JPS6113421Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6113421Y2 JPS6113421Y2 JP6517380U JP6517380U JPS6113421Y2 JP S6113421 Y2 JPS6113421 Y2 JP S6113421Y2 JP 6517380 U JP6517380 U JP 6517380U JP 6517380 U JP6517380 U JP 6517380U JP S6113421 Y2 JPS6113421 Y2 JP S6113421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- loading platform
- bed
- truck
- air resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトラツク荷台カバーに係り、特に、ト
ラツクの空気抵抗を減少させることができるトラ
ツク荷台カバーに関する。
ラツクの空気抵抗を減少させることができるトラ
ツク荷台カバーに関する。
従来、トラツクの空気抵抗の低減対策として
は、トラツク前方の形状に工夫を加えるなど、キ
ヤビン側の対策を主として行ない、荷台側には何
ら対策が施されていない。唯、一般的に荷台全体
をトノカバーと呼ばれるカバーにて覆うと、空気
抵抗が5%程度減少することが知られている。
は、トラツク前方の形状に工夫を加えるなど、キ
ヤビン側の対策を主として行ない、荷台側には何
ら対策が施されていない。唯、一般的に荷台全体
をトノカバーと呼ばれるカバーにて覆うと、空気
抵抗が5%程度減少することが知られている。
しかしながら、キヤビン側にて空気抵抗を減少
させる場合には外形形状を大幅に変更しなければ
ならない問題点があり、また、トノカバーにて荷
台全体を覆う作業は極めて煩雑で作業性が悪いと
いう問題点がある。
させる場合には外形形状を大幅に変更しなければ
ならない問題点があり、また、トノカバーにて荷
台全体を覆う作業は極めて煩雑で作業性が悪いと
いう問題点がある。
本考案は上記従来の問題点に着目し、荷台側で
荷台全体をカバーしなくても充分な空気抵抗減少
を図ることができるようにしたトラツク荷台カバ
ーを提供することを目的とする。
荷台全体をカバーしなくても充分な空気抵抗減少
を図ることができるようにしたトラツク荷台カバ
ーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るトラ
ツク荷台カバーは、トラツク荷台の後端部に配設
され、荷台全長に対して1/8〜1/2の範囲に亘つて
荷台を覆うことが可能であつて、あおり板内面側
に折りたたみ収納可能かつ水平起立可能に取付け
た構成とし、荷台全体を覆つた場合と略同様の空
気抵抗減少を図り得るものとした。
ツク荷台カバーは、トラツク荷台の後端部に配設
され、荷台全長に対して1/8〜1/2の範囲に亘つて
荷台を覆うことが可能であつて、あおり板内面側
に折りたたみ収納可能かつ水平起立可能に取付け
た構成とし、荷台全体を覆つた場合と略同様の空
気抵抗減少を図り得るものとした。
以下に、本考案に係るトラツク荷台カバーの実
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図にトラツクの概略図を示す。この図に示
すように、荷台カバー10は荷台12の後端部に
位置し、後方あおり板14及び一対の側方あおり
板16の頂部高さであるあおり高さに配置されて
いる。この荷台カバー10は、第2図に示す如く
矩形の板材からなり、長さを後方あおり板14と
略同様に、また、その幅Wを荷台10の全長L
(第1図参照)に対し、 W/L=1/8〜1/2 となるように形成されている。
すように、荷台カバー10は荷台12の後端部に
位置し、後方あおり板14及び一対の側方あおり
板16の頂部高さであるあおり高さに配置されて
いる。この荷台カバー10は、第2図に示す如く
矩形の板材からなり、長さを後方あおり板14と
略同様に、また、その幅Wを荷台10の全長L
(第1図参照)に対し、 W/L=1/8〜1/2 となるように形成されている。
このような荷台カバー10は、第3〜4図に示
す如く、長手方向一側縁と後方あおり板14の上
端縁とを蝶番18にて相互に枢着させ、後方あお
り板14に取り付けられている。したがつて、荷
台カバー10は後方あおり板14の浄端縁を中心
に回動可能とされている。斯かる荷台カバー10
の内面には方づえ棒20が一端を枢着されて取り
付けられており、また、方づえ棒20の他端はフ
ツク状に形成されている。他方、後方あおり板1
4の内面には方づえ棒20のフツク部を係合可能
なフツク輪22が設けられ、荷台カバー10を引
き起こし、後方あおり板14と直交状態として方
づえ棒20とフツク輪22を係合させた場合に、
荷台カバー10が荷台12の後端部を覆うように
なつている。方づえ棒20をフツク輪22から外
した場合には、第4図の如く荷台カバー10が自
重により蝶番18を中心に垂下し、荷台12内に
格納される。
す如く、長手方向一側縁と後方あおり板14の上
端縁とを蝶番18にて相互に枢着させ、後方あお
り板14に取り付けられている。したがつて、荷
台カバー10は後方あおり板14の浄端縁を中心
に回動可能とされている。斯かる荷台カバー10
の内面には方づえ棒20が一端を枢着されて取り
付けられており、また、方づえ棒20の他端はフ
ツク状に形成されている。他方、後方あおり板1
4の内面には方づえ棒20のフツク部を係合可能
なフツク輪22が設けられ、荷台カバー10を引
き起こし、後方あおり板14と直交状態として方
づえ棒20とフツク輪22を係合させた場合に、
荷台カバー10が荷台12の後端部を覆うように
なつている。方づえ棒20をフツク輪22から外
した場合には、第4図の如く荷台カバー10が自
重により蝶番18を中心に垂下し、荷台12内に
格納される。
このように構成されたトラツク荷台カバー10
により、荷台12後端から覆い幅Wを変えながら
覆つた場合の1/5スケールモデルにおける風洞実
験結果を第5図に、また、実車による結果を第6
図に示す。この図に示されるように、荷台カバー
