JPS61139876A - 電子式個人証明カ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、複数の個人証明情報を記憶してなる電子式−
人証明カードに関する。

［従来技術とその問題点］ 近□年はキャッシュレス時代と呼ばれており、クレジッ
ト会社等により発行されたカードを使用することにより
、現金の取扱いをせずに商品の購入が可能となっている
。しかして、現在クレジットカードは、各クレジットカ
ード会社がそれぞれ独自に発行し、また、各商店で使用
できるクレジットカードが各商店毎にそれぞれ異なった
ものとなっている。このため、どの商店においてもカー
ド取引が五来るようにするためには、客は各クレジット
カー下会社のカードを別々に作り、これを専用のカード
ホルダ等に保管している。従って、多い人は、−人で２
０〜３０枚のカードを持つことになる。

しかしながら、上記従来のように各クレジットカード会
社別のカードを持つことは、 ａ、カードの取扱いが面倒である。

ｂ、カード枚数が多くなり、重くなると共にかさばる。

Ｃ１所望のカードを探すのが面倒である。

等の問題がある。

［発明の目的］ 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、１枚のカー
ドでクレジットカード等の複数の個人証明カードの機能
を持たせることができ、しかも、安全性の高い電子式個
人証明カードを提供することを目的とする。

［発明の要点］ 本発明は、複数の個人証明情報及び各個人証明情報に対
応する本人照合情報をメモリに記憶し、上記個人証明情
報の指定操作により、この個人証明情報に対応して記憶
されている本人照合情報を読出し、キー操作による本人
照合情報の入力によりカード内で本人照合を行ない、一
致した際に上記指定された個人証明情報をメモリから読
出して表示するようにしたものである。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。まず
、第１図により個人証明カード１０の外観構成について
説明する。個人証明カード１０は、例えばＩＣカードを
用いて構成され、その上面にキーボード１１及び表示部
１２が設けられている。上記キーボード１１は、例えば
テンキー１３、電源のＯＮキーを兼ねるＡＣキー（オー
ルクリアキー）１４、演算内容を指示する各種ファンク
ションキー１５等と共に照合キー１６を備えている。ま
た、上記表示部１２は、例えば液晶表示素子を使用し、
数字と共に、アルファベット、カナ等の文字表示ができ
るようにな、りている。

次に上記個人証明カード１０内に構成されるＩＣ回路に
ついて第２図により説明する。第２図において、２１は
パスラインで、このパスライン２１には上記キーボード
１１が入力制御部２２を介して接続されると共に上記表
示部１２が表示制御部２３を介して接続される。この表
示制御部２３内には、表示バッファ２３１が設けられて
いる。また、上記パスライン２１には、各部の動作制御
及び演算処理等を行なうＣＰＵ２４、データ再入力回数
を記憶するＲＴＲメモリ２５、本人照合情報例えば暗証
番号ＰＩＮが書込まれるＰＩＮメモリ２６、上記キーボ
ード１１から入力される暗証番号を一時記憶するＸレジ
スタ２７、複数の個人証明情報及びこれらの、各個人証
明情報に対応する本人照合情報を記憶する個人証明情報
メモリ２８が接続される。上記ＰＩＮメモリ２６には、
カード使用者によって個人証明情報が指定された際にそ
の個人証明情報に対応する本人照合情報が個人証明情報
メモリ２８から読出されて設定されるもので、その記憶
内容はＸレジスタ２７の保持データと共に比較部２９へ
送られる。そして、この比較部２９の比較結果がＣＰ　
ＩＪ　２４へ送られる。また、上記個人証明情報メモリ
２８には、例えばカード使用者が加入しているクレジッ
トカードに関する個人証明情報及び各個人証明情報に対
応して設定する本人照合情報が書込まれる。例えば上記
個人証明情報メモリ２８には、第３図に示すように４つ
のエリアａ１　、ａ２　、ａ３　、ａ４が設けられてお
り、エリアａ１には各クレジットカード会社に対応させ
た数値、エリアａ２にはクレジットカード会社名、エリ
アａ３には上記各クレジットカード会社毎に本人照合情
報として別個に設定した暗証番号、エリアａ４には上記
各クレジットカード会社の口座番号が予め書込まれる。

また、図示しないが、上記個人証明カード１０内には、
上記各回路を動作させるための電池が設けられている。

上記のように構成された個人証明カード１０は、クレジ
ットカードとしての機能と共に、通常の演＊ｍ能を有す
るものである。

次に上記実施例の動作を第４図のフローチャートを参照
して説明する。物品の購入に際して上記個人証明カード
１０をクレジットカードとして使用する場合、カード使
用者は、まず、ＯＮキーを兼ねるＡＣキー１４を操作し
て電源をオンさせる。このＡＣキー１４の操作により、
電源がオンされると共に第４図に示すフローチャートの
処理動作が開始される。先ず、ステップＡ１に示すよう
に個人証明カード１０内のＲＴＲメモリ２５がクリアさ
れる。

このＲＴＲメモリ２５は、個人証明情報指定数値の入力
ミス、暗証番号が不一致の場合の暗証番号入力回数等を
計数するためのもので、これらの入力ミスは例えば４回
まで許される。次いでカード使用者は、ステップＡ２に
示すようにテンキー１３の操作により、所望のクレジッ
トカード会社に対応する数値を入力する。上記ステ、ツ
ブＡ２において数値が入力されると、ＣＰＵ２４はステ
ップＡ３に示すように個人証明情報メモリ２８のエリア
ａ１をサーチして該当数値が記憶されているか否かをチ
ェックし、該当数値が記憶されていなければ、ステップ
Ａ４に進んでＲＴＲメモリ２５の内容を「＋１」する。

