JPS6111803Y2 - - Google Patents

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JPS6111803Y2
JPS6111803Y2 JP14766984U JP14766984U JPS6111803Y2 JP S6111803 Y2 JPS6111803 Y2 JP S6111803Y2 JP 14766984 U JP14766984 U JP 14766984U JP 14766984 U JP14766984 U JP 14766984U JP S6111803 Y2 JPS6111803 Y2 JP S6111803Y2
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JP
Japan
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speed
low
clock
data
output
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JP14766984U
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案はメモリー装置に係り、詳しくは異な
る速度で読み出し又は書込みの動作を同時に行な
わせるメモリー装置に関するものである。 従来のメモリー装置では、異なる速度の読み出
し又は書込み動作を行なわせる場合、時間的に直
列に行なわせるか又は高速動作中に低速動作を割
込ませて行なう方法が考えられる。しかし、時間
的に直列に行なう場合には、高速及び低速動作が
間欠的になり、又、高速動作中に低速動作を割込
ませて行なつた場合には、低速動作の期間中、高
速動作が中断又は欠損するという欠点があつた。
例えば、このメモリーとしてTVのフイールドメ
モリーを考え、モニターに表示しながら低速で伝
送する場合を考えると、高速(標準TVレート)
で繰返し読み出しながら、伝送の為に低速の読み
出しを同時に行なわせることになる。この場合に
は、高速データ(モニター信号)中に伝送用の低
速データが混入することになり、ノイズとなる。
もちろん低速のタイミングータは検出可能で、高
速データ中に混入した低速データを0又は1とす
る事はできるが、この場合には、モニター画像と
して黒点又は白点となり、見にくい画像となる。 この考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、高速の読み出しと低速の読み出し又は書込み
を同時に行つても、高速および低速の両データと
も正常なデータが得られるメモリー装置を提供す
ることを目的とする。 第1図は従来のメモリー装置の構成を示す図
で、1はメモリー、2は低速アドレスカウンタ、
3は高速アドレスカウンタ、4は高速アドレスと
低速アドレスを切替える為のアドレスセレクタ、
5は低速データのラツチ回路、6は高速データ用
のラツチ回路、7は低速クロツク入力端子、8は
高速クロツク入力端子、9は低速データ出力端
子、10は高速データ出力端子である。動作は次
の様である。今、入力端子7にのみ低速クロツク
が入力され、入力端子8には高速クロツクが入力
されない場合を考えると、低速クロツクにより低
速アドレスカウンタ2が変化し、そのアドレスが
アドレスセレクタ4で選択され、メモリー1から
低速データが順次読み出され、低速データ用のラ
ツチ回路5によりラツチされ、低速データが出力
端子9に得られる。逆に、入力端子7には低速ク
ロツクが入力されず、入力端子8にのみ高速クロ
ツクが入力された場合には、同様に高速クロツク
により高速アドレスカウンタ3が変化し、そのア
ドレスがアドレスセレクタ4で選択され、メモリ
ー1から高速データが順次読み出され、高速デー
タ用のラツチ回路6によりラツチされ、高速デー
タが出力端子10に得られる。高速動作と低速動
作を同時に行なわせる場合は、入力端子7に低速
クロツク、入力端子8に高速クロツクを同時に入
力する。この場合、低速クロツクが無い期間は上
述の高速動作を行ない、低速クロツクが生じた場
合には、アドレスセレクタ4は低速アドレスカウ
ンタのアドレスを選択し、上述の低速動作にな
る。低速データ出力端子9には、上述の正常な低
速データが得られるが、高速データ出力端子10
に得られる信号は、高速データ中に低速クロツク
時の低速データが混入した信号となる。 第3図にこの様子を示す。同図において、aは
高速クロツク、bは低速クロツクである。一般
に、低速クロツクの周期は高速クロツクの周期の
整数倍とは限らないで、低速クロツクのタイミン
