JPS61127574A - 連続的に逆り出される複数の繊維糸条の同時的投与のための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の繊維の糸条を同一のスぎンドル上に巻き
取るために、連続的に送り出すそれらの糸条を同時に投
与する（　ｔｔｙｒｏｗｉｎｇ）ための方法および装置
に関するものである。さらに詳細には、本発明は、投与
操作の間に用いる、糸条を選択し且つ位置付けるための
方法および装置に関するものである。

現在、繊維工業においては連続的に送り出される複数の
糸条の同時的な巻き取りのためには、回転することがで
き且つその上に複数のパツケーソ支持管を取り付けるこ
とができるスピンドル、トラバースする糸条の分配手段
装置および各ノ千ツケーソのためのトライアンギュレー
ショー（ｔｒｉａｎｇｘｌａｔｉｏｎ）案内から成る１
種の巻き取り機を用いている。スピンドルはその軸の回
りで回転させることができ、またはノぐツケーソと案内
シリンダの間の周辺接触によムまたはｖＸＡｅ役の組め
合わせにより接線的に駆動することができる。かくして
、案内シリンダはしばしば・セツケーソの接線的な速度
を制御すると同時にノ９ツケーノを駆動するために必要
なトルクの全部または一部を供給する機能を備えている
。トラバース糸条分配装置は巻き取るべき東条と同数の
糸条案内を包含し、且つ通常は自動的糸条引き取り設備
を有している。各ノ９ツケーノに対して、トラバース案
内の上流に配置し且つトラバース案内の移動を表示する
セグメントの中央−垂直に位置させた固定したトツイア
／イユレーション案内が存在する。

この稿の巻き取９機は、高速、すなわち、６０００〜７
０００ｆｆｉ／分またはそれ以上に達することができる
速度で送り出される糸条を巻き取ることができる。その
使用を許すためには、・９ツクーソの開始時にすべての
糸条を同時に投与することが必要であり、且つこの開始
は、生産を始める際に且つ次いで各切シ換え作業の間に
常に生じる。“切シ換え１とは、全体として以下の作業
をいう：いっばいの糸条支持体の空の支持体によるで行
なうこともできるが、半自動的に且つ好ましくは完全に
自動的に行なうことが増大しつつある。

切り換え作業の間における１つの同一のスピンドル上へ
の多数の糸の同時的な投与は、各糸条を選択し且つそれ
を取り上げる前にその適切な場所に位置付けることを包
含する必要である。これは、なかんづく、各段階が最高
の信頼性をもって行なわれなければならない自動切り換
え方法を適用する場合には、重要且つ困難な段階である
。

半自動または自動切シ換え作業の間に行なうことができ
る、１つの同一のスピンドル上の複数の糸条の同時的な
投与のための方法および装置が存在している。

ヨーロッパ特許願第０５１，２２２号は、半自動的な方
式で遂行するための、このような方法および装置に関す
るものである。この方法によれば、第一段階において、
糸条（たとえば４本の糸条）をトライアンギユレーシヨ
ン案内中を通る収斂する径路に位置させ、第一の保持ラ
ンプ（ｒａｍｐ　）がそれらをトラバース案内の範囲外
に取り出し；第二の段階において、−選択方法に従えば
、スピンドルの軸に対して垂直の回申で枢軸旋回する下
流の案内がそれぞれ１本の糸条をつかみ；第三の段階に
おいて、下流の案内がスピンドルの軸に対の反対の位置
にもたらし、トラバース装置と第一のランプの間に位置
する第二の刻み目を付した保持ランプが糸条の位置付け
に関与し；第四の段階において、下流の案内が第二の旋
回を行ない、それが糸条のそれらの取り上げみぞとの接
触を生じさせ且つ、スピンドルが回転するために、包装
の開始を生じさせる。

ヨークツノ５特許願第０５１，２２３号においては、上
記の文献のものに近い全般的な原理および装置を使用し
ているが、下流の案内の構造の形態が異なっている。こ
れらは、それらの取り上げみその反対の位置への旋回運
動のみが可能である。この場合には、′スピンドルに対
して平行なレール上に取υ付けられて、第二および第三
の段階の間に働いて各糸条を捕まれ且つそれをそれぞれ
の下流の案内さと持ち来す機能を有している、第二の一
連の案内が存在している。

スイス特許第６３１，６７７号に従えば、可動ノズルを
用いてトライア／ギュレーション装置上に糸条を捕まえ
たのちに、該ノズルをスピンドルに対して下流の位置に
動かし、かくしてトライア／ギュレーション案内によっ
て限られる収斂する径路中への糸条の位置付けを生じさ
せ、案内ランプは巻き取り機と一体となっておシ且っス
ピンドルおよび該ノズルの下流に配置しである。第二の
段階において、好ましくは機械的手段によって、ノズル
にスピンドルの軸に対して平行な方向における移動的な
動きを行なわせて、それによって案内ランプに沿う糸条
の滑シ及びこのランプに沿って適切に設けたみそによる
選択的な捕まえを生じさせ；第三の段階において、回転
するスピンドルの方向における案内ランプの旋回が糸条
のそれらの支持体上への取り上げを生じさせる。

