JPS61123534A - プラスチック包装部材 - Google Patents

プラスチック包装部材

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JPS61123534A
JPS61123534A JP24552984A JP24552984A JPS61123534A JP S61123534 A JPS61123534 A JP S61123534A JP 24552984 A JP24552984 A JP 24552984A JP 24552984 A JP24552984 A JP 24552984A JP S61123534 A JPS61123534 A JP S61123534A
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thin film
gas
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vacuum
plastic packaging
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恒久 並木
松林 宏
石橋 一久
山田 宗機
相澤 正徳
征男 谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチック包装部材に関し、さらに詳しくは
表面にガスバリヤ−性を有する無機薄膜を被覆されたプ
ラスチック包装部材に関する。なな、本明細書において
包装部材とは、容器、蓋部材等を相称する。
(従来の技術) 比較的ガスバリヤ−性の優れたプラスチック容器トシて
、ポリエチレンテレフタレートよシなる2軸延伸吹込成
形ボトル、あるいはポリプロピレン−エチレン・ビニル
アルコール共重合体−ホ+)プロピレンよりなる積層体
よシなる2軸延伸吹込一本ムπ・−1・−j+ノL−レ
フイIfI!J、−一〇44−171−←bt=1し↓
−幻免竺が提案、もしくは実用化されている。
また蓋部材の場合は、ガスバリヤ−性を確保するために
は、通常プラスチックフィルムと金属箔の積層体が素材
として用いられている。
(発明が解消しようとする問題点) 従来のこれらの容器は、ジュース類等の収納保存用とし
て用いられた場合は、はぼ実用的に満足なガス(主とし
て酸素ガス、水蒸気)バリヤー性を有する。しかしビー
ルや炭酸飲料等の炭酸ガスを吸蔵した飲料の収納に用い
られた場合、経時と共に、・炭酸ガスが容器壁を透過し
て逃失して、風味が失なわれるので、例えば内容積が1
〜2す。
トル程度のポリエチレンテレフタレートがトルの場合、
室温での保存期間が3ケ月程度とされている。また上記
積層体よシなる蓋部材の場合は、金属箔のため中身が見
えないという欠点を有する。
(発明の目的) 本発明はガスバリヤ−性の改善された、かつ透明なプラ
スチック包装部材を提供することを主たる目的とする。
本発明は、炭酸ガスを吸蔵したビール等の飲料を収納し
た場合、すなわち充填密封した場合でも、ることを池の
目的とする。
(発明の構成) 本発明は表面に窒化けい素の薄膜を被覆されたプラスチ
ック包装部材を提供するものである。
(実施例) 以下実施例である図面を参照しながら本発明について説
明する。
第1図において、1はプラスチック容器でありて、2軸
延伸吹込成形ポリエチレンテレフタレート?トル2の比
較的薄肉の(例えば約0.3 vm )壁部分、すなわ
ち円筒状の胴壁部2a、半球状に突出した底部2bおよ
び肩部2Cのほぼ下半部2clの外表面上に、窒化けい
素の連続した緻密な薄膜3が被覆されてなるものである
窒化けい素の薄膜3は、通常真空蒸着法、イオンル−テ
ィング法、ス・ぐツタ−リング法等の所謂真空メッキ法
によって被覆ぶれ、透明で、それ自体で酸素、炭酸ガス
、水蒸気等のガスに対し優れたバリヤー性を有し、また
&トル2の壁部に対する密着性も優れている。従って比
較的薄肉の壁部表面を薄膜3で被覆されたプラスチック
容器1のガスバリヤ−性は向上する。薄膜3を構成する
窒化けい素としては、S t 3N4が安定性等の点で
好ましく用いられる。なお薄膜3には若干の(通常5%
重量以下)酸素等が含まれていてもよく、このような場
合をも含めて、本明細書においては、窒化けい素の薄膜
と称する。しかし酸素等の不純物は可及的少ない方が、
ガスバリヤ−性を高める上から望ましい。
薄膜3の厚さは、200〜3000にであることが好ま
しい。200Xよシ薄いとガスバリヤ−性が乏しくなシ
、一方3000Xより厚くしても、ガスバリヤ−性の向
上は僅かでアリ、逆に薄膜の機械的性質の劣化が甚るし
くなるからである。
本発明のプラスチック包装部材(容器)は以上の実施例
によって制約されるものでなく、例えば窒化けい素の薄
