JPS61118201A - 積層強化材の製造方法 - Google Patents
積層強化材の製造方法Info
- Publication number
- JPS61118201A JPS61118201A JP24095984A JP24095984A JPS61118201A JP S61118201 A JPS61118201 A JP S61118201A JP 24095984 A JP24095984 A JP 24095984A JP 24095984 A JP24095984 A JP 24095984A JP S61118201 A JPS61118201 A JP S61118201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing material
- laminated
- oil
- laminated reinforcing
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
（産業上の利用分野）
この発明は例えば木材の薄板を複数枚重ね合わせて接着
強化した積層強化材に関するものである。
強化した積層強化材に関するものである。
（従来の技術）
従来の積層強化材はまず、木材を煮沸して柔らかくして
からロール状の巻紙を伸ばすよう゛に切削して薄板を形
成し、同薄板を所望する大きさに裁断し、その後、強制
的に乾燥させ、真空槽内で接着剤（例えばフェノール系
、メラミン系、ユリア系）を１枚１枚に浸み込ませ、再
度乾燥させる。
からロール状の巻紙を伸ばすよう゛に切削して薄板を形
成し、同薄板を所望する大きさに裁断し、その後、強制
的に乾燥させ、真空槽内で接着剤（例えばフェノール系
、メラミン系、ユリア系）を１枚１枚に浸み込ませ、再
度乾燥させる。
さらに、薄板を積層状に重ね合わせて１４０〜１５０℃
で４０分程度ホットプレスする。こうして形成された積
層強化材は光沢、高級感がないため表面に塗装したり、
別の化粧紙、ツキ板をはりつけたりしなければならなか
うた。
で４０分程度ホットプレスする。こうして形成された積
層強化材は光沢、高級感がないため表面に塗装したり、
別の化粧紙、ツキ板をはりつけたりしなければならなか
うた。
又、積層強化材が湿気により水分を後から吸収すると反
るので、薄板の木目を交互になるように重ね合わせたた
め、切断したときの断面が汚く、高級感がなかった。
るので、薄板の木目を交互になるように重ね合わせたた
め、切断したときの断面が汚く、高級感がなかった。
（発明が解決しようとする問題点）
この奔明は前記従来の技術に存する問題点、すなわち積
層強化材が形成されてから、表面に塗装したり、別の化
粧紙、ツキ板をはりつけなければ、光沢、高級感がでな
いし、切断面が汚いため高級感が損なわれるという問題
点を解決しようとする ”ものである。
層強化材が形成されてから、表面に塗装したり、別の化
粧紙、ツキ板をはりつけなければ、光沢、高級感がでな
いし、切断面が汚いため高級感が損なわれるという問題
点を解決しようとする ”ものである。
発明の構成
（問題点を解決するための手段）
この発明は前記問題点を解決するために、薄板にオイル
を含浸させ、複数枚の同薄板を接着剤により積層接着し
て加圧強化するという手段を採っている。
を含浸させ、複数枚の同薄板を接着剤により積層接着し
て加圧強化するという手段を採っている。
（作用）
この発明は薄板にオイルを含浸させ、同薄板を接着剤に
より接着強化したため、高級感、重量感があり、薄板の
木目を平行に重ね合わせても湿気等の水分を後から吸収
することがないので反ることはなく、切断面に木目が表
れて奇麗である。又、場合によっては薄板の木目をクロ
スに重ね合わせてもよい。
より接着強化したため、高級感、重量感があり、薄板の
木目を平行に重ね合わせても湿気等の水分を後から吸収
することがないので反ることはなく、切断面に木目が表
れて奇麗である。又、場合によっては薄板の木目をクロ
スに重ね合わせてもよい。
（実施例）
以下、この発明の積層強化材を製造する方法の一例を図
面に従ワて説明する。
面に従ワて説明する。
まず、従来と同様に木材を煮沸して柔らかくしヵ
′から°−″状″巻紙を伸ばす＝１″′５′：切
削ゝ・所望する形状の薄板１を裁断し、１００〜１５０
℃の温度で５〜１０１分強制的に乾燥させる。次に、こ
の薄板１−ｔ−１９０℃に加熱されたシリコンオイル又
はパラフィン系のオイルに３〜３．５時間つけ、同薄板
１にオイルを含浸させる。その後、６０〜８０℃の温度
で４時間強制乾燥させた後、接着剤（例えばフェノール
系、メラミン系、ユリア系）を表面に塗り、薄板１の木
目を平行に例えば１０枚前後重ね合わせ、１４０〜１５
０℃で３０分〜４時間（厚いもの程時間が長い）ホット
プレスして積層強化材２を形成する。この積層強化材２
を加工してドアの把手、ソロパン、床、柱、装飾品等を
製造する。このとき、オイルを含浸したごとにより積層
強化材２の切断加工が樹脂に比べてよい。
′から°−″状″巻紙を伸ばす＝１″′５′：切
削ゝ・所望する形状の薄板１を裁断し、１００〜１５０
℃の温度で５〜１０１分強制的に乾燥させる。次に、こ
の薄板１−ｔ−１９０℃に加熱されたシリコンオイル又
はパラフィン系のオイルに３〜３．５時間つけ、同薄板
１にオイルを含浸させる。その後、６０〜８０℃の温度
で４時間強制乾燥させた後、接着剤（例えばフェノール
系、メラミン系、ユリア系）を表面に塗り、薄板１の木
目を平行に例えば１０枚前後重ね合わせ、１４０〜１５
０℃で３０分〜４時間（厚いもの程時間が長い）ホット
プレスして積層強化材２を形成する。この積層強化材２
を加工してドアの把手、ソロパン、床、柱、装飾品等を
製造する。このとき、オイルを含浸したごとにより積層
強化材２の切断加工が樹脂に比べてよい。
前記薄板１にオイルを含浸する際、時間によって着色の
度合が違う、又、このとき同時に染料（耐熱性のもの）
を加えて着色してもよい。
度合が違う、又、このとき同時に染料（耐熱性のもの）
を加えて着色してもよい。
前記積層強化材２は木目を平行に重ね合わせて形成した
が、オイルを含浸させたことにより湿気等の水分を後か
ら吸収しないので反ることない。
が、オイルを含浸させたことにより湿気等の水分を後か
ら吸収しないので反ることない。
又、木目を平行に重ね合わせて形成したため、切断面に
木目が表れて奇麗である。場合によっては薄板の木目を
クロスにしてもよい。オイルを含浸させたことにより、
重量感がでるし、仕上りの光沢がよくなるうえに、塗装
仕上げをしなくても高級感のある仕上がりが得られる。
木目が表れて奇麗である。場合によっては薄板の木目を
クロスにしてもよい。オイルを含浸させたことにより、
重量感がでるし、仕上りの光沢がよくなるうえに、塗装
仕上げをしなくても高級感のある仕上がりが得られる。
又、前記実施例では従来の積層強化材の製造設゛備が利
用できる。
用できる。
なお、本発明前記実施例では積層強化材の材質として木
材を用いたが、木材の他に繊維、祇又はグラス材でもよ
い。又、この積層強化材は水分を後から吸収しないため
、電気系の絶縁材として使用してもよい。
