JPS6113970Y2 - - Google Patents

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JPS6113970Y2
JPS6113970Y2 JP8663379U JP8663379U JPS6113970Y2 JP S6113970 Y2 JPS6113970 Y2 JP S6113970Y2 JP 8663379 U JP8663379 U JP 8663379U JP 8663379 U JP8663379 U JP 8663379U JP S6113970 Y2 JPS6113970 Y2 JP S6113970Y2
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JP
Japan
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rotation
connecting shaft
shaft
casing
output shaft
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Expired
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JP8663379U
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JPS564860U (ja
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Priority to US06/074,625 priority patent/US4336517A/en
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、連結軸の回転を回転検出手段によ
りパルス信号に変換して回転数を検出する回転検
出機に係り、とくに回転出力軸と回転伝達軸との
間における偏心を容易に吸収して回転の伝達を良
好におこないうるようにした回転検出機に関する
ものである。
この種の回転検出機は、一般産業用機械、農業
用機械、あるいは自動車等の幅広い分野において
使用されているが、たとえば自動車では、トラン
スミツシヨンの回転出力軸とスピードメータケー
ブルに接続した回転伝達軸との間に連結軸を設け
て、この連結軸の回転をリードスイツチ等の回転
検出手段によりパルス信号に変換して回転数の検
出をおこなうようにしていた。そして、この回転
数の検出信号を自動車速制御装置やヘツドランプ
自動点滅装置などに伝達してそれぞれの機能を果
すようにしていた。
ところが、前記回転出力軸と回転伝達軸との間
で偏心を生じやすいため、従来の回転検出機では
機械的な損失が大きくなるという問題を有してい
た。そこで、前記連結軸を二本に分割して第連
結軸に径方向の突起を設け、第連結軸を円筒状
にして前記突起を係合しうる軸方向の係合溝を設
けて第連結軸を第連結軸に挿通するようにし
た試みもなされているが、この場合に部品点数が
増加すると共に偏心量の許容度がいまだ十分であ
るとはいえず、また、偏心量の許容度を大きくす
るために第連結軸の外径と円筒状第連結軸の
内径との差を大きくとつた場合には両連結軸自体
の偏心が大きくなりすぎて回転の伝達が円滑にお
こなわれなくなるなどの問題を残していた。
この考案の目的は、上述した従来技術の欠点を
解消し、回転検出機の連結軸の両端に接続した回
転出力軸と回転伝達軸との間で偏心を生じている
ときでも、この偏心を良好に吸収して回転の伝達
を円滑におこない、機械的な損失の発生を防止す
ることができると共に、偏心量の許容度を従来よ
り大きくし、しかも部品点数の減少ならびに組立
て作業性の向上をはかり、原価の低減を実現する
ことができる回転検出機を提供することにある。
この考案は、回転検出機のケーシング内に配設
した連結軸の一端側に、径方向の突起を有する回
転伝達軸の挿通が可能でかつ前記突起を係合しう
る軸方向の係合溝を有する円筒状の係合部を形成
して、前記円筒状の係合部を球面部材を介して前
記ケーシングに固定した軸受に支持させると共
に、前記連結軸の他端側に回転出力軸に挿通が可
能でかつ前記回転出力軸に設けた軸方向の係合溝
に係合しうる径方向の突起を有する突曲面部を形
成したことにより前記連結軸が球面部材を介して
軸受の支持部分を支点に傾動できるようにし、連
結軸の両端に接続した回転出力軸と回転伝達軸と
の間における偏心を吸収できるようにしたこを特
徴としている。
次に、この考案の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
第1図ないし第6図は、この考案の一実施例を
示すもので、回転検出機を自動車用トランスミツ
シヨンの回転数検出に用いた場合を示している。
すなわち、第1図および第2図に示すように、回
転検出機1はトランスミツシヨン2の壁面に固定
されて、該トランスミツシヨン2の回転出力軸3
と、スピードメータケーブル4の回転伝達軸5と
の接続部分から回転数を取り出しうるようにして
いる。
上記回転検出機1は、第3図ないし第6図にも
示すように、概略円筒状のケーシング6をそなえ
ており、このケーシング6の一端側外周部におね
じ部7を形成して、このおねじ部7に前記スピー
ドメータケーブル4の取付けナツト8をねじ込み
うるようにしている。このとき、ケーシング6の
端部とスピードメータケーブル4の端部に固定し
たキヤツプ9との間にパツキン10を介在させて
いる。
また、前記ケーシング6内には連結軸11を配
設しているが、この連結軸11の一端側は、前記
径方向の突起5aを有する回転伝達軸5の挿通が
可能でかつ前記突起5aを係合しうる軸方向の係
合溝11aを有する円筒状の係合部11bに形成
し、この円筒状の係合部11bを球面部材12を
介して前記ケーシング6内に嵌合固定した軸受1
3により支持させている。このとき、軸受13は
鍔13aを有して球面部材12の抜けを防止して
いると共に、軸受13の嵌合方向端部とケーシン
グ6との間にストツパプレート14を挾着させて
球面部材12の位置を規制している。したがつ
て、連結軸11は上記球面部材12を中心に傾動
可能であり、球面部材12はいわゆる自動調心形
軸受として作用している。
さらに、連結軸11の他端側には径方向の突起
11cを有する突曲面部11dを形成し、この突
曲面部11dを前記回転出力軸3内に挿通しうる
ようにしている。このとき、円筒状の回転出力軸
3は、突起11eを係合しうる軸方向の係合溝3
