JPS61137804A - 防殺虫効果を有する植物育成用具の製造方法 - Google Patents
防殺虫効果を有する植物育成用具の製造方法Info
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- JPS61137804A JPS61137804A JP59260005A JP26000584A JPS61137804A JP S61137804 A JPS61137804 A JP S61137804A JP 59260005 A JP59260005 A JP 59260005A JP 26000584 A JP26000584 A JP 26000584A JP S61137804 A JPS61137804 A JP S61137804A
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- insecticide
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0008—Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
- C08K5/0058—Biocides
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G24/00—Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor
- A01G24/30—Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor based on or containing synthetic organic compounds
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は有機燐剤系またはピレスロイド系の殺虫剤を
防殺虫剤として利用した１合成樹脂製の防殺虫効果を有
する植物育成用具の製造方法に関するものである。
防殺虫剤として利用した１合成樹脂製の防殺虫効果を有
する植物育成用具の製造方法に関するものである。
「従来の技術」
植物を栽培するに際しては、病虫害を防ぐために、殺虫
剤が使用される。殺虫剤の使用方法としては、予め土壌
に散布しておく方法または、育成中に散布または噴霧す
る方法がとられている。そして、これらの殺虫剤は人が
直接散布作業をしている。
剤が使用される。殺虫剤の使用方法としては、予め土壌
に散布しておく方法または、育成中に散布または噴霧す
る方法がとられている。そして、これらの殺虫剤は人が
直接散布作業をしている。
「発明が解決しようとする問題点」
人が手作業で散布または噴霧したりするので、この作業
をする人間にとっては健康面で好ましくない、また、天
候による影響をうけやすく、雨や風の影響により持続力
が左右され、入続性がない。従って、栽培中にはしばし
ば防虫のために農薬の散布作業をしなければならい。
をする人間にとっては健康面で好ましくない、また、天
候による影響をうけやすく、雨や風の影響により持続力
が左右され、入続性がない。従って、栽培中にはしばし
ば防虫のために農薬の散布作業をしなければならい。
「問題点を解決するための手段」
そこで、この発明に係る防殺虫効果を有する植物育成用
具の製造方法は、有機燐剤系またはピレスロイド系の殺
虫剤をサイクロデキストリン又はサイクロデキストリン
を含有する澱粉分解物によって包接化合物化するととも
に、これ、を乾燥粉末化し、次にこの粉末化したものを
合成樹脂材料に対して０．１％〜５０％（重量比）の割
合で混合溶融した後ペレット状に成形し、次にこのペレ
ットをそのまま又は合成樹脂材料に適量混合し、所望の
用具に成形する方法であり、防殺虫剤である有機燐剤系
またはピレスロイド系の殺虫剤をサイクロデキストリン
の包接化合物とすることにより、合成樹脂材料と均一に
混合されるようにするとともに、育成用具への成形時に
も有機燐剤系またはピレスロイド系の殺虫剤がフィルム
の表面に・適温にブリードするようにしたものである。
具の製造方法は、有機燐剤系またはピレスロイド系の殺
虫剤をサイクロデキストリン又はサイクロデキストリン
を含有する澱粉分解物によって包接化合物化するととも
に、これ、を乾燥粉末化し、次にこの粉末化したものを
合成樹脂材料に対して０．１％〜５０％（重量比）の割