膜は、ボトル2の内面にも形成されていてもよく、ある
いは内面のみに形成されていてもよい。肩部は比較的小
面積であるので、肩部への薄膜の形成を省いてもよい。
さらに?トル以外のプラスチック容器、例えばプラグア
シスト圧空成形法により形成されたカップ状容器、もし
くは特開昭58−124611号公報に開示されている
方法によって、プラスチック(積層体を含む)ブランク
を分子配向可能温度で、上下シランシアの間で圧縮しな
がらダイスキャビティ内に導入することによって形成さ
れた缶状プラスチック容器に対しても本発明は適用しう
るものである。
さらに袋状の容器、すなわち所謂・母つチに対しても本
発明は適用しうるものである。さらにプラスチックフィ
ルムの表面に窒化けい素の薄膜が被覆されてなる蓋部材
も、本発明の包装部材となるものである。
(発明の効果) 本発明のプラスチック包装部材は、透明でガスバリヤ−
性に富んでいるという効果を有する。
(具体例) 以下具体例について説明する。
第2図において、10はイオングレーティング装置、1
1は内容積120リツトルのベルジャ、12は金属シリ
コン(Si)13を収容する、タングステンにアルミナ
を被覆してなるyjr−ト、14は&−)12を電気抵
抗加熱して所定温度に加熱するための交流電源、15は
水平に固定された負電極ロッド、16は負電極口、ド1
5に負電圧を印加するための直流電源、17は高周波コ
イル、18は高周波コイル17に高周波電流を供給する
高周波発振器(周波数13.56 MHz )、19は
ボトル2の口部を保持し、図示されない駆動憾構によシ
、ロッド15の周シを回転する保持体、20はアンモニ
ア(NH3)がス21を吹出すノズル、22はニードル
バルブ、23はアンモニアガスボンベ、24は真空計、
および25は図示されない真空Iングに接続する真空ノ
クイグである。
以上の装置10によシ、テトル2の胴部への薄膜3の形
成を次のようにして行なった。胴部2aの外径70+I
+++11胴部平均肉厚0.3 mm 、胴部高さ12
0+mn、底部2bの平均肉厚0.45+m、肩部下半
部2clの平均肉厚0.4 mmのポリエチレンテレフ
タレートよシなるボトル2を、図示のように保持体19
に着設した後、ベルツヤ11を取付け、真空・母イブ2
5の図示されないパルプを開いて、ベルジャ11内の真
空度を10  Torrにした。
次にニードルパルプ22を開いて、ノズル20よシアン
モニアガスを吹出させ、真空度を2.5XI C1” 
Torrに調節した。次いで高周波発振器18をONに
して、高周波コイル17に高周波電流を印加し、アンモ
ニアプラズマを生成させた。その後図示されないシャッ
ターを閉じたまま、交流電源14をONにして、d’ 
−) 12を抵抗加熱して、金属シリコン13を溶融し
蒸発させた。蒸発したシリコンはアンモニアプラズマ領
域を通過する際、イオン化され、更にプラズマ中の活性
窒素と反応するため、真空度が変動するので、真空計2
4をみながら再度ニードルパルプ22の開き量を調節し
て、真空度を2.5X10  Torrに保った。次に
&トル2を毎分20回の速度で回転させた状態で、シャ
ッターを開き、ケトル胴部2aの外表面に、窒化けい素
(513N4 )の薄膜3を形成した。
なお図示されない、スリットを有する弗素樹脂よシなる
遮蔽板をぜトル3の直下に設けて、胴部2aの表面のみ
に薄膜3が形成されるようにし、かつスリットを通過す
る窒素イオン等の飛来線の胴部2a表面への入射角が3
0〜90度の範囲内に入るようにスリットを設定した。
ここに入射角とは、溶融シリコン13の表面と+fr)
ル2の軸線を結ぶ面側の、コトル表面の任意の点(、)
における法線と、上記点(、)と最長距離にある溶融シ
リコン13の表面の点よシ、上記点(、)に向う飛来線
のなす角度のうち、90度以下の角の余角をいう。この
ようにス゛リットを設定することによシ、よシガスバリ
ャー性の優れた薄膜3が得られるからである。
所定時間経過後、ジャツー−閉じた。その後ニードルパ
ルプ22を閉じ、直流電源16、交流電源14および高
周波発振器18をOFFにし、保持体19の回転を止め
、真空パイf25のパルプを閉じ、図示されないリーク
弁を開いた。そしてペルツヤ11内が大気圧になった後
、薄膜3の形成された&)ル2を取シ出した。
上記シャッターを開いている所定時間、すなわち薄膜形
成時間を第1表に示すように変えて、胴部2bに形成さ
れた薄膜3の厚さの異なるケトルを作製した。次に負電
極ロッド15を、垂直方向に延びる同様なロッげに取換
えた点板外は、同様に(−て、上記胴部2bに薄膜3の
形成されたyf)ルの底部2bの外面にも、胴部とはt
r同じ厚さの4膜3を形成した。さらに負電極ロッド1
5を、斜下方に延びる同様なロッドに取換えて、肩部2
Cの下端がほぼ水平方向になるようにし、胴部2bの下
