JPS61125205A - 短縮アンテナ - Google Patents
短縮アンテナInfo
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- JPS61125205A JPS61125205A JP24681884A JP24681884A JPS61125205A JP S61125205 A JPS61125205 A JP S61125205A JP 24681884 A JP24681884 A JP 24681884A JP 24681884 A JP24681884 A JP 24681884A JP S61125205 A JPS61125205 A JP S61125205A
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- JP
- Japan
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- antenna
- line
- capacitor
- length
- conductor
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/06—Details
- H01Q9/14—Length of element or elements adjustable
- H01Q9/145—Length of element or elements adjustable by varying the electrical length
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は垂直ダイポール系アンテナ例えばスリーブ・
アンテナ又はh型アンテナのエレメント長を短縮したも
のに関する。
アンテナ又はh型アンテナのエレメント長を短縮したも
のに関する。
従来、垂直ダイポール糸アンテナに使用する給電線とし
ては通常、特性インピーダンスが50図に示すように行
うのが一般的である。
ては通常、特性インピーダンスが50図に示すように行
うのが一般的である。
即ち、同軸ケーブル1の外被導体、所鯖シールド部2の
一端を前記アンテナの負極エレメント3に他端を無線通
信機4の筐体5に又この同軸ケーブル1の内導体6の一
端をアンテナの正極エレメント7にかつ他端を無線通信
機のホット端子8に夫々接続する。
一端を前記アンテナの負極エレメント3に他端を無線通
信機4の筐体5に又この同軸ケーブル1の内導体6の一
端をアンテナの正極エレメント7にかつ他端を無線通信
機のホット端子8に夫々接続する。
しかし、このように接続して垂直ダイポール・アンテナ
を使用すると、負極エレメント3と平行して垂下する前
記同軸給を線1の外被導体部2には、該アンテナから輻
射する電磁波(偏位II流)に誘起さねて^周波電流■
か流れ該郡全体に定在波(8tanding wave
) 9が生ずる。
を使用すると、負極エレメント3と平行して垂下する前
記同軸給を線1の外被導体部2には、該アンテナから輻
射する電磁波(偏位II流)に誘起さねて^周波電流■
か流れ該郡全体に定在波(8tanding wave
) 9が生ずる。
この定在波の誘起状態はこれら通イハ機器の周囲環境、
例えば同軸給電線とアース(大地)との接触状態或はこ
れらアンテナ・エレメントに近接する導電体又は鋳電体
物實等の有無によって大きく変動する。また給電線に定
在波が存在するとアンテナ給電点に於けるアンテナ・エ
レメントとのインピーダンス整合が大きく乱れアンテナ
本来の特性を得られない。
例えば同軸給電線とアース(大地)との接触状態或はこ
れらアンテナ・エレメントに近接する導電体又は鋳電体
物實等の有無によって大きく変動する。また給電線に定
在波が存在するとアンテナ給電点に於けるアンテナ・エ
レメントとのインピーダンス整合が大きく乱れアンテナ
本来の特性を得られない。
即ち、アンテナエレメント谷部のインピーダンスは該部
に流れる高周波電流と電圧の比で表わさ才1、給電点に
於いて正極及び負極アンテナ・エレメントとこれに接続
された同軸給電線の内外導体とに流れる電流か等しい状
態にてはじめて両者の整合が得られるものであるから上
述の如(同軸給電線の外被導体のみに流れる電流が生す
るとこれによりアンテナ・エレメントに生ずべき正規の
電圧及び電流の定在波の分布状態が変形され、結果的に
給電点に於けるインピーダンス整合か乱れアンテナの利
得及び指向性パターンか悪化する。
に流れる高周波電流と電圧の比で表わさ才1、給電点に
於いて正極及び負極アンテナ・エレメントとこれに接続