グが高速クロツクのタイミングとは重ならない
が、低速クロツクのタイミングを高速クロツクの
タイミングに合せ直すことは容易であり、第1図
の入力端子7,8には、第3図の如く低速クロツ
クbのタイミングが高速クロツクaのタイミング
と一致したクロツクが入力されるものとする。第
3図cは本来の高速データを示す。即ち、低速ク
ロツクaのみの時は、この様に順次アドレスに応
じたデータが得られる。しかし、第3図の如く高
速クロツク及び低速クロツクを同時に入力し、高
速クロツクn+1のタイミングに低速クロツク
M1が来た場合、メモリー1の出力は低速クロツ
クによるアドレスM1のデータとなり、ラツチ回
路5,6によりラツチされ、第3図に示すように
出力端子10の高速データd及び出力端子9の低
速データe共にアドレスM1の低速用データとな
る。即ち、高速データdの本来n+1の場所に、
低速用データM1が混入する事になる。同様に、
高速クロツクn+k+1のタイミングに低速クロ
ツクM2が来た時も、高速データdの本来n+k
+1の場所に、低速用データM2が混入する。こ
れら高速データ中に混入した低速用データは、高
速データにとつてはノイズとなる。 第2図はこの考案によるメモリー装置の構成を
示す図で、11はデータ遅延選択回路、12は低
速クロツク時に高速クロツク信号をゲートし、高
速アドレスカウンタ3を停止させる為のゲート回
路、13はデータ遅延選択回路11を初期状態に
戻す為のクリアー信号入力端子である。この装置
の動作は概ね次の通りである。今、1動作周期中
に低速クロツクがn回来るものとする。先ず、動
作の開始に先立つて入力端子13にクリア信号を
入力し、データ遅延選択回路11を初期状態(N
ビツト遅延出力、N≧n)にする。クリア信号入
力後、低速クロツクが来るまでは、従来の装置と
同様に高速動作のみを行なう。但し、高速データ
出力端子10に得られる高速データは、従来装置
に比べてNビツト遅延したものとなる。次に、低
速クロツクが来た時には低速動作になるが、この
時ゲート回路12が動作し、高速アドレスカウン
タ3を停止させ、データ遅延選択回路11の遅延
時間を1ビツト早める。例えば、第4図に示す如
く、初期状態(2ビツト遅延出力)から高速クロ
ツクn+1のタイミングに低速クロツクM1が来
たとすると、高速クロツクn+1はゲート回路1
2によりゲートされ、高速アドレスカウンタ3は
nのまま停止される。又、データ遅延選択回路1
1の出力が、同図eの2ビツト遅延出力から、同
図dの1ビツト遅延出力に、2高速クロツク周期
後に切換わる。この時、2ビツト遅延出力には
M1が出力されるが、1ビツト遅延出力にはn+
1が出力されているので、高速データ出力端子1
0には、同図fに示す如く、n、n+1と連続し
た高速データが得られる。すなわち、上記M1
除去される。次に、高速クロツクn+k+1のタ
イミングに低速クロツクM2が来た時も同様に、
高速クロツクn+k+1はゲート回路12でゲー
トされ、高速アドレスカウンタ3はn+kに停止
され、データ遅延選択回路11の出力は、同図d
の1ビツト遅延出力から同図cの遅延無しの出力
に、1高速クロツク周期後切換わり、高速クロツ
クn+k、n+k+1付近も同図fの如く連続し
た高速データが得られる。 こうして1動作周期の動作が終ればデータ遅延
選択回路11は初期状態にリセツトされ、新ため
て同様の動作を次の周期動作で行なう。例えばこ
の考案をCRTに適用した場合には一水平走査毎
にリセツするようにすれば、その走査期間中に低
速クロツクが来る回数は1〜2回と極めて少な
く、したがつて不要データの発生も少ないのでデ
ータ遅延選択回路を構成するシフトレジスタのビ
ツト数も少なくてすむ。 この様に、この考案による装置では、低速動作
と高速動作を同時に行なわせても、低速出力デー
タはもちろん高速データも全体にNビツト遅延し
ただけの連続した正常なデータが得られる。 第5図はこの考案の構成要素であるデータ遅延
選択回路11の構成を示す図で、14はNビツト
シフトレジスタ、15はNビツトシフトレジスタ
14の入出力信号(0〜Nビツト遅延出力)のい
ずれかを選択するデータセレクタ、16はタイミ
ングカウンタである。タイミングカウンタ16
は、入力端子13からのクリア信号により出力が
Nとなり、クリア信号後の低速クロツクにより、
その出力が表1に示す如く、低速クロツクのタイ
ミングから或る高速クロツク周期遅れてN−1,
N−2,……0となるもので、このタイミングカ
ウンタ16の出力でデータセレクタ15を動作さ
せ上述の遅延出力の切換えを行なう。
【表】
【表】 第6図はタイミングカウンタ16の1具体的構
成例を示す図で、17は減算カウンタ、18及び