方に遮蔽板を設けた点板外は、前記と同様にして、肩部
2cにも、胴部2aとほぼ同じ厚さの薄膜3を形成した
以上のようにして薄膜3を形成されたボトルの酸素透過
度および炭酸ガス透過度を第1表に示す。
註=(1)繰返し反射干渉法によシ求めた。
(2)測定すべき空&)ル内に予め約20ccの水を充
填したのち、鉄水を真空中で窒素ガスに置換し、ホトル
の口部をゴム栓で密封し、更に口部とゴム栓との接触表
面部分をエポキシ系接着剤で覆い、その後&)ルを温度
が27℃、湿度が15チRHの恒温恒室槽内へ一定期間
保存した。そののち、はトル内へ透過した酸素の濃度を
がスクロマトグラフで求め、次式に従って酸素ガス透過
度(Q02)を算出した。結果はN=3の平均値である
et ココテ、(C(、/rn2@d ay −a tm)m
 : M )ル内への窒素ガスの充填量〔褐t:温槽内
での保存期間Cday〕 at : を8後の&)ル内の酸素濃度(Vot%〕A
:ケトルの有効表面積〔m2〕 Op:温槽内の酸素濃度(= 0.2.09 ) (a
 tm)(3)  測定すべき空yl?トル内を真空中
で窒素ガスに置換し、テトルの口部をゴム栓で密封し、
更に口部とゴム栓との接触表面部分をエポキシ系接着剤
で覆い、その後メトルを温度が27℃、炭酸ガス100
%の恒温恒室槽内へ一定期間保存した。
そののち、ケトル内へ透過した炭酸ガスの#匿をガスク
ロマトグラフで求め、次式に従って炭酸ガス透過度(Q
co2 )を算出した。結果はN=3の平均値である。
[cc/m2−day−atm:1 ここで m : g トル内への窒素ガスの充填量[:ml]t
:温槽内での保存期間Cday) et : を8後のケトル内の炭酸ガス@ W [’V
ot%)A:ケトルの有効表面積〔m2〕 D:温槽内の炭酸ガス濃度(= 1.o ) Cut+
n〕
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例であるプラスチック容器の1
部切断正面図、第2図は第1図の容器を製造するだめの
装置の例の説明用正面図である。 1・・・グラスチ、り容器、3・・・窒化けい素の薄膜
。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に窒化けい素の薄膜を被覆されたプラスチッ
    ク包装部材。
JP24552984A 1984-11-20 1984-11-20 プラスチック包装部材 Granted JPS61123534A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24552984A JPS61123534A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 プラスチック包装部材

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JP24552984A JPS61123534A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 プラスチック包装部材

Publications (2)

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JPS61123534A true JPS61123534A (ja) 1986-06-11
JPH0449456B2 JPH0449456B2 (ja) 1992-08-11

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ID=17135041

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0195038A (ja) * 1987-10-07 1989-04-13 Mitsubishi Monsanto Chem Co ガスバリヤ性の優れた透明プラスチックフィルム
JPH01165434A (ja) * 1987-12-21 1989-06-29 Mitsubishi Monsanto Chem Co ガスバリヤ性の優れた透明プラスチックフィルム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148759A (ja) * 1982-03-02 1983-09-03 旭化成ポリフレックス株式会社 熱成形用バリヤ−性プラスチツク積層シ−ト、その製法およびそれを用いた包装体

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JPH0449456B2 (ja) 1992-08-11

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