。なお、ＦＭ
復調器３１およびスイッチ２９は本装置によるＦＭ音声
の再生が不必要な時は削除できる。。
テープの再生を実現することも容易である。なお、ＦＭ
復調器３１およびスイッチ２９は本装置によるＦＭ音声
の再生が不必要な時は削除できる。。
本実施例の装置において記録したＦＭ音声は、従来の既
成ＦＭ音声記録式ＶＴＲでも再生できる。
成ＦＭ音声記録式ＶＴＲでも再生できる。
すなわち既成装置ではＦＭ音声が映像信号の深層に記録
されているのに対し、本実施例によるＦＭ音声は映像信
号の浅層に記録されているという差はあるものの、音声
用回転ヘッドのアジマス角を同一に選んでおきトラッキ
ング条件を満足するようヘッド高さを設定しておくとと
もにＦＭのキャリア周波数、変調度などの条件を揃えて
おけば、従来ＶＴＲによるＦＭ音声の再生は十分可能と
なるものである。さらに実施例におけるＦＭ復調器３１
を設けることにより従来ＶＴＲにより記録したＦＭ音声
と本実施例による装置で再生することも可能となるもの
である。
されているのに対し、本実施例によるＦＭ音声は映像信
号の浅層に記録されているという差はあるものの、音声
用回転ヘッドのアジマス角を同一に選んでおきトラッキ
ング条件を満足するようヘッド高さを設定しておくとと
もにＦＭのキャリア周波数、変調度などの条件を揃えて
おけば、従来ＶＴＲによるＦＭ音声の再生は十分可能と
なるものである。さらに実施例におけるＦＭ復調器３１
を設けることにより従来ＶＴＲにより記録したＦＭ音声
と本実施例による装置で再生することも可能となるもの
である。
発明の効果
以Ｅのように本実施例によれば、ＶＴＲにおいて映像信
号を記録・再生する第１の回転ヘッドとアジマス角が異
なる第２の回転ヘッドを何し、映像信号を記録したトラ
ック上に音声信号を重ね記録する手段を備え、音声信号
の記録はＦＭ記録とＰＣＭ記録のいずれかを選択できる
よう構成することにより、既成フォーマットでＦＭ深層
記録・再生するＶＴＲとの互換性をもちつつ、第２の回
転ヘッドで音声のＰＣＭ記録・再生をも可能とすること
かできる。したがって本発明による装置で記録したテー
プを従来装置で再生することができ、また従来装置で記
録したテープを本発明による装ｆｆＭ４Ｅｌｃ、！：：
４ｆ！６．ｅｔｎ５４’Ｉｉｌ；ｉａに ｊ装
置と完全互換を維持しつつＶＴＲにおける高音質化を実
現しうるちのでちる。
号を記録・再生する第１の回転ヘッドとアジマス角が異
なる第２の回転ヘッドを何し、映像信号を記録したトラ
ック上に音声信号を重ね記録する手段を備え、音声信号
の記録はＦＭ記録とＰＣＭ記録のいずれかを選択できる
よう構成することにより、既成フォーマットでＦＭ深層
記録・再生するＶＴＲとの互換性をもちつつ、第２の回
転ヘッドで音声のＰＣＭ記録・再生をも可能とすること
かできる。したがって本発明による装置で記録したテー
プを従来装置で再生することができ、また従来装置で記
録したテープを本発明による装ｆｆＭ４Ｅｌｃ、！：：
４ｆ！６．ｅｔｎ５４’Ｉｉｌ；ｉａに ｊ装
置と完全互換を維持しつつＶＴＲにおける高音質化を実
現しうるちのでちる。
さらに本発明における装置では音声信号を浅層部に記録
するため音声のアフターレコーディングも可能とするこ
とができる。
するため音声のアフターレコーディングも可能とするこ
とができる。
第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
構成図、第２図は本発明の詳細な説明するだめの磁気テ
ープ深さ方向の記録状態図、第３図は周波数アロケージ
タンの一例を示す図、第４図は本発明に用いる磁気ヘッ
ドの構成図、第６図は本発明による単一周波記録スペク
トル図、第６図、第７図はそれぞれ従来例を説明するだ
めの周波数アロケージクン図と磁気テープ深さ方向の記
録状態図である。 １３．１４・・・・・・映像用回転ヘッド、１１．１２
・・・・・音声用回転ヘッド、２９．３２・・・・・・
切換スイッチ、３−３・・・・・・ＰＣＭ符号変調器、
３４・・・・・・ＦＭ変調器、３０・・・・・・ＰＣＭ
復号機、３１・・・・・・ＦＭ復調器、６・・・・・・
磁性層、６ａ・・・・・・音声信号記録層、ｓｂ・・・
・・・映像信号記録層、６Ｃ・・・・・・無記録層、３
・・・・・・ＦＭ音声帯域、１６・・・・・・ＰＣＭ信
号帯域。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 軟 男 ほか１名第
２ 図 第３図 第４図 ｆ 第 ５ 図
構成図、第２図は本発明の詳細な説明するだめの磁気テ