このステップＡ４は、後）ホするステップＡ１２におい
て暗証番号が不一致であると判断された場合も、その処
理が実行される。その後、ステップＡ５においてＲＴＲ
メモリ２５の内容が「５」に達したか否かを判断する。

ＲＴＲメモリ２５の内容が「５」に達していなければス
テップ八〇に進み、表示部１２にエラー表示を行なって
個人証明情報指定数値の再入力を指示する。そして、個
人証明情報指定数値あるいは暗証番号の再入力を繰返し
、ＲＴＲメモリ２５の内容が「５」に達した場合は、個
人証明カード１０が不正に使用されているものと判断し
てステップＡ７に示すようにカード無効の処理を行なう
。しかし、上記ステップＡ３において、該当数値有りと
判断された場合は、ステップＡ８に進み、個人証明情報
メモリ２８から該当数値に対応するクレジットカード会
社名を読出して表示制御部２３の表示バッファ２３１に
書込み、表示部１２に表示する。次いでステップ八〇に
おいて、個人証明情報メモリ２８から上記クレジットカ
ード会社名に対する暗証番号を読出し、ＰＩＮメモリ２
６にセ乙トする。その後、カード使用者は、ステップＡ
ＩＯに示すようにキーボード１１から暗証番号入力する
と共に照合キー１６を入力する。上記キーボード１１か
ら入力された暗証番号は、入力制御部２２を介してＸレ
ジスタ２７にセットされる。そして、上記照合キー１６
の操作によりステップＡ１１に示すように暗証番号の照
合が行なわれる。すなわち、キー操作によりＸレジスタ
２７に書込まれた暗証番号と個人証明情報メモリ２８か
らＰＩＮメモリ２６に続出された暗証番号とが比較部２
９へ送られ、ステップＡ１２に示すように一致している
か否かの判断が行なわれる。上記ステップＡ１２におい
て、Ｘレジスタ２１に書込まれた暗証番号とＰＩＮメモ
リ２６に設定されている暗証番号が不一致の場合は、上
記したようにステップＡ４に進み、ＲＴＲメモリ２５の
内容に「＋１」する。そして、上記ステップＡ１２にお
いて、Ｘレジスタ２１に書込まれた暗証番号とＰＩＮメ
モリ２６に設定されている暗証番号が一致していると判
断された場合は、ステップＡ１３に進み、個人証明情報
メモリ２８から上記指定されているクレジットカード会
社名に対する口座番号を表示制御部２３の表示バッファ
２３１に読出し、表示部１２にクレジットカード会社名
と共に表示する。

その後、ステップＡ１４に示すようにＲＴＲメモリ２５
の内容をクリアしてステップＡ２に戻る。

上記のようにして個人証明カード１０の表示部１２に所
望のクレジットカード会社名及びその口座番号を表示す
ることができる。商店側では、上記表示部１２に表示さ
れたクレジットカード会社名及びその口座番号を確認し
、それ以降、従来の場合と同様にして商品の売上処理を
行なう。

なお、上記実７１！例では、個人証明情報メモリ２８に
クレジットカードに関する個人証明情報を記憶し、個人
証明カード１０をクレジットカードとして使用した場合
について説明したが、個人証明情報メモリ２８の記憶内
容を変更することにより、他のカードとして使用するこ
とができる。例えば１）　ライセンス用として ■自動車運転免許証 ■船舶免許 ■航空機免許 ■その他、ライセンスに関する一般のもの２）　キャッ
シュカードとして ３）　個人証明カード ■健康保険証に準するもの （国民年金等も含む） ■ピザ（国籍等）→全世界的な対応 ■その他 等において実施し得るものである。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、複数の個人証明情
報及び各個人証明情報に対応する本人照合情報をメモリ
に記憶し、上記個人証明情報の指定操作により、この個
人証明情報に対応して記憶されている本人照合情報を読
出し、キー操作による本人照合情報の入力によりカード
内で本人照合を行ない、一致した際に上記指定された個
人証明情報をメモリから読出して表示するようにしたの
で、１枚のカードでクレジット等の複数の個人証明カー
ドの機能を持たせることができる。また、本人照合情報
が個人証明情報毎に異なっているので、カードを不正利
用しようとした人がたとえ１つの暗証番号を知っていて
も、その個人証明情報に対応する数値が何であるかを知
らない限り、そのカードを使用することができず、極め
て高い安全性が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は個人証
明カードの外ＩｉＩ！ｆ４成を示す斜視図、第２図は内
部電子回路の構成を示すブロック図、第３図は第２図に
おける個人証明情報メモリの記ｌｌ１ｌｌ成例を示す図
、第４図は動作を説明するためのフローチャートである
。 １０・・・個人証明カード、１１・・・キーボード、１
２・・・表示部、１３・・・テンキー、１４・・・ＡＣ
キー、１５・・・ファンクションキー、１６・・・照合
キー、２１・・・パスライン、２２・・・入力制御部、
２３・・・表示制御部、２４・・・ＣＰＵ、２５・・・
ＲＴＲメモリ、２６・・・ＰＩＮメモリ、２７・・・Ｘ
レジスタ、２８・・・個人証明情報メモリ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 Ｆ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の個人証明情報及びこれらの各個人証明情報に対応
   する本人照合情報を記憶するメモリと、個人証明情報の
   指定操作により上記メモリから指定個人証明情報に対応
   する本人照合情報を読出す手段と、外部入力される本人
   照合情報と上記メモリから読出された本人照合情報との
   比較により本人照合を行なう照合手段と、この手段によ
   り本人照合を行なつた後、上記指定された個人証明情報
   をメモリから読出して表示部に表示する手段とを具備し
   たことを特徴とする電子式個人証明カード。