JPS6111930B2 - - Google Patents

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JPS6111930B2
JPS6111930B2 JP12861682A JP12861682A JPS6111930B2 JP S6111930 B2 JPS6111930 B2 JP S6111930B2 JP 12861682 A JP12861682 A JP 12861682A JP 12861682 A JP12861682 A JP 12861682A JP S6111930 B2 JPS6111930 B2 JP S6111930B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
weight
bath
sodium
lanolin
Prior art date
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Expired
Application number
JP12861682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5920216A (ja
Inventor
Kyoshi Murayama
Akyoshi Wada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPS5920216A publication Critical patent/JPS5920216A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、入浴時の肌になめらかさを付与しか
つ入浴後の肌になめらかさとさつぱり感を付与す
るなどの化粧料的効果を有するとともに、浴槽や
風呂釜などへの汚垢の付着を防止する効果をも兼
ね備えた浴用剤に関する。 従来、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硼
砂、炭酸アルカリ塩等の無機塩類混合物に、油
分、香料、着色剤などを配分した浴用剤が知られ
ている。この浴用剤は、浴場に香り、色調を与
え、浴用時の気分を楽しくするとともに、血行を
促進し、新陳代謝を活発にし、かつ冷え症や疲労
回復などに対しても効果があるもので、一般に広
く普及している。 このような入浴時の気分を楽しくしたり、疲労
回復などの効果に加え、肌になめらかさやさつぱ
り感を与えるスキンケア効果や、浴槽などへの汚
垢の付着を防止する効果を有する浴用剤が望まれ
ている。しかし、従来の浴用剤には、そのような
効果を有するものはなかつた。 本発明の目的は、入浴時の肌になめらかさを付
与しかつ入浴後の肌になめらかさとさつぱり感を
付与するなどの化粧料的効果を有するとともに、
浴槽や風呂釜などへの汚垢の付着を防止する効果
をも兼ね備えた浴用剤を提供することにある。 即ち、本発明の浴用剤は、10〜80重量%の炭酸
水素ナトリウム、0.5〜10重量%の炭酸ナトリウ
ム、および0.5〜10重量%のポリオキシエチレン
ラノリン類の1種又は2種以上を含有することを
特徴とする。 本発明の第1の必須成分は炭酸水素ナトリウム
であり、その配合量は浴用剤全量に対し10〜80重
量%、好ましくは20〜60重量%である。10重量%
未満では、入浴時及び入浴後の肌になめらかさを
付与する効果が不十分であり、80重量%を越える
と、入浴後の肌のなめらかさが劣化し、好ましく
ない。 本発明の第2の必須成分は炭酸ナトリウムであ
り、その配合量は浴用剤全量に対し0.5〜10重量
%、好ましくは1〜5重量%である。0.5重量%
では、入浴時の肌のなめらかさ及び入浴時のさつ
ぱり感が不十分であり、10重量%を越えると、入
浴時の肌のなめらかさを劣化し、好ましくない。 本発明の第3の必須成分であるポリオキシエチ
レンラノリン類とは、ラノリン、ラノリンアルコ
ールまたはラノリン脂肪酸の酸化エチレン付加物
である。そのようなポリオキシエチレンラノリン
類としては、酸化エチレンの付加モル数が20〜60
モルのものが好ましい。酸化エチレンの付加モル
数が20モル未満では汚垢の分散作用が不十分であ
り、60モルを越えると泡が立ち、好ましくない。
〓〓〓〓
ポリオキシエチレンラノリン類の配合量は0.5〜
10重量%であり、好ましくは1〜5重量%であ
る。0.5重量%未満では入浴時及び入浴後の肌の
なめらかさ、及び汚垢の分散作用が不十分であ
り、10重量%を越えると肌にべたつきが生じ好ま
しくない。 本発明の浴用剤に対しては、上述の成分に加え
て以下に記載する成分の1種又は2種以上を配合
することができる。 無機塩類:塩化ナトリウム、ヨウ化カリウム、
塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸アルミ
ニウム、硫酸鉄、硫化カリウム、硝酸カリウム、
セスキ炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、重質
炭酸マグネシウム、ホウ砂、ホウ酸、無水ケイ
酸、メタケイ酸、ポリリン酸ナトリウム、リン酸
水素カルシウム、リン酸ナトリウム、酸化カルシ
ウム。 精油類:ハツカ油、ジヤスミン、人造ジヤ香、
カンツアー、シヨウ脳油、ヒノキ油、トウヒ油、
リユウ脳、テレピン油、ケイヒ油、ベルガモツト
油、ミカン油、シヨウブ油、パイン油、ラベンダ
ー油、オレンジ油、シンナモン油、スギ油、丁字
油、ヒバ油、ユーカリ油、レモン油。 油分:オリーブ油、大豆油、アーモンド油、落
花生油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、タートル
油、ヌカ油、アボガド油、ミンク油、卵黄油、牛
脂、ラノリン、スクワレン、流動パラフイン、ワ
セリン、パラフイン。 生薬:ソウジユツ、ビヤクジユツ、カノコソ
ウ、ケイガイ、コウボク、センキユウ、トウヒ、
ニンジン、ケイヒ、シヤクヤク、ハツカ葉、オウ
ゴン、ブクリヨウ、シヤウブ、マツブサ、ビヤク
シ、サフラン、オウバク、ウイキヨウ、チンピ、
ガンピ、カミツレ、ダイコン、ヤナギ、クスノ
キ、ニワトコ、ソクズ、ナギナタコウジユ、ヤツ
デ、セキシヨウ、ヨモギ、オトギリソウ、ユズ、
ダイダイ、モモ、サイカチ、ビワ、スイカズラ、
ヨロイグサ、ボダイジユ、トチノキ、ノコギリソ
ウ、ホツプ、ローズマリー、カバノキ、マツ、ヤ