材を用いたが、木材の他に繊維、祇又はグラス材でもよ
い。又、この積層強化材は水分を後から吸収しないため
、電気系の絶縁材として使用してもよい。
発明の効果
以上詳述したように、この発明は薄板の状態でオイルを
含浸するため、積゛層強化材内部まで含浸しているので
、積層強化材が形成されてから塗装する必要はなく、高
級感、重量感がでるうえに、木目が平行になるように薄
板を重ね合わせても湿気等の水分を後から吸収すること
がないため、反ることはなく、切断面に木目が表れて奇
麗になり、高級感が増すという優れた効果を奏する。
含浸するため、積゛層強化材内部まで含浸しているので
、積層強化材が形成されてから塗装する必要はなく、高
級感、重量感がでるうえに、木目が平行になるように薄
板を重ね合わせても湿気等の水分を後から吸収すること
がないため、反ることはなく、切断面に木目が表れて奇
麗になり、高級感が増すという優れた効果を奏する。
第１図は本発明を具体化した一実施例の薄板の斜視図、
第２図は同じく積層強化材の斜視図である。 薄板１、積層強化材２゜
第２図は同じく積層強化材の斜視図である。 薄板１、積層強化材２゜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、薄板（１）にオイルを含浸させ、複数枚の同薄板（
１）を接着剤により積層接着して加圧強化したことを特
徴とする積層強化材。 ２、前記オイルはシリコンオイル又はパラフィン系のオ
イルである特許請求の範囲第１項に記載の積層強化材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59240959A JPH062321B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 積層強化材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59240959A JPH062321B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 積層強化材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61118201A true JPS61118201A (ja) | 1986-06-05 |
| JPH062321B2 JPH062321B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17067193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59240959A Expired - Lifetime JPH062321B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 積層強化材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062321B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8191589B2 (en) | 2005-09-29 | 2012-06-05 | Olympus Corporation | Method of processing wood and compressed wood product |
| CN103821310A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-05-28 | 芜湖市欧美德板材有限公司 | 复合木地板饰面工艺 |
| CN106272788A (zh) * | 2016-09-24 | 2017-01-04 | 安徽宏润工艺品有限公司 | 一种家具用板材涂漆前处理方法 |
| CN107150481A (zh) * | 2017-05-03 | 2017-09-12 | 安徽忠盛新型装饰材料有限公司 | 一种防水生态板及其制作工艺 |
| CN107856157A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-03-30 | 书香门地(上海)新材料科技有限公司 | 一种带有自然纹理木皮加工的制造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50111201A (ja) * | 1974-02-14 | 1975-09-01 | ||
| JPS55147582A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Imparting of water-proofing and water-repellent property to base material |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59240959A patent/JPH062321B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50111201A (ja) * | 1974-02-14 | 1975-09-01 | ||
| JPS55147582A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Imparting of water-proofing and water-repellent property to base material |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8191589B2 (en) | 2005-09-29 | 2012-06-05 | Olympus Corporation | Method of processing wood and compressed wood product |
| CN103821310A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-05-28 | 芜湖市欧美德板材有限公司 | 复合木地板饰面工艺 |
| CN106272788A (zh) * | 2016-09-24 | 2017-01-04 | 安徽宏润工艺品有限公司 | 一种家具用板材涂漆前处理方法 |
| CN107150481A (zh) * | 2017-05-03 | 2017-09-12 | 安徽忠盛新型装饰材料有限公司 | 一种防水生态板及其制作工艺 |
| CN107856157A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-03-30 | 书香门地(上海)新材料科技有限公司 | 一种带有自然纹理木皮加工的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH062321B2 (ja) | 1994-01-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |