JPS61116250A - 超電導装置、及びその冷却方法 - Google Patents

超電導装置、及びその冷却方法

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JPS61116250A
JPS61116250A JP23691284A JP23691284A JPS61116250A JP S61116250 A JPS61116250 A JP S61116250A JP 23691284 A JP23691284 A JP 23691284A JP 23691284 A JP23691284 A JP 23691284A JP S61116250 A JPS61116250 A JP S61116250A
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liquid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕   ・ 本発明は超電導装置、及びその冷却方法に係り、特に、
核磁気共鳴装置等に使用するに好適な冷凍機を備えてい
る超電導装置、及びそ−の冷却装置に関する。
〔発明の背景〕 従来の超電導コイルを冷却するためのクライオスタット
を備えた超電導装置は、!@5図、及び第6図に示すL
うなものが一般的でめった。
該図は超電導コイルを用いた核磁気共鳴装置(通常NM
Rと呼ばれている。)用の超電導装置を示すもので、超
電導コイルを収納し液体ヘリウムにて浸漬されるヘリウ
ム容器1、液体窒素を貯液し一前記、 +7つ”容器l
を液体窒素温度にて熱シールドするための該体窒素答器
2、液体窒素容器2とヘリウム容器1を収納し、それと
の空間を外部からの熱侵入量を少なくする九め真空に保
持されている断熱真空容器3.冷媒の注入、排気、パワ
ーリードの挿入等に使用されるサービスポート4、ヘリ
ウム容器1、及び液体窒素容器2を冷却するためのヘリ
ウム冷凍機4Lり概略構成される。
次に、このように構成される超電導装置における各種冷
却方式を説明する。
第7図に示すのはオープン方式と言われているもので、
クライオスタットに冷凍機をつけず、液体窒素容器2、
液体ヘリウム容器1、及び蒸発ガスヘリウム冷却シール
ド板6Lり概略構成され、液体窒素容器2、及び液体ヘ
リウム容器1内にそれぞれ図示矢印の如く液体望素(’
LNz)、及び液体ヘリウム(LHe)e封入し冷却す
るものである。このオープン方式では、冷凍機がない分
装置の価格は安価であるが、冷媒蒸発量がL He≧0
.5〔t/Hr)1.LN2 b ZO[L/Hr ]
と大きく、数週間ごとに、[、)(e、LN2を追加注
入しなければならず、また、冷媒の使用の念め運転費が
高くなる。
一方、48図に示す方式はセミクローズド方式と言われ
ているもので、クライオスタットに冷凍機7を設置し、
この冷凍機7で液体窒素容器2と、20にガスヘリウム
シールド8とを冷却するLうにしているものである。こ
のセミクローズド方式は、オープン方式に比較してL 
He + L N 2の蒸発量t115以下とすること
が可能であり、冷媒再充填間隔もオープン方式の数週間
に対し、セミクローズド方式であると約6ケ月以上とす
ることがoT籠となる。し7J)シながら、このセミク
ローズ方式でもLHe z 0.1 [t/Hr ]の
蒸発量が存在する。
ところで、近年、上記オープン方式、セミクローズド方
式を更に改良したクローズ方式と呼ばれるものが考えら
れている。即ち、クローズド方式とは、第9図に示すL
うに、クライオスタットに設置された冷凍機7で、液体
ヘリウム容器1内の液体ヘリウム、及び液体窒素容器2
内の液体窒素を直冷するLうにし、LHe、LNzの蒸
発が全くないクライオスタットを実現するものでめる。
尚、クライオスタットの液体ヘリウム、及び液体窒素を
冷凍機で冷却するものについては、例えば。
特開昭59−32758号公報、及び特開昭59−86
870号公報に開示されている。
上記クローズド方式により、液体ヘリウム容器1、及び
液体窒素容器2に一度LHe、LNxを貯液してしまえ
ば再充填する必要がなく、高価なLHe等の維持費、ま
た、LHe、LNzt−再注入する面倒な作業も必要な
くなる。
このLうな利点?もつクローズド方式のタライオスタッ
トは、セミクローズド方式と同様に冷凍機をもち、装置
価格はその分高くなるが、LHeの蒸発te完全に零と
することが不可能なセミクローズ方式のクライオスタッ
トにかわって、今後、医療用超電導装置の冷却方式の主
流となるものである。
しかし、現在提案されているクローズド方式のクライオ
スタットにも幾つかの欠点が存在する。
第10図に現在考えられているクローズド方式を採用し
でいる超[4装置のもつとも典型的な例を示す。
線図に示す超電導ric置は、超電導コイルを収納し、
液体ヘリウムにて浸漬されているヘリウム容器1と、液
体窒素を貯液しヘリウム容器1を液体窒素温度にて熱シ
ールドするための液体窒素容器2と、外部からの熱侵入
tを少くするための真空を保持する断熱真空容器3と、
液体ヘリウム、及び液体窒素の蒸発ガスを冷却凝縮する
ためのヘリウム冷凍機7と、このヘリウム冷凍機7を動
作させる高圧ヘリウムを供給するためのヘリウム圧縮機
9とより概略構成される。
このような構成におけるクローズド方式を採用している
超電導装置においては、ヘリウム冷凍機7を動作させる
とヘリウム容器l、及び液体窒素容器2にて蒸発した液
体ヘリウム、及び液体窒素の蒸発ガスは、各容器l、及
び2内に設けられている凝縮管10.1をLす、ヘリウ
ム冷凍機7二り送られてくる冷却ヘリウムガスに熱をう
ばわれ液化して冷却に寄与するLうになしているもので
ある。そして、ヘリウム容器lと液体窒素容器2は、通
常、第1O図のLうにそれぞれ弁12に二って大気と遮
断され、ヘリウム容器l、又は液体窒素容器2内の圧力
を保ち、蒸発ガスの液化効率を向上させる二うにしてい
る。
しかしながら、上述したクローズド方式の冷却では、そ
の安全性に特に問題がある。即ち、上述OLうに、液体
ヘリウム、液体窒素を各容器の中で封じきった状態で使
用しているため、ヘリウム冷凍機7が故障した場合、ま
た、特に何らかの理由でクライオスタット内の断熱真空
が破壊した場合は、ヘリウム容器1、液体窒素容器2内
への熱侵入が増大し、液体ヘリウム、液体窒素の蒸発量
の急増に:る各容器内圧力が上昇する。通常、安全弁、
破壊板等にLり圧力は一定圧力以上上昇しないLう設計
するが、各容器内の圧力が上昇し、冷気を帯びたヘリウ
ム、窒素ガスが外部に吹き出すOr能性があることは、
医療用、あるいは産業用として使用する場合、安全性が
大きな問題となる。
上述の二つな液体ヘリウム、液体窒素の蒸発に:る圧力
上昇、冷媒吹き出しに二る危険性を除去する方式として
1間接冷却力式に:る冷却が考えられる。
第11図にこの間接冷却方式の例を示す。本方式は、高
エネルギ物理量の超電導装置にしく使゛用される方式で
あり、被冷却体である超は導コイル、又は熱シールド板
13の周囲に冷却用のパイプ14を被設し、その先端部
に接続されているヘリウム冷凍機15ぶり冷却されたヘ
リウム冷媒を送入し、超(導コイル、熱シールド板13
zり熱をうばうことによシ、定常的に所要の温度(例え
ば、4.5(K)、77(K))に保持するものである
本方式にLれば、液体ヘリウム、及び液体窒素を使用し
ないため、事故時、冷媒の蒸発による圧力上昇、冷気を
帯びたヘリウムガス、窒素ガスが吹き出す可能性はほと
んどなく、安全性は上述の方式に比較して大巾に向上す
る。
しかし、この間接冷却方式にも大きな問題がある。即ち
、被冷却体である超′l!4コイル、又は熱シールド板
の初期冷却時間が長くかかりすぎる点である。本方式に
よると、定常熱侵入量に見合うだけの冷凍能力をもつヘ
リウム冷凍機をつけると、いつまでたっても冷却しない
工うになり、逆に。
早く冷却しLうとすると定常的には冷凍能力に余裕のあ
りすぎるヘリウム冷凍機となってしまう。
これを第12図を用いて説明する。
線図に示す如く、超゛IIL4コイル16と、その周囲
を熱シールドする熱シールド板17と、外部工りの熱侵
入量を少くするために真空を保持する断熱真空容器3と
より成るクライオスタットに、2ステージのヘリウム冷
凍機7が設置されている構成とする。ヘリウム冷凍機7
は、77(K)の冷媒を生成する第1段と、4.51:
K〕の冷媒を生成する第2段と二り成り、5g1段目の
ステージLり出ている冷却用パイプ18は、熱シールド
板17、及び超電導コイル16の外周を包囲しており、
第2段目のステージより出た冷却用パイプ19は、Ni
電導コイル16の外周を包囲し、それぞれ、冷却用パイ
プ18.19と被冷却体との間は、充分に熱的に結合さ
れている。
このLつな構成における被冷却体の初期冷却は以下の如
くなる。
まず、ヘリウム冷凍機7の内、第1ステージのみ作動さ
せ、熱シールド板17と超電導コイル16t−77(K
″lまで冷却する。この時は、弁20t−開とし、!1
ステージLり送9出される冷媒を、熱7−ルド板17と
超電導コイル16に同時に流れるLうにする。熱シール
ド板17、超電導コイル16ともに77CK)tで冷却
したら、弁20を閉じ、ヘリウム冷凍機7の第2ステー
ジを作動させ、第2ステージぷり送り出される冷媒を、
超電導コイル16に流し77(K)14.5(K)まで
冷却する。
初期冷却後は、ヘリウム冷凍機7を定常的に作動しつづ
ければ、超電導コイル16を4.5CK)に、熱シール
ド板171−77(K)K定常的に保持することができ
、液体ヘリウム、液体窒素?使用せずに超電導状態を達
成することが可能となる。
次に初期冷却時間を計算してみる7、第5図、及び第6
図に示し九りうな超電導装置において、超電導コイル部
がmO,5C’m:l 、 s u s zo (m)
L構成り、熱シールド部がktl、Oc”lL〕Lり成
るものとする。
クライオスタットの熱侵入量が3 (W) at45(
K〕、50(What 77(K)とし、これを冷却す
るためのヘリウム冷凍機の能力を、熱侵入量に対して若
干の余裕をみて5(W)at4.5CK:1.70CW
)at  77(K〕とする。
300 CK)から4.5(K〕における冷凍能力をグ
ラフ化すると第13図のLうになる。
線図において、実線21.23がヘリウム冷凍機の冷凍
能力で破線22.24がクライオスタットへの熱侵入量
であり、両者の差の冷却量にLリタライオスタットは初
期冷却される。初期冷却におけるクライオスタットの温
度変化全第14図に示す。
実線25が超?IL4コイルの温度変化、破線26が熱
シールド板の温度変化を示す、。
第14図工り明らかな二うに、定常的な熱浸入量とほぼ
同程度の冷却能力をもつヘリウム冷凍機にて、第5区、
及び第6図に示す程度の寸法をもつクライオスタットを
冷却すると、300(K)から77(K)まで約SO(
日〕、77(K)から4.5(K)まで約5〔日〕と言
う、膨大な冷却日数を必要とする。
上記の例にて、冷却口aを約−週間程度とするためには
、約10倍の冷凍能力をもつヘリウム冷却機を必要とし
、定常的な熱侵入量が3〔W〕at  4.5(K)、
50CW″1at77(K)にもかかわらず、冷凍能力
が50 CW) at 4.5 (K〕。
700(W)at 77CK)もある巨大な冷凍機を設
置する事が必要となり、経済性の悪い、寸法の大きな冷
凍機となってしまう。
以上のように、従来のクローズド方式のり2イオスタツ
トのように、液体ヘリウム、及び液体窒素を貯液し、冷
凍機にて蒸発ガスを凝縮させる方式では、事故時の容器
内圧力の上昇、冷媒吹出しという安全上の問題点があり
、ま九、この点を改良した間接冷却方式では、定常熱浸
入量に見合った経済性の高い小型ヘリウム冷凍機を使用