された同軸給電線の内外導体とに流れる電流か等しい状
態にてはじめて両者の整合が得られるものであるから上
述の如(同軸給電線の外被導体のみに流れる電流が生す
るとこれによりアンテナ・エレメントに生ずべき正規の
電圧及び電流の定在波の分布状態が変形され、結果的に
給電点に於けるインピーダンス整合か乱れアンテナの利
得及び指向性パターンか悪化する。
この現象はアンテナから電磁波を輻射する時のみならず
受イハ時に於いても同様に生じ通信系全体の受信感度に
大幅な変動をきた1−0この不都合を除去するために従
来から第7図(al及び(b)に示すようなh型アンテ
ナ及びスリーブ・アンテナが用いられている。
受イハ時に於いても同様に生じ通信系全体の受信感度に
大幅な変動をきた1−0この不都合を除去するために従
来から第7図(al及び(b)に示すようなh型アンテ
ナ及びスリーブ・アンテナが用いられている。
本発明の理解を助けるためにこれらのうち同図(blに
示した従来のスリーブ・アンテナの動作な歩セ→説明す
る。
示した従来のスリーブ・アンテナの動作な歩セ→説明す
る。
同図(b)に於いて、10及び】1は夫々λ/4(λは
使用波長)長を有する正極及び負極アンテナ・エレメン
トであって該負極エレメント11はその内部に同軸給電
線12を責通せしめた中空パイプ構造とし給電部13に
於いて該同軸給電線12の内導体6と前記正極アンテナ
・エレメント10とを又その外導体2と前記負極アンテ
ナ・エレメント11とを夫々接続したものである。
使用波長)長を有する正極及び負極アンテナ・エレメン
トであって該負極エレメント11はその内部に同軸給電
線12を責通せしめた中空パイプ構造とし給電部13に
於いて該同軸給電線12の内導体6と前記正極アンテナ
・エレメント10とを又その外導体2と前記負極アンテ
ナ・エレメント11とを夫々接続したものである。
斯かる構造力アンテナに於いて、前記負極アンテナ・エ
レメント11とこれの中心軸に位置する同軸給電線の外
被導体2とで新らたに構成される同軸状線路の下端開口
部からアンテナ給電部13側を晃込んだインピーダンス
ZINはλ/4長平行伝送路の終端を短絡したものとな
るから周知の通り極めて大きな値(理論的には無限大)
となる。
レメント11とこれの中心軸に位置する同軸給電線の外
被導体2とで新らたに構成される同軸状線路の下端開口
部からアンテナ給電部13側を晃込んだインピーダンス
ZINはλ/4長平行伝送路の終端を短絡したものとな
るから周知の通り極めて大きな値(理論的には無限大)
となる。
従って、このような関係を維持する眠りこの高インピー
ダンスのためにアンテナ、特に負極エレメントから輻射
する電磁波に誘起されて同軸給!線外被導体に%流が流
れることがなく、前述のような定住波が生じないからア
ンテナと無線機とのインピーダンス整合が乱されること
がない。
ダンスのためにアンテナ、特に負極エレメントから輻射
する電磁波に誘起されて同軸給!線外被導体に%流が流
れることがなく、前述のような定住波が生じないからア
ンテナと無線機とのインピーダンス整合が乱されること
がない。
しかしながら、このような現象に基づいて安定に使用し
得るのはアンテナ・エレメント長がλ/4又はその近傍
の極めて狭い範囲に限られアンテナの適用周波数帯域と
して広くできない。
得るのはアンテナ・エレメント長がλ/4又はその近傍
の極めて狭い範囲に限られアンテナの適用周波数帯域と
して広くできない。
又、同様の理由からホイップ・アンテナ或はブラウン・
アンテナ等に於いて用いられるように、短縮コイルを挿
入してエレメント&を短くした短縮アンテナの実現はこ
れらスリーブ型或はh型アンテナでは不可能であった。
アンテナ等に於いて用いられるように、短縮コイルを挿
入してエレメント&を短くした短縮アンテナの実現はこ
れらスリーブ型或はh型アンテナでは不可能であった。
即ち、従来のスリーブ型或はh型アンテナでは少な(と
も負極エレメントの長さがλ/4必要であり例えこれに
コイルを挿入してエレメント長を短縮しても負極エレメ
ントと平行する同軸給電線の外被導体にコイルを挿入し
てこの長さを短縮することは不可能であるから従前の原
理は適用できなかった。
も負極エレメントの長さがλ/4必要であり例えこれに
コイルを挿入してエレメント長を短縮しても負極エレメ
ントと平行する同軸給電線の外被導体にコイルを挿入し
てこの長さを短縮することは不可能であるから従前の原
理は適用できなかった。
上述のように従来垂直偏波にて使用するダイポール系ア
ンテナでは、これに使用する同軸給電線の外被導体に不
要高周波電流を生じさせないための手段がλ/4長を有
する負極エレメントとこれと平行する同軸給IE#i!
