JPS61130298A - α,α−トレハロ−ス脂肪酸ジアミド誘導体およびその製造法 - Google Patents

α,α−トレハロ−ス脂肪酸ジアミド誘導体およびその製造法

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JPS61130298A
JPS61130298A JP25363484A JP25363484A JPS61130298A JP S61130298 A JPS61130298 A JP S61130298A JP 25363484 A JP25363484 A JP 25363484A JP 25363484 A JP25363484 A JP 25363484A JP S61130298 A JPS61130298 A JP S61130298A
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JP
Japan
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formula
benzyl
trehalose
dideoxy
compound
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JP25363484A
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Akihiro Shibata
柴田 晶弘
Hidehiko Kamiya
神谷 英彦
Tadayuki Kuraishi
倉石 忠幸
Kenichi Kukita
茎田 憲一
Tatsuhiko Katori
香取 達彦
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SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な6,6′−ジアミノ−6,6′−ジデオ
キシ−α、α−トレハロースーN、N’l’#肪酸ジア
ミド誘導体およびその製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、制癌作用を有するトレハロース誘導としては、ミ
コール酸をはじめどして種々の脂肪酸のエステル誘導体
が知られている。しかし、アミド誘導体については、 
6 、6’−ジアセトアミド−6゜6′−ジデオキ7−
α、α−トレハロース〔ベルト5ン ギヤステロ、イブ
 ジャグレールおよびべ、ルナール グロス; ビュレ
タノ ド ラ ソシエテ シミク ド フランx (B
ertrand Ca5tro。
Yves Chxpleur et Bernard 
Gross; BULLETIN DELA 5OCI
ETE C1(IMIQUE DE FRANCE )
、 19733034 ]および6,6/−ジアミノ−
6,6′−ジデオキシ−N 、 N/−ビスミコロイル
−α、α−トレハo −x 等(エプラハム リャフ、
ビエベッシュシー。タスオよびメイヤー ビー、ゴーレ
ン・カルボハイドレート リサーチ(Avraharn
 Liav。
Bhupesh C,Das、 and Mayer 
B、 GorenHCarbohydrateRese
arch l、 94.230 (1981)  〕が
報告されているのみで、生物活性については全く知られ
ていなかった。
〔解決しようとする問題点〕
本発明は医薬品として有用な新規化合物を得ることを目
的とする。
C問題点を解決するだめの手段〕 本発明者は、新規な医薬品を得ることを目的として、数
多くのトレハロース誘導体を合成し、その薬理作用を検
討してきた結果1次の一般式(I)(式中、R1は炭素
数1〜25のアルキル基’t”、Rtは水素原子又はベ
ンジル基を示す。ただし、R1がメチル基でR1が水素
原子の場合を除く)で表わされる6、6′−ジアミノ−
6,6′−ジデオキシ−α、α−トレハロースーN、N
/−脂肪酸ジアミド誘導体が制癌作用を有し、さらにこ
れらの化合物は安全性が高いことを見出し1本発明を完
成し九。