合で混合溶融した後ペレット状に成形し、次にこのペレ
ットをそのまま又は合成樹脂材料に適量混合し、所望の
用具に成形する方法であり、防殺虫剤である有機燐剤系
またはピレスロイド系の殺虫剤をサイクロデキストリン
の包接化合物とすることにより、合成樹脂材料と均一に
混合されるようにするとともに、育成用具への成形時に
も有機燐剤系またはピレスロイド系の殺虫剤がフィルム
の表面に・適温にブリードするようにしたものである。
本発明で使用するところの有機燐剤系の殺虫剤としては
フェニトロチオンがある。
フェニトロチオンがある。
フェニトロチオン［Ｏ，Ｏ−ジメチル−〇−（３−メチ
ル−４−二トロフェニル）−チオフォスフォレイト］ また、ピレスロイド系殺虫剤としては次のようなものが
ある。
ル−４−二トロフェニル）−チオフォスフォレイト］ また、ピレスロイド系殺虫剤としては次のようなものが
ある。
アレスリン［ｄ ｌ −３−アリル−２−メチル−４−
オキソ−２シクロペンテニル ｄｌ−シス／トランス−
クリサンテマート］ ＣＨ。
オキソ−２シクロペンテニル ｄｌ−シス／トランス−
クリサンテマート］ ＣＨ。
ＨＪＣＣＨ３
フタルスリン［（１，３，４，５，６，７−ヘキサヒド
ロ−１，３−ジオキソ−２−イソインドリル）メチル
ｄ’ｌ−シス／トランス−クリサンテマート）］ ■ レスメトリン［（５−ベンジル−３−フリル）メチル
ｄ！ｌ−シス／トランス−クリサンテマート ］ ２ラメトリン［（５−（２−プロピニル）−２−フリル
）メチル ｄｌｌ−シス／トランスークリサノテマート
］ フェノトリン［３−フェノキシベンジル ｄ−シス／ト
ランスークリナンテマート］ ；ｉ、′ ベルメトリン［３−フェノキシベンジル ｄｌｌ−シス
／トランス−３−（２，２−ジクロロビニル（−２，２
ジメチル−１−シクロプロパンカルボキシラート］ 有機燐剤系殺虫剤及びピレスロイド系殺虫剤を防殺虫剤
として使用するのは、その効果がきわめて優秀であると
ともに、毒性が低く安全性が高く、しかも適用範囲が広
いからである。そしてサイクロデキストリンの包接化合
物の製造が容易であるとともに、耐熱性も高いので合成
樹脂材料に混入して成形可能だからである。
ロ−１，３−ジオキソ−２−イソインドリル）メチル
ｄ’ｌ−シス／トランス−クリサンテマート）］ ■ レスメトリン［（５−ベンジル−３−フリル）メチル
ｄ！ｌ−シス／トランス−クリサンテマート ］ ２ラメトリン［（５−（２−プロピニル）−２−フリル
）メチル ｄｌｌ−シス／トランスークリサノテマート
］ フェノトリン［３−フェノキシベンジル ｄ−シス／ト
ランスークリナンテマート］ ；ｉ、′ ベルメトリン［３−フェノキシベンジル ｄｌｌ−シス
／トランス−３−（２，２−ジクロロビニル（−２，２
ジメチル−１−シクロプロパンカルボキシラート］ 有機燐剤系殺虫剤及びピレスロイド系殺虫剤を防殺虫剤
として使用するのは、その効果がきわめて優秀であると
ともに、毒性が低く安全性が高く、しかも適用範囲が広
いからである。そしてサイクロデキストリンの包接化合
物の製造が容易であるとともに、耐熱性も高いので合成
樹脂材料に混入して成形可能だからである。
本発明において用いられるサイクロデキストリンはＤ−
グルコース分子がα−１，４結合によって環状に結合し
た特殊なデキストリンであり、上司特徴とする所はドー
ナツ状の分子構造を有しその内部に直径６〜ＩＯＡの空
洞を有することである。サイクロデキストリンにはＤ−
グルコースの構成単位の数によりα型、β型、γ型の３
種が存在するが□、本発明には、そのいずれもが使用可
能である。３種のうちβ−サイクロデキストリンについ
て説明すると、白色の結晶性粉末であって、分子式（Ｃ
８Ｈ１００５）７’ｔ’示され、分子量１１３５、融点
３０′０〜３０５°Ｃ（分解）である。
グルコース分子がα−１，４結合によって環状に結合し
た特殊なデキストリンであり、上司特徴とする所はドー
ナツ状の分子構造を有しその内部に直径６〜ＩＯＡの空
洞を有することである。サイクロデキストリンにはＤ−
グルコースの構成単位の数によりα型、β型、γ型の３
種が存在するが□、本発明には、そのいずれもが使用可
能である。３種のうちβ−サイクロデキストリンについ
て説明すると、白色の結晶性粉末であって、分子式（Ｃ
８Ｈ１００５）７’ｔ’示され、分子量１１３５、融点
３０′０〜３０５°Ｃ（分解）である。
本発明においてサイクロデキストリンに代えて用いられ
る。サイクロデキストリンを含有する澱粉分解物は種々
の方法で得られるが、そのようなものとしては、たとえ
ばバ≠ルス属に属する微生物の生産するサイクロデキス
トリン生成酵素を澱 □粉に作用させてサイクロデ
キストリンを製造する □際に、その中間生成物と
して得られるものをあげ □ることができる。その
製造方法を更に具体的に説明すれば次の通りである。
る。サイクロデキストリンを含有する澱粉分解物は種々
の方法で得られるが、そのようなものとしては、たとえ
ばバ≠ルス属に属する微生物の生産するサイクロデキス
トリン生成酵素を澱 □粉に作用させてサイクロデ
キストリンを製造する □際に、その中間生成物と
して得られるものをあげ □ることができる。その
製造方法を更に具体的に説明すれば次の通りである。
まず澱粉液をＰＨＩＯに調整し、均質に糊化して冷却後
、バチルス属Ｎｏ、１３ ｍ 、バチルス属に０．１７
−１菌、バチルス属Ｎｏ、３８−２菌、バチルス臆Ｎｏ
、１３５菌及びバチルス属Ｎｏ、１８９菌から選ばれた
微生物の発酵生産物であり、アルカリ側に最適ＰＨを右
し、且つ温度安定性の高いサイクロデキストリン−グリ
コジルトランスフェラーゼ（Ｃｙｃｌｏｄｅｘｔｒｉｎ
ｇｌｙｃｏｓｙｌｔｒａｎｓｓｆｇｒａｓｅ）を加え
て反応させる６反応液を加熱して酵素を失活させた後、
冷却し、ＰＨ５，０に調整する。この反応液に市販のグ
ルクアミラーゼを添加して未反応物を分解する。
、バチルス属Ｎｏ、１３ ｍ 、バチルス属に０．１７
−１菌、バチルス属Ｎｏ、３８−２菌、バチルス臆Ｎｏ
、１３５菌及びバチルス属Ｎｏ、１８９菌から選ばれた
微生物の発酵生産物であり、アルカリ側に最適ＰＨを右
し、且つ温度安定性の高いサイクロデキストリン−グリ
コジルトランスフェラーゼ（Ｃｙｃｌｏｄｅｘｔｒｉｎ
ｇｌｙｃｏｓｙｌｔｒａｎｓｓｆｇｒａｓｅ）を加え
て反応させる６反応液を加熱して酵素を失活させた後、
冷却し、ＰＨ５，０に調整する。この反応液に市販のグ
ルクアミラーゼを添加して未反応物を分解する。
次に常法によってか過を行ない、サイクロデキストリン
としてほぼ４０％以上含まれるように該反応液を濃縮し
、この濃縮液に少量のサイクロデキストリンを種として
添加し、放置すると、サイクロデキストリンが析出、沈
殿する。これを炉別し、乾燥すればβ−サイクロデキス
トリンが得られるのであるが、その際の炉液が目的とす
るサイクロデキストリンを含有する澱粉分解物である（
特公昭５２−４３８９７号公報参照）。
としてほぼ４０％以上含まれるように該反応液を濃縮し
、この濃縮液に少量のサイクロデキストリンを種として
添加し、放置すると、サイクロデキストリンが析出、沈
殿する。これを炉別し、乾燥すればβ−サイクロデキス
トリンが得られるのであるが、その際の炉液が目的とす
るサイクロデキストリンを含有する澱粉分解物である（
特公昭５２−４３８９７号公報参照）。
尚、前記バチルス属Ｎｏ、１３菌、バチルス属Ｎ０１１
７−１菌、バチルス属Ｎｏ、３８−２菌、バチルス属Ｎ
ｏ、１３５菌及びバチルス属Ｎｏ、、１８９菌はいずれ
も工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されており、
その微生物受託番号は、それぞあれ微工研菌ｖ；ｉ ８
１１号、同第８１２ 号、 １１７１第ｅｔ４号、同第
８１７号及び同第ｆ３１８号である。
７−１菌、バチルス属Ｎｏ、３８−２菌、バチルス属Ｎ
ｏ、１３５菌及びバチルス属Ｎｏ、、１８９菌はいずれ
も工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されており、
その微生物受託番号は、それぞあれ微工研菌ｖ；ｉ ８
１１号、同第８１２ 号、 １１７１第ｅｔ４号、同第
８１７号及び同第ｆ３１８号である。
また、前記が液をイオン交換樹脂で再精製した後濃縮い
たものがサイクロデキストリンを含有する水あめとして
重版されているので、本発明にはこの水あめを用いても
よい。
たものがサイクロデキストリンを含有する水あめとして
重版されているので、本発明にはこの水あめを用いても
よい。
さらに、本発明に用いるサイクロデキストリンを含有す
る澱粉分解物は上記の方法によって得られるものに限定
されるものではなく、α、β。
る澱粉分解物は上記の方法によって得られるものに限定
されるものではなく、α、β。
γ、の各サイクロデキストリン若しくはそれらの混合物
