JPS6113168Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113168Y2 JPS6113168Y2 JP17684879U JP17684879U JPS6113168Y2 JP S6113168 Y2 JPS6113168 Y2 JP S6113168Y2 JP 17684879 U JP17684879 U JP 17684879U JP 17684879 U JP17684879 U JP 17684879U JP S6113168 Y2 JPS6113168 Y2 JP S6113168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- welding
- gas
- aftershield
- torch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 39
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 5
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 4
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、溶接時にその熱等により非常に酸
化されやすい材質の溶接例えばチタン合金等で構
成された熱交換器において、その管と管板等をテ
イブ溶接法により自動溶接を行うような溶接に用
いて好適な溶接装置に関するものである。
化されやすい材質の溶接例えばチタン合金等で構
成された熱交換器において、その管と管板等をテ
イブ溶接法により自動溶接を行うような溶接に用
いて好適な溶接装置に関するものである。
従来この種のアフタシールドノズルを有する溶
接装置の溶接頭部分を第１図に示す。
接装置の溶接頭部分を第１図に示す。
１はトーチノズル、２はアフタシールドノズ
ル、３はトーチボデイ、４は電極棒、５はトーチ
ガスホース、６はアフタシールドガスホース、７
はガスレンズである。なお、８は母材に形成され
た溶接ビート、９はアーク発生部を示し、また溶
接頭は矢印Ａの方向に溶接進行するものである。
ル、３はトーチボデイ、４は電極棒、５はトーチ
ガスホース、６はアフタシールドガスホース、７
はガスレンズである。なお、８は母材に形成され
た溶接ビート、９はアーク発生部を示し、また溶
接頭は矢印Ａの方向に溶接進行するものである。
次に作用について説明する。トーチガスホース
５より送られたシールドガスはトーチボデイ３の
内部を通過して、トーチノズル１より放流され、
電極棒４の先端で発生されるアーク発生部９のガ
スシールドを行う。
５より送られたシールドガスはトーチボデイ３の
内部を通過して、トーチノズル１より放流され、
電極棒４の先端で発生されるアーク発生部９のガ
スシールドを行う。
また、アフタシールドガスホース６より送られ
たシールドガスは、アフタシールドノズル２に設
けられたガスレンズ７より放流され溶接ビート８
の余熱部の酸化防止としてガスシールドを行う。
この図の例の場合はトーチノズル１とアフタシー
ルドノズル２とが一体構造となつており、これは
各々の間に隙間等があると、その部分より空気等
を巻込んで、溶接部の酸化や、ブローホール等の
欠陥を生ずる恐れがある為である。
たシールドガスは、アフタシールドノズル２に設
けられたガスレンズ７より放流され溶接ビート８
の余熱部の酸化防止としてガスシールドを行う。
この図の例の場合はトーチノズル１とアフタシー
ルドノズル２とが一体構造となつており、これは
各々の間に隙間等があると、その部分より空気等
を巻込んで、溶接部の酸化や、ブローホール等の
欠陥を生ずる恐れがある為である。
この様な溶接頭を管端溶接装置に適用する場合
を想定すると第２図に示すようなものとなる。す
なわち、管端溶接の場合、図の如く、アフタシー
ルドノズル２はドーナツ状となりその中心部に溶
接の芯出用の芯出金具１０が設けられる様な構造
となることが考えられる。なお、図中第１図と同
一符号は相当部分を示し、また１１は溶接ヘツド
本体、１２は溶接頭半径方向調整ツマミである。
を想定すると第２図に示すようなものとなる。す
なわち、管端溶接の場合、図の如く、アフタシー
ルドノズル２はドーナツ状となりその中心部に溶
接の芯出用の芯出金具１０が設けられる様な構造
となることが考えられる。なお、図中第１図と同
一符号は相当部分を示し、また１１は溶接ヘツド
本体、１２は溶接頭半径方向調整ツマミである。
従来のアフタシールドノズルを有する管端溶接
装置は以上の様に構成されている為、電極棒４を
溶接線に対し直角方向（管端溶接の場合は半径方
向となる）に調整する場合、アフタシールドノズ
ル２がこれにつれて移動する為、溶接ビート８に
対して偏心した位置にアフタシールドノズル２が
配置されることがあり、シールド性の不均一を生
じたりまたは、アフタシールドノズル２が芯出金
具１０と干渉して、半径方向の調整が困難となつ
たりする欠点があつた。
装置は以上の様に構成されている為、電極棒４を
溶接線に対し直角方向（管端溶接の場合は半径方
向となる）に調整する場合、アフタシールドノズ
ル２がこれにつれて移動する為、溶接ビート８に
対して偏心した位置にアフタシールドノズル２が
配置されることがあり、シールド性の不均一を生
じたりまたは、アフタシールドノズル２が芯出金
具１０と干渉して、半径方向の調整が困難となつ
たりする欠点があつた。
この考案は上記の様な従来のものの欠点を除去
する為になされたものでトーチノズルとアフタシ
ールドノズルとを分離独立して設置し、電極棒に
よる溶接線狙いの調整量を増加すると共に、アフ
タシールドノズルが恒に溶接ビート上を移動出来
る様な溶接装置を提供することを目的としてい
る。
する為になされたものでトーチノズルとアフタシ
ールドノズルとを分離独立して設置し、電極棒に
よる溶接線狙いの調整量を増加すると共に、アフ
タシールドノズルが恒に溶接ビート上を移動出来
る様な溶接装置を提供することを目的としてい
る。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第３図において、１３はトーチノズル、１４
はトーチノズル１３と分離して配置されたアフタ
シールドノズル、１５はガスレンズを示す。１６
はアフタシールドガスホース６より導かれたガス
を出来る限り電極棒４直下に送られる様に構成さ
れたガス放出管を示す。
る。第３図において、１３はトーチノズル、１４
はトーチノズル１３と分離して配置されたアフタ
シールドノズル、１５はガスレンズを示す。１６
はアフタシールドガスホース６より導かれたガス
を出来る限り電極棒４直下に送られる様に構成さ
れたガス放出管を示す。
次に作用について説明する。アフタシールドノ
ズル１４より放流されるシールドガスは余熱のあ
る溶接ビート８を覆つてシールドするが、その時
溶接ビート８の酸化防止のみで無く、強制的にア
ーク発生部１０をもシールド範囲とする様にシー
ルドガスを放流する。一方、トーチノズル１３か
ら放流されるシールドガスは電極棒４の酸化防止
程度に少量だけ放流する。
ズル１４より放流されるシールドガスは余熱のあ
る溶接ビート８を覆つてシールドするが、その時
溶接ビート８の酸化防止のみで無く、強制的にア
ーク発生部１０をもシールド範囲とする様にシー
ルドガスを放流する。一方、トーチノズル１３か
ら放流されるシールドガスは電極棒４の酸化防止
程度に少量だけ放流する。
この様にシールドガスを放流することにより、
トーチノズル１３部のシールドガスと、アフタシ
ールドノズル１４部のシールドガスとの混り部に
発生するシールドガスの乱流やそれに起因して、
トーチノズル１１と、アフタミールドノズル１４
との隙間より空気等の混入による溶接部のシール
ド不良を防止して、良好な溶接結果が得られる。
トーチノズル１３部のシールドガスと、アフタシ
ールドノズル１４部のシールドガスとの混り部に
発生するシールドガスの乱流やそれに起因して、
トーチノズル１１と、アフタミールドノズル１４
との隙間より空気等の混入による溶接部のシール
ド不良を防止して、良好な溶接結果が得られる。
また、トーチノズル１３とアフタシールドノズ
ル１４とはそれぞれ別個に位置調整される。
ル１４とはそれぞれ別個に位置調整される。
以上の様にこの考案は、トーチノズルとアフタ
ミールドノズルとを分離させることにより、電極
棒の狙い位置調整代を大きく取ることが出来ると
共に、アフタミールドノズルが恒に溶接ビート上
に配置出来、シールド域のアンバランスを無くす
ることができる。また、アフタシールドノズルか
らのシールドガスの放流量をトーチノズルからの
それより大きくしたため溶接部のシールド性をそ
こなうこともない。
ミールドノズルとを分離させることにより、電極
棒の狙い位置調整代を大きく取ることが出来ると
共に、アフタミールドノズルが恒に溶接ビート上
に配置出来、シールド域のアンバランスを無くす
ることができる。また、アフタシールドノズルか
らのシールドガスの放流量をトーチノズルからの
それより大きくしたため溶接部のシールド性をそ
こなうこともない。
第１図は従来のアフタシールドノズルを有した
溶接頭の断面図、第２図はこの溶接頭を管端に適
用した場合の正面図、第３図はこの考案の一実施
例による管端溶接装置の溶接頭の断面図を示す。 １３……トーチノズル、１４……アフタシール
ドノズル、１５……ガス放出口、３……トーチボ
デイ、４……電極棒を示す。尚、図中、同一符号
は、同一または相当部分を示す。
溶接頭の断面図、第２図はこの溶接頭を管端に適
用した場合の正面図、第３図はこの考案の一実施
例による管端溶接装置の溶接頭の断面図を示す。 １３……トーチノズル、１４……アフタシール
ドノズル、１５……ガス放出口、３……トーチボ
デイ、４……電極棒を示す。尚、図中、同一符号
は、同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 内部に電極が配設され、該電極下方の溶接部に
向けてシールドガスを放流して、該電極の先端で
発生するアーク発生部をガスシールドするトーチ
ノズルと、前記トーチノズルとは独立分離して構
成しており、該トーチノズルが放流するシールド
ガスの放流量よりも多くのシールドガスを前記ア
ークの発生により形成された溶接ビードに送るア
フタシールドノズルと、前記アフタシールドノズ
ル内に設けられ、該アフタシールドノズルが放流
するシールドガスを前記溶接ビートのみならず、
前記溶接部にも送り、該溶接部をガスシールドす
るガス放出管とを備えたことを特徴とする溶接装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17684879U JPS6113168Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17684879U JPS6113168Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5695479U JPS5695479U (ja) | 1981-07-29 |
| JPS6113168Y2 true JPS6113168Y2 (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=29687462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17684879U Expired JPS6113168Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6113168Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5763821B1 (ja) * | 2014-10-07 | 2015-08-12 | イハラ鋼業株式会社 | チタン溶接装置およびチタン溶接体の製造方法およびチタンの溶接方法 |
-
1979
- 1979-12-20 JP JP17684879U patent/JPS6113168Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5695479U (ja) | 1981-07-29 |
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