レンズラ、ランタナ、カンゾウ、キツソウコン、
マロニエ。 粘結剤:カゼイン、カルボキシメチルセルロー
スナトリウム塩、ゼラチン、ペクチン、デンプ
ン、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルメチルエーテル、カラヤガム、ローカ
ストビーンガム、トラガカントガム、カラゲナ
ン、カーボボール、アカリヤガム、カンテン。 その他:医薬品、医薬部外品、化粧品用タール
系色素(キサンテン系)、界面活性剤(アニオン
系、カチオン系、両性、非イオン系)、アスコル
ビン酸またはその塩、明ばん類等。 また、浴用剤の使用目的に応じて、色素、香
料、殺菌剤および環元剤等の成分を適宜添加する
ことができる。 以上説明した配合組成の本発明の浴用剤は、入
浴時の肌のなめらかさ、入浴後の肌のなめらかさ
およびさつぱり感等のスキンケア効果を有すると
ともに、浴槽や風呂釜等への汚垢の付着を防止す
る効果をも併せ有する、従来のその例を見ない優
れた浴用剤といえる。 以下に試験例を示し、本発明の浴用剤の効果を
より具体的に説明する。なお、試験例において、
浴用剤の評価は下記の方法で行なつた。 評価法 熟練したパネラー5名のそれぞれの左右の前腕
部の一方を市販の浴用剤500ppmを加えた42℃の
浴湯に、他方を本発明の浴用剤を加えた42℃の浴
湯にそれぞれ10分間浸し、浸漬中の肌のなめらか
さ、タオルドライした直後のさつぱり感およびタ
オルドライ10分後の肌のなめらかさを、一対比較
により下記基準で評価した。また、浴槽への汚垢
の付着状態についても観察し、下記基準で評価し
た。 評価基準 ◎:市販品に比べ非常に優れた効果がある。 〇: 〃 かなり 〃 △: 〃 やや 〃 ×: 市販品に比べ同等またはそれ以下の効果
しかない。 市販品の分析値 硫酸ナトリウム 60重量% 炭酸水素ナトリウム 35 ホウ砂 2 ラノリン 1 ウラニン色素 0.5 香料 1.5 試験例 〓〓〓〓
下記表に示す組成を有する16種の浴用剤を調製
し、それらの性能を試験した。その結果を同表に
示す。なお、配合量は重量%である。 〓〓〓〓
【表】 〓〓〓〓
上記表から明らかなように、比較例1〜7は、
本発明の浴用剤の3つの必須成分のいずれか1つ
を含有しないために、また比較例8〜11は、3つ
の必須成分の全てを含有するが、その配合量が本
発明の範囲外であるため、良好な性能を示さな
い。これに対して実施例1〜5は、いずれも優れ
た性能を発揮し、本発明の目的を達成している。 実施例 6 下記の配合組成の浴用剤を調製し、その性能を
試験したところ、優れた性能を示した。 炭酸水素ナトリウム 50wt% 炭酸ナトリウム 5 POEラノリン(30EO) 1 ラノリン 0.5 硫酸ナトリウム 39.5 ホウ砂 2 ウラニン色素 0.5 香料 1.5 実施例 7 下記の配合組成の浴用剤を調製し、その性能を
試験したところ、優れた性能を示した。 炭酸水素ナトリウム 50wt% 炭酸ナトリウム 3 POEラノリン(30EO) 1 ラノリン 0.5 硫酸ナトリウム 43 流動パラフイン 0.5 ウラニン色素 0.5 香料 1.5 実施例 8 下記の配合組成の浴用剤を調製し、その性能を
試験したところ優れた性能を示した。 炭酸水素ナトリウム 50wt% 炭酸ナトリウム 3 POEラノリンアルコール(30EO) 150wt% ラノリン 0.5 硫酸ナトリウム 43 流動パラフイン 0.5 ウラニン色素 0.5 香料 1.5 実施例 9 下記の配合粗成の浴用剤を調整し、その性能を
試験したところ優れた性能を示した。 炭酸水素ナトリウム 50wt% 炭酸ナトリウム 3 POEラノリン脂肪酸(30EO) 1 ラノリン 0.5 硫酸ナトリウム 43 流動パラフイン 0.5 ウラニン色素 0.5 香料 1.5 〓〓〓〓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 10〜80重量%の炭酸水素ナトリウム、0.5〜
    10重量%の炭酸ナトリウム、および0.5〜10重量
    %のポリオキシエチレンラノリン類の1種又は2
    種以上を含有することを特徴とする浴用剤。
JP12861682A 1982-07-23 1982-07-23 浴用剤 Granted JPS5920216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12861682A JPS5920216A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 浴用剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12861682A JPS5920216A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 浴用剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920216A JPS5920216A (ja) 1984-02-01
JPS6111930B2 true JPS6111930B2 (ja) 1986-04-05

Family

ID=14989187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12861682A Granted JPS5920216A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 浴用剤

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62161718A (ja) * 1986-01-08 1987-07-17 Kao Corp 入浴剤
JPS6393711A (ja) * 1986-10-09 1988-04-25 Kao Corp 入浴剤
JPS6320397A (ja) * 1986-07-14 1988-01-28 日本パ−オキサイド株式会社 炭酸水素ナトリウムを主基材とする顆粒物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5920216A (ja) 1984-02-01

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