ープ深さ方向の記録状態図、第３図は周波数アロケージ
タンの一例を示す図、第４図は本発明に用いる磁気ヘッ
ドの構成図、第６図は本発明による単一周波記録スペク
トル図、第６図、第７図はそれぞれ従来例を説明するだ
めの周波数アロケージクン図と磁気テープ深さ方向の記
録状態図である。 １３．１４・・・・・・映像用回転ヘッド、１１．１２
・・・・・音声用回転ヘッド、２９．３２・・・・・・
切換スイッチ、３−３・・・・・・ＰＣＭ符号変調器、
３４・・・・・・ＦＭ変調器、３０・・・・・・ＰＣＭ
復号機、３１・・・・・・ＦＭ復調器、６・・・・・・
磁性層、６ａ・・・・・・音声信号記録層、ｓｂ・・・
・・・映像信号記録層、６Ｃ・・・・・・無記録層、３
・・・・・・ＦＭ音声帯域、１６・・・・・・ＰＣＭ信
号帯域。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 軟 男 ほか１名第
２ 図 第３図 第４図 ｆ 第 ５ 図
Claims (3)
- （１）映像信号を記録再生する第１の回転ヘッドとアジ
マス角が異なる第２の回転ヘッドを有し、映像信号を記
録したトラック上に音声信号を重ね記録し、互いにアジ
マス角が異なるヘッドにより映像信号および音声信号を
再生する手段を具備し、前記音声信号の記録は周波数変
調記録と符号変調記録のいずれかを選択できるよう構成
したことを特徴とする磁気記録再生装置。 - （２）第２の回転ヘッドで記録する音声信号は、前記第
１の回転ヘッドで映像信号を記録したあとから前記第１
の回転ヘッドの記録レベルより低い記録レベルで記録す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記
録再生装置。 - （３）映像信号を記録再生する第１の回転ヘッドとアジ
マス角が異なる第２の回転ヘッドを有し、映像信号を記
録したトラック上に音声信号を重ね記録し、互いにアジ
マス角が異なるヘッドにより映像信号および音声信号を
再生する手段を具備し、前記音声信号の記録は周波数変
調記録と符号変調記録のいずれかを選択できるよう構成
するとともに再生も前記いずれかの変調方式を選択して
復調するよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59262111A JPS61139903A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59262111A JPS61139903A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61139903A true JPS61139903A (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=17371187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59262111A Pending JPS61139903A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61139903A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01194106A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Fujitsu General Ltd | 磁気記録方法 |
| JPH0252802A (ja) * | 1988-04-08 | 1990-02-22 | Schorling Gmbh & Co Waggonbau | ゴミ収集車 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP59262111A patent/JPS61139903A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01194106A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Fujitsu General Ltd | 磁気記録方法 |
| JPH0252802A (ja) * | 1988-04-08 | 1990-02-22 | Schorling Gmbh & Co Waggonbau | ゴミ収集車 |
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