の外被導体とで、一端を短絡した平行線路を構成するこ
とによって該平行線路の開口端、即ち前記負極エレメン
トの下端部から給電点側をみたインピーダンスを極めて
大きく(理論的に無限大)するものであったため、アン
テナエレメント長を知紬することが不iJ能であった。
ンテナでは、これに使用する同軸給電線の外被導体に不
要高周波電流を生じさせないための手段がλ/4長を有
する負極エレメントとこれと平行する同軸給IE#i!
の外被導体とで、一端を短絡した平行線路を構成するこ
とによって該平行線路の開口端、即ち前記負極エレメン
トの下端部から給電点側をみたインピーダンスを極めて
大きく(理論的に無限大)するものであったため、アン
テナエレメント長を知紬することが不iJ能であった。
L問題を解決するための手段]
本発明は上述したような従来のダイポール系アンデナの
諸問題に鑑みてなされたものであって、アンテナエレメ
ント長を知組せしめかつ従来のアンテナと凹環の利得を
得る手段として次の如き構成をとる。
諸問題に鑑みてなされたものであって、アンテナエレメ
ント長を知組せしめかつ従来のアンテナと凹環の利得を
得る手段として次の如き構成をとる。
即ち、アンテナ・エレメントな用足の長さに短縮しかつ
この負極エレメントの下端部と、該エレメントに平行す
る前記同軸給電線の外被導体との間に後述する如くエレ
メントの短縮率に応じたPjr費の値のコンデンサを接
続する。又前記同軸給電線の−E述した部分が導体中空
パイプ等でおおわれた構造のものである場合は、前記コ
ンデンサを該中空パイプと前記負極エレメント下端部と
の間に接続することによって短縮されたアンテナ・エレ
メント長を電気的に補い従来のスリーブ・アンテナ又は
h型アンテナと同等の作用および特性を得るようにする
。
この負極エレメントの下端部と、該エレメントに平行す
る前記同軸給電線の外被導体との間に後述する如くエレ
メントの短縮率に応じたPjr費の値のコンデンサを接
続する。又前記同軸給電線の−E述した部分が導体中空
パイプ等でおおわれた構造のものである場合は、前記コ
ンデンサを該中空パイプと前記負極エレメント下端部と
の間に接続することによって短縮されたアンテナ・エレ
メント長を電気的に補い従来のスリーブ・アンテナ又は
h型アンテナと同等の作用および特性を得るようにする
。
このように構成したアンテナの前記コンデンサの値の決
定方法及びその作用について以下旺細に説明する。
定方法及びその作用について以下旺細に説明する。
第8図に示すように、長さlくλ/4の31行線路14
.14’の一端を短絡したものは前述のニレメントラ短
縮したh型又はスリーブアンテナの負極エレメントとこ
れに平行する同軸給tSO外被導体とで新らたに構成さ
れる平行線路の等価回路とみなせる。
.14’の一端を短絡したものは前述のニレメントラ短
縮したh型又はスリーブアンテナの負極エレメントとこ
れに平行する同軸給tSO外被導体とで新らたに構成さ
れる平行線路の等価回路とみなせる。
周知の如(、平行線路は分布定数回路となり線路の損失
が実質上無視し得る程度に小さいから、−万端を短絡し
たλ/4艮平行線路の他万端からみたインピーダンスZ
8は共振現象によって無限大となる。
が実質上無視し得る程度に小さいから、−万端を短絡し
たλ/4艮平行線路の他万端からみたインピーダンスZ
8は共振現象によって無限大となる。
しかし、前記線路長がλ/4より短い場合には共振せず
ある有限のインピーダンスを程する。
ある有限のインピーダンスを程する。
このような回路を所望周波数において共振せしめるため
には第9図に示す如く線路の開放端にコンデンサCを接
続すJlばよい。
には第9図に示す如く線路の開放端にコンデンサCを接
続すJlばよい。
以下この場合のコンデンサの値を算出する手順を数式を
用いて説明する。
用いて説明する。
一般に、第10図に示すように一端をインピーダンスz
RでP:端した平行線%15.15’の他端からみたイ
ンピーダンス2は次式で表わされる。
RでP:端した平行線%15.15’の他端からみたイ
ンピーダンス2は次式で表わされる。
Z=Zol(Za+jZotan# )/(Zo+jZ
Rtan#))(Ω]・・・1この式の終端インピーダ