従って本発明は制癌剤として有用な上記一般式(I)で
表わされる新規な6,6′−ジアミノ−6゜6′−ジデ
オキシ−α、α−トレハロースーN、Nl−−脂肪酸ジ
アミド誘導体およびその製造法を提供するものである。
本発明の6,6′−ジアミノ−6,6′−ジデオキシ−
α、α−トレハロースーN 、 N’−[7ji!ジア
ミド誘導体(【)は1次の二詳の化合物(CLI及び(
【b)に大別することができる。
(式中、R5は炭素数2〜25のアルキル基を示し。
R1およびBn は前記と同じ) 本発明の一般式(Ilの化合物は1例えば次の如くして
製造される。
〔方法1〕 (旧 (CL) (式中、Yはハロゲン原子又は基−0COR1t−示し
R1およびBnは前記と同じ) 6.6′−ジアミノ−2,3,2’、3’−テトラ−0
−ベンジル−6,6/−ジデオキシ−α、α−トレハロ
ース(n)にアシル化剤(1)を作用させて6゜6′−
ジアミノ−2,3,2’、3’−テトラ−O−ベニy 
シル−6、6’ −ジテオキシ−α、α−トレハロース
ーN 、 Nl−脂肪酸ジアミド誘導体(Ia) e製
造する。
この反応は、化合物(旧に対してアシル化剤([)t−
2〜4モル使用し、塩基の存在下O℃〜室温で1〜48
時間反応させることにより行われる。
この反応に用いられる塩基としては、ピリジン、4−ジ
メチルアミノピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基
及び水酸化す) IJクム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩
基が挙げられる。溶媒としてはクロロホルム、塩化メチ
レン等のハロゲン化炭化水素が好ましいが、塩基として
有機塩基を使用する場合は、それ自体を溶媒として使用
することもできる。
このようにして得られた反応混合物を氷水に圧加し、ク
ロロホルム等の有機溶媒で抽出し、溶媒を減圧留去した
のちシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製
すれば化合物(【a)が純粋な状態で得られる。
この反応の原料である6、6/−ジアミノ−2゜3 、
2’、 3’−テトラ−O−ベンジル−6,6′−ジデ
オキシ−α、α−トレハロース(旧は新規化合物である
が1例えば次の如くして製造される。
(IV) (V) (II) f式中、 Ts Vip−トルエンスルホニル基’e示
1..。
Bnは前記と同じ) すなわち、α、α−トレハロースより四工程で得うれる
〔エル、ホフ、ニー、ケー、パーマーオよびニー、シー
、リチャードソン;ジャーナルオプ ケミカル ソサイ
アテイ パーキン トランザクションズ I (L、 
Hough、 A、に、 Palmerand A、C
,RichardsonHJ、 Chem、 Soc、
 Perkin Trans。
I ) 、 1972.2513参照] 2 、3 、
2’、 3’−テトラ−0−ベンジル−6,6′−ジー
0−p−トルエンスルホニル−α、α−トレハロース(
IV) Kアシド化剤を作用させて6,6′−ジアジド
−2、3、2’。
3′−テトラ−0−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−
α、α−トレハロース(Vlとなし1次いでこれに還元
剤を作用させることにより化合物(II)が製造される
化合物(IV)から化合物(Vlを製造するための反応
は化合物(IV)に対しアジド化剤を2〜10モル当量
使用し、室温〜120℃で0.5〜48時間反応させる
ことにより行われる。
この反応に用いられるアジド化剤としてはアジ化ナトリ
ウム、アジ化リチウム等のアジド化剤が挙げられる。溶
媒としては、ジメチルスルホキシド。N、N−ジメチル
ホルムアミド、ヘキサメチルホ゛スホラミド等の非プロ
トン性溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル等のアルコール性溶媒、クロロホルム、塩化メチレン
等のハロゲン化炭化水素、1,2−ジメトキシエタン、
エチルエーテル、テトラヒドロフランジオキサン等のエ