米国特許第４，３４０，１８７号は、旋回するレイ−ダ
ウン（ｌａｙｉ３ｇ　ｄｏｗｎ）７−Ａ　（取り上げ案
内を伴なう）及び接合案内を備えた巻き取り機を助ける
自動切シ換え機構に関するものである。

糸条を吸引ノゼルまで持ち来す滑り案内によって糸条を
トライアンギユレーシヨン装置に引き上げ、案内とノズ
ルから成る組立物がスピンドルに対して上流の位置にあ
る。投与のためには、案内とノズルから成る組立物を下
流の位置へと動かし、且つリールを交換したのち、滑シ
案内がそれらの最初の動きとは反対の方向に動いて、糸
条を取プ上げ案内との接触に導き、後者は、たとえば、
適当に配置し且つ傾斜した挿入みそを備えていることか
ら、選択的に糸条を捕まえる。

米国特許第４．１５へ８３４号は、トラバース装置の上
流のスピンドルに対して平行にのびる開いた縦方向のめ
ぞを備えた巻き取ｐ機に対して複数の糸条を半自動的に
投与するための装置に関するものである。この方法は次
の段階を包含するニーガンを用いて取り扱われ且つその
目的のために設けられた、可動の下流の案内を包含する
、案内中に導入される糸条を、−緒に、しかし一端およ
び巻き取υ機の前で間隔を置いて、案内する第一段階、 一下流の案内の並進運動の結果として、糸条をみぞ中で
、ひつ込だトラバース装置の範囲外に、させて位置させ
る第二段階、 一支持具と接触させ且つスピンドルに対して僅かに平行
に動かすことによって、糸条を同時に引上げみそ中に挿
入する第三段階。

上記の各装置は理論的には効果的に機能するが、それら
のすべてを自動的に動作させることができ・るわけでは
なく、且つそれらは、特に完全に自動的な方法の場合に
、高度の信頼性をみちびくことができない、るる程度の
複雑性を有している。

本発明は、良好な信頼性を提供し且つ高速な自動的方式
用として設計されている簡単な方法および装置を提案す
るものである。

本発明に従って、連続的に送り出される繊維糸条を巻取
り機の一つの同一のスピンドル上に間隔を置いて取り付
けた複数のスプール上の別個の・ぐツケーソ中に巻き取
るために、それらの複数の繊維糸条を同時的に投与（ｔ
ｈｒｏｗｉｎｇ　）し、スピンドルをその軸の回りで回
転させ、巻取９機は複数のトラバース案内を有し且つト
ライアンギユレーシヨン案内が先行している少なくとも
１つのトラバース糸条分配装置を備えている方法を提供
するが、該方法は： αン　第一段階においてニー １）　全糸条をトライアンギュレーショ／案内の下流で
引き取り装置中に引き取り；ｉｉ）　　引き取り装置を
糸条がスピンドルの前を通り且つそれによって糸条が引
き取り装置の位置によって限られる収斂の地点までのび
るような点まで動かし、収斂の点はスピンドルの下流に
ｓｂ、且つそれによって糸条は収斂の点の少なくとも直
ちに上流で共通面にあ）； ｂ）　第二の段階において一一 １）　巻き取るべき糸条の数と等しい数の、−組の移動
可能な、等間隔を置いた案内を設け、これらの案内は長
さが順次に増大するものであシ且つ案内間の間隔はスピ
ンドルのスプール間の間隔に等しく； ｉｉ）　　案内をそれらの長には対して横方向に該共通
面に対して一定角度にある第一の径路部分に沿って動か
し、該第一の径路部分は該共通面に隣接する捕まえ区域
を包含し、それによって該移動可能な案内はそれぞれ順
次に該糸条の別々の１本と係合し； １ｉｉ）　　案内をそれらの長さに対して横方向にスピ
ンドルの軸に対して実質的に平行な第二の径路部分に沿
って移動できる案内が、その上の糸条と共に、それぞれ
それらの各スグールに隣接するまで動かし； ｉｖ　）　　第二の径路部分に沿う移動の間に、スピン
ドルに対して平行な案内ランプへの糸条のもたれを生じ
させ、該案内ランプは糸条をトラバース案内の範囲外に
保持する動作位置にあり； Ｃ）　第三の段階において、糸条を回転するスピンドル
上のスプール上に同時に取り上げるという段階から成っ
ている。

糸条の収斂の点の位置、引き取り装Ｒ（通常はノズル）
が動かされる位置は巻取り機の幾何学、存在する空間、
方法の特性及び、九とえば収斂の点の上流で糸条の動き
の面を決定するために働らく直真な案内または保持板の
ような、方法を遂行するために要する考えられる機械的
な要素に適応する可能性の関数として決定される。

収斂の点に関係する捕まえ区域の高さは、たとえば、糸
条間の間隔、移動できる案内の考慮される寸法及び異な
る数の糸条（たとえば、二重行程の長さによって巻かれ
る４本の糸条または２本の糸条）において動作する可能
性のような、パラメータに基づいて決定される。

上に定義した入射の角度は４５°の近辺の値を有してい
ることが好ましい。第二の部分はスピンドルに対し実質
的に平行であるから、方向の実質的な変化は捕まえ区域
において生じる。

案内は、それらが捕まえ区域に現われる順序に従って長
さを増大するから、最初に捕まえられる糸条は捕まえ区
域にもつとも近く且つ最後の糸条はもつとも離れている
。

各案内は、糸条がその上を滑ることができ且つ案内の基
部で終っている部分を有していることが好ましい。案内
によって引き取られた各糸条は、該部分に沿ってその基
部まで滑シ、案内が前進した位置にあるときに、糸条は
そこで保持される。

第三段溝において糸条を取り上げることを確実にするた
めに、すべての移動できる案内を同時にスピンドルの方
向に動かし、かくして糸条をそれらの・ぐツケーソ支持
具との接触に持ち込み、次いで、たとえば巻取り付けた
指状突起を同時に滑らせるかまたは旋回させることによ
って、糸条をスピンドルの軸に対して平行な方向に動か
して、それらのそれぞれを支持真上の取り上げ手段まで
持ち来す；該手段は支持具の一端に近く位置させた周辺
のみぞであることが好ましい。

さらに本発明は連続的に送り出される複数の繊維糸条の
同時的な巻き取りのための装置に関するものであって、
該装置は、所定の軸の回りで回転することができ且つそ
の上に複数のスグールを離隔関係で取り付けることがで
きるスピンドル、複数のトライアンギユレーシヨン案内
および少なくとも１つのトラバース糸条分配装置、該少
なくとも１つの分配装置上に取り付けた複数のトラバー
ス案内、該トライアンギユレーシヨン案内の下流で全糸
条を引き取るための引き取り手段、該引き取り手段は糸
条がスピンドルの前面を引き取り生煮の少なくとも直ち
に上流で共通の回申にある、筈シ 巻き取るべき糸条の数と等しい等間隔を置いた一連の移
動可能な案内、移動可能な案内は順次に長さを増大する
ものであり、且つ移動可能な案内間の間隔は該スピンド
ルが保持するスプールの間の間隔と等しい、移動可能な
案内をそれらの長さに対して横方向に該共通面に対して
一定の角度にある。第一の径路部分に沿って動かすだめ
の手段、該第一の径路部分は該共通面に隣接する捕まえ
区域を包含し、それによって該移動できる案内はそれぞ
れＩ’ｌ１次に該糸条の別々の１本と係合することがで
きる、引続いて該移動可能な案内をそれらの長さに対し
て横方向にスピンドルの軸に対して実質的に平行な第二
の径路部分に涜って動かすための手段、それによって係
合された糸条はそれぞれ該スプールの別々の１つの前に
位置することができる、および糸条を同時に該移動可能
な案内から取り上げ且つそれらを同時に該スプールの別
々の１つ上に係合させるための手段から成っている。

細長い可撓性の要素は、少なくとも１個が駆動グーリー
である複数のプーリー上に張った、継目無しベルトであ
ることが好ましい。選択装置が巻取り機に対して”動作
”位置にあるときには、ベルトはスピンドルの軸に対し
て平行な少なくとも１つの下流のストランド及び下流の
ストランドと特定の角度を形成する上流の１つの諌トラ
ンドを有している。下流のストランドは、案内のいわゆ
る１前進”位置を規定し、一方、上流のストランドの末
端区域は捕まえ区域に相当する。

。　選択案内は、それらの基部において糸条保持手段を
有することができるが、それは該円筒形または円錐台形
の基部と動作部分の間に形成させた肩部から成ることが
できる。動作部分は一般に円錐台形のものであることが
好ましく、その小さいほうの直径は上記の基部に接して
いる。すべての案内の糸条保持手段は何れも細長い可撓
性の要素から等しい間隔に位置させる。かくして、前進
した位置において、案内はスピンドルの軸に対して平行
な下流のストランド上に配置されているから、保持手段
は同様にすべてがスピンドルの軸（対して平行な１つの
同一の線上にある。動作部分は、それらのそれぞれの機
能は糸条を捕まえ、次いでそれを保持手段まで滑らすこ
とによってそれを案内することにあり、且つ全部が、そ
れぞれ可撓要素と捕まえ区域において捕まえるべき架乗
の間の間隔の関数でちる、異なる長さのものである。そ
れらの直径は捕まえ区域における連続する２糸条間の間
隔に従って選択される。

各巻き取り機が上記のような選択装置を備えることが可
能であるけれども、この解決はきわめて有利であるとは
言えない。選択装置は一連の巻き取り機のために働らく
自動切替え機構の要素を成すことが好ましい。これは、
本出願人の名儀で１９７４年４月１１日に出願され第２
，２６７．２７２号として公開されたフランス特許中に
請求されているものと同一の全般的原理に基づく自動化
機構であることが有利であるが、本出願において用いら
れる自動化機構は複数の糸条を同一のスピンドル上に巻
き取るように巻き取り機を助けるのに対して、上記の参
考文献に従がう自動化機構は、１個のスピンドル当りに
１本のみの糸条を巻き取る巻き取９機のために働らくも
のであるという点で、両者の間には本質的々相違が存在
する。

それ故、これはそれぞれ複数の糸条を別個の・ぐツケー
ジ中に同時に巻き取るための少なくとも１つのスピンド
ル、トラバース分配案内および各糸条のためのトライア
ンギュレーンヨン案内から成る、巻き取り機の自動切替
えのための自動化機構である。該自動化機構は、スタン
バイ位置と巻取り機の間で動くことができ且つ枠組上に
取り付けた、少なくとも以下の要素を、組み合わせとし
て、有しているニ ー真直ぐなつかみスリットを備えた、張力下に移動する
糸条をつかみ且つ放すためのノズルおよび糸条を切断す
るための手段、 一ノズルを、一方において、ひっこんだ位置から、トラ
イアンギユレーシヨン上に位置し、その位置ではつかみ
スリットが全糸条に共通な偏向回申に配置される、つか
み位置へ向って、且つ、他方において、スピンドルの下
流に位置する少なくとも１つの投与位置へ向って、動か
す移動可能なノズル取り付は手段、 一部なくとも２つの平行なスピンドルから成り、その一
つは仕上ったパッケージを受は入れるスピンドルであり
且つその他方は巻取り機のスピンドル上に空の支持具を
取り付けるためのスピンドルである、装荷／除荷装置、 −“休止”位置から少なくとも一つの“動作゛位置へと
動くことができる、前記のもののような、糸条を選択し
且つ位置付けるための装置。

選択および位置付は装置に加えて、この方法を遂行する
ための手段は、巻き取り機と一体であり且つ収斂の点の
上流に位置し、且つその機能は該収斂の点の上流の糸条
の動きの面を決定することにある、本質的に真直ぐな固
定した案内をも包含することが有利である。この案内は
、刻み目を付した保持面から成っていて、方法の第一段
階において糸条が各刻み目においてその縁をかすること
が好ましい。

この方法を遂行するための手段は、前記のように、公知
の方式で、巻取り機と一体となっており且つトラバース
案内の直ぐ上流でそれによってカバーされる区域に沿っ
てのびている案内う／グをも包含する。本出願に従がう
ランプは、スピンドルの軸に対して平行な真直ぐな部分
と巻取り機の前に向うその末端における曲線状の部分か
ら成っている。刻み目を付した保持板と案内ランプの相
対的な位置付けおよび該ランプの曲線状末端の形態は方
法の第二段階において刻み目から逃れた糸条が刻み目付
きの板からランプの直線部分まで滑ることができるよう
に決定する。

この方法を遂行するための手段は、さらに、巻き取９機
上に取り付けてスピンドルの軸に対して平行な方向に移
動可能であり且つその機能は、方法の第三段階において
、各糸条をその取り上げみそまで横方向に移動させるこ
とにある案内をも包含している。案内ランプの上流に配
置した枢軸旋回し且つ／または滑動する、引っ込めるこ
とができる指状突起を用いることが有利である。

しかしながら、本発明は、限定的なものではなく例とし
て示すのみの以下の実施例および図面の助けをかりて、
いっそうよく理解することができよう。概念的な表示で
ある図面においては、平明とするために、種々の成分の
間隔および寸法間の割合を厳密に守っているわけではな
く、それらの割合は図によって異なっている可能性がち
ることに注意すべきである。その上に、特定の図面の明
瞭な理解のために必要な要素のみが、その中に示されて
いるに過ぎず、且つそれが図面によって異なる表示をも
たらす可能性がある。しかしながら、全図面が同一の巻
き取り機に関するものである。

第１および２図は、概念的に、複数の糸、この特定の場
合には４本、の同時的な巻き取りのために繊維工業にお
いて現在用いられている巻き取り機の一種の、それぞれ
、正面図および末端図である。この巻き取り機は、４本
の・５ツケージ支持管２１．２２，２３．２４をそれに
取り付けることができるスぎンドル１、ノぞイロットシ
リンダ３、トラバース糸状分配装置４および各パッケー
ジのためのトライアンギユレーシヨン案内から成ってい
る。始動時に管２１，２２，２３．２４と、次いでノゼ
ツケージ６１，６２，６３．６４と、接線的に接触する
パイロットシリンダ３の機能は、・５ツケージの円周速
度を制御し、一方間時に、それらを駆動するために必要
なトルクの全部または一部を供給することにある。トラ
バース糸条分配装置は、／（ツケージ６１，６２，６３
．６４を形成する糸条Ｙ１．Ｙ２　、Ｙ３　、ｙ４のそ
れぞれのための自動糸条引き取＃）４１．４２，４３．
４４による４つの糸条案内から成っている。各ノクツケ
ージに対して、トラバースする案内の上流に配置し且つ
トラバース案内の移動を表示する扇形の垂直中央に位置
する固定したトライアンギユレーシヨン案内５１が存在
する。管２１〜２４は、それらの末端の近くに円弧の形
態の周辺の取り上げみぞ７１〜７４を備えている。

この巻き取υ機を使用するためには、４個の・ぐツケー
ジを開始するためにスピンドル上に４本の糸条を同時に
投与することが必要である。通常のように、各Ａツケー
ジは、主パッケージおよび主・ぐツケージの区域外の管
上に配置し且つ巻き取りの開始時に与えられた接続末端
（図中に示されていない）から成っている。

本発明に従って、糸条の同時的な投与のための方法を遂
行するために、巻き取り機は案内ランプｌＯ１第一段階
における糸条の正確な位置付けのための刻み目付きの板
３０および糸条を取り上げみぞ７１〜７４中に導入する
ための４個の指状突起９１〜９４をも備えている。

トラバース案内４１〜４４によってカバーされる区域に
沿ってのびる案内ランプ１０は前者の上流に位置してい
る。これはトラバース装置４を保持するハウジングに対
して取り付けである。これは、第５および１１図中に示
すような、′動作゛位置、または、下方に枢軸旋回させ
ることにより、不活動的となる引っ込められた位置（第
２図）をとることができる。

これはスピンドルの軸に対して平行な直線状の部分１１
と巻き取り機の前面に向う末端における曲線状の部分１
３から成っている（第６図）。この曲線状部分１３の形
態および刻み目付き板３０に対するその相対的位置付け
は、方法の第二段階において、刻み目から逃れた糸条が
該刻み目付き板からランプ１０の直線部１１へと滑るこ
とを可能とする。

刻み目付き板３０の機能は、方法の第一段階において糸
条を収斂の点Ｃの上流で一つの同一の菌中に位置させる
ことにある。これはノ４イロットシリンダ３の支持具（
図中に示してない）に対して水平に固定してあって、糸
条はその縁をかする。

実施例においては、４本の糸条が板上を通過する点に位
置する４つの刻み目を有している。この刻み目は〆字形
を有しており、方法の第二段階におけるように、糸条が
吸引手段によって引っばられるときにそれを保持し且つ
それがスピンドルの軸に対して平行に横方向の引つばシ
を受けるときには逃がすことを可能とする。

トラバース装置の上流に配置した指状突起９１〜９４は
糸条を取り上げみぞ中に導入するために働らくのみでな
く、糸端が提供され逅ときにそれらを接続するためにも
働らく。これらは、水平面中で前後の動きで、スピンド
ルの軸に対して平行に、引っ込められた位置から糸条が
みそによって取り上げられる位置まで、同時に移動する
ことができる。図中には示されていない一実施形態にお
いては、それらは移動を確実にするジヤツキ／クランク
ハンドル系に結合したリンクと一体に成っている。

、　　本発明による糸状選択および位置付は装置の−実
施形態を、第７および８図（概念図）並び９及び１０図
（部分図）において、平面図として“動作０位置におい
て、概念的に示している。第７および８図は巻き取り機
のスピンドルｌをも示している。

この選択装置１４は、全般的な説明において記したよう
な、自動切換え機構と一体であるが、図面中ではその機
構の糸条つかみおよび解放ノズル１２のみが示されてい
る。装置１４は、減速装置（図中には示してない）によ
って駆動される１個を含む３個のプーリー１６．１フ、
１８上に張られた継目無しベル）１５を包含する。グー
リ−１７および１８間に位置するストランドＡは、グー
リー１６および１７の間に位置するストランドＢと実質
的に１３５６の角度を成し、且つ切換え操作の間には後
者はスピンドル１の軸と平行している。ベルト１５は糸
条１’ｌ　、Ｙ２　、Ｙ３　、Ｙ４のための４つの選択
案内１、−それぞれ、１９，２９゜３９．４９を運ぶ。

これらの選択案内間の間隔は巻き取り機上の糸条間の間
隔（トラバース案内間の間隔）と等しい。各選択案内は
円筒形または円錐台形の基部とその上に載せた円錐台形
の動作部分（直径の小さいほうが底部）から成っておシ
；これらの４つの案内は本発明の方法に従かい且つ以下
に詳細に記す糸条選択の原理によって決定さ−れる、順
次に増大する異なる長さを有している。

第１３および１４図は選択案内の２実施形態を示す。第
１３図において断面的に示され九案内は、実質的に円筒
形の基部２５および円錐台形の動作部分２６を有してい
る。第１４図においては、案内は全般的に円錐台形の基
部２５と二重円錐台形の動作部分２Ｇを有している。こ
れらの案内は継目無しベルト１５と一体になっている。

その中に本発明に従がう投与方法を統合せしめる自動切
換え操作の例を以下に説明する。

巻き取り機を切換えるべき場合には、巻取り機、に相対
する位置を取って固定する、自動機構を呼び出す。乱動
機構および巻き取り機のために設計された自動化シーケ
ンスは、以下の操作を開始するニ ー第３図−トライアンギユレーシヨンに対する引っ込ん
だ位置からつかみ位置へと移動するノズル１２による。

ノズルは位置Ｐ１において糸条Ｙ４をつかむ用意をして
おり、且つ位置Ｐ２において、糸条Ｙ１をつかむ用意を
している。糸条をつかみ終ったのちに、ノズル１２は所
定の収斂点Ｃ（第４図）の垂直的に上方の位置まで引っ
込められる。

２−スピンドルの停止、管２１〜２４の解放３−装荷／
除荷装置による充填管の取出し４−装荷／除荷装置によ
るスピンドルｌ上への空６−巻き取り機の始動、管を・
２イロツトシリンダ３と接触させ、且つスピンドルｌの
速度を上げて、その速度で安定化させる。

７−糸条の投与、３段階から成る本発明の方法による（
第４〜１２図）； ８第一段階：トライアンギユレーシヨン案内から収斂点
Ｃまでの直接的な径路における糸条の位置付け。

８第三段階：それぞれの・９ケ一ジ区域に相対する各糸
条の選択と位置付け。

８第三段階：取り上げ。

８−場合によっては、接続端の形成 本発明の方法に従がう投与操作７は、以下のようにして
行なわれる： 第一段階（第４　、５’、　６図）二上記の切換え操作
５および６の間に、ランプ１０は“動作“位置に旋回し
ており且つノズル１２は収斂の点Ｃに位置を占めている
。４本の糸条Ｙ１〜Ｙ４は図面に示した径路に従って、
何れも刻み目を付した板３０にのしかかっており、かく
て鉄板３０と収斂の点Ｃの間では同一面中に位置してい
る。板３０の上流では、外側の糸条Ｙ４はそのトライア
ンギユレーシヨン案内５４から直接に通ってくるのに対
して、糸条Ｙｌ−Ｙ３は、それらの和尚する径路中でラ
ンプ１０と種々の場所で接触している。

ランプ１０は“動作゛位置にあるから、糸条はトラバー
ス案内とは接触していない。線２５（第４図）は、第二
段階において糸条が選択装置１４によって捕まえられる
区域の水準を表わしている。

第二段階（第７〜１２図）：この段階に対しては、以下
のように動作する本発明に従がう選択装置が用いられる
。

選択装置が第７および８図中の表示に従がう捕まえ区域
の水準２５（第４図）において巻取り機に対して位置し
ているときには、ストランドＡが刻み目付きの板３０の
下流で糸条Ｙ１〜Ｙ４を含有する面Ｓと４５°の角度α
を形成することが認められる。ベルト１５は矢印ｆの方
向に動き始める。かくして案内１９，２９，３９．４９
は、たとえば、ストランドＤ（グーリー１６と１８の間
）上に存在し、ている、引っ込んだ位置（図中に示して
ない）から４本の並んだ糸条の方向に移動する。

最初の案内１９が、プーリー１７上で方向を変える時点
であるストランドＡの末端に到達したとき、それは糸条
Ｙｌに遭遇して、それを案内と一緒に運ぶ（第７および
９図）。糸条Ｙ１は円錐台形の動作部分に沿って滑り且
つそれと基部の間の交差点に位置をとる（第１０図）。

案内１９の長さと直径は、それが糸条Ｙ２と接触するこ
となく糸条Ｙ１を捕まえることができるように決定する
。ベルト１５は進行を続けてストランドＢに沿って糸条
Ｙ１を運ぶ。案内１９よりも長い案内２９がストランド
Ａの末端に到達し、糸条Ｙ２に遭遇して、糸条Ｙ３と接
触することなくそれを捕まえる（第１０図）。糸条Ｙ３
およびＹ４に対しても、それぞれ適当な長さの案内３９
および４９によって、同様な操作が行なわれる。ベルト
１５の移動の終りに（第８図）、４本の糸条はストラン
ドＢ上に位置して、第１２図中に実線で示されている径
路に従って、それぞれ、その受は入れ管に相対している
。

第三段階−取９上げ（第８．１１および１２図）：選択
装置は全体としてスピンドルの軸に対して垂直の方向ｇ
（第８〜１１図）に動き、かくして各糸条はその・ぞツ
ケージ管と接触するに至る（点とダッシュによって示さ
れて、いる径路）。次いで同時に、移動可能な指状突起
９１〜９４がひつ込んだ位置から矢印Ｌ（第１２図）に
従ってスピンドルの軸に対して平行な方向に動く。それ
によって各案内は糸条に遭遇し、且つ後者はそれぞれの
取り上げみそと接触するに至り、それによって捕まえら
れ（第１２図中の点とダラシ二線）、次いでパッケージ
管の下流で切断される。次いで・イツケージを始動する
。

取υ上げ後に、案内９１〜９４は同時に、矢印ｊの方向
における同一の動きで、それらの最初の位置にもどり、
糸条はそれらにもたれ続は且つランプはなお動作位置に
ある。場合によっては、このもどりの動きは、適当なも
どシ速度を選択することによって、取り上げみそと主包
装区域の間に継ぎ合わせ末端を形成させるために用いら
れる。

継ぎ合わせ末端の必要がない場合は、比較的早いもど＃
）を用いることができる。もどりの動きの終りに、指状
突起から逃げる糸は主パッケージの区域中にあり且つ、
ランプ１０の引っ込みの結果として、それらのそれぞれ
のトラバース案内に引き取られる。主パッケージを開始
する。

自動的な方法に関するものであるから、選択装置は、い
うまでもなく、ここでは説明しない自動制御手段を備え
ており、それは自動機構に対する自動化シーケンス中に
統合され、このシーケンス自体も、巻き取り機と自動機
構を包含するさらに広いグログラム中に統合される。

ここに説明した選択装置は一実施例であるに過ぎない。

ベルト１５の径路および案内１９　、２９゜３９．４９
の形態の両方に関して、異なる実施形態が可能であるけ
れども、糸条の正轟且つ信頼性のある選択のために必須
の必要条件は、いうまでもなく、同時に満足されなけれ
ばならない。

第４図に示す径路において、選択が生じる水準２５は、
２本のみの糸条を二重行程長さを用いて巻く場合には、
４本または２本の糸条の何れを捕まえるためにも適する
ように選ぶことが有利である。

選択装置を自動機構上に取り付けるだめの手段は、２水
準、すなわち上方の水準と下方の水準に配置した巻き取
り機を包含する巻き取り機械上における作動を可能とす
る。この場合には、選択装置は垂直的にオフセットする
２つの位置をとることができるが、スピンドルの軸に対
して垂直な参照面からの同一の距離に配置することがで
きる。

上方および下方の各水準に対して、収斂の点は適当な位
置に配置する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、本発明の実施に対して用いるこ
とができる巻き取り機のそれぞれ、正面図および末端図
である。 第３図は、巻き取り機を正面から見ている、本発明によ
る方法の遂行における予備段階を示す。 第４．５および６図は、巻き取り機を、それぞれ、正面
図、末端図および平面図として示している、本発明の方
法の第一段階を示している。 ′ｇ７および８図は、本発明による方法の第二段階を平
面図として示し、同時に選択装置を示している。 第９および１０図は、平面図の形態にある、選択装置の
作動方式を表わしている、その部分表示である。 第１１および１２図は、キれぞれ、末端図および正面図
として、本発明の方法の第二段階および第三段階の終り
を示している。 第１３および１４図は、選択案内の２実施形態を示して
いる。 特許出願人　ローン−ブー〉ン・フイブレＦｉｇ虐・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、連続的に送り出される複数の繊維糸条を、巻取り機
   の１つの同一のスピンドル上に離隔関係で取り付けた複
   数のスプール上の別々のパツケージ中に巻き取るために
   それらの糸条を同時に投与するための方法にして、スピ
   ンドルはその軸の回りで回転し、巻取り機は複数のトラ
   バース案内を有し且つトライアンギユレーシヨン案内が
   それに先行している、少なくとも１つのトラバースする
   糸条分配装置を備えており、該方法は段階：ａ）第一段
   階において：― ｉ）トライアンギユレーシヨン案内の下流 で全糸条を引き取り装置中に引き取り； ｉｉ）引き取り装置を糸条がスピンドルの前面を通過し
   且つそれによつて糸条が引き取り装置の位置によつて規
   定される収斂の点までのびるような点まで動かし、収斂
   の点はスピンドルの下流にあり、且つそれによつて糸条
   は少なくとも収斂の点の直ちに上流で共通の面中にあり
   ； ｂ）第二段階において：― ｉ）巻き取るべき糸条の数と等しい数の、 等間隔を置いた、一組の移動可能な案内を設け、これら
   の案内は順次に増大する長さをもつものであり且つ案内
   間の間隔はスピンドル上のスプール間の間隔と等しく； ｉｉ）案内を、それらの長さに対して横方向に該共通面
   に対して一定の角度にある第一の径路部分に沿つて、動
   かし、該第一の径路部分は該共通面に隣接する捕まえ区
   域を包含し、それによつて該移動可能な案内はそれぞれ
   順次に該糸条の別々の１本と係合し； ｉｉｉ）案内を、それらの長さに対して横方向にスピン
   ドルの軸に対して実質的に平行な第二の径路に沿つて、
   移動可能な案内が、その上の糸条と共に、それぞれそれ
   らの各スプールに隣接するまで、動かし； ｉｖ）第二の径路部分に沿う移動の間に、スピンドルに
   対して平行な案内ランプへの糸条のもたれを生じさせ、
   案内ランプは糸条をトラバース案内の範囲外に保つ動作
   位置にあり；ｃ）第三段階において、各糸条を回転する
   スピンドル上のスピールに同時に取り上げる ことから成る該方法。 ２、第三段階において、糸条をスプールとの接触に至ら
   しめたのちに、スピンドルの上流に配置した移動可能な
   指状突起によつて、各糸条をスプールの周辺に設けた取
   り上げみぞに接触するまで動かす、スピンドルに平行な
   方向における糸条の同時的な移動の結果として、糸条の
   取り上げを達成する、特許請求の範囲第１項記載の方法
   。 ３、軸の回りで回転することができ且つその上に複数の
   スプールを離隔関係で取り付けることができるスピンド
   ル、複数のトライアンギユレーシヨン案内および少なく
   とも１つのトラバース糸条分配装置、該少なくとも１つ
   の分散装置上に取り付けた複数のトラバース案内、該ト
   ライアンギユレーシヨン案内の下流で全糸条を引き取る
   ための引き取り手段、該引き取り手段は糸条がスピンド
   ルの前面を引き取り手段によつて規定される収斂の点ま
   で通過するような点に位置させることができ、そのとき
   各糸条は少なくとも収斂の点の直ちに上流において共通
   面中にある、巻き取るべき糸条の数と等して数の、一組
   の等しい間隔を置いた移動可能な案内、該移動可能な案
   内は順次に増大する長さをもつものであり、且つ移動可
   能な案内間の間隔は該スペンドルによつて運ばれるスプ
   ール間の間隔と同一である、移動可能な案内をそれらの
   長さに対して横方向に該共通面に対して一定の角度にあ
   る第一の経路部分に沿つて移動させるための手段、該第
   一の径路部分は該共通面に隣接する捕まえ区域を包含し
   、それによつて該移動可能な案内はそれぞれ順次に該糸
   条の別々の１本と係合する、引続いて該移動可能な案内
   をそれらの長さに対して横方向にスピンドルの軸に対し
   て実質的に平行な第二の径路部分に沿つて移動させるた
   めの手段、それによつて係合された糸条はそこでそれぞ
   れ該スプールの別々の１つの前面に位置することができ
   る、および各糸条を同時に該移動可能な案内から取り上
   げ且つそれらを同時に該スプールの別々の１つ上に係合
   させるための手段から成る、連続的に送り出される複数
   の繊維糸条の同時的な巻き取りのための装置。 ４、該移動可能な案内を移動させるための手段は、共通
   面に対して一定の角度にある第一の径路部分に沿つて、
   次いでスピンドルの軸に対して平行に移動することがで
   きる第二の径路部分に沿つて、移動することができる細
   長い可撓性の要素から成り且つ移動可能な案内はそれぞ
   れ該細長い可撓性の要素に結合した基部および直立部分
   を有する、特許請求の範囲第３項記載の装置。 ５、可撓性の要素は、該第一および第二の径路部分を規
   定する案内プーリーの回りを通過する継目無しベルトで
   ある特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６、各案内は、細長い可撓性の要素に対するその結合点
   の点とその動作部分の間の交差点に位置する糸条保持手
   段を有する、特許請求の範囲第４項記載の装置。 ７、保持手段は、概して円筒形の基部と概して円錐台形
   のものであり、その狭いほうの末端が円筒形の基部に結
   合している動作部分の間に形成される肩部から成る、特
   許請求の範囲第６項記載の装置。 ８、さらに、トライアンギユレーシヨン案内から該位置
   にあるときの該引き取り手段への糸条が従がう径路中に
   配置した本質的に真直ぐな、固定した案内を包含し、該
   真直ぐな固定した案内は、引き取り手段と協同して、該
   糸条が存在する該共通面の規定を決定する、特許請求の
   範囲第４項記載の装置。 ９、該真直ぐな固定した案内は、スピンドルの軸に対し
   て平行な面中に取り付けた刻み目を付した板の形態にあ
   る、特許請求の範囲第９項記載の装置。 １０、さらに、スピンドルの軸に対して平行な真直ぐな
   部分およびその末端における曲線状の部分から成る案内
   ランプを包含し、該案内ランプは該板に隣接して位置し
   ている、特許請求の範囲第９項記載の装置。