ンスZRを零、即ち短絡すると前記インピーダンスZs
は Za = jZo ta++βl 〔Ω〕 ・・
・・・・・・・・・・・・・2となるから、線路長lと
Zaとの関係を図示すると第11図となる。
Rtan#))(Ω]・・・1この式の終端インピーダ
ンスZRを零、即ち短絡すると前記インピーダンスZs
は Za = jZo ta++βl 〔Ω〕 ・・
・・・・・・・・・・・・・2となるから、線路長lと
Zaとの関係を図示すると第11図となる。
即ち、線路の長さlを零から増加するとこれに応じてイ
ンピーダンスZsはインダクタンス成分として序々に増
大しl−λ/4に於いて***振し誘4性インピーダンス
Zs−ωとなると同時に同一点にて容量性インピーダン
スZs −00K 転じ、更にlが増大すると28は漸
少し、l−λ/2にて零となる。
ンピーダンスZsはインダクタンス成分として序々に増
大しl−λ/4に於いて***振し誘4性インピーダンス
Zs−ωとなると同時に同一点にて容量性インピーダン
スZs −00K 転じ、更にlが増大すると28は漸
少し、l−λ/2にて零となる。
このような変化は線路長lの増加とともにλ/2を周期
として繰返し生じる。
として繰返し生じる。
ここで今前記線路の長さが1.<λ/4である場合を考
えると、同図中点線の如(このIvl!路の開放端から
みたインピーダンスz8はりブクタンスjX□を有する
インダクタイスLとなる。そこで第12図に示すように
線路の開放端に−jX+なるリアクタンスのキャパシタ
ンスCを接続すると、このコンデンサ両端からみたイン
ピーダンスZ++’はこれを伝搬する信号の角速度をω
としてZ’s = jωL/ (1−ω2LC)
・−・・・−3となるから上式の右辺分母(l
−ω’LC)を零となる如くコンデンサの値をえらべば
Z’a=ωとなり、線路を共振させることができる。従
って、−万端を短絡したλ/4長線路と等価になる。
えると、同図中点線の如(このIvl!路の開放端から
みたインピーダンスz8はりブクタンスjX□を有する
インダクタイスLとなる。そこで第12図に示すように
線路の開放端に−jX+なるリアクタンスのキャパシタ
ンスCを接続すると、このコンデンサ両端からみたイン
ピーダンスZ++’はこれを伝搬する信号の角速度をω
としてZ’s = jωL/ (1−ω2LC)
・−・・・−3となるから上式の右辺分母(l
−ω’LC)を零となる如くコンデンサの値をえらべば
Z’a=ωとなり、線路を共振させることができる。従
って、−万端を短絡したλ/4長線路と等価になる。
本発明はこのような原理に基づき、λ/4より短い負極
エレメントとこれに平行する同軸給電線の外被導体とで
構成する平行線路にコンデンザを付加して共振させるこ
とにより従来のスリーブ・アンテナ又はh型アンテナと
ほぼ同等の性能をもったアンテナを実現するものである
。
エレメントとこれに平行する同軸給電線の外被導体とで
構成する平行線路にコンデンザを付加して共振させるこ
とにより従来のスリーブ・アンテナ又はh型アンテナと
ほぼ同等の性能をもったアンテナを実現するものである
。
〔実施例)
以下、本発明を図ボした実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明をh型アンテナに通用した場合の一実施
例を示す構造図である。
例を示す構造図である。
同図に於いて16及び17はλ/4より短かい正極及び
負極エレメントでル)って、これらを給電部1Bに於い
て同軸給電線19の中心導体20及び外被導体21と夫
々接続すると共に前記負極エレメント17の下端部と上
述した同軸給電線外被導体21との間にコンデンサ22
を接続してh型アンテナを構成する。
負極エレメントでル)って、これらを給電部1Bに於い
て同軸給電線19の中心導体20及び外被導体21と夫
々接続すると共に前記負極エレメント17の下端部と上
述した同軸給電線外被導体21との間にコンデンサ22
を接続してh型アンテナを構成する。
この場合の上記コンデンサの値及び作用は前述のとおり
である。
である。
第2図(al及び(b)は共に本発明の他の実施例を示
すものであって、同図ta)はh型アンテナの負極エレ
メントに平行して給電部に至る同軸給電線19が導体中