を含有する澱粉分解物であればどのような方法によって
得られたものでもよい。
を含有する澱粉分解物であればどのような方法によって
得られたものでもよい。
本発明において使用する合成樹脂材料は融点の低いもの
を使用する。これは有機燐剤系またはピレスロイド系の
殺虫剤の耐熱温度が高いとはいえ、１８０℃以上では分
解するので、合成樹脂材料ではこれよりも成形温度が高
いものもあるので、合成樹脂材料は有機燐剤系２または
ピレスロイド系の殺虫剤の耐熱温度よりその成形温度の
低いものを選択する必要がある。そこで合成樹脂材料と
しでは、オレフィン系プラスチック、軟質塩ビプラスチ
ック、酢酸ビニル系プラスチックを使用する。
を使用する。これは有機燐剤系またはピレスロイド系の
殺虫剤の耐熱温度が高いとはいえ、１８０℃以上では分
解するので、合成樹脂材料ではこれよりも成形温度が高
いものもあるので、合成樹脂材料は有機燐剤系２または
ピレスロイド系の殺虫剤の耐熱温度よりその成形温度の
低いものを選択する必要がある。そこで合成樹脂材料と
しでは、オレフィン系プラスチック、軟質塩ビプラスチ
ック、酢酸ビニル系プラスチックを使用する。
次に１．―の発明にかかる防殺虫効果を有する植物育成
用具の製造方法の実施例について説明する。
用具の製造方法の実施例について説明する。
「実施例１」
フェニトロチオン１５重量部にα−サイクロデキストリ
ン８５重量部を加え、５０℃の保温下で１時間攪拌混合
して得たフェニトロチオンのサイクロデキストリン包接
化合物を真空乾燥機を用いて６０℃の乾燥温度で１５０
メツシユより細かい粉末とした。この粉末５０重量部と
軟質塩化ビニルコンパウンド５０重量部とを混合熔融し
た。そしてこれをコールドカット法によりペレット状に
成形した０次にこのペレッ）１０重量部と軟質塩化ビニ
ルコノパウンド９０重量部を混合し、これを原料とじて
押出し成形によりパイプ状に成形して植物栽培時に使用
する棒（手）を製造した。
ン８５重量部を加え、５０℃の保温下で１時間攪拌混合
して得たフェニトロチオンのサイクロデキストリン包接
化合物を真空乾燥機を用いて６０℃の乾燥温度で１５０
メツシユより細かい粉末とした。この粉末５０重量部と
軟質塩化ビニルコンパウンド５０重量部とを混合熔融し
た。そしてこれをコールドカット法によりペレット状に
成形した０次にこのペレッ）１０重量部と軟質塩化ビニ
ルコノパウンド９０重量部を混合し、これを原料とじて
押出し成形によりパイプ状に成形して植物栽培時に使用
する棒（手）を製造した。
「実施例２」
フタルスリンｔｏ重縫部にβ−サイクロデキストリン９
０重量部を加え、５０℃の保温下で１時間攪拌混合して
得たフタルスリンのサイクロデキストリン包接化合物を
噴霧乾燥機を用いて６０℃の乾燥温度で１５０メツシユ
より細かい粉末とした。−二の粉末３０重量部と軟質塩
化ビニルコンパウンド７０重量部とを混合熔融した。そ
してこれをホットカット法によりペレット状に成形した
。
０重量部を加え、５０℃の保温下で１時間攪拌混合して
得たフタルスリンのサイクロデキストリン包接化合物を
噴霧乾燥機を用いて６０℃の乾燥温度で１５０メツシユ
より細かい粉末とした。−二の粉末３０重量部と軟質塩
化ビニルコンパウンド７０重量部とを混合熔融した。そ
してこれをホットカット法によりペレット状に成形した
。
次にこのペレット２０重量部と軟質塩化ビニルコンパウ
ンド８０重量部を混合し、これを原料として押出し成形
によりチューブ状に成形し、ホースを製造した。
ンド８０重量部を混合し、これを原料として押出し成形
によりチューブ状に成形し、ホースを製造した。
「実施例３」
レスメトリン１５重着部にデンプン分解物（α、β、γ
のサイクロデキストリン５０％含有物）８５重量部を加
え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合して得たレスメ
トリンのサイクロデキストリン包接化合物を真空乾燥機
を用いて６０°Ｃの乾燥温度で１５０メツシユより細か
い粉末とした。この粉末２０重量部とポリエチレンペレ
ット８０ｉ量部とを混合熔融した。そしてこれをコール
ドカント法によりペレット状に成形した。そして、これ
を原料として射出成形により植木鉢を成形した。
のサイクロデキストリン５０％含有物）８５重量部を加
え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合して得たレスメ