19はM進(M≧N)加算カウンタである。この
タイミングカウンタ16は、入力端子13からク
リア信号により、減算カウンタ17がNにロード
され、又、加算カウンタ19は、入力端子7から
の低速クロツクにより、加算カウンタ19の出力
がロードされ、入力端子8からの高速クロツクに
より加算してキヤリー信号を出し、減算カウンタ
17のクロツク信号として与える。この加算カウ
ンタ18にロードされる加算カウンタ19の出力
は、クリアー信号後の低速クロツク数により変化
するから、加算カウンタ18のキヤリー信号が低
速クロツクから遅れて出る時間は、高速クロツク
周期N〜1に変化する。即ち、タイミングカウン
タ16の出力(減算カウンタ17の出力)は、表
1の如く変化する。 上記の説明では、1動作周期中の低速クロツク
数n=Nとしたが、nNであれば同一装置で何
ら支障なく動作するのは明らかである。 以上述べたように、この考案によるメモリー装
置によれば、高速の読み出しと低速の読み出し又
は書込みを同時に行なわせても、高速及び低速の
両データとも正常なデータが得られ、その効果は
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は高速・低速動作を行なわせるメモリー
装置を示すブロツク図、第2図はこの考案による
メモリー装置の一実施例を示すブロツク図、第3
図は従来のメモリー装置の動作を説明するための
説明図、第4図はこの考案によるメモリー装置の
動作を説明する為の説明図、第5図はこの考案に
よるメモリー装置の構成要素であるデータ遅延選
択回路の一例を示すブロツク図、第6図はデータ
遅延選択回路の要素であるタイミングカウンタの
一例を示すブロツク図である。 図において、1はメモリー、2は低速アドレス
カウンタ、3は高速アドレスカウンタ、4はアド
レスセレクタ、5及び6はラツチ回路、7,8及
13は入力端子、9及び10は出力端子、11は
データ遅延選択回路、12はゲート回路、14は
シフトレジスタ、15はデータセレクタ、16は
タイミングカウンタ、17は減算カウンタ、18
及び19は加算カウンタである。なお、図中同一
符号はそれぞれ同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低速クロツクをカウントする低速アドレスカウ
    ンタと、高速クロツクをカウントする高速アドレ
    スカウンタと、これら両アドレスカウンタにアク
    セスされるメモリーと、上記低速クロツク時に上
    記高速クロツクをゲートし上記高速アドレスカウ
    ンタを停止するゲート回路と、上記メモリー出力
    を上記低速クロツクでラツチする第1のラツチ回
    路と、上記メモリー出力を上記高速クロツクでラ
    ツチする第2のラツチ回路と、この第2のラツチ
    回路の出力を初期状態でNビツト遅延し、上記低
    速クロツク時に遅延時間を高速クロツク数中の低
    速クロツク数nに応じて(N−n)ビツトと短く
    して、上記第2のラツチ回路の出力を遅延するデ
    ータ遅延選択回路とを備えたメモリー装置。
JP14766984U 1984-09-27 1984-09-27 メモリ−装置 Granted JPS60100851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14766984U JPS60100851U (ja) 1984-09-27 1984-09-27 メモリ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14766984U JPS60100851U (ja) 1984-09-27 1984-09-27 メモリ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60100851U JPS60100851U (ja) 1985-07-09
JPS6111803Y2 true JPS6111803Y2 (ja) 1986-04-14

Family

ID=30328319

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JP14766984U Granted JPS60100851U (ja) 1984-09-27 1984-09-27 メモリ−装置

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JPS60100851U (ja) 1985-07-09

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