JPS61114388A - 文字入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は１文字六方装置、さらに詳しくは特定少数の
筆記者用として使用されるｇ識精度の高い文字入力装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来一般に１文字入力装置においては、不特定多数の筆
記者を想定して設計された認識辞書を汎用的に用い、帳
票などの記録媒体に記入又は印刷された文字を認識して
入力するものが広く知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の文字入力装置では、特定少数の筆記
者が上記の認識辞書を使用すると、筆記者固有の書き癖
による文字の変形がある場合には。

特に誤読や棄却が多く発生することがある。これを解決
するために、筆記者ごとくそれぞれ特有の認識辞書を設
計して行う方式も提案されているが。

これでは認識辞書の設計に非常に時間がかかシ、また、
開発コストが膨大になるなどの問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するため罠なされたも
ので、特定筆記者に限定するならば、筆記時の状態（鍬
記速度、筆記具等）が大きく変らない限り、筆跡が不変
で字形の変動が小名いことから、この種の文字入力装置
の入力文字と認識結果に一種の規則性が生じることを利
用し、すなわち、誤読や棄却となった文字とそのｉｉｌ
！識候補文字群が、龜記者を限定するとほとんど不変で
あることを利用して、特定筆記者の類似文字の認識精度
を向上させることができる文字入力装置を得ることを目
的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る文字入力装置は、筆記者ごとく類似文字
群と出力文字を対応させて記憶した類似文字識別テーブ
ルを設け、この類似文字識別テーブルを参照して認識結
果を出力するようＫしたものである。

〔作用〕

この発明の文字入力装置においては、特定筆記者によっ
て筆記された文字を走査部で走査し、認識部で入力文字
パターンと認識辞書を照合し、認識部から出力される認
識候補文字群が複数の文字種を含む時、決定部で、筆記
者用の類似文字識別テーブル内に認識候補文字群が類似
文字として記憶されているか否かを検索し、記憶されて
いる場合には、認識候補文字群に対応させて記憶された
出力文字を出力するようにし、これにより、特定筆記者
の類似文字の認ｍｓ度を向上させ得る。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例である文字入力装置の構成
を示すブロック図である。図において。

１は帳票などの記録媒体に記入又は印刷された文字を走
査して光電変換する走査部、３は認識辞書。

２は走査部１から送られる入力文字パターンと認識辞書
３を照合して、認識対象文字を絞ることにより得た認識
候補文字群を出力する認識部、４は類似文字識別テーブ
ル５と認識候補文字群を照合して出力文字を出力する決
定部、５は筆記者ごとに類似文字群と出力文字を対応さ
せて記憶した類似文字識別テーブルである。

上記のような構成の文字入力装置において、走査部１で
走査されて入力された入力文字パターンは、認識部２で
ｇｍ辞書３と照合されて認識される。飼えば、所定の閾
値をα、β、認識対象文字をＣ１１ｌｌ！！識対象文字
Ｃｉと入力文字パターンの類似度を５ｉ（ｉ−１〜ｎ、
ｎは認識対象文字数）、類似度最大の文字をＣｍ＆Ｘ　
ｒ文字ＣｍａＸの類似度をｓｍｈｘとすると、認識部２
は、類似度Ｓｉがαよシ大きく、ｓｍａｍミニ−シ大き
い認識対象文字Ｃｉをすべて認識候補文字として決定部
４に送る。決定部４は、認識候補文字が１個の時、その
認識候補文字をそのままｓ！！！識結果として出力する
。また、認識候補文字がない場合は、認識結果を棄却と
して出力する０次に、認識候補文字が複数ある場合は、
上記決定部４は類似文学識別テーブル５を検索する。類
似文字識別テーブル５には、筆記者ごとに類似文字群と
出力文字を対応させて記憶しておる。決定部４は、当該
筆記者の類似文字識別テーブル５０類似文字群に、認識
部２から送られてきた認識候補文字群と一致するものが
存在するかどうかを検索する。そこでもし、認識候補文
字群に一致する類似文字群が存在するならば、それに対
応づけて記憶された出力文字を認識結果として出力する
。また、認識候補文字群に一致する類似文字群が存在し
ないならば認識結果を棄却として出力する。