トリンのサイクロデキストリン包接化合物を真空乾燥機
を用いて６０°Ｃの乾燥温度で１５０メツシユより細か
い粉末とした。この粉末２０重量部とポリエチレンペレ
ット８０ｉ量部とを混合熔融した。そしてこれをコール
ドカント法によりペレット状に成形した。そして、これ
を原料として射出成形により植木鉢を成形した。
「実施例４」
フラメトリン１５ｉ量部にデンプン分解物（α、β、γ
のサイクロデキストリン１５％含有物）８５眞量部を加
え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合して得たフラメ
トリンのサイクロデキストリン包接化合物を噴霧乾燥機
を用いて６０″Ｃの乾燥温度で１５０メツシユより細か
い粉末とした。この粉末１０ｉｉ部とポリ酢酸ビニルコ
ンパウンド９０重量部とを混合熔融した。そしてこれを
アンダーウォーターカット法によりペレ・ント状に成形
した。次にこのペレッ）４０重量部とポリ酢酸ビニルコ
ンパウンド６０重量部を混合し、これを原料としてイン
フレーション成形法により、袋状に成形し、果実保護用
の保護袋を製造した。
のサイクロデキストリン１５％含有物）８５眞量部を加
え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合して得たフラメ
トリンのサイクロデキストリン包接化合物を噴霧乾燥機
を用いて６０″Ｃの乾燥温度で１５０メツシユより細か
い粉末とした。この粉末１０ｉｉ部とポリ酢酸ビニルコ
ンパウンド９０重量部とを混合熔融した。そしてこれを
アンダーウォーターカット法によりペレ・ント状に成形
した。次にこのペレッ）４０重量部とポリ酢酸ビニルコ
ンパウンド６０重量部を混合し、これを原料としてイン
フレーション成形法により、袋状に成形し、果実保護用
の保護袋を製造した。
「実施例５」
フェノトリン２０重量部にα−サイクロデキストリン８
０重量部を加え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合し
て得たフェノトリンのサイクロデキストリン包接化合物
をドラム乾燥機を用いて６０°Ｃの乾燥温度で１５０メ
ンシユより細かい粉末とした。この粉末Ｉ Ｑ ｌ ′
！ＩＩＨ部とエチレン−酢酸ビニルコンパラフ１９０重
Ｊｊｔ部とを混合熔融した。そしてこれをシートカット
法によりペレット状に成形した。そして、これを原料と
して押出し成形によりフィルム状に成形した。
０重量部を加え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合し
て得たフェノトリンのサイクロデキストリン包接化合物
をドラム乾燥機を用いて６０°Ｃの乾燥温度で１５０メ
ンシユより細かい粉末とした。この粉末Ｉ Ｑ ｌ ′
！ＩＩＨ部とエチレン−酢酸ビニルコンパラフ１９０重
Ｊｊｔ部とを混合熔融した。そしてこれをシートカット
法によりペレット状に成形した。そして、これを原料と
して押出し成形によりフィルム状に成形した。
「実施例６」
ベルメトリン１５重量部にデンプン分解物（α、β、γ
のサイクロデキストリン５０％含有物）８５ｆｆｘＪｔ
部を加え、５０ ’０の保温下で１時間攪拌混合して得
たベルメトリンのサイクロデキストリン包接化合物を真
空乾燥機を用いて６０°Ｃの乾燥温度で１５０メツシユ
より細かい粉末とした。この粉末２０ｆｉ量部とポリエ
チレンペレット８０重量部とを混合熔融した。そしてこ
れをコールドカット法によりペレット状に成形した６そ
して、これを原料として射出成形によりプランタ−を成
形した。
のサイクロデキストリン５０％含有物）８５ｆｆｘＪｔ
部を加え、５０ ’０の保温下で１時間攪拌混合して得
たベルメトリンのサイクロデキストリン包接化合物を真
空乾燥機を用いて６０°Ｃの乾燥温度で１５０メツシユ
より細かい粉末とした。この粉末２０ｆｉ量部とポリエ
チレンペレット８０重量部とを混合熔融した。そしてこ
れをコールドカット法によりペレット状に成形した６そ
して、これを原料として射出成形によりプランタ−を成
形した。
「実施例７」
アレスリン１０重量部にβ−サイクロデキストリン９０
重量部を加え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合して
得たアレスリンのサイクロデキストリン包接化合物を噴
霧乾燥機を用いて６０℃の乾燥温度で１５０メツシユよ
り細かい粉末とした。
重量部を加え、５０°Ｃの保温下で１時間攪拌混合して
