JPS61130113A

JPS61130113A - 果実整列供給装置

Info

Publication number: JPS61130113A
Application number: JP25117784A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Matsumoto; 俊行松本
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-11-28
Filing date: 1984-11-28
Publication date: 1986-06-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、果実整列供給装置に係るものである。

（従来技術）従来の果実選別供給装置は、多数の供給ロールをスダレ
状に結合した選別コンベアの次に定量供給部を設け、そ
の次に、整列供給部を設け、その次に引継部を、その次
に幅寄部を設けて選果する構成であった。

（発明が解決しようとする問題点）前記公知例の果実選別供給装置は幅寄部で幅寄せされた
果実が鍵盤コンベアーに引継がれるとき、そこに段差が
あるので果実が転って、作業の円滑性を欠く欠陥があっ
た。即ち、幅寄部の乗継ベルトが鍵盤式コンベアの上部
に重合しているから段差が出来るのである。

（問題を解決するための手段）そこで本発明は、軸心が移送方向に対して左右方向の供
給ロール９を並設した選別コンベア１の次に原板２を介
して軸心が移送方向と並行の供給ブラシロール１２を並
設した定量供給部３を設け、該定量供給部３の次に原板
４を介して軸心が移送方向と並行の整列ブラシロール２
２を並設した整列供給部５を設け、該整列供給部５の次
に左右一対の引継無端ベルト３３と乗継ベルト３０から
なる引継部６を設け、引継部６の次に左右一対の幅寄ベ
ルト３８．３８と乗継ベルト４０からなる幅寄部７を設
け、幡寄部７の次に鍵盤式コンベア８を設け、前記乗継
ベルト３０と乗継ベルト４０とは別個に独立して形成す
ると共に、乗継ベルト３０よりも乗継ベルト４０の回転
を早＜、且つ、乗継ベルト４０と鍵盤式コンベア８とは
同速で回転するようにした果実整列供給装置、及び、前
記引継ベルト及び幅寄ベルト３８の外周面にはスポンジ
６０を貼着した果実整列供給装置の構成を要旨とするも
のである。

本発明の一実施例を図により説明すると、総括的全体構
造は、始端側の選別コンベアｌの次に先側が低い原板２
を介して定量供給部３を設け、該定量供給部３の次に先
側が低い原板４を介して整列供給部５を設け、該整列供
給部５の次に引継部６を、引継部６の次に幅寄部７を、
幅寄部７の次に鍵盤式コンベア８を設けたものである。

各部の構造について説明すると、始端部の選別コンベア
ｌは、軸心がコンベア移送方向に対して左右水平方向の
供給ロール９を果実１８が洩れない一定の間隔を置いて
スダレ状に無端状に接続したものをモーター６１で回転
させる構造であり、少なくともその左右両側には、馬鈴
薯・玉葱等の果実１８が外方に転落しないように幾分高
く形成したコの字型の側枠ｌＯを取付る。

選別コンベア１の終端部には原板２が設けられる。原板
２は定量供給部３に果実１８を供給するもので、移動方
向に低く形成される。この原板２は、選別コンベアｌ上
で横方向に拡散された果実１８を定量供給部３に、複数
列に区分して供給する作用を奏する。

定量供給部３は外周面に無数の線毛１１を植毛した供給
ブラシロール１２により形成されている。該供給ブラシ
ロール１２はその軸心方向がコンベア移動方向に平行で
あり、且つ、略水平か稍前方下がりの状態に取付けられ
ており、実施例では９木の供給ブラシロール１２が左右
方向に並設されている。前記供給ブラシロール１２は果
実１８が洩れない隙間で並設され、互いの線毛１１は接
触している。

定量供給部３はオーバーフローの作用を奏するものであ
り、選別コンベアｌより過剰に供給された果実１８を第
１図に於て図面上、下方に取出す。供給ブラシロール１
２と隣接している供給ブラシロール１２との間で果実１
８を移送させるが、供給ブラシロール１２と隣接してい
る供給ブラシロール１２の間も、部分的に過剰移動を防
止するため、山形案内板１３を設けて閉鎖する。