を何ら装着しない普通の状態での空気抵抗を100
%として覆い幅Wを変化させると、荷台12全体
をトノカバーなどで覆つた場合と、W/L=1/8
〜1/2の範囲で覆つた場合とは同程度の抵抗値を
示し、動にW/L=1/4で最低値を示す。したが
つて、本実施例の如く、荷台12の後端部の部分
的な覆いでも充分に空気抵抗を減少させることが
できる。しかも、4〜5%という空気力学的に多
大な抵抗減少が得られる。また、本実施例では後
端部における部分的カバーでよいため、作業性が
極めてよく、しかも、格納時には荷台12のスペ
ースを減じることはない。
により、荷台12後端から覆い幅Wを変えながら
覆つた場合の1/5スケールモデルにおける風洞実
験結果を第5図に、また、実車による結果を第6
図に示す。この図に示されるように、荷台カバー
を何ら装着しない普通の状態での空気抵抗を100
%として覆い幅Wを変化させると、荷台12全体
をトノカバーなどで覆つた場合と、W/L=1/8
〜1/2の範囲で覆つた場合とは同程度の抵抗値を
示し、動にW/L=1/4で最低値を示す。したが
つて、本実施例の如く、荷台12の後端部の部分
的な覆いでも充分に空気抵抗を減少させることが
できる。しかも、4〜5%という空気力学的に多
大な抵抗減少が得られる。また、本実施例では後
端部における部分的カバーでよいため、作業性が
極めてよく、しかも、格納時には荷台12のスペ
ースを減じることはない。
更に、第7〜9図には第2実施例を示す。斯か
る実施例では、荷台カバー10Aを荷台12両側
の側方あおり板16に蝶番26を介してそれぞれ
取り付けるとともに、折りたたみ状態で側方あお
り板16に装着できるようにしている(第8
図)。この荷台カバー10Aを上げる場合には、
第9図の如く両側からそれぞれ引き出し、両者を
中央で互いに係合させるようにしている。このた
め係合させる止め金28を設け、水平に保持し得
るものとしている。
る実施例では、荷台カバー10Aを荷台12両側
の側方あおり板16に蝶番26を介してそれぞれ
取り付けるとともに、折りたたみ状態で側方あお
り板16に装着できるようにしている(第8
図)。この荷台カバー10Aを上げる場合には、
第9図の如く両側からそれぞれ引き出し、両者を
中央で互いに係合させるようにしている。このた
め係合させる止め金28を設け、水平に保持し得
るものとしている。
この実施例では、後方あおり板14のみを開く
一方開き荷台を有するトラツクには有益で、荷物
の積卸の際に障害とならない。
一方開き荷台を有するトラツクには有益で、荷物
の積卸の際に障害とならない。
以上説明したように、本考案に係るトラツク荷
台カバーによれば、部分的カバーで荷台全体をカ
バーしたと同様な空気抵抗減少を図るこができ、
しかも、作業性が極めてよいという優れた効果が
ある。
台カバーによれば、部分的カバーで荷台全体をカ
バーしたと同様な空気抵抗減少を図るこができ、
しかも、作業性が極めてよいという優れた効果が
ある。
第1図は本考案に係るトラツク荷台カバーを取
り付けたトラツク概略図、第2図は同荷台後部斜
視図、第3図は同荷台後部の縦断面図、第4図は
荷台カバーを格納した状態を示す荷台後部の縦断
面図、第5図は荷台覆い幅に対する空気抵抗を示
す1/5スケールモデルの風洞実験結果のグラフ
図、第6図は同実車による風洞実験結果のグラフ
図、第7図は第2実施例を示す荷台後部斜視図、
第8図は第7図の部分断面図、第9図は同荷台カ
バーを引き上げた状態を示す部分断面図である。 10,10A……荷台カバー、12……荷台、
14……後方あおり板、16……側方あおり板。
り付けたトラツク概略図、第2図は同荷台後部斜
視図、第3図は同荷台後部の縦断面図、第4図は
荷台カバーを格納した状態を示す荷台後部の縦断
面図、第5図は荷台覆い幅に対する空気抵抗を示
す1/5スケールモデルの風洞実験結果のグラフ
図、第6図は同実車による風洞実験結果のグラフ
図、第7図は第2実施例を示す荷台後部斜視図、
第8図は第7図の部分断面図、第9図は同荷台カ
バーを引き上げた状態を示す部分断面図である。 10,10A……荷台カバー、12……荷台、
14……後方あおり板、16……側方あおり板。
Claims (1)
- トラツク荷台の後端部にあおり高さで荷台全長
に対し1/8〜1/2の範囲に亘つて荷台を覆うことが
可能な荷台カバーであつて、あおり板内面側に折
りたたみ収納かつ水平起立可能に取付けられてい
ることを特徴とするトラツク荷台カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6517380U JPS6113421Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6517380U JPS6113421Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56164842U JPS56164842U (ja) | 1981-12-07 |
JPS6113421Y2 true JPS6113421Y2 (ja) | 1986-04-25 |
Family
ID=29659331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6517380U Expired JPS6113421Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113421Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5126664B2 (ja) * | 2007-11-19 | 2013-01-23 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の荷台後部構造 |
-
1980
- 1980-05-13 JP JP6517380U patent/JPS6113421Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56164842U (ja) | 1981-12-07 |
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