得たアレスリンのサイクロデキストリン包接化合物を噴
霧乾燥機を用いて６０℃の乾燥温度で１５０メツシユよ
り細かい粉末とした。
この粉末３０重量部と軟質塩化ビニルコンパウンド７ｏ
ｇ１量部とを混合熔融した。そしてこれをホットカント
法によりペレット状に成形した。次にこのペレット２０
重量部と軟質塩化ビニルコンパウンド８０ｉ量部を混合
し、これを原料としてブロー成形により如雨露を成形し
た。
ｇ１量部とを混合熔融した。そしてこれをホットカント
法によりペレット状に成形した。次にこのペレット２０
重量部と軟質塩化ビニルコンパウンド８０ｉ量部を混合
し、これを原料としてブロー成形により如雨露を成形し
た。
このようにして得られた防殺虫効果を有する植物育成用
具はいずれも、防殺虫効果が均一なものができ、しかも
防殺虫剤が成形品の表面に適当にブリードするので防殺
虫効果が長続きした。
具はいずれも、防殺虫効果が均一なものができ、しかも
防殺虫剤が成形品の表面に適当にブリードするので防殺
虫効果が長続きした。
そして、このようして製造された防殺虫効果を有する植
物育成用具は次のような使用方法がある。
物育成用具は次のような使用方法がある。
「使用例１」
防殺虫効果を有する植木鉢やプランタ−を使用すれば、
土壌中の虫に対して殺虫効果があるので、土壌に対する
防虫処理が不要となる。
土壌中の虫に対して殺虫効果があるので、土壌に対する
防虫処理が不要となる。
「使用例２」
防殺虫効果を有する棒（手）を植物栽培の支柱や横棒に
使用すると、植物に対して直接殺虫剤を噴霧するのと同
じような効果があり、育成中の防虫作業が不要となる。
使用すると、植物に対して直接殺虫剤を噴霧するのと同
じような効果があり、育成中の防虫作業が不要となる。
「使用例３」
防殺虫効果を有するホースや如雨露を使用すると、これ
自体に含まれている殺虫剤が徐々にブリードして散水す
る水に含まれることになるので、殺虫剤をわざわざ混合
しなくても済む。
自体に含まれている殺虫剤が徐々にブリードして散水す
る水に含まれることになるので、殺虫剤をわざわざ混合
しなくても済む。
「発明の効果」
以上のように、この発明にかかる防殺虫効果を有する植
物育成用具の製造方法によれば、有機燐剤系またはピレ
スロイド系の殺虫剤をサイクロデキストリンの包接化合
物とし、これを合成樹脂材料と混合して所望形状の育成
用具に成形するようにしたので、防殺虫剤が成形品に均
一に分散されるので防殺虫効果の均一なものが成形でき
、しかも防殺虫剤が成形品表面に適当にブリードするの
で防殺虫効果が長続きする効果がある。そして。
物育成用具の製造方法によれば、有機燐剤系またはピレ
スロイド系の殺虫剤をサイクロデキストリンの包接化合
物とし、これを合成樹脂材料と混合して所望形状の育成
用具に成形するようにしたので、防殺虫剤が成形品に均
一に分散されるので防殺虫効果の均一なものが成形でき
、しかも防殺虫剤が成形品表面に適当にブリードするの
で防殺虫効果が長続きする効果がある。そして。
虫に応じて殺虫剤の種類や、混合量又はペレットの混合
量を変えることで防殺虫能力の強さも任意に選択できる
。
量を変えることで防殺虫能力の強さも任意に選択できる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 有機燐剤系またはピレスロイド系の殺虫剤をサイク
ロデキストリン又はサイクロデキストリンを含有する澱
粉分解物によって包接化合物化するとともに、これを乾
燥粉末化し、次にこの粉末化したものを合成樹脂材料に
対して０．１％〜５０％（重量比）の割合で混合溶融し
た後ペレット状に成形し、次にこのペレットをそのまま
又は合成樹脂材料に適量混合し、所望の用具に成形した
ことを特徴とする防殺虫効果を有する植物育成用具の製
造方法。 ２ 殺虫剤がフェニトロチオン［Ｏ，Ｏ−ジメチル−Ｏ
−（３−メチル−４−ニトロフェニル）−チオフォスフ
ォレイト］である特許請求の範囲第１項記載の防殺虫効
果を有する植物育成用具の製造方法。 ３ 殺虫剤がアレスリン［ｄｌ−３−アリル−２−メチ
ル−４−オキソ−２シクロペンテニルｄｌ−シス／トラ
ンス−クリサンテマート］である特許請求の範囲第１項
記載の防殺虫効果を有する植物育成用具の製造方法。 ４ 殺虫剤がフタルスリン〔（１，３，４，５，６，７
−ヘキサヒドロ−１，３−ジオキソ−２−イソインドリ
ル）メチル ｄｌ−シス／トランス−クリサンテマート