空パイプ23で葎われたものである場合の対応を示すも
のであり、この場合は前述のコンデンサ22を該導体中
空パイプ23と負極エレメント17の下端部との間に接
続すればよい。
すものであって、同図ta)はh型アンテナの負極エレ
メントに平行して給電部に至る同軸給電線19が導体中
空パイプ23で葎われたものである場合の対応を示すも
のであり、この場合は前述のコンデンサ22を該導体中
空パイプ23と負極エレメント17の下端部との間に接
続すればよい。
尚、このように負極ニレインド17とこれに平行する導
体中空パイプ23との間隔がスペーサ24等によって固
定されたものである場合には前記コンデンサ22に代え
て、同図(b)に示す如く、負極エレメント17の下端
部に前記導体中空パイプ23に向けて設けたネジ孔にビ
スを貫通せしめ、その先端面と前記導体中空パイプ23
の側面との間に静電容量を生ぜしめかつこの間隔を調整
することによって所望の容量を得るようにすれば、適用
周波数への調整が容易となり極めて便利である。
体中空パイプ23との間隔がスペーサ24等によって固
定されたものである場合には前記コンデンサ22に代え
て、同図(b)に示す如く、負極エレメント17の下端
部に前記導体中空パイプ23に向けて設けたネジ孔にビ
スを貫通せしめ、その先端面と前記導体中空パイプ23
の側面との間に静電容量を生ぜしめかつこの間隔を調整
することによって所望の容量を得るようにすれば、適用
周波数への調整が容易となり極めて便利である。
又、本発明をスリーブ・アンテナに適用するにあたって
は、第3図に示す如く、前述のコンデンサを負極エレメ
ントとしての導体円筒25の下端部内壁とこの内部を貫
通する同軸給1!19の外被導体21との間に挿入接続
すればよい。
は、第3図に示す如く、前述のコンデンサを負極エレメ
ントとしての導体円筒25の下端部内壁とこの内部を貫
通する同軸給1!19の外被導体21との間に挿入接続
すればよい。
尚、この場合の前記コンデンサとしては通常の円盤形磁
器コンデンサ或は積層セラミックコンデンサであっても
よいが、第4図に示す如く中間の誘電体26を挟んで円
筒電極27と28を対向せしめる如く構成したコンデン
サを負極エレメント25下端内壁と同軸給電線19との
間隙に嵌着したものであってもよく、このようにすれば
Uコンデンサが負極エレメントと給電線との支持機能を
合せもち構造上より強固なものとなろう。もちろんスリ
ーブ・アンテナに於いても前記第2図(b)と同様にネ
ジを用いた容量形成手段或はトリマコンデンサ等容量可
変なるものを用いて調整を容易ならしめる如くしてもよ
いことは明らかであろう。
器コンデンサ或は積層セラミックコンデンサであっても
よいが、第4図に示す如く中間の誘電体26を挟んで円
筒電極27と28を対向せしめる如く構成したコンデン
サを負極エレメント25下端内壁と同軸給電線19との
間隙に嵌着したものであってもよく、このようにすれば
Uコンデンサが負極エレメントと給電線との支持機能を
合せもち構造上より強固なものとなろう。もちろんスリ
ーブ・アンテナに於いても前記第2図(b)と同様にネ
ジを用いた容量形成手段或はトリマコンデンサ等容量可
変なるものを用いて調整を容易ならしめる如くしてもよ
いことは明らかであろう。
尚、以上の実施例ではいづれも正極エレメントの短縮を
補う手段については述べなかったが、この補完手段とし
ては周知の如く短縮コイルを挿入する方法或は給電部に
コイルとコンデンサとからなるπ型整合回路を介在せし
める方法等を用いればよい。しかしながら正極エレメン
トの短縮によってアンテナの性能を著しく損われない場
合は、あえてこねらの補完手段を講する必要はないであ
ろう。
補う手段については述べなかったが、この補完手段とし
ては周知の如く短縮コイルを挿入する方法或は給電部に
コイルとコンデンサとからなるπ型整合回路を介在せし
める方法等を用いればよい。しかしながら正極エレメン
トの短縮によってアンテナの性能を著しく損われない場
合は、あえてこねらの補完手段を講する必要はないであ
ろう。
尚更に、本発明は上述の単−型アンテナのみならずこれ
らを放射器とする八木アンテナ等の多素子アンテナに応
用することもできる。
らを放射器とする八木アンテナ等の多素子アンテナに応