すると初期冷却に膨大な日数?要するという問題が生じ
る。
〔発明の目的〕
本発明は上述の点に謹み成されたもので、その目的とす
るところは、容器内の圧力上昇、冷媒吹き出しという安
全上の問題はなくなり、かつ、初期冷却を迅速に行うこ
とのできる超電導装置、及びその冷却方法を提供するに
ある。
〔発明の概要〕
本発明はヘリウム容器、及び液体窒素容器内の液体ヘリ
ウム、及び液体窒素を冷却する冷凍機で行う定常冷却の
前に、前記ヘリウム容器、及び液体窒素容器内のは体ヘ
リウム、及び液体窒素をその冷却温度付近まで予冷する
初期冷却手段を備えている超電導装置、及び冷凍機での
冷却の前に。
液体ヘリウムと液体窒素を冷凍機とは別系統でその冷却
温度付近まで予冷し、しかる後、冷凍機での定常冷却を
行う超重4装置の冷却方法とすることにより、所期の目
的を達成するLうに渣したものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面の実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
。尚、符号は従来と同一のものは同符号を匣用する。
41図、JX2図、及びiiga図に本発明超電導装置
の一実施例を示す。
線図に示す本実施例の超電導装置も、内部に超電導コイ
ル29t″収納し液体ヘリウムガム浸漬しているヘリウ
ム容器1と、このヘリウム容器1への熱侵入を低減する
ためにその周囲に設けられた液体窒素容器2と、この液
体窒素容器2と前記ヘリウム容器1をその周囲を真空に
保持して収納する断熱真空容器3とから概略構成され、
そして、断熱真空容器3の外筒にはヘリウム冷凍機7が
設置されている 更に本実施例では、ヘリウム容器1、
及び液体積木容器2のそれぞれに、初期冷却用冷媒の注
入口27.28、及びその排気口(図示せず)を備えて
いると共に、ヘリウム冷凍機にニジ生成される4、5(
K)、及び77(K)の冷凍ガスHeを通す冷却用パイ
プ18.19が、それぞれヘリウム容器1の内外筒、液
体窒素容器2の内外筒に石って敷設されてあり、各容器
1.2と冷却用パイプ18.19の間は熱的に十分結合
している。
次に、仁のLうな構成における本実施例の冷却方法につ
いて説明する。
初期冷却時には、まず、ヘリウム容器1、及び液体窒素
容器2に注入口27.28t−介して液体窒素を注入し
、液体窒素温度まで予冷する。その後、ヘリウム容器1
内は、ガスHeにてヘリウムガス雰囲気に置換し、液体
ヘリウムを注入し液体ヘリウム温度まで冷却する。上記
の方法にて初期冷却することにより、冷却時間は通常、
数日にて行なうことが可能である。
次に、ヘリウム容器1、及び液体窒素容器2がそれぞれ
、液体ヘリウム6′?L度、及び液体窒素温度となった
後ヘリウム冷凍機7を動かすことに=す、これにより生
成される冷凍ガスl(et−冷却用パイプ18.19’
に通し、定常的に、ヘリウム容器1、及び液体窒素容器
2を液体ヘリウム温度、及び液体窒素温度に維持するこ
とが可能となる。この場合、ヘリウム容a1、及び液体
窒素容器2への熱侵入量を、それぞれ、 3 (WE 
at 4.2(K〕。
5O(W)at 77(K)とすると、ヘリウム冷凍機
7は、3(W″l at 4.2(K〕、50(W)a
t77(K)ぎシぎり冷凍能力で充分であり、ヘリウム
冷凍機7の小型化にLり経済性を向上させる事が可能と
なる。
・定常状態になった後は、ヘリウム容器l、及び液体窒
素容器2中の各冷媒は、各容器1,2内りり外部に排除
させる事が可能であり、定常的には、間接冷却方式と同
様液体ヘリウム等の蒸発による圧力上昇、冷媒吹出しを
事故時に考シしなくともよい安全な超電導装置ft−得
ることができる。
同、上記の実施例においては、ヘリウム容器1t−g体
ヘリウムで冷却することにしたが、液体窒素で液体窒素
温度まで予冷した後、ヘリウム冷凍機7で、液体ヘリウ
ム一度まで冷却することも可能である。