）］である特許請求の範囲第１項記載の防殺虫効果を有
する植物育成用具の製造方法。 ５ 殺虫剤がレスメトリン［（５−ベンジル−３−フリ
ル）メチル ｄｌ−シス／トランス−クリサンテマート
］である特許請求の範囲第１項記載の防殺虫効果を有す
る植物育成用具の製造方法。 ６ 殺虫剤がフラメトリン［（５−（２−プロピニル）
−２−フリル）メチル ｄｌ−シス／トランス−クリサ
ンテマート］である特許請求の範囲第１項記載の防殺虫
効果を有する植物育成用具の製造方法。 ７ 殺虫剤がフェノトリン［３−フェノキシベンジル
ｄ−シス／トランス−クリサンテマート］である特許請
求の範囲第１項記載の防殺虫効果を有する植物育成用具
の製造方法。 ８ 殺虫剤がベルメトリン［３−フェノキシベンジル
ｄｌ−シス／トランス−３−（２，２−ジクロロビニル
（−２，２ジメチル−１−シクロプロパンカルボキシラ
ート］である特許請求の範囲第１項記載の防殺虫効果を
有する植物育成用具の製造方法。 ９ 合成樹脂材料がオレフィン系プラスチックである特
許請求の範囲第１項記載の防殺虫効果を有する植物育成
用具の製造方法。 １０ 合成樹脂材料が軟質塩ビプラスチックである特許
請求の範囲第１項記載の防殺虫効果を有する植物育成用
具の製造方法。 １１ 合成樹脂材料が酢酸ビニル系プラスチックである
特許請求の範囲第１項記載の防殺虫効果を有する植物育
成用具の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59260005A JPS61137804A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 防殺虫効果を有する植物育成用具の製造方法 |
| US06/803,267 US4769242A (en) | 1984-12-11 | 1985-11-29 | Process for preparing insect-repellant and insecticidal article for breeding plants |
| CA000496918A CA1239578A (en) | 1984-12-11 | 1985-12-05 | Process for preparing insect-repellent and insecticidal apparatus for breeding plants |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59260005A JPS61137804A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 防殺虫効果を有する植物育成用具の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61137804A true JPS61137804A (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=17341975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59260005A Pending JPS61137804A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 防殺虫効果を有する植物育成用具の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4769242A (ja) |
| JP (1) | JPS61137804A (ja) |
| CA (1) | CA1239578A (ja) |
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-
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- 1985-11-29 US US06/803,267 patent/US4769242A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-05 CA CA000496918A patent/CA1239578A/en not_active Expired
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