用することもできる。
第5図は本発明を多素子アンテナに適用した場合の一実
施例を示すものであって、スリーブ・アンテナを放射器
として夫々のエレメント長を短縮した5素子八木アンテ
ナのスリーブ部分に上述と同様の手法によってその負極
エレメント下端内壁と給電線外被導体との間にコンデン
サを挿入すると共に他のエレメントに短縮コイルを挿入
して所望の周波数に共振せしめたものである。
施例を示すものであって、スリーブ・アンテナを放射器
として夫々のエレメント長を短縮した5素子八木アンテ
ナのスリーブ部分に上述と同様の手法によってその負極
エレメント下端内壁と給電線外被導体との間にコンデン
サを挿入すると共に他のエレメントに短縮コイルを挿入
して所望の周波数に共振せしめたものである。
このようにすれば夫々のエレメントを短縮した多素子ア
ンテナを実現できる。
ンテナを実現できる。
本発明は以上説明したように構成しかつ機能するもので
あるから、簡単な回路を付加するのみで、従来不可能で
あったエレメント長を短縮したスリーブ・アンテナ又は
h型アンテナ或はこれらを放射器とする多素子アンテナ
を実現1−るうえで極めて大きな効果を奏する。
あるから、簡単な回路を付加するのみで、従来不可能で
あったエレメント長を短縮したスリーブ・アンテナ又は
h型アンテナ或はこれらを放射器とする多素子アンテナ
を実現1−るうえで極めて大きな効果を奏する。
第1図は本発明に係かるh型アンテナの一実施例を示す
構成図、第2図は本発明の他の実施例を示す図であって
(a)はh型アンテナが変形された場合の本発明の実施
例を示す構造図及び(b)は本発明に用いるコンデンサ
形成手段の一実施例をボす構造図、第3図は本発明をス
リーブ・アンテナに通用する場合の構造図、第4図はス
リーブアンテナに本発明を適用する場合のコンデンサの
一実施例を示す構造図、第5図は本発明を適用した多素
子アンテナの一実施例な示す構造図、第6図は従来のダ
イポールアンテナを使用する場合の給を線に誘起する定
在波を説明する図、第7図(、)及び(b)は夫々従来
のh型アンテナ及びスリーブアンテナを示す構造図、第
8図、第9図、第10図、第11及び12図は夫々本発
明の詳細な説明する分布定数線路の模式図及びその特性
図である。 14及び14′・・・平行線路、16・・・正極アンテ
ナ・エレメント、17・・・負極アンテナ・エレメント
、18・・・給電部、19・・・同軸給′iiI線、2
0・・・同軸給電線の中心導体、21・・・同軸給電線
の外被導体、22・・・コンデンサ、23°・・導体中
空パイプ、25・・・スリーブアンテナの負極エレメン
ト、29・・・多素子アンテナの放射器としてのスリー
ブ・アンテナ。
構成図、第2図は本発明の他の実施例を示す図であって
(a)はh型アンテナが変形された場合の本発明の実施
例を示す構造図及び(b)は本発明に用いるコンデンサ
形成手段の一実施例をボす構造図、第3図は本発明をス
リーブ・アンテナに通用する場合の構造図、第4図はス
リーブアンテナに本発明を適用する場合のコンデンサの
一実施例を示す構造図、第5図は本発明を適用した多素
子アンテナの一実施例な示す構造図、第6図は従来のダ
イポールアンテナを使用する場合の給を線に誘起する定
在波を説明する図、第7図(、)及び(b)は夫々従来
のh型アンテナ及びスリーブアンテナを示す構造図、第
8図、第9図、第10図、第11及び12図は夫々本発
明の詳細な説明する分布定数線路の模式図及びその特性
図である。 14及び14′・・・平行線路、16・・・正極アンテ
ナ・エレメント、17・・・負極アンテナ・エレメント
、18・・・給電部、19・・・同軸給′iiI線、2
0・・・同軸給電線の中心導体、21・・・同軸給電線
の外被導体、22・・・コンデンサ、23°・・導体中
空パイプ、25・・・スリーブアンテナの負極エレメン
ト、29・・・多素子アンテナの放射器としてのスリー
ブ・アンテナ。
Claims (2)
- (1)スリーブ・アンテナ或はh型アンテナ等の垂直ダ
イポール系アンテナ若しくはこれらを放射器とする多素
子アンテナの各エレメントを短縮したものに於いて、そ
の負極エレメントの下端部と該エレメントと平行してそ
の給電部に至る同軸給電線の外被導体との間に所要値の
コンデンサを接続したことを特徴とする短縮アンテナ。 - (2)前記アンテナの負極エレメントに平行して給電部
に至る同軸給電線が導体中空パイプ等で覆われた構造で
ある場合に於いて、前記コンデンサを該中空パイプと前
記負極エレメントの下端部との間に接続したことを特徴
とする特許請求の範囲(1)記載の短縮アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24681884A JPS61125205A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 短縮アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24681884A JPS61125205A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 短縮アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61125205A true JPS61125205A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17154144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24681884A Pending JPS61125205A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 短縮アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61125205A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005260603A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Maspro Denkoh Corp | アンテナ装置 |
JP2005277954A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Maspro Denkoh Corp | 八木・宇田式アンテナ装置 |
JP2007049213A (ja) * | 2004-12-03 | 2007-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JP2009218925A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | アンテナ装置 |
JP2010081433A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | アンテナ装置及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP24681884A patent/JPS61125205A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005260603A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Maspro Denkoh Corp | アンテナ装置 |
JP2005277954A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Maspro Denkoh Corp | 八木・宇田式アンテナ装置 |
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JP2009218925A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | アンテナ装置 |
JP2010081433A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | アンテナ装置及びその製造方法 |
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