ーテル系溶媒、ピリジン、ベンゼン、トルエン等の芳香
族溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、およびこれら
の混合溶媒が挙げられる。
このようにして得られた反応混合物を氷水に圧加し、ク
ロロホルム等の有機溶媒で抽出し、溶媒を減圧留去すれ
ば化合物(v)が単一の生成物として得られる。
化合物(V)から化合物(II) ?製造するための反
応は、化合物(V)に対し2〜20モル当量の還元剤全
使用し、−30℃〜100℃で0.1〜24時間反応さ
せることにより行われる。この反応に用いられる還元剤
としては水素化リチウムアルミニウム、水素化ナトリウ
ムアルミニウム、水素化ホウ素す) IJウム等の金属
水素化錯体、亜鉛等の金属、塩化第一クロム等の金属塩
等が挙げられる。
この反応で使用する溶媒は、水素化リチウムアルミニウ
ムの場合にはエチルエーテル、テトラヒドロフラン等の
エーテル系溶媒が、水素化ホウ素ナトリウムの場合には
メタノール、エタノール。
グロパノール、イングロバノール等のアルコール系溶媒
が、亜鉛および塩化第一クロムの場合には含水アセトン
が挙げられる。
このようにして得られた反応混合物から、金属塩を濾過
により除去し、溶媒を減圧留去すれば化合物(旧が単一
の生成物として得られ゛る。
i九、化合物[1に対しメタノール、エタノール等のア
ルコ−を系溶媒を使用し、アンモニアを作用させること
により一挙に化合物(If)を得ることもできる。
〔方法2〕 (Iaつ (Ib) (式中、R5およびBn は前記と同じ)6.6′−ジ
アミノ−2,3,2’、3’−テトラ−O−ベンジル−
6,6′−ジデオキシ−α、α−トレハロースーN 、
 Nl−脂肪酸ジアミド誘導体(Iaっを加水素分解し
て6,6′−ジアミノ−6,6′−ジデオキシ−α、α
−トレハロースーN 、 Nl−脂肪酸ジアミド誘導体
(Ib) t−製造する。
この反応は化合物(Iaつ1重量部に対し触媒を0.0
5〜1重量部使用し、室温〜70’Cで1〜48時間、
水素ガスを作用させ接触還元することにより行われる。
この反応で使用する溶媒はメタノール、エタノール、グ
ロパノール、イングロパノール等のアルコール類、クロ
ロホルム、塩化メチレン等の)−ロゲン化炭化水素及び
これらの混合溶媒が挙げられ。
また触媒としてはパラジウムカーボ/、ノくラジウム黒
、ラネーニッケル、酸化白金等の公知の接触還元触媒が
使用できる。
本反応において、化合物(Ieffiは、定量的に目的
とする化合物(Ib)に転化されるので1反応終了後。
触媒をP遇し、得られた戸液を減圧下で留去することに
より純粋な化合物(Iblを得ることができる。
以上の如くして得られた本発明化合物を投与する場合の
剤型としては、経口、非経口等の投与形態に応じた各種
剤型1例えば錠剤、カプセル剤。
散剤、顆粒剤、液剤等の経口投与剤;皮下、筋肉若しく
は静脈注射剤、輸液混合用剤または平削等の非経口投与
剤とすることができる。
上記製剤化は、自体公知の方法によってなし得る。すな
わち1本発明化合物をデンプン、乳糖。
マンニトール等の賦形剤;カルボキシメチレセルロース
ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース等の結合剤
;結晶セルロース、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム等の崩壊剤;タルク、ステアリン酸マグネシウム等
の滑沢剤;軽質無水ケイ酸等の流動性向上剤等を適宜組
み合わせて処方することにより錠剤、カプセル剤、散剤
又は顆粒剤を製造することができる。また、液剤、注射
剤は、植物油等に本発明化合物を溶解し、油性注射剤と
するか、常法によって水等に溶解又は懸濁させてシロッ
プ剤等とすることにより製造することができる。更に平
削とするには1通常用いられる基剤、例えばカカオ脂1
合成油脂等に常法によシ分散後固化させることにより製
造することができる。
本発明化合物の投与量は、その疾患の程度によっても異
なるが1通常成人において経口投与の場合には0.1〜
2000■/に9、非経口投与の場合は0.05〜50
0ダ/klfを1日1回ないし数回に分けて投与するの
が好ましい。
〔作用〕
次に本発明化合物について、その薬理作用および急性毒
性全検討した結果を示す。
1、薬理作用 ■エールリッヒ腫瘍に対する治療効果 ICEL系雄性マウス′f、1詳8匹とし −fウス1
匹宛ZXIO’(固のエール1)プ′ヒ陳瘍細胞金皮下
に移植した。移植24時間後より0.5チCMC−Na
含有生理食塩液に懸濁した本発明化合物を、所定量(0
,4ダ/に9)1日1回10日間腹腔内に投与した。
、  腫瘍移植21日後、マウスの腫瘍重量金fil]
定した。対照群(C)及び本発明化合物投与群(T)の
平均腫瘍重量を求め9次式より増殖率(T/cチ)を求
めた。
その結果は第1表に示す如くである。
第1表 ■Meth−A腫瘍に対する治療効果 ICRマウス(4週令、誰性)を室温23士1℃、湿度
55±5慢の恒温恒湿室内で1週間飼育後、 Math
 −A ll11瘍細胞f:1次移植では1×10’個
/匹を、1次移植後本発明化合物の投与により完全治癒
したマウスへの再移植では5×10’個/匹皮内へ移植
した。本発明化合物はスクアラン(SQA)又はスクア
レン(SQE)にl!1!濁し3ダ/匹を腫瘍移植後3
日目に腫瘍内に投与した。観察期間は1次及び再移植後
それぞれ21日間とした。効果の観察は腫瘍重量ならび
に完全治癒菌数/実験匹数を指標とし、その結果を第2
表に示す。
第  2  表 2急性毒性 ICRマウス(4週令、雄性)を1週間動物飼育室(温
度23±1℃、湿度55±10%)で飼育した後使用し
た。投与前16時間絶食させた健康なマウスt−1群に
つき8匹用いた。体重範囲は20〜409−であった。
本発明化合物は0.5チカルボキシメチルセルロースナ
トリウム水溶液に懸濁して投与した。観察期間は投与後
14日間とした。その結果は第3表に示す如くである。
第  3  表 〔発明の効果〕 叙上の如く1本発明化合物は制癌作用t−Wし。
しかも安全性の高い化合物である。し九がって。
本発明化合物は、制癌剤として有用なものである。
〔実施例〕
次に参考例および実施例を挙げて本発明を説明する。
参考例1 2 、3 、2’ 、 3’−テトラ−0−ベンジル−
6゜6′−ジ−o−p−トルエンスルホニル−α、α−
トレハロース(IV125.28?tジ、d?ルスルホ
キシド400−に溶解し、室温で攪拌しながらアジ化ナ
トリウム6.50?t−加えた後、100℃で2時間攪
拌する。反応混合物を冷却し、冷水に圧加し、クロロホ
ルムで抽出する。クロロホルム層を水洗し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去すると、 6 
、6’−ジアジド−2,3゜Z/、a/−テトラ−O−
ベンジル−6,6′−ジブ第4F’/−α、α−トレノ
・ロース(V)が単一の無色シロップとして1&80)
(収率99.9%1得られる。
IR:v”C’ 3460.2125crn−’ax NMR;δppm (cDcas1 2.32 (s、 2H1、122(d、 4H1,1
35〜4.25 (m。
8H1,467(s、4H1,485(ABtype、
4H)。
り、22 (d、 2H1、7,0〜7.5 (m、 
20H1参考例2 6.6′−ジアジド−2,3,2’、3’−テトラ−0
−・ベンジル−6,6′−ジデオキシ−α、α−トレハ
ロース(V) 57.50 ?のテトラヒドロフラン5
00−溶液を、水素化リチウムアルミニウム11゜59
?のテトラヒドロ7ランtaooysm液中へ一15℃
でゆっくり滴加する。満願終了後自然に室温まで上昇さ
せ、さらに室温で18時間攪拌する。反応混合物を氷冷
し、これに水30I!Llとテトラヒドロフラン90−
の混合液t−滴満願る。
満願終了後、室温で30分間攪拌し、生じた白色沈殿t
−濾過して除去する。F液を減圧下で溶媒留去すると6
 、6’−シ7ミ/−2、3l 2’+ 3’−fトラ
−〇−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−α。
α−トレハロース(Illが無色針状結晶として48.
70デ(収率91.Oチ)得られる。
mp139〜142℃ IR: yKI3”  3385.3310crn−’
ax NMR:δppm (CDC41 λ09 (br、 s、 6H)、λ72 (d、 4
H) 、 3.3−4.1 (m。
8H1、4,69(s、 4H1,4,93(s、 4
H) 、 5.12 (d。
2H1、7,1〜7.5 (m、 20H)実施例1 6.6′−ジアミノ−2,3,2’、3’−テトラ−0
−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−α、α−トレハロ
ース(l[)L4.02?全ピリジン75jtjおよび
塩化メチレン25JIjの混合溶媒に溶解しておき。
0℃で攪拌しながら塩化デカノイル8.39 )の塩化
メチレン25R1溶液を滴加する。満願終了後室温で2
2時間攪拌する。反応混合物を冷水に圧加し、クロロホ
ルムで抽出する。りocrホルム層を2規定塩酸1次い
で水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧下
で溶媒tW去し、ヘキサン−酢酸エチル混合液を展開溶
媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製す
ると無色ロウ状の6,6′−ジアミノ−2,3,2’、
3’−テトラ−0−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−
N 、 N/−ビスデカノイル−α、α−トレノ・ロー
ス(化合物番号5117.505’(収率86.7−1
が得られるっ 実施例2 塩化ツウロイルと化合物(IIlを用いて実施例1と同
様の操作にて得られた6、6′−ジアミノ−2゜3.2
’、3’−テトラ−O−ベンジル−6,6′−ジデオキ
シ−N 、 N/−ビスラウロイル−α、α−トレハロ
ース(化合物番号6131.10 ?をエタノールa 
s o*Uc溶!!+し、パラジウム黒7?を触媒とし
て水素ガスを導入しながら室温で44時間攪拌する。反
応混合物t−濾過し、パラジウム黒を除去した後、F液
を減圧下で溶媒留去すると無色アモルファスとして6.
6′−ジアミノ−6,6′−ジデオキシ−N 、 N/
−ビスラウロイル−α、α−トレハロース(化合物番号
15)20.6(1−(収率100チ)が得られる。
実施例3 実施例1および2と同様にして第2表および第3表に示
す化合物を合成した。なお表中には実施例1および2で
得た化合物も示す。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は炭素数1〜25のアルキル基を、R_
    2は水素原子又はベンジル基を示す。ただし、R_1が
    メチル基でR_2が水素原子の場合を除く)で表わされ
    るα,α−トレハロース脂肪酸ジアミド誘導体。 2、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Bnはベンジル基を示す) で表わされる6,6′−ジアミノ−2,3,2′,3′
    −テトラ−O−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−α,
    α−トレハロースに一般式(III) R_1COY(III) (式中、R_1は炭素数1〜25のアルキル基を、Yは
    ハロゲン原子又は基−OCOR_1を示す)で表わされ
    るアシル化剤を作用させることを特徴とする一般式(
    I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、BnおよびR_1は前記と同じ) で表わされる6,6′−ジアミノ−2,3,2′,3′
    −テトラ−O−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−α,
    α−トレハロース−N,N′−脂肪酸ジアミド誘導体の
    製造法。 3、一般式( I a′) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a′) (式中、R_3は炭素数2〜25のアルキル基を、Bn
    はベンジル基を示す) で表わされる6,6′−ジアミノ−2,3,2′,3′
    −テトラ−O−ベンジル−6,6′−ジデオキシ−α,
    α−トレハロース−N,N′−脂肪酸ジアミド誘導体を
    加水素分解することを特徴とする一般式( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、R_3は前記と同じ) で表わされる6,6′−ジアミノ−6,6′−ジデオキ
    シ−α,α−トレハロース−N,N′−脂肪酸ジアミド
    誘導体の製造法。
JP25363484A 1984-11-30 1984-11-30 α,α−トレハロ−ス脂肪酸ジアミド誘導体およびその製造法 Pending JPS61130298A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5049664A (en) * 1988-08-26 1991-09-17 Sawai Pharmaceutical Co., Ltd. Trehalose derivatives
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