aを有して回転の伝達を可能にしている。このよ
うに、連結軸11の他端側に突曲面部11dを設
けているため、回転出力軸3との間に径方向のが
たつきがほとんどなく、しかも突曲面部11dと
係合部11bとの間の連結軸部11eを細くする
ことができるため、連結軸11が大きく傾いたと
きでも連結軸部11eが回転出力軸3の開口端部
に接触するおそれをなくすことができ、機械的な
損失がきわめて小さい円滑な回転の伝達が可能で
ある。なお、突曲面部11dの軸方向長さについ
ても短か目にしておくのが望ましい。
また、前記ケーシング6の他端側にはフランジ
付円筒部材15を嵌合し、この円筒部材15にソ
ケツトナツト16を回転自在に係止させ、このソ
ケツトナツト16をトランスミツシヨン2の壁部
に固定したおねじ部17にねじ込んで回転検出機
1の固定をおこなうようにしている。このとき、
回転出力軸3の端部と円筒部材15との間にパツ
キン18を介在させて水や塵埃等の浸入を防いで
いる。
さらに、前記連結軸11には非磁性体円筒部材
20を嵌合し、この非磁性体円筒部材20に円周
方向の複数個所にNとSの磁極をもつた磁石体2
1を設ける。なお、非磁性体円筒部材20の内周
側に突起20aを設けて前記係合溝11a内に係
合させて位置ずれを防止する。
また、前記ケーシング6の上記磁石体21に対
応する位置には、リードスイツチ22の収納室2
3を設け、磁石体21の回転によつてリードスイ
ツチ2が断続しうるようになす。このとき、収納
室23は、ケーシング6の連結軸収容部6aから
遮断し、仮に前記両パツキン10,18を通り抜
けて水、塵埃等が連結軸収容部6aに入つたとき
でもこれらがリードスイツチ22部分に至らない
ようにし、リードスイツチ22が水等を介して不
用意に短絡するのを防止する。このとき、リード
スイツチ22は、その両端のリード部を介して基
板24にはんだ付け固定され、同時にリード線2
5もはんだ付け固定してグロメツト26を介して
外部に取り出している。そして、上記基板24を
収納室23内に入れ、好ましくは収納室23内に
絶縁性の樹脂27を埋め込んで防水性ならびに耐
振性を向上させ、その後カバー28を嵌合固定す
る。
なお、上記した実施例では、回転検出手段とし
てリードスイツチ2を使用しているが、ホール素
子その他の既知のものを使用することもできる。
また、回転検出機を自動車のトランスミツシヨン
とスピードメータケーブルの間に取付ける場合を
例にとつて説明したが、このような用途にのみ限
定されるものではない。
以上詳述したように、この考案によれば、回転
検出機のケーシング内に配設した連結軸の両端に
接続しした回転出力軸と回転伝達軸との間で偏心
を生じているときでも、この偏心を球面部材を介
して軸受に支持させた連結軸が良好に吸収して回
転の伝達を円滑におこなうことができて機械的な
損失の発生を著るしく低減することができ、偏心
量の許容度を従来以上に大きくすることが可能で
ある。また、連結軸を分割する必要がないため部
品点数を少なくすることができ、組立性の向上な
らびに原価の低減が可能であるという非常にすぐ
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図および
第2図は回転検出機を自動車用トランスミツシヨ
ンに取付けた状態のそれぞれ全体斜視図および縦
断面図、第3図は回転検出機の縦断面図、第4図
は第3図のA−A線断面図、第5図はリードスイ
ツチの取付け状態を示す斜面説明図、第6図は連
結軸部分の斜面説明図である。 1……回転検出機、3……回転出力軸、5……
回転伝達軸、5a……突起、6……ケーシング、
11……連結軸、11a……係合溝、11b……
係合部、11c……突起、11d……突曲面部、
11e……連結軸部、12……球面部材、13…
…軸受、21……回転検出手段(磁石体)、22
……回転検出手段(リードスイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に配設した連結軸の回転を回転検
    出手段によりパルス信号に変換して回転数を検出
    する回転検出機において、前記連結軸の一端側
    に、径方向の突起を有する回転伝達軸の挿通が可
    能でかつ前記突起を係合しうる軸方向の係合溝を
    有する円筒状の係合部を形成して、前記円筒状の
    係合部を球面部材を介して前記ケーシングに固定
    した軸受に支持させると共に、前記連結軸の他端
    側に、回転出力軸に挿通が可能でかつ前記回転出
    力軸に設けた軸方向の係合溝に係合しうる径方向
    の突起を有する突曲面部を形成したことを特徴と
    する回転検出機。
JP8663379U 1978-09-21 1979-06-26 Expired JPS6113970Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8663379U JPS6113970Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26
US06/074,625 US4336517A (en) 1978-09-21 1979-09-12 Revolution detecting device
GB7932427A GB2034047B (en) 1978-09-21 1979-09-19 Revolution detecting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8663379U JPS6113970Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS564860U JPS564860U (ja) 1981-01-17
JPS6113970Y2 true JPS6113970Y2 (ja) 1986-04-30

Family

ID=29319880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8663379U Expired JPS6113970Y2 (ja) 1978-09-21 1979-06-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6113970Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS564860U (ja) 1981-01-17

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