第２図は、第１図の文字入力装置に使用する類似文字識
別テーブルの例を示す因である０図に示すように、各類
似文字識別テーブル５ａ、５ｂには、それぞれ類似文字
群６と出力文字７が対応づけられて燈記者ごとに登録さ
れている。例えば、三菱太部なる筆記者の筆記した文字
「り」（片仮名）を認識部２で認識した結果、認識候補
文字が「り」（片仮名）と「７」（数字）となったとす
る、ここで、上記筆記者用の類似文字識別テーブル５ａ
を検索すると、「り」（片仮名）と「７」（数字）の類
似文字群６が存在し、出力文字７として「り」（片仮名
）が登録されているので、決定部４は認識結果として「
り」（片仮名）を出力する。

以上説明したように、この発明の文字入力装置では、例
えば、筆記者Ａの文字「り」（片仮名）を認識させた場
合に１文字「り」（片仮名）と「７」（数字）の入力文
字パターンに対する類似度が極めて近くなり、認識結果
が棄却となることが多い場合においても、筆記者Ａの文
字「７」（数字）を認識させた時には、入力文字パター
ンの「り」（片仮名）Ｋ：対する類似度は低く、はとん
どいつも正しくｒ７Ｊ（数字）と認識されることが経験
的に分かつているため、Ｉ＆記者人の文字を認識させた
場合に、認識候補文字Ｋ「り」（片仮名）と「７」（数
字）が含まれ１両者の入力文字パターンに対する類似度
が極めて近い時には。

認識結果を「り」（片仮名）としてしまうと、棄却にな
っていた入力文字の大部分が正しく認識されるため、類
似文字の認識精度を向上させることができるのである。

なお、上記実施例では、認識候補文字が２個の場合につ
いて説明したが、この発明はこれに限らず、認識候補文
字が３個以上の場合に使用しても良い。

また、上記実施例において、認識部２から送られる認識
候補文字群の文字数は、類似文字識別テーブル５に記憶
された類似文字群６の文字数と一致しなくとも、その部
分集合であれば、そこに登録された出力文字７を出力し
ても良い。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおシ１文字入力装置において
、筆記者ごとく類似文字群と出力文字を対応させて記憶
した類似文字識別テーブルを設け。

この類似文字識別テーブルを参照して認識結果を出力す
るようにしたので、この糧の従来装置と比べて、類似文
字の認識精度を著しく向上させることができるという優
れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発８ＡＩ：Ｉ）−実施例である文字入力装
置の構成を示すブロック図、第２因は、第１図の文字入
力装置に使用する類似文字識別テーブルの例を示す図で
ある。 図において、１・・・走査部、２・・・認識部、３・・
・認識辞書、４・・・決定部、５・・・類似文字識別テ
ーブル。 ６・・・類似文字群、７・・・出力文字である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帳票などの記録媒体に記入又は印刷された文字を認識し
   て入力する文字入力装置において、文字を走査して光電
   変換する走査部と、認識辞書と、前記走査部から送られ
   る入力文字パターンと前記認識辞書を照合して、認識対
   象文字を絞ることにより得た認識候補文字群を出力する
   認識部と、筆記者ごとに類似文字群と出力文字を対応さ
   せて記憶した類似文字識別テーブルと、この類似文字識
   別テーブルと前記認識候補文字群を照合して出力文字を
   出力する決定部を具備し、特定筆記者によって筆記され
   た文字を前記走査部で走査し、前記認識部で入力文字パ
   ターンと前記認識辞書を照合し、前記認識部から出力さ
   れる認識候補文字群が複数の文字種を含む時、前記決定
   部で、前記筆記者用の類似文字識別テーブル内に前記認
   識候補文字群が類似文字として記憶されているか否かを
   検索し、記憶されている場合には、前記認識候補文字群
   に対応させて記憶された出力文字を出力することを特徴
   とする文字入力装置。