通常、ヘリウム冷凍機7の冷凍能力は、熱侵入量に対し
て若干のマージンがあるため、液体−111素温度から
の冷却であるならば、第14図に示す通り、ヘリウム冷
凍機7を使用しても、−週間程度にて冷却が可能である
この二うに、高価な液体ヘリウムを使用しないで初期冷
却することも可能となる。
更に、上記実施例において、超電導コイル29の通電時
に、パワリードよりの熱侵入量が増加する場合、おるい
は永久電流スイッチに=り内部発熱が存在する場合など
、超電導コイル29の温度が上昇する危険がめる時には
、超電導コイル29を液体ヘリウムにて浸漬しておく必
要かめる。また、ヘリウム冷凍機7のメンテナンス時に
も同様に、超電導コイル7に温度上昇の危険がめる場合
は、超電導コイル7を液体ヘリウムにて浸漬しておく必
要がある。
この液体ヘリウムはその後、外部に排除させる事でやは
り、定常的には液体ヘリウムのない状態でクライオスタ
ットを安全に動作させることが可能でおる。
また、超電導コイル29、又はヘリウム容器を充分な熱
容量を持たせておき、通電時、又はヘリウム冷凍機7の
メンテナンス時等の一時的な熱侵入量増加時にも、超電
導コイル29の温度上昇が超[4状態が破壊する温度マ
ージンをこえないLうにしておけば液体ヘリウムを浸漬
することなく安定に運転する事が可能である。
また、上記の実施例において、初−期冷却時、LN2 
r LHeを使用せず、別の冷凍能力の大きい冷凍機を
使用する事も可能である。その冷凍ルートは、ヘリウム
容器、液体窒素容器へ直接、冷凍GHet−流しこむ事
も可能であるし、定常冷却に使用するG)leパイプに
流してもLいUまた、別のGHeパイプを設置してそこ
に流してもよい。
第4図に本発明の他の実施flJを示す。線図に示す実
施例は、第12図と同様に間接冷却方式を採用し、超電
導コイル16と熱シールド板17とを冷却するものでる
るか、定常的な冷却系とは別に、初期冷却用の冷却系を
もつものである。初期冷却用の冷却系30.31は、別
のヘリウム冷凍機32にて冷却してもgいし、LNi 
、LHet−直接流して初期冷却してもよい。
また、以上の実施例では定常的に使用するヘリウム冷凍
機は、クライオスタットの内部に収納されていたが外部
に設置されても:い。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の超電導装置、及びその冷却方法に
これば、ヘリウム容器、及び液体窒素容器内の液体ヘリ
ウム、及び液体窓;Xを冷却する冷凍機で行う定常冷却
の前に、前記ヘリウム容器、及び液体窒素容器内の液体
ヘリウム、及び液体窒素をその冷却温度付近まで予冷す
る初期冷却手段を備えている超電導装置、及び冷凍機で
の冷却の前に、液体ヘリウムと液体噴水を冷凍機とは別
系統でその冷却温度付近まで予冷し、しかる後、冷凍機
での定常冷却を行う超!4装置の冷却方法としたもので
あるから、定常冷却時には冷凍機で冷却し、初期冷却時
には別の冷却系統にて冷却できるので、定常冷却時には
液体ヘリウム、液体窒素等の蒸発にLる圧力上昇、冷媒
吹き出しという危険性がなく、かつ、初期冷却を迅速に
行えるので冷却日数が大福に低減でき、此禰超[4装置
に採用される場合には非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超電導装置の一実施例を示す概略断面
図、第2図はそれに採用されるヘリウム容器の一斜視図
、第3図は第2図の横断面図、第4図は本発明の超電4
装′置の他の実施例を示す概略断面図、第5図はNMR
−CT用超電尋装置を一部断面して示す正面図、第6図
は第5図の側面図、第7図はオープン方式の冷却例を示
すクライオスタットの概略断面図、第8図はセミクロー
ズド方式の冷却例を示す第7図に相当する図、第9図は
クローズド方式の冷却列金示す第7図に相当する図、第
10図はクローズド冷却方式を採用している従来の超電
導装置]iを示す概略断面図、第11図は間接冷却方式
で被冷却体を冷却する例?示す図、第12図は間接冷却
方式を採用している従来の超電導装置の概略断面図、第
13図Fi動作温度における冷凍能力の関係を表した特
性図、第14図は冷却日数と温度の関係を表した特性図
でおる。 1・・・ヘリウム容器、2・・・液体窒素容器、3・・
・断熱真空容器、4・・・サービスポート、5.7・・
・ヘリウム冷凍機、16・・・超電導コイル、17・・
・熱シールド板、18.19・・・冷却用パイプ、27
・・・液体へリウム注へ口、28・・・液体窒素注入口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に超電導コイルを収納し液体ヘリウムにて浸漬
    しているヘリウム容器と、該ヘリウム容器への熱侵入を
    低減するためにその周囲に設けられた液体窒素容器と、
    該液体窒素容器と前記ヘリウム容器をその周囲を真空に
    保持して収納する断熱真空容器と、前記ヘリウム容器、
    及び液体窒素容器内の液体ヘリウム、及び液体窒素を冷
    却する冷凍機とを備えた超電導装置において、前記冷凍
    機で行う定常冷却の前に、前記ヘリウム容器、及び液体
    窒素容器内の液体ヘリウム、及び液体窒素をその冷却温
    度付近まで予冷する初期冷却手段を備えていることを特
    徴とする超電導装置。 2、前記ヘリウム容器、及び液体窒素容器の各々に初期
    冷却用冷媒を注入する圧入口を設け、該注入口を介して
    前記各容器内に初期冷却用冷媒を注入し、液体ヘリウム
    温度、及び液体窒素温度まで予冷することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の超電導装置。 3、前記ヘリウム容器、及び液体窒素容器の内外筒に冷
    却パイプを設け、該冷却パイプを介して前記冷凍機から
    の冷媒を導き、前記各容器を定常冷却することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の超電導装置。 4、内部に収納されている超電導コイルを浸漬している
    ヘリウム容器内の液体ヘリウムと、前記ヘリウム容器へ
    の熱侵入を低減するためにその周囲に設けられている液
    体窒素容器内の液体窒素とを冷凍機で冷却する超電導装
    置の冷却方法において、前記冷凍機での冷却の前に、前
    記液体ヘリウムと液体窒素を、前記冷凍機とは別系統で
    その冷却温度付近まで予冷し、しかる後、前記冷凍機で
    の定常冷却を行うことを特徴とする超電導装置の冷却方
    法。 5、前記予冷時には、まず、前記ヘリウム容器、及び液
    体窒素容器に液体窒素を圧入して液体窒素温度まで予冷
    し、しかる後、前記ヘリウム容器内は、ガスヘリウムに
    てヘリウムガス雰囲気に置換して液体ヘリウムを注入し
    液体ヘリウム温度まで冷却することを特徴とする特許請
    求の範囲第4項記載の超電導装置の冷却方法。 6、前記予冷時は、前記ヘリウム容器、及び液体窒素容
    器の各々に設けられた注入口を介して各容器内に初期冷
    却用冷媒を注入して液体ヘリウム温度、及び液体窒素温
    度まで予冷し、しかる後、前記ヘリウム容器、及び液体
    窒素容器の内外筒に設けられた冷却パイプを介して前記
    冷凍機からの冷媒を導き、前記各容器を定常冷却するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の超電導装置
    の冷却方法。
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Cited By (4)

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