山形案内板１３の断面形状はへの字状であって急勾配面
１４と緩勾配面１５とを有し、実施例では第１図の下か
ら３個目と４個目の供給ブラシロール１２の間の上面及
び６個目と７個目の供給ブラシロール１２の間の上面に
それぞれ取付けられている。山形案内板１３を設けたと
ころは果実１８を移送しないから、実施例図では、第８
図の間隔のうち、２個が山形案内板１３で潰されている
から、６個の移送間隔が構成されることになる。

山形案内板１３の後端１６は原板４の前端と一致するが
、山形案内板１３の前端１７は原板２の後端より少し間
が開いて設けられている。

供給ブラシロール１２群の移動方向の右側には過剰果実
１８の落下部１９が形成され、落下部１９に戻しコンベ
ア２１が設けられる。供給ブラシロール１２はいずれも
落下部１９の方向を向いて同一方向に回転する。前記戻
しコンベア２１は選別コンベアｌの方向に回動し、戻し
コンベア２１により取出されたものを、選別コンベア１
の戻す。

整列供給部５は実施例では６木の整列ブラシロール２２
とガイド板２４とで形成されている。該整列ブラシロー
ル２２はその軸心がコンベア移動方向に平行でかつ略水
平か稍前方下がりの状態に取付けられており、整列ブラ
シロール２２と隣接する整列ブラシロール２２との間で
形成される通路２３の上面は、１列置きにガイド板２４
でカバーされている。ガイド板２４は左右両側のものは
内側に至る程低い形状であるが、中央部の２個は山形で
ある整列ブラシロール２２の外周には無数の線毛２５が設け
られる。整列ブラシロール２２間の通路２３には小玉落
下防止用ガイド２７を取付ける。実施例に於ける整列ブ
ラシロール２２は６本設けられているから、その間隔は
５個であるが、５個の間隔のうち一つ置きにガイド板２
４が設けられ間隔を潰されるので、果実１８の移送は３
＠のみとなる。

整列ブラシロール２２の終端部の上方位置には通路２３
を重なって誘導されてくる果実１８を均す軸心が移送方
向に対して左右方向で反対回転する均しロール４４を設
ける。均しロール４４は１、ブラシロールであり、左右
方向の軸４７に固定され、軸４７の端部にはモーター４
８が結合する。

整列ブラシロール２２の始端部６２の上方位置には第３
図のように原板４上で輻奏する果実１８を均す軸心が移
送方向に対して左右方向である送出ロール４５を設ける
こともある。送出ロール４５の回転で果実１８を送出す
。

整列ブラシロール２２の始端部上方位置には各通路２３
を夫々閉鎖するシャッター４６を夫々設ける。シャッタ
ー４６はアクチュエーター等により作動するもので、カ
メラトラブルがあると部分的に果実１８が供給されなく
なるから、第２図実線の位置から第２図仮線の位置まで
切替自在に形成し、仮線の位置としたときは通路２３を
遮断する。

整列供給部５に続いて引継部６が、引継部６に続いて部
寄部７が設けられ、引継部６には乗継ベルト３０が設け
られ、部寄部７には乗継ベルト４０が設けられている。

引継部６は左右一対の引継無端ベルト３３と底部を形成
する乗継ベルト３０とにより断面をυ状に形成されてい
る。３１．３２は引継ベルト用の前後のプーリーであり
、外開きの状態に軸着されており、従って、プーリー３
１．３２に巻回される引継無端ベルト３３は下部３４よ
り上部３５の方が外側に開いている０乗継ベルト３０は
プーリー５０とプーリー５１との間に巻回されており、
プーリ”−５１の位置は引継部６の終端であり、モータ
ー４１とプーリー５０との間にはベルト４９が巻回され
る。

部寄部７は左右一対の部寄ベルト３８．３８′と前記ベ
ルト４０とにより形成され１部寄ベルト３８は始端側４
２のプーリー３６と終端側４３のプーリー３７との間に
掛は回されている。

始端部のプーリー３６．３６の間隔より、終端のプーリ
ー３７．３７の間隔の方が狭く形成されているので、果
実１８は次第に中央に部寄せされる０乗継ベルト４０は
プーリー５２とプーリー５３の間に巻回されており、プ
ーリー５２とモーター５４との間にベルト５５を巻回さ
せる。

乗継ベルト３０と乗継ベルト４０は、乗継ベルト４０の
方が回転が早くなるように形成され、また、乗継ベルト
４０と鍵盤式コンベア８は同速度に形成される。

（作用）次に作用を述べる。

供給ロール９上に果実１８を載せ、モーター６１により
供給ロール９を回転させると、果実１８は供給ロール９
上を横方向に拡散しなから原板２に向って流出し、原板
２により概ね３等分位に別けられて定量供給部３の供給
ブラシロール１２．１２間に転入する。

供給ブラシロール１２は供給側よりみると何れも左回転
しているから、過剰果実１８があるときは左側に寄せら
れ、落下部１９に転落する、この場合、過剰でない果実
１８は、前記山形案内板１３の急勾配面１４に衝突し、
急勾配面１４の勾配が急なため、これを昇ることができ
ず、ここで停止する。過剰果実１８は急勾配面１４を乗
り越えて落下部１９に至り、コンベア２１で選別コンベ
ア１方向に移送されるから戻す。

定量供給部３の供給ブラシロール１２で過剰果実１８が
除去されて定量にされた果実１８は整列供給部５の整列
ブラシロール２２間の通路２３に供給され、整列される
。整列供給部５は実施例では、６本の整列ブラシロール
２２で構成されていて、その通路２３の上面は１つ置き
にガイド板２４が被されているから、３列に整列される
ことになり、整列されたものを引継部６に引継ぐ。

前記通路２３には果実１８が重なって誘導されてくる場
合があり、その場合は、果実整列ブラシロール２２の終
端部の上方位置に設けた軸心が移送方向に対して左右方
向で反対回転する均しロール４４によりこれを均す。

又、整列ブラシロール２２の始端部の上方位置では第３
図のように果実１８が輻奏することがあり、この場合は
、軸心が移送方向に対して左右方向で送出す方向に回転
する送出ロール４５により順次送出すので、−列に整列
されて通路２３に供給される。

又、カメラトラブルにより、部分的に流れなくなる通路
２３が出来るが、そのときは、整列ブラシロール２２の
始端部上方位置に設けたシャッター４６でその通路２３
を閉鎖する。

しかして、引継部６は左右一対の引継無端ベルト３３と
底部をなす乗継ベルト３０とにより形成されているから
、果実１８はその間に流入するが、引継無端ベルト３３
は、下端３４より上部３５が開いている構造のため、円
滑に流入して引継がれ、モーター４１からベルト４９を
介して回転させられる乗継ベルト３０により部寄部７に
向けて移送され、乗継ベルト３０により部寄ベルト３８
．３８の間に供給されて乗継ベルト４０上に乗継がれる
。

乗継ベルト４０は乗継ベルト３０より早く回転させられ
ているので早送りされ、乗継ベルト４０より鍵盤式コン
ベア８に引き継がれる。この場合乗継ベルト４０の終端
部は鍵盤式コンベア８の始端部の上部に重合していて段
差があるため、果実１８は転がり落ちるようになるが。

乗継ベルト４０の周速度が鍵盤式コンベア８と同一に形
成されているので、転がる割合が少ない。

（効果）前記したように、従来の果実選別供給装置は、多数の供
給ロールをスダレ状に結合した選別コンベアの次に定量
供給部を設け、その次に、整列供給部を設け、その次に
引継部を、その次に部寄部を設けて選果する構成であり
、前記公知例の果実選別供給装置は部寄部で部寄せされ
た果実が鍵盤コンベアーに引継がれるとき、そこに段差
があるので果実が転って、作業の円滑性を欠く欠陥があ
った。即ち、部寄部の乗継ベルトが鍵盤式コンベアの上
部に重合しているから段差が出来るのである。

しかるに本発明は、軸心が移送方向に対して左右方向の
供給ロール９を並設した選別コンベアｌの次に原板２を
介して軸心が移送方向と並行の供給ブラシロール１２を
並設した定量供給部３を設け、該定量供給部３の次に原
板４を介して軸心が移送方向と並行の整列ブラシロール
２２を並設した整列供給部５を設け、該整列供給部５の
次に左右一対の引継無端ベルト３３と乗継ベルト３０か
らなる引継部６を設け、引継部６の次に左右一対の部寄
ベルト３８．３８と乗継ベルト４０からなる輻寄部７を
設け、輻寄部７の次に鍵盤式コンベア８を設け、前記乗
継ベルト３０と乗継ベルト４０とは別個に独立して形成
すると共に、乗継ベルト３０よりも乗継ベルト４０の回
転を早＜、且つ、乗継ベルト４０と鍵盤式コンベア８と
は同速で回転するようにした果実整列供給装置、及び、
前記引継ベルト及び部寄ベルト３８の外周面にはスポン
ジ６０を貼着した果実整列供給装置の構成を要旨とする
ものであるから１乗継ベルト４０は乗継ベルト３０より
早く回転−させられているので早送りされ１乗継ベルト
４０より鍵盤式コンベア８に引き継がれ、乗継ベルト４
０の終端部は鍵盤式コンベア８の始端部の上部に重合し
ていて段差があっても、乗継ベルト４０の周速度が鍵盤
式コンベア８と同一に形成されているので、転がる割合
が極めて少ない効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の平面図、第２図は側面図、第３図は送出
ロール部分の側面図、第４図はベルトの平面図である。符号の説明 ■・・・選別コンベア、２・・・原板、３・・・定量供
給部、４・・・原板、５・・・整列供給部、６・・・引
継部、７・・・部寄部、８・・・鍵盤式コンベア、９・
・・供給ロール、ｌＯ・・・側枠、１１・・・線毛、１
２・・・供給ブラシロール、１３・・・山形案内板、１
４・・・急勾配面、１５・・・緩勾配面、１６・・・後
端、１７・・・前端、１８・・・果実、１９・・・落下
部、２１・・・戻しコンベア、２２・・・整列ブラシロ
ール、２３・・・通路、２４・・・ガイド板、２５・・
・繊毛、２７・・・小玉落下防止用ガイド、３０・・・
乗継ベルト、３１・・・プーリー、３２・・・プーリー
、３３・・・引継ベルト、３４・・・下部、３５・・・
上部、３６・・・プーリー、３７・・・プーリー、３Ｂ
・・・部寄ベルト、３９・・・突条、４０・・・乗継ベ
ルト％４１・・・モーター、４２・・・始端側、４３・
・・終端側、４４・・・均しロール、４５・・・送出ロ
ール、４６・・・シャッター、４７・・・回転軸、４８
・・・モーター、４９・・・ベルト、５０・・・ブー１
１−．５１・・・プーリー、５２・・・プーリー、５３
・・・プーリー、５４・・・モーター、５５・・・ベル
ト、５６・・・ブラシ、５７・・・モーター、５８・・
・ベルト、５９・・・布部、６０・・・スポンジ、６１
・・・モーター、６２・・・始端部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軸心が移送方向に対して左右方向の供給ロール９
を並設した選別コンベア１の次に流板２を介して軸心が
移送方向と並行の供給ブラシロール１２を並設した定量
供給部３を設け、該定量供給部３の次に流板４を介して
軸心が移送方向と並行の整列ブラシロール２２を並設し
た整列供給部５を設け、該整列供給部５の次に左右一対
の引継無端ベルト３３と乗継ベルト３０からなる引継部
６を設け、引継部６の次に左右一対の幅寄ベルト３８、
３８と乗継ベルト４０からなる幅寄部７を設け、幅寄部
７の次に鍵盤式コンベア８を設け、前記乗継ベルト３０
と乗継ベルト４０とは別個に独立して形成すると共に、
乗継ベルト３０よりも乗継ベルト４０の回転を早＜、且
つ、乗継ベルト４０と鍵盤式コンベア８とは同速で回転
するようにした果実整列供給装置。
（２）特許請求の範囲第１項のものに於て、前記引継ベ
ルト及び幅寄ベルト３８の外周面にはスポンジ６０を貼
